JP2006121857A - 電動アクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】 アクチュエータが配設されるハウジングに対して、アクチュエータを駆動するモータの回転軸端部の位置精度を容易に確保できるとともに、組み立て工数を削減することができる電動アクチュエータを得る。
【解決手段】 第1ハウジング5の一側と第2ハウジング6の一側が当接して作られた空間に配設される制御装置3と、この制御装置3によって駆動制御され、第1ハウジング側に配設されるモータ2と、このモータ2の回転軸22の一端をなすカップリング部24と連結される駆動軸26を有し、第2ハウジング6の他側に配設されるアクチュエータ4とを備え、モータ2と制御装置3とアクチュエータ4とが軸方向に一体化された電動アクチュエータ1であって、第2ハウジング6の他側にはカップリング部24を支持する第1ベアリング14が配設されているとともに、第1ハウジング5側には回転軸22の他端を支持する第2ベアリング15が配設されている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、モータと、このモータを制御する制御装置と、前記モータで駆動されるアクチュエータとを一体化して構成した電動アクチュエータに関するものである。
従来の装置として、第1の部材と第2の部材によって形成された中空状のヒートシンクに制御ユニットが配設され、前記第1の部材の外面にモータを配設し、前記第2の部材の外面にポンプユニットを配設し、前記モータと前記制御ユニットと前記ポンプユニットとを一体に構成した自動車のパワーステアリング用のポンプ装置があった。前記モータのモータフレームは前記第1の部材に固定されており、ロータの回転軸の一端部は、前記モータフレーム内に設けられた第1の軸受に回転自在に保持されている。また、前記回転軸の中途部は、前記第1の部材に形成された第2の軸受に回転自在に支持されており、前記回転軸の他端部は、前記第2の部材に形成された通孔から該第2の部材の外部に突出している。一方、前記第2の部材の外面にポンプユニットが設けられており、このポンプユニットの駆動軸は、前記回転軸の他端部とカップリングによって連結されて、前記モータの回転軸によって駆動されるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−294345号公報(段落[0018]−[0024]、第1図)
従来の装置では、回転軸の中途部が、第1の部材に形成された第2の軸受に支持されており、この回転軸の端部は、前記第1の部材と接合して配設された第2の部材を貫通して第2の部材の外部に突出している。この回転軸の端部と連結されて駆動されるポンプユニットは、前記回転軸を支持する前記第2の軸受が形成された前記第1の部材ではなく、この第1の部材と接合して配設された前記第2の部材の外面に設けられている。このため、前記ポンプユニットが配設される前記第2の部材に対して、該ポンプユニットを駆動する前記回転軸の端部の位置精度が低下しやすく、駆動力を円滑に連結することができずに、騒音や振動が増加したりポンプやモータの性能低下を引き起こす虞があった。このため、前記第2の部材に対する前記回転軸の端部の位置精度について、所定の位置精度を確保することが重要であり、この位置精度を確保するために組み立て工数が増加したり、装置の歩留まりが悪化するなどの問題があった。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、ポンプユニット等のアクチュエータが配設されるハウジングに対して、前記アクチュエータの駆動軸と連結されるモータ側の回転軸端部の位置精度を容易に確保できるとともに、組み立て工数を削減することができる電動アクチュエータを得ることを目的とする。
この発明に係る電動アクチュエータは、第1ハウジングの一側と第2ハウジングの一側が当接して作られた空間に配設される制御装置と、この制御装置によって駆動制御され、前記第1ハウジング側に配設されるモータと、このモータの回転軸の一端をなすカップリング部と連結される駆動軸を有し、前記第2ハウジングの他側に配設されるアクチュエータとを備え、前記モータと前記制御装置と前記アクチュエータとが軸方向に一体化された電動アクチュエータであって、前記第2ハウジングの他側には前記カップリング部を支持する第1ベアリングが配設されているとともに、前記第1ハウジング側には前記回転軸の他端を支持する第2ベアリングが配設されているものである。
この発明によれば、アクチュエータが配設されるハウジングと、該アクチュエータの駆動軸と連結されるカップリング部を支持するベアリングが配設されるハウジングとを、同じ第2ハウジングで構成するようにしたため、アクチュエータが配設される第2ハウジングに対してカップリング部の位置精度を容易に向上させることができるとともに、組み立て工数を削減することができるものである。
実施の形態1.
