JPH0650045U - カメラの内蔵フラッシュ - Google Patents

カメラの内蔵フラッシュ

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JPH0650045U
JPH0650045U JP9104992U JP9104992U JPH0650045U JP H0650045 U JPH0650045 U JP H0650045U JP 9104992 U JP9104992 U JP 9104992U JP 9104992 U JP9104992 U JP 9104992U JP H0650045 U JPH0650045 U JP H0650045U
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JP
Japan
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locking lever
arm
light emitting
locking
support frame
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Pending
Application number
JP9104992U
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English (en)
Inventor
哲生 細川
武宏 石野
Original Assignee
旭光学工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カメラへの搭載性を損なうことなく、発光部
を収納位置に確実に位置決めする。 【構成】 発光部10の収納位置においては、係止バネ
50の後脚部53が、係止レバー40によって持ち上げ
られ、湾曲部54が撓むことによって係止レバー40を
時計方向に付勢するバネ力が発生する。したがって係止
レバー40には、トーションコイル部51が圧縮されて
発生したバネ力に加えて、湾曲部54が撓むことによっ
て発生したバネ力が作用する。これにより係止レバー4
0は、強く時計方向に付勢され、係合面41をアーム3
0の係合突起31に強く係合されてアーム30を係止す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、発光部を所定の使用位置および収納位置に変位可能なカメラの内蔵 フラッシュに関し、詳しくは発光部を収納位置に係止させる機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来内蔵フラッシュとして、図5および図6に示すように、図示しないカメラ ボディに組付けられた支持枠60に、発光部61が、所定の使用位置(図5)と 収納位置(図6)の間で変位可能に支持されるものがある。発光部61は、アー ム62を介して支持枠60に支持される。発光部61は、図示しない付勢バネに よって使用位置側に常時付勢されており、この付勢バネの付勢力に抗して収納位 置まで変位されると、アーム62を係止レバー63によって係止され、収納位置 に位置決めされる。すなわち係止レバー63は、発光部61の収納位置において 、支持枠60との間に設けられた係止バネ64のバネ力によってアーム62に押 し付けられ、アーム62を係止する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の内蔵フラッシュでは、アーム62および係止レバー63の係合 面の粗さや、アーム62と係止レバー63の相対位置の経時的変化等に起因して 、係止レバー63によるアーム62の係止状態が不安定となるおそれがある。係 止バネ64のバネ力を大幅に向上させることによって、アーム62の係止状態を 安定させることができるが、線径または巻き数の増大等によって係止バネ64の バネ力向上を図ると、係止バネ64自体が大きくなってしまうため、カメラへの 搭載性を悪化させるという問題がある。
【0004】 本考案は、カメラへの搭載性を損なうことなく、発光部を収納位置に確実に位 置決めすることができるカメラの内蔵フラッシュを提供することを目的としてい る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るカメラの内蔵フラッシュは、カメラボディに組付けられる支持枠 と、支持枠にアームを介して支持され、所定の使用位置と収納位置の間で変位可 能な発光部と、支持枠に揺動自在に支持され、発光部の使用位置から収納位置へ の変位に伴って、アームに連動して揺動される係止レバーと、支持枠と係止レバ ーの間に設けられ、係止レバーをアームによって揺動される方向と逆方向に付勢 し、係止レバーにアームを係止させるための係止バネとを備え、係止バネは、コ イル状に形成されたトーションコイル部と、トーションコイル部の両端に設けら れた第1および第2の脚部とを有し、第1の脚部は支持枠に当接するとともに、 第2の脚部は係止レバーに係合されており、発光部が使用位置から収納位置に変 位され、アームに連動して係止レバーが揺動された際には、トーションコイル部 が圧縮されるとともに、第2の脚部の先端が支持枠に当接し、第2の脚部におけ る係止レバーに当接された部位よりも先端側が湾曲されることを特徴としている 。
