JPH0644186B2 - 車両用地図情報表示制御装置 - Google Patents

車両用地図情報表示制御装置

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JPH0644186B2
JPH0644186B2 JP60146813A JP14681385A JPH0644186B2 JP H0644186 B2 JPH0644186 B2 JP H0644186B2 JP 60146813 A JP60146813 A JP 60146813A JP 14681385 A JP14681385 A JP 14681385A JP H0644186 B2 JPH0644186 B2 JP H0644186B2
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昭夫 河合
清 八巻
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は、例えば目的地までの地図の車室内の表示装
置に表示して道不案内な運転者を目的地まで誘導する車
両誘導装置に適用され、特に地図情報の表示切換を迅速
にした車両用地図情報表示制御装置に関するものであ
る。
[発明の技術的背景とその問題点] 近年の電子技術の発達により、車室内にディスプレイ等
の表示装置を装備しこの表示装置に所望の目的地に至る
経路の地図情報を順次表示して車両を当該目的地に誘導
する車両誘導装置が提案されるに至っている(例えば特
開昭57−201808号)。この車両誘導装置にあっては、表
示装置への地図情報の表示のため、その運行経路に沿っ
た複数個の目的地を含む広い領域の広域地図データと、
各目的地近辺を拡大した詳細地図データとを有する。そ
して、これらの地図データは、通常磁気テープ装置等を
用いた外部記憶装置に格納されており、コントロールユ
ニットにおける地図切換スイッチの操作により、当該外
部記憶装置から所要の地図情報をコントロールユニット
に読み込んでこれを表示装置に表示させるようにしてい
る。
ところで運転者は、通常車両を運転走行させながら表示
装置に表われた地図をみて目的地を捜すものであるた
め、地図切換スイッチの操作時には即座に所要の地図が
表示装置に表示されることが望まれる。
しかしながら前述した車両誘導装置にあっては、地図切
換スイッチの操作ごとに表示されるべき所要の地図情報
が、磁気テープ装置を用いた外部記憶装置からその都度
コントロールユニットに読み込まれるようになっていた
ため、磁気テープのアクセスに時間がかかり、地図切換
スイッチの操作時から所要の地図が表示装置に表示され
るまでに待ち時間が発生し、所要の地図が即座に表示装
置に表示されずにこの点で改善が望まれていた。
この改善策としてコントロールユニット内に半導体装置
によりROMを装備させ、このROMにすべての地図情
報を記憶させておくことが考えられるが、このような手
段をとると多くの記憶容量を有するROMが必要となり
非経済的である。
[発明の目的] この発明は、上記のような点に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、スイッチ操作時に所要の地図
が表示装置に表示されるまでの待ち時間を可及的に短縮
した車両用地図情報表示制御装置を提供することにあ
る。
[発明の概要] 上記の目的を達成するためにこの発明は、第1図に示す
如く、車載され少なくとも地図情報を表示し得る表示手
段101に対し、地図情報の表示切換えの制御を行なえ
る車両用地図情報表示制御装置102において、 前記地図情報として少なくとも道路に沿って特定した複
数の配送先の配送順序と配送先毎に配送先を中心として
道路に目的物を表わした周辺地図を記憶するディスク記
憶手段103と、 該ディスク記憶手段103の記憶内容の読出しを行うド
ライバ手段104と、 前記表示手段101に前記周辺地図が表示されている
際、現在表示中の周辺地図の次の配送順序の周辺地図と
前の配送順序の周辺地図とのいずれかを選択する配送先
切換スイッチ105と、 前記ドライバ104手段により前記ディスク記憶手段1
03から読出される前記周辺地図を一時記憶するために
少なくとも3つの周辺地図分の記憶領域を有しており、
かつ当該各記憶領域のうち1つの領域は常に選択されて
そのまま表示に供され、他の領域は次の配送順序の周辺
地図と前の配送順序の周辺地図が記憶されて次回選択可
能とされる一時記憶メモリ106と、 前記配送先切換スイッチ105での選択操作により前記
