JPH038056Y2 - - Google Patents

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JPH038056Y2
JPH038056Y2 JP1985029558U JP2955885U JPH038056Y2 JP H038056 Y2 JPH038056 Y2 JP H038056Y2 JP 1985029558 U JP1985029558 U JP 1985029558U JP 2955885 U JP2955885 U JP 2955885U JP H038056 Y2 JPH038056 Y2 JP H038056Y2
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stator core
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JP1985029558U
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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電動機に関するものであり、特にステ
ータコアの保持構造に関する。
(従来の技術) 従来の電動機のステータコアの保持構造は複雑
であつた。例えば、フレームに対してコアホルダ
を固定し、このコアホルダにステータコアを固定
するようになつており、部品数が多くなり、また
コアを強固に保持することは容易ではなかつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案の目的は、ステータコアの保持構造が簡
単で部品数も削減され、また、溶着という簡単な
手段でステータコアを強固に固定することができ
るようにした電動機を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案の電動機は、ステータの一部をなすフレ
ームには、ステータコア保持体が樹脂で一体に形
成され、上記保持体にはステータコアが嵌めら
れ、このステータコアは、上記保持体のステータ
コア嵌め込み方向前端側に、溶解によつてステー
タコア前面側に突出させて突部が形成されること
により上記保持体に固定されていることを特徴と
する。
(作用) ステータコアは、樹脂でフレームと一体成形さ
れたステータコア保持体に嵌められ、かつ、ステ
ータコア保持体に溶解によつて突部が形成される
ことにより強固に固定される。
(実施例) 第1図に示されている実施例は、フアンモータ
として構成されているが、羽根および枠体の描写
は省略されている。第1図において、カツプ状に
形成された羽根保持体21の中心部内方の円筒状
リブ22の内周には一つのボールベアリング23
の外輪24が嵌合され、リブ22の先端内周部2
5を超音波溶着または熱溶着などの溶着手段で溶
着することによりベアリング23の外輪24が羽
根保持体21のリブ22に一体に固着されてい
る。羽根保持体21のリブ22の外周にはカツプ
状のロータケース26の中心孔が嵌合され、上記
リブ22の段部27が溶着されることによりロー
タケース26が羽根保持体21に一体に固着され
ている。ロータケース26の内周にはリング状の
ロータマグネツト28が嵌められ固着されてい
る。羽根保持体21の外周には適宜数の羽根が一
体に形成されるが、羽根は図示されていない。
第1図において、符号30は電動機のステータ
の一部を構成するフレームである。このフレーム
30は樹脂の成形によつて作られ、中心部に円柱
状のステータコア保持体31が一体に成形されて
いる。フレーム30は羽根保持体21の外周に一
体に形成される前記羽根を包囲する枠体とともに
一体成形されるが、枠体の図示は省略されてい
る。上記フレーム30のステータコア保持体31
の外周にはステータコア32が嵌められ、上記ス
テータコア保持体31のステータコア嵌め込み方
向前端側に、溶解によつてステータコア32の端
面側に突出させて突部33を形成することにより
ステータコア32が上記ステータコア保持体31
に一体に固着されている。
ステータコア32の外周面はロータマグネツト
28の内周面と所定の間隔をおいて対向してい
る。ステータコア32にはコイル34が巻かれて
いる。フレーム30のステータコア保持体31の
先端部外周には、羽根保持体21に外輪24が嵌
合された前記ベアリング23の内輪35が嵌合さ
れている。フレーム30のステータコア保持体3
1の先端にはワツシヤ36がねじ37で固定さ
れ、ベアリング23の内輪35は上記ワツシヤ3
6によつて上記ステータコア保持体31の段部に
押しつけられることによりベアリング23の内輪
35が上記ステータコア保持体31に固定されて
いる。フレーム30のステータコア保持部31形
成側の反対側の端面には回路基板38の中央部が
当てがわれ、この回路基板38の中央部にはさら
にカバー39の中央部が当てがわれ、これらカバ
ー39、回路基板38の中央部を貫いたねじ40
がフレーム30に螺合されることにより回路基板
38、カバー39がフレーム30に固定されてい
る。
フレーム30にはステータコア32側から見て
凹部41が形成されており、この凹部41にはホ
ール素子などの磁気検出素子42が嵌められて固
定されている。この磁気検出素子42はロータマ
