JP2000134896A - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ

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JP2000134896A
JP2000134896A JP30226198A JP30226198A JP2000134896A JP 2000134896 A JP2000134896 A JP 2000134896A JP 30226198 A JP30226198 A JP 30226198A JP 30226198 A JP30226198 A JP 30226198A JP 2000134896 A JP2000134896 A JP 2000134896A
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JP
Japan
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magnetic pole
rotor
detection
motor
stator
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Pending
Application number
JP30226198A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Yamamuro
清 山室
Takeshi Nakajima
豪 中島
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Hitachi Taga Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Taga Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】速度制御の仕方に合う速度信号の発生数を選ぶ
ことが出来るものを提供するにある。 【解決手段】永久磁石よりなる多数のモータ用磁極を有
する回転子と、回転子の中央に設けられる回転軸支持用
のボス部と、回転子に備わる検知用磁極と、この検知用
磁極に対向するように備えられる速度検出器とを有する
ものであって、回転子を合成樹脂と磁性材料を混合して
形成し、モータ用磁極を回転子の外周に、検知用磁極を
前記ボス部の外周にそれぞれ着磁して形成したことを特
徴とするブラシレスモータ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアコンの送風機
駆動等に用いるブラシレスモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】エアコンの送風機は風量を広範囲に調整
して使用するので、駆動用モータの回転数は300rp
mから1500rpmまで広範囲に制御しなければなら
ない。ブラシレスモータは速度制御に適するので、エア
コン用送風機の駆動源として多く使用されている。
【0003】ブラシレスモータの速度制御には、回転数
に比例したパルス等の速度信号を発生する周波数発電機
を用いるものがあるが、周波数発電機を備えるのでコス
ト高になる。周波数発電機を備えないで、モータ用磁極
より速度信号を得るようにするものはコスト高にならな
いよさがあるが、速度信号はモータ用磁極数によって決
まるため、速度制御に用いる速度信号の発生数を自由に
選ぶことが出来ない、速度制御の仕方も制限される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
に対処し、コスト高にならなく、しかもモータ用磁極数
に制限されることなく、速度制御の仕方に合う速度信号
の発生数を選ぶことが出来るものを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、永久磁石より
なる多数のモータ用磁極を有する回転子と、回転子の中
央に設けられる回転軸支持用のボス部と、回転子に備わ
る検知用磁極と、この検知用磁極に対向するように備え
られる速度検出器とを有するものであって、回転子を合
成樹脂と磁性材料を混合して形成し、モータ用磁極を回
転子の外周に、検知用磁極を前記ボス部の外周にそれぞ
れ着磁して形成したことを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態にかかる
ブラシレスモータを縦断して示したもので、軸方向の厚
さが外径よりも薄い扁平形の者である。固定子は、ハウ
ジング1、エンドブラケット2、固定子コイル3が巻装
された固定子コア4等を有する。ハウジング1およびエ
ンドブラケット2は1.2mm程度の薄い板厚の鋼板を
プレス加工して形成している。ハウジング1は、円盤状
の側板部5と、筒状の外周側部6と、側板部5の中央に
形成したハウジング側軸受支持筒部7を有する。エンド
ブラケット2は、円盤状をなすとともに中央にエンドブ
ラケット側軸受支持筒部8を有する。
【0007】ハウジング1とエンドブラケット2は、ハ
ウジング1の外周側部6の開口側端部とエンドブラケッ
ト2をねじ止め、あるいはかしめ止めにより固定してい
る。
【0008】固定子コア4は、コアホルダー9を介して
エンドブラケット2に支持されている。コアホルダー9
は、焼結合金等の金属ブロックで形成している。コアホ
ルダー9の嵌合凸部10をエンドブラケット2の支持孔
