JP3796297B2 - スピンドルモータ及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スピンドルモータに関し、より詳細には、シャフトを有している静止部と、ロータハブを有している回転部と、この静止部と回転部とを連結している軸受とを有しているスピンドルモータに関する。
【0002】
【従来の技術】
公知のスピンドルモータは、例えば図3に符号50で示すように、通常、下側に位置している静止部51と、上側に位置している回転部52と、により構成されており、一般に例えば磁気ディスク等の記録用ハードディスク53を回転する駆動装置として用いられている。
【0003】
このスピンドルモータ50において、静止部51は、HDD等の装置へ固定されているブラケット60と、このブラケット60の中央部に下端部が固定されているシャフト61と、同様にブラケット60に固定されておりかつコイルを搭載しているステータ62と、により構成されている。また該ブラケット60は、前記ステータ62を受け入れる凹み63と、該凹み63から立ち上がりそこから半径方向外方に伸びているブラケットフランジ64と、を有している。また、このブラケットフランジ64の上面の一部には例えば120°〜170°の範囲にわたり概ね弧状に広がるヘッドシーク溝65が設けてある。
【0004】
一方、回転部52は、前記ブラケット60のフランジ64の上面に対置して複数枚のハードディスク53を積層保持するロータフランジ70を外周部に有しているロータハブ71と、前記ロータフランジ70の下面部分において該ロータハブ71へ取り付けられているロータヨーク72と、前記静止部51のステータ62に対置する位置において該ロータヨーク72へ取り付けられているロータマグネット73と、前記シャフト61の上端部を包囲する環状であって外周部がロータハブ71ヘ接着剤74等によって固着されているラビリンスキャップ75と、により構成されている。
【0005】
ここで回転部52のロータハブ71は、静止部51のシャフト61に対して、一対の軸受90、91を介して回転自在に支持されている。これらの軸受90、91を収容するため、ロータハブ71には、上下に一対の軸受支持凹み部76、77が形成されている。これらの軸受支持凹み部76及び77は、それぞれ前記シャフト61の軸線方向に対して垂直な方向に伸びておりそこから上方部分が切り欠かれている上向き切欠部(上向き突き当て部)78とこの切欠部78の半径方向外方部分から上方に伸びている側壁であって該シャフト61の中心軸線から同心をなす円筒状に上方に伸びている拡径寸法の円筒形垂直側壁80、及び該上向き切欠部78から一定距離だけ下方に離れている位置において同様に前記シャフト61の軸線方向に対して垂直な方向に伸びておりそこから下方部分が切り欠かれている下向き切欠部(下向き突き当て部)79とこの切欠部79の半径方向外方部分から下方に伸びている側壁であって該シャフト61の中心軸線から同心をなす円筒状に下方に伸びている拡径寸法の円筒形垂直側壁81と、により構成されている。
【0006】
これらの軸受凹み部76、77のうち、切欠部78、79は前記軸受90、91を互いに一定の距離だけ離して配置する働きをしているもので、これらの切欠部78、79には前記軸受90、91の外輪のそれぞれ下面及び上面が突き当てられそこに位置付けてある。一方、該垂直側壁80、81はそれぞれの軸受90、91が回転方向へ移動するのを阻止する機能をするもので、通常、これらの側壁と軸受の外輪との間に接着剤を付着することにより、該軸受がその位置から移動出来ないように固着している。
【0007】
この種HDD用スピンドルモータ50においては、通常、ロータハブ71はディスク53と同様のアルミニュウム又はアルミニュウム合金によって形成されている。これは、ロータハブ71とディスク53とを同じ素材によって形成することにより温度変化によるディスク53の歪等を防止するためである。一方、軸受90、91は、通常、スチール又はステンレス等の鉄系金属によって形成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このように固定のシャフト61に軸受90、91を介してロータハブ71を回転自在に支持する構造のスピンドルモータ50においては、特にロータハブ71の軸受支持凹み部76及び77に軸受90、91を収容する場合、それぞれ上向き切欠部78と下向き切欠部79とに軸受90、91の外輪を突き当てて位置付けているが、ロータハブ71は軸受90、91(内輪、外輪)に比べて、その熱膨張係数が大であり、従って温度低下時の熱収縮変形量も大きい。そのため、スピンドルモータ50の周辺温度が低下した場合、該ロータハブ71が熱収縮を起こし、上向き切欠部78が矢印82で示すように下方へ向かって収縮し、下向き切欠部79が矢印83で示すように上方へ向かって収縮することにより、上方の軸受90の外輪とロータハブ71の上向き切欠部78との間、及び下側軸受91の外輪とロータハブ71の下向き切欠部79との間に、それぞれ隙間が発生することがある。
