JPH0648383U - ステッピングモータ - Google Patents

ステッピングモータ

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JPH0648383U
JPH0648383U JP8406992U JP8406992U JPH0648383U JP H0648383 U JPH0648383 U JP H0648383U JP 8406992 U JP8406992 U JP 8406992U JP 8406992 U JP8406992 U JP 8406992U JP H0648383 U JPH0648383 U JP H0648383U
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JP
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rotor
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rotor magnet
stepping motor
small
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栄次 金子
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Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 応答性能の向上を図ることができるステッピ
ングモータを提供する。 【構成】 ロータである回転軸10と、少なくとも2つ
のコイル30,31とヨーク32,33とを備え、ヨーク
32,33は小歯極32a,32b,33a,33bをコイル3
0,31の内周面に沿って交互に配置した第1,第2歯極
部材34〜37を有しているステッピングモータであっ
て、第1,第2歯極部材34〜37の小歯極32a,32
b,33a,33bが互いにオーバラップする部分と対向す
る回転軸10の位置に、ロータマグネット21,22を
互いに所定距離離間させて設け、ロータマグネットの孔
23,24に、回転軸10に圧入させるための小径部2
3a,24aと、回転軸10に固定させる接着材を注入す
る大径部23b,24bとを設け、ロータマグネット21,
22の側面に他方のロータマグネット22,21に突き
当てる突当部25,26を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ロータと、モータケース内に軸方向に沿って配置された一対の筒 状のコイルとこれらコイルを覆った一対のヨークとで構成されたステータとを備 え、前記各ヨークは小歯極を前記コイルの内周面に沿って交互に配置したステッ ピングモータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ステッピングモータとして図4に示すものが知られている。図4におい て、1は支持壁2に取り付けたメタルベアリング3に回転自在に保持されている 回転軸で、この回転軸1の一端側にはスクリュー部1aが形成され、他端側には モールド樹脂4を介して筒状のロータマグネット5が取り付けられている。そし て、ロータマグネット5と回転軸1とでロータが構成されている。
【0003】 ロータマグネット5の周囲にはロータを回転させるステータ6が設けられてお り、このステータ6はロータマグネット5を囲むように筒状の一対のコイル7, 7と、コイル7,7を覆ったヨーク8,9とから構成されている。
【0004】 ヨーク8,9は、図5に示すように、コイル7,7の内周面に沿って互いに交互 に小歯極8a,8b,9a,9bを配置した第1歯極部材8A,9Aと第2歯極部材8B ,9Bを有している。
【0005】 そして、コイル7,7にパルス電流を流すことにより小歯極8a,8b,9a,9bを 図示のようにN極とS極を交互に磁化させていき、これによりパルス電流を流す 毎にロータを所定角度づつ回転させていくものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなステッピングモータにあっては、回転軸1に両コイ ル7,7に対向した1つのロータマグネット5を取り付けているので、ロータマ グネット5の長さRは長く、その重量は大きくなる。この結果、ロータの重量増 加となり、コイル7,7に流れるパルス電流に対する応答性能等が悪いという問 題があった。
【0007】 また、ロータマグネット5をモールド樹脂4を介して回転軸1に固定している ものであるが、ロータマグネット5をモールド樹脂4に取り付けるには、一体成 形によって行なっている。このため、高価なものになってしまうという問題があ った。
