JPH0621348U - モータの回転子 - Google Patents

モータの回転子

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Publication number
JPH0621348U
JPH0621348U JP5795892U JP5795892U JPH0621348U JP H0621348 U JPH0621348 U JP H0621348U JP 5795892 U JP5795892 U JP 5795892U JP 5795892 U JP5795892 U JP 5795892U JP H0621348 U JPH0621348 U JP H0621348U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
yoke
rotary shaft
rotor body
side wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5795892U
Other languages
English (en)
Inventor
功治 門脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP5795892U priority Critical patent/JPH0621348U/ja
Publication of JPH0621348U publication Critical patent/JPH0621348U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータの回転子本体と回転軸部との締結に締
結部材であるねじを廃止し、回転子組立の部品点数及び
組立工数を低減する。 【構成】 ヨーク10の側壁部に設けられた回転止め機構
を備えた孔10aの内にこの孔と同形状の先端部13aを挿
入した状態で回転子本体12と同心的に配置された回転軸
13と、回転子本体12の締結にヨーク10の側壁部より外側
に突出した回転軸の先端部13aを溶接することにより、
締結部材であるねじを廃止し、回転子組立の部品点数及
び組立工数の低減可能な回転子構造とすることができ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、民生機器や事務機器に駆動源として用いられるモータ、特にブラシ レスモータの回転子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般にモータの回転子は、ヨークと該ヨークに取付けられた磁極部とからなる 回転子本体と、該回転子本体と同心的に配置された回転軸と該回転軸に取付けら れたボス部とからなる回転軸部と、前記回転子本体と前記回転軸部とを締結する 締結部材とにより構成される。
【0003】 以下、図面を参照しながら従来のブラシレスモータの一例について説明する。 図3は従来用いられている外転形(固定子の外側に回転子が配置される形式)のブ ラシレスモータの要部を示す半断面図である。同図において、1は回転子、2は 固定子である。回転子1は磁性材料によりカップ状に形成されたヨーク10の内周 に永久磁石11を固定した構造の回転子本体12と、回転軸13にボス14を圧入した構 造の回転軸部15と、回転子本体12と回転軸部15とを締結する締結部材(ねじ)16と からなっている。
【0004】 固定子2は、固定子フレーム20と該固定子フレーム20に設けられた円筒部21の 外周に嵌着された電機子鉄心22と該電機子鉄心22に巻装された電機子コイル23と からなっている。
【0005】 固定子フレーム20の円筒部21の内周には軸受3及び4の外輪が圧入もしくは嵌 着され、これらの軸受の内輪に回転軸13が嵌着もしくは圧入されて、該回転軸13 が固定子2に対して、回転自在に支持されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 このような従来のモータに用いられていた回転子1においては、回転子本体12 と回転軸部15との締結のために回転軸部15には圧入されたボス14と締結部材16と してねじが必要となる。すなわち、モータのコスト,組立工数を低減することや 、部品点数の削減,組立の自動化を図る上で障害となるという問題を有していた 。
【0007】 本考案は、このような問題点を解決するためのものであり、回転子本体と回転 軸部との締結に締結部材を用いることなく締結できることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、回転子本体と回転軸の双方に回転止め機構を備え、溶接により双方 の締結を行う。もしくは回転軸に突起を備えたボス部を樹脂にて一体成形した回 転軸部と回転子本体とを前記ボス部の突起を溶着することにより双方の締結を行 う。
【0009】
【作用】
本考案によれば、回転子本体と回転軸部との固定を溶接で行い、締結部材であ るねじを用いる必要がないため、部品点数及び組立工数の削減と組立の自動化が 容易となる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の各実施例について図面に基づき説明する。
【0011】 図1は本考案の請求項1記載の一実施例におけるモータの要部半断面図(A)と 、その正面図(B)を示したものである。この実施例の回転子1は、カップ状に形 成されたヨーク10及び該ヨーク10の内周に固定された永久磁石11からなる回転子 本体12と、ヨーク10の側壁部に設けられた回転止め機構を備えた孔10aと同形状 の先端部13aを挿入した状態で回転子本体12と同心的に配置された回転軸13とか らなっている。
【0012】 回転軸13の先端部13aはヨーク10の側壁よりもさらに外側にd寸法だけ突出し ており、この部位を溶接(溶接部分k)することにより、回転子本体12(ヨーク10) と回転軸13の締結を行うようにしている。
【0013】 図2は本考案の請求項2記載の一実施例における要部半断面図を示したもので ある。この実施例の回転子1は、図1と同様なカップ状に形成されたヨーク10及 び該ヨーク10の内周に固定された永久磁石11からなる回転子本体12と、ヨーク10 の側壁部に設けられた孔10aと同形状の先端部13aを挿入した状態で回転子本体 12と同心的に配置された回転軸13と、さらに該回転軸13に樹脂にて一体成形され 回転止め機構の突起14aをヨーク10の側壁部に設けられた孔10bに挿入した状態 に配置されたボス部14Aとから構成される回転軸部15とからなっている。
【0014】 ボス部14Aの突起14aはヨーク10の側壁部よりもさらに外側にd寸法だけ突出 しており、この部位を溶着することにより回転子本体12と回転軸部15の締結を行 うようにしている。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のモータの回転子は、回転子本体と回転軸部の固 定に際し、締結部材であるねじを使用しないですみ、ブラシレスモータの回転子 の部品点数の削減および組立工数の削減を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の請求項1記載の一実施例を示す半断面
図(A)とその正面図(B)である。
【図2】本考案の請求項2記載の一実施例を示す半断面
図である。
【図3】従来のブラシレスモータの半断面図である。
【符号の説明】
1…回転子、 2…固定子、 3,4…軸受、 10…ヨ
ーク、 10a,10b…孔、 11…永久磁石、 12…回転
子本体、 13…回転軸、 13a…先端部、 14A…樹脂
にて一体成形されたボス部、 14a…突起、 15…回転
軸部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転子本体と、該回転子本体に対して同
    心的に配置された回転軸との双方に回転止め機構を有
    し、かつ前記回転子本体のヨーク側壁よりも突出した前
    記回転軸の先端部とヨークを溶接により固定してなるこ
    とを特徴とするモータの回転子。
  2. 【請求項2】 回転子本体と、該回転子本体に対し同心
    的に配置された回転軸と、該回転軸に樹脂にて一体成形
    されたボス部に突起を有し、その突起の先端部が前記回
    転子本体のヨーク側壁よりも突出するように形成され、
    溶着により前記回転子本体のヨーク側壁と前記回転軸の
    ボス部の突起を固定してなることを特徴とするモータの
    回転子。
JP5795892U 1992-08-18 1992-08-18 モータの回転子 Pending JPH0621348U (ja)

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JP5795892U JPH0621348U (ja) 1992-08-18 1992-08-18 モータの回転子

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JP5795892U JPH0621348U (ja) 1992-08-18 1992-08-18 モータの回転子

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Publication Number Publication Date
JPH0621348U true JPH0621348U (ja) 1994-03-18

Family

ID=13070534

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JP5795892U Pending JPH0621348U (ja) 1992-08-18 1992-08-18 モータの回転子

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JP (1) JPH0621348U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012057614A (ja) * 2010-09-03 2012-03-22 Taida Electronic Ind Co Ltd ファン及びその製造法

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