【0009】
その結果、シャフト61、軸受90、91及びロータハブ71で構成される部分の剛性が低下し、かつ、固有振動周波数が低下する。このため、シャフト61、軸受90、91及びロータハブ71で構成される部分の固有振動周波数が、軸受、スピンドルモータ、デイスク、ドライブ装置等の他の部分の固有振動周波数に近づき、両者の周波数が共振し、結果的には振動や騒音を誘発するという課題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、一対の軸受を、ロータハブに設けた一対の軸受支持凹み部に収容しており、この両軸受支持凹み部がシャフトの長手方向軸線に沿って一定の距離だけ互いに離れて設けてあり、かつ、この軸受支持凹み部が、シャフトの軸線の方向に対して垂直な方向に伸びておりそこから上方部分が切り欠かれている上向き切欠部即ち上側の軸受の外輪が上方から当接する上向き突き当て部と、この切欠部の半径方向外方部分から上方に伸びている側壁であって上方に行くに従いシャフトの中心軸線に向かって収斂する拡径寸法の円筒形収斂側壁即ちテーパ面と、により、及び前記上向き切欠部から一定距離だけ下方に離れている位置において同様にシャフトの軸線方向に対して垂直な方向に伸びておりそこから下方部分が切り欠かれている下向き切欠部即ち下側の軸受の外輪が下方から当接する下向き突き当て部と、この切欠部の半径方向外方部分から下方に伸びている側壁であって下方に行くに従いシャフトの中心軸線に向かって収斂する拡径寸法の円筒形収斂側壁即ちテーパ面と、により、それぞれ構成されており、かつ、軸受支持凹み部のうち、それぞれの切欠部には軸受の外輪の下端面及び上端面がそれぞれ突き当てられそこに保持されており、それぞれの側壁には軸受の外輪の上端縁部及び下端縁部がそれぞれ突き当てられそこに保持されていることを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本件発明の好ましい実施例を開示している図1及び図2を参照しながら本件発明の内容について述べる。本発明のスピンドルモータの各構成要素及びその配置及び構成は、実質的に図3に示す公知のスピンドルモータの各構成要素及びその配置及び構成と類似している。そのため、図1においては、本件発明のスピンドルモータのうち、特に、シャフト10と、当該スピンドルモータの回転部を構成しているロータハブ11と、該シャフト10へロータハブ11を回転可能に保持している一対の軸受12、13と、の関係構造ついてのみ示す。
【0012】
図1において、シャフト10は、図3に示す従来例と同様に、ステータ、凹み、フランジ、ヘッドシーク溝等を有しているブラケットに、その下端部が固着され、スピンドルモータの静止部を構成している。またロータハブ11は、図3に示す従来例と同様に、ハードデイスクを保持するフランジ20、軸受12及び13をそれぞれ支持している軸受支持凹み部21及び22を備えており、スピンドルモータの回転部を構成している。
【0013】
図1において、軸受12及び13をそれぞれ支持している軸受支持凹み部21及び22は、前記シャフト10の軸線方向に対して垂直な方向に伸びておりそこから上方部分が切り欠かれている上向き切欠部即ち軸受12の外輪が上方から当接する上向き突き当て部23と、この切欠部23の半径方向外方部分から上方に伸びている側壁であって上方に行くに従い該シャフト10の中心軸線14に向かって収斂する拡径寸法の円筒形収斂側壁即ちテーパ面26と、により、及び前記上向き切欠部23から一定距離だけ下方に離れている位置において同様に前記シャフト10の軸線方向に対して垂直な方向に伸びておりそこから下方部分が切り欠かれている下向き切欠部即ち軸受13の外輪が下方から当接する下向き突き当て部24と、この切欠部24の半径方向外方部分から下方に伸びている側壁であって下方に行くに従い該シャフト10の中心軸線14に向かって収斂する拡径寸法の円筒形収斂側壁即ちテーパ面27と、によりそれぞれ構成されている。
【0014】
これらの軸受凹み部21、22のうち、切欠部23、24は前記軸受12、13をシャフト10の軸線14の方向に一定の距離だけ離して配置する働きをしているもので、これらの切欠部23、24には前記軸受12、13の外輪の下端面及び上端面がそれぞれ突き当てられそこに保持されている。一方、シャフト10の軸線方向の上方及び下方に向かってそれぞれ収斂しているテーパ付きの側壁26、27にはそれぞれ軸受12、13の外輪の上端縁部及び下端縁部が突き当てられそこに保持されている。このテーパ付き側壁26、27は軸受12、13がシャフトの周りに回転するのを阻止する機能をするものである。
