JP2002017059A - モータ - Google Patents

モータ

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JP2002017059A
JP2002017059A JP2000197509A JP2000197509A JP2002017059A JP 2002017059 A JP2002017059 A JP 2002017059A JP 2000197509 A JP2000197509 A JP 2000197509A JP 2000197509 A JP2000197509 A JP 2000197509A JP 2002017059 A JP2002017059 A JP 2002017059A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yoke
bush
rotating shaft
motor
center
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000197509A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Kaneko
栄次 金子
Makio Hanzawa
牧雄 半澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP2000197509A priority Critical patent/JP2002017059A/ja
Publication of JP2002017059A publication Critical patent/JP2002017059A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】回転軸とヨークとの関係における精度を容易に
確保することができるモータを提供する。 【解決手段】ヨーク32の底部32aの中央にブッシュ
33が溶接固定され、回転軸28の一端がブッシュ33
並びに底部32aの嵌合穴32bに跨って貫通されると
共に、回転軸28の一端はブッシュ33と底部32aの
嵌合穴32bに圧入固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータ、特に、ブ
ラシレスモータ等に用いられるアウターロータ型のモー
タに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、図3(A)に示すよう
に、有底円筒形状のケース本体1と、ケース本体1の開
放端を閉成する蓋体2とでモータケース3が形成される
と共に、このモータケース3内に駆動部4を収納したも
のが知られている。
【0003】駆動部4は、蓋体2の中心から突出された
筒部2aの内側に軸受5を介して回転可能に保持された
回転軸6と、筒部2aの外側に固定されると共にコイル
7を巻装したステータ8と、ステータ8の外周に位置し
てコイル7と対向する永久磁石9を固定した有底円筒形
状のヨーク10とを備えている。
【0004】ヨーク10は、その底部10aの中心でブ
ッシュ11を介して回転軸6の一端寄りと結合固定さ
れ、これによりコイル7に流れる電流と永久磁石9の磁
力とによってヨーク10が回転すると同時に回転軸6が
回転する。
【0005】ブッシュ11は、図3(B)に示すよう
に、回転軸6の直径と略同径の内周面を有する内筒部1
1aと、この内筒部11aよりも大径で且つ底部10a
の中心に形成された嵌合穴10bの穴径と略同径な外周
面を有する外筒部11bと、底部10aの外面と当接す
る鍔部11cとが一体に形成されている。
【0006】そして、回転軸6の一端寄りとヨーク10
とを結合固定するには、図3(C)に示すように、回転
軸6の一端を内筒部11aに圧入すると共に外筒部11
bを嵌合穴10bに圧入した上で内筒部11aと外筒部
11bとの連続する部分を加圧(矢印イ参照)すること
によって、内筒部11aの内径が狭まって回転軸6の一
端を強固に保持すると同時に外筒部11bの外径が広が
ってブッシュ11がヨーク10に保持される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如く
構成されたモータにあっては、ブッシュ11を加圧する
ことで回転軸6とヨーク10とが同時に嵌合し合う構成
であることから、回転軸6の軸線を中心として、内筒部
11aの同軸度、外筒部11bの同軸度、嵌合穴10b
の同軸度を厳密としたうえで、ブッシュ11の加圧力を
均等にしなければ回転軸6とヨーク10との関係におけ
