JPH063981B2 - 回転軸の支持装置 - Google Patents

回転軸の支持装置

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JPH063981B2
JPH063981B2 JP61172976A JP17297686A JPH063981B2 JP H063981 B2 JPH063981 B2 JP H063981B2 JP 61172976 A JP61172976 A JP 61172976A JP 17297686 A JP17297686 A JP 17297686A JP H063981 B2 JPH063981 B2 JP H063981B2
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JP
Japan
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bearing
bearing housing
rotating shaft
bearings
rotary shaft
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JP61172976A
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JPS6331440A (ja
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誠 中北
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 この発明はハードディスク駆動用マイクロモータ等の回
転軸の倒れを防止して支持することができるようにした
支持装置に関する。
〔従来技術とその問題点〕 回転軸の支持装置の従来例を第3図にもとづいて説明す
る。この図は立て軸モータの要部を示し、回転軸1が一
対の軸受2と3を介して円筒状の軸受ハウジング4で支
持され、軸受ハウジング4の下端部外周に円筒状の固定
子5が嵌着されている。前記軸受ハウジング4は比重の
小さいアルミニウム等で軽量に形成され、軸受2,3は
軸受ハウジング4にすきまばめされている。前記軸受2
と3は転動部のすきまをなくして回転精度を向上させる
ためにそれぞれの外輪端面間に軸方向に押圧作用を行う
コイル状のばね6が適当に圧縮して介挿されている。ま
た回転軸1の回転に伴う発生熱で軸受2,3部が高温に
なると軸受2,3と軸受ハウジング4の熱膨張係数の差
で両者のすきまが増して軸受2,3のがたつことがあ
り、これを防止するために一方の軸受2の外周と軸受ハ
ウジング4の間に径方向に押圧作用を行う板ばね7が介
挿されている。このばね7は押圧方向がハードディスク
駆動用マイクロモータの場合には第4図に示すようにP
矢で示す磁気ヘッド方向と直交するQ矢方向となるよう
に配設され、端部が軸受ハウジング4の下端部にねじ8
で固定取付けされている。前記回転軸1の下端部には回
転子センタ9が固着され、その外周部に永久磁石等から
なる回転子10が固定子5を包囲して取付けられてい
る。
このような構造では軸受2を磁気ヘッド方向と直交する
方向か一点で押圧するのみであるので磁気ヘッド方向へ
の回転軸1の倒れを確実に防止することが困難であり、
回転軸1の磁気ヘッド方向への倒れが生じると記録の書
込み時および読み取り時に誤動作することがあるとう欠
点があった。
〔発明の目的〕
この発明は前記の欠点を除去するために、回転軸の倒れ
を確実に防止して支持することできるようにした回転軸
の支持装置を提供することを目的とする。
〔発明の要点〕
この発明は前記の目的を達成するために、回転軸を支持
する一対の軸受のうち一方の軸受外周とこれを支持する
円筒状軸受ハウジングの間に径方向に押圧作用を行う二
つばねを互に円周方向に適当な角度をおいて介挿し、軸
受を介して二つのばねのベクトル合成力が作用する軸受
ハウジングの内周面に軸方向寸法が軸受の幅より大きい
適当な幅の凹所を設けるようにしたものである。
〔発明の実施例〕
第1図はこの発明の実施例を示すもので、第3図および
第4図と同一符号で示すものは同一部品である。この図
は立て軸モータを示し、回転軸1が一対の軸受2と3を
介してアルミニウム等で形成した円筒状の軸受ハウジン
グ14で支持され、軸受ハウジング14の下端部外周に
固定子5が嵌着されている。前記軸受2と3のそれぞれ
外輪端面間には軸方向に押圧作用を行うコイル状のばね
6が介挿され、一方の軸受2の外周と軸受ハウジング1
4の間には径方向に押圧作用を行う二つの板ばね17が
互に円周方向に適当な角度をおいて介挿されている。こ
の二つのばね17はベクトル合成力による押圧方向がハ
ードディスク駆動用マイクロモータの場合には第2図に
示すようにP矢で示す磁気ヘッド方向と直交するQ矢方
向となるように配設され、端部を軸受ハウジング14の
下端部外周と固定子5の間に挟み込んで固定取付けされ
ている。軸受2を介して前記ベクトル合成力の作用する
軸受ハウジング14の内周面には軸方向寸法が軸受2の
幅より大きい適当な幅の凹所14aが設けられている。
前記実施例によれば軸受2を軸受ハウジング14の凹所1
4aに適当に押しつけることにより凹所14aの側縁部
と係合して軸受2および回転軸1を径方向に確実に位置
決めできるのみでなく、回転軸1の磁気ヘッド方向への
倒れをばね17の分力で防止することができる。
前記実施例では立て軸モータの場合について説明した
が、これに限定されるものではない。
〔発明の効果〕
この発明によれば回転軸の支持装置において、回転軸を
支持する一対の軸受のうち一方の軸受外周とこれを支持
する円筒状軸受ハウジングの間に径方向に押圧作用を行
う二つのばねを円周方向に適当な角度をおいて介挿し、
軸受を介して二つのばねのベクトル合成力が作用する軸
受ハウジングの内周面に軸方向寸法が軸受の幅より大き
い適当な幅の凹所を設けるようにしたので、軸受を凹所
に押しつけることにより回転軸を径方向に位置決めしか
つ回転軸の倒れをばねの分力で確実に防止することがで
きるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の縦断面図、第2図は第1図
のばねの作用説明図、第3図は従来例の縦断面図、第4
図は第3図のばねの作用説明図である。 1…回転軸、2,3…軸受、14…軸受ハウジング、1
4a…凹所、17…ばね。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の軸受を介して円筒状軸受ハウジング
    で回転軸を支持する支持装置において、一方の軸受外周
    と軸受ハウジングの間に径方向に押圧作用を行う二つの
    ばねを互に円周方向に適当な角度をおいて介挿するとと
    もに、前記軸受を介して二つのばねのベクトル合成力が
    作用する軸受ハウジングの内周面に軸方向寸法が軸受の
    幅より大きい適当な幅の凹所を設けたことを特徴とする
    回転軸の支持装置。
JP61172976A 1986-07-23 1986-07-23 回転軸の支持装置 Expired - Lifetime JPH063981B2 (ja)

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JPS6331440A JPS6331440A (ja) 1988-02-10
JPH063981B2 true JPH063981B2 (ja) 1994-01-12

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02273061A (ja) * 1989-04-14 1990-11-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気記録装置駆動用ブラシレスモータ
JP2778894B2 (ja) * 1993-03-12 1998-07-23 山洋電気株式会社 ブラシレス直流モータ及び軸受ホルダ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5830965U (ja) * 1981-08-19 1983-02-28 富士通株式会社 磁気デイスク装置
JPS6052953A (ja) * 1983-09-02 1985-03-26 Hitachi Ltd 軸受装置
JPS6134660U (ja) * 1984-08-06 1986-03-03 日本電産株式会社 磁気デイスク装置

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JPS6331440A (ja) 1988-02-10

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