JP3607482B2 - 回転多面鏡駆動装置 - Google Patents

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    • H02K7/14Structural association with mechanical loads, e.g. with hand-held machine tools or fans

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザプリンタにおいて光偏向器などとして用いられる回転多面鏡駆動装置に関するものである。さらに詳しくは、ロータに対する回転多面鏡の取り付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
レーザプリンタにおいて光偏向器などとして用いられる回転多面鏡駆動装置は、たとえば、特開平8−205452号公報に開示されているように、駆動マグネットが装着されたロータと、駆動マグネットに対向配置されたステータと、ロータの一部が挿入される中心孔を備える回転多面鏡と、この回転多面鏡をスラスト方向に押圧した状態でロータに対して取り付けられたミラー押さえ部材とを有している。
【0003】
この構成の回転多面鏡駆動装置では、回転多面鏡の中心孔(嵌合孔)に嵌まるべきロータの筒部分(嵌合突部)の上端面にすり割り状の溝を形成することにより、その外側の部分を弾性変形部としてある。従って、回転多面鏡の中心孔に比して嵌合突部の外径が小さくても、ロータの上端面で溝の内側に形成してあるねじ孔に対して、ミラー押さえ部材をロータに固定するねじを拡径用としてねじ込めば、弾性変形部が外側に開くので、回転多面鏡の回転中も、弾性変形部と回転多面鏡の中心孔の内周面との隙間をなくすことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の回転多面鏡の取り付け構造では、回転多面鏡の回転中も弾性変形部と回転多面鏡の中心孔の内周面との隙間を確実になくそうとあまりにも強くねじ(拡径用のねじ)を締めると、回転多面鏡の中心孔の内周面が大きなストレスを受け、回転多面鏡の外周面に形成してある鏡面が歪んでしまうという問題点がある。このような問題点は、ねじの締め付け力を弱めることにより解消できるが、その代わりに、回転多面鏡が高速回転したときに回転多面鏡に大きな遠心力が作用して回転多面鏡が膨張し、その中心孔が拡がると回転多面鏡にがたが生じる。その結果、回転多面鏡は、ロータ上でずれてバランスが崩れ、大きな振動が発生するという新たな問題が発生する。
【0005】
そこで、回転多面鏡の中心孔の内周面とロータとの外周面との間に隙間を残したまま、ミラー押さえ部材が回転多面鏡を弾性をもってスラスト方向に押圧してロータに押し付け固定する構成が考えられる。しかし、この構成では、回転多面鏡が10,000回転/分程度で回転するときには支障がないものの、37,000回転/分位の高速回転を行い、かつ、かかる高速回転と停止とを繰り返すと、それに合わせて回転多面鏡が大きな遠心力を受けて膨張し、かつ、停止する際に収縮する結果、停止状態では発見できないほどのずれが回転中の回転多面鏡に発生し、光の偏向性能を低下させる。
【0006】
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、回転多面鏡が高速回転したときでも回転多面鏡のロータ上でのずれを確実に防止することのできる回転多面鏡駆動装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明では、駆動マグネットが装着されたロータと、前記駆動マグネットに対向配置されたステータと、前記ロータの一部が挿入された中心孔をもって当該ロータのミラー載置部上に載置された回転多面鏡と、該回転多面鏡をスラスト方向に押圧して当該回転多面鏡を前記ロータ上に押し付け固定した状態で前記ロータに固定されたキャップとを有する回転多面鏡駆動装置において、前記回転多面鏡と前記キャップとの線膨張係数又は前記回転多面鏡と前記ロータの線膨張係数が実質的に同一の材料から形成されており、前記回転多面鏡は、上端面および下端面のうち前記ロータのミラー載置部よりも外周側(半径方向外側)の互いに重なる領域に前記中心孔と同心円状の上面側環状溝および下面側環状溝が形成されていることを特徴とする。
