JP2007314060A - 電動パワーステアリング装置用ブラシレスモータ - Google Patents

電動パワーステアリング装置用ブラシレスモータ Download PDF

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Abstract

【課題】部品点数及び組み付け工数を増やすことなく、ロータが異物を噛み込み、回転不能になってしまうのを防止することができる電動パワーステアリング装置用ブラシレスモータを得る。
【解決手段】この発明に係る電動パワーステアリング装置用ブラシレスモータは、車両のステアリング機構に連結されるシャフト9を通じてハンドルの操舵力をアシストする電動パワーステアリング装置用ブラシレスモータにおいて、ホルダ5の内径側には、先端部がハウジング1の内面壁に向かって延びて当接したホルダ隔壁5aが形成されており、このホルダ隔壁5aにより、ホルダ5とハウジング1との間の隙間を通ってステータ4とロータ11との間のエアギャップに異物が侵入するのが防止される。
【選択図】図1

Description

この発明は、車両のハンドルの操舵力をアシストする電動パワーステアリング装置用ブラシレスモータに関するものである。
従来、ハウジングと、このハウジングに周縁部が固着された有底筒形状のフレームと、このフレームの内壁面に固定され、コア及びコアのスロットにボビンを介して設けられたモータコイルを有するステータと、このステータの中心軸線上に回転自在に設けられたシャフトと、このシャフトに設けられ前記モータコイルに流れる電流により生じる回転磁界に応じてシャフトとともに回転するロータと、このステータの片側側面に前記シャフトを囲むようにして固定されているとともに、周方向に延びた複数の溝が形成されたホルダと、各前記溝に設けられた前記モータコイルの各相のターミナルと、前記ホルダの反ステータ側に設けられ、ねじが螺着されるナット、及び電源線と接続されたバスバーと前記ねじで接続されるバスバー側ターミナルを有し、前記ターミナルから前記シャフトの軸線方向に沿って突出した接続部が貫通して前記バスバー側ターミナルと接続されるベースとを備え、車両のステアリング機構に連結される前記シャフトを通じてハンドルの操舵力をアシストする電動パワーステアリング装置用ブラシレスモータが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−204654号公報
このものの場合、例えばバスバーをバスバー側ターミナルとねじを用いて螺着するためのねじ穴がハウジングに形成されており、金属片等の異物がこのねじ穴を通じて内部に侵入してステータとロータとの間のエアギャップに到達し、ロータが異物を噛み込み、回転不能になってしまうことが考えられる。
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題とするものであって、部品点数及び組み付け工数を増やすことなく、ロータが異物を噛み込み、回転不能になってしまうのを防止することができる電動パワーステアリング装置用ブラシレスモータを得ることを目的とする。
この発明に係る電動パワーステアリング装置用ブラシレスモータでは、ハウジングと、このハウジングに周縁部が固着された有底筒形状のフレームと、このフレームの内壁面に固定され、コア及びコアのスロットにボビンを介して設けられたモータコイルを有するステータと、このステータの中心軸線上に回転自在に設けられたシャフトと、このシャフトに設けられ前記モータコイルに流れる電流により生じる回転磁界に応じてシャフトとともに回転するロータと、このステータの片側側面に前記シャフトを囲むようにして固定されているとともに、周方向に延びた複数の溝が形成されたホルダと、各前記溝に設けられた前記モータコイルの各相のターミナルと、前記ホルダの反ステータ側に設けられ、ねじが螺着されるナット、及び電源線と接続されたバスバーと前記ねじで接続されるバスバー側ターミナルを有し、前記ターミナルから前記シャフトの軸線方向に沿って突出した接続部が貫通して前記バスバー側ターミナルと接続されるベースとを備え、車両のステアリング機構に連結される前記シャフトを通じてハンドルの操舵力をアシストする電動パワーステアリング装置用ブラシレスモータにおいて、前記ホルダの内径側には、先端部が前記ハウジングの内面壁に向かって延びて当接したホルダ隔壁が形成されており、このホルダ隔壁により、前記ホルダと前記ハウジングとの間の隙間を通って前記ステータと前記ロータとの間のエアギャップに異物が侵入するのが防止される。
