JPH10225047A - モータの軸受構造 - Google Patents

モータの軸受構造

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JPH10225047A
JPH10225047A JP9021565A JP2156597A JPH10225047A JP H10225047 A JPH10225047 A JP H10225047A JP 9021565 A JP9021565 A JP 9021565A JP 2156597 A JP2156597 A JP 2156597A JP H10225047 A JPH10225047 A JP H10225047A
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ring
motor
rotating shaft
bearing
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Kenji Kumaki
憲治 熊木
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    • F16C35/00Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
    • F16C35/04Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
    • F16C35/06Mounting or dismounting of ball or roller bearings; Fixing them onto shaft or in housing
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16C19/06Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly with a single row or balls
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    • F16C2380/26Dynamo-electric machines or combinations therewith, e.g. electro-motors and generators

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Abstract

(57)【要約】 【課題】部品数の低減及びモータを小型化することがで
きしかも安価なものにすることができるモータの軸受構
造を提供することにある。 【解決手段】 ボールベアリング14の内輪14bは回
転軸12に嵌挿されている。スナップリング19は回転
軸12の周溝20に嵌着されている。スナップリング1
9は周溝20からはみ出した部分の外周面が内輪14b
の一側面の面取り部18と当接し、内輪14bがそれ以
上の内側へ移動しないように係止する。内輪14bの外
側側面にはファンインサート部材21が当接する。そし
て、ナット24の締め付けにより、ボールベアリング1
4の内輪14bとインサート部材21は該ナット24と
スナップリング19とにより挟持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモータの軸受構造に
係り、詳しくはモータの回転軸の固定構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図7は、自動車用のファンモータの断面
を示し、図8はその軸受構造の要部拡大図である。モー
タ50の回転軸51は、ボールベアリング52を介して
モータハウジング53に回転可能に支持されている。そ
して、該ベアリング52の外輪52aはモータハウジン
グ53に対して固定され、内輪52bはモータ50の回
転軸51に対して固定されてる。ハウジング53に対す
る外輪52aの固定方法は、ハウジング53の円筒状の
ボス部54先端の固定片55とハウジング53のボス部
54の基端に形成した中央が開口した固定プレート53
aとで外輪52aの両側面を挟持固定している。
【0003】一方、回転軸51に対する内輪52bの固
定方法は、リングスペース58とファン56に取着され
たファンインサート部材57とで内輪52bの両側面を
挟持固定している。詳述すると、回転軸51の外周面に
形成した周溝59にスナップリング60を嵌着させ、そ
のスナップリング60にリングスペース58を係止させ
ておく。そして、該リングスペース58に対して内輪5