【0008】
本発明において、上面側環状溝および下面側環状溝が互いに重なる領域に形成されているとは、上面側環状溝と下面側環状溝とが完全に重なる領域に形成されている場合の他、上面側環状溝と下面側環状溝とが部分的に重なる領域に形成されている場合も含む意味である。
【0009】
本発明では、キャップが回転多面鏡をロータに押し付け固定しているので、回転多面鏡のロータ上でのずれを防止でき、しかも、キャップの力はスラスト方向に作用するので、回転多面鏡の外周面に形成してある鏡面が歪むことはない。また、回転多面鏡では、上面側環状溝および下面側環状溝が形成されている領域が肉薄部分になっているので、回転多面鏡が37,000回転/分位の高速回転を行っているときでも、その大きな遠心力で膨張するのは回転多面鏡の肉薄部分であり、このような遠心力の影響は、肉薄部分より内側でキャップによってミラー載置部に対して押し付け固定されている部分には及ばない。それ故、回転多面鏡は、高速回転と停止とを繰り返しても、上面側環状溝および下面側環状溝よりも内側のミラー載置部上でキャップによって押し付け固定されたままであり、ロータ上で位置ずれを起こすことがない。
【0010】
本発明において、前記上面側環状溝の内周側面壁は、前記回転多面鏡の回転軸の軸線方向と平行に形成されており、前記キャップは、前記回転多面鏡に向けて突出して前記上面側環状溝に嵌まったキャップ側係合突起を備え、該キャップ側係合突起の前記軸線に近い側にある側面壁は前記軸線方向と平行に形成されており、当該側面壁と前記上面側環状溝の内周側面壁とは面で当接し、かつ、接着剤で固定されている。また、本発明の別の形態では、前記下面側環状溝の内周側面壁は、前記回転多面鏡の回転軸の軸線方向と平行に形成されており、前記ロータは、前記回転多面鏡に向けて突出して前記下面側環状溝に嵌まったロータ側係合突起を備え、該ロータ側係合突起の前記軸線に近い側にある側面壁は前記軸線方向と平行に形成されており、当該側面壁と前記下面側環状溝の内周側面壁とは面で当接し、かつ、接着剤で固定されている。
【0011】
このように構成すると、回転多面鏡が高速回転と停止とを繰り返す際に、回転多面鏡が膨張と収縮を繰り返しても、回転多面鏡の位置は環状溝と係合突起との係合によって規定されるので、回転多面鏡のずれを確実に防止できる。
【0012】
本発明において、前記回転多面鏡の中心孔の内周面と前記ロータの外周面との間に隙間をもって当該ロータ上に当該回転多面鏡を搭載することにより、回転多面鏡の中心孔にロータの一部を嵌め込む際に回転多面鏡に大きなストレスが加わらないようにすることが好ましい。本発明では、回転多面鏡が高速回転したときの影響が肉薄部分より内側には及ばないことから、前記回転多面鏡の中心孔の内周面と前記ロータの外周面との間に隙間を残しておいても、回転多面鏡がロータ上でずれることがない。
【0013】
本発明において、前記上面側環状溝と前記下面側環状溝とは開口幅および深さが等しいことが好ましい。すなわち、回転多面鏡において前記上面側環状溝と前記下面側環状溝とを形成しても上端面側と下端面側との対称性を維持することにより、回転多面鏡が高速回転しても面振れなどが発生しないようにバランスをとることが好ましい。
【0014】
本発明において、前記キャップを用いて回転多面鏡をロータに押し付け固定する際には、前記キャップと前記回転多面鏡との間において当該キャップからのスラスト方向の力により弾性変形する押さえばねを用いてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
図面を参照して、本発明を適用した回転多面鏡駆動装置を説明する。
【0016】
全体構造)
図1は、本発明の実施の形態係る回転多面鏡駆動装置(光偏向器)の基本構成を表す半断面図である。図1に示すように、光偏向器1は、モータフレーム2と、このモータフレーム2から直立する固定軸3と、この固定軸3の外周に動圧軸受6によって回転可能に支持されたロータ4と、このロータ4に対向配置されたステータ5と、ロータ4に取り付けられた回転多面鏡7とを有している。ロータ4は軸孔411を備え、この軸孔411に固定軸3が差し込まれている。動圧軸受6は、固定軸3の外周面にへリングボーン状に形成された動圧発生溝61を備えており、ロータ4が回転すると固定軸3の外周面と軸孔411の内周面の間に動圧が発生し、ロータ4を抵抗無く回転させることができる。