この発明の電動パワーステアリング装置用ブラシレスモータによれば、ロータが異物を噛み込み、回転不能になってしまうのを防止することができる。
以下、この発明の各実施の形態について図に基づいて説明するが、各図において、同一、または相当部材、部位については、同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1の電動パワーステアリング装置用ブラシレスモータ(以下、モータと略称する)を示す側断面図、図2は図1の左側面図、図3は図1のIII−III線に沿った矢視部分断面図(但し、モータコイル17は省略されている)である。
このモータは、アルミ等の材料で作られたハウジング1と、このハウジング1に周縁部がねじ2で固着された有底円筒形状のフレーム3と、このフレーム3の内壁面に固定されたステータ4と、このステータ4の片側側面に固定されたホルダ5と、このホルダ5の反ステータ4側で設けられたベース6とを備えている。
また、モータは、ハウジング1及びフレーム3の中心軸線上に配置されフロントベアリング7及びリアベアリング8により回転自在に支持されたシャフト9と、このシャフト9にN極及びS極磁石10が交互に接着され外周表面に保護チューブ(図示せず)が被覆されたロータ11と、シャフト9の端部に圧入されステアリング機構(図示せず)と連結されるボス12と、このボス12とシャフト9に圧入されたブッシュ13との間に設けられシャフト9の回転角度を検出する回転位置センサであるレゾルバ14とを備えている。
ステータ4は、珪素鋼板が積層されているとともに軸線方向に延びたスロット51が周方向に間隔をおいて形成されたコア15と、このコア15のスロット51にボビン16を介して導線が巻回されて構成されたモータコイル17とを備えている。このモータコイル17のU相コイル部、V相コイル部及びW相コイル部はスター結線されており、それぞれのコイル部のコモン側はコモンターミナル18にヒュージングにより接続されている。
ホルダ5は、図4に示すように、周方向に延びた径寸法の異なる4つの溝が形成されている。この溝には、それぞれW相ターミナル20、V相ターミナル21及びU相ターミナル22が収まっている。W相ターミナル20、V相ターミナル21及びU相ターミナル22は平面状に展開したときには帯状であり、各溝に収まっているときには円形状である。これらのターミナル20、21及び22は、モータコイル17のW相コイル部、V相コイル部及びU相コイル部のそれぞれの端部と接続されている。
また、W相ターミナル20、V相ターミナル21及びU相ターミナル22は、それぞれ軸線方向に延びた接続部23を有している。
ベース6は、バスバー30とねじ31で接続されるバスバー側ターミナル32と、ネジ31が螺着されるナット19(図13参照)とがインサートモールド成形されて構成されている。バスバー30と面接触するバスバー側ターミナル32は露出している。また、ベース6には、W相ターミナル20、V相ターミナル21及びU相ターミナル22からそれぞれ軸線方向に延びた接続部23が挿入された挿入口50(図13参照)が形成されている。接続部23の先端部は挿入口50を貫通した後バスバー側ターミナル32とTIG溶接により接続されている。それぞれのバスバー30は、電源線45と接続されている。
レゾルバ14は、シャフト9に圧入された楕円形状のレゾルバロータ33と、このレゾルバロータ33を囲ったレゾルバステータ34とを備えている。
ハウジング1側のフロントベアリング7は、ハウジング1にコーキングによってフロントベアリング7の外輪部が固定されている。
ステータ4は鉄板を絞り加工して製作されたカップ状のフレーム3に圧入されており、フレーム3の底面部にはリアベアリング8を収納、保持するベアリングボックス35が形成されている。
フレーム3の底面部にはハウジング1とフレーム3とを嵌合する際に使用する穴3Aが空けられている。この穴3Aには、モータ内の防水を確保するためのゴム製のキャップ36が取り付けられている。