2bの後側面を当接させた状態で、前記ファンインサー
ト部材57を内輪52bの前側面に当接するように回転
軸51に貫挿する。そして、回転軸51の先端に取着し
た締結ボルト61に締め付けナット62を螺合してイン
サート部材57を締め付けて行くことにより、該ナット
62とリングスペース58が内輪52b及びインサート
材部57を回転軸51に対して固定するようになってい
る。
【0004】又、回転軸に対する内輪の別の固定方法と
して実開平2−51714号公報に記載されているよう
に、回転軸に形成された段付部に内輪の一側面を当接さ
せ、外輪を該段付部側に押圧固定することで内輪を固定
する方法が開示されている。さらに、実開平4−131
159号公報では前記段付部とEリング等で内輪を回転
軸に対して固定する方法が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7,
8に示す内輪52bの固定方法では、内輪52bの後側
面側を固定するのにスナップリング60とリングスペー
ス58の2個の部品を使用している。従って、組み付け
工数も多くなるとともに部品管理の複雑化の要因になる
問題があった。
【0006】又、実開平2−51714号公報の固定方
法では、部品数は削減されるものの、内輪の固定は外輪
との固定と兼ねて固定されるのであり、内輪のためだけ
の単独固定方法ではない。従って、回転軸に対する内輪
の固定は、外輪の固定にも影響があるため確実に固定す
ることは難しく強固な固定はできなかった。
【0007】さらに、実開平4−131159号公報の
固定方法では、外輪とは別に内輪は単独で固定される。
しかしながら、Eリング等の高価な部品を新たに使って
固定している。しかも、回転軸に対して連結固定される
ファンは回転軸の別の箇所に固定されているため、ファ
ンモータが大型化する問題があった。
【0008】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたのもであって、その目的は部品数の低減及びモータ
の小型化に貢献できるモータの軸受構造を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、モータの回転軸にベアリングの内輪を嵌挿し、その
内輪を回転軸に形成した周溝にスラスト方向に対して移
動不能に嵌着された一部開放した環状の係止リングに直
接当接させるとともに、その内輪を前記嵌挿方向から係
止リングに向かって締付部材にて締め付けて該ベアリン
グの内輪を回転軸に対して固定するようにしたモータの
軸受構造をその要旨とする。
【0010】請求項2に記載の発明は、モータの回転軸
に形成した周溝にスラスト方向に対して移動不能に嵌着
された一部開放された環状の係止リングと、被回転体の
回転中心部に形成され前記回転軸に貫挿される筒状の押
圧支持部材との間にベアリングの内輪を配設し、締付部
材にて前記押圧支持部材を前記係止リング側に締め付け
ることによりベアリングの内輪を回転軸に対して固定す
るようにしたモータの軸受構造をその要旨とする。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のモータの軸受構造において、前記係止リングは一部開
放された断面円形のスナップリングであり、そのスナッ
プリングに当接する前記ベアリングの内輪の当接面はテ
ーパ面であるモータの軸受構造をその要旨とする。
【0012】請求項1に記載の発明によれば、ベアリン
グの内輪の一側は回転軸に形成した周溝にスラスト方向
に対して移動不能に嵌着された係止リングが直接当接し
て締め付け固定される。その結果、内輪の一側は係止リ
ングという1つの部品にて係止されることなり、部品数
の低減及びモータの小型化を図ることができる。しか
も、係止リングは一部が開放した環状体であることか
ら、係止リング自体安価なものとなる。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、ベアリン
グの内輪の一側は直接係止リングに当接し、内輪の他側
は押圧支持部材に当接して締め付け固定される。その結
果、内輪の一側は、係止リングという1つの部品にて係
止されることになり、部品数の低減及びモータの小型化
を図ることができる。しかも、係止リングは一部が開放
した環状体であることから、係止リング自体安価なもの
となる。又、内輪の他側は被回転体の回転中心部に形成
された押圧支持部材が固定されることから、被回転体を
別部材にて回転軸に対して固定する必要がない。
【0014】請求項3に記載の発明によれば、断面円形
のスナップリングと当接面であるテーパ面との係合は、
楔のような係合となることから、内輪を確実に回転不能
