JPH0674059U - モータ - Google Patents

モータ

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Publication number
JPH0674059U
JPH0674059U JP1217793U JP1217793U JPH0674059U JP H0674059 U JPH0674059 U JP H0674059U JP 1217793 U JP1217793 U JP 1217793U JP 1217793 U JP1217793 U JP 1217793U JP H0674059 U JPH0674059 U JP H0674059U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
bearing housing
insert
fitted
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP1217793U
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English (en)
Inventor
賢一 長部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Home Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Home Technology Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Home Technology Corp filed Critical Toshiba Home Technology Corp
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Publication of JPH0674059U publication Critical patent/JPH0674059U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価で、強度的に優れ、しかも、望ましい寸
法精度の軸受ハウジングを得る。 【構成】 プラスチック製の軸受ハウジング17の内部
に、一対の軸受収納部18を設ける。軸受収納部18に金属
製のリング状インサート19を挿入する。そして、インサ
ート19に回転軸21を支承する軸受20を圧入嵌合する。 【効果】 インサート19は安価に製作される。また、軸
受20の圧入時に、軸受ハウジング17に作用する力を減ら
す。しかも、インサート19の内径寸法精度を管理するだ
けで、望ましい位置に軸受20を設けることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はモータに関し、特に、軸受を保持する円筒状に形成された軸受ハウジ ングの構造を改良したモータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の例えばDCブラシレスモータは、ケーシングの中央に形成され た円筒状の軸受ハウジング内にメタルあるいはボールベアリングなどの軸受を設 けるとともに、この軸受にロータマグネットが設けられる回転軸を支承し、かつ 、軸受ハウジングの外周側部に複数相の駆動コイルを巻装するステータコアを設 けたものであり、前記ロータマグネットの磁極変化に基づき駆動コイルの通断電 を制御して回転軸に回転力を与えることで、回転軸を介してファンなどの送風手 段に回転駆動を伝達するようになっている。そして、こうしたDCブラシレスモ ータの内部は、図2に示すように、プラスチック製のケーシング1に軸受(図示 せず)の圧入部2を有する金属製の軸受ハウジング3を設けたものや、あるいは 、図3に示すように、ケーシング1と軸受ハウジング3とをプラスチック製の一 体成形品により構成したものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術において、図2に示す金属製の軸受ハウジング2の場合、組立て 作業時にケーシング1と軸受ハウジング3が一体成形により結合されるため、こ の一体成形によるコスト高を招く。また、軸受ハウジング3の圧入部2には回転 軸を支承する軸受が設けられるために、軸受ハウジング3自体の形状が複雑化す るとともに、厳しい寸法精度管理が要求され、切削加工による加工コストが高い 。一方、図3に示すプラスチック製の一体成形品からなる軸受ハウジング3の場 合、望ましい寸法精度を満足する軸受ハウジング3を成形することが難しく、前 述の金属製の軸受ハウジング3と同様に、コスト高を招く原因となる。しかも、 軸受ハウジング3全体がプラスチック製のため、軸受外周を圧入部2内に圧入す る際、強度的な問題で軸受ハウジング3に変形や割れなどの不具合を発生する虞 れがある。
【0004】 そこで、本考案は上記問題点を解決して、安価で、強度的に優れ、しかも、望 ましい寸法精度の軸受ハウジングを得ることの可能なモータを提供することを目 的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、円筒状の軸受ハウジング内に軸受を設け、この軸受に支承される回 転軸を介して回転駆動を伝達するモータにおいて、前記軸受ハウジングをプラス チック部材により形成するとともに、前記軸受ハウジング内に金属製のリング状 インサートを設けたものである。
【0006】
【作用】
上記構成により、インサートは金属製で、しかも、単純なリング状をなすため 、それ自体を極めて安価に製作することができるとともに、軸受ハウジングに作 用する力は減少する。また、容易にその寸法精度を管理できるインサートを軸受 ハウジング内に配設することにより、望ましい位置に軸受が配設される。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例につき、DCブラシレスモータを示す図1を参照して 説明する。同図において、11は円形のファンリング12を有するプラスチック部材 により形成されたファンケースである。このファンケース11の一側には、外部の 部材との取付けを可能とする固定孔13を備えた固定柱部14が形成され、かつ、そ の中央には複数本の連接部15を介してケーシング16が一体に設けられる。一方、 17はケーシング16の中央に形成された円筒状の軸受ハウジングである。軸受ハウ ジング17はケーシング16とともにプラスチック部材により一体に形成され、その 内部には一対の軸受収納部18が設けられる。各軸受収納部18には金属材料からな るリング状インサート19が設けられ、このインサート19に嵌合する軸受20が軸受 収納部18内に各1個づつ設けられる。なお、ケーシング16の成形時において、軸 受ハウジング17は軸受収納部18を除いて、最終の寸法形状に形成される。また、 インサート19の内径は軸受20が嵌合可能な寸法に形成され、さらに、インサート 19の外径は、少なくとも軸受収納部18に対し圧入,接着あるいは加締めをでき得 る程度の寸法に形成される。したがって、概略の形状に形成された軸受収納部18 に対してインサート19を所定の位置に挿入し、このインサート19に軸受20を圧入 嵌合すれば、各軸受20は望ましい位置に配設されることになる。