実施の形態1を図1に基づいて説明する。図1は、電動油圧式パワーステアリング装置の断面図であって、電動アクチュエータの一例として電動油圧式パワーステアリング装置を示している。この電動油圧式パワーステアリング装置1は、モータ2と制御装置3と、アクチュエータの一例としてのポンプ4とが軸方向に一体化されて構成されているものである。第1ハウジング5の一側と第2ハウジング6の一側が当接して作られた空間に制御装置3が配設され、第1ハウジング5の他側にはブラシレス方式のモータ2が配設されている。第2ハウジング6の他側には、ポンプ4のポンプハウジング7が嵌合して配設される嵌合部8有しており、嵌合部8は、第2ハウジング6と一体に形成されている。嵌合部8の外周面が円形の凸部と、ポンプハウジング7に備えた凹部とが嵌合することによって、第2ハウジング6とポンプハウジング7が径方向に位置決めされて、図示しない締付ネジによって、ポンプハウジング7は第2ハウジング6に固定されている。なお、第1ハウジング5の一側と第2ハウジング6の一側との当接部には、両者を径方向に位置決めする嵌合部は備えておらず、両者の平面同士が当接する構成となっている。また、第1ハウジング5、第2ハウジング6及びポンプハウジング7は、ともにアルミダイカストで構成されている。
鋼板から形成されモータ2の外殻をなすフレーム9の内周面には、電磁鋼板を積層して構成した固定子10の積層鉄心11が圧入によって固定されており、積層鉄心11の内周面と所定の空隙を介して回転子12が配設されている。第2ハウジング6の他側には、該第2ハウジング6と一体に形成された支持部13を有しており、支持部13に外輪が圧入固定された第1ベアリング14が配設されて、この第1ベアリング14によって回転子12の端部が回転自在に支持されている。第1ハウジング5の他側に固定されたフレーム9の反ポンプ側の端部には、該フレーム9と一体に形成され、第2ベアリング15を収納する収納部16を有している。回転子12の端部に第2ベアリング15の内輪が圧入固定されており、該第2ベアリング15の外輪が収納部16に挿入され配設されて、回転子12を回転自在に支持している。
固定子10の積層鉄心11は9個のスロット17を備えており、スロット17にナイロン等で成形されたボビン18を装着して絶縁し、エナメル線を巻回して固定子コイル19が形成されている。固定子コイル19の複数のコイル端末は、積層鉄心11の側部に配設されたコイル接続体20よって所定の結線(例えば3相スター結線)がなされ、コイル接続体20はボビン18と係合して、積層鉄心11と一体に固定されている。コイル接続体20から延びた接続端子(図示せず)が、制御装置3に接続されており、制御装置3はコネクタ21を介して図示しない車両のバッテリから給電されている。回転子12は、回転軸22の外周面にフェライトの磁石23が接着剤で固定され、このフェライトの磁石23は6極に着磁される。
回転軸22の一端には第1ベアリング14で支持されたカップリング部24を有しており、カップリング部24は、樹脂材等で形成されたカップリング25を介してポンプ4の駆動軸26と連結されている。第2ハウジング6に配設された第1ベアリング14で支持されたカップリング部24によって、該第2ハウジング6の嵌合部8に嵌合して配設されるポンプ4の駆動軸26が駆動される。制御装置3が配設された空間であって、回転軸22の第1ベアリング14側には、回転子12の回転位置を検出する回転位置検出部27を備えている。この回転位置検出部27は、回転軸22に固定され被検出部材をなし多極に着磁されたドーナツ状の磁石からなるロータ28と、制御装置3の基板29に固定され検出部材をなすホール素子30とから構成されている。ホール素子30が配設された基板29は、締付ネジ31によって、第2ハウジング6の他側に配設された第1ベアリング14側に向かって締め付られて固定されている。回転軸22の第2ベアリング15側の端面にはセンタ穴32aが、第1ベアリング14側の端面にはセンタ穴32bが設けられている。第2ベアリング15が収納される収納部16には、センタ穴32aと軸方向で対向する位置に穴部33が設けられている。