【0006】
【実施例】
以下図示実施例により、本考案を説明する。 図1〜図4は、本考案の一実施例であるカメラの内蔵フラッシュを示す図であ り、図の左側がカメラの前方、図の右側がカメラの後方に対応する。これらの図 において、発光部10は、図示しないカメラボディに組付けられた支持枠20に 、アーム30および姿勢制御ピン11を介して支持されており、所定の使用位置 (図1)と収納位置(図4)の間で変位可能である。
【0007】 姿勢制御ピン11は、発光部10に紙面に垂直な方向に突設されており、支持 枠20に形成されたカム溝21に摺動可能に嵌挿される。姿勢制御ピン11とカ メラボディの間には、図示しない付勢バネが設けられる。発光部10は、付勢バ ネによって使用位置側に常時付勢されており、姿勢制御ピン11がカム溝21の 左端部に当接することによって使用位置に位置決めされる。また発光部10は、 上面を押圧されることによって、アーム30をピン23を中心として時計方向に 揺動されつつ、姿勢制御ピン11をカム溝21の前端部21aから後端部21b に摺動され、使用位置から収納位置に変位される。収納位置において、発光部1 0は、アーム30を係止レバー40に係止されることによって位置決めされる。
【0008】 係止レバー40は、支持枠20に設けられたピン24に揺動自在に支持されて おり、図示しない押圧部材により紙面に垂直な方向から押圧されることによって 、ピン24の軸方向に移動可能である。係止レバー40の前端部には、係合面4 1が形成されており、この係合面41には、発光部10が使用位置から収納位置 側に所定の位置まで変位された際、アーム30に設けられた係合突起31が係合 される。係止レバー40の後端部は、紙面に垂直な方向に折曲されており、この 折曲部42上面には、係止バネ50の後脚部53下面が当接される。
【0009】 係止バネ50は、コイル状に形成されたトーションコイル部51の両端に、2 つの脚部52、53を延設されたトーションコイルスプリングであり、前脚部5 2下面を支持枠20に設けられた支持突起25に当接されるとともに、後脚部5 3下面を係止レバー40の折曲部42上面に当接される。係止バネ50は、発光 部10が使用位置から収納位置側に変位され、係止レバー40がアーム30の係 合突起31に押されて反時計方向に揺動された際、後脚部53を係止レバー40 の折曲部42によって持ち上げられ、トーションコイル部51を圧縮されて係止 レバー40を時計方向に付勢するバネ力を発生させる。
【0010】 係止バネ50の後脚部53には、係止レバー40が当接する部位よりも先端側 に、湾曲部54が円弧状に湾曲して形成されており、湾曲部54は支持枠20底 面に設けられた貫通孔26から支持枠20外方に突出している。湾曲部54は、 係止レバー40がアーム30に連動して反時計方向に所定の位置まで揺動された 際、支持枠20底面に係合され、以後、係止レバー40の揺動に伴って、係止レ バー40の折曲部42と支持枠20底面の間で撓み、係止レバー40を時計方向 に付勢するバネ力を発生させる。
【0011】 実施例の作用を説明する。 発光部10の使用位置においては、図1に示すように、姿勢制御ピン11が、 付勢バネの付勢力によってカム溝21の前端部21aに当接している。
【0012】 使用位置にある発光部10の上面が下方に押圧されると、図2に示すように、 アーム30がピン23を中心として時計方向に揺動されるとともに、姿勢制御ピ ン11がカム溝21に沿って後端部21b側に摺動される。このとき、係止レバ ー40における係合面41の上方には、アーム30の係合突起31が係合され、 これにより係止レバー40は、アーム30に押圧されて反時計方向に揺動される 。係止レバー40の揺動によって、係止バネ50の後脚部53が持ち上げられ、 後脚部53の湾曲部54先端が支持枠20底面に当接されるとともに、トーショ ンコイル部51が圧縮されて係止レバー40を時計方向に付勢するバネ力が発生 する。
【0013】 図2に示す状態から、発光部10がさらに押圧されると、図3に示すように、 アーム30がさらに時計方向に揺動されるとともに、姿勢制御ピン11がカム溝 21に沿ってさらに後端部21b側に摺動される。すると、係合突起31の先端 が係合レバー40の係合面41の上端部を乗り越え、以後は、係合突起31の図 中右側の稜線上を係合面41が摺動するようになる。一方、このとき係止レバー 40は、アーム30に連動してさらに反時計方向に揺動され、係止バネ50の後 脚部53をさらに持ち上げる。後脚部53が持ち上がると、湾曲部54が撓んで 係止レバー40を時計方向に付勢するバネ力が発生する。したがって係止レバー 40には、トーションコイル部51が圧縮されて発生したバネ力に加えて、湾曲 部54の撓みによるバネ力が作用し、強く時計方向に付勢される。これにより係 止レバー40の係合面41とアーム30の係合突起31との間に摩擦によるクサ ビ作用が生じ、係合レバー40が係合突起31に係合された状態となる。
