JP4144266B2 - キャブステーストッパ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、キャブステーに設けられるキャブステーストッパに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両点検等のために、チルトキャブ式の車両では、キャビンの後端を上方へ持ち上げてキャビン全体を前方に倒すことができるようになっており、前方へチルトさせた状態のキャビンを保持するためにキャブステーが使用されている。
【0003】
図11は、キャビン後端を上方へ持ち上げて、キャビンを前方へチルトさせた状態の概略外観図である。同図には、前方にチルトした状態のキャビン1100を示しており、アッパステー1101とロアステー1102とからなるキャブステー1103の上端がアッパブラケット1104によりキャビン底面1105に固定され、下端がロアブラケット1106により車両フレーム1107に固定されることにより、キャビン1100を保持している。
【0004】
図12はキャブステーの側面図であり、前方へチルトしたキャビンを直線状に伸びたキャブステーが支持している状態と、キャブステーが屈曲すると共にキャビンが下りた状態を示している。同図において、キャビン底面1201はチルトした状態のキャビンの底面を示しており、それを直線状に伸びたキャブステー1200が支えている。一方、キャビン底面1201’は下りた状態のキャビンの底面を示しており、キャブステー1200’は屈曲した状態となっている。
【0005】
同図に示すように、キャブステー1200は、車両フレーム1202に固定されるロアブラケット1203にシャフトAにより基端1216が回動自在に連結されたロアステー1206と、ロアステー1206の先端1217にシャフトBにより回動自在に連結されたアッパステー1205とを有し、キャビン底面1201に固定されるアッパブラケット1204にシャフトDによりアッパステー1205の基端1214が回動自在に連結されている。
【0006】
ロアステー1206およびアッパステー1205はいずれも、長尺の金属板をコ字断面に成形したもので、ロアステー1206の先端1217内にアッパステー1205の先端1215が挿入されている。アッパステー1205の先端1215内には一次ストッパ1207が設けられている。一次ストッパ1207はアッパステー1205の両側壁(紙面手前側と向こう側)間に架設されたシャフトCにより回動自在に支持されており、一次ストッパ1207に形成された凹部1208がロアステー1206の先端1217に係合している。これにより、ロアステー1206とアッパステー1205とがシャフトBを中心に屈曲回動することは阻止され、両ステーは直線状に伸びてキャビン底面1201を支持する。
【0007】
一次ストッパ1207はシャフトCに設置された図示しないバネ(図4参照)により、凹部1208がロアステー1206の先端1217に係合する方向へ付勢されている。これは、一次ストッパ1207が自由に上方(紙面における反時計方向)へ回動しないようにするためである。更に、一次ストッパ1207に前記バネの付勢力よりも大きな力がかかった場合でも、凹部1208と先端1217との係合が外れることのないように、アッパステー1205の両側壁に設けられた通孔1219に二次ストッパ1209を貫通させる。
【0008】
これにより、一次ストッパ1207の上方への回動が阻止され、ロアステー1206とアッパステー1205とが誤って屈曲回動するのを防ぐことができる。なお、二次ストッパ1209はチェーン1218により、アッパステー1205に連結されている。
【0009】
チルトしたキャビンを原位置に戻す場合には、二次ストッパ1209を通孔1219から抜き出した後、一次ストッパ1207を上方へ回動させて、凹部1208とロアステー1206の先端1217との係合を解消する。これにより、ロアステー1206とアッパステー1205とは屈曲回動することができ、チルトしたキャビンの後端を下降させることができる。キャビンが原位置に戻った場合は、二次ストッパ1209’を使用する必要がないため、二次ストッパ1209はアッパステーに設けられた通孔1220’に収納される(二次ストッパ1209’の状態)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のストッパ構造では、二次ストッパ関係の部品点数が多いこと、二次ストッパの収納時に二次ストッパ1209’及びチェーン1218’がしっかりと固定されていないため走行時の異音発生の原因となっていること等の問題があった。
