JP2581468Y2 - ブラシレスモータの予圧装置 - Google Patents

ブラシレスモータの予圧装置

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JP2581468Y2
JP2581468Y2 JP1280393U JP1280393U JP2581468Y2 JP 2581468 Y2 JP2581468 Y2 JP 2581468Y2 JP 1280393 U JP1280393 U JP 1280393U JP 1280393 U JP1280393 U JP 1280393U JP 2581468 Y2 JP2581468 Y2 JP 2581468Y2
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JP
Japan
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retaining ring
preload
rotating shaft
bearing
rotor
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JP1280393U
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JPH0674080U (ja
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功治 門脇
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は民生機器や事務機器に駆
動源として用いられるブラシレスモータの予圧装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ブラシレスモータは民生機器,事
務機器の普及に伴ない低価格化,組立性の良さが要求さ
れている。
【0003】以下に、図面を参照しながら従来のブラシ
レスモータの一例について説明する。
【0004】図2は従来のブラシレスモータの要部を示
したものである。図2において1は回転子、2は固定
子、3および4は軸受、5はバネ、6は止め輪である。
【0005】回転子1は、磁性材料でカップ状に形成さ
れたロータフレーム11の内側に永久磁石12を固定し
た構造の回転子本体13と、回転子本体13に取り付け
られた回転軸14とからなっている。回転軸14は、ロ
ータフレーム11の底壁部11aの中央部に一体に形成
されたボス部11bの内周に圧入固定されている。
【0006】固定子2は電機子鉄芯21と、電機子鉄芯
21に巻装された電機子コイル22と、電機子鉄芯21
の内側に配置されたハウジング23とからなっている。
ハウジング23の内周には軸受3および4の外輪が嵌着
され、軸受3と4の内輪には回転軸14が接着もしくは
圧入により固定されている。またハウジングの段差部2
3aと軸受3との間にはバネ5が配置され、回転軸14
に形成された溝14aに止め輪6が挿入固定されてい
る。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、軸受に予圧を印加する際に、軸受の外輪
に荷重を加えバネを圧縮しながら止め輪(C形止め輪、
E形止め輪等)を回転軸に形成した溝に挿入固定しなく
てはならず、組立工数の削減に制限が発生するという問
題点を有していた。
【0008】本考案はこのような問題点を解決するもの
で、止め輪を回転軸に圧入固定することにより、予圧印
加工程の工数削減を行い、低価格で高精能なブラシレス
モータを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本考案のブラシレスモータの予圧装置は、回転軸の軸
受挿入部および予圧印加部と、回転軸先端部との間に微
小段差を有し、止め輪を円板状の金属板で形成し、回転
軸に固定する際に回転軸先端部ではすき間ばめ構成、予
圧印加部では圧入構成とし、また予圧印加部と回転軸先
端部とのつなぎ部をテーパー形状とした構成を備えたも
のである。
【0010】
【作用】この構成によって、止め輪を定位置まで容易に
圧入することができ、軸受に予圧を一定量安定して印加
することができる。このため、軸受外輪に荷重を印加し
ながら止め輪を回転軸の溝に挿入固定する必要がなくな
り、組立工数の削減および組立の自動化が可能となる。
【0011】
【実施例】以下本考案の一実施例について、図面にもと
づき説明する。
【0012】図1は本実施例の一例を示すブラシレスモ
ータの構成を示したものである。図1において13は回
転子本体、14は回転軸、3および4は軸受、5はバ
ネ、6は止め輪、23はハウジングである。以上により
ブラシレスモータの予圧印加部を構成している。
【0013】回転軸14は、軸受挿入部14aおよび予
圧印加部14bと、回転軸先端部14cとの間に微小段
差を有し、さらに予圧印加部14bと回転軸先端部14
cとのつなぎ部はテーパー形状となっており、止め輪6
は回転軸先端部14cではすき間ばめ、予圧印加部14
bでは圧入構成となる寸法で仕上げられた円板状の金属
板で形成されている。軸受3には止め輪6を圧入した際
に同時に圧縮されたバネ5によって一定の予圧が印加さ
れている。
【0014】以上のように構成された本実施例によれ
ば、軸受外輪に荷重しながら止め輪を回転軸の溝に挿入
固定する必要がなくなり、組立工数の削減および組立の
自動化が可能となる。
【0015】
【考案の効果】以上のように本考案は、回転軸の軸受挿
入部と予圧印加部と回転軸先端部との間に微小段差を有
し、予圧印加部と回転軸先端部とのつなぎ部はテーパー
形状となっており、止め輪を回転軸先端部ではすき間ば
め、予圧印加部では圧入構成となる寸法で仕上げられた
円板状金属板で形成することにより、ブラシレスモータ
の工数削減および組立の自動化を行うことができ、低価
格で高精能なモータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例におけるブラシレスモータの
構造図
【図2】従来例のブラシレスモータの要部構造図
【符号の説明】
1 回転子 2 固定子 3,4 軸受 5 バネ 6 止め輪 13 回転子本体 14 回転軸 14a 軸受挿入部 14b 予圧印加部 14c 回転軸先端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02K 29/00 H02K 5/173 H02K 21/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 界磁磁束を発生させるために多極着磁さ
    れた永久磁石とこの永久磁石を保持するロータフレーム
    を回転軸に装着した回転子と、この回転子を回転自在に
    支承する軸受と、この軸受に予圧を印加するバネと、こ
    のバネを圧縮し前記回転軸に固定される止め輪とよりな
    るブラシレスモータの予圧装置において、前記回転軸の
    軸受挿入部および予圧印加部と回転軸先端部との間に微
    小段差を備え、前記止め輪を円板状の金属板で形成し、
    前記回転軸に固定する際に前記回転軸先端部ではすき間
    ばめ構成とし、前記予圧印加部では圧入構成とし、止め
    輪を定位置まで圧入することによって前記軸受に予圧を
    印加する構成としたことを特徴とするブラシレスモータ
    の予圧装置。
JP1280393U 1993-03-22 1993-03-22 ブラシレスモータの予圧装置 Expired - Lifetime JP2581468Y2 (ja)

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JPH0674080U JPH0674080U (ja) 1994-10-18
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