一時記憶メモリ106の記憶内容が切換えられたとき、
前記一時記憶手段106の他の領域に、次の配送順序の
周辺地図と前の配送順序の周辺地図が記憶されるように
前記ドライバ手段104を駆動し、当該ドライバ手段1
04により前記ディスク記憶手段103から前記一時記
憶メモリ106へ前記の次の配送順序の周辺地図と前の
配送順序の周辺地図とのいずれかを転送する制御を行な
う転送制御手段107とを備え、前記一時記憶メモリ1
06に記憶されている少なくとも3つの周辺地図の中か
ら現在の配送先の周辺地図を前記表示手段101に表示
することを特徴とする。
[発明の実施例] 以下、図面を用いてこの発明の実施例を説明する。
この実施例はこの発明である車両用地図情報表示制御装
置を、一例として各家庭に荷物などを配達する宅配用車
両を目的地、すなわち目的の家に誘導する車両誘導装置
に適用したものである。
まず第2図は車両誘導装置の一例を示すブロック図であ
る。同図において符号1はコントロールユニットで、こ
のものは例えばマイクロコンピュータで構成されるもの
であり、マイクロプロセッサ等からなる中央処理装置
(以下CPUと略称する)3を有している。このCPU
3にはデータバス5を介して処理プログラムや固定デー
タ等を記憶しているROM(リードオンリメモリ)7、
演算結果等を一時的に記憶するRAM(ランダムアクセ
スメモリ、一時情報記憶手段)9、表示制御装置11、
画像メモリ13および外部周辺装置と接続するためのイ
ンターフェース回路17、25、31が接続されてい
る。
表示制御装置11は、CPU3から供給される画像信号
を画像メモリ13に記憶し、この画像メモリ13に記憶
された画像信号をCRTからなる表示装置(表示手段)
15に表示させる制御動作を行なうための装置である。
この表示制御装置11によって制御される表示装置15
には複数個の目的地(家)を含んだ広い領域の広域地
図、配達を行なう目的の家の周辺を拡大した詳細地図、
配送先リスト等が表示される。画像メモリ13は、表示
装置15にカラー表示を行なうために各画像の三原色を
それぞれ記憶するメモリユニット13a、13b、13
cからなり、この各メモリユニットはそれぞれ表示装置
15の解像度に対応して640×400ドットで構成さ
れている。
インターフェース回路17にはライトペン19、操作ス
イッチ(配送先切換スイッチが含まれる操作スイッチ)
21およびスピーカ23が接続されている。ライトペン
19は表示装置15の表示画像をこのライトペン19の
先端で接触して操作することにより情報の入力等を行な
うためのものである。操作スイッチ21は第3図で後述
するように複数のスイッチからなり、表示画面の切替え
や情報の入力等を行なうためのものである。スピーカ2
3は警報音を発生するためのものである。
インターフェース回路25にはフロッピーディスクドラ
イブ装置27が接続され、このフロッピィディスクドラ
イブ装置27には前記広域地図、配達を行なう目的の家
の近辺を拡大した詳細地図、配送先リスト等を記憶した
フロッピィディスク(ディスク記憶手段)29が装着さ
れる。このフロッピィディスク29に記憶された情報は
所要の操作スイッチの操作指示に基づくCPU3の制御
のもとにフロッピーディスクドライブ装置27により順
次読み出されて一時的にRAM9に記憶され、さらにC
PU3の制御のもとに所望の情報のみが表示制御装置1
1を介して画像メモリ13に記憶され、画像メモリ13
から表示制御装置11の制御のもとに表示装置15に表
示される。
インターフェース回路31には受信機33が接続され、
この受信機33にはアンテナ35が接続されている。ア
ンテナ35はロランCの電波を受信して受信機33に供
給し、受信機33はインターフェース回路31を介して
CPU3に経緯度情報を供給する。CPU3はこの情報
から自車両位置を識別する。その結果、CPU3はこの
情報に基づいて後述するように表示装置15に表示され
た地図上に自車両位置を表示することができ、これによ
り目的地との関係を知ることができる。
第3図は車両誘導装置の操作表示パネルの一例を示して
いる。操作表示パネルは中央部に前記の表示装置15を
有し、表示装置15の両側に複数の操作スイッチ21a
〜21hが配設され、下部にフロッピーディスクドライ
ブ装置27およびライトペン19が配設されている。
操作スイッチ21aは配送先リストを表示装置15に表
示するためのスイッチ、操作スイッチ21bは広域地図
を表示するためのスイッチ、操作スイッチ21cは詳細
地図を表示するためのスイッチ、操作スイッチ21dは
