JP2778894B2 - ブラシレス直流モータ及び軸受ホルダ - Google Patents

ブラシレス直流モータ及び軸受ホルダ

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JP2778894B2
JP2778894B2 JP5052071A JP5207193A JP2778894B2 JP 2778894 B2 JP2778894 B2 JP 2778894B2 JP 5052071 A JP5052071 A JP 5052071A JP 5207193 A JP5207193 A JP 5207193A JP 2778894 B2 JP2778894 B2 JP 2778894B2
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    • H02K5/173Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using bearings with rolling contact, e.g. ball bearings
    • H02K5/1735Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using bearings with rolling contact, e.g. ball bearings radially supporting the rotary shaft at only one end of the rotor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C35/00Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
    • F16C35/04Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
    • F16C35/042Housings for rolling element bearings for rotary movement
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16C2360/46Fans, e.g. ventilators

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軸流ファン等に用いら
れるブラシレス直流モータ及びブラシレス直流モータに
用いるのに好適なプラスチック製の軸受ホルダに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ、事務用機器、
コピー機器等では、多数のブラシレス直流モータまたは
ファンモータが用いられている。これらの機器の価格の
低下にともなって、ブラシレス直流モータの価格の低下
も強く望まれている。そのため最近は、軸受ホルダやハ
ウジング等のパーツをインジェクションモールドでプラ
チックにより成形することが行われている。
【0003】例えば、米国特許第4,806,081
号、米国特許第5,028,216号等には、軸受ホル
ダとハウジングとをインジェクションモールドでプラス
チックにより一体成形することが開示されている。また
米国特許第4,682,065号には、別々にインジェ
クションモールドで成形したプラスチック製の軸受ホル
ダとハウジングとを接合して一体化することが開示され
ている。これら従来の軸受ホルダには2個の軸受が軸線
を共通にするようにして固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】軸受ホルダをプラス
ックで作るとブラシレス直流モータの価格を下げること
はできるものの、従来の軸受ホルダでは次のような問題
を有していた。
【0005】(A)軸受ホルダの両端部に固定した2個
の軸受の軸線を一致させることが難しい。言換えると、
2個の軸受の径方向の位置決め精度またはアライメント
精度が悪い。そのためロータが回転した際の振動が大き
くなると共に軸受の寿命が短くなる問題が生じる。
【0006】(B)経時変化や温度変化によりプラス
ック製軸受ホルダの寸法が変化した際に発生するストレ