【0011】
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、コストの低減を図りつつ異音の発生を防止し、ストッパ機能を向上させたキャブステーストッパを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、第1の発明では、キャブステーに設けられ、一次ストッパと二次ストッパとからなるキャブステーストッパにおいて、二次ストッパに一次ストッパと交差する棒状部分を設けるとともに該二次ストッパを一方のステーに回動可能に支持し、一次ストッパの他方のステーと係合する部分とは反対側にある背部に、二次ストッパの回動を抑制するように一方のステーに当接した棒状部分に係合する溝を設け、棒状部分が一次ストッパの溝に係合するようにし、且つ、前記二次ストッパが前記棒状部分を弾性的に可動可能とするバネからなる弾性部分を有し、前記棒状部分が前記一次ストッパに付勢されるようにしたこれにより、二次ストッパが一次ストッパから外れるのを更に防ぐことができ、チルトしたキャビンを支持するため直線状に延ばしたキャブステーが誤って屈曲するのをより効果的に防ぐことができる。
【0016】
上記目的を達成するため、第の発明では、第1の発明にかかるキャブステーストッパにおいて、前記二次ストッパが不使用の場合にはステーに設けられたクランプに固定するようにした。これにより、二次ストッパ及びその付属品(チェーン等)が固定化されないために発生していた異音を防ぐことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の好適な実施例を詳しく説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るキャブステーストッパを備えたキャブステーの概略側面図であり、前方へチルトしたキャビンを直線状に伸びたキャブステーが支持している状態と、キャブステーが屈曲すると共にキャビンが下りた状態を示している。同図において、キャビン底面101はチルトした状態のキャビンの底面を示しており、それを直線状に伸びたキャブステー100が支えている。一方、キャビン底面101’は下りた状態のキャビンの底面を示しており、キャブステー100’は屈曲した状態となっている。
【0019】
同図に示すように、キャブステー100は、車両フレーム102に固定されるロアブラケット103にシャフトAにより基端116が回動自在に連結されたロアステー106と、ロアステー106の先端117にシャフトBにより回動自在に連結されたアッパステー105とを有し、キャビン底面101に固定されるアッパブラケット104にシャフトDによりアッパステー105の基端114が回動自在に連結されている。
【0020】
ロアステー106およびアッパステー105はいずれも、長尺の金属板をコ字断面に成形したもので、ロアステー106の先端117内にアッパステー105の先端115が挿入されている。アッパステー105の先端115内にはキャブステーストッパの一部品である一次ストッパ107が設けられている。一次ストッパ107はアッパステー105の両側壁(紙面手前側と向こう側)間に架設されたシャフトCにより回動自在に支持されており、一次ストッパ107に形成された凹部108がロアステー106の先端117に係合している。これにより、ロアステー106とアッパステー105とがシャフトBを中心に屈曲回動することは阻止され、両ステーは直線状に伸びてキャビン底面101を支持する。
【0021】
ここで本実施例では、一次ストッパ107が上方へ回動し凹部108と先端117との係合が外れることのないように、キャブステーストッパの他の一部品である二次ストッパ109がアッパステー105に設けられている。使用時における二次ストッパ109は、一次ストッパ107の背部(凹部108の反対側)に係合し、不使用となった二次ストッパ109’はクランプ118’に収納される。以下、本発明に係るキャブステーストッパの構造と作用について詳細に説明する。
