JPH06303733A - モータ - Google Patents
モータInfo
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- JPH06303733A JPH06303733A JP5109875A JP10987593A JPH06303733A JP H06303733 A JPH06303733 A JP H06303733A JP 5109875 A JP5109875 A JP 5109875A JP 10987593 A JP10987593 A JP 10987593A JP H06303733 A JPH06303733 A JP H06303733A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner ring
- spindle shaft
- ball bearing
- adhesive
- motor
- Prior art date
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- Granted
Links
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims abstract description 29
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims abstract description 29
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 3
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 9
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 2
- 230000036316 preload Effects 0.000 description 2
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K5/00—Casings; Enclosures; Supports
- H02K5/04—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
- H02K5/16—Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields
- H02K5/173—Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using bearings with rolling contact, e.g. ball bearings
- H02K5/1737—Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using bearings with rolling contact, e.g. ball bearings radially supporting the rotor around a fixed spindle; radially supporting the rotor directly
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
- F16C19/14—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load
- F16C19/18—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with two or more rows of balls
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C35/00—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
- F16C35/04—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
- F16C35/06—Mounting or dismounting of ball or roller bearings; Fixing them onto shaft or in housing
- F16C35/063—Fixing them on the shaft
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D1/00—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements
- F16D1/06—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end
- F16D1/064—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end non-disconnectable