ハウジング1には、一端面にフレーム3と嵌合するフレーム側嵌合部37が形成され、他端面にステアリングギア側のハウジング(図示せず)と嵌合するギア側嵌合部38が形成されている。
ハウジング1のギア側嵌合部38はステアリングギア側のギアボックスに設けられたOリング(図示せず)によって防水されるようになっており、ギア側嵌合部38からモータ内に水、埃などが浸入することが防止される。
ハウジング1のフレーム側嵌合部37には、シール部材であるOリング39が設けられ、防水性が確保される。
レゾルバステータ34は、一対のねじ40によりハウジング1に固着されている。
レゾルバステータ34には、信号接続用のコネクタ41が設けられている。このコネクタ41からは信号線42が導出している。レゾルバ14からの位置検出信号を制御回路ユニット(図示せず)に伝達する信号線42は、クランプ43(図11参照)でハウジング1に固定されている。
ハウジング1のギア側嵌合部38の内側では、ベース6にバスバー30をねじ止めする際に、外からねじ31を回すことができるようにねじ止め用の穴44が三箇所形成されている。
上記構成の電動パワーステアリング装置用ブラシレスモータでは、電源線45を通じてモータコイル17に電流が流れ、モータコイル17には回転磁界が生じる。この回転磁界に応じてロータ11は回転し、この回転力は、シャフト9を介してステアリング機構に伝達され、ステアリング機構のトルクアシストに供される。
ところで、上記構成のモータでは、図5に示すように、ホルダ5の内径側には、図6に示した従来のホルダ5Aと比較して明らかのように、先端部がハウジング1の内面壁に当接したホルダ隔壁5aが形成されている。従って、モータの内部に、金属片等の異物が、図1の太線イに示す経路(第1の経路)に沿って侵入した場合、その異物は、ホルダ隔壁5aで更なる侵入が阻止される。
また、信号線42を保持したクランプ43が破損した場合でも、信号線42は、ホルダ隔壁5aによりシャフト9側への移動が阻止され、回転するシャフト9に巻き込まれるようなことはない。
また、ボビン16のホルダ5側で内径側の一方のフランジ16aは、その先端部がホルダ5の底面に向かって延びて当接しているとともに、反ホルダ5側で内径側の他方のフランジ16bは、その先端部がフレーム3の底面内壁に向かって延びて当接している。
また、図7に示した従来のボビン16Aと異なり、図3に示すように、スロット51の底面はボビン16で覆われており、またフランジ16a、16bは、リング形状であり、内径側には隙間が無い。
従って、モータの内部に、金属片等の異物が、図1の太線ロに示す経路(第2の経路)に沿って侵入した場合、その異物は、フランジ16aで更なる侵入が阻止される。
また、モータの内部に、金属片等の異物が、コア15の外周面に形成された凹部15aを通る、図1の太線ハに示す経路(第3の経路)に沿って侵入した場合、その異物は、フランジ16bで更なる侵入が阻止される。なお、凹部15aとは別にスロット51を通ってフランジ16bに異物が到達する経路もある。
この実施の形態によるモータによれば、ハウジング1側から、穴44、信号接続用コネクタ41の近傍の隙間52を通じてモータの内部に侵入した場合、ステータ4とロータ11との間のエアギァップまで到達する手前で、ホルダ隔壁5a、フランジ16a、16bにより侵入が阻止され、ロータ11の機械的ロックの発生は防止される。
また、ホルダ隔壁5a、フランジ16a、16bは新たな部品ではなく、部品点数を増加させることなく、また組み付け工数も増加させる必要性もない。
実施の形態2.
図8はこの発明の実施の形態2のモータを示す側断面図である。
この実施の形態では、ホルダ5のホルダ隔壁5bの一端部はハウジング1の内壁面まで延びて当接しており、他端部はボビン16のフランジ16cまで延びて当接している。
他の構成は、実施の形態1と同じである。
この実施の形態では、モータの内部に、金属片等の異物が、上記第1の経路及び上記第2の経路に沿って侵入した場合、その異物は、ホルダ隔壁5bで更なる侵入が阻止される。
また、金属片等の異物が、上記第3の経路に沿って侵入した場合、実施の形態1と同様に、ボビン16のフランジ16bで更なる侵入は阻止される。
実施の形態3.