グネツト28の内周面と対向し、マグネツト28
の磁極を検出することによりロータの回転位置を
検出するようになつている。磁気検出素子42の
リード線はフレーム30を貫いて回路基板38に
接続されている。回路基板38にはまた各コイル
34が接続されている。
回路基板38には駆動回路が形成されていて、
磁気検出素子42によつて検出されたマグネツト
28の磁極に応じてコイル34に通電することに
より、マグネツト28、ロータケース26、羽根
保持体21などを含むロータを回転駆動するよう
になつている。
前記カバー39は磁性の金属板のプレス加工に
よつて偏平な皿状に形成されて回路基板38を覆
つている。カバー39の内底部には絶縁シート4
3が貼り付けられていて、回路基板38とカバー
39との間の絶縁がなされている。
マグネツト28の幅はステータコア32の幅に
対して充分に広くなつていて、ステータコア32
に対しマグネツト28を軸方向に偏らせて配置
し、マグネツト28の一端部の余剰幅Aと他端部
の余剰幅Bに差をつけることにより、回転体が矢
印で示される向きに常に引きつけられるようにな
つている。この引きつけ力によりベアリング23
に予圧が与えられたのと同じになり、回転体の剛
性と耐振動性を高める作用効果を奏する。マグネ
ツト28の両端部の余剰幅A,Bの関係を逆転さ
せて、ベアリング23に逆向きの予圧を与えるよ
うにしても同様の作用効果を奏する。
ベアリング23の内輪35はフレーム30のス
テータコア保持体31の先端面から多少突出する
ような寸法に設定され、ねじ37によつてフレー
ム30のステータコア保持体31に固定されたワ
ツシヤ36を介して上記内輪35がフレーム30
のステータコア保持体31に押しつけられ固定さ
れているので、上記内輪35がロータといつしよ
に回転することはない。
カバー39は磁性体で作られているため、外部
に磁束が漏洩することが防止される。また、カバ
ー39は回路基板38を保護する。
上記実施例によれば、樹脂によつてフレーム3
0とともに一体成形されたステータコア保持体3
1に直接ステータコア32を嵌め、上記保持体3
1のステータコア嵌め込み方向前端側に、溶解に
よつてステータコア32の端面側に突出させて突
部33を形成することによりステータコア32を
上記保持体に固定するようになつているから、ス
テータコアの保持構造が極めて簡単で部品点数も
少なく、フレームに対するステータコアの固定手
段も極めて簡単な溶解で足り、組み立てが極めて
容易となる。
第1図の実施例では、ロータ部分が一つのボー
ルベアリングによつて支持されていて、従来にな
い独特の構造になつているが、本考案では、ロー
タ部分の支持構造は特に限定されるものではな
く、第2図乃至第5図に示されているような構造
にしてもよい。
第2図において、ステータの一部をなすフレー
ム50には円筒状のステータコア保持体51が樹
脂で一体に成形されており、この保持体51には
ステータコア52が嵌められ、保持体51のステ
ータコア嵌め込み方向前端側に、溶解によつてス
テータコア52の端面側に突出させて突部53が
形成されることによりステータコア52が上記保
持体51に一体に固定されている。ステータコア
52にはコイル54が巻かれている。上記保持体
51の内周には焼結含油メタルあるいはセラミツ
クなどである軸受55が嵌められ、軸受55の内
周には軸56が回転自在に挿通され抜け止めがな
されている。軸56にはロータケース57が一体
に嵌められ、ロータケース57の内周にはロータ
マグネツト58が一体に嵌められている。フレー
ム50の、ステータコア保持体51形成側の反対
側には凹部が形成され、この凹部には回路基板5
9が配置されている。
このように、第2図の実施例の場合も、フレー
ムと一体成形されたステータコア保持体にステー
タコアが嵌められ、上記保持体の溶解によつてス
テータコアが上記保持体に一体に固定される。
第3図の実施例も基本的には第2図の実施例と
大差はない。第3図において、ステータの一部を
なすフレーム60には、円筒状のステータコア保
持体61が樹脂で一体に成形され、上記保持体6
1にはステータコア62が嵌められ、このステー
タコア62は、上記保持体61のステータコア嵌
め込み方向前端側に、溶解によつてステータコア
62の端面側に突出させて突部63が形成される
ことにより上記保持体61に一体に固定されてい
る。符号64は軸受、65は軸、66はロータケ
ース、67はロータマグネツトであり、これらは
第2図の実施例と同様に構成されている。フレー
ム60には凹部68が形成され、この凹部68に
はホール素子などの磁気検出素子69が嵌められ
て固定されている。磁気検出素子69はロータマ
グネツト67の内周面と対向してロータの回転位
置を検出する。フレーム60の、前記ステータコ
ア保持体61形成側の反対側には円筒状の凹部が
形成され、この凹部には回路基板70が配置さ
れ、さらにこの回路基板70を覆うようにして上
記凹部にカバー71が被せられている。回路基板
70は駆動回路を形成するものであり、フレーム
60を貫通した上記磁気検出素子68のリード線
が回路基板70に接続されている。カバー71の
内底面には絶縁シート72が貼り付けられてい
る。
第4図の実施例も第2図、第3図の実施例と大
差がなく、フレーム73には、円筒状のステータ
コア保持体74が樹脂で一体に成形され、この保
持体74はステータコア75が嵌められ、このス