【0022】
図2は、実施例1に係るキャブステーストッパの一部品である二次ストッパの斜視図(a)及び側面図(b)である。同図に示すように、二次ストッパ20は一本の金属棒を屈曲成形したもので、平行に延びて先端部21、21’が対向方向へそれぞれ屈曲する左右の脚部22、22’と、金属棒がバネ状に巻かれて成形されるバネ部23、23’と、前記バネ部23、23’を介してコ字状に成形される「棒状部分」である係合部24とからなる。バネ部23、23’を設けたことにより、側面から見た場合、係合部24と先端部21とがf方向へ弾性的に動くようになっている。
【0023】
図3は、実施例1に係るキャブステーストッパの一部品であるクランプの斜視図(a)及び側面図(b)である。同図に示すように、クランプ30は樹脂により成形された部品で、中腹に係合部31を有する受口部32と、受口部32を支持する台座部33とからなり、台座部33の両側面にはクランプ30をアッパステーに設置、固定するための取付固定部34が設けられている。
【0024】
図4は、キャブステーに設置された実施例1に係るキャブステーストッパの部分の側面拡大図である。同図には、キャブステーが直線状に延びた状態において、二次ストッパを使用している状態及び使用していない状態の両状態を図示してある。二次ストッパ409は図2と共に説明すれば、二次ストッパの先端部21、21’がアッパステー405の両側壁に設けられた設置穴412にアッパステー405の両外側から挟み込むように挿入され、設置穴412を中心として回動するようになっている。また、クランプ418は図3と共に説明すれば、アッパステー405に設けられた取付穴424に台座部33が差し込まれ、取付固定部34がアッパステー405の内側で両側壁に向かって広がることにより、アッパステー405に固定される。図4に示すように、使用状態である二次ストッパ409の位置と不使用状態である二次ストッパ409’の位置との間において、二次ストッパは回動自由となっており、不使用状態において二次ストッパ409’の係合部24(図2参照)がクランプ418の係合部31(図3参照)に係合することにより、二次ストッパ409’は固定化される。
【0025】
次に、実施例1に係るキャブステイストッパの作用について説明する。一次ストッパ407はシャフトCに設置されたバネ410により、その凹部408がロアステー406の先端417に係合する方向へ付勢されている。これは、一次ストッパ407が自由に上方(紙面における反時計方向)へ回動しないようにするためである。
【0026】
更に、バネ410による付勢力よりも大きな力がかかった場合でも、凹部408と先端417との係合が外れることのないように、二次ストッパ409’を回動させ二次ストッパ409の位置にして一次ストッパ407の背部(凹部408の反対側)に係合させる。ここで、二次ストッパ409の棒状部分である係合部24が一次ストッパ407と交差するように係合される。更に、一次ストッパ407の前記背部には二次ストッパの係合部24(図2参照)が入る溝411が設けられており、この溝411に係合部24が二次ストッパの有するバネ部23、23’(図2参照)の作用により付勢されることで、外れないようになっている。
【0027】
また、条件にもよるが、一次ストッパ407の背部の溝411に二次ストッパの係合部24が係合する際には、バネ部23、23’の付勢力により「パチン」と音を発する。この音を確認することにより、二次ストッパ409が所望の位置にまでセットされたことを確認することができる。
【0028】
以上により、一次ストッパ407の上方への回動が阻止され、ロアステー406とアッパステー405とが誤って屈曲回動するのを防ぐことができる。
【0029】
チルトしたキャビンを原位置に戻す場合には、二次ストッパ409の係合部24と一次ストッパ407の背部に設けられた溝411との係合を解消し、二次ストッパ409を回動させ二次ストッパ409’の位置にした後、一次ストッパ407を上方へ回動させて、凹部408とロアステー406の先端417との係合を解消する。これにより、ロアステー406とアッパステー405とは屈曲回動することができ、チルトしたキャビンの後端を下降させることができる。