【0014】 図3に示す状態から、発光部10がさらに押圧され、図4に示す収納位置に変 位される際、アーム30がさらに時計方向に揺動されるとともに、姿勢制御ピン 11がカム溝21の後端部21bまで摺動される。すると、トーションコイル部 51が圧縮されて発生したバネ力と、湾曲部54の撓みによるバネ力の作用によ って、係止レバー40の係合面41が、係合突起31の図中右側の稜線上をさら に摺動し、これにより係止レバー40の係合面41の上側ほぼ半分が、アーム3 0の係合突起31に係合された状態となって、アーム30が確実に係止される。 このとき係止レバー40は、これまでとは逆に時計方向に揺動され、トーション コイル部51の圧縮量と湾曲部54の撓み量が小さくなって、それぞれの発生す るバネ力が弱まる。このバネ力減少によって、発光部10が収納位置に呼び込ま れるような感触を操作者に与えることができる。
【0015】 図4に示す収納位置から、発光部10が図1に示す使用位置に戻される際、係 止レバー40は、押圧部材によって紙面に垂直な方向から押圧され、ピン24の 軸方向に移動される。係止レバー40の移動によって、係止レバー40の係合面 41とアーム30の係合突起31との係合が外れ、アーム30の係止が解かれる 。これにより姿勢制御ピン11が、付勢バネの付勢力によってカム溝21に沿っ て前端部21aまで摺動され、アーム30が反時計方向に揺動されて発光部10 を使用位置に変位させる。
【0016】 以上のように上記実施例によれば、発光部10の収納位置において、係止レバ ー40には、係止バネ50のトーションコイル部51が圧縮されて発生するバネ 力に加えて、係止バネ50の湾曲部54が撓むことによって発生するバネ力が作 用するので、係止バネ50のバネ力を、線径または巻き数等を増大させることな く向上させることができ、これによりアーム30を係止レバー40によって確実 に係止させることができ、発光部10を収納位置に確実に位置決めすることがで きる。しかも、係止バネ50自体の大きさはほとんど変わらないため、カメラへ の搭載性を損なうこともない。
【0017】 また発光部10が収納位置に変位される直前において、係止レバー40がそれ までとは逆に時計方向に揺動され、トーションコイル部51の圧縮量と湾曲部5 4の撓み量が小さくなって、それぞれの発生するバネ力が弱まるので、発光部1 0が収納位置に呼び込まれるような感触を、操作者に与えることができ、操作感 を向上させることができる。
【0018】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、カメラへの搭載性を損なうことなく、発光部を 収納位置に確実に位置決めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るカメラの内蔵フラッシ
ュの発光部が使用位置である状態を示す図である。
【図2】図1のカメラの内蔵フラッシュの発光部が使用
位置から収納位置側に変位された状態を示す図である。
【図3】図1のカメラの内蔵フラッシュの発光部が図2
の状態よりもさらに収納位置側に変位された状態を示す
図である。
【図4】図1のカメラの内蔵フラッシュの発光部が収納
位置である状態を示す図である。
【図5】従来のカメラの内蔵フラッシュの発光部が使用
位置である状態を示す図である。
【図6】図5のカメラの内蔵フラッシュの発光部が収納
位置である状態を示す図である。
【符号の説明】
10 発光部 20 支持枠 30 アーム 40 係止レバー 50 係止バネ 51 トーションコイル部 52 前脚部 53 後脚部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラボディに組付けられる支持枠と、
    支持枠にアームを介して支持され、所定の使用位置と収
    納位置の間で変位可能な発光部と、支持枠に揺動自在に
    支持され、発光部の使用位置から収納位置への変位に伴
    って、アームに連動して揺動される係止レバーと、支持
    枠と係止レバーの間に設けられ、係止レバーをアームに
    よって揺動される方向と逆方向に付勢し、係止レバーに
    アームを係止させるための係止バネとを備え、係止バネ
    は、コイル状に形成されたトーションコイル部と、トー
    ションコイル部の両端に設けられた第1および第2の脚
    部とを有し、第1の脚部は支持枠に当接するとともに、
    第2の脚部は係止レバーに係合されており、発光部が使
    用位置から収納位置に変位され、アームに連動して係止
    レバーが揺動された際には、トーションコイル部が圧縮
    されるとともに、第2の脚部の先端が支持枠に当接し、
    第2の脚部における係止レバーに当接された部位よりも
    先端側が湾曲されることを特徴とするカメラの内蔵フラ
    ッシュ。
JP9104992U 1992-12-14 1992-12-14 カメラの内蔵フラッシュ Pending JPH0650045U (ja)

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ID=14015654

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005208427A (ja) * 2004-01-23 2005-08-04 Sony Corp 撮像装置

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