スが大きくなると、このストレスで軸受の寿命が短くな
る問題が生じる。米国特許第4,682,065号に
は、この様なストレスを小さくできる構造を有する軸受
ホルダの一例が開示されている。具体的には、軸受と接
触する部分の厚みを軸受と接触しない部分の厚みよりも
薄くして、ストレスを小さくしている。しかしながら、
米国特許第4,682,065号に示された軸受ホルダ
の構造では、十分にストレスを小さくできない。
【0007】本発明の目的は、2個の軸受の軸線を確実
に一致させることができ、しかも軸受に対して加えられ
るストレスを抑制できる軸受ホルダを備えたブラシレス
直流モータを提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、ロータが回転した際
の振動が少なく、しかも寿命の長いブラシレス直流モー
タを提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、ステータの取付けを
容易にする軸受ホルダを備えたブラシレス直流モータを
提供することにある。
【0010】本発明の更に他の目的は、別個に成形した
軸受ホルダとハウジングとの結合を確実に行うことがで
きる軸受ホルダを備えたブラシレス直流モータを提供す
ることにある。
【0011】本発明の別の目的は、2個の軸受の軸線を
確実に一致させることができて、しかも、軸受に対して
加えられるストレスを抑制できる軸受ホルダを提供する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明のブラシ
レス直流モータは、ステータと、回転軸を有してステー
タの外側を回転するロータと、回転軸を支持する一対の
軸受を保持する一体成形されたプラスチック製軸受ホル
ダと、軸受ホルダとは別に成形されて軸受ホルダが固定
される軸受ホルダが固定されたプラスチック製ハウジン
グとを具備する。本発明の軸受ホルダは、軸線方向に延
びる貫通孔を有する筒状部と、筒状部の内側からそれぞ
れ径方向内側に突出し且つ周方向に所定の間隔をあけて
設けられて一対の軸受の外周面と接触する複数の突出部
とを有している。複数の突出部は、表面に 型割り分割線
を有することなく筒状部の軸線方向に連続して直線状に
延びている。この様に複数の突出部を形成すると、複数
の突出部の軸線方向の一方の端部によって囲まれる一方
の軸受収容空間の中心軸線と複数の突出部の軸線方向の
他方の端部によって囲まれる他方の軸受収容空間の中心
軸線とは一致する。
【0013】従来の軸受ホルダでは、筒状部の両端にそ
れぞれ形成される2つの軸受収容空間は、それぞれ別の
型を用いて形成されている。従って、型の加工精度及び
複数の型の組み立て精度をかなり高くしなければ、形成
される2つの軸受収容空間の軸線を正確に一致させるこ
とは難しい。これに対して、モールド型を構成する複数
の型として、モールド型の分割面が複数の突出部の表面
に型割り分割線を形成しない位置にくるような型を用い
ると、一つの型で複数の突出部の表面を形成することが
できる。従って、従来のように2つの型の加工精度の誤
差と組み立て精度の誤差が原因となって、軸受ホルダに
保持される2つの軸受の軸線が一致しなくなるという問
題が生じない。
【0014】プラスチック製軸受ホルダをプラスチック
製ハウジングと一体に成形することも考えられるが、こ
のようにするとハウジング側の体積が大きいために、成
形時の合成樹脂硬化段階で軸受ホルダを形成する合成樹
脂がハウジング側に引き寄せられ、完成した軸受ホルダ
のハウジングと連続する基部に大きなストレスが発生
し、これが軸受ホルダを変形させる原因になる。このス
トレスが大きくなると、軸受ホルダに設けた複数の突出
部を表面に型割り分割線を有することなく筒状部の軸線
方向に連続して直線状に延ばしても、軸受ホルダの変形
量が大きくなって、軸受ホルダに保持される2つの軸受
の軸線が一致しなくなるという問題が生じてしまう。そ
のため本発明のように、軸受ホルダとハウジングとは別
体に形成しなければならない。
【0015】特に本発明のように、筒状部の両端部に、
軸線方向と径方向に向かって開口し且つ複数の突出部の
両側部に沿って軸線方向に延びる複数のスリットを形成
すると、周囲の温度変化や経年変化により生じる軸受ホ
