JPH09191630A - ステッピングモータ - Google Patents

ステッピングモータ

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JPH09191630A
JPH09191630A JP35442595A JP35442595A JPH09191630A JP H09191630 A JPH09191630 A JP H09191630A JP 35442595 A JP35442595 A JP 35442595A JP 35442595 A JP35442595 A JP 35442595A JP H09191630 A JPH09191630 A JP H09191630A
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JP
Japan
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annular
support plate
rotor
resin
stepping motor
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JP35442595A
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English (en)
Inventor
Koichi Sato
浩一 佐藤
Hiroyasu Numaya
宏康 沼屋
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Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 専用の軸受部材を必要とすることなく支持プ
レートで回転軸を軸受支持して部品数の削減を図ること
ができるステッピングモータを提供する。 【解決手段】 第1,第2の励磁コイル21,24を巻いた
樹脂製の第1,第2の環状ボビン22,25を、各々が第
1,第2の外ヨーク23a,26aと第1,第2の内ヨーク
23b,26bとで構成される金属製の第1,第2の環状ヨ
ーク23,26で挟装して中空部Sを有する第1,第2のス
テータA,Bを設ける。このステータA,Bの中空部S
に回転軸27を備えたロータ28を回転自在に収納する。こ
のロータ28の回転軸27を樹脂製の支持プレート29a,29
bの軸受部29c,29dで軸支する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PM(永久磁石)
型ステッピングモータに関し、例えば指示計器の可動部
として用いられるステッピングモータに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来よりOA機器、家電製品、自動車等
の分野におけるアクチュエータ部品として、広く用いら
れている構造にPM型ステッピングモータがあり、正逆
回転制御が容易で、駆動トルクによっては小型化も容易
なことから、近年では交差コイル式計器等のエアコア式
ムーブメントに変わる計器の可動部として注目されてき
ている。
【0003】PM型ステッピングモータの多くは、例え
ば特開平6ー153484号公報に開示されているよう
に、励磁コイルを巻いた2つの環状ボビンの各々を2対
の環状ヨーク間に挟装して中空部を有するステータを設
け、このステータの中空部に回転軸を備えた永久磁石か
らなるロータを収納してなり、各励磁コイルに位相をず
らした励磁信号を供給することにより対応する環状ヨー
クの各々に形成された複数の極歯に励磁極を形成させ、
ロータを正逆方向に所定ピッチづつ回転させるもので、
ロータの回転軸は、モータと他部材とを固定する際の取
付部材の機能も有する支持プレート(フランジ)を通じ
て支持される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
支持プレートは、金属製の環状ヨークとの溶接固定やか
しめ固定を考慮して金属材料から形成されるが、金属製
の支持プレートにて回転軸を良好に軸受支持するには、
含油軸受等専用の軸受部材を必要とし、また支持プレー
トへのセルフタッピングネジの螺合による他部材との固
定も不可能であるという問題を有している。
【0005】本発明は、この点に鑑みてなされたもの
で、専用の軸受部材を必要とすることなく支持プレート
で回転軸を軸受支持して部品数の削減を図ることがで
き、もしくはセルフタッピングネジにより支持プレート
と他部材との固定を図ることができ、さらには支持プレ
ートとステータとの固定が容易なステッピングモータを
提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、励磁コイルが巻装された樹脂製の環状ボビン