- F16D1/068—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end non-disconnectable involving gluing, welding or the like
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2226/00—Joining parts; Fastening; Assembling or mounting parts
- F16C2226/30—Material joints
- F16C2226/40—Material joints with adhesive
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2370/00—Apparatus relating to physics, e.g. instruments
- F16C2370/12—Hard disk drives or the like
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】玉軸受内輪とスピンドル軸との接着強度が大
で、両者がタイトに固着され、また玉軸受が超小型で内
輪が薄肉のものであっても、硬化する接着剤によって変
形させられることがなく、したがって玉軸受の精度が損
なわれることがなくて、回転精度の高いモータを提供で
きる。 【構成】スピンドル軸5を有し、これに玉軸受の内輪8
を嵌合せしめるモータにおいて、スピンドル軸の端部外
周面にローレット部16を形成し、このローレット部に
嵌合せしめた玉軸受内輪8を、その内面とスピンドル軸
のローレット部の溝へ介在せしめた接着剤18にてスピ
ンドル軸へ固定せしめたものとしてあり、また、ローレ
ット部に続いて円周溝19を形成して、この円周溝へも
流入した接着剤にて内輪をスピンドル軸へ固定せしめ
た。
で、両者がタイトに固着され、また玉軸受が超小型で内
輪が薄肉のものであっても、硬化する接着剤によって変
形させられることがなく、したがって玉軸受の精度が損
なわれることがなくて、回転精度の高いモータを提供で
きる。 【構成】スピンドル軸5を有し、これに玉軸受の内輪8
を嵌合せしめるモータにおいて、スピンドル軸の端部外
周面にローレット部16を形成し、このローレット部に
嵌合せしめた玉軸受内輪8を、その内面とスピンドル軸
のローレット部の溝へ介在せしめた接着剤18にてスピ
ンドル軸へ固定せしめたものとしてあり、また、ローレ
ット部に続いて円周溝19を形成して、この円周溝へも
流入した接着剤にて内輪をスピンドル軸へ固定せしめ
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明に係るモータは主としてO
A機器用に使用する。
A機器用に使用する。
【0002】
【従来の技術】モータのスピンドル軸には、内外輪より
なる玉軸受の内輪を固嵌してあり、スピンドル軸へ嵌め
た内輪をスピンドル軸へ固定するには通常接着剤で次の
ように行っている。
なる玉軸受の内輪を固嵌してあり、スピンドル軸へ嵌め
た内輪をスピンドル軸へ固定するには通常接着剤で次の
ように行っている。
【0003】(a) 図5(a) のように、スピンドル軸の端
部に形成した面取部と、玉軸受内輪輪の内面側端部に形
成した面取部とで形成したV字形円周溝へ接着剤を充填
し、その接着剤をスピンドル軸の外周面と玉軸受内輪の
内周面との間の隙間に流入せしめてスピンドル軸へ玉軸
受内輪を固定させる。この方法では前記V字形円周溝内
の接着剤がスピンドル軸と玉軸受内輪間に充分に流入せ
ず、ために接着強度にバラツキが生じる欠点がある。
部に形成した面取部と、玉軸受内輪輪の内面側端部に形
成した面取部とで形成したV字形円周溝へ接着剤を充填
し、その接着剤をスピンドル軸の外周面と玉軸受内輪の
内周面との間の隙間に流入せしめてスピンドル軸へ玉軸
受内輪を固定させる。この方法では前記V字形円周溝内
の接着剤がスピンドル軸と玉軸受内輪間に充分に流入せ
ず、ために接着強度にバラツキが生じる欠点がある。
【0004】(b) 図5(b) のように、スピンドル軸の端
部に小径部を形成し、この小径部と玉軸受内輪との間に
できる周溝へ接着剤を充填してスピンドル軸へ玉軸受内
輪を固定させる。この方法ではスピンドル軸と玉軸受内
輪間の全周の隙間に接着剤が充填されるので、接着強度
は大となるが、玉軸受に超小型のミニチュアベアリング
を使用したばあいには、硬化する接着剤によって玉軸受
内輪が引っ張られ、その結果内輪は変形して真円度が損
なわれ、精度を欠くものとなる。
部に小径部を形成し、この小径部と玉軸受内輪との間に
できる周溝へ接着剤を充填してスピンドル軸へ玉軸受内
輪を固定させる。この方法ではスピンドル軸と玉軸受内
輪間の全周の隙間に接着剤が充填されるので、接着強度
は大となるが、玉軸受に超小型のミニチュアベアリング
を使用したばあいには、硬化する接着剤によって玉軸受
内輪が引っ張られ、その結果内輪は変形して真円度が損
なわれ、精度を欠くものとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した従来
の欠点が除去され、玉軸受内輪とスピンドル軸との接着
強度が大で、両者がタイトに固着され、また玉軸受が超
