JP2002017077A - モータ - Google Patents

モータ

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JP2002017077A
JP2002017077A JP2000197510A JP2000197510A JP2002017077A JP 2002017077 A JP2002017077 A JP 2002017077A JP 2000197510 A JP2000197510 A JP 2000197510A JP 2000197510 A JP2000197510 A JP 2000197510A JP 2002017077 A JP2002017077 A JP 2002017077A
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JP
Japan
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diameter
small
bush
yoke
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000197510A
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English (en)
Inventor
Eiji Kaneko
栄次 金子
Makio Hanzawa
牧雄 半澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回転軸とヨークとの関係における精度を容易に
確保することができ、しかも、回転軸とブッシュとの軸
線方向の位置決めを容易に行うことができるモータを提
供する。 【解決手段】端部側を先細りとする大径軸部28aと小
径軸部28cとが段差部28bを介して回転軸28の一
端に形成され、ヨーク32の底部32aの中央に円筒形
状のブッシュ33が貫通状態で固定されると共に、大径
軸部28aが圧入される大径筒部33aと段差部28c
が突き当てられる突当段部33bと小径軸部28cが貫
通する小径筒部33cとがブッシュ33に形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータ、特に、ブ
ラシレスモータ等に用いられるアウターロータ型のモー
タに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、図2(A)に示すよう
に、有底円筒形状のケース本体1と、ケース本体1の開
放端を閉成する蓋体2とでモータケース3が形成される
と共に、このモータケース3内に駆動部4を収納したも
のが知られている。
【0003】駆動部4は、蓋体2の中心から突出された
筒部2aの内側に軸受5を介して回転可能に保持された
回転軸6と、筒部2aの外側に固定されると共にコイル
7を巻装したステータ8と、ステータ8の外周に位置し
てコイル7と対向する永久磁石9を固定した有底円筒形
状のヨーク10とを備えている。
【0004】ヨーク10は、その底部10aの中心でブ
ッシュ11を介して回転軸6の一端寄りと結合固定さ
れ、これによりコイル7に流れる電流と永久磁石9の磁
力とによってヨーク10が回転すると同時に回転軸6が
回転する。
【0005】ブッシュ11は、図2(B)に示すよう
に、回転軸6の直径と略同径の内周面を有する内筒部1
1aと、この内筒部11aよりも大径で且つ底部10a
の中心に形成された嵌合穴10bの穴径と略同径な外周
面を有する外筒部11bと、底部10aの外面と当接す
る鍔部11cとが一体に形成されている。
【0006】そして、回転軸6の一端寄りとヨーク10
とを結合固定するには、図2(C)に示すように、回転
軸6の一端を内筒部11aに圧入すると共に外筒部11
bを嵌合穴10bに圧入した上で内筒部11aと外筒部
11bとの連続する部分を加圧(矢印イ参照)すること
によって、内筒部11aの内径が狭まって回転軸6の一
端を強固に保持すると同時に外筒部11bの外径が広が
ってブッシュ11がヨーク10に保持される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如く
構成されたモータにあっては、ブッシュ11を加圧する
ことで回転軸6とヨーク10とが同時に嵌合し合う構成
であることから、回転軸6の軸線を中心として、内筒部
11aの同軸度、外筒部11bの同軸度、嵌合穴10b
の同軸度を厳密としたうえで、ブッシュ11の加圧力を
均等にしなければ回転軸6とヨーク10との関係におけ
る精度が出難いばかりでなく、回転軸6の軸線方向に沿
うブッシュ11への挿入量、即ち、ケース本体1に設け