に固定することができる。しかも、内輪のテーパ面から
スナップリングに加わる力は、回転軸の軸芯側に作用す
る分力が生じることから、スナップリングに大きな力が
作用しても周溝から外れることはない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を自動車に搭載され
ラジエタの冷却に使用されるファンモータに具体化した
一実施形態を図1〜図4に従って説明する。図1はその
ファンモータの断面図、図2及び図3はファンモータの
軸受部分を説明するための要部拡大図である。ファンモ
ータ1は直流モータであって、そのハウジング2は後端
が開放された円筒状に形成されている。ハウジング2の
前端面中心部には、内側と外側を貫通する円筒状のボス
部3が前方に延出形成されている。該ボス部3の先端外
周部は、内側に折り曲げられて固定片4が形成されてい
る。又、ハウジング2の内周面には、複数のマグネット
7が周方向に等間隔に配置固定されている。
【0016】ハウジング2の後端開放部にはエンドフレ
ーム8が嵌着され、そのフレーム8の裏面中心部には収
容凹部9が形成されている。その凹部9の外周における
フレーム8の裏面には、ブラシホルダ10が取着されて
いる。
【0017】ハウジング2にはロータ11が配設され、
そのロータ11の回転軸12が該ハウジング2に対して
回転可能に支持されている。回転軸12の基端は、前記
収容凹部9に配設された軸受13に回転可能に支持され
ている。又、回転軸12の先端部は、前記ボス部3に配
設されたボールベアリング14に回転可能に支持されて
いる。ロータ11にはコンミテータ15が取着され、該
コンミテータ15に対して前記ブラシホルダ10に装着
されたブラシ16が摺接するようになっている。
【0018】次に、ボス部3に配設されたボールベアリ
ング14の取り付け構造を詳述する。図2において、ボ
ールベアリング14は、その外輪14aの外側側面が前
記固定片4に当接するようにボス部3内に回転不能に嵌
着されている。又、ボス部3内に配設された外輪14a
の内側側面は、ハウジング2の内側面に固着した固定プ
レート17に係止されている。つまり、ボールベアリン
グ14の外輪14aの両側面は固定片4と固定プレート
17にて挟持固定され、外輪14aの外周面はボス部3
の内周面にて嵌着固定されている。
【0019】一方、ボールベアリング14の内輪14b
は、回転軸12に回転可能に嵌挿されている。内輪14
bの内側側面と外周面とが交差する角部は、図3に示す
ようにテーパ面となるように平面状の面取りがなされ、
そのテーパ面よりなる当接面としての面取り部18に係
止リングとしてのスナップリング19が係合している。
スナップリング19は図4(a),(b)に示すように
断面円形の棒体を一部開放した環状に湾曲させた形状で
あって、回転軸12に周方向に形成した周溝20に嵌着
されている。周溝20の断面形状は前記スナップリング
19が外周面に密接するように円弧状に形成されるとと
もに、溝20の最深部はスナップリング19の円形断面
形状の半径Rと同等もしくは半径Rより若干深くなるよ
うに形成されている。つまり、周溝20は、その溝幅D
がスナップリング19の円形断面形状の直径(=2R)
と同等もしくはそれより若干大きく、最深部が前記半径
Rと同等もしくは若干深い溝に形成されている。従っ
て、スナップリング19を周溝20に嵌着した時、スナ
ップリング19の中心軸線Lは回転軸12の外周面12
aより内側に位置する、即ち、回転軸12の外径S1よ
り、スナップリング19の中心軸線Lが形成する内径I
1のほうが小さくなる。そして、スナップリング19は
該周溝20からはみ出した部分の外周面が前記内輪14
bの面取り部18と当接し、内輪14bがそれ以上の内
側へ移動しないように係止する。尚、本実施の形態で
は、周溝20の断面形状を円弧状としたが、溝幅及び最
深部を同様とすることで矩形形状でも適用できる。
【0020】一方、内輪14bの外側側面と外周面とが
交差する角部は、同様に面取りがなされている。内輪1
4bの外側側面には、ファンインサート部材21が当接
する。ファンインサート部材21は、インサート成型に
て合成樹脂性のファン22の中心部に取着された金属体
である。ファンインサート部材21は、その後端が閉塞
した円筒状の連結筒部21aと、その連結筒部21aの
閉塞した後端壁21c中心部を内側と外側を貫通し該後
端壁21cから後方に延出する円筒状の押圧支持部材と
しての支持筒部21bとから構成されている。連結筒部
21aはファン22に固着され、支持筒部21bは回転
軸12に回転可能に嵌挿される。そして、支持筒部21
bを回転軸12に嵌挿した時、該支持筒部21bの後端