11に嵌め込んでコアホルダー9は固定されている。
【0009】固定子コア4は、図2に示すような所定の
形状に打ち抜いた磁性鋼板を積み重ねて形成したもので
ある。この固定子コア4には、固定子コイル3が巻装さ
れる多数のコア歯部12が形成されている。固定子コイ
ル3を巻装する前にコア歯部12は絶縁材で被覆する。
コア歯部12の数は21個であるので、固定子側の磁極
数は21極になる。
【0010】電子部品13が備わる制御用基板14は、
固定子コア4とエンドブラケット2との間に配置され
る。エンドブラケット2から切り起こした基板支持部1
5に制御用基板14は支持され、ねじ16で固定され
る。
【0011】回転子は、円盤部17と、円盤部17の外
周に形成した円筒状の外周部18と、円盤部17の中央
に形成したボス部19を有する。ボス部19の中心に
は、径が8mmの細い回転軸20が挿入固定される。回
転軸20の外周には、ローレット(凹凸)21を形成し
て回転子が回転軸20の回り止めを強めている。回転軸
20の先側にはエアコンの送風機が取り付けられるので
ある。
【0012】ハウジング側のボール式軸受22は固定環
22Aをハウジング側軸受支持筒部7に、エンドブラケ
ット側のボール式軸受23は固定環23Aをエンドブラ
ケット側軸受支持筒部8に嵌め込むことにより、それぞ
れが取り付けられる。ハウジング側のボール式軸受22
の回転環22Bと、エンドブラケット側のボール式軸受
23の回転環23Bに回転軸20をそれぞれ挿入固定す
ることにより、回転軸20にボール式軸受22とボール
式軸受23は取り付けられるのである。
【0013】実際の組立では、回転軸20と回転子を組
んだ後に、ボール式軸受22とボール式軸受23を回転
軸20に取付け、その後にハウジング側軸受支持筒部7
とエンドブラケット側軸受支持筒部8に、ボール式軸受
22とボール式軸受23をそれぞれ嵌め込んでモータを
組立て上げるのである。
【0014】スラスト止めワッシャー24は回転軸20
の嵌め込み溝25に嵌合するので、スラスト止めワッシ
ャー24は回転軸20の軸方に動かぬように固定され
る。こスラスト止めワッシャー24により、回転子、ボ
ール式軸受22およびボール式軸受23が、回転軸20
から抜けないようになるのである。エンドブラケット側
のボール式軸受23は、エンドブラケット側軸受支持筒
部8に置かれるばね座金26により、内側方向の余圧が
掛けられるので、回転軸20の軸方向の遊び動きがより
規制されるのである。
【0015】さて回転子は、円盤部17と、円盤部17
の外周に形成した円筒状の外周部18と、円盤部17の
中央に形成したボス部19を含めて全体を磁性材入合成
樹脂で形成されている。そして、外周部18にモータ用
磁極を、ボス部19に検知用磁極27を着磁して形成す
る。磁性材入合成樹脂は、合成樹脂にフェライトないし
ネオジ等の磁性材を混合してなるものである。このよう
な磁性材入合成樹脂を成形して回転子を作るのである。
外周部18に着磁形成するモータ用磁極の数は、固定子
側の磁極数が21極であるので、それに見合うように1
4極にしている。モータ用磁極は、固定子側の磁極数と
同様に、N極とS極を交互に配置する。
【0016】ボス部19に着磁形成する速度制御用とし
ての検知用磁極27は、モータ用磁極とは別個に形成さ
れるので、速度制御の仕方に合う任意な磁極数を選択で
きるのである。また通常はN極とS極を交互に配置する
が、必ずしもそのような配置だけに限られるものではな
い。速度検出器28は、検知用磁極27に対向するよう
に配置され、かつ制御用基板14に取付けられている。
この速度検出器28は、検知用磁極27の磁束変化に応
じて抵抗が変化する磁気検出素子等が備わっている。
【0017】上記のような構成を有するブラシレスモー
タの回転に伴って、検知用磁極27の磁束変化は速度検
出器28に速度信号として検知される。この検知された
速度信号を受けて制御用基板14の制御回路により、ブ
ラシレスモータは設定された回転数で回転するのであ
る。
【0018】ブラシレスモータは、エアコンの送風機の
ような高速から低速まで広範囲に速度制御するものを始
めとして種々の機器に用いられる。しかも速度制御精度
の要求も様々であるので、それに応じて検知用磁極27
の極数を設定しなければならない。前述したように本発
明にあっては、磁性材入合成樹脂で回転子を成形し、回
転子の外周にはモータ用磁極を、ボス部19には検知用
磁極27をそれぞれ別個に着磁形成するようにしたの
で、モータ用磁極を検知用磁極に兼用するものとは違っ
てその速度制御に必要な検知用磁極の磁極数を任意に選
ぶことができのである。高精度の速度制御が要求される
ブラシレスモータには、検知用磁極の磁極数を多くし、
逆に速度制御精度の要求が少ないものには検知用磁極の
磁極数を少なくすることで、速度制御の多くの要求に応
ずることができる。検知用磁極の磁極数が少ない場合に
は、速度制御回路に用いるマイコン等はメモリ容量のが
少ないものを使用できるので、安価な速度制御回路を提
供できる。また回転子の外周に形成したモータ用磁極と
ボス部19に形成した検知用磁極27は離れた位置にあ
るので、モータ用磁極の磁気が検知用磁極27に及ぼす
磁気影響は少なく、速度検出器28が検知する速度信号
に含まれるノイズは少なく、速度制御に支障を来すこと
がない。さらに検知用磁極はボス部19に着磁するだけ
で形成できるので、周波数発電機を備えるものに比べ安
価にできるのである。