に一対の金属製の環状ヨークを挟装し中空部を形成して
なるステータと、このステータの中空部に回転自在に収
納され前記環状ヨークを通じて導かれた前記励磁コイル
の励磁極により回転する回転軸を備えた永久磁石からな
るロータと、このロータの前記回転軸を軸支する樹脂製
の支持プレートとからなるものであり、また前記環状ボ
ビンに前記環状ヨークを貫通して前記支持プレートと溶
着固定される突起部を形成したものであり、また前記支
持プレートにセルフタッピングネジが螺合する取付部を
形成したものである。
【0007】また本発明は前記目的を達成するため、励
磁コイルが巻装された樹脂製の環状ボビンに一対の金属
製の環状ヨークを挟装し中空部を形成してなるステータ
と、このステータの中空部に回転自在に収納され前記環
状ヨークを通じて導かれた前記励磁コイルの励磁極によ
り回転する回転軸を備えた永久磁石からなるロータと、
このロータの前記回転軸を支持すると共に前記環状ヨー
クと固定される金属製の支持プレートとからなり、前記
支持プレートに前記回転軸を軸支する樹脂からなる軸受
部をインサート成形したものであり、また前記支持プレ
ートにセルフタッピングネジが螺合する樹脂製の取付部
をインサート成形したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】励磁コイルを巻いた2つの樹脂製
の環状ボビンを各々が外ヨークと内ヨークとで構成され
る2つの金属製の環状ヨークで挟装して中空部を有する
ステータを設け、このステータの中空部に回転軸を備え
たロータを回転自在に収納し、このロータの回転軸を樹
脂製の支持プレートで軸支したことにより、専用の軸受
部材を設けることなく支持プレートで回転軸を軸受支持
して部品数が削減される。この際、環状ボビンに環状ヨ
ークを貫通する溶着突起を設け、この溶着突起を通じて
ステータと支持プレートとを溶着固定すれば、ステータ
と支持プレートとの固定が容易となる。またこの際、支
持プレートにセルフタッピングネジが螺合する取付部を
形成すれば、セルフタッピングネジによる支持プレート
と他部材との固定を図ることがきる。
【0009】また、励磁コイルを巻いた2つの樹脂製の
環状ボビンを各々が外ヨークと内ヨークとで構成される
2つの金属製の環状ヨークで挟装して中空部を有するス
テータを設け、このステータの中空部に回転軸を備えた
ロータを回転自在に収納し、このロータの回転軸を支持
する金属製の支持プレートと環状ヨークとを固定すると
共に支持プレートに回転軸を軸支する樹脂からなる軸受
部をインサート成形したことにより、専用の軸受部材を
設けることなく支持プレートで回転軸を軸受支持して部
品数が削減される。この際、支持プレートと環状ヨーク
とが金属製であるため、ステータと支持プレートとの固
定も容易となる。またこの際、支持プレートにセルフタ
ッピングネジが螺合する樹脂からなる取付部をインサー
ト成形すれば、セルフタッピングネジによる支持プレー
トと他部材との固定を図ることがきる。
【0010】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の実施例を
説明するが、いずれの実施例も本発明によるステッピン
グモータを車両用計器の可動部として用いる場合を示し
ている。
【0011】図1は、本発明の第1実施例によるステッ
ピングモータ式計器の断面図、図2は計器可動部として
のステッピングモータの分解斜視図、図3はその組み付
け状態を示す斜視図、図4はそのX−X線に沿った断面
図である。
【0012】図1において、ステッピングモータ式計器
は、例えば自動車等の車両の走行速度を計測指示する速
度計からなるもので、図示しない速度センサからの信号
に応じて指針1を駆動するステッピングモータ2と、目
盛や文字等の図示しない意匠部が形成され、この意匠部
上を指針1が回動移動することにより対比判読を可能と
する計器文字板3と、ステッピングモータ2の背後に位
置してこれと電気接続されるプリント基板4とから構成
されている。
【0013】図2から図4において、ステッピングモー
タは、概ね第1の励磁コイル21が巻装された樹脂製の第
1の環状ボビン22をSEC,SPC,パーマロイ等の鉄
系金属材料からなる第1の環状ヨーク23内部に収納して
なる第1のステータAと、第2の励磁コイル24が巻装さ
れた樹脂製の第2の環状ボビン25を同じくSEC,SP
C,パーマロイ等の鉄系金属材料からなる第2の環状ヨ
ーク26内部に収納してなる第2のステータBと、回転軸
27が中心に固着されると共に一定ピッチで複数の磁極が
着磁された永久磁石からなるロータ28と、このロータ28
の回転軸27を支持する一対の支持プレート29a,29bと
から構成されている。
【0014】第1の環状ボビン22は、円筒状の巻線部22
