JP2591992Y2 - モータの出力軸支持構造 - Google Patents
モータの出力軸支持構造Info
- Publication number
- JP2591992Y2 JP2591992Y2 JP1993069337U JP6933793U JP2591992Y2 JP 2591992 Y2 JP2591992 Y2 JP 2591992Y2 JP 1993069337 U JP1993069337 U JP 1993069337U JP 6933793 U JP6933793 U JP 6933793U JP 2591992 Y2 JP2591992 Y2 JP 2591992Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output shaft
- worm wheel
- gear case
- support structure
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案はウォームギヤを有するモ
ータの出力軸支持構造に関するものである。
ータの出力軸支持構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、モータは低コスト化のための部品
点数の削減，加工，組立て工程の削減の取組みが推進さ
れている。
点数の削減，加工，組立て工程の削減の取組みが推進さ
れている。
【０００３】以下に、従来のモータの出力軸支持構造に
ついて図３を参照しながら説明する。
ついて図３を参照しながら説明する。
【０００４】図に示すように電機子軸に配置されたウォ
ーム１と噛合うウォームホイール２からダンパー３を介
してトルク伝達板４に回転トルクが伝達される。出力軸
５はギヤケース６の穴に挿入されトルク伝達板４と係合
する軸部５ａと、この軸部５ａより外径が大きい頭部５
ｂがギヤケース６より露出し、相手側機器と係合してモ
ータの回転トルクが伝達されることになる。
ーム１と噛合うウォームホイール２からダンパー３を介
してトルク伝達板４に回転トルクが伝達される。出力軸
５はギヤケース６の穴に挿入されトルク伝達板４と係合
する軸部５ａと、この軸部５ａより外径が大きい頭部５
ｂがギヤケース６より露出し、相手側機器と係合してモ
ータの回転トルクが伝達されることになる。
【０００５】ギヤケース６内に配置された前記ウォーム
ホイール２，ダンパー３，トルク伝達板４，出力軸５の
軸方向の固定をするため、出力軸５の軸部５ａに溝を形
成し、ここに止め輪７をはめ込んで出力軸を支持してい
る。
ホイール２，ダンパー３，トルク伝達板４，出力軸５の
軸方向の固定をするため、出力軸５の軸部５ａに溝を形
成し、ここに止め輪７をはめ込んで出力軸を支持してい
る。
【０００６】
【考案が解決しようとする課題】このような従来のモー
タの出力軸支持構造は部品点数も多く、また止め輪をは
め込むための溝加工が必要であり、コストが高くなると
いう問題を有している。
タの出力軸支持構造は部品点数も多く、また止め輪をは
め込むための溝加工が必要であり、コストが高くなると
いう問題を有している。
【０００７】本考案は前記課題を解決するもので、部品
点数・加工を少なくしても容易に組立てできるモータの
出力軸支持構造を提供することを目的としている。
点数・加工を少なくしても容易に組立てできるモータの
出力軸支持構造を提供することを目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するために、ウォームホイールと直接またはダンパーを
介して係合し回転トルクを受けるトルク伝達板と、これ
に係合する出力軸を一体化した出力板を設けるととも
に、ギヤケースの穴から突出した出力板の出力軸部にプ
ッシュナットを装置してなるものである。
するために、ウォームホイールと直接またはダンパーを
介して係合し回転トルクを受けるトルク伝達板と、これ
に係合する出力軸を一体化した出力板を設けるととも
に、ギヤケースの穴から突出した出力板の出力軸部にプ
ッシュナットを装置してなるものである。
【０００９】
【作用】本考案は上記した構成により、部品点数を削減
するとともに溝加工をしなくとも容易に出力軸の支持が
できるものである。
するとともに溝加工をしなくとも容易に出力軸の支持が
できるものである。
【００１０】
【実施例】以下本考案の一実施例について、図１および
図２を参照しながら説明する。
図２を参照しながら説明する。
【００１１】図に示すように、ウォームホイール１１は
ウォーム１２と噛合うとともに、内径はギヤケース１３
のボス１３ａに支持され回転自在となっており、さらに
片側端面はギヤケース１３と当接して軸方向の位置が決
められている。また、内径から放射状に複数のリブ１１
ａが配置されており、ダンパー１４のスリット１４ｂと
係合している。ダンパー１４はスリット１４ｂが設けら
れている面とは反対の面に複数の穴１４ａが配され、こ
こに出力板１５のウォームホイール１１，ダンパー１４
と対向するフランジ面１５ａ外周付近に配された複数の
突起１５ｂが係合する。フランジ面１５ａの軸芯部に突
出した出力軸部１５ｃはその一部がギヤケース１３のボ
ス１３ａ内の穴によりモータの外側に露出し、ここにプ
ッシュナット１６が装着されている。
ウォーム１２と噛合うとともに、内径はギヤケース１３
のボス１３ａに支持され回転自在となっており、さらに
片側端面はギヤケース１３と当接して軸方向の位置が決
められている。また、内径から放射状に複数のリブ１１
ａが配置されており、ダンパー１４のスリット１４ｂと
係合している。ダンパー１４はスリット１４ｂが設けら
れている面とは反対の面に複数の穴１４ａが配され、こ
こに出力板１５のウォームホイール１１，ダンパー１４
と対向するフランジ面１５ａ外周付近に配された複数の
突起１５ｂが係合する。フランジ面１５ａの軸芯部に突
出した出力軸部１５ｃはその一部がギヤケース１３のボ
ス１３ａ内の穴によりモータの外側に露出し、ここにプ
ッシュナット１６が装着されている。
【００１２】上記構成において動作を説明すると、ウォ
ーム１２を介してウォームホイール１１に伝えられた回
転トルクは、リブ１１ａと係合しているダンパー１４
へ、さらにダンパー１４の穴１４ａと係合している出力
板１５へと伝達される。ウォームホイール１１はハスバ
歯車のため回転トルクを伝達する際、軸方向に荷重が発
生するが、ギヤケース１３から遠ざかる方向の軸方向荷