ルダの寸法の変化によって軸受に加わるストレスを小さ
くできる。これはこれらのスリットの形成により、複数
の突出部が径方向に自由に変位できるためである。また
複数のスリットを軸受の軸線方向の両端を越えて延ばす
と、ストレスを有効に減少させることができる。
【0016】複数の突出部を周方向に略等しい間隔をあ
けて配置すると、軸受を安定に保持できる。
【0017】また複数の突出部の間に位置する複数の部
分の先端に、径方向外側にかしめられてステータの一部
と係合する延長部を設けると、ステータの固定を容易に
行える。
【0018】複数の突出部の間に位置する複数の部分に
はそれぞれ一対の軸受の一方の軸受の内側端面と当接す
る複数のストッパを設け、複数のストッパと他方の軸受
の内側端面との間に、他方の軸受を複数のストッパから
離れる方向に付勢するバネ部材を配置すると、回転軸の
軸線方向への変位によって軸受に加わる力を吸収でき
る。
【0019】軸受ホルダをハウンジングと別個に成形
し、両者を接合するためには、軸受ホルダの固定側の端
部にフランジ部を一体に設け、このフランジ部をハウジ
ングに接合するようにすればよい。
【0020】複数の突出部の周方向の長さ寸法を、複数
の突出部の間の複数の部分の周方向の長さ寸法より短く
すると、軸受ホルダから軸受に加わるストレスを小さく
できる。
【0021】
【実施例】以下図面を参照して、本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0022】図1は、本発明のブラシレスモータを備え
たファンの断面図である。同図において、1は矩形状の
ケーシングであり、2はモータのハウジングであり、3
はケーシング1とハウジング2とを連結する3本のウエ
ブ3である。3本のウエブ3はハウジング2から径方向
に放射状に延びている。ケーシング1と、ハウジング2
と、ウエブ3とは、ポリブチレンテレフタレート等のプ
ラスチック材料を用いて射出成形によって一体に成形さ
れている。ハウジング2は、中央に環状の段部21aを
有する円環状の平板部21と、平板部21の外周端部か
ら軸線方向に延びる筒状の壁部22と、平板部21の中
央から軸線方向に延びる筒状部23とを有している。筒
状部23には、後に詳細に説明する軸受ホルダ4が嵌合
されている。軸受ホルダ4の外周面上には、鉄心5と鉄
心5に装着された複数のボヒン6と各ボビン6に巻装さ
れた巻線7とから構成されたステータ8が嵌合されてい
る。各ボビン6には、駆動回路を備えた回路基板9の回
路パターンと巻線7との電気的接続に用いる接続ピン1
0が固定されており、接続ピン10は回路基板9に設け
たスルーホールに挿入されて、回路基板9の裏面に設け
た回路パターンに半田付け接続されている。
【0023】軸受ホルダ4の両端には、一対のボール軸
受11及び12が嵌合されており、これらの軸受11及
び12にはロータ13の回転軸14が支持されている。
一方の軸受12の内側にはコイル状のバネ部材15が配
置されており、回転軸14の一方の先端にはスナップリ
ング16が嵌合されている。回転軸14の他端は、金属
製の第1のカップ状部材17の中央部に設けたスルーホ
ール17aにきつく嵌合されている。このカップ状部材
17の周壁部の内周面には、複数の磁極を構成する永久
磁石18が固定されている。またカップ状部材17の外
側には、第2のカップ状部材19が固定されている。こ
の第2のカップ状部材の周壁部の外周部には複数のブレ
ード20が固定されている。図2は、ハウジング2に固
定された軸受ホルダの斜視図を示している。
【0024】次に軸受ホルダ4について説明する。図3
ないし図6は、軸受ホルダ4の斜視図、端面図、正面図
及び断面図を示している。軸受ホルダ4は、補強剤が添
加されて補強されたポリブチレンテレフタレート等のプ
ラスチック材料を用いてインジェクションモールド即ち
射出成形により一体成形されている。軸受ホルダ4は、
軸線方向に延びる貫通孔を有する筒状部41と、筒状部
41の内側からそれぞれ径方向内側に突出し且つ周方向
に略等しい間隔をあけて設けられた3つの突出部42a
〜42cと、突出部42a〜42cの間に位置する3つ
の部分43a〜43cの内側に設けられた3つのストッ
パ部44a〜44cとを有している。また筒状部41の