第1ハウジング5に形成された凸部34に、固定子10が固定されたフレーム9の内径側を挿入して組付け、締付ネジ35によって第1ハウジング5とフレーム9が固定される。積層鉄心11の内周面への回転子12を組付け、更に第2ハウジング6の組付けは、回転軸22をその両端のセンタ穴32a、32bで支持する組み立て治具を用いて行なわれる。穴部33の外側から前記内周面側に挿入された治具とセンタ穴32aとを係合させて、回転軸22の径方向の位置を前記内周面と同心になるように保持して、前記治具を相対的に軸方向に移動させることで、積層鉄心11の内周面側に回転子12が円滑に挿入され、また、収納部16には第2ベアリング15が円滑に挿入される。
第2ハウジング6の他側の内面には、第1ベアリング14及び制御装置3が組み付けられている。この第1ベアリング14の内輪側に、両端がセンタ穴32a、32bで支持された回転軸22を、穴部33の外側からセンタ穴32aと係合した治具によって軸方向に押圧することで、第1ベアリング14の内輪側に回転軸22のカップリング部24が同心に圧入されるとともに、回転軸22の軸方向の位置も定まる。そして、この状態で第1ハウジング5と第2ハウジング6とが動かぬように保持して、第1ハウジング5と第2ハウジング6を締付ネジ36によって固定する。このようにして、まず、モータ2と制御装置3とを一体に組立てることができるために、この状態で、第2ハウジング6に設けた嵌合部8に対するカップリング部24の同軸度等の位置精度の測定や、モータ2や制御装置3の性能測定等を行うことができ、後工程のポンプ4の組み付けに備えることができるため、組付性が良く、装置の歩留まりも向上させることができる。なお、シール部材をなすキャップ37によって、穴部33は閉鎖されており、防水性の向上を図っている。嵌合部8にポンプハウジング7を嵌合して配設するとともに、カップリング部24と駆動軸26をカップリング25で連結して、第2ハウジングの他側にポンプ4を配設して、図示しない締付ネジによって一体に固定している。
次に、このように構成された実施の形態1の動作について説明する。この電動油圧式パワーステアリング装置1に配設された制御装置3は、図示しない舵角センサー等の信号及び回転位置検出部27の信号に基づいて、固定子コイル19に所定の通電を行い、固定子10と回転子12に備えた磁石23との電磁作用によってモータ2の回転軸22が回転する。その回転力がカップリング部24からカップリング25を経由し、ポンプ4の駆動軸26を駆動する。このポンプ4に発生した油圧によって、運転者の操舵力を補助することができるものである。なお、この電動油圧式パワーステアリング装置1は、モータ仕様が12V、80A、無負荷回転数5000r/min.程度であり、特に騒音や振動が低減された、小型で安価なモータが要求されている。
以上のように、この実施の形態1のものでは、第1ハウジング5の一側と第2ハウジング6の一側が当接して構成され、第1ハウジング5の他側に固定されたフレーム9の反ポンプ側の端部に回転軸22の端部を支持する第2ベアリング15が配設され、第2ハウジング6の他側にはポンプ4が配設されるとともに、このポンプ4の駆動軸26と連結される回転軸22の一端をなすカップリング部24が、第2ハウジング6の他側に配設された第1ベアリング14で支持されるよう構成されている。このように構成されており、ポンプ4が配設される第2ハウジング6の他側と、カップリング部24を支持する第1ベアリング14が配設される第2ハウジング6の他側とが、同じ第2ハウジング6に構成されているため、ポンプ4が配設される第2ハウジング6に対するカップリング部24の位置精度を容易に向上させることができて、組み立て工数が削減でき、歩留まりを向上させることができる。また、モータ2とポンプ4の間に軸方向に同軸的に制御装置3を配設しており、この間を貫通する回転軸22は相当程度に長くならざるをえないところ、第2ハウジング6に配設した第1ベアリング14で回転軸22の一端を支持したので、第1ベアリング14からの突出する長さを短くできるため、上記カップリング部24の位置精度を効果的に向上させることができる。また、仮に、回転軸22が僅かに曲がっていた場合でも、回転軸22の略両端を支持しており、第1ベアリング14からの突出する長さが短いために、上記位置精度への影響が少なく、回転軸22の曲がりの影響を受けにくい装置とすることができる。
