JP2000156128A - レバースイッチ装置 - Google Patents

レバースイッチ装置

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JP2000156128A JP10329351A JP32935198A JP2000156128A JP 2000156128 A JP2000156128 A JP 2000156128A JP 10329351 A JP10329351 A JP 10329351A JP 32935198 A JP32935198 A JP 32935198A JP 2000156128 A JP2000156128 A JP 2000156128A
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    • B60Q1/14Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights having dimming means
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    • B60Q1/1453Hand actuated switches
    • B60Q1/1461Multifunction switches for dimming headlights and controlling additional devices, e.g. for controlling direction indicating lights
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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レバーの回動に伴う可動部材の移動ストロー
クを大きくできるようにする。 【解決手段】 レバー21の基端部21aに軸方向に移
動可能に設けられた節度ピース28に、コンタクトホル
ダ33を移動させるための作動用凸部29を設ける。レ
バー21を矢印A方向へ回動させると、節度ピース28
はカム面31を摺動しながら矢印B方向へ移動し、これ
に伴い作動用凸部29が案内部34の斜面を押圧するこ
とにより、コンタクトホルダ33を矢印C方向へ移動さ
せる。このとき、節度ピース28が軸方向へ移動する分
もコンタクトホルダ33の移動ストロークL2にプラス
することができるため、作動用凸部をレバーに設けた場
合に比べて、コンタクトホルダ33の移動ストロークL
2を大きくできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レバーの回動操作
に基づいて可動部材を移動させることに伴いスイッチを
操作する構成としたレバースイッチ装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来の一例を図4ない
し図6に示す。まず、図4において、レバ−1は、ター
ン用のブラケット2に軸3を中心に矢印A方向及び反矢
印A方向に回動可能に支持されていると共に、ケース4
とカバー5との間にブラケット2の軸部2aを中心に、
前記矢印A方向と直交する方向(紙面の表裏方向)に回
動可能に取り付けられている。レバ−1の基端部1aに
は軸方向に延びるピース収容部1bが形成されていて、
このピース収容部1bに、ばね6aにより軸方向外側へ
付勢された節度ピース6bが、軸方向である矢印B方向
及び反矢印B方向に摺動可能に挿入されている。レバ−
1の基端部1aの両側部には、図6に示すように、側方
へ突出する作動用凸部1cが設けられている。
【0003】上記ブラケット2には、レバ−1の基端部
1aと対向する部位に節度用のカム面7が形成されてお
り、このカム面7に、上記節度ピース6bの先端が摺動
可能に当接している。上記ケース4において、図4の上
部には、可動部材としてのコンタクトホルダ8が配設さ
れている。このコンタクトホルダ8は、節度ピース6b
とほぼ同方向の矢印C方向及び反矢印C方向と、これと
直交する方向(紙面の表裏方向)に摺動可能となってい
る。
【0004】コンタクトホルダ8には、図6に示すよう
に、レバ−1の基端部1aを挟むようにして2本の腕部
8aが設けられていて、これら両腕部8aの内面側に傾
斜状の溝からなる案内部8bが設けられている。この案
内部8bに、上記作動用凸部1cが摺動可能に挿入され
ている。コンタクトホルダ8の図4中、上部に可動接点
9が設けられている。ケース4には、コンタクトホルダ
8を覆うようにインシュレータ10が設けられていて、
このインシュレータ10の下面に固定接点11が設けら
れている。可動接点9と固定接点11とによりスイッチ
12を構成している。
【0005】上記構成において、図4の実線位置にある
レバー1を矢印A方向へ回動操作すると、節度ピース4
bの先端がカム面7を上るように摺動しながら、当該節
度ピース4bが矢印B方向へ移動すると共に、作動用凸
部1cがレバー1と一体に回動する。その作動用凸部1
cの回動に伴い当該作動用凸部1cが案内部8bの斜面
を押圧することによりコンタクトホルダ8を矢印C方向
へ移動させる(図4の二点鎖線、及び図5参照)。これ
に伴い、可動接点9がパッシング用の固定接点11に接
触する状態に切り替わり、パッシング用のスイッチ12
がオンする。
【0006】そして、図5の状態で、レバー1に対する
矢印A方向への回動力を解除すると、節度ピース4bの
先端がカム面7を下るように摺動しながら、当該節度ピ
ース4bが矢印Bとは反対方向へ移動すると共に、レバ