られたスラスト軸受12への当接にばらつきが発生する
という問題があった。
【0008】本発明は、上記問題を解決するため、回転
軸とヨークとの関係における精度を容易に確保すること
ができ、しかも、回転軸とブッシュとの軸線方向の位置
決めを容易に行うことができるモータを提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、請求項1に記載のモータは、モータケースに回転軸
が回転可能に保持され、該回転軸と同軸にコイルを巻装
したステータが配設され、該ステータの外周にこのステ
ータと対向して永久磁石を内面に固定した有底円筒形状
のヨークが配設され、該ヨークの底部中央と前記回転軸
の一端とが結合固定されたモータにおいて、前記回転軸
の前記一端に端部側を先細りとする大径軸部と小径軸部
とが段差部を介して形成され、前記ヨークの底部中央に
略円筒形状のブッシュが貫通状態で固定されると共に、
該ブッシュに前記大径軸部が圧入される大径筒部と前記
段差部が突き当てられる突当段部と前記小径軸部が貫通
する小径筒部とが形成されていることを特徴とするモー
タ。
【0010】請求項2に記載のモータは、前記小径軸部
と前記小径筒部との間に隙間を設けると共に、該隙間に
接着手段を介在させて前記小径軸部と前記小径筒部とを
接着固定したことを要旨とする。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明のモータの実施の形
態を、アウターロータ型のブラシレスモータに適用し、
図面に基づいて説明する。
【0012】図1(A)において、モータ20は、モー
タケース21と、モータケース21内に収納された駆動
部22とを備えている。
【0013】モータケース21は、有底円筒形状のケー
ス本体23と、ケース本体23の開放端を閉成する蓋体
24とを備えている。
【0014】ケース本体23の底部23aの中心にはス
ラスト軸受25が設けられている。また、蓋体24の裏
面には駆動部22の回転位置を検出するセンサー26が
設けられている。
【0015】駆動部22は蓋体24の中心から突出され
た筒部24aの内側に軸受27を介して回転可能に保持
された回転軸28と、筒部24aの外側に固定されると
共にコイル29を巻装したステータ30と、このステー
タ30の外周に位置してコイル29と対向する永久磁石
31を固定した有底円筒形状のヨーク32と、ヨーク3
2を回転軸28に固定するためのブッシュ33とを備え
ている。
【0016】回転軸28の一端寄りには、直径の大きい
大径軸部28aと、大径軸部28aよりも端部寄り形成
された段差部28bと、段差部28bから突出して大径
軸部28aよりも直径の小さい小径軸部28cとが一体
に形成され、これにより回転軸28の一端が端部に向う
程先細りとなっている。
【0017】ヨーク32は、図1(B)に示すように、
その底部32aの中心に位置して回転軸28の直径と略
同径に形成された嵌合穴32bを有する。尚、嵌合穴3
2bの外方に位置する底部32aの表面側数箇所(例え
ば、三等分点位置)にブッシュ溶接用凸部(図示せず)
を突出しても良い。
【0018】ブッシュ33は、大径軸部28aの直径と
略同径の内径の大径筒部33aと、段差部28bが突き
当てられる突当段部33bと、小径軸部28cの直径よ
りも小径(例えば、直径差20μm)な内径の小径軸部
33cと、大径筒部33aと小径筒部33cとの略境界
部分に形成された鍔部33dとが一体に形成されてい
る。
【0019】上記の構成において、回転軸28にヨーク
32を固定するには、治具を用いてヨーク32の嵌合穴
32bとブッシュ33の小径筒部33cの外径とを同軸
上に位置させた状態で、スポット溶接等によって、図1
(C)に示すように、ヨーク32にブッシュ33を固定
する。尚、ヨーク32の嵌合穴32bの直径とブッシュ
33の小径筒部33cの外径とを略同じとしてヨーク3
2とブッシュ33との固定を圧入固定としても良い。こ
の際、従来技術で示したような加圧による所謂嵌めを行
う必要はないので、ヨーク32にブッシュ33を固定す
るための精度は容易に設定することができる。
【0020】その上で、回転軸28の一端を大径筒部3
3a側から挿入することによって、大径筒部33aに回
転軸28の大径軸部28aが圧入され、段差部28bが
突当段部33bにつきあたることによって回転軸28の
軸線方向に沿うブッシュ33への挿入が規制されて位置
決めされる。
【0021】この際、小径軸部28cは先端が小径筒部
33cから突出してモータ組み付け状態に置いてスラス
ト軸受25に当接するように位置決めされる。
【0022】また、小径軸部28cと小径筒部33cと