また、嵌合部8及び第1ベアリング14の外輪が圧入される支持部13は、同じ第2ハウジング6の他側であって、互いの軸心が同心に形成されているので、旋盤加工等によって嵌合部8と支持部13間を同軸度良く加工することが容易で、嵌合部8に対するカップリング部24の同軸度等の位置精度を更に向上させることができる。また、嵌合部8及び支持部13は共に円形で構成されているので、旋盤加工等で容易に精度良く形成することができる。
また、第2ハウジング6の他側に配設された第1ベアリング14よって回転軸22が支持されており、この回転軸22の第1ベアリング14側にロータ28が固定されている。このロータ28と軸方向に対向してホール素子30が組み付けられ、このホール素子30が配設された基板29は、前記第2ハウジング6の第1ベアリング14側に向かって締付ネジ31で締め付られて固定されている。このため、仮に第2ハウジング6が径方向に移動したとしても、ロータ28及びホール素子30とも同様の移動をするため、ロータ28とホール素子30の両者の相対的な径方向の位置ずれが少なく、ロータ28とホール素子30の位置精度の良い回転位置検出部27を得ることができて、モータの性能を向上させることができる。ホール素子30が第2ハウジング6の第1ベアリング14側に固定されており、第1ベアリング14に回転軸22を組付けることで、回転軸22に固定されたロータ28とホール素子30とを軸方向に対向させることができ、組み立てが容易で、ホール素子30とロータ28の対向部の軸方向寸法の精度も良く組み立てることができる。
なお、ドーナツ状の磁石のロータ28と基板29に配設されたホール素子30からなる回転位置検出部27で説明したが、回転位置検出部27は、例えばレゾルバで構成しても良く、検出部は基板29を介さずに、第2ハウジング6の第1ベアリング14側に直接固定しても良い。検出部及び被検出部を、回転軸22が支持される第1ベアリング14の近傍に配設することで、より位置精度の良い回転位置検出部27を構成することができる。
また、回転軸22の端面には、該回転軸22の加工前に設けられたセンタ穴32a、32bを備えており、センタ穴32a、32bを加工基準として回転軸22が加工されるため、この回転軸22の軸心と同心のセンタ穴32a、32bと係合することで、回転軸22の軸心を支持することが可能となる。また、第2ベアリング15が収納される収納部16は、フレーム9と一体で有底形状のフレーム9の底部に形成されており、この収納部16には、センタ穴32aと軸方向で対向する位置に穴部33が設けられている。このように、穴部33設け、穴部33を通してセンタ穴32aと係合が可能となり、センタ穴32a、32bで回転軸22の軸心を支持することができて、積層鉄心11の内周面側への回転子12の挿入や、収納部16への第2ベアリング15の挿入などを円滑に行なうことができて組付性を向上させることができる。また、第1ベアリング14の内輪側に回転軸22のカップリング部24を同心に円滑に圧入でき、この状態で第2ハウジング6と第1ハウジング5とを精度良く固定することができて、組付性が良く、第2ハウジング6に対するカップリング部24の位置精度の良い装置を得ることができる。特に、第1ハウジング5の一側と第2ハウジング6の一側との当接部に、両者を径方向に位置決めする嵌合部を備えていない場合は、第2ハウジング6を第1ハウジング5に精度良く固定することが重要で、穴部33とセンタ穴32a、32b設けることで、上記のように第2ハウジング6に対するカップリング部24の位置精度の良い装置を得ることができる。
実施の形態2.
