JPH0626054Y2 - 電動機 - Google Patents

電動機

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Publication number
JPH0626054Y2
JPH0626054Y2 JP9387388U JP9387388U JPH0626054Y2 JP H0626054 Y2 JPH0626054 Y2 JP H0626054Y2 JP 9387388 U JP9387388 U JP 9387388U JP 9387388 U JP9387388 U JP 9387388U JP H0626054 Y2 JPH0626054 Y2 JP H0626054Y2
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JP
Japan
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bearing holder
base
bearing
fitted
electric motor
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JP9387388U
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JPH0217972U (ja
Inventor
幸雄 篠田
秀明 宮川
武彦 小森
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH0217972U publication Critical patent/JPH0217972U/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は送風機等に使用する電動機に係り、特に軸受
ホルダの固着に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は例えば実開昭59-109247号公報に示された従来
の電動機を示す断面図であり、(1)は通風路を形成した
合成樹脂製のケーシングで、中心部に金属製軸受ホルダ
(2)がインサート成形により一体に設けられている。(3)
はこの軸受ホルダに嵌合保持された軸受、(4)は上記軸
受ホルダ(2)の外周に嵌合保持されたステータで、ステ
ータコア(5)に巻線(6)が巻回され接着剤(7)により固着
されている。(8)はロータで、上記軸受(3)に嵌合し回動
可能に設けられた回転軸(9)と、この回転軸が圧入され
保持する金属製の軸保持部材(10)と、この軸保持部材に
設けられたロータヨーク(11)と、このロータヨークの内
周側壁に上記ステータ(4)周側と対向して設けられたマ
グネット(12)と、上記ロータヨーク(11)の外周に上記ケ
ーシング(1)の通風路内に翼(13)が配設されるよう合成
樹脂により設けられた羽根(14)とから構成されている。
従来の電動機は上記のように構成され、ステータ(4)は
そのステータコア(5)をケーシング(1)にインサート成形
により保持された軸受ホルダ(2)に嵌合させ、端部に接
着剤(7)を塗布することにより固定され、巻線(6)に通電
することにより、ステータ(4)とマグネット(12)の磁気
作用により羽根(14)は回転し、ケーシング(1)の通風路
を通し送風するようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のような従来の電動機では、軸受ホルダ(2)がケー
シング(1)にインサート成形により固着されるようにな
っているため、特に軸受ホルダ(2)が小さい場合には、
成形時における金型へのセットに時間を要するととも
に、射出圧力により軸受ホルダ(2)が変形し、真円度が
維持できないため後加工を必要とするなど作業性が悪い
という課題があった。
この考案は係る課題を解決するためになされたもので、
インサート成形によらず作業性が良好で、しかも、安価
に製造できる電動機を得ることを目的とするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
この考案に係る電動機は、軸受ホルダの嵌合孔との嵌合
部にこの嵌合孔の寸法より大きな寸法となる凸部を設
け、軸受ホルダまたは基台に超音波をかけて凸部を変形
させ、基台に軸受ホルダを溶着するようにしたものであ
る。
〔作用〕
この考案においては、軸受ホルダの嵌合孔との嵌合部に
この嵌合孔の寸法より大きな寸法となる凸部を設け、軸
受ホルダまたは基台に超音波をかけて凸部を変形させ、
基台に軸受ホルダを溶着するようにしたから、軸受ホル
ダの軸受嵌合部の変形が防止できるとともに、軸受ホル
ダのみを耐油性を有する材料で形成すればよく、ケーシ
ングを安価な材料で形成することができる。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第2図は同
じく軸受ホルダを示す斜視図であり、(1)、(3)〜(6)およ
び(8)〜(14)は上記従来例と同一または相当部分を示
し、(15)はケーシング(1)の基台(16)に設けられた嵌合
孔(17)に嵌合するよう合成樹脂で形成された軸受ホルダ
で、ステータコア(5)の嵌合側先端部には断片的に凹部
(18)が複数個設けられるとともに、ケーシング(1)の基
台(16)との嵌合側先端部には嵌合孔(17)の嵌合寸法より
やや大きくなるよう形成した凸部(19)が複数個設けられ
ている。(20)は上記ステータコア(5)を覆うように合成
樹脂により設けられた絶縁カバーで、この絶縁カバーの
外周に巻線(6)が巻回されている。
上記のように構成された電動機においては、軸受ホルダ