ー1が矢印Aとは反対方向へ回動される。このとき、作
動用凸部1cの回動に伴い当該作動用凸部1cが案内部
8bの斜面を押圧することにより、コンタクトホルダ8
を矢印Cとは反対方向へ移動させる(図4の実線位置参
照)。これに伴い、可動接点9がパッシング用の固定接
点11から離間し、パッシング用のスイッチ12がオフ
する。
【0007】ところで、上記した従来構成においては、
レバー1に設けた作動用凸部1cにより案内部8bを介
してコンタクトホルダ8を移動させるようにしているの
で、レバー1の回動角度、レバー1に対する作動用凸部
1cの位置、案内部8bの傾斜角度により、コンタクト
ホルダ8の移動ストロークL1(図4参照)が決まる。
したがって、これらレバー1の回動角度、作動用凸部1
cの位置、案内部8bの傾斜角度を同じとした場合に
は、コンタクトホルダ8の移動ストロークL1を大きく
することはできない。
【0008】本発明は上記した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、レバーの回動に伴う可動部材の
移動ストロークを大きくすることができるレバースイッ
チ装置を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、軸を中心に往復回動可能に設けられた
レバーと、このレバーの基端部に当該レバーの軸方向に
往復移動可能に設けられ、ばねにより軸方向外側へ付勢
された節度ピースと、前記レバーの回動に伴い前記節度
ピースの先端が摺動するように設けられ、その節度ピー
スの摺動に伴い当該節度ピースを前記軸方向へ移動させ
るカム面と、前記節度ピースに当該節度ピースの移動方
向及び前記レバーの基端部の回動方向に対して交差する
方向に向けて突設され、その節度ピースと一体に移動す
る作動用凸部と、前記節度ピースの移動方向とほぼ同方
向に往復移動可能に設けられた可動部材と、この可動部
材に当該可動部材の移動方向に対して傾斜して設けられ
ると共に、前記作動用凸部が摺動可能に挿入され、前記
レバーの回動に基づき前記作動用凸部が摺動することに
伴い前記可動部材を移動させる案内部と、前記可動部材
の移動に伴い状態が切り替えられるように設けられたス
イッチとを具備したことを特徴とする。
【0010】上記した手段によれば、レバーの回動に伴
いカム面に沿って移動する節度ピースに、可動部材を移
動させるための作動用凸部を設けているので、その節度
ピースが移動する分も可動部材の移動ストロークにプラ
スすることができる。このため、作動用凸部をレバーの
基端部に設けていた場合に比べて、可動部材の移動スト
ロークを大きくすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図1ないし図3を参照して説明する。まず、図1におい
て、レバ−21は、ターン用のブラケット22に軸23
を中心に矢印A方向及び反矢印A方向に回動可能に支持
されていると共に、ケース24とカバー25との間にブ
ラケット22の軸部22aを中心に、前記矢印A方向と
直交する方向(紙面の表裏方向)に回動可能に取り付け
られている。レバ−21の基端部21aには軸方向に延
びるピース収容部26が形成されていて、このピース収
容部26に、圧縮コイルばねからなるばね27により軸
方向外側へ付勢されたパッシング用の節度ピース28
が、軸方向である矢印B方向及び反矢印B方向に摺動可
能に挿入されている。
【0012】この節度ピース28の両側部には、図3に
示すように、側方へ向けて作動用凸部29が突設されて
いる(図3には一方のみ示されている)。この作動用凸
部29は、節度ピース28の移動方向である軸方向(矢
印B方向及び反矢印B方向)及び、レバ−21の基端部
21aの回動方向(矢印A方向及び反矢印A方向)に対
して交差する方向に向けて突設されている。レバ−21
の基端部21aには、その作動用凸部29の移動を案内
する孔30が軸方向に延びるように形成されている。
【0013】上記ブラケット22には、レバ−21の基
端部21aと対向する部位にパッシング用のカム面31
が形成されており、このカム面31に、上記節度ピース
28の先端が摺動可能に当接している。このカム面31
は、図1中、上部が下部よりもレバー1側(左側)へ突
出している。上記ケース24において、図1の上部には
収容部32が形成されていて、この収容部32に可動部
材を構成するコンタクトホルダ33が配設されている。
このコンタクトホルダ33は、節度ピース28の移動方
向とほぼ同方向の矢印C方向及び反矢印C方向と、これ
と直交する方向(紙面の表裏方向)に摺動可能となって
いる。
【0014】コンタクトホルダ33には、図3に示すよ
うに、レバ−21の基端部21aを挟むようにして2本
の腕部33aが設けられていて、これら両腕部33aの
内面側に、当該コンタクトホルダ33の移動方向(矢印
C方向及び反矢印C方向)に対して傾斜する傾斜状の溝
からなる案内部34が設けられている。この案内部34
に、上記作動用凸部29が摺動可能に挿入されている。
【0015】コンタクトホルダ33の図4中、上部に可
動接点35が設けられている。ケース24には、コンタ
クトホルダ33を覆うようにインシュレータ36が設け
られていて、このインシュレータ36の下面に、可動接
点35が接離する固定接点37が設けられている。これ
ら可動接点35と固定接点37とによりスイッチ38を
構成している。
【0016】なお、図1において、ブラケット22には
レバー21の下方に位置して収容部40が形成されてい
て、この収容部40に、圧縮コイルばねからなるばね4
1により軸方向外側へ付勢されたターン用の節度ピース
42が摺動可能に挿入されている。この節度ピース42