ライトペン19と組合せて使用され、表示装置15に表
示された広域地図上で配送順序を変更するためのスイッ
チ、操作スイッチ21eは配送済を記録するためのスイ
ッチ、操作スイッチ21fは配送先が留守であったこと
を記録するためのスイッチ、操作スイッチ21g,21
hはそれぞれ配送先リストや簡略地図の表示頁を前およ
び後に送るためのスイッチである。
フロッピーディスク29は、上述したように複数個の目
的地を含んだ広い領域の広域地図、配達を行なう各目的
の家の周辺を拡大した複数個の詳細地図、配送先リスト
等の各情報(データ)を記憶しているもので、第4図は
このメモリ構成の一例を示している。このメモリ構成は
各配送先のデータを各配送先ごとに記憶している配送先
データファイル領域41、配送先の配送順序を記憶した
配送順序記憶領域43、各配送先を中心としてその近辺
の詳細地図情報を各配送先毎に記憶している詳細地記憶
領域45、広域地図を記憶している広域地図記憶領域4
7に分割されている。
配送先データファイル領域41は各配送先毎に配送先の
住所、氏名、電話番号、会員番号、荷物コード等からな
る配送先データを会員番号の小さい順に記憶しているも
のである。配送順序記憶領域43は荷物の配送順序に会
員番号を配列して記憶しているものである。簡略地図記
憶領域45は各配送先の簡略情報を会員番号の小さい順
に記憶しているものである。広域地図記憶領域47は全
配送先を含んだ広域地図情報を記憶しているものであ
る。
次に第5図〜第9図のフローチャートおよびRAMマッ
プ等を用いて作用を説明する。
第5図は車両誘導装置に電源が投入されたとき当初にR
AM9へのロードが実行されるフローチャート、第6図
はこのときのRAMマップ、第7図は操作スイッチ21
a〜21cを操作したときに実行される割込処理ルーチ
ンのフローチャート、第8図は操作スイッチ21gおよ
び21hを操作したときに実行される割込処理ルーチン
のフローチャート、第9図は第8図の割込処理ルーチン
が実行されたときのRAM9の詳細地図格納エリア内の
格納内容の変化を示す図である。
まず、第5図および第6図において、車両誘導装置に電
源が投入されると、ROM7に記憶されているナビゲー
タプログラムが起動され、フロッピーディスク29の配
送順序記憶領域43に記憶されている配送順序データが
読み込まれてRAM9の格納エリアR1にロードされる
(ステップ101)。次いでフロッピーディスク29の
広域地図記憶領域47から広域地図データが読み込まれ
てRAM9の格納エリアR2にロードされ(ステップ1
02)、さらにフロッピーディスク29の詳細地図記憶
領域45の対応する記憶位置から配送番号1番目および
2番目の2頁分の詳細地図データが読込まれて、RAM
9の格納エリアR3およびR4にそれぞれロードされる
(ステップ103、104)。このとき第5図および第
6図には図示省略されているが1番目と2番目の配送先
の詳細な配送先データがフロッピーディスク29の配送
先データ記憶領域41から順次読み込まれてRAM9の
所定格納領域にそれぞれロードされる。
その後、表示装置15の1画面に相当する分の配送先デ
ータがCPU3および表示制御装置11の制御のもとに
画像メモリ13に記憶されて、1画面に相当する分、す
なわち1頁分の配送先データが配送先順に表示装置15
に配送先リストとして表示されて(ステップ105)、
次の画面選択待ちの状態とされる(ステップ106)。
第10図はステップ105の配送先リストの表示例であ
る。
次いでこのような画面選択待ちの動作が継続されている
時に21a〜21cの何れかが操作されると第7図の割
込処理ルーチンが起動され、どの操作スイッチ21が操
作されたかがチェックされる。即ち、まずステップ20
1で配送先リストを表示するための操作スイッチ21a
が操作されたか否かがチェックされ、該操作スイッチ2
1aが操作された場合(Yes)には、前記第5図のス
テップ105の場合と同様の実行が行なわれて、配送先
リストの表示がそのまま続行される(ステップ21
0)。
配送先リストを表示するための操作スイッチ21aの操
作でない場合には、ステップ202に進み、広域地図を
表示するための操作スイッチ21bが操作されたか否か
がチェックされ、該操作スイッチ21bが操作された場
合(Yes)には、RAM9の格納エリアR2にロード
されている広域地図データを読み出して画像メモリ13
に記憶し、表示制御装置11の制御のもとに表示装置1
5にこの広域地図を表示する(ステップ211)。
このようにこの発明では操作スイッチ21bを操作した