【0017】
ステータ5は、固定軸3を同軸状に取り囲む状態に設けられ、モータフレーム2から円筒状に立ち上がったコアホルダ51を備えている。このコアホルダ51の上端側の外周側面にはステータコア52が取り付けられている。このステータコア52においてラジアル方向に向けて一定の間隔で形成された複数の突極にはステータコイル53が巻回され、電機子50が構成されている。
【0018】
ロータ4は、ステータ5を内側に配置した環状凹部401を下向きに備えるカップ状を呈し、その外周側面部43の内周面にはマグネットヨーク45が固着されている。また、マグネットヨーク45の内周面には、ステータコア52の外周を同心状に取り囲むように環状の駆動マグネット44が固着され、この駆動マグネット44と電機子50とは対向配置された状態にある。従って、ステータコイル53に電流を流すと、ロータ4が回転し、ロータ4に取り付けた回転多面鏡7を回転させることができる。
【0019】
ステータコア52、駆動マグネット44の下方におけるモータフレーム2の上面にはモータ基板12が配置され、この基板12の上面および下面にはコネクタ13等の電子部品が搭載されている。
【0020】
固定軸3の先端部には円形の凹部32が形成され、この凹部32の内周側面には環状の固定マグネット14が固定されている。この固定マグネット14の内側には、後述するキャップ9に固定された環状の回転マグネット15が配置されている。ここで、回転マグネット15の軸線1aの方向における磁気中心は、固定マグネット14の軸線1aの方向における磁気中心に対して、軸線1aの方向において固定軸3の側にわずかにずれている。また、固定マグネット14と回転マグネット15とは、同じ極同士が対向しているので、それらの間に発生する磁気的な反発力によってスラスト軸受が構成され、ロータ4の軸線1aの方向のがたの発生を抑制している。
【0021】
(ロータ4の構成)
ロータ4は、たとえばアルミニウム合金のダイカスト製品であり、機械加工によって仕上げ加工されている。ロータ4は、軸孔411を備えた円筒部41と、この円筒部41の外周側面における略中程の位置から、軸線1aに対して略垂直方向に張り出した環状のフランジ部42と、このフランジ部42の外周縁からモータフレーム2に向かって軸線1aの方向に垂直に折れ曲がった円筒状の側面部43とを備え、これらによって、ロータ4には、電機子50を配置すべき環状凹部401が形成されている。ここで、フランジ部42は、環状凹部401の底壁に相当し、円筒部41および側面部43が環状凹部401の側壁に相当する。なお、側面部43の開口端部には外周側に張り出した張出部46が構成されている。
【0022】
(ロータ4への回転多面鏡7の取り付け構造)
フランジ部42の環状凹部401に対して反対側の面には回転多面鏡7を取り付けるためのミラー載置部48があり、そこでは、回転多面鏡7の中心に形成されている嵌め込み孔70(中心孔)にロータ4の円筒部41を嵌め込んで回転多面鏡7をミラー載置部48の上に載置してある。ここで、回転多面鏡7の嵌め込み孔70にロータ4の円筒部41を嵌め込む際に回転多面鏡7に過大な応力がかかると、回転多面鏡7に歪みが生じることから、回転多面鏡7の嵌め込み孔70とロータ4の円筒部41との間には適度なクリアランス、たとえば、5μm〜20μm程度のクリアランスを設けてある。このようなクリアランスに起因して、回転多面鏡7の嵌め込み孔70とロータ4の円筒部41との間には隙間が形成されるが、この隙間はそのまま残され、接着剤などで埋められることはない。但し、そのままではロータ4上で回転多面鏡7が位置ずれを起こすので、この位置ずれはミラー押さえ部材81によって防止している。
【0023】
すなわち、ミラー押さえ部材81は、ロータ4に固定された状態で回転多面鏡7をスラスト方向に弾性をもって押圧して回転多面鏡7をロータ4に押し付け固定している。このようなミラー押さえ部材81として、本形態では、回転多面鏡7の上面側を覆うように配置されたキャップ9と、キャップ9と回転多面鏡7の上面部との間においてキャップ9からのスラスト方向の力により弾性変形している環状の押さえばね8とが用いられている。キャップ9は、ロータ4の円筒部41における回転多面鏡7よりも上方に突き出した部分に軽圧入後、ねじ40によってロータ4に完全に固定されている。ここで、ミラー押さえ部材81は大きな力で回転多面鏡7をロータ4に押し付け固定しても、ミラー押さえ部材81の力が回転多面鏡7に作用する方向はあくまでスラスト方向なので、回転多面鏡7の外周面に形成してある鏡面73が歪むことはない。なお、環状の押さえばね8に代えて、弾性のないスペーサを用いてもよい。