面が前記内輪14bの外側側面に当接するようになって
いる。
【0021】回転軸12の先端面には、ボルト23が取
着されている。該ボルト23には締め付けナット24が
螺合し、前記インサート部材21の後端壁21cの内側
面に当接し、支持筒部21bの後端面を前記内輪14b
の外側側面に圧着させる。そして、ナット24の締め付
けにより、ボールベアリング14の内輪14bとインサ
ート部材21の支持筒部21bは、該ナット24とスナ
ップリング19とにより挟持される。従って、内輪14
bと支持筒部21bは、回転軸12に対して固定され
る。その結果、ボールベアリング14の外輪14aがハ
ウジング2に固定され、内輪14bが回転軸12に固定
されることになることから、回転軸12はボールベアリ
ング14を介してハウジング2に対し回転可能に支持さ
れることになる。
【0022】次に、上記のように構成したファンモータ
1の特徴を以下に記載する。 (1)本実施形態のファンモータ1は、ベアリング14
にて回転軸12が回転可能に支持されている。この時、
ベアリング14の内輪14bは、その内側側面を回転軸
12に形成した周溝20に嵌着させたスナップリング1
9にてその内側側面を係止させただけの構成である。従
って、図7,8に示す従来の内輪52bの固定方法と較
べてリングスペース58が不要となり、組み付け工数も
削減できるとともに部品管理を容易なものとすることが
できる。
【0023】(2)又、スナップリング19は、図4
(a),(b)に示すように断面円形の棒体をリング状
に湾曲させて製作したものである。その結果、製作も容
易でかつ安価であるため、従来において軸受構造に高価
なEリング等を使用したファンモータに較べてファンモ
ータを安価に製造することができる。
【0024】(3)又、スナップリング19を周溝20
に嵌着した時、スナップリング19の中心軸線Lは回転
軸12の外周面12aより内側に位置するようにしたた
め、スナップリング19にて一方向から押圧されても、
スナップリング19は周溝20から外れることはない。
従って、スナップリング19はボールベアリング14の
内輪14bを確実に係止することができる。
【0025】(4)しかも、スナップリング19は該周
溝20からはみ出した部分は前記内輪14bの面取り部
18と係合する。従って、その係合は楔のような係合と
なるため、内輪14bを確実に回転不能に固定すること
ができる。又、内輪14bの面取り部18からスナップ
リング19に加わる力は、回転軸12の軸芯側に作用す
る分力が生じるため、スナップリング19は大きな力が
作用しても周溝20から外れることはない。
【0026】(5)又、本実施の形態では、ファン22
のインサート部材21を内輪14bとともに挟持固定す
るため、該ファン22を回転軸12に対して別の場所お
いて別の部材にて固定することがない。
【0027】尚、実施の形態は上記に限定されるもので
はなく、以下のように実施してもよい。 ○上記実施の形態では、係止リングとして断面円形のリ
ングスナップ19を用いたが、図5及び図6(a),
(b)に示すように断面矩形状のリングスナップ31を
用いて実施してもよい。そして、このスナップリング3
1において、その内周面と両側面が交差する角部は、半
径R1の面取り31aがなされたスナップリングを使用
する場合には、少なくとも該スナップリング31の面取
り31aが周溝20内に位置するようにしている。この
場合にも、上記実施の形態と同様に組み付け工数も削減
できるとともに部品管理を容易なものとすることができ
る。又、このスナップリング31も同様に安価に作るこ
とができとともに内輪14bを確実に係止することがで
きる。
【0028】○上記実施の形態では、押圧支持部材は、
ファン22のインサート部材21に形成した支持筒部2
1bにて構成した。これを、インサート部材21と分離
した単独の筒体で実施しもよい。この場合、ファン22
に連結されるインサート部材21は支持筒部21bが形
成されず、連結筒部21aと、その連結筒部21aの閉
塞した中心部に貫通孔が形成された後端壁21cとから
構成される。従って、インサート部材21は軽量で簡単
な構成となることからインサート成型作業はより容易と
なる。
【0029】○上記実施の形態では、ファンモータ1に
具体化したが、ドアガラス開閉用モータ、ワイパ駆動用
モータ等、その他各種モータに具体化してもよい。この
場合においても前記実施の形態と同様な効果を発揮する
ことができる。
【0030】上記実施形態から把握できる請求項以外の
技術的思想について、以下にその効果とともに記載す
る。 ○モータ1の回転軸12に形成した周溝20にスラスト
方向に対して移動不能に嵌着された一部開放した環状の