実施の形態2を、図2に基づいて説明する。図2は、図1と同様の電動油圧式パワーステアリング装置の断面図であって、この図2は、モータと制御装置の断面図を示しており、ポンプは図1相当の構成であり省略している。なお、以下図中同一または相当部分には同一符号を付して説明は省略する。この実施の形態2のものは、実施の形態1のものに対して、主に実施の形態1の第1ハウジング5とフレーム9に替えて、この両者を一体に構成した第1ハウジング40を備えた点が大きく異なるものである。第1ハウジング40の一側と第2ハウジング6の一側が当接して作られた空間に制御装置3が配設され、第1ハウジング40の内面にはブラシレス方式のモータ2が配設されて、第2ハウジング6の他側に形成された嵌合部8には、図1と同様で図1に記載のポンプ4のポンプハウジング7が嵌合して配設されている。なお、第1ハウジング40、第2ハウジング6及びポンプハウジング7は、アルミダイカストで構成されている。モータ2の外殻をなす第1ハウジング40の内面には固定子10が固定されており、積層鉄心11の内周面と所定の空隙を介して回転子12が配設されている。第2ハウジング6の他側には、該第2ハウジング6に形成された支持部13を有しており、支持部13に外輪が圧入固定された第1ベアリング14によって、回転子12の端部が回転自在に支持されている。第1ハウジング40の反ポンプ側の内面端部には、該第1ハウジング40と一体に形成され第2ベアリング15を収納する収納部16を有している。回転子12の端部に第2ベアリング15の内輪が圧入固定されており、第2ベアリング15によって回転子12は回転自在に支持されている。また、固定子10、回転子12及び制御装置3は、実施の形態1と同様の構成となっている。
磁石23とロータ28の間に配設されて、回転軸22の中途部41を仮保持するサポート42が、実施の形態1に対して追加されている。このサポート42は、第1ハウジング40の内面に締付ネジ43によって固定されている。サポート42は、回転子12が軸方向に移動して第2ベアリング15が収納部16から外れたり、隣接する部材と接触したりすることを防止するものである。なお、シール部材をなす接着シート37aが穴部33を覆うように貼り付けられており、穴部33は接着シート37aで閉鎖されて、防水性の向上を図っている。
以上のように、この実施の形態2のものは、ポンプ4が配設される第2ハウジング6の他側と、カップリング部24を支持する第1ベアリング14が配設される第2ハウジング6の他側とが、同じ第2ハウジング6に構成されているため、ポンプ4が配設される第2ハウジング6に対するカップリング部24の位置精度を容易に向上させることができて、組み立て工数が削減でき、歩留まりを向上させることができるなど、前記実施の形態1と同様の構成のものは、前記実施の形態1と同様の効果を奏する。特に、実施の形態1の第1ハウジング5とフレーム19に替えて、この両者を一体にしたアルミダイカストで構成された第1ハウジング40を備えているので、部品点数が削減されるほか、防水性や熱伝導の良い装置を得ることができる。収納部16と第2ベアリング15の外輪との間や、第1ハウジング5の凸部34とフレーム9の内周面との間に存在していた組付け上の僅かな隙間による回転軸22の軸心のずれで、カップリング部24の位置精度が低下することがあったが、この実施の形態2のものは、凸部34とフレーム9の内周面との隙間がなく回転軸22の軸心のずれが減少するため、回転軸22の一端のカップリング部24の位置精度を向上させることができる。
実施の形態3.