【0024】
また、本形態では、温度変化による各部材の熱変形によって、ミラー押さえ部材81による回転多面鏡7のロータ4への固定状態が変動しないように、ロータ4、キャップ9、および回転多面鏡7については全て、線膨張係数が実質的に同一の材料から形成してある。本形態では、ロータ4、キャップ9、および回転多面鏡7は、いずれもアルミニウム−銅合金から構成されている。なお、線膨張係数が実質的に同一とは、想定される温度変化に起因して発生した熱変形によって、回転多面鏡7のロータ4への固定状態が阻害されない範囲内に属する線膨張係数を備えているという意味である。
【0025】
(ロータ4上での回転多面鏡7の位置ずれ防止構造)
このような回転多面鏡7のロータ4への取り付け構造だけでは、回転多面鏡7が10,000回転/分程度で回転する場合は支障がないものの、回転多面鏡7が37,000回転/分位の高速回転を繰り返し行うと、停止状態では発見できないほどのずれが回転多面鏡7で発生し、光の偏向性能を低下させる。
【0026】
そこで、本形態では、回転多面鏡7の上端面および下端面の双方に嵌め込み孔70と同心円状の上面側環状溝71および下面側環状溝72が形成されている(図2を参照。)。これらの上面側環状溝71および下面側環状溝72が形成されている領域は、ロータ4のミラー載置部48よりも半径方向外側である。ここで、上面側環状溝71および下面側環状溝72は互いに等しい半径距離の位置に形成され、しかも溝幅が等しい。従って、上面側環状溝71と下面側環状溝72とは、回転多面鏡7の上下で完全に重なり、上面側環状溝71および下面側環状溝72の底面同士で挟まれた部分は肉薄部分76になっている。しかも、上面側環状溝71および下面側環状溝72は深さも等しいので、回転多面鏡7は上端面側と下端面側とで対称である。それ故、回転多面鏡7は上下のバランスがとれているので、高速回転しても面振れなどが発生しない。
【0027】
このように構成した回転多面鏡駆動装置1において、回転多面鏡7には、この回転多面鏡7をキャップ9および押さえばね8をロータ4に押し付け固定している部分より外側に上面側環状溝71および下面側環状溝72によって肉薄部分76が形成されているので、回転多面鏡7が37,000回転/分位の高速回転を行っているときでも、その大きな遠心力で膨張するのは回転多面鏡7の肉薄部分76に限定されている。従って、回転多面鏡7が高速回転しているときの遠心力の影響は、肉薄部分76で吸収され、肉薄部分76より内側でキャップ9によってミラー載置部48に対して押し付け固定されている部分には及ばない。すなわち、回転多面鏡7が高速回転と停止とを繰り返す度に回転多面鏡7に膨張、収縮が起きても、このような変形は肉薄部分76で起こるのみで、肉薄部分76より内側でキャップ9によってミラー載置部48に対して押し付け固定されている部分には起きない。それ故、回転多面鏡7は、肉薄部分76より内周側にあるロータ4のミラー載置部48上でキャップ8によって確実に押し付け固定されたままであり、ロータ4上で位置ずれを起こすことがない。また、回転多面鏡7が高速回転したときの影響が肉薄部分76より内側には及ばないので、回転多面鏡7の嵌め込み孔70の内周面とロータ4の外周面との間に隙間を残しておいても、高速回転している回転多面鏡7がロータ上で位置ずれを起こすことはない。
【0028】
[実施の形態
図3は、本発明の実施の形態に係る回転多面鏡駆動装置(光偏向器)の半断面図である。なお、本形態に係る回転多面鏡駆動装置(光偏向器)は、実施の形態の基本構成とは、ロータ上での回転多面鏡の位置ずれ防止構造のみが相違する。従って、共通する機能を有する部材には同一の符号を付して図3に示すとともに、それらの説明を省略する。
【0029】