図9はこの発明の実施の形態3のモータを示す側断面図、図10は図9のモータをハウジング1側とフレーム3側とに分解したときの図、図11は図10を矢印A方向に視たときの図、図12は図10を矢印B方向に視たときの図である。
この実施の形態では、図13に示すように、ベース6Aにリング状のベース隔壁6aが形成されている。シャフト9を囲んだ、このベース隔壁6aは、一端部がハウジング1の内壁面まで延びて当接しており、他端部がホルダ5Aまで延びて当接している。
他の構成は、実施の形態1と同じである。
この実施の形態では、ベース隔壁6aは、実施の形態1のホルダ隔壁5aと同様に、第1の経路に沿った異物の侵入を阻止している。
実施の形態4.
図14はこの発明の実施の形態4のモータを示す側断面図、図15はモータのフレーム3側を実施の形態3に示した図12のものと同じ方向で視たときの図である。
この実施の形態では、ベース6Bは、リング状のベース隔壁6aが形成されているとともに、ホルダ5Aを覆った覆い壁6bが形成されている。覆い壁6bは、ハウジング1の内壁面まで延びて当接している。
他の構成は、実施の形態1と同じである。
この実施の形態では、ハウジング1側から、穴44、信号接続用コネクタ41の近傍の隙間52を通じてモータの内部に異物が侵入しても、ベース6Bのベース隔壁6a、覆い壁6bにより、ホルダ5Aの手間でさらなる侵入は阻止され、異物がステータ4とロータ11との間のエアギァップまで到達するようなことはない。
なお、上記各実施の形態では、モータと、モータを駆動するパワー素子が設けられた制御回路ユニットとが別体である電動パワーステアリング装置用ブラシレスモータについて説明したが、モータと制御回路ユニットとが一体である電動パワーステアリング装置用ブラシレスモータにも、この発明は適用することができるのは勿論である。
この発明の実施の形態1の電動パワーステアリング装置用ブラシレスモータを示す側断面図である。 図1の左側面図である。 図1のIII−III線に沿った矢視断面図である。 図1のホルダの正面図である。 図4のホルダのV−V線に沿った矢視断面図である。 従来のホルダの断面図である。 従来のブラシレスモータを示す要部断面図である。 この発明の実施の形態2の電動パワーステアリング装置用ブラシレスモータを示す側断面図である。 この発明の実施の形態3の電動パワーステアリング装置用ブラシレスモータを示す側断面図である。 図9の電動パワーステアリング装置用ブラシレスモータの分解図である。 図10を矢印Aから視たときの図である。 図10を矢印Bから視たときの図である。 図9のベースの正面図である。 この発明の実施の形態4の電動パワーステアリング装置用ブラシレスモータを示す側断面図である。 図14の要部正面図である。
符号の説明
1 ハウジング、3 フレーム、4 ステータ、5 ホルダ、5a,5b ホルダ隔壁、6,6A,6B ベース、6a ベース隔壁、6b 覆い壁、9 シャフト、10 磁石、11 ロータ、16 ボビン、16a,16b,16c フランジ、19 ナット、20 U相ターミナル、21 V相ターミナル、22 W相ターミナル、23 接続部、30 バスバー、31 ねじ、32 バスバーターミナル、45 電源線。

Claims (6)

  1. ハウジングと、
    このハウジングに周縁部が固着された有底筒形状のフレームと、
    このフレームの内壁面に固定され、コア及びコアのスロットにボビンを介して設けられたモータコイルを有するステータと、
    このステータの中心軸線上に回転自在に設けられたシャフトと、
    このシャフトに設けられ前記モータコイルに流れる電流により生じる回転磁界に応じてシャフトとともに回転するロータと、
    このステータの片側側面に前記シャフトを囲むようにして固定されているとともに、周方向に延びた複数の溝が形成されたホルダと、
    各前記溝に設けられた前記モータコイルの各相のターミナルと、