【0030】
次に実施例2に係るキャブステーストッパについて説明する。図5は、実施例2に係るキャブステーストッパの一部品である二次ストッパの斜視図(a)及びキャブステーに設置された実施例2に係るキャブステーストッパの部分の側面拡大図(b)である。
【0031】
図5(a)に示すように、二次ストッパ50は一本の金属棒を屈曲成形したもので、平行に延びて先端部51、51’が対向方向へそれぞれ屈曲する左右の脚部52、52’と、前記脚部52、52’が矩形に成形された矩形部53、53’と、前記矩形部53、53’を介してコ字状に成形される「棒状部分」である係合部54とからなる。矩形部53、53’の弾性的変形により、係合部54と先端部51とが近づいたり離れたりするようになっている。
【0032】
図5(b)には、キャブステーが直線状に延びた状態において、二次ストッパを使用している状態及び使用していない状態の両状態を図示してある。二次ストッパ509は図5(a)と共に説明すれば、二次ストッパの先端部51、51’がアッパステー505の両側壁に設けられた設置穴512にアッパステー505の両外側から挟み込むように挿入され、設置穴512を中心として回動するようになっている。また、クランプ518は実施例1に説明したとおりである。図5に示すように、使用状態である二次ストッパ509の位置と不使用状態である二次ストッパ509’の位置との間において、二次ストッパは回動自由となっており、不使用状態において二次ストッパ509’の係合部54がクランプ518の係合部31(図3参照)に係合することにより、二次ストッパ509’は固定化される。
【0033】
次に、実施例2に係るキャブステイストッパの作用について説明する。一次ストッパ507の構造及び作用は実施例1と同じであり、バネ510の付勢力により一次ストッパ507の凹部508と先端部517との係合が外れないようになっている。また、一次ストッパ507にバネ510による付勢力よりも大きな力がかかった場合でも、凹部508と先端517との係合が外れることのないように、二次ストッパ509’を回動させ二次ストッパ509の位置にして一次ストッパ507の背部(凹部508の反対側)に係合させる。ここで、二次ストッパ509の棒状部分である係合部54が一次ストッパ507と交差するように係合される。更に、一次ストッパ507の前記背部には二次ストッパの係合部54が入る溝511が設けられており、この溝511に係合部54が二次ストッパの有する矩形部53、53’の作用により付勢されることで、外れないようになっている。
【0034】
また、条件にもよるが、一次ストッパ507の背部の溝511に二次ストッパの係合部54が係合する際には、矩形部53、53’の付勢力により「パチン」と音を発する。この音を確認することにより、二次ストッパ509が所望の位置にまでセットされたことを確認することができる。
【0035】
以上により、一次ストッパ507の上方への回動が阻止され、ロアステー506とアッパステー505とが誤って屈曲回動するのを防ぐことができる。
【0036】
チルトしたキャビンを原位置に戻す場合には、実施例1と略同様であり、係合部54と溝511との係合の解消および一次ストッパ507の上方への回動により、凹部508と先端517との係合を解消する。これにより、ロアステー506とアッパステー505とは屈曲回動することができ、キャビンを下降させることができる。
【0037】
次に実施例3に係るキャブステーストッパについて説明する。図6は、実施例3に係るキャブステーストッパの一部品である二次ストッパの斜視図(a)及びキャブステーに設置された実施例3に係るキャブステーストッパの部分の側面図(b)である。
【0038】
図6(a)に示すように、二次ストッパ60は一本の金属棒を屈曲成形したもので、平行に延びて先端部61、61’が対向方向へそれぞれ屈曲する左右の脚部62、62’と、湾曲部63、63’と、前記湾曲部63、63’を介してコ字状に成形される「棒状部分」である係合部64とからなる。脚部62と62’の長さは異なり、このため先端部61、61’は、各先端部の延長線である点線で示すように、中心軸がずれて成型されている。また、湾曲部63、63’の弾性的変形により、係合部64と先端部61とが近づいたり離れたりするようになっている。