重が発生したときにも、ウォーム１２との噛合い位置が
ずれたり、外れてしまわないようプッシュナット１６が
出力板１５の出力軸部１５ｃに装着され、出力板１５の
フランジ面１５ａとでウォームホイール１１，ダンパー
１４，ギヤケース１３を挟み込み、ウォームホイール１
１の軸方向の動きを防止している。
ーム１２を介してウォームホイール１１に伝えられた回
転トルクは、リブ１１ａと係合しているダンパー１４
へ、さらにダンパー１４の穴１４ａと係合している出力
板１５へと伝達される。ウォームホイール１１はハスバ
歯車のため回転トルクを伝達する際、軸方向に荷重が発
生するが、ギヤケース１３から遠ざかる方向の軸方向荷
重が発生したときにも、ウォーム１２との噛合い位置が
ずれたり、外れてしまわないようプッシュナット１６が
出力板１５の出力軸部１５ｃに装着され、出力板１５の
フランジ面１５ａとでウォームホイール１１，ダンパー
１４，ギヤケース１３を挟み込み、ウォームホイール１
１の軸方向の動きを防止している。
【００１３】このように本考案の実施例のモータの出力
軸支持構造によれば、ギヤケース１３のボス１３ａ内の
穴よりモータの外側に露出した出力板１５の出力軸部１
５ｃにプッシュナット１６を装着するだけでウォームホ
イール１１の軸方向の動きを防止でき、出力軸部１５ｃ
に溝加工をしなくても容易に出力軸の支持ができる。
軸支持構造によれば、ギヤケース１３のボス１３ａ内の
穴よりモータの外側に露出した出力板１５の出力軸部１
５ｃにプッシュナット１６を装着するだけでウォームホ
イール１１の軸方向の動きを防止でき、出力軸部１５ｃ
に溝加工をしなくても容易に出力軸の支持ができる。
【００１４】ダンパー１４は機能的に必要なければウォ
ームホイール１２と出力板１５が直接係合する構造を取
ることも可能である。
ームホイール１２と出力板１５が直接係合する構造を取
ることも可能である。
【００１５】
【考案の効果】以上の実施例から明らかなように本願考
案は、出力板のフランジ面とプッシュナットとで、前記
ウォームホイール、及び前記ギヤケースを挟持し、且つ
前記ウォームホイールが、前記ギヤケースに回転可能に
当接することで、ウォームホイールはフランジ面とギヤ
ケースの間で軸方向の動きを防止でき、簡単な構成で安
価なモータ出力軸支持構造を提供できる。
案は、出力板のフランジ面とプッシュナットとで、前記
ウォームホイール、及び前記ギヤケースを挟持し、且つ
前記ウォームホイールが、前記ギヤケースに回転可能に
当接することで、ウォームホイールはフランジ面とギヤ
ケースの間で軸方向の動きを防止でき、簡単な構成で安
価なモータ出力軸支持構造を提供できる。
【図１】本考案の一実施例のモータの出力軸支持構造を
示す断面図
示す断面図
【図２】本考案の一実施例のモータの出力軸支持構造の
主要構成部品の分解斜視図
主要構成部品の分解斜視図
【図３】従来のモータの出力軸支持構造を示す断面図
１１ ウォームホイール １２ ウォーム １３ ギヤケース １４ ダンパー １５ 出力板 １５ａ フランジ面 １５ｂ 突起 １５ｃ 出力軸部 １６ プッシュナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平５−73321（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭58−88047（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H02K 7/10 H02K 5/16 H02K 7/116
Claims (1)
- 【請求項１】 電機子に発生した回転トルクを電機子軸
の先端に配置されたウォームを介して伝達されるウォー
ムホイールと、前記ウォームホイールと同軸上に配置さ
れるとともに前記ウォームホイールより直接またはダン
パーを介して回転トルクを受けるフランジ面の軸芯部に
突出した出力軸部を有する出力板と、前記部品を収納す
るギヤケースを備え、前記ギヤケースの穴より露出した
前記出力板の出力軸部にプッシュナットを装着して、前
記出力板のフランジ面と前記プッシュナットとで、前記
ウォームホイール、及び前記ギヤケースを挟持し、且つ
前記ウォームホイールが、前記ギヤケースに回転可能に
当接したことを特徴とするモータの出力軸支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993069337U JP2591992Y2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | モータの出力軸支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993069337U JP2591992Y2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | モータの出力軸支持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0739272U JPH0739272U (ja) | 1995-07-14 |
| JP2591992Y2 true JP2591992Y2 (ja) | 1999-03-10 |
Family
ID=13399644
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993069337U Expired - Lifetime JP2591992Y2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | モータの出力軸支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2591992Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP1993069337U patent/JP2591992Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0739272U (ja) | 1995-07-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080108 Year of fee payment: 9 |
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