    前記ホルダの反ステータ側に設けられ、ねじが螺着されるナット、及び電源線と接続されたバスバーと前記ねじで接続されるバスバー側ターミナルを有し、前記ターミナルから前記シャフトの軸線方向に沿って突出した接続部が貫通して前記バスバー側ターミナルと接続されるベースとを備え、
    車両のステアリング機構に連結される前記シャフトを通じてハンドルの操舵力をアシストする電動パワーステアリング装置用ブラシレスモータにおいて、
    前記ホルダの内径側には、先端部が前記ハウジングの内面壁に向かって延びて当接したホルダ隔壁が形成されており、
    このホルダ隔壁により、前記ホルダと前記ハウジングとの間の隙間を通って前記ステータと前記ロータとの間のエアギャップに異物が侵入するのが防止されることを特徴とする電動パワーステアリング装置用ブラシレスモータ用ブラシレスモータ。
  2. ハウジングと、
    このハウジングに周縁部が固着された有底筒形状のフレームと、
    このフレームの内壁面に固定され、コア及びコアのスロットにボビンを介して設けられたモータコイルを有するステータと、
    このステータの中心軸線上に回転自在に設けられたシャフトと、
    このシャフトに設けられ前記モータコイルに流れる電流により生じる回転磁界に応じてシャフトとともに回転するロータと、
    このステータの片側側面に前記シャフトを囲むようにして固定されているとともに、周方向に延びた複数の溝が形成されたホルダと、
    各前記溝に設けられた前記モータコイルの各相のターミナルと、
    前記ホルダの反ステータ側に設けられ、ねじが螺着されるナット、及び電源線と接続されたバスバーと前記ねじで接続されるバスバー側ターミナルを有し、前記ターミナルから前記シャフトの軸線方向に沿って突出した接続部が貫通して前記バスバー側ターミナルと接続されるベースとを備え、
    車両のステアリング機構に連結される前記シャフトを通じてハンドルの操舵力をアシストする電動パワーステアリング装置用ブラシレスモータにおいて、
    前記ホルダの内径側には、一端部が前記ハウジングの内面壁に向かって延びて当接し、他端部が前記ボビンに向かって延びて当接したホルダ隔壁が形成されており、
    このホルダ隔壁により、前記ホルダと前記ハウジングとの間の隙間及び前記ホルダと前記ステータとの間の隙間を通って前記ステータと前記ロータとの間のエアギャップに異物が侵入するのが防止されることを特徴とする電動パワーステアリング装置用ブラシレスモータ。
  3. ハウジングと、
    このハウジングに周縁部が固着された有底筒形状のフレームと、
    このフレームの内壁面に固定され、コア及びコアのスロットにボビンを介して設けられたモータコイルを有するステータと、
    このステータの中心軸線上に回転自在に設けられたシャフトと、
    このシャフトに設けられ前記モータコイルに流れる電流により生じる回転磁界に応じてシャフトとともに回転するロータと、
    このステータの片側側面に前記シャフトを囲むようにして固定されているとともに、周方向に延びた複数の溝が形成されたホルダと、
    各前記溝に設けられた前記モータコイルの各相のターミナルと、
    前記ホルダの反ステータ側に設けられ、ねじが螺着されるナット、及び電源線と接続されたバスバーと前記ねじで接続されるバスバー側ターミナルを有し、前記ターミナルから前記シャフトの軸線方向に沿って突出した接続部が貫通して前記バスバー側ターミナルと接続されるベースとを備え、
    車両のステアリング機構に連結される前記シャフトを通じてハンドルの操舵力をアシストする電動パワーステアリング装置用ブラシレスモータにおいて、
    前記ベースには、前記シャフトを囲むとともに、一端面が前記ハウジングの内壁面に当接し他端面がホルダに当接したリング状のベース隔壁が形成されており、
    このベース隔壁により、前記ホルダと前記ハウジングとの間の隙間を通って前記ステータと前記ロータとの間のエアギャップに異物が侵入するのが防止されることを特徴とする電動パワーステアリング装置用ブラシレスモータ。