テータコア75は、上記保持体74のステータコ
ア嵌め込み方向前端側に、溶解によつてステータ
コア75の端面側に突出させて突部76が形成さ
れることにより上記保持体74に一体に固定され
ている。この実施例が第3図の実施例と異なる点
は、軸受が二つのボールベアリング77,78で
構成されていること、回路基板80がフレーム7
3の内部に配置されていることである。符号79
は軸、81は磁気検出素子、82はロータケー
ス、83はロータマグネツトであり、これらの構
成は第3図の実施例と同様である。
以上述べた第2図乃至第4図の実施例は何れも
フアンモータ用としてステータケースと一体的に
羽根保持体が設けられているが、羽根の図示は省
略されている。
第5図に示されているように、ロータケース8
4に対して軸85を圧入により固着してもよい。
この場合、ロータケース84と軸85との間に接
着剤を塗布しておけばより効果的である。
以上述べた各実施例はフアンモータとして適し
た構成になつていたが、本考案はフアンモータに
限られるものではなく、広く一般の電動機に適用
可能である。フアンモータとする場合、ロータと
羽根とを一体成形してもよい。
(考案の効果) 本考案によれば、ステータコア保持体がステー
タの一部をなすフレームと樹脂により一体に成形
され、上記保持体にはステータコアが嵌められ、
上記保持体のステータコア嵌め込み方向前端側
に、溶解によつてステータコアの端面側に突出さ
せて突部が形成されることによりステータコアが
上記保持体に固定されるようになつているため、
ステータコアの保持構造が極めて簡単になり、部
品数も少なく、しかも、溶解という簡単な手段に
よりステータコアを強固に固定することができる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第
2図は本考案の別の実施例を示す縦断面図、第3
図は本考案のさらに別の実施例を示す縦断面図、
第4図は本考案のさらに別の実施例を示す縦断面
図、第5図は本考案に適用可能なロータと軸との
結合例を示す縦断面図である。 30,50,60,73……フレーム、31,
51,61,74……ステータコア保持体、3
2,52,62,75……ステータコア、33,
53,63,76……突部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ステータの一部をなすフレームには、ステータ
    コア保持体が樹脂で一体に形成され、上記保持体
    にはステータコアが嵌められ、上記保持体は、こ
    の保持体のステータコア嵌め込み方向前端側に溶
    解によつてステータコア端面側に突出させられた
    突部を有し、上記突部によつて上記ステータコア
    が上記保持体に固定されていることを特徴とする
    電動機。
JP1985029558U 1985-03-01 1985-03-01 Expired JPH038056Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985029558U JPH038056Y2 (ja) 1985-03-01 1985-03-01

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985029558U JPH038056Y2 (ja) 1985-03-01 1985-03-01

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Publication Number Publication Date
JPS61147562U JPS61147562U (ja) 1986-09-11
JPH038056Y2 true JPH038056Y2 (ja) 1991-02-27

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ID=30528474

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JP1985029558U Expired JPH038056Y2 (ja) 1985-03-01 1985-03-01

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55117451A (en) * 1979-02-28 1980-09-09 Shibaura Eng Works Co Ltd Motor

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51111001U (ja) * 1975-03-05 1976-09-08
JPS5674937U (ja) * 1979-11-14 1981-06-19

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55117451A (en) * 1979-02-28 1980-09-09 Shibaura Eng Works Co Ltd Motor

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JPS61147562U (ja) 1986-09-11

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