aとその両端に位置する円盤状の一対の巻線ガイド22
b,22cとからなり、巻線ガイド22bには回転軸27の軸
方向に向けて複数の溶着突起22dが形成されている。
【0015】第1の環状ヨーク23は、略カップ状に形成
された第1の外ヨーク23aと、この第1の外ヨーク23a
の開口側内径よりもわずかに小さい外径を有する略平板
状の第1の内ヨーク23bとからなり、これら第1の外,
内ヨーク23a,23bは、外ヨーク23a内に第1の環状ボ
ビン22を収納し、且つ外ヨーク23aと内ヨーク23bとの
間に第1の環状ボビン22を挟装した状態で配置される。
【0016】また、第1の外,内ヨーク23a,23bの中
央には、環状ボビン22の巻線部22aの内周に向けて複数
の極歯23c,23dが延設され、これら極歯23c,23d
は、各々がロータ28の外径よりもやや径大な環状の配列
形状を持って櫛歯型に組み合わされ、また、第1の外ヨ
ーク23aには、第1の環状ボビン22の溶着突起22dに対
応してこれを貫通する複数の貫通孔23eが複数形成され
ている。
【0017】第2の環状ボビン25は、円筒状の巻線部25
aとその両端に位置する円盤状の一対の巻線ガイド25
b,25cとからなり、巻線ガイド25cには回転軸27の軸
方向に向けて複数の溶着突起25dが形成されている。
【0018】第2の環状ヨーク26も第1の環状ヨーク23
と同様に、略カップ状に形成された第2の外ヨーク26a
と、この第2の外ヨーク26aの開口内径よりもわずかに
小さい外径を有する略平板状の第2の内ヨーク26bとか
らなり、これら第2の外,内ヨーク26a,26bは、外ヨ
ーク26a内に第2の環状ボビン25を収納し、且つ外ヨー
ク26aと内ヨーク26bとの間に第2の環状ボビン25を挟
装した状態で配置される。
【0019】また、第2の外,内ヨーク26a,26bの中
央には、環状ボビン25の巻線部25aの内周に向けて複数
の極歯26c,26dが複数延設され、これら極歯26c,26
dは、各々がロータ28の外径よりもやや径大な環状の配
列形状を持って櫛歯型に組み合わされ、また、第2の外
ヨーク26には、第2の環状ボビン25の溶着突起25dに対
応してこれを貫通する複数の貫通孔26eが複数形成され
ている。
【0020】このように、各環状ボビン22,25と各環状
ヨーク23,26とから構成される各ステータA,Bは、互
いに同心的に積層配置されると共に各外ヨーク23a,26
aの両開口側が電気溶接されて中心に中空部S(図4参
照)を形成し、この中空部Sに内にロータ28を回転自在
に収納するもので、ロータ28は回転軸27を通じて一対の
支持プレート29a,29bに軸支される。なお、この際各
環状ボビンの溶着突起22d,25dは、各外ヨーク23a,
26aから外部に突出する。
【0021】そしてステータA,Bの中空部Sに配置さ
れたロータ28は、ロータ28の磁極と、速度センサからの
信号に応じて各極歯23c,23d,26c,26dに導かれる
各励磁コイル21,24の励磁極との磁気的な吸引,反発作
用により所定ピッチずつ回転し、指針1を駆動する。
【0022】各支持プレート29a,29bは、共に合成樹
脂材料からなり、その略中央には回転軸27の軸方向に部
分的に突出し回転軸27を軸支する筒状の軸受部29c,29
dが形成され、また、その両端には同じく回転軸27の軸
方向に突出し、各タッピングネジ30が螺合すると共に計
器文字板3もしくはプリント基板4が固定される取付部
29e,29fが形成され(図4参照)、また軸受部29c,
29dの周囲には、各外ヨーク23a,26aの貫通孔23e,
26eに対応し、各環状ボビン22,25の溶着突起22d,25
dを外部に挿通する複数の挿通孔29g,29hが形成され
ている。
【0023】そして、各支持プレート29a,29bの挿通
孔29g,29fから外部に突出した溶着突起22d,25d
(図4左側参照)はその先端が各支持プレート29a,29
bに溶着され、溶着部220d ,250d (図4右側参照)
を形成し、支持プレート29a,29b(ステッピングモー
タ2)と計器文字板3,プリント基板4(他部材)とが
固定される。この際、溶着突起22d,25dの溶融部分
は、挿通孔29g,29hの周囲に形成されたテーパ部Tに
留まるようになっている。
【0024】以上のように本実施例によれば、第1,第
2の励磁コイル21,24を巻いた樹脂製の第1,第2の環
状ボビン22,25を、各々が第1,第2の外ヨーク23a,
26aと第1,第2の内ヨーク23b,26bとで構成される
金属製の第1,第2の環状ヨーク23,26で挟装して中空
部Sを有する第1,第2のステータA,Bを設け、この
ステータA,Bの中空部Sに回転軸27を備えたロータ28
を回転自在に収納し、このロータ28の回転軸27を樹脂製