る精度が出難いという問題があった。
【0008】本発明は、上記問題を解決するため、回転
軸とヨークとの関係における精度を容易に確保すること
ができるモータを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、請求項1に記載のモータは、モータケースに回転軸
が回転可能に保持され、該回転軸と同軸にコイルを巻装
したステータが配設され、該ステータの外周にこのステ
ータと対向して永久磁石を内面に固定した有底円筒形状
のヨークが配設され、該ヨークの底部中央と前記回転軸
の一端とが結合固定されたモータにおいて、前記ヨーク
の底部中央に略円筒形状のブッシュが固定され、前記回
転軸の前記一端が前記ブッシュ並びに前記ヨークの底部
中央の嵌合穴に跨って貫通されると共に、前記回転軸の
前記一端は前記ブッシュと前記ヨークの底部中央の嵌合
穴のうち少なくとも前記ブッシュに圧入固定されている
ことを要旨とする。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明のモータの実施の形
態を、アウターロータ型のブラシレスモータに適用し、
図面に基づいて説明する。
【0011】(実施の形態1)図1(A)において、モ
ータ20は、モータケース21と、モータケース21内
に収納された駆動部22とを備えている。
【0012】モータケース21は、有底円筒形状のケー
ス本体23と、ケース本体23の開放端を閉成する蓋体
24とを備えている。
【0013】ケース本体23の底部23aの中心にはス
ラスト軸受25が設けられている。また、蓋体24の裏
面には駆動部22の回転位置を検出するセンサー26が
設けられている。
【0014】駆動部22は蓋体24の中心から突出され
た筒部24aの内側に軸受27を介して回転可能に保持
された回転軸28と、筒部24aの外側に固定されると
共にコイル29を巻装したステータ30と、このステー
タ30の外周に位置してコイル29と対向する永久磁石
31を固定した有底円筒形状のヨーク32と、ヨーク3
2を回転軸28に固定するためのブッシュ33とを備え
ている。
【0015】ヨーク32は、図1(B)に示すように、
その底部32aの中心に位置して回転軸28の直径と略
同径に形成された嵌合穴32bを有する。また、この嵌
合穴32bの外方に位置する底部32aの表面側数箇所
(例えば、三等分点位置)からは溶接用の凸部32cが
突出されている。
【0016】ブッシュ33は、回転軸28の直径と略同
径の内周面を有する筒部33aと、底部10aの内面と
当接する鍔部33bとが一体に形成されている。なお、
筒部33aの内径は回転軸28の直径と略同径に形成さ
れている。
【0017】上記の構成において、回転軸28にヨーク
32を固定するには、治具を用いてヨーク32の嵌合穴
32bとブッシュ33の筒部33aとを同軸上に位置さ
せた状態で、スポット溶接等によって溶接用凸部32c
を溶かし、図1(C)に示すように、ヨーク32にブッ
シュ33を固定する。
【0018】その上で、回転軸28の一端を筒部33a
側から挿入することによって、筒部33aと嵌合穴32
bとに跨って回転軸28の一端寄りが圧入され、ヨーク
32がブッシュ33を介して回転軸28の一端寄りと結
合固定され、これによりコイル29に流れる電流と永久
磁石31の磁力とによってヨーク32が回転すると同時
に回転軸28が回転する。
【0019】(実施の形態2)図2(A)において、モ
ータ30は、モータケース21と、モータケース21内
に収納された駆動部22とを備えている。
【0020】モータケース21は、有底円筒形状のケー
ス本体23と、ケース本体23の開放端を閉成する蓋体
24とを備えている。
【0021】ケース本体23の底部23aの中心にはス
ラスト軸受25が設けられている。また、蓋体24の裏
面には駆動部22の回転位置を検出するセンサー26が
設けられている。
【0022】駆動部22は蓋体24の中心から突出され
た筒部24aの内側に軸受27を介して回転可能に保持
された回転軸28と、筒部24aの外側に固定されると
共にコイル29を巻装したステータ30と、このステー
タ30の外周に位置してコイル29と対向する永久磁石
31を固定した有底円筒形状のヨーク42と、ヨーク3
2を回転軸28に固定するためのブッシュ43とを備え
ている。
【0023】ヨーク42は、図2(B)に示すように、
その底部42aの中心に位置して回転軸28の直径より
も若干大径に形成された挿通穴42bを有する。また、
この挿通穴42bの外方に位置する底部42aの表面側
数箇所(例えば、三等分点位置)からは溶接用の凸部4