両端部には、軸線方向と径方向に向かって開口し且つ突
出部42a〜42cの両側部に沿って軸線方向に延びる
6本のスリット45a〜45f,46a〜46fが形成
されている。そして突出部42a〜42cの間に位置す
る3つの部分43a〜43cの一方の端部には弧状のフ
ランジ部47a〜47cが設けられており、また3つの
部分43a〜43cの他方の端部には軸線方向に延びる
延長部48a〜48cが設けられている。フランジ部4
7a〜47cの径方向外側の端部には、軸線方向に突出
し周方向に延びる突部47a1 〜47c1 が形成されて
いる。これらの突部47a1 〜47c1 は、軸受ホルダ
4のフランジ部47a〜47cをハウジング2の平板部
21に設けた段部21aに溶着する場合に溶融する。ま
た延長部48a〜48cは、軸受ホルダ4の外周部にス
テータ8を嵌合した後、加熱変形されてボビン6側に対
してかしめられる。
【0025】突出部42a〜42cは、筒状部41の軸
線方向に連続して直線状に延びており、図6に示すよう
に、その長さLは筒状部41の長さよりわずかに小さ
い。突出部42a〜42cの両端部には軸受11及び1
2の嵌入を容易にするために、段差またはスロープが形
成されている。なお突出部42a〜42cの軸線方向の
一方の端部によって囲まれる空間が、軸受11を収容す
る第1の軸受収容空間を構成しており、突出部42a〜
42cの軸線方向の他方の端部によって囲まれる空間
が、軸受12を収容する第2の軸受収容空間を構成して
いる。
【0026】突出部42a〜42cが軸線方向に連続し
て直線状に延びているということは、突出部42a〜4
2cの表面に型割り分割線がないこと、または突出部4
2a〜42cが1つの型によって形成されていることを
意味する。ここで型割り分割線とは、軸受ホルダ4を射
出成形により一体成形した際に、型の分割面の位置に形
成される線である。図7は、軸受ホルダ4を一体成形す
る際に用いるモールド型100の断面図を示している。
このモールド型100は、2つの型101及び102が
組合されて構成される。2つの型101及び102が当
接する面がモールド型の分割面(P.L.)であり、成
形品の表面にはこの分割面に対応する位置に線が現れ
る。本実施例では、型101によって全ての突出部42
a〜42cを形成するように型101及び102の形状
を定めている。言い替えると、突出部42a〜42cの
寸法精度は、型101の寸法精度によって決まる。その
ため突出部42a〜42の両端部によってそれぞれ囲ま
れる第1及び第2の軸受収容空間の軸線を一致させるこ
とは、型101の寸法精度を高めることにより実現でき
る。なお図7において、103はプラスチック樹脂の充
填口であり、104は成形品を押出すための押し出しピ
ンであリ、105がキャビティである。
【0027】突出部42a〜42cの断面形状は、軸受
11及び12の外周面に添うような円弧形状をなしてい
る。そして各突出部42a〜42cの周方向の長さ寸法
は、隣接する突出部の間にある部分43a〜43cの周
方向の長さ寸法よりも短い。これは複数の突出部42a
〜42cから軸受11及び12に加わるストレスを小さ
くするのに役立っている。本実施例において、筒状部4
1の内周面の半径r1は約4.3mm であり、突出部42a
〜42cの表面によって囲まれる仮想の円筒空間の半径
r2 は、軸受11及び12の外周面の半径よりも僅かに
小さい約4mmであり、突出部42a〜42cの径方向内
側への突出寸法は約0.3mm である。
【0028】第1の軸受収容空間に収容された軸受11
の内側端面は、ストッパ部44a〜44cの軸線方向の
一方の端面と当接し、軸受11の外側端面は第1のカッ
プ状部材17の内壁面と当接して、軸受11の軸線方向
への移動が阻止されている。また第2の軸受収容空間に
収容された軸受12の内側端面は、一端がストッパ部4
4a〜44cの軸線方向の他方の端面と当接したバネ部
材15の他端と当接し、軸受12の外側端面は回転軸1
4に嵌合されたスナップリング16と当接している。フ
ァンが回転すると、回転軸14をハウジング2から離そ
うとする方向の力が発生するが、軸受12とストッパ部
44a〜44cとの間にあるバネ部材15の緩衝作用に
よって軸受12に無理な力が加わるのが防止される。