【0015】
この発明において、シャフト10へロータハブ11を組み付けるときには、初めに、ロータハブ11を加熱して、軸受支持凹み部21、22の直径を広げる。次いでこの加熱により広がった凹み部へ軸受12、13を挿入する。その後、該軸受12、13へシャフト10を挿通した後、該ロータハブを常温に戻す。若しくは該ロータハブを常温に戻しながらシャフトを軸受内に挿通する。このように、軸受は熱嵌合によりロータハブへ嵌め込んであるので、該軸受12、13とロータハブ11に設けた軸受支持凹み部21、22との間に、図3に示す公知のスピンドルモータの場合にように接着剤を塗布することなく、安全に固着される。しかしもし望まれるなら、これまでと同様に、接着剤の助けを借りることも可能である。これにより、一層完全な固着が得られるのである。
【0016】
このように、本発明においては、テーパ付き側壁26、27が軸受12、13の外輪のそれぞれ上端縁部及び下端縁部に点P,Qにおいて突き当てられている。このため、図2に示すように、ロータハブ11は、軸受12、13に対して該側壁26、27に対して直交する方向に矢印M又はNで示す方向に荷重を付与している。これらのベクトルM、Nを「交換の法則」に基づいてそれぞれ分解すると、シャフト10の軸線14に対して垂直な方向の成分aとシャフト10の軸線14に対して平行な方向の成分b、及びシャフト10の軸線14に対して垂直な方向の成分cとシャフト10の軸線14に対して平行な方向の成分d、になる。ここで成分bと成分dとは、方向は反対であるが、同じ大きさの力となっている。このため、軸受12、13は、常にロータハブ11の切欠部23、24を矢印28、29で示す方向へ押圧している。
【0017】
しかして、この発明において、温度低下が発生してスピンドルモータが熱収縮を起こしたときの挙動について述べる。スピンドルモータが熱収縮を開始すると、ロータハブ11の切欠部23、24が、図3において、矢印82、83で示す方向へ熱収縮しようとする。これと同時にロータハブ11はその全体が同時に収縮する。このロータハブ11の収縮に伴って、側壁26、27が軸受12、13の外輪を内方へ押圧し、図2に示す成分b,dが作用し、これにより軸受12、13自体が矢印28、29の方向へ押圧される。このため該軸受がロータハブ11の切欠部23、24を押圧する力を発生する。ここで、ロータハブ11の熱収縮はロータハブ全体において発生するので、図3に矢印82、83にて示している方向の熱収縮量は、ほぼ完全に、図2の矢印28、29にて示している方向の熱収縮量により補償される。このため、ロータハブ11に熱収縮が発生しても、図3のスピンドルモータと異なり、軸受と、切欠部と、の間に間隙が発生するという心配がない。
【0018】
この場合の挙動について、より詳細に検討すると、切欠部23、24の軸線方向の収縮量は、実際には前記軸受の熱収縮があるため、完全には補償されないであろうが、使用している材料の特性により該軸受の熱収縮量は、ロータハブ11の熱収縮量に比較して無視出来る程に少ないので、現実的には該軸受の熱収縮量を無視することが出来、結果的には、切欠部23、24の軸線方向の収縮量は実質的に補償される。ロータハブをアルミニュウム合金で構成し軸受をスチール等の鉄系合金で構成して本発明の構造を採用すれば、ロータハブに熱変形による収縮が発生しても、軸受12、13と、切欠部23、24と、の間には熱収縮による間隙がほぼ完全に解消される。
【0019】
なお図2において明白なように、ロータハブ11のテーパ面26、27は、軸受12、13の保持を確実に行うため該軸受の上面又は下面位置よりも幾分上方又は下方まで突出している。このため、軸受12の上面に接しているラビリンスキャップ30には、図3のように、該突出部を収容する突出部収容溝eが設けてある。
【0020】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、次に記載するような効果を奏する。
請求項1に記載のスピンドルモータにあっては、温度低下時に、ロータハブ11の切欠部23、24が互いに接近する方向に収縮しようとするが、この際、ロータハブ全体も同様に収縮し、このロータハブ11の内周方向の収縮によって軸受12、13がテーパ面26、27により押圧され、この結果、該軸受12、13は切欠部23、24を押圧する方向に移動し常時軸受と切欠部とが当接することになる。このため軸受12、13とロータハブ11の切欠部23、24との間に間隙が発生することがない。従ってスピンドルモータが熱変化を受けたときにも、ロータハブ11、軸受12、13及びシャフト10で構成される部分の剛性が変動するということはなく、よってロータハブ11、軸受12、13及びシャフト10で構成される部分の固有振動数に変化がなく、他の部材との共振による振動又は騒音の発生を完全に阻止することが出来る。