実施の形態3を、図3に基づいて説明する。図3は、図1と同様の電動油圧式パワーステアリング装置の断面図であって、この図3は、モータと制御装置の断面図を示しており、ポンプは図1相当の構成であり省略している。第1ハウジング5の一側と第2ハウジング6の一側が軸方向で当接した当接部44には、第1ハウジング5と第2ハウジング6の径方向の移動を規制して、第1ハウジング5と第2ハウジング6の径方向の位置決めをする嵌合部45を備えており、この第1ハウジング5と第2ハウジング6が当接して作られた空間に制御装置3が配設されている。この実施の形態3のものは、実施の形態1のものに対して、当接部44に嵌合部45を備えたものであって、その他の構成は実施の形態1と同等の構成となっている。
以上のように、この実施の形態3のものでは、第1ハウジング5の一側と第2ハウジング6の一側との当接部44には、第1ハウジング5と第2ハウジング6の径方向の位置決めをする嵌合部45を備えているため、第1ハウジング5と第2ハウジング6の間の径方向ずれが減少でき、その径方向ずれが減少された第2ハウジング6に設けた嵌合部8に対するカップリング部24の位置精度が向上できて、嵌合部8に対するカップリング部24の位置精度の向上を少ない組み立て工数で得ることができる。但し、嵌合部45を備えるためには、嵌合部45の配置スペースが必要となって装置が大型化したり、加工工程の追加や、位置決めピン等で位置決めする場合は部品点数の増加等を引き起こすことがあるとともに、嵌合部45の精度によってはカップリング部24の位置精度向上の効果が減少することがあるため、この点も勘案することが望ましい。
実施の形態4.
実施の形態4を、図4に基づいて説明する。図4は、図1と同様の電動油圧式パワーステアリング装置の断面図であって、この図4は、モータと制御装置の断面図を示しており、ポンプは図1相当の構成であり省略している。この実施の形態4は、前記実施の形態1に対して、主に第1ハウジング46に固定された第3ベアリング47を備えている点が異なるものである。第1ベアリング14と第2ベアリング15の間に配設された第3ベアリング47は、外輪が第1ハウジング46に圧入固定され、その内輪には回転軸22が配設されて、回転軸22を回転自在に支持している。第2ハウジング6の他側に形成された支持部13に第1ベアリング14の外輪が圧入固定されている。この第1ベアリング14の内輪には、この内輪の内径寸法に対してほとんど隙間のない寸法で形成された回転子13の端部が挿入されて組み付けられる。
第1ハウジング46に固定された第3ベアリング47の内輪に、磁石23及び第2ベアリング15を固定した回転軸22が配設され、カップリング部24側からロータ28が圧入されている。この磁石23及び第2ベアリング15が配設された回転軸22に、固定子10が固定されたフレーム9を被せて、磁石23及び第2ベアリング15が、夫々積層鉄心11の内周面及び収納部16に挿入される。フレーム9の内径側に、第1ハウジング46に形成された凸部34が挿入され、締付ネジ35によって第1ハウジング46とフレーム9が固定される。第2ハウジング6の他側の内面には、第1ベアリング14及び制御装置3が組み付けられており、この第1ベアリング14の内輪側に回転軸22のカップリング部24を挿入して、第1ハウジング46と第2ハウジング6が動かないように保持して、第1ハウジング46と第2ハウジング6を締付ネジ36によって固定する。
以上のように、この実施の形態4のものでは、第1ベアリング14と第2ベアリング15の間に配設され、第1ハウジング46に固定されて回転軸22を支持する第3ベアリング47を備えている。このため、部品点数は増加するが、第2ベアリング15と第3ベアリング47によって回転軸23が支持されて、第1ハウジング46に対するカップリング部24の位置精度を予め向上させておくことができ、更に、第2ハウジング6の他側に固定された第1ベアリング14の内輪に対して、ほぼ隙間のない寸法で形成された回転子12の端部を挿入して組付けることによって、第2ハウジング6が第1ベアリング14にガイドされて、第1ハウジング46に対して径方向ずれが少なく組み付けられる。このため、第2ハウジング6に設けた嵌合部8に対するカップリング部24の位置精度が良く、組み立て工数も削減することができる。また、第2ベアリング15と、第1ハウジング46に固定された第3ベアリング47によって回転軸22が固定されているので、回転軸22が動かず組み立て性が向上するとともに、回転軸22が積層鉄心11の内周面に同軸状に支持されてモータ性能を安定させることができる。なお、第1ベアリング14の内輪と回転軸22との間にOリング等の弾性体を配設することによって、第2ハウジング6が円滑にガイドされるとともに、この間の振動や摩耗等を抑制することができる。