【0008】 21は、各軸受20に支承される回転軸である。この回転軸21の上部にはロータヨ ーク22が固着され、このロータヨーク22の内周面にロータマグネット23が設けら れる。また、前記ファンリング12内には、複数の羽根部24を有するファン25がロ ータヨーク22を覆うように設けられる。26はステータコア27に駆動コイル28を巻 装してなるステータであり、前記軸受ハウジング17の外周部に取付け固定される 。さらに、ケーシング16内にはステータ26の下部に位置してプリント基板29が設 けられ、このプリント基板29に駆動コイル28の接続端子30がはんだ付け固定され る。プリント基板29にはロータマグネット23の磁極変化を検出する位置検出素子 (図示せず)が実装され、この位置検出素子からの検出信号に基づいて駆動コイ ル28の励磁を順次切換えることによってロータヨーク22に回転力が与えられ、軸 受20に支承される回転軸21を介して、ロータヨーク22と一体化されたファン25に 回転駆動が伝達される。
【0009】 以上のように上記実施例によれば、インサート19は金属製で、しかも、単純な リング状をなすため、それ自体を極めて安価に製作することができるとともに、 各部位における寸法精度の管理が容易である。したがって、インサート19の内径 を軸受20が嵌合し得る寸法精度に管理すれば、概略の形状に形成された軸受収納 部18に対して、インサート19を所定位置に挿入するだけで、望ましい寸法精度を 満足する軸受ハウジング17を簡単にかつ低コストで得ることが可能となる。
【0010】 また、軸受20をインサート19に圧入する際、この金属製のインサート19によっ て、二重構造を形成する外側のプラスチック製の軸受ハウジング17に作用する力 が減少するため、軸受ハウジング17に対する変形や割れなどの不具合を防止して 、十分な強度を得ることが可能となる。
【0011】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲に おいて種々の変形実施が可能である。例えば、本考案は実施例において示したD Cブラシレスモータに限らず、回転軸を支承する軸受と、この軸受を保持する軸 受ハウジングを有するあらゆるモータに適用することが可能である。また、イン サートの形状は、軸受収納部および軸受の形状などを考慮して適宜変更すればよ い。
【0012】
【考案の効果】
本考案は、円筒状の軸受ハウジング内に軸受を設け、この軸受に支承される回 転軸を介して回転駆動を伝達するモータにおいて、前記軸受ハウジングをプラス チック部材により形成するとともに、前記軸受ハウジング内に金属製のリング状 インサートを設けたものであり、安価で、強度的に優れ、しかも、望ましい寸法 精度の軸受ハウジングを得ることの可能なモータを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すDCブラシレスモータ
の断面図である。
【図2】従来例を示す要部の断面図である。
【図3】従来例を示す要部の断面図である。
【符号の説明】
17 軸受ハウジング 19 インサート 20 軸受 21 回転軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の軸受ハウジング内に軸受を設
    け、この軸受に支承される回転軸を介して回転駆動を伝
    達するモータにおいて、前記軸受ハウジングをプラスチ
    ック部材により形成するとともに、前記軸受ハウジング
    内に金属製のリング状インサートを設けたことを特徴と
    するモータ。
JP1217793U 1993-03-18 1993-03-18 モータ Pending JPH0674059U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1217793U JPH0674059U (ja) 1993-03-18 1993-03-18 モータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1217793U JPH0674059U (ja) 1993-03-18 1993-03-18 モータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0674059U true JPH0674059U (ja) 1994-10-18

Family

ID=11798150

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1217793U Pending JPH0674059U (ja) 1993-03-18 1993-03-18 モータ

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JP (1) JPH0674059U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08312594A (ja) * 1995-05-19 1996-11-26 Akaishi Kinzoku Kogyo Kk モータ内蔵型送風機およびそれをケーシング内に収納した送風装置
US7911099B2 (en) 2007-11-06 2011-03-22 Shinano Kenshi Kabushiki Kaisha Outer rotor motor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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