本形態でも、回転多面鏡7の嵌め込み孔70にロータ4の円筒部41を嵌め込む際に回転多面鏡7に過大な応力がかかると、回転多面鏡7に歪みが生じることから、回転多面鏡7の嵌め込み孔70とロータ4の円筒部41との間には適度なクリアランスを設けてある。このため、回転多面鏡7の嵌め込み孔70とロータ4の円筒部41との間には隙間が形成されるが、この隙間はそのまま残され、接着剤などで埋められることはない。但し、そのままではロータ4上で回転多面鏡7が位置ずれを起こすので、この位置ずれはミラー押さえ部材81によって防止している。ミラー押さえ部材81として、本形態では、回転多面鏡7の上面側を覆うように配置されたキャップ9と、キャップ9と回転多面鏡7の上面部との間においてキャップ9からのスラスト方向の力により弾性変形している環状の押さえばね8とが用いられている。キャップ9は、ロータ4の円筒部41における回転多面鏡7よりも上方に突き出した部分に軽圧入後、ねじ40によってロータ4に完全に固定されている。なお、環状の押さえばね8に代えて、弾性のないスペーサを用いてもよい。
【0030】
また、本形態では、実施の形態の基本構成と同様、回転多面鏡7の上端面および下端面の双方に嵌め込み孔70と同心円状の上面側環状溝71および下面側環状溝72が形成されている。これらの上面側環状溝71および下面側環状溝72はロータ4のミラー載置部48よりも半径方向外側に形成されている。また、上面側環状溝71および下面側環状溝72は互いに等しい半径距離の位置に形成され、しかも溝幅が等しいので、上面側環状溝71と下面側環状溝72とは、回転多面鏡7の上下で完全に重なり、上面側環状溝71および下面側環状溝72の底面同士で挟まれた部分は肉薄部分76になっている。しかも、上面側環状溝71および下面側環状溝72は深さも等しいので、回転多面鏡7は上端面側と下端面側とで対称である。それ故、回転多面鏡7は上下のバランスがとれているので、高速回転しても面振れなどが発生しない。
【0031】
また、本形態では、キャップ9は上面側環状溝71に被さるような外径寸法を有している。キャップ9の外周縁からは回転多面鏡7に向かって環状の係合突起91(キャップ側係合突起)が突出しており、この係合突起91は上面側環状溝71に嵌まっている。しかも、係合突起91の内周側面910は上面側環状溝71の内周側面壁710に当接している。
【0032】
このように構成した回転多面鏡駆動装置1では、実施の形態の基本構成と同様、回転多面鏡7が高速回転を行っているときでも、その大きな遠心力で膨張するのは回転多面鏡7の肉薄部分76に限定されている。従って、回転多面鏡7が高速回転しているときの遠心力の影響は肉薄部分76で吸収され、肉薄部分76より内側でキャップ9によってミラー載置部48に対して回転多面鏡7が押し付け固定されている部分には及ばない。それ故、回転多面鏡7は高速回転と停止とを繰り返しても、ロータ4上で位置ずれを起こすことがない。
【0033】
また、キャップ9の係合突起91は回転多面鏡7の上面側環状溝71に嵌まり、かつ、係合突起91は上面側環状溝71の内周側面壁710に当接しているので、回転多面鏡7が高速回転と停止とを繰り返す際に、回転多面鏡7が膨張と収縮を繰り返しても、回転多面鏡7の位置は上面側環状溝71と係合突起91との係合によって規定されるので、回転多面鏡7のずれを確実に防止できる。
【0034】
[実施の形態
図4は、本発明の実施の形態に係る回転多面鏡駆動装置(光偏向器)の半断面図である。なお、本形態に係る回転多面鏡駆動装置(光偏向器)は、実施の形態の基本構成および実施の形態1とは、ロータ上での回転多面鏡の位置ずれ防止構造のみが相違する。従って、共通する機能を有する部材には同一の符号を付して図4に示すとともに、それらの説明を省略する。
【0035】
本形態でも、回転多面鏡7の嵌め込み孔70にロータ4の円筒部41を嵌め込む際に回転多面鏡7に過大な応力がかかると、回転多面鏡7に歪みが生じることから、回転多面鏡7の嵌め込み孔70とロータ4の円筒部41との間には適度なクリアランスを設けてある。このようなクリアランスに起因して、回転多面鏡7の嵌め込み孔70とロータ4の円筒部41との間には隙間が形成されるが、この隙間はそのまま残され、接着剤などで埋められることはない。但し、そのままではロータ4上で回転多面鏡7が位置ずれを起こすので、この位置ずれはミラー押さえ部材81によって防止している。ミラー押さえ部材81として、本形態でも、回転多面鏡7の上面側を覆うように配置されたキャップ9と、キャップ9と回転多面鏡7の上面部との間においてキャップ9からのスラスト方向の力により弾性変形している環状の押さえばね8とが用いられている。キャップ9は、ロータ4の円筒部41における回転多面鏡7よりも上方に突き出した部分に軽圧入後、ねじ40によってロータ4に完全に固定されている。なお、環状の押さえばね8に代えて、弾性のないスペーサを用いてもよい。