2cが突出されている。
【0024】ブッシュ43は、回転軸28の直径と略同
径の内周面を有する筒部43aと、底部10aの内面と
当接する鍔部43bとが一体に形成されている。なお、
筒部43aの内径は回転軸28の直径と略同径に形成さ
れている。
【0025】上記の構成において、回転軸28にヨーク
42を固定するには、治具を用いてヨーク42の挿通穴
42bとブッシュ43の筒部43aとを同軸上に位置さ
せた状態で、プロジェクション溶接によって溶接用凸部
42cを溶かし、図1(C)に示すように、ヨーク42
にブッシュ43を固定する。
【0026】その上で、回転軸28の一端を筒部43a
側から挿入することによって、筒部43aに回転軸28
の一端寄りが圧入されることとなり、ヨーク42がブッ
シュ43を介して回転軸28の一端寄りと結合固定さ
れ、これによりコイル29に流れる電流と永久磁石31
の磁力とによってヨーク42が回転すると同時に回転軸
28が回転する。
【0027】このように、回転軸28は、軸線方向に延
びるブッシュ43の筒部43aに圧入固定されることか
ら、この筒部43aの内径が回転軸28の直径と略同径
で且つ回転軸28の圧入が可能な程度に寸法管理されて
いれば良く、寸法精度を厳密に確保しなければならない
条件としては、回転軸28の直径と筒部43aの内径の
みで良く、上記実施の形態1のようにヨーク32の嵌合
穴32bの寸法管理を不要としていることから、回転軸
28とヨーク42との関係における精度をより一層容易
に確保することができる。
【0028】また、鍔部33b,43bを溶接によりヨ
ーク32,42の固定した上で回転軸28をブッシュ3
3,43に圧入するのみで回転軸28へのヨーク32,
42の固定を完了させることができるので、組み付け作
業の容易化を実現することができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
モータにあっては、ヨークの底部中央に略円筒形状のブ
ッシュが固定され、回転軸の一端がブッシュ並びにヨー
クの底部中央の嵌合穴に跨って貫通されると共に、回転
軸の一端はブッシュとヨークの底部中央の嵌合穴のうち
少なくともブッシュに圧入固定されていることにより、
回転軸とヨークとの関係における精度を容易に確保する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のモータを示し、(A)
はモータの縦断面図、(B)は組付け前の要部の拡大断
面図、(C)は組付け後の要部の拡大断面図である。
【図2】本発明の実施の形態2のモータを示し、(A)
はモータの縦断面図、(B)は組付け前の要部の拡大断
面図、(C)は組付け後の要部の拡大断面図である。
【図3】従来のモータを示し、(A)はモータの縦断面
図、(B)は組付け前の要部の拡大断面図、(C)は組
付け後の要部の拡大断面図である。
【符号の説明】
20…モータ 21…モータケース 28…回転軸 29…コイル 30…ステータ 31…永久磁石 32…ヨーク 32a…底部 32b…嵌合穴 33…ブッシュ 42…ヨーク 42a…底部 43…ブッシュ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H002 AA07 AA08 AB07 AB08 AC06 AC09 AE08 5H621 BB07 GA01 GA04 HH03 JK08 JK14 JK17 JK19 5H622 CA05 CA10 PP05 PP19

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータケースに回転軸が回転可能に保持さ
    れ、該回転軸と同軸にコイルを巻装したステータが配設
    され、該ステータの外周にこのステータに対向して永久
    磁石を内面に固定した有底円筒形状のヨークが配設さ
    れ、該ヨークの底部中央と前記回転軸の一端とが結合固
    定されたモータにおいて、 前記ヨークの底部中央に略円筒形状のブッシュが固定さ
    れ、前記回転軸の前記一端が前記ブッシュ並びに前記ヨ
    ークの底部中央の嵌合穴に跨って貫通されると共に、前
    記回転軸の前記一端は前記ブッシュと前記ヨークの底部
    中央の嵌合穴のうち少なくとも前記ブッシュに圧入固定
    されていることを特徴とするモータ。
JP2000197509A 2000-06-30 2000-06-30 モータ Pending JP2002017059A (ja)

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