【0039】
図6(b)には、キャブステーが直線状に延びた状態において、使用時における二次ストッパの動きを図示してある。二次ストッパ609は図6(a)と共に説明すれば、二次ストッパの先端部61、61’がアッパステー605の両側壁に設けられた設置穴612及び612’にアッパステー605の両外側から挟み込むように挿入される。詳細には、先端部61は設置穴612にアッパステー605の外側(紙面の手前側)から挿入され、先端部61’は設置穴612’にアッパステー605の外側(紙面の裏側)から挿入される。ここで、二次ストッパ609の両先端部61、61’の軸がずれて両設置穴612,612’に挿入されているために、二次ストッパ609の状態から二次ストッパ609’の状態にする際に、二次ストッパに変形が起こる。このため、この変形からの復元力により二次ストッパは常に一次ストッパ607の背部に設けられた溝611に係合している状態となろうする。すなわち、「二次ストッパ609が、当該二次ストッパ609自身をアッパステー605に付勢する弾性力を有する構造となっている」と共に、「アッパステー605に設置されることにより設置点である設置穴612、612’(先端部61、61’)を支点として前記弾性力によりアッパステー605に付勢される」ようになっている。
【0040】
次に、実施例3に係るキャブステイストッパの作用について説明する。一次ストッパ607の構造及び作用は実施例1と同じであり、バネ610の付勢力により一次ストッパ607の凹部608と先端部617との係合が外れないようになっている。また、一次ストッパ607にバネ610による付勢力よりも大きな力がかかった場合でも、凹部608と先端617との係合が外れることのないように、二次ストッパ609が一次ストッパ607の背部(凹部608の反対側)に係合している。ここで、二次ストッパ609の棒状部分である係合部64が一次ストッパ607と交差するように係合される。更に、一次ストッパ607の前記背部には二次ストッパの係合部64が入る溝611が設けられており、この溝611に係合部64が二次ストッパの有する湾曲部63、63’の作用により付勢されることで、外れないようになっている。更に、前述するように二次ストッパは常に一次ストッパ607の背部に設けられた溝611に係合している状態となろうとするため、二次ストッパ609は容易に外れなくなる。
【0041】
また、条件にもよるが、一次ストッパ607の背部の溝611に二次ストッパの係合部64が係合する際には、湾曲部63、63’の付勢力により「パチン」と音を発する。この音を確認することにより、二次ストッパ609が所望の位置にまでセットされたことを確認することができる。
【0042】
以上により、一次ストッパ607の上方への回動が阻止され、ロアステー606とアッパステー605とが誤って屈曲回動するのを防ぐことができる。
【0043】
チルトしたキャビンを原位置に戻す場合には、まず、二次ストッパ609を二次ストッパ609’の状態にすることにより、係合部64と溝611との係合を解消する。次に、一次ストッパ607を上方へ回動することにより、凹部608と先端617との係合を解消する。これにより、ロアステー606とアッパステー605とは屈曲回動することができ、キャビンを下降させることができる。キャビン降下後は、一次ストッパは、その凹部608が先端部617に係合せずに、バネ610の付勢力により図に示した状態に位置する。またこのとき、二次ストッパ609’も変形からの復元力により係合部64が溝611に係合する状態(二次ストッパ609の状態)で収納される。
【0044】
次に実施例4に係るキャブステーストッパについて説明する。図7は、実施例4に係るキャブステーストッパの一部品である二次ストッパの斜視図(a)、キャブステーに設置された実施例4に係るキャブステーストッパの部分の側面拡大図(b)である。また図8は、図7(b)を紙面右側から見たキャブステーストッパの部分の平面拡大図である。なお、図7(b)には、キャブステーが直線状に延びた状態において、二次ストッパを使用している状態及び使用していない状態の両状態を図示してある。
【0045】