【0036】
本形態でも、実施の形態の基本構成および実施の形態1と同様、回転多面鏡7の上端面および下端面の双方に嵌め込み孔70と同心円状の上面側環状溝71および下面側環状溝72が形成されている。これらの上面側環状溝71および下面側環状溝72はロータ4のミラー載置部48よりも半径方向外側に形成されている。また、上面側環状溝71および下面側環状溝72は互いに等しい半径距離の位置に形成され、しかも溝幅が等しいので、上面側環状溝71と下面側環状溝72とは、回転多面鏡7の上下で完全に重なり、上面側環状溝71および下面側環状溝72の底面同士で挟まれた部分は肉薄部分76になっている。しかも、上面側環状溝71および下面側環状溝72は深さも等しいので、回転多面鏡7は上端面側と下端面側とで対称である。それ故、回転多面鏡7は上下のバランスがとれているので、高速回転しても面振れなどが発生しない。
【0037】
また、本形態では、実施の形態とは逆に、ロータ4のミラー載置部48より外周側からは回転多面鏡7に向かって環状の係合突起49(ロータ側係合突起)が突出しており、この係合突起49は下面側環状溝72に嵌まっている。しかも、係合突起49の内周側面490は下面側環状溝72の内周側壁720に当接している。
【0038】
このように構成した回転多面鏡駆動装置1では、実施の形態の基本構成と同様、回転多面鏡7が高速回転を行っているときでも、その大きな遠心力で膨張するのは回転多面鏡7の肉薄部分76に限定されている。従って、回転多面鏡7が高速回転しているときの遠心力の影響は、肉薄部分76で吸収され、肉薄部分76より内側でキャップ9によって回転多面鏡7がミラー載置部48に対して押し付け固定されている部分には及ばない。それ故、回転多面鏡7は高速回転と停止とを繰り返しても、ロータ4上で位置ずれを起こすことがない。
【0039】
また、ロータ4の係合突起49は回転多面鏡7の下面側環状溝72に嵌まり、かつ、係合突起49は下面側環状溝72の内周側面壁720に当接しているので、回転多面鏡7が高速回転と停止とを繰り返す際に、回転多面鏡7が膨張と収縮を繰り返しても、回転多面鏡7の位置は下面側環状溝72と係合突起49との係合によって規定されるので、回転多面鏡7のずれを確実に防止できる。
【0040】
[実施の形態
実施の形態1、2では、回転多面鏡7の上面側環状溝71および下面側環状溝72のうち、一方の環状溝に対してのみ、キャップ9の環状の係合突起91あるいはロータ4の環状の係合突起49が嵌まる構成であったが、回転多面鏡7の上面側環状溝71および下面側環状溝72の双方の環状溝に対してキャップ9の係合突起91およびロータ4の係合突起49がそれぞれ嵌まる構成であってもよい。
【0041】
[その他の実施の形態]
上記実施の形態1、2、3では、回転多面鏡7の上面側環状溝71および下面側環状溝72は断面矩形の環状溝であったが断面U字形状の環状溝であってもよい。
【0042】
また、実施の形態1、2、3では、回転多面鏡7に形成した上面側環状溝71および下面側環状溝72はいずれも断面矩形で、かつ、上面側環状溝71と下面側環状溝72との間で溝幅および深さが完全に一致していたが、回転多面鏡7が高速回転しても面振れなどが発生しない範囲であれば、図(A)、(B)、(C)示すように、上面側環状溝71と下面側環状溝72との間で形成位置、溝幅、深さなどが相違していてもよい。たとえば)に示す回転多面鏡7では、上面側環状溝71と下面側環状溝72との間で溝幅および深さが一致しているが、その形成領域がずれており、上面側環状溝71と下面側環状溝72とは部分的に重なっている。図)に示す回転多面鏡7では、上面側環状溝71と下面側環状溝72との間で深さが一致しているが、その溝幅が相違しているため、上面側環状溝71と下面側環状溝72とは部分的に重なっている。図)に示す回転多面鏡7では、上面側環状溝71と下面側環状溝72との間で溝幅が一致しているが、その深さが相違している。これらいずれの構造の回転多面鏡7であっても、上面側環状溝71と下面側環状溝72とによって肉薄部分76が形成されているので、回転多面鏡7が高速回転したときの遠心力の影響は肉薄部分76で吸収され、その内側には及ばない。それ故、回転多面鏡7が高速回転したときでも、回転多面鏡7はロータ4の上で位置ずれを起こすことがない。