小型で内輪が薄肉のものであっても、硬化する接着剤に
よって変形させられることがなく、したがって玉軸受の
精度が損なわれることがなくて、回転精度の高いモータ
を提供できるようにした。
の欠点が除去され、玉軸受内輪とスピンドル軸との接着
強度が大で、両者がタイトに固着され、また玉軸受が超
小型で内輪が薄肉のものであっても、硬化する接着剤に
よって変形させられることがなく、したがって玉軸受の
精度が損なわれることがなくて、回転精度の高いモータ
を提供できるようにした。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るモータはス
ピンドル軸を有し、これに玉軸受の内輪を嵌合せしめる
モータにおいて、スピンドル軸の端部外周面にローレッ
ト部を形成し、このローレット部に嵌合せしめた玉軸受
内輪を、その内面とスピンドル軸のローレット部の溝へ
介在せしめた接着剤にてスピンドル軸へ固定せしめたも
のとしてあり、また、ローレット部に続いて円周溝を形
成して、この円周溝へも流入した接着剤にて内輪をスピ
ンドル軸へ固定せしめたものとしてある。
ピンドル軸を有し、これに玉軸受の内輪を嵌合せしめる
モータにおいて、スピンドル軸の端部外周面にローレッ
ト部を形成し、このローレット部に嵌合せしめた玉軸受
内輪を、その内面とスピンドル軸のローレット部の溝へ
介在せしめた接着剤にてスピンドル軸へ固定せしめたも
のとしてあり、また、ローレット部に続いて円周溝を形
成して、この円周溝へも流入した接着剤にて内輪をスピ
ンドル軸へ固定せしめたものとしてある。
【0007】
【作用】スピンドル軸における玉軸受内輪の嵌合部には
ローレット部を刻設してあるので、例えばスピンドル軸
の上端外周縁に塗布した接着剤はローレット部の各溝へ
流入し、ローレット部のほぼ全周面に接着剤層が形成さ
れるので、大なる接着強度で玉軸受内輪がスピンドル軸
に固定される。
ローレット部を刻設してあるので、例えばスピンドル軸
の上端外周縁に塗布した接着剤はローレット部の各溝へ
流入し、ローレット部のほぼ全周面に接着剤層が形成さ
れるので、大なる接着強度で玉軸受内輪がスピンドル軸
に固定される。
【0008】また、玉軸受に超小型のミニチュアベアリ
ングを使用したばあい、スピンドル軸におけるローレッ
ト部の外径を内輪が嵌合し得る嵌合公差のものとするこ
とにより、硬化する接着剤によっても内輪が変形させら
れるようなことはなく、内輪は真円度が保持され、モー
タの回転精度が損なわれることはない。
ングを使用したばあい、スピンドル軸におけるローレッ
ト部の外径を内輪が嵌合し得る嵌合公差のものとするこ
とにより、硬化する接着剤によっても内輪が変形させら
れるようなことはなく、内輪は真円度が保持され、モー
タの回転精度が損なわれることはない。
【0009】
【実施例】以下本発明に係るモータの実施例を添付図面
に示す各具体例により説明する。図1は本発明に係るア
ウタロータ型スピンドルモータを示す。図1において、
符号1はベースたるフランジで、中央部に筒状のヨーク
ホルダ2を設けてあり、ヨークホルダのまわりには、コ
イル3を備えるステータヨーク4を設けてある。
に示す各具体例により説明する。図1は本発明に係るア
ウタロータ型スピンドルモータを示す。図1において、
符号1はベースたるフランジで、中央部に筒状のヨーク
ホルダ2を設けてあり、ヨークホルダのまわりには、コ
イル3を備えるステータヨーク4を設けてある。
【0010】フランジの中心部、より具体的には有底の
ヨークホルダ2の底部中心にはスピンドル軸5の下部を
固定してあり、このスピンドル軸は上部が小径な2段軸
のものとしてある。スピンドル軸の下部大径部の外周に
転動溝6を形成してあり、また小径部には外周に転動溝
7を形成した内輪8を嵌めてある。
ヨークホルダ2の底部中心にはスピンドル軸5の下部を
固定してあり、このスピンドル軸は上部が小径な2段軸
のものとしてある。スピンドル軸の下部大径部の外周に
転動溝6を形成してあり、また小径部には外周に転動溝
7を形成した内輪8を嵌めてある。
【0011】また、ロータたるハブ9の中央下面に玉軸
受本体用のスリーブ10をハブと一体に形成し、このス
リーブ10の内面に、スピンドル軸の大径部転動溝と前
記内輪の転動溝と対応する複列の転動溝11、12を形
成して、これら対応する転動溝間にそれぞれボール1
3、14、内輪7および大径部の転動溝6で玉軸受本体
を構成し、これによりハブがスピンドル軸まわりに回転
できるように保持されており、図中の符号15は前記ヨ
ークと対応せしめてハブの外周内面に設けた磁石を示
す。
受本体用のスリーブ10をハブと一体に形成し、このス
リーブ10の内面に、スピンドル軸の大径部転動溝と前
記内輪の転動溝と対応する複列の転動溝11、12を形
成して、これら対応する転動溝間にそれぞれボール1
3、14、内輪7および大径部の転動溝6で玉軸受本体
を構成し、これによりハブがスピンドル軸まわりに回転
できるように保持されており、図中の符号15は前記ヨ
ークと対応せしめてハブの外周内面に設けた磁石を示
す。
【0012】しかして本発明においては、スピンドル軸
の小径部の上端外周縁に面取部を形成するとともに、小
径部の外周面にはローレット部16を形成して、小径部