【0008】 この考案は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、応答性能の向 上を図ることができるとともに、ロータマグネットの回転軸への取り付けが簡単 に行えコストの低減を図ることのできるステッピングモータを提供することにあ る。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記目的を達成するために、回転軸を有するロータと、この回転 軸の軸方向に沿って配置され且つ前記回転軸を軸回りに覆う少なくとも2つのコ イルとこれら各コイルを覆ったヨークとで構成されたステータとを備え、前記各 ヨークは小歯極を前記コイルの内周面に沿って交互に配置した一対の第1,第2 歯極部材を有しているステッピングモータであって、 前記ヨークの第1,第2歯極部材の小歯極が互いにオーバラップする部分と対 向する前記回転軸の各位置に、前記回転軸を挿入して該回転軸に装着する筒状の ロータマグネットを互いに所定距離離間させてそれぞれ設け、 前記回転軸を挿入するロータマグネットの各孔に、前記回転軸に圧入させるた めの小径部と、前記回転軸に固定させる接着材を注入する大径部とを設け、 前記ロータマグネットの側面に他方のロータマグネットに突き当てる突当部を 設けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】
この考案は、ヨークの第1,第2歯極部材の小歯極が互いにオーバラップする 部分と対向する回転軸の各位置にロータマグネットを互いに所定距離離間させて それぞれ設けたものであるから、ロータの回転力を弱めることなくその離間した 分だけロータの軽量化を図ることができる。
【0011】 また、ロータマグネットの各孔に、前記回転軸に圧入させるための小径部と、 接着材を注入する大径部とを設け、筒状ロータマグネットの側面に他方のロータ マグネットに突き当る突当部を設けたので、ロータマグネットを回転軸に直接圧 入して大径部に接着材を注入するだけで該ロータマグネットを回転軸の所定位置 に固定することができる。
【0012】
【実施例】
以下、この考案に係わるステッピングモータの実施例を図面に基づいて説明す る。
【0013】 図1において、10は支持壁11に取り付けたメタルベアリング12に回転自 在に保持されている回転軸で、この回転軸1の先端10aはピボット軸受13に 回転自在に支持されている。回転軸10の後部10bには凹部14が形成され、 この凹部14に鋼球15が挿入されている。この鋼球15がカバー16に設けた 板バネ17に当接して回転軸10がピボット軸受13側へ付勢されている。
【0014】 回転軸10の先端側にはリードスクリュー部10cが形成され、回転軸10の 後端側には筒状の2つのロータマグネット21,22が互いに所定距離離間した 位置に固定されている。このロータマグネット21,22の外周面には多数の磁 極が着磁されている。
【0015】 ロータマグネット21,22の孔23,24には、回転軸10を圧入させる小径 部23a,24aと、回転軸10に固定させる接着材を注入する大径部23b,24b とが形成されている。また、ロータマグネット21,22の側面には筒状の突当 部25,26が設けられており、この突当部25,26が互いに当接してロータマ グネット22を位置決めしている。そして、回転軸10とロータマグネット21 ,22とでロータが構成されている。
【0016】 30,31はロータマグネット21,22を軸回りに覆った筒状のコイルで、こ の2つのコイル30,31は軸方向に沿って配置されている。コイル30,31は ヨーク32,33に覆われている。そして、コイル30,31とヨーク32,33 とでステータが構成されている。
【0017】 ヨーク32は、図2に示すように、コイル30の内周面に沿って互いに交互に 小歯極32a,32bを配置した第1,第2歯極部材34,35を有している。ヨー ク33は、同様にコイル31の内周面に沿って互いに交互に小歯極33a,33b を配置した第1,第2歯極部材36,37を有している。
【0018】 そして、第1,第2歯極部材34の小歯極32a,32bがオーバラップする部分 H1のみにロータマグネット21が対向するようにロータマグネット21の長さ L1とH1とが等しく設定され、第1,第2歯極部材35,36の小歯極33a,33 bがオーバラップする部分H2のみにロータマグネット22が対向するようにロー タマグネット22の長さL2とH2とが等しく設定されている。
【0019】 また、小歯極32a,32b,33a,33bがオーバラップしない部分H3にはロー タマグネット21,22が位置しないように突当部25,26の長さが設定されて おり、その部分H3の幅と同じ長さだけロータマグネット21,22が離間してい る。この部分H3に形成される磁界は弱いので、ロータマグネット21,22を設 けなくても駆動トルクはさほど減少せず、ロータマグネットがない部分だけロー タの軽量化を図ることができ、コイル30,31に流すパルス電流に対する応答 性能の向上を図ることができる。
【0020】 回転軸10にロータマグネット21,22を固定するには、先ず、ロータマグ ネット21の孔23に回転軸10を挿入して、ロータマグネット21を所定位置 、すなわち、小歯極32a,32bがオーバラップする部分H1と対向する位置まで 入れる。この状態で大径部23bに接着材を注入してロータマグネット21を回 転軸10に固定させる。この際、孔23の小径部23aに回転軸10が圧入され ており、ロータマグネット21は回転軸10に対してフリーの状態になっていな い。このため、接着材の注入の際等にロータマグネット21の位置がずれてしま うことがなく、その固定作業はし易いものとなる。