なお、上記実施の形態ではモータ2は、ブラシレス方式のもので説明したがブラシ付モータであっても良い。また、アクチュエータとしてパワーステアリング装置用の油圧のポンプ部4で説明したが、これに限定されるものではないことは言うまでもない。
本発明の実施の形態1を示す電動油圧式パワーステアリング装置の断面図である。 本発明の実施の形態2を示す電動油圧式パワーステアリング装置の断面図である。 本発明の実施の形態3を示す電動油圧式パワーステアリング装置の断面図である。 本発明の実施の形態4を示す電動油圧式パワーステアリング装置の断面図である。
符号の説明
1 電動油圧式パワーステアリング装置(電動アクチュエータ)、 2 モータ、 3 制御装置、 4 ポンプ(アクチュエータ)、 5 第1ハウジング、 6 第2ハウジング、 8 嵌合部、 9 フレーム、 10 固定子、 12 回転子、 13 支持部、 14 第1ベアリング、 15 第2ベアリング、 16 収納部、 22 回転軸、 24 カップリング部、 26 駆動軸、 27 回転位置検出部、 28 ロータ(被検出部材)、 30 ホール素子(検出部材)、 32a センタ穴、 32b センタ穴、 33 穴部、 40 第1ハウジング、 41 中途部、 44 当接部、 45 嵌合部、 46 第1ハウジング、 47 第3ベアリング。

Claims (6)

  1. 第1ハウジングの一側と第2ハウジングの一側が当接して作られた空間に配設される制御装置と、この制御装置によって駆動制御され、前記第1ハウジング側に配設されるモータと、このモータの回転軸の一端をなすカップリング部と連結される駆動軸を有し、前記第2ハウジングの他側に配設されるアクチュエータとを備え、前記モータと前記制御装置と前記アクチュエータとが軸方向に一体化された電動アクチュエータであって、前記第2ハウジングの他側には前記カップリング部を支持する第1ベアリングが配設されているとともに、前記第1ハウジング側には前記回転軸の他端を支持する第2ベアリングが配設されていることを特徴とする電動アクチュエータ。
  2. 第2ハウジングの他側には、アクチュエータが嵌合して配設される嵌合部を有しており、この嵌合部は、第1ベアリングが支持される支持部と同心に形成されていることを特徴とする請求項1記載の電動アクチュエータ
  3. 第1ハウジングの一側と第2ハウジングの一側との当接部には、嵌合部を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電動アクチュエータ。
  4. 第1ハウジングに固定され回転軸を支持するとともに、第1ベアリングと第2ベアリングの間に配設された第3ベアリングを備えていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の電動アクチュエータ。
  5. 第2ハウジングの第1ベアリング側に固定された検出部材と、回転軸に固定された被検出部材とから構成された、モータの回転子の回転位置を検出する回転位置検出部を備えていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の電動アクチュエータ。
  6. 回転軸の端面にはセンタ穴を備えており、第2ベアリングが収納される収納部には、前記センタ穴が対向する位置に穴部が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の電動アクチュエータ。

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