の先端部にはローラ43が回転可能に設けられている。
節度ピース42の先端部と対向する部位にはターン用の
節度部44が設けられていて、この節度部44に上記ロ
ーラ43が転動可能に当接している。
【0017】上記構成において、図1の実線位置にある
レバー21を矢印A方向へ回動操作すると、節度ピース
28の先端がカム面31を上るように摺動しながら、当
該節度ピース28が矢印B方向へ移動する。この節度ピ
ース28の回動及び移動に伴い、当該節度ピース28に
設けられた作動用凸部29が案内部34の斜面を押圧す
ることによりコンタクトホルダ33を矢印C方向へ移動
させる(図1の二点鎖線及び図2参照)。これに伴い、
可動接点35がパッシング用の固定接点37に接触する
状態に切り替わり、パッシング用のスイッチ38がオン
する。
【0018】そして、図2の状態で、レバー21に対す
る矢印A方向への回動力を解除すると、節度ピース28
の先端がカム面31を下るように摺動しながら、当該節
度ピース28が矢印Bとは反対方向へ移動すると共に、
レバー21が矢印Bとは反対方向へ回動される。このと
き、節度ピース28の回動及び移動に伴い作動用凸部2
9が案内部34の斜面を押圧することにより、コンタク
トホルダ33を矢印Cとは反対方向へ移動させる(図1
の実線位置参照)。これに伴い、可動接点35がパッシ
ング用の固定接点37から離間し、パッシング用のスイ
ッチ38がオフするようになる。
【0019】一方、レバー21を矢印A方向と直交する
方向(紙面の表裏方向)に回動した場合には、レバー2
1は、ブラケット22の軸部22aを中心に当該ブラケ
ット22ごと同方向へ回動する。すると、ターン用の節
度ピース42のローラ43が節度部44を転動すると共
に、レバー21の基端部21aがコンタクトホルダ33
の腕部33aを矢印A方向と直交する方向へ押圧するこ
とによりコンタクトホルダ33を同方向へ移動させる。
これに伴い、可動接点35が左または右用の固定接点
(図示せず)に接触し、ターンスイッチがオン状態に切
り替えられる。
【0020】上記した実施例によれば、レバー21の回
動に伴いカム面31に沿って移動する節度ピース28
に、コンタクトホルダ33を移動させるための作動用凸
部29を設けているので、その節度ピース28が軸方向
(矢印B方向)へ移動する分もコンタクトホルダ33の
移動ストロークL2(図1参照)にプラスすることがで
きる。このため、コンタクトホルダ33の移動ストロー
クL2を、従来のコンタクトホルダ8の移動ストローク
L1よりも大きくすることができる(L2>L1)。
【0021】本発明は、上記した実施例にのみ限定され
るものではなく、次のように変形または拡張することが
できる。上記した実施例では、可動部材として、可動接
点35を保持するコンタクトホルダ33を例示し、その
コンタクトホルダ33と共に移動する可動接点35の移
動に伴いスイッチ38の状態を切り替える構成とした
が、可動部材としては、その移動に伴いタクトスイッチ
などの独立したスイッチを操作するものとすることもで
きる。
【0022】作動用凸部29は、レバー21の基端部2
1aの軸中心線上に位置させることに代えて、その軸中
心線から回動方向にずらすようにしても良い。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、レバーの回動に伴いカム面に沿って移動する
節度ピースに、可動部材を移動させるための作動用凸部
を設けているので、その節度ピースが移動する分も可動
部材の移動ストロークにプラスすることができる。この
ため、作動用凸部をレバーの基端部に設けていた場合に
比べて、可動部材の移動ストロークを大きくすることが
できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図
【図2】レバーを回動操作した状態の断面図
【図3】要部の分解斜視図
【図4】従来構成を示す図1相当図
【図5】図2相当図
【図6】図3相当図
【符号の説明】
21はレバー、21aは基端部、23は軸、26はピー
ス収容部、27はばね、28は節度ピース、29は作動
用凸部、31はカム面、33はコンタクトホルダ、33
aは腕部、34は案内部、35は可動接点、37は固定
接点、38はスイッチを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸を中心に往復回動可能に設けられたレ
    バーと、 このレバーの基端部に当該レバーの軸方向に往復移動可
    能に設けられ、ばねにより軸方向外側へ付勢された節度
    ピースと、 前記レバーの回動に伴い前記節度ピースの先端が摺動す
    るように設けられ、その節度ピースの摺動に伴い当該節
    度ピースを前記軸方向へ移動させるカム面と、 前記節度ピースに当該節度ピースの移動方向及び前記レ
    バーの基端部の回動方向に対して交差する方向に向けて
    突設され、その節度ピースと一体に移動する作動用凸部
    と、 前記節度ピースの移動方向とほぼ同方向に往復移動可能
    に設けられた可動部材と、 この可動部材に当該可動部材の移動方向に対して傾斜し
    て設けられると共に、前記作動用凸部が摺動可能に挿入
    され、前記レバーの回動に基づき前記作動用凸部が摺動
    することに伴い前記可動部材を移動させる案内部と、 前記可動部材の移動に伴い状態が切り替えられるように
    設けられたスイッチとを具備したことを特徴とするレバ
    ースイッチ装置。
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