際、広域地図データは、外部記憶装置たるフロッピーデ
ィスク29から読み込まれるのではなく、RAM9から
読み出されるので、スイッチ操作後、表示装置15に表
示されるまでの待ち時間が顕著に短縮される。次いでア
ンテナ35を介して経緯度情報が受信機33で受信さ
れ、この情報がインターフェース回路31を介してCP
U3に供給されて自車両の位置が計算され(ステップ2
12)、この自車両の位置を表示装置15に表示された
広域地図上に同時に表示する(ステップ213)。
また、この表示された広域地図上に配送先の位置や配送
順序等も重ねて表示する。第11図はこの場合の表示例
を示している。この図において、「+」記号は配送先の
位置を示し、その傍の番号は配送順序を示している。斜
線を施した「+」記号の部分が今配送しようとしている
配送先の位置を示している。
広域地図を表示するための操作スイッチ21bが操作さ
れたのでもない場合(No)には、ステップ202から
ステップ203に進み、目的地およびその周辺を拡大し
て主な目標物とともに表示する詳細地図を表示するため
の操作スイッチ21cが操作されたか否かがチェックさ
れる。該操作スイッチ21cが操作された場合には、R
AM9の配送先データ格納領域から配送番号が1番目の
配送先データを読み出し、表示装置15の画面上部に表
示し、引続いて、RAM9の格納エリアR3に記憶され
ている配送番号1番目の詳細地図データを読み出して画
像メモリ13に記憶し、表示制御装置11の制御のもと
に表示装置15の中央から下部に前記配送先データとと
もに表示する(ステップ214)。第12図はこのよう
にして得られた表示例である。
次いで配送番号1番目である第1頁の詳細地図が表示さ
れたのち、ステップ215に進んで「つぎの頁」スイッ
チ21gまたは「まえの頁」スイッチ21fが操作され
た場合の制御内容を、第8図のフローチャートおよび第
9図の(A),(B),(C),(D)のRAM9の格
納エリア内の詳細地図データの変化を示す図をもちいて
説明する。なお第9図において実線矢印は「つぎの頁」
スイッチ21gの操作によるRAMエリア内の変化を示
し、鎖線矢印は「まえの頁」スイッチ21hの操作によ
るRAMエリア内の変化を示し、さらに星印は、その星
印の付された頁の詳細地図が表示装置の表示画面となっ
ていることを示している。
前述のように電源が投入された時点で、配送番号がそれ
ぞれ1番目および2番目である第1頁および第2頁(以
下配送番号の番号数と頁数とは一致する)の詳細地図が
RAM9の格納エリアR3、R4にロードされているの
で「詳細地図」スイッチ21cが操作されて、第1頁の
詳細地図が表示されているときに(スイッチ301、第
9図(A)、なおステップ301では一般的に第N頁が
表示されているときとした)、ステップ302に進んで
「つぎの頁」スイッチ21gが操作されると、RAM9
の格納エリアR4にロードされている第2頁(N+1
頁)の詳細地図が、画像メモリ13を介して表示装置1
5の画面に表示される(ステップ310)。
第2頁が表示されたのち、第1頁(N頁)がRAM9の
格納エリアR3からクリアされ(ステップ311)、格
納エリアR5に第3頁(N+2頁)の詳細地図データが
フロッピーディスク29から読み込まれてロードされる
(ステップ312、第9図(B))。さらに引続いて
「つぎの頁」スイッチ21gが操作されると格納エリア
R5にロードされた第3頁の詳細地図データが、画像メ
モリ13を介して表示装置15に表示され、ステップ3
11でクリアされた格納エリアR3に第4頁の詳細地図
データが、フロッピーディスク29から読み込まれてロ
ードされ、また第2頁の詳細地図が格納エリアR4から
クリアされる(第9図(C))。さらに「つぎの頁」ス
イッチ21gを操作すると上記と同様の過程を経て第4
頁の詳細地図が表示画面となり、クリアされた格納エリ
アR4に第5頁の詳細地図データがロードされる(第9
図(D))。
なお上記のように第3頁、および第5頁の詳細地図デー
タがRAM9に格納されるときは、前記第1頁および第
2頁の詳細地図データがロードされるときと同様に、こ
れらの詳細地図にそれぞれ対応した配送先データもRA
M9の所定格納領域にそれぞれ格納される。
一方、ステップ302で「つぎの頁」スイッチ21gが
操作されることなくステップ303に進んで「まえの
頁」スイッチ21hが操作された場合には、上記と逆に
第9図(D)から同図(A)側に移行するような動作が
行なわれてN−1頁の詳細地図の表示(ステップ31
4)、対応した格納エリアからのN+1頁の詳細地図の