【0019】なお、上記の実施形態は、回転子が固定子
コア4の外側に来る、いわゆるアウターロータ形のもの
であるが、インナーロータ形のものにも本発明は適用で
きるものである。
【0020】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明は、永久磁
石よりなる多数のモータ用磁極を有する回転子と、回転
子の中央に設けられる回転軸支持用のボス部と、回転子
に備わる検知用磁極と、この検知用磁極に対向するよう
に備えられる速度検出器とを有するものであって、回転
子を合成樹脂と磁性材料を混合して形成し、モータ用磁
極を回転子の外周に、検知用磁極を前記ボス部の外周に
それぞれ着磁して形成したことを特徴とするブラシレス
モータにある。
【0021】これにより、検知用磁極の磁極数を任意に
選ぶことができので、速度制御の多くの要求に応えるこ
とができる。またモータ用磁極の磁気が検知用磁極27
に及ぼす磁気影響は少ないので、速度制御に支障を来す
ことがなく、しかも安価にできるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すブラシレスモータの
縦断面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す固定子コア4の平面
図である。
【符号の説明】
3…固定子コイル、4…固定子コア、12…コア歯部、
19…ボス部、20…回転軸、27…検知用磁極、28
…速度検出器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H019 AA00 BB02 BB05 BB15 BB19 BB23 CC00 CC03 CC04 DD01 EE01 EE07 EE14 FF00 FF01 FF03 GG00 GG01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のコア歯部に固定子コイルが巻装さ
    れる固定子コアを有する固定子と、前記コア歯部に対向
    するように配置され、かつ永久磁石よりなる多数のモー
    タ用磁極を有する回転子と、前記固定子に備わる軸受
    と、前記回転子の中央に形成したボス部に挿入固定さ
    れ、かつ前記軸受に回転自在に支持される回転軸と、前
    記回転子に備わる検知用磁極と、この検知用磁極に対向
    するように前記固定子に備えられる速度検出器とを有す
    るブラシレスモータにおいて、 前記回転子は、合成樹脂と磁性材料を混合して形成し、
    前記モータ用磁極を回転子の外周に、前記検知用磁極を
    前記ボス部の外周にそれぞれ着磁して形成したことを特
    徴とするブラシレスモータ。
  2. 【請求項2】 固定子コイルが巻装される多数のコア歯
    部を外周に有する固定子コアを有する固定子と、前記コ
    ア歯部の外周に対向するように配置される多数の永久磁
    石よりなるモータ用磁極を有する回転子と、前記固定子
    に備わる軸受と、前記回転子の中央に形成したボス部に
    挿入固定され、かつ前記軸受に回転自在に支持される回
    転軸と、前記回転子に備わる検知用磁極と、この検知用
    磁極に対向するように前記固定子に備えられる速度検出
    器とを有するブラシレスモータにおいて、 前記回転子は、合成樹脂と磁性材料を混合して形成し、
    前記モータ用磁極を回転子の外周に、前記検知用磁極を
    前記ボス部の外周にそれぞれ着磁して形成したことを特
    徴とするブラシレスモータ。
  3. 【請求項3】 請求項1・2のいずれか一つにおいて、
    前記検知用磁極の磁極数と前記モータ用磁極の磁極数を
    異なるようにしたことを特徴とするブラシレスモータ。
  4. 【請求項4】 請求項1・2のいずれか一つにおいて、
    前記検知用磁極の磁極数を前記モータ用磁極の磁極数よ
    り少なくしたことを特徴とするブラシレスモータ。
  5. 【請求項5】 請求項1・2のいずれか一つにおいて、
    前記検知用磁極の磁極数を前記モータ用磁極の磁極数よ
    り多くしたことを特徴とするブラシレスモータ。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれか一つにおい
    て、前記固定子に制御用基板を設け、この制御用基板に
    前記速度検出器を備えたことを特徴とするブラシレスモ
    ータ。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれか一つにおい
    て、前記速度検出器を磁気変換素子で形成したことを特
    徴とするブラシレスモータ。
JP30226198A 1998-10-23 1998-10-23 ブラシレスモータ Pending JP2000134896A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014060911A (ja) * 2012-08-09 2014-04-03 Nippon Densan Corp アウタロータタイプ両持ち軸受構造を有するモータ
CN113839538A (zh) * 2021-09-29 2021-12-24 东莞市吉铼升电机股份有限公司 一种转动机器人的无刷马达

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