スナップリング19、31と、冷却用ファン22の回転
中心部に形成され前記回転軸12に貫挿されるインサー
ト部材21との間にベアリング14の内輪14bを配設
し、締め付けナット24にて前記インサート部材21を
前記スナップリング19側に締め付けることによりベア
リング14の内輪14bを回転軸12に対して固定する
ようにしたファンモータの軸受構造。
【0031】この場合、ベアリング14の内輪14bの
一側は直接スナップリング19,31に当接し、内輪の
他側はファン22のインサート部材21に当接して締め
付け固定される。その結果、内輪14bの一側は、スナ
ップリング19,31という1つの部品にて係止される
ことになり、部品数の低減及びファンモータの小型化を
図ることができる。しかも、スナップリング19,31
は一部が開放した環状体であることから、リング19,
31自体安価なものとなる。又、ファン22は内輪14
とともに固定されることから、別部材にて回転軸12に
対して固定する必要がない。
【0032】
【発明の効果】請求項1に記載の発明のモータの軸受構
造によれば、部品数の低減及びモータを小型化すること
ができるとともに、安価なものにすることができる。
【0033】請求項2に記載の発明のモータの軸受構造
によれば、部品数の低減及びモータをより小型化するこ
とができるとともに、安価なものとすることができる。
請求項3に記載の発明のモータの軸受構造によれば、請
求項2の発明の効果に加えて、内輪を確実に回転不能に
かつ強固に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態を説明するためのファンモータの断
面図。
【図2】ファンモータの軸受部分を説明するための要部
拡大図。
【図3】スナップリングと内輪との係合状態を説明する
ための要部拡大図。
【図4】(a)はスナップリングの正面図、(b)はそ
の断面図。
【図5】別例のスナップリングと内輪を説明するための
要部拡大図。
【図6】(a)は別例のスナップリングの正面図、
(b)はその断面図。
【図7】従来のファンモータの断面図。
【図8】従来のボールベアリングの支持構造を示す要部
拡大図。
【符号の説明】
1…ファンモータ、2…ハウジング、3…ボス部、4…
固定片、11…ロータ、12…回転軸、14…ボールベ
アリング、14a…外輪、14b…内輪、17…固定プ
レート、18…面取り部、19…スナップリング、20
…周溝、21…ファンインサート部材、21a…連結筒
部、21b…支持筒部、21c…後端壁。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ(1)の回転軸(12)にベアリ
    ング(14)の内輪(14b)を嵌挿し、その内輪(1
    4b)を回転軸(12)に形成した周溝(20)にスラ
    スト方向に対して移動不能に嵌着された一部開放した環
    状の係止リング(19、31)に直接当接させるととも
    に、その内輪(14b)を前記嵌挿方向から係止リング
    (19,31)に向かって締付部材(23,24)にて
    締め付けて該ベアリング(14)の内輪(14b)を回
    転軸(12)に対して固定するようにしたモータの軸受
    構造。
  2. 【請求項2】 モータ(1)の回転軸(12)に形成し
    た周溝(20)にスラスト方向に対して移動不能に嵌着
    された一部開放された環状の係止リング(19、31)
    と、被回転体(22)の回転中心部に形成され前記回転
    軸(12)に貫挿される筒状の押圧支持部材(21b)
    との間にベアリング(14)の内輪(14b)を配設
    し、締付部材(23,24)にて前記押圧支持部材(2
    1b)を前記係止リング(19)側に締め付けることに
    よりベアリング(14)の内輪(14b)を回転軸(1
    2)に対して固定するようにしたモータの軸受構造。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のモータの軸受構造にお
    いて、前記係止リングは一部開放された断面円形のスナ
    ップリング(19)であり、そのスナップリング(1
    9)に当接する前記ベアリング(14)の内輪(14
    b)の当接面はテーパ面(18)であるモータの軸受構
    造。
JP02156597A 1997-02-04 1997-02-04 モータの軸受構造 Expired - Lifetime JP3678864B2 (ja)

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