【0021】 次いで、ロータマグネット22の孔24に回転軸10を挿入して、ロータマグ ネット21の突当部25にロータマグネット22の突当部26を突き当てる。こ の突当により、ロータマグネット22の位置決めが行なわれる。すなわち、小歯 極33a,33bがオーバラップする部分H2と対向する位置にロータマグネット2 2が位置する。そして、孔24の大径部24bに接着材を注入してロータマグネ ット22を回転軸10に固定する。この際も、上記と同様に、孔24の小径部2 4aに回転軸10が圧入された状態となっているので、接着材の注入の際等にロ ータマグネット22の位置がずれてしまうことがなく、その固定作業はし易いも のとなる。
【0022】 このように、ロータマグネット21,22の孔23,24に回転軸10を挿入し て接着材を孔23,24の大径部23b,24bに注入すればよいので、ロータマグ ネット21,22の固定作業は簡単なものであり、コストの低減を図ることがで きる。
【0023】 上記実施例では、コイルを2つ備えているステッピングモータについて説明し ているが、これに限らず、例えば図3に示すようにコイルが3つあるものでもよ い。この場合、ロータマグネット22と同様な構成のロータマグネット40の孔 41に回転軸10を挿入して固定すればよい。41aは圧入用の小径部、41bは 接着剤注入用の大径部、42は突当部である。
【0024】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、ヨークの第1,第2歯極部材の小歯 極が互いにオーバラップする部分と対向する回転軸の各位置にロータマグネット を互いに所定距離離間させてそれぞれ設けたものであるから、ロータの回転力を 弱めることなくその離間した分だけロータの軽量化を図ることができ、コイルに 流すパルス電流に対する応答性能の向上を図ることができる。また、ロータマグ ネットの各孔に、前記回転軸に圧入させるための小径部と、接着材を注入する大 径部とを設け、筒状ロータマグネットの側面に他方のロータマグネットに突き当 る突当部を設けたので、ロータマグネットを回転軸に直接圧入して大径部に接着 材を注入するだけでよいので、ロータマグネットの固定作業は簡単なものであり 、コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案にかかるステッピングモータの構成を
示した断面図、
【図2】小歯極の配置を示した説明図、
【図3】他の実施例の構成を示した断面図、
【図4】従来のステッピングモータの構成を示した断面
図、
【図5】従来のステッピングモータの小歯極の配置を示
した説明図である。
【符号の説明】
10 回転軸 21,22 ロータマグネット 23,24 孔 23a 小径部 23b 大径部 24a 小径部 24b 大径部 25,26 突当部 30,31 コイル 32,33 ヨーク 32a,32b 小歯極 33a,33b 小歯極 34,36 第1歯極部材 35,37 第2歯極部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸を有するロータと、前記回転軸の
    軸方向に沿って配置され且つ前記回転軸を軸回りに覆う
    少なくとも2つのコイルとこれら各コイルを覆ったヨー
    クとで構成されたステータとを備え、前記各ヨークは小
    歯極を前記コイルの内周面に沿って交互に配置した一対
    の第1,第2歯極部材を有しているステッピングモータ
    であって、 前記ヨークの第1,第2歯極部材の小歯極が互いにオー
    バラップする部分と対向する前記回転軸の各位置に、前
    記回転軸を挿入して該回転軸に装着する筒状のロータマ
    グネットを互いに所定距離離間させてそれぞれ設け、 前記回転軸を挿入するロータマグネットの各孔に、前記
    回転軸に圧入させるための小径部と、前記回転軸に固定
    させる接着材を注入する大径部とを設け、 前記ロータマグネットの側面に他方のロータマグネット
    に突き当てる突当部を設けたことを特徴とするステッピ
    ングモータ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997048173A1 (fr) * 1996-06-14 1997-12-18 Seiko Epson Corporation Moteur pas-a-pas et procede d'assemblage
WO1998005113A1 (fr) * 1996-07-26 1998-02-05 Nippon Seiki Co., Ltd. Moteur pas-a-pas
JP2005057991A (ja) * 2003-07-23 2005-03-03 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd モータ

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JP2560592Y2 (ja) 1998-01-26

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