上端の面取部と内輪の内周面上端との間に形成される溜
め溝17に注入した例えば嫌気性の接着剤18をローレ
ット部の溝へ流入させて乾燥固化せしめることにより内
輪8をスピンドル軸5へ固定せしめてある。
の小径部の上端外周縁に面取部を形成するとともに、小
径部の外周面にはローレット部16を形成して、小径部
上端の面取部と内輪の内周面上端との間に形成される溜
め溝17に注入した例えば嫌気性の接着剤18をローレ
ット部の溝へ流入させて乾燥固化せしめることにより内
輪8をスピンドル軸5へ固定せしめてある。
【0013】ローレット部16は図1に示すスピンドル
軸線と平行ないわゆる平目溝タイプのほかに、図3の
(a) のようにスピンドル軸に対して斜交するように形成
した斜め溝タイプのものや、あるいは図3の(b) のよう
に互いに交叉するバイアス目タイプのものもあるが、加
工上は平目溝タイプのものが有利である。
軸線と平行ないわゆる平目溝タイプのほかに、図3の
(a) のようにスピンドル軸に対して斜交するように形成
した斜め溝タイプのものや、あるいは図3の(b) のよう
に互いに交叉するバイアス目タイプのものもあるが、加
工上は平目溝タイプのものが有利である。
【0014】また、スピンドルの小径部には前記ローレ
ット部に続いて円周方向の溝19を形成し、この溝19
へもローレット部の溝からの接着剤を流入させることに
よりスピンドルと内輪との接着強度をより大ならしめる
ようにしてある。なお、前記内輪には接着剤が凝固する
前に例えば上部からプリロード(予圧)を掛けてスピン
ドル軸の適正位置に固定せしめる。
ット部に続いて円周方向の溝19を形成し、この溝19
へもローレット部の溝からの接着剤を流入させることに
よりスピンドルと内輪との接着強度をより大ならしめる
ようにしてある。なお、前記内輪には接着剤が凝固する
前に例えば上部からプリロード(予圧)を掛けてスピン
ドル軸の適正位置に固定せしめる。
【0015】図4はインナーロータ型スピンドルモータ
の例を示し、外周にフランジ1を有するステータヨーク
ホルダ2の底部中心に2段軸よりなるスピンドル軸5を
立設してあって、ステータヨークホルダの筒状リブ2a
の内周面にステータヨーク4を取り付けてある。
の例を示し、外周にフランジ1を有するステータヨーク
ホルダ2の底部中心に2段軸よりなるスピンドル軸5を
立設してあって、ステータヨークホルダの筒状リブ2a
の内周面にステータヨーク4を取り付けてある。
【0016】この実施例のものでは、玉軸受本体用のス
リーブ10をハブ9の中央下面にハブと一体に形成して
あり、玉軸受本体の構造は図1の実施例のものと同じで
あるが、磁石はスリーブ10の外周に設けてある。
リーブ10をハブ9の中央下面にハブと一体に形成して
あり、玉軸受本体の構造は図1の実施例のものと同じで
あるが、磁石はスリーブ10の外周に設けてある。
【0017】しかしてこの実施例のものにもスピンドル
軸にはローレット部16と円周溝19を形成して、ロー
レット部と円周溝間へ注入せしめた接着剤で内輪をスピ
ンドル軸へ固定せしめてある。
軸にはローレット部16と円周溝19を形成して、ロー
レット部と円周溝間へ注入せしめた接着剤で内輪をスピ
ンドル軸へ固定せしめてある。
【0018】図1、図4に示すモータの玉軸受は、ロー
タたるハブのスリーブ10が玉軸受の外輪を兼ねる出願
人会社の独自創作に係る構造のものであるが、玉軸受に
は単なる内外輪よりなる従来のものを使用するばあいも
ある。
タたるハブのスリーブ10が玉軸受の外輪を兼ねる出願
人会社の独自創作に係る構造のものであるが、玉軸受に
は単なる内外輪よりなる従来のものを使用するばあいも
ある。
【0019】なお、上記各実施例におけるフランジの内
面(上面)には前記コイル3と対応せしめたモータ駆動
用のプリント配線基板を設けてあるが、これは図示を省
略した。
面(上面)には前記コイル3と対応せしめたモータ駆動
用のプリント配線基板を設けてあるが、これは図示を省
略した。
【0020】
【発明の効果】本発明においては、玉軸受の内輪が嵌合
しているスピンドル軸のローレット部のほぼ全周に接着
剤層が形成されるので、玉軸受内輪との接着面積が大
で、玉軸受内輪がタイトにスピンドル軸に固定され、回
転振れが生じるおそれがない。
しているスピンドル軸のローレット部のほぼ全周に接着
剤層が形成されるので、玉軸受内輪との接着面積が大
で、玉軸受内輪がタイトにスピンドル軸に固定され、回
転振れが生じるおそれがない。
【0021】また、玉軸受に超小型のミニチュアベアリ
ングを使用したばい、スピンドル軸におけるローレット
部の外径を内輪が嵌合し得る嵌合公差のものとすること
により、硬化する接着剤によっても内輪が変形させられ
るようなことはなく、内輪は真円度が保持され、回転精
度が損なわれることのないモータを提供できる。
ングを使用したばい、スピンドル軸におけるローレット
部の外径を内輪が嵌合し得る嵌合公差のものとすること
により、硬化する接着剤によっても内輪が変形させられ
るようなことはなく、内輪は真円度が保持され、回転精
度が損なわれることのないモータを提供できる。
【図1】本発明に係るアウタロータタイプのモータの一
例を示す縦断面図。
例を示す縦断面図。
【図2】ローレット部に対する内輪の嵌合部を示す拡大