【0043】
なお、図(A)、(B)、(C)示すいずれの構造の回転多面鏡7においても、回転多面鏡7の上面側環状溝71および下面側環状溝72のうち、一方の環状溝、あるいは双方の環状溝に対して、キャップ9の環状の係合突起91またはロータ4の環状の係合突起49が嵌まる構成にし、回転多面鏡7が高速回転と停止とを繰り返す度に回転多面鏡7が膨張と収縮を繰り返しても、回転多面鏡7の位置を上面側環状溝71と係合突起91との係合、または下面側環状溝72と係合突起49との係合によって規定し、回転多面鏡7のずれを防止する。
【0044】
このように本発明では、キャップ9の係合突起91またはロータ4の係合突起49が回転多面鏡7の上面側環状溝71または下面側環状溝72に嵌まり、かつ、係合突起91、49は、上面側環状溝71または下面側環状溝72の各内周側面壁710、720に当接している。さらに本発明では、キャップ9の係合突起91またはロータ4の係合突起49を上面側環状溝71または下面側環状溝72の各内周側面壁710、720にエポキシ樹脂系などの接着剤で固着してある。それ故、回転多面鏡7が膨張、収縮する際でも、回転多面鏡7の位置が係合突起91、49によってより確実に規定され、回転多面鏡7に位置ずれが発生しない。
【0045】
また、いずれの実施の形態でも、駆動マグネットとステータとがラジアル方向で対向している周対向型モータ構造で説明したが、駆動マグネットとステータとがスラストで対向している軸対向型モータ構造にも本発明を適用できる。また、軸固定型のモータ構造の他にも、軸回転型のモータ構造にも本発明を適用できる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る回転多面鏡駆動装置では、ミラー押さえ部材が回転多面鏡をロータに押し付け固定しているので、回転多面鏡のロータ上でのずれを防止でき、しかも、ミラー押さえ部材の力はスラスト方向に作用するので、回転多面鏡の外周面に形成してある鏡面が歪むことはない。また、回転多面鏡では、上面側環状溝および下面側環状溝が形成されている領域が肉薄部分になっているので、回転多面鏡が高速回転を行っているときでも、その大きな遠心力で膨張するのは回転多面鏡の肉薄部分であり、このような遠心力の影響は、肉薄部分より内側でキャップによって回転多面鏡がミラー載置部に対して押し付け固定されている部分には及ばない。それ故、回転多面鏡は高速回転と停止とを繰り返してもロータ上で位置ずれを起こすことがない。よって、回転多面鏡の中心孔にロータの一部を嵌め込む際に回転多面鏡に大きなストレスが加わらないように回転多面鏡の中心孔の内周面とロータの外周面との間に隙間を確保しても、かかる隙間に起因して回転多面鏡が位置ずれを起こすことはない。
【0047】
また、回転多面鏡の上面側環状溝あるいは下面側環状溝に嵌まる係合突起をキャップまたはロータに形成してあるので、回転多面鏡の位置は環状溝と係合突起との係合によって規定されるので、回転多面鏡のずれを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る回転多面鏡駆動装置の基本構成を表す半断面図である。
【図2】図1に示す回転多面鏡駆動装置に使用した回転多面鏡の斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る回転多面鏡駆動装置の半断面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る回転多面鏡駆動装置の半断面図である。
【図5】(A)、(B)、(C)は、それぞれ本発明を適用した回転多面鏡駆動装置の回転多面鏡に形成される環状溝の各種形状を示す断面図である。
【符号の説明】
1 回転多面鏡駆動装置(光偏向器)
2 モータフレーム
3 固定軸
4 ロータ
5 ステータ
6 動圧軸受
7 回転多面鏡
8 押さえばね
9 キャップ
41 円筒部
42 フランジ部
43 側面部
48 ミラー載置部