の間には微小の隙間34(例えば、10μm)が形成さ
れており、この隙間34に接着手段としての嫌気性接着
剤を塗布することによって小径軸部28cに小径筒部3
3cが接着固定される。
【0023】従って、ヨーク32は、大径軸部28aと
大径筒部33aとの圧入固定並びに小径軸部28cと小
径筒部33cとの接着固定の二種類の固定方法によって
ブッシュ33を介して回転軸28の一端寄りと結合固定
され、これによりコイル29に流れる電流と永久磁石3
1の磁力とによってヨーク32が回転すると同時に回転
軸28が回転する。尚、小径軸部28cと小径筒部33
cとの接着固定はしなくとも良い。
【0024】また、回転軸28のブッシュ33への挿入
は、段差部28bの突当段部33bへの突き当てによっ
て規制されて、小径軸部28c先端のブッシュ33から
の突出量を一定とすることができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
モータにあっては、回転軸の一端に端部側を先細りとす
る大径軸部と小径軸部とが段差部を介して形成され、ヨ
ークの底部中央に略円筒形状のブッシュが貫通状態で固
定されると共に、ブッシュに大径軸部が圧入される大径
筒部と段差部が突き当てられる突当段部と小径軸部が貫
通する小径筒部とが形成されていることにより、回転軸
とヨークとの関係における精度を容易に確保することが
でき、しかも、回転軸とブッシュとの軸線方向の位置決
めを容易に行うことができる。
【0026】また、請求項2に記載のモータにあって
は、小径軸部と小径筒部との間に隙間を設けると共に、
隙間に接着手段を介在させて小径軸部と小径筒部とを接
着固定したことにより、回転軸に対するブッシュの固定
を強固にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のモータを示し、(A)
はモータの縦断面図、(B)は組付け前の要部の拡大断
面図、(C)は組付け後の要部の拡大断面図である。
【図2】従来のモータを示し、(A)はモータの縦断面
図、(B)は組付け前の要部の拡大断面図、(C)は組
付け後の要部の拡大断面図である。
【符号の説明】
20…モータ 21…モータケース 28…回転軸 28a…大径軸部 28b…段差部 28c…小径軸部 29…コイル 30…ステータ 31…永久磁石 32…ヨーク 32a…底部 33…ブッシュ 33a…大径筒部 33b…突当段部 33c…小径軸部 34…隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H605 AA08 BB05 BB19 CC02 CC03 CC04 CC05 CC10 EA07 EB03 GG04 5H621 BB07 GA01 GA04 JK17

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータケースに回転軸が回転可能に保持さ
    れ、該回転軸と同軸にコイルを巻装したステータが配設
    され、該ステータの外周にこのステータに対向する永久
    磁石を内面に固定した有底円筒形状のヨークが配設さ
    れ、該ヨークの底部中央と前記回転軸の一端とが結合固
    定されたモータにおいて、 前記回転軸の前記一端に端部側を先細りとする大径軸部
    と小径軸部とが段差部を介して形成され、前記ヨークの
    底部中央に略円筒形状のブッシュが貫通状態で固定され
    ると共に、該ブッシュに前記大径軸部が圧入される大径
    筒部と前記段差部が突き当てられる突当段部と前記小径
    軸部が貫通する小径筒部とが形成されていることを特徴
    とするモータ。
  2. 【請求項2】前記小径軸部と前記小径筒部との間に隙間
    を設けると共に、該隙間に接着手段を介在させて前記小
    径軸部と前記小径筒部とを接着固定したことを特徴とす
    る請求項1に記載のモータ。
JP2000197510A 2000-06-30 2000-06-30 モータ Pending JP2002017077A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114614611A (zh) * 2021-12-14 2022-06-10 苏州长风航空电子有限公司 角位移传感器敏感组件

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114614611A (zh) * 2021-12-14 2022-06-10 苏州长风航空电子有限公司 角位移传感器敏感组件
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