図7(a)に示すように、二次ストッパ70は一本の金属棒を屈曲成形したもので、互いに逆方向を向く先端部71、71’を有するハの字状の脚部72、72’と、湾曲部73、73’と、前記湾曲部73、73’を介して成形される「棒状部分」である係合部74とからなる。前記湾曲部73、73’が弾性的変形をすることにより、両脚部72、72’の間は広がったり縮んだりするようになっている。
【0046】
また、図7(b)及び図8に示すように、くびれた部分を介して二つの比較的大きな穴A部及びB部とを有する抜き穴713がアッパステー705に設けられ、二次ストッパ709は、抜き穴713の中に配置されると共にアッパステー705の両側壁に設けられた設置穴712に先端部71、71’を挿入することにより設置されている。これにより、使用状態である二次ストッパ709の位置と不使用状態である二次ストッパ709’の位置との間において、二次ストッパは回動自由となっているが、抜き穴713において特にA部及びB部の場所で二次ストッパは安定に固定されるようになっている。これは、抜き穴713のA部及びB部に挟まれたくびれた部分において、二次ストッパ70の両脚部72、72’は湾曲部73、73’の有する弾性力により外側へ広がろうとするからである。
【0047】
次に、実施例4に係るキャブステイストッパの作用について説明する。一次ストッパ707の構造及び作用は実施例1と同じであり、バネ710の付勢力により一次ストッパ707の凹部708と先端部717との係合が外れないようになっている。また、一次ストッパ707にバネ710による付勢力よりも大きな力がかかった場合でも、凹部708と先端717との係合が外れることのないように、二次ストッパ709’を回動させ二次ストッパ709の位置にして一次ストッパ707の背部(凹部708の反対側)に係合させる。ここで、二次ストッパ709の棒状部分である係合部74が一次ストッパ707と交差するように係合される。更に、一次ストッパ707の前記背部には二次ストッパの係合部74が入る溝711が設けられており、この溝711に係合部74が係合し、また二次ストッパ709の脚部72、72’がA部に固定されることで、外れないようになっている。
【0048】
また、条件にもよるが、一次ストッパ707の背部の溝711に二次ストッパの係合部74が係合する際には、二次ストッパ709の脚部72、72’がA部に嵌まることにより「パチン」と音を発する。この音を確認することにより、二次ストッパ709が所望の位置にまでセットされたことを確認することができる。
【0049】
以上により、一次ストッパ707の上方への回動が阻止され、ロアステー706とアッパステー705とが誤って屈曲回動するのを防ぐことができる。
【0050】
チルトしたキャビンを原位置に戻す場合には、まず、二次ストッパ709を二次ストッパ709’の状態にすることにより、係合部74と溝711との係合を解消する。次に、一次ストッパ707を上方へ回動することにより、凹部708と先端717との係合を解消する。これにより、ロアステー706とアッパステー705とは屈曲回動することができ、キャビンを下降させることができる。キャビン降下後は、脚部72、72’が抜き穴713のB部に固定された状態(二次ストッパ709’の状態)で収納される。
【0051】
次に実施例5に係るキャブステーストッパについて説明する。図9は、実施例5に係るキャブステーストッパの一部品である二次ストッパの斜視図(a)、キャブステーに設置された実施例5に係るキャブステーストッパの部分の側面拡大図(b)である。また図10は、図9(b)を紙面右側から見たキャブステーストッパの部分の平面拡大図である。
【0052】
図9(a)に示すように、二次ストッパ90は一本の金属棒を屈曲成形したもので、金属棒がバネ状に巻かれて成形されるバネ部Aと、脚部92と、脚部92を介してバネ部Aとつながるバネ部Bと、バネ部Bの先に成型された「棒状部分」である係合部94及び先端部91とからなる。バネ部Bの弾性力により係合部94と脚部92が弾性的に近づいたり離れたりし、また、バネ部Aの弾性力により係合部94が先端部91の向く方向へ弾性的に上下運動するようになっている。
【0053】