49 ロータ側の係合突起(ロータ側係合突起)
52 ステータコア
53 ステータコイル
70 嵌め込み孔(回転多面鏡の中央孔)
71 上面側環状溝
72 下面側環状溝
81 ミラー押さえ部材
91 キャップ側の係合突起(キャップ側係合突起)
710 上面側環状溝の内周側面壁
720 下面側環状溝の内周側面壁

Claims (6)

  1. 駆動マグネットが装着されたロータと、前記駆動マグネットに対向配置されたステータと、前記ロータの一部が挿入された中心孔をもって当該ロータのミラー載置部上に載置された回転多面鏡と、該回転多面鏡をスラスト方向に押圧して当該回転多面鏡を前記ロータ上に押し付け固定した状態で前記ロータに固定されたキャップとを有する回転多面鏡駆動装置において、
    前記回転多面鏡と前記キャップとは線膨張係数が実質的に同一の材料から形成されており、
    前記回転多面鏡は、上端面および下端面のうち前記ロータのミラー載置部よりも半径方向外側の互いに重なる領域に前記中心孔と同心円状の上面側環状溝および下面側環状溝が形成されており、
    前記上面側環状溝の内周側面壁は、前記回転多面鏡の回転軸の軸線方向と平行に形成されており、
    前記キャップは、前記回転多面鏡に向けて突出して前記上面側環状溝に嵌まったキャップ側係合突起を備え、
    該キャップ側係合突起の前記軸線に近い側にある側面壁は前記軸線方向と平行に形成されており、
    当該側面壁と前記上面側環状溝の内周側面壁とは面で当接し、かつ、接着剤により固定されていることを特徴とする回転多面鏡駆動装置。
  2. 駆動マグネットが装着されたロータと、前記駆動マグネットに対向配置されたステータと、前記ロータの一部が挿入された中心孔をもって当該ロータのミラー載置部上に載置された回転多面鏡と、該回転多面鏡をスラスト方向に押圧して当該回転多面鏡を前記ロータ上に押し付け固定した状態で前記ロータに固定されたキャップとを有する回転多面鏡駆動装置において、
    前記回転多面鏡と前記ロータとは線膨張係数が実質的に同一の材料から形成されており、
    前記回転多面鏡は、上端面および下端面のうち前記ロータのミラー載置部よりも半径方向外側の互いに重なる領域に前記中心孔と同心円状の上面側環状溝および下面側環状溝が形成されており、
    前記下面側環状溝の内周側面壁は、前記回転多面鏡の回転軸の軸線方向と平行に形成されており、
    前記ロータは、前記回転多面鏡に向けて突出して前記下面側環状溝に嵌まったロータ側係合突起を備え、
    該ロータ側係合突起の前記軸線に近い側にある側面壁は前記軸線方向と平行に形成されており、
    当該側面壁と前記下面側環状溝の内周側面壁とは面で当接し、かつ、接着剤により固定されていることを特徴とする回転多面鏡駆動装置。
  3. 請求項1において、
    前記回転多面鏡と前記ロータとは線膨張係数が実質的に同一の材料から形成されており、
    前記下面側環状溝の内周側面壁は、前記軸線方向と平行に形成されており、
    前記ロータは、前記回転多面鏡に向けて突出して前記下面側環状溝に嵌まったロータ側係合突起を備え、
    該ロータ側係合突起の前記軸線に近い側にある側面壁は前記軸線方向と平行に形成されており、
    当該側面壁と前記下面側環状溝の内周側面壁とは面で当接していることを特徴とする回転多面鏡駆動装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかにおいて、前記回転多面鏡は、前記中心孔の内周面と前記ロータの外周面との間に隙間をもって当該ロータ上に搭載されていることを特徴とする回転多面鏡駆動装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかにおいて、前記上面側環状溝と前記下面側環状溝とは開口幅および深さが等しいことを特徴とする回転多面鏡駆動装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかにおいて、前記キャップと前記回転多面鏡との間には当該キャップからのスラスト方向の力により弾性変形している押さえばねを備えていることを特徴とする回転多面鏡駆動装置。
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