【0021】
請求項2に記載のスピンドルモータにあっては、軸受12、13の温度変化による寸法変動をロータハブ11に比べて無視できる程度にされているため、温度低下時における軸受12、13の外輪の切欠部への押圧力の調整をテーパ面26、27のテーパ角のみで制御でき、設計が容易になる効果が得られる。
【0022】
請求項3に記載のスピンドルモータにあっては、軸受12、13をロータハブ11に対して圧力嵌めによってのみ固着できるので、組立が容易になり、さらに請求項4に記載のスピンドルモータにあっては、接着剤を併用するので、軸受12、13の外輪のロータハブ11に対する固定強度即ち回り止めがより確実になる。
【0023】
請求項5に記載のスピンドルモータの製造方法にあっては、組立に際し、ロータハブ11を加熱して軸受支持凹み部21、22の直径を広げ、これに軸受12、13を挿入するようにしたので、軸受12、13を傷つけることなく組み込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したスピンドルモータのロータハブと軸受との関係を示す断面図である。
【図2】 図1の拡大断面図である。
【図3】 公知のスピンドルモータの一例を示す全体断面図である。
【符号の説明】
10 シャフト
11 ロータハブ
12、13 軸受
20 フランジ
21、22 軸受支持凹み部
23、24 切欠部
26、27 円筒形収斂側壁(テーパ面)
Claims (5)
- シャフトを有している静止部と、ロータハブを有している回転部と、該静止部に対して該回転部を回転自在に支持している一対の軸受と、を有しているスピンドルモータにおいて、
前記ロータハブには、前記両軸受の一部をそれぞれ収容する一対の軸受支持凹み部が上下方向に配した前記シャフトの軸線に沿って一定の距離だけ離して設けられており、
上方の前記軸受支持凹み部は、前記軸線に対して垂直な方向において該軸線から離れる方向に伸びておりそこから上方部分が切り欠かれている上向き切欠部と、この上向き切欠部の半径方向外方部分から上方に伸びている側壁であって上方に行くに従い前記軸線方向に向かって収斂する拡径寸法の上側円筒形収斂側壁と、により構成されており、
下方の前記軸受支持凹み部は、前記上向き切欠部から一定距離だけ下方に離れている位置において同様に前記軸線に対して垂直な方向において該軸線から離れる方向に伸びておりそこから下方部分が切り欠かれている下向き切欠部と、この下向き切欠部の半径方向外方部分から下方に伸びている側壁であって下方に行くに従い前記軸線方向に向かって収斂する拡径寸法の下側円筒形収斂側壁と、により構成されており、
かつ、前記両軸受支持凹み部において、それぞれの前記両切欠部には前記両軸受の外輪の端面がそれぞれ突き当てられそこに保持されており、それぞれの前記両側壁には前記両軸受の外輪の前記突き当てられた端面との反対側の端縁部がそれぞれ突き当てられそこに保持されていることを特徴とするスピンドルモータ。 - 前記両軸受は、前記ロータハブの材料に比べて温度変化による寸法変動を無視出来る程度の材料にて構成されていることを特徴とする請求項1記載のスピンドルモータ。
- 前記両軸受は、前記ロータハブに対して、圧力嵌めによってのみ固着されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスピンドルモータ。
- 前記両軸受は、前記ロータハブに対して、接着剤及び圧力嵌めにより固着されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスピンドルモータ。
- 前記シャフトへ前記ロータハブを組み付ける際に、初めに、前記ロータハブを加熱して、前記両軸受支持凹み部の直径を広げ、次いでこの加熱により広がった該両凹み部へそれぞれ前記両軸受を挿入し、その後に、該両軸受へ前記シャフトを挿通する、諸段階からなる請求項1〜請求項4のいずれかに記載のスピンドルモータを製造する方法。
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1996
- 1996-07-19 JP JP20916296A patent/JP3796297B2/ja not_active Expired - Fee Related
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