図9(b)には、キャブステーが直線状に延びた状態において、使用時における二次ストッパの動きを図示してある。図9(b)及び図10に示すように、二次ストッパ909のバネ部Aに挿入されたシャフト922がピン923によりストッパ台座921に取り付けられると共に、ストッパ台座921がアッパステー905に固定されることにより、二次ストッパ909はアッパステー905に設置されている。ここで、二次ストッパのバネ部A及びBの作用により、二次ストッパ909の係合部94は常にアッパステー905に押しつけられると共に、一次ストッパ907の背部に設けられた溝911に係合する状態になろうとする。すなわち、「二次ストッパ909が、当該二次ストッパ909自身をアッパステー905に付勢する弾性力を有する構造となっている」と共に、「アッパステー905に設置されることにより設置点であるストッパ台座921を支点として前記弾性力によりアッパステー905に付勢される」ようになっている。
【0054】
次に、実施例5に係るキャブステイストッパの作用について説明する。一次ストッパ907の構造及び作用は実施例1と同じであり、バネ910の付勢力により一次ストッパ907の凹部908と先端部917との係合が外れないようになっている。また、一次ストッパ907にバネ910による付勢力よりも大きな力がかかった場合でも、凹部908と先端917との係合が外れることのないように、二次ストッパ909が一次ストッパ907の背部(凹部908の反対側)に係合している。ここで、二次ストッパ909の棒状部分である係合部94が一次ストッパ907と交差するように係合される。更に、一次ストッパ907の前記背部には二次ストッパの係合部94が入る溝911が設けられており、この溝911に係合部94が二次ストッパの有するバネ部Bの作用により付勢されることで、外れないようになっている。更に、バネ部A及びBの作用により、二次ストッパは常に一次ストッパ607の背部に設けられた溝611に係合している状態となろうとするため、二次ストッパ609は容易に外れなくなる。
【0055】
また、条件にもよるが、一次ストッパ907の背部の溝911に二次ストッパの係合部94が係合する際には「パチン」と音を発する。この音を確認することにより、二次ストッパ909が所望の位置にまでセットされたことを確認することができる。
【0056】
以上により、一次ストッパ907の上方への回動が阻止され、ロアステー906とアッパステー905とが誤って屈曲回動するのを防ぐことができる。
【0057】
チルトしたキャビンを原位置に戻す場合には、まず、二次ストッパ909を二次ストッパ909’の状態にすることにより、係合部94と溝911との係合を解消する。詳細には、図10に示すように二次ストッパ909と一次ストッパ907とが係合している状態の係合部94を係合部94’の状態としながら、図9(b)に示すように二次ストッパ909をアッパステー905から離すように二次ストッパ909’の状態にすることにより、係合部94と溝911との係合を解消する。次に、一次ストッパ907を上方へ回動することにより、凹部908と先端917との係合を解消する。これにより、ロアステー906とアッパステー905とは屈曲回動することができ、キャビンを下降させることができる。キャビン降下後は、一次ストッパは、その凹部908が先端部917に係合せずに、バネ910の付勢力により図に示した状態に位置する。またこのとき、二次ストッパ909’もバネ部A及びBの作用により係合部94が溝911に係合する状態(二次ストッパ909の状態)で収納される。
【0058】
【発明の効果】
第1の発明によれば、キャブステーに設けられ、一次ストッパと二次ストッパとからなるキャブステーストッパにおいて、二次ストッパに一次ストッパと交差する棒状部分を設けるとともに該二次ストッパを一方のステーに回動可能に支持し、一次ストッパの他方のステーと係合する部分とは反対側にある背部に、二次ストッパの回動を抑制するように一方のステーに当接した棒状部分に係合する溝を設け、当該棒状部分が一次ストッパに係合するようにし、且つ、前記二次ストッパが前記棒状部分を弾性的に可動可能とするバネからなる弾性部分を有し、前記棒状部分が前記一次ストッパに付勢されるようにした。すなわち、金属板よりなる一次ストッパの厚さ方向に対して二次ストッパの棒状部分がストッパ機能を有することにより、キャビンのチルト時に直線状に延ばしたキャブステーが誤って屈曲するのを防ぐと共に、キャブステーが振動した場合などにもストッパ機能を十分に保証することができる。