クリア(ステップ315)、およびフロッピーディスク
29からこのクリアされた格納エリアへのN−2頁の詳
細地図のロードが行なわれる(ステップ316)。
上記のようにしてこの発明では、操作スイッチ21の今
回操作毎に、次回のスイッチ操作により表示装置15に
表示が予定される詳細地図データおよびこれに対応した
配送先データがフロッピーディスク29からRAM9の
所要格納エリアに順次ロードされる。そして操作スイッ
チ21の今回操作時には、この今回操作に対応した頁の
詳細地図データ等が改めてディスクアクセスされること
なくコントロールユニット1内部のRAM9から直接読
み出されて表示装置15に表示される。したがってスイ
ッチ操作時から表示されるまでの待ち時間が顕著に短縮
される。
次いで前記第7図のステップ203におけるチェックに
おいて、詳細地図を表示するための操作スイッチ21c
が操作されたのでない場合には、ステップ204に進
み、他の操作スイッチ21d〜21fが操作された場合
の処理を行なう。
そして操作スイッチ21eまたは21fが操作された場
合には、配送の終了(操作スイッチ21e)または配送
先不在(操作スイッチ21f)の情報がCPU3に送ら
れ、配送先リストに配送済や不在等のマークを附すると
ともに、配送リストの最後に配列して未配送先の順序を
一つずつ繰上げる等のリスト変更処理を行ない、かつフ
ロッピーディスク29の配送順序記憶領域43のデータ
もこの変更に対応して変更する。また、操作スイッチ2
1dはライトペン19と組合せて広域地図上に第11図
のように表示されている配送順序を変更するために使用
される。
なおこの発明に係わる車両誘導装置は、上述のように、
特に荷物の配送車両に適用するようにされている。この
とき配送車両は、1日毎に配送区域(広域区域)が異な
る場合もあるし、また複数の車両毎に配送区域が異なる
場合もある。そこでこれら全ての配送区域の広域地図を
車載コンピュータ(コントロールユニット)内のROM
に予め記憶させておくと装置の運用上便利なことが考え
られる。しかしながら比較的多くのデータ容量(バイト
数)を必要とする広域地図データの全配送区域分を上記
のROMに記憶されておくことは記憶容量が莫大なもの
となって非経済的である。
そこで全配送区域分の広域地図データを専用のフロッピ
ーディスクに記憶させておき、ある配送区域についての
宅配の運行開始に際して、当該配送区域に対応した広域
地図データのみを上記の専用フロッピーディスクからR
AM9に転送し、ロードしておけばコントロールユニッ
ト1の内部メモリの記憶容量を比較的少容量とすること
ができるとともに、表示装置15への表示も高速に行な
うことができる。因みに広域地図データについての専用
フロッピーディスクを設けたときは、前記第4図に示し
たように複数個の詳細地図データおよび配送先データを
記憶させたフロッピーディスク29毎に比較的多くのビ
ット数を必要とする広域地図記憶領域47を設ける必要
がなくなり、データ記憶および第5図のプログラム運用
上において効率化を図ることができる。
また上記実施例においては、広域地図表示から目的地周
辺の簡略地図を表示させるのに、操作スイッチ21cを
操作して表示装置15に簡略地図を表示させるようにし
ているが、これに限定されるものでなく、例えば目的地
に車両が近づいた時にこれを検知して、その検知信号等
によりその目的地の簡略地図に切替え表示するようにし
てもよいこと勿論である。
[発明の効果] 以上詳述したように、この発明によれば、地図情報を記
憶する手段として、ディスク記憶手段と一時記憶メモリ
を備える。そして、ディスク記憶手段では地図情報とし
て少なくとも道路に沿って特定した複数の配送先の配送
順序と配送先毎に配送先を中心として主な道路に目的物
を表わした周辺地図を記憶し、一時記憶メモリではドラ
イバ手段によりディスク記憶手段から読出される周辺地
図を一時記憶するために少なくとも3つの周辺地図分の
記憶領域を有しており、かつ当該各記憶領域のうち1つ
の領域は常に選択されてそのまま表示に供され、他の領
域は次の配送順序の周辺地図と前の配送順序の周辺地図
が次回選択可能とされている。また、表示手段に周辺地
図が表示されている際、配送先切換スイッチにより現在
表示中の周辺地図の次の配送順序の周辺地図と前の配送
順序の周辺地図とのいずれかを選択する操作がなされる
と、転送制御手段により一時記憶手段の他の領域に、次
の配送順序の周辺地図と前の配送順序の周辺地図が記憶
されるようにドライバ手段を駆動し、このドライバ手段
によりディスク記憶手段から一時記憶メモリへ次の配送