の支持プレート29a,29bの軸受部29c,29dで軸支
し、各環状ボビン22,25に各外ヨーク23a,26aを貫通
する溶着突起22d,25dを設け、この溶着突起22d,25
dを通じて互いに溶接接合されたステータA,Bと支持
プレート29a,29bとを溶着固定して溶着部220d ,25
0d を形成したことにより、回転軸27が樹脂製の支持プ
レート29a,29bの軸受部29c,29dにて軸受支持さ
れ、またステータA,Bと支持プレート29a,29bとが
溶着突起22d,25dを通じて溶着固定され、専用の軸受
部材を設けることなく支持プレート29a,29bで回転軸
27を軸受支持して部品数を削減することができ、しかも
ステータA,Bと支持プレート29a,29bとの固定を容
易とすることができる。
【0025】また本実施例によれば、支持プレート29
a,29bにセルフタッピングネジ30が螺合する取付部29
e,29fを形成したことにより、セルフタッピングネジ
30により支持プレート29a,29b(ステッピングモータ
2)と計器文字板3,プリント基板4(他部材)との固
定を図ることがきる。セルフタッピングネジ30による他
部材との固定は、計器文字板3を固定した後に計器文字
板3上に貫通する回転軸27の先端に前方から指針1を固
着し、もしくは計器文字板3を装着した後にプリント基
板4にステッピングモータ2を固定するステッピングモ
ータ式計器にあっては、特に有用なものとなる。
【0026】なお、前記第1実施例では、計器文字板3
側の支持プレート29aとプリント基板4側の支持プレー
ト29bの双方を合成樹脂により形成し、軸受部29c,29
dと取付部29e,29fを設けると共に、双方を各環状ボ
ビン22,25の溶着突起22d,25dと溶着固定する例を示
したが、いずれか一方側の支持プレート29a,29bのみ
に、これらの構造を適用してもよい。
【0027】図5は、本発明の第2実施例を示す要部断
面図であり、本実施例では各支持プレート29a,29bを
金属材料から形成し、これらと各外ヨーク23a,26aと
を挿通孔29g,29h及び外ヨーク23a,28aに形成した
かしめ突起23fを通じてかしめ固定してかしめ部290 を
形成すると共に、合成樹脂をインサート成形して軸受部
290c ,290d 及び取付部290e ,290f を形成し、軸
受部290c ,290d により回転軸27を軸受支持すると共
に、取付部290e ,290f にタッピングネジ30を螺合し
て支持プレート29a,29b(ステッピングモータ2)と
計器文字板3,プリント基板4(他部材)とを固定して
いる。
【0028】以上のように本実施例によれば、金属製の
支持プレート29a,29bと外ヨーク23a,26aをかしめ
固定して溶接部290 を形成すると共に、支持プレート29
a,29bに回転軸27を軸支する樹脂からなる軸受部290
c ,290d をインサート成形したことにより、回転軸2
7が支持プレート29a,29bの軸受部290c ,290d に
て軸受支持され、またステータA,Bと支持プレート29
a,29bとがかしめ固定され、前記実施例と同様に専用
の軸受部材を設けることなく支持プレート29a,29bで
回転軸27を軸受支持して部品数の削減を図ることがで
き、しかもステータA,Bと支持プレート29a,29bと
の固定を容易とすることができる。なお各支持プレート
29a,29bと各外ヨーク23a,26a(ステータA,B)
とを溶接により固定してもよい。
【0029】また、本実施例によれば支持プレート29
a,29bにセルフタッピングネジ30が螺合する取付部29
0e,290fを合成樹脂によりインサート成形したことに
より、前記第1実施例と同様に、セルフタッピングネジ
30により支持プレート29a,29b(ステッピングモータ
2)と計器文字板3,プリント基板4(他部材)との固
定を図ることがき、と他部材との固定を図ることがき
る。
【0030】なお、本実施例においても前記第1実施例
と同様に、いずれか一方側の支持プレート29a,29bに
合成樹脂からなる軸受部290c ,290dや取付部290e,
290fを設けてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、励磁コ
イルが巻装された樹脂製の環状ボビンに一対の金属製の
環状ヨークを挟装し中空部を形成してなるステータと、
このステータの中空部に回転自在に収納され前記環状ヨ
ークを通じて導かれた前記励磁コイルの励磁極により回
転する回転軸を備えた永久磁石からなるロータと、この
ロータの前記回転軸を軸支する樹脂製の支持プレートと
からなることにより、専用の軸受部材を設けることなく
支持プレートで回転軸を軸受支持して部品数の削減を図
ることができ、また前記環状ボビンに前記環状ヨークを