【0059】
の結果、二次ストッパのストッパ機能がより確実に発揮されるようになるため、キャビンのチルト時に直線状に延ばしたキャブステーが誤って屈曲するのをより効果的に防ぐことができる。
【0060】
の発明によれば、第1の発明にかかるキャブステーストッパにおいて、前記二次ストッパが不使用の場合にはステーに設けられたクランプに固定するようにした。すなわち、二次ストッパをステーに回動自由な限度において固定したことと不使用時においては二次ストッパをクランプで固定化したことにより、従来二次ストッパ及びその付属品(チェーン等)が固定化されないために発生していた異音を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係るキャブステーストッパを備えたキャブステーの概略側面図であり、キャビンをキャブステーが支持している状態と、キャビンが下りた状態の状態図を含む。
【図2】実施例1に係るキャブステーストッパの一部品である二次ストッパの斜視図(a)及び側面図(b)である。
【図3】実施例1に係るキャブステーストッパの一部品であるクランプの斜視図(a)及び側面図(b)である。
【図4】キャブステーに設置された実施例1に係るキャブステーストッパの部分の側面拡大図である。
【図5】実施例2に係るキャブステーストッパの一部品である二次ストッパの斜視図(a)及びキャブステーに設置された実施例2に係るキャブステーストッパの部分の側面拡大図(b)である。
【図6】実施例3に係るキャブステーストッパの一部品である二次ストッパの斜視図(a)及びキャブステーに設置された実施例3に係るキャブステーストッパの部分の側面拡大図(b)である。
【図7】実施例4に係るキャブステーストッパの一部品である二次ストッパの斜視図(a)及びキャブステーに設置された実施例4に係るキャブステーストッパの部分の側面拡大図(b)である。
【図8】図7(b)を紙面右側から見たキャブステーストッパの部分の平面拡大図である。
【図9】実施例5に係るキャブステーストッパの一部品である二次ストッパの斜視図(a)及びキャブステーに設置された実施例5に係るキャブステーストッパの部分の側面拡大図(b)である。
【図10】図9(b)を紙面右側から見たキャブステーストッパの部分の平面拡大図である。
【図11】キャビンを前方へチルトさせた状態の概略外観図である。
【図12】キャブステーの側面図であり、キャビンを支持している状態と、キャビンが下りた状態の状態図を含む。
【符号の説明】
100 キャブステー
407 一次ストッパ
408 凹部
409 二次ストッパ
412 設置穴
417 先端
418 クランプ
411 溝
21、21’先端部
22、22’脚部
23、23’バネ部
24 係合部

Claims (2)

  1. 一対のステーが屈曲可能に連結されてなるキャブステーに設けられ、前記ステー同士の屈曲を阻止するキャブステーストッパであって、
    前記ステーの一方に設けられて前記ステーの他方に係合し前記ステー同士の屈曲を阻止する一次ストッパと、前記一次ストッパと前記他方のステーとの係合の解消を阻止する二次ストッパとからなり、
    前記二次ストッパが前記一次ストッパと交差する棒状部分を有するとともに前記一方のステーに回動可能に支持され、
    前記一次ストッパが前記他方のステーと係合する部分とは反対側にある背部に、前記二次ストッパの回動を抑制するように前記一方のステーに当接した前記棒状部分に係合する溝を有し、
    前記棒状部分が前記溝に係合されることにより前記一次ストッパと前記他方のステーとの係合の解消を阻止し、且つ、
    前記二次ストッパが前記棒状部分を弾性的に可動可能とするバネからなる弾性部分を有し、前記棒状部分が前記一次ストッパに付勢されることを特徴とするキャブステーストッパ。
  2. 請求項1記載のキャブステーストッパにおいて、
    前記キャブステーストッパは前記ステーに設けられたクランプを有し、前記二次ストッパは不使用状態において、前記クランプに固定されることを特徴とするキャブステーストッパ。
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