  4. ハウジングと、
    このハウジングに周縁部が固着された有底筒形状のフレームと、
    このフレームの内壁面に固定され、コア及びコアのスロットにボビンを介して設けられたモータコイルを有するステータと、
    このステータの中心軸線上に回転自在に設けられたシャフトと、
    このシャフトに設けられ前記モータコイルに流れる電流により生じる回転磁界に応じてシャフトとともに回転するロータと、
    このステータの片側側面に前記シャフトを囲むようにして固定されているとともに、周方向に延びた複数の溝が形成されたホルダと、
    各前記溝に設けられた前記モータコイルの各相のターミナルと、
    前記ホルダの反ステータ側に設けられ、ねじが螺着されるナット、及び電源線と接続されたバスバーと前記ねじで接続されるバスバー側ターミナルを有し、前記ターミナルから前記シャフトの軸線方向に沿って突出した接続部が貫通して前記バスバー側ターミナルと接続されるベースとを備え、
    車両のステアリング機構に連結される前記シャフトを通じてハンドルの操舵力をアシストする電動パワーステアリング装置用ブラシレスモータにおいて、
    前記ベースには、前記シャフトを囲むとともに、端面が前記ハウジングの内壁面に当接したベース隔壁、及び前記ホルダの片側を覆うとともに、端面が前記ハウジングの内壁面に当接した覆い壁が形成されており、
    前記ベース隔壁及び前記覆い壁により、前記前記ホルダと前記ハウジングとの間の隙間を通って前記ステータと前記ロータとの間のエアギャップに異物が侵入するのが防止されることを特徴とする電動パワーステアリング装置用ブラシレスモータ。
  5. ハウジングと、
    このハウジングに周縁部が固着された有底筒形状のフレームと、
    このフレームの内壁面に固定され、コア及びコアのスロットにボビンを介して設けられたモータコイルを有するステータと、
    このステータの中心軸線上に回転自在に設けられたシャフトと、
    このシャフトに設けられ前記モータコイルに流れる電流により生じる回転磁界に応じてシャフトとともに回転するロータと、
    このステータの片側側面に前記シャフトを囲むようにして固定されているとともに、周方向に延びた複数の溝が形成されたホルダと、
    各前記溝に設けられた前記モータコイルの各相のターミナルと、
    前記ホルダの反ステータ側に設けられ、ねじが螺着されるナット、及び電源線と接続されたバスバーと前記ねじで接続されるバスバー側ターミナルを有し、前記ターミナルから前記シャフトの軸線方向に沿って突出した接続部が貫通して前記バスバー側ターミナルと接続されるベースとを備え、
    車両のステアリング機構に連結される前記シャフトを通じてハンドルの操舵力をアシストする電動パワーステアリング装置用ブラシレスモータにおいて、
    前記ボビンは、前記コアの両側端面からそれぞれ突出した、一方のリング形状のフランジの先端部が前記ホルダに向かって延びて当接しているとともに、他方のリング形状のフランジの先端部が前記フレームの底面内壁に向かって延びて当接しており、
    このフランジにより、フランジの外径側から内径側を通って前記ステータと前記ロータとの間のエアギャップに異物が侵入するのが防止されることを特徴とする電動パワーステアリング装置用ブラシレスモータ。
  6. 前記ボビンは、前記コアの両側端面からそれぞれ突出した、一方のリング形状のフランジの先端部が前記ホルダに向かって延びて当接しているとともに、他方のリング形状のフランジの先端部が前記フレームの底面内壁に向かって延びて当接しており、
    このフランジにより、フランジの外径側から内径側を通って前記ステータと前記ロータとの間のエアギャップに異物が侵入するのが防止されることを特徴とする請求項1、3及び4の何れか1項に記載の電動パワーステアリング装置用ブラシレスモータ。
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