【0029】スリット45a〜45f及び46a〜46
fは、経年変化及び熱の影響で軸受ホルダ4の各部の寸
法が変化した場合に発生するストレスを小さくして、こ
のストレスによって軸受11及び12に無理な力が加わ
るのを抑制する効果を発揮する。この様な効果を有効に
発揮させるために、これらのスリットは軸受11及び1
2の軸線方向の長さよりも長い長さ寸法を有している。
言い替えるとスリットは、軸受11及び12が軸受ホル
ダ4に嵌合された状態で、軸受の軸線方向の両端部を越
えた位置まで延びている。またスリットの幅寸法も、上
記効果を有効に発揮できる寸法に定められている。
【0030】これらの軸受ホルダ4をハウジング2に固
定する場合には、図1及び図2に示すように、ハウジン
グ2の平板部21に設けた段部21aにフランジ部47
a〜47cを溶着する。
【0031】また上記実施例は、本発明の軸受ホルダを
ファンの駆動源として用いられるブラシレスDCモータ
の軸受ホルダに適用したものであるが、本発明の軸受ホ
ルダは、他の小型の回転電気機器の軸受ホルダにも当然
適用できるものである。
【0032】上記各実施例の軸受ホルダでは、軸受を挟
持する複数の突出部が3つ設けられているが、複数の突
出部の数は軸受ホルダの径寸法に応じて任意に定めるこ
とができる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、プラスチック製ハウジ
ングとは別に形成するプラスチック製軸受ホルダの一対
の軸受の外周面と接触する複数の突出部が、表面に型割
り分割線を有することなく筒状部の軸線方向に連続して
直線状に延びているので、複数の突出部の軸線方向の一
方の端部によって囲まれる一方の軸受収容空間の中心軸
線と複数の突出部の軸線方向の他方の端部によって囲ま
れる他方の軸受収容空間の中心軸線とを容易に且つ確実
一致させることができる。
【0034】特に筒状部の両端部に、軸線方向と径方向
に向かって開口し且つ複数の突出部の両側部に沿って軸
線方向に延びる複数のスリットを形成すると、周囲の温
度変化や経年変化により生じる軸受ホルダの寸法の変化
によって軸受に加わるストレスを小さくできる。また複
数のスリットを軸受の軸線方向の両端を越えて延ばす
と、ストレスを更に有効に減少させることができる利点
がある。
【0035】また複数の突出部の間に位置する複数の部
分の先端に、径方向外側にかしめられてステータの一部
と係合する延長部を設けると、ステータの固定を容易に
行える。
【0036】複数の突出部の間に位置する複数の部分に
はそれぞれ一対の軸受の一方の軸受の内側端面と当接す
る複数のストッパを設け、複数のストッパと他方の軸受
の内側端面との間に、他方の軸受を複数のストッパから
離れる方向に付勢するバネ部材を配置すると、回転軸の
軸線方向への変位によって軸受に加わる力を吸収でき
る。
【0037】更に複数の突出部の周方向の長さ寸法を、
複数の突出部の間の複数の部分の周方向の長さ寸法より
短くすると、軸受ホルダから軸受に加わるストレスを小
さくできる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブラシレス直流モータを備え
たファンの断面図である。
【図2】ハウジングに固定された軸受ホルダの斜視図を
示している。
【図3】図1の実施例で用いる軸受ホルダの斜視図であ
る。
【図4】図1の実施例で用いる軸受ホルダの端面図であ
る。
【図5】図1の実施例で用いる軸受ホルダの正面図であ
る。
【図6】図4のIV−IV線断面図である。
【図7】軸受ホルダを射出成形により形成する際に用い
るモールド型の断面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 ハウジング 3 ウエブ 4 軸受ホルダ 41 筒状部 42a〜42c 突出部 43a〜43c 複数の突出部の間の部分 44a〜44c ストッパ部 45a〜45f,46a〜46f スリット 47a〜47c フランジ部 48a〜48c 延長部 5 鉄心 6 ボビン 7 巻線 8 ステータ 9 回路基板 10 ピン 11,12 軸受 13 ロータ 14 回転軸 15 バネ部材 16 スナップリング 17 第1のカップ状部材 18 永久磁石 19 第2のカップ状部材 20 ブレード