貫通して前記支持プレートと溶着固定される突起部を形
成したことにより、支持プレートとステータとの固定を
容易とすることができ、また前記支持プレートにセルフ
タッピングネジが螺合する取付部を形成したことによ
り、セルフタッピングネジによる支持プレートと他部材
との固定が可能なステッピングモータを提供できる。
【0032】また本発明は、励磁コイルが巻装された樹
脂製の環状ボビンに一対の金属製の環状ヨークを挟装し
中空部を形成してなるステータと、このステータの中空
部に回転自在に収納され前記環状ヨークを通じて導かれ
た前記励磁コイルの励磁極により回転する回転軸を備え
た永久磁石からなるロータと、このロータの前記回転軸
を支持すると共に前記環状ヨークと固定される金属製の
支持プレートとからなり、前記支持プレートに前記回転
軸を軸支する樹脂からなる軸受部をインサート成形した
ことにより、専用の軸受部材を設けることなく支持プレ
ートで回転軸を軸受支持して部品数の削減を図ることが
でき、また支持プレートとステータとの固定が容易なス
テッピングモータを提供することができ、また前記支持
プレートにセルフタッピングネジが螺合する樹脂製の取
付部をインサート成形したことにより、セルフタッピン
グネジによる支持プレートと他部材との固定が可能なス
テッピングモータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるステッピングモータを車両用計器
に用いた場合の第1実施例を示す断面図である。
【図2】図1に示したステッピングモータの分解斜視図
である。
【図3】図2のステッピングモータの組み付け状態を示
す斜視図である。
【図4】図3のステッピングモータのX−X線に沿った
断面図である。
【図5】本発明によるステッピングモータを車両用計器
に用いた場合の第2実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
21 第1の励磁コイル 22 第1の環状ボビン 22d,25d 溶着突起 23 第1の環状ヨーク 23e,26e 貫通孔 24 第2の励磁コイル 25 第2の環状ボビン 26 第2の環状ヨーク 27 回転軸 28 ロータ 29a,29b 支持プレート 29c,29d,290c,290d 軸受部 29e,29f,290e,290f 取付部 30 セルフタッピングネジ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 励磁コイルが巻装された樹脂製の環状ボ
    ビンに一対の金属製の環状ヨークを挟装し中空部を形成
    してなるステータと、このステータの中空部に回転自在
    に収納され前記環状ヨークを通じて導かれた前記励磁コ
    イルの励磁極により回転する回転軸を備えた永久磁石か
    らなるロータと、このロータの前記回転軸を軸支する樹
    脂製の支持プレートとからなることを特徴とするステッ
    ピングモータ。
  2. 【請求項2】 前記環状ボビンに前記環状ヨークを貫通
    して前記支持プレートと溶着固定される突起部を形成し
    たことを特徴とする請求項1記載のステッピングモー
    タ。
  3. 【請求項3】 前記支持プレートにセルフタッピングネ
    ジが螺合する取付部を形成したことを特徴とする請求項
    1もしくは請求項2記載のステッピングモータ。
  4. 【請求項4】 励磁コイルが巻装された樹脂製の環状ボ
    ビンに一対の金属製の環状ヨークを挟装し中空部を形成
    してなるステータと、このステータの中空部に回転自在
    に収納され前記環状ヨークを通じて導かれた前記励磁コ
    イルの励磁極により回転する回転軸を備えた永久磁石か
    らなるロータと、このロータの前記回転軸を支持すると
    共に前記環状ヨークと固定される金属製の支持プレート
    とからなり、前記支持プレートに前記回転軸を軸支する
    樹脂からなる軸受部をインサート成形したことを特徴と
    するステッピングモータ。
  5. 【請求項5】 前記支持プレートにセルフタッピングネ
    ジが螺合する樹脂製の取付部をインサート成形したこと
    を特徴とする請求項4記載のステッピングモータ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030053976A (ko) * 2001-12-24 2003-07-02 엘지이노텍 주식회사 스텝모터 및 그 제조방법
JP2014121242A (ja) * 2012-12-19 2014-06-30 Minebea Co Ltd ステッピングモータ

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