(15)に超音波振動をかけながら図の右側から基台(16)に
圧入嵌合させる。このとき合成樹脂で形成された基台(1
6)と軸受ホルダ(15)は、軸受ホルダ(15)の凸部(19)が溶
融され、固化する(図示a:超音波溶着部)ことによ
り、軸受ホルダ(15)は基台(16)に確実に固着され、その
機械的強度も従来のインサート成形と同程度となり、ま
た、軸受ホルダ(15)の凸部(19)が溶融されることで、軸
受(3)の嵌合部分の変形がなく、さらに、このように基
台(16)と軸受ホルダ(15)を固着することにより、軸受ホ
ルダ(15)のみ耐油性の合成樹脂で成形すればよく、ケー
シング(1)は安価な材料で形成することができる。一
方、ステータ(4)は、ステータ(4)のステータコア(5)を
軸受ホルダ(15)に嵌合させ絶縁カバー(20)の軸受ホルダ
(15)近傍に超音波振動をかける。これにより合成樹脂で
形成された絶縁カバー(20)は溶融され、軸受ホルダ(15)
の凹部(18)内に入り込み固化することにより、ステータ
コア(5)は軸受ホルダ(15)に対し凹部(18)が断片的であ
ることから回り止めおよび抜け止めとなり、固定は確実
になる。また、このように合成樹脂(4)を超音波で溶融
していることにより、その合成樹脂の材料が限定される
ことがない。さらに、絶縁カバー(20)を超音波で溶融し
軸受ホルダ(15)の凹部(18)に係合させていることから、
軸受ホルダ(15)への影響はほとんどなく、従って、軸受
ホルダ(15)嵌合部の変形がなく、所定の嵌合寸法を維持
することができる。こうして固定されたステータ(4)の
巻線(6)に通電することにより、ステータ(4)とマグネッ
ト(12)の磁気作用により羽根(14)は回転し、ケーシング
(1)の通風路を通して送風する。なお、上記実施例では
軸受ホルダ(15)側に超音波振動をかけているが、基台(1
6)側であっても同様の効果がある。
〔考案の効果〕
この考案は以上説明したとおり、嵌合孔を設け合成樹脂
で形成された基台と、この基台の嵌合孔に嵌合され合成
樹脂で形成された軸受ホルダと、この軸受ホルダに保持
される軸受と、上記軸受ホルダに嵌合保持されるステー
タと、上記軸受に嵌合し回動可能に支持される回転軸を
有するロータとを備え、上記軸受ホルダの上記嵌合孔と
の嵌合部にこの嵌合孔の寸法より大きな寸法となる凸部
を設け、上記軸受ホルダまたは上記基台に超音波をかけ
て上記凸部を変形させ、上記基台に上記軸受ホルダを溶
着するようにしたことにより、作業性が良好で、しか
も、安価に製造することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第2図は同
じく軸受ホルダ(15)を示す斜視図、第3図は従来の電動
機を示す断面図である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示し、
(3)は軸受、(4)はステータ、(5)はステータコア、(6)は
巻線、(8)はロータ、(9)は回転軸、(15)は軸受ホルダ、
(16)は基台、(17)は嵌合孔、(19)は凸部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】嵌合孔を設け合成樹脂で形成された基台
    と、この基台の嵌合孔に嵌合され合成樹脂で形成された
    軸受ホルダと、この軸受ホルダに保持される軸受と、上
    記軸受ホルダに嵌合保持されるステータと、上記軸受に
    嵌合し回動可能に支持される回転軸を有するロータとを
    備え、上記軸受ホルダの上記嵌合孔との嵌合部にこの嵌
    合孔の寸法より大きな寸法となる凸部を設け、上記軸受
    ホルダまたは上記基台に超音波をかけて上記凸部を変形
    させ、上記基台に上記軸受ホルダを溶着するようにした
    ことを特徴とする電動機。
JP9387388U 1988-07-15 1988-07-15 電動機 Expired - Lifetime JPH0626054Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9387388U JPH0626054Y2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15 電動機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9387388U JPH0626054Y2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15 電動機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0217972U JPH0217972U (ja) 1990-02-06
JPH0626054Y2 true JPH0626054Y2 (ja) 1994-07-06

Family

ID=31318352

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9387388U Expired - Lifetime JPH0626054Y2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15 電動機

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JP (1) JPH0626054Y2 (ja)

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JPH0217972U (ja) 1990-02-06

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