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02K 5/00 - 5/26

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータと、 回転軸を有して前記ステータの外側を回転するロータ
    と、 前記回転軸を支持する一対の軸受を保持する一体成形さ
    れたプラスチック製軸受ホルダと、前記軸受ホルダとは別に成形されて前記軸受ホルダが固
    定される プラスチック製ハウジングとを具備するブラシ
    レス直流モータにおいて、 前記軸受ホルダは軸線方向に延びる貫通孔を有する筒状
    部と、前記筒状部の内側からそれぞれ径方向内側に突出
    し且つ周方向に所定の間隔をあけて設けられて前記一対
    の軸受の外周面と接触する複数の突出部とを有し、 前記複数の突出部は表面に型割り分割線を有することな
    前記筒状部の軸線方向に連続して直線状に延びてお
    り、 前記筒状部の両端部には、軸線方向と径方向とに向かっ
    て開口し且つ前記複数の突出部の両側部に沿って軸線方
    向に延びる複数のスリットが形成されている ことを特徴
    とするブラシレス直流モータ。
  2. 【請求項2】 前記複数の突出部は周方向に略等しい間
    隔をあけて配置されている請求項1に記載のブラシレス
    直流モータ。
  3. 【請求項3】 前記複数のスリットは前記軸受の軸線方
    向の両端を越えて延びている請求項に記載のブラシレ
    ス直流モータ。
  4. 【請求項4】 前記複数の突出部の間に位置する複数の
    部分にはそれぞれ前記一対の軸受の一方の軸受の内側端
    面と当接する複数のストッパが設けられている請求項
    1,2または3に記載のブラシレス直流モータ。
  5. 【請求項5】 前記複数のストッパと前記一対の軸受の
    他方の軸受の内側端面との間には前記他方の軸受を前記
    複数のストッパから離れる方向に付勢するバネ部材が配
    置されている請求項に記載のブラシレス直流モータ。
  6. 【請求項6】 前記複数の突出部の間に位置する複数の
    部分の先端には、径方向外側にかしめられて前記ステー
    タの一部と係合する延長部がそれぞれ設けられている請
    求項に記載のブラシレス直流モータ。
  7. 【請求項7】 前記軸受ホルダの固定側の端部にはフラ
    ンジ部が一体に設けられており、前記フランジ部が前記
    ハウジングに溶着により接合されている請求項1に記載
    のブラシレス直流モータ。
  8. 【請求項8】 前記複数の突出部の周方向の長さ寸法
    は、前記複数の突出部の間の前記複数の部分の周方向の
    長さ寸法より短い請求項に記載のブラシレス直流モー
    タ。
  9. 【請求項9】 両端部に回転軸を支持する一対の軸受を
    保持する一体成形されたプラスチック製の軸受ホルダで
    あって、 前記軸受ホルダは軸線方向に延びる貫通孔を有する筒状
    部と、 前記筒状部の内側からそれぞれ径方向内側に突出し且つ
    周方向に所定の間隔をあけて設けられて前記一対の軸受
    の外周面と接触する複数の突出部とを有し、 前記複数の突出部は、表面に型割り分割線を有すること
    なく、しかも前記筒状部の軸線方向に連続して直線状に
    延びており、 前記筒状部の両端部には、軸線方向と径方向とに向かっ
    て開口し且つ前記複数の突出部の両側部に沿って軸線方
    向に延びる複数のスリットが形成されている ことを特徴
    とする軸受ホルダ。
  10. 【請求項10】 前記複数の突出部の間に位置する複数
    の部分にはそれぞれ前記一対の軸受の一方の軸受の内側
    端面と当接するストッパが設けられ、前記複数の部分の
    軸線方向の一方の端部には径方向外側に突出するフラン
    ジ部がそれぞれ設けられ、前記フランジ部には軸線方向
    の他方の端部側に向かって突出する突部が設けられてい
    る請求項に記載の軸受ホルダ。
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