JPH07115748A - 回転子 - Google Patents

回転子

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Publication number
JPH07115748A
JPH07115748A JP5259723A JP25972393A JPH07115748A JP H07115748 A JPH07115748 A JP H07115748A JP 5259723 A JP5259723 A JP 5259723A JP 25972393 A JP25972393 A JP 25972393A JP H07115748 A JPH07115748 A JP H07115748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
rotor
fixed
shaft
press
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5259723A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Kotani
敬博 小谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5259723A priority Critical patent/JPH07115748A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動機の回転数出力用のマグネットを固定す
るための接着剤を廃止し、軸に対して位置決めをした上
で回転子完成品組み立て作業における時間短縮化を図る
ことを目的としている。 【構成】 非磁性体の材料を使用したマグネット固定用
止め具5の凸部にリング状のマグネット4の位置決め穴
を挿入した後で凸部の先端を広げることでマグネット4
を固定、かつ位置決めし軸2に圧入固定した構造にした
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転数を検知するための
センサー部と回転数を出力するためのマグネットを搭載
した電動機において、マグネットを固定した回転子に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】回転数を出力するためのマグネットを固
定した回転子について、図4にもとづいて説明する。外
径違いによる段付きリング状の形状をしたマグネット6
は、軸7に圧入されている回転子1の端面(A部)に接
着剤にて固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方式でマグネッ
トを接着固定する場合、 1.回転子の端面にてマグネットの軸方向の位置決めを
行っているため、圧入もしくはカシメにより固定してい
た回転子の軸に対する位置を細かく管理する必要があっ
た。 2.軸圧入による割れ防止のため、マグネットの内径寸
法を細かく管理する必要があった。 3.接着剤の硬化時間が長いため、全体の回転子完成品
の組み立て時間が長かった。 4.その接着剤は耐熱温度の高い材料が使用されていた
ため、コスト的に高価であった。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、マグ
ネットを接着剤にて固定することを廃止して、寸法管理
の簡略化・回転子完成品の組み立て時間の短縮化を目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、所要個数の位置決め穴を設けたリング状の
マグネットを非磁性体の材料を使用したマグネット固定
用止め具の凸部で固定、かつ位置決めしたものを軸に圧
入固定した構造にしたものである。
【0006】
【作用】本発明は上記した構成により、マグネットを接
着剤にて固定することを廃止でき、回転子組み立て作業
において接着剤硬化時間の削除・脱脂作業の廃止にな
る。また、電動機運転中の回転子の温度上昇に関係なく
マグネットは固定され、マグネット位置決めのための軸
に対する回転子の位置寸法の細かい管理が不要となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図を参照し
ながら説明する。
【0008】図1において、回転子1,軸2,軸受3,
電動機の回転数を出力するためのリング状のマグネット
4,マグネット固定用止め具5からなる回転子完成品を
示す。回転子1は軸2に圧入もしくはカシメ固定されて
おり、軸受3は軸受2に圧入することによって固定され
ている。軸2はDカットを設けておき、そのDカット部
においてマグネット4はマグネット固定用止め具5によ
り固定されている。
【0009】図2において、軸2,マグネット4,マグ
ネット固定用止め具5からなるマグネット固定部を示
す。所要個数の位置決め穴を設けたリング状のマグネッ
ト4の内径側は磁力の影響を受けにくいプラスチックや
アルミなどの非磁性体の材料を使用したマグネット固定
用止め具5とガタつかない程度の隙間を設けておき、マ
グネット固定用止め具5の所要個数設けた凸部にマグネ
ット4の位置決め穴を挿入し凸部先端を広げることによ
りマグネット4の固定、かつ位置決めし軸2に設けたD
カット部に圧入固定している。
【0010】図3は、マグネット固定部の分解図であ
る。
【0011】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、マグネット固定用止め具でマグネットを固定
することにより、接着剤を使用する必要がなく、接着作
業・脱脂作業廃止による回転子完成品組み立て時間の短
縮ができ、軸に対して円周方向・軸方向のずれをなくす
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における回転子の半断面図
【図2】本発明の一実施例における回転子のマグネット
固定部の詳細を示した図
【図3】本発明の一実施例における回転子のマグネット
固定部の分解斜視図
【図4】従来の回転子の半断面図
【符号の説明】
1 回転子 2 軸 3 軸受 4 マグネット 5 マグネット固定用止め具 6 マグネット(従来品) 7 軸(従来品)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動機の回転数検知のためのマグネットを
    非磁性体の材料によるマグネット固定用止め具で固定、
    かつ位置決めを施し軸に固定することを特徴とする回転
    子。
JP5259723A 1993-10-18 1993-10-18 回転子 Pending JPH07115748A (ja)

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JP5259723A JPH07115748A (ja) 1993-10-18 1993-10-18 回転子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5259723A JPH07115748A (ja) 1993-10-18 1993-10-18 回転子

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JPH07115748A true JPH07115748A (ja) 1995-05-02

Family

ID=17338056

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JP5259723A Pending JPH07115748A (ja) 1993-10-18 1993-10-18 回転子

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016067099A (ja) * 2014-09-24 2016-04-28 アスモ株式会社 固定構造体の製造方法、回転体の製造方法、固定構造体、回転体、及びモータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016067099A (ja) * 2014-09-24 2016-04-28 アスモ株式会社 固定構造体の製造方法、回転体の製造方法、固定構造体、回転体、及びモータ

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