横断平面図。
横断平面図。
【図3】ローレット部の例を示す図。
【図4】本発明に係るインナーロータタイプのモータの
一例を示す図。
一例を示す図。
【図5】スピンドル軸に対する内輪嵌合部の従来の例を
示す図。
示す図。
1 フランジ 2 ヨークホルダ 2a 筒状リブ 3 コイル 4 ステータヨーク 5 スピンドル軸 6、7 転動溝 8 内輪 9 ハブ 10 スリーブ 11、12 転動溝 13、14 ボール 15 磁石 16 ローレット部 17 溜め溝 18 接着剤 19 円周溝
Claims (2)
- 【請求項1】スピンドル軸を有し、これに玉軸受の内輪
を嵌合せしめるモータにおいて、スピンドル軸の端部外
周面にローレット部を形成し、このローレット部に嵌合
せしめた玉軸受内輪を、その内面とスピンドル軸のロー
レット部の溝へ介在せしめた接着剤にてスピンドル軸へ
固定せしめてなるモータ。 - 【請求項2】スピンドル軸を有し、これに玉軸受の内輪
を嵌合せしめるモータにおいて、スピンドル軸の端部外
周面にローレット部を形成するとともにローレット部に
続いて円周溝を形成し、前記ローレット部と円周溝にか
けて嵌合せしめた玉軸受内輪を、その内面とスピンドル
軸のローレット部の溝及び前記円周溝へ介在せしめた接
着剤にてスピンドル軸へ固定せしめてなるモータ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5109875A JP2890159B2 (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | Oa機器用スピンドルモータ |
US08/226,275 US5510661A (en) | 1993-04-13 | 1994-04-11 | Motor |
DE69406340T DE69406340T2 (de) | 1993-04-13 | 1994-04-12 | Motor mit einer abgestuften Welle und einem inneren Kugellagerring, der auf einem gerändelten Wellenabschnitt mittels Klebstoff befestigt ist |
EP94302554A EP0620633B1 (en) | 1993-04-13 | 1994-04-12 | Motor with a stepped shaft and a bearing inner race fixed to a knurled portion of the shaft by an adhesive |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5109875A JP2890159B2 (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | Oa機器用スピンドルモータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06303733A true JPH06303733A (ja) | 1994-10-28 |
JP2890159B2 JP2890159B2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=14521399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5109875A Expired - Fee Related JP2890159B2 (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | Oa機器用スピンドルモータ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5510661A (ja) |
EP (1) | EP0620633B1 (ja) |
JP (1) | JP2890159B2 (ja) |
DE (1) | DE69406340T2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10225047A (ja) * | 1997-02-04 | 1998-08-21 | Asmo Co Ltd | モータの軸受構造 |
JP2010065761A (ja) * | 2008-09-10 | 2010-03-25 | Sii Micro Precision Kk | 転がり軸受ユニット |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4121428A1 (de) * | 1991-06-28 | 1993-01-07 | Papst Motoren Gmbh & Co Kg | Spindelmotor, insbesondere fuer plattenspeicher |
JPH0956110A (ja) * | 1995-08-09 | 1997-02-25 | Minebea Co Ltd | 複合軸受装置を備えるモータ |
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