順序の周辺地図と前の配送順序の周辺地図のいずれかを
転送するので、表示手段に現在表示中(今度の配送先)
の次に表示される可能性のある地図は次の配送先1件に
限定される周辺地図の表示切換えとなり、しかも一時記
憶メモリからの周辺地図の読出しは瞬時になし得る。こ
れにともない、配送先切換スイッチの操作時から所要の
周辺地図が表示されるまでの待ち時間が顕著に短縮され
る。従って、本発明を車両誘導装置に適用した場合に
は、運転走行中の車両をスムーズ且つ的確に目的地に誘
する上で有効である。
また、配送先の地図情報を全て記憶手段に記憶するため
には記憶手段を莫大なメモリ容量としなけらばならず、
その全ての配送先の地図情報を車載した記憶手段に常駐
させることは現実ではない。その点、本発明のように必
要最小限の情報のみを常時車載機内の記憶手段に記憶す
るようにしておけば、記憶手段として比較的メモリ容量
の小さいものを適用でき経済的に有利となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のクレーム対応図、第2図はこの発明
である車両用地図情報表示制御装置を適用した車両誘導
装置の一例を示すブロック図、第3図は第2図の車両誘
導装置に使用される操作表示パネルの正面図、第4図は
第2図の車両誘導装置に使用されるフロッピーディスク
に記憶される配送先データや地図情報のメモリ構成図、
第5図〜第9図は第2図の車両誘導装置の制御方法を示
すもので、第5図は電源投入後に当初にコントロールユ
ニット内のRAMに所要の地図情報のロード等が行なわ
れることを示すフローチャート、第6図は所要の地図情
報等が記憶されたRAMマップを示す図、第7図は操作
スイッチの操作時に実行される割込処理ルーチンのフロ
ーチャート、第8図は第7図の割込処理ルーチンにおい
て「つぎの頁」スイッチ等が操作されたときの制御内容
をさらに詳細に示すフローチャート、第9図は第8図の
制御動作が行なわれたときのRAMの各格納エリアに対
する格納内容の変化を示す図、第10図、第11図およ
び第12図はそれぞれ表示装置に表示される表示例を示
す図である。 1……コントロールユニット、3……CPU、 7……ROM、 9……RAM、 11……表示制御装置、 15……表示装置(表示手段)、 21……操作スイッチ、 21g……「つぎの頁」スイッチ、 21h……「まえの頁」スイッチ、 27……フロッピーディスクドライブ装置、 29……フロッピーディスク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G08G 1/123 2105−3H 1/137 2105−3H (56)参考文献 特開 昭57−201808(JP,A) 特開 昭58−122593(JP,A) 特開 昭59−204081(JP,A) 特開 昭60−88982(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車載され少なくとも地図情報を表示し得る
    表示手段に対し、地図情報の表示切換えの制御を行なえ
    る車両用地図情報表示制御装置において、 前記地図情報として少なくとも道路に沿って特定した複
    数の配送先の配送順序と配送先毎に配送先を中心として
    道路に目標物を表わした周辺地図を記憶するディスク記
    憶手段と、 該ディスク記憶手段の記憶内容の読出しを行うドライバ
    手段と、 前記表示手段に前記周辺地図が表示されている際、現在
    表示中の周辺地図の次の配送順序の周辺地図と前の配送
    順序の周辺地図とのいずれかを選択する配送先切換スイ
    ッチと、 前記ドライバ手段により前記ディスク記憶手段から読出
    される前記周辺地図を一時記憶するために少なくとも3
    つの周辺地図分の記憶領域を有しており、かつ当該各記
    憶領域のうち1つの領域は常に選択されてそのまま表示
    に供され、他の領域は次の配送順序の周辺地図と前の配
    送順序の周辺地図が記憶されて次回選択可能とされる一
    時記憶メモリと、 前記配送先切換スイッチでの選択操作により前記一時記
    憶メモリの記憶内容が切換えられたとき、前記一時記憶
    手段の他の領域に、次の配送順序の周辺地図と前の配送
    順序の周辺地図が記憶されるように前記ドライバ手段を
    駆動し、当該ドライバ手段により前記ディスク記憶手段
    から前記一時記憶メモリへ前記の次の配送順序の周辺地
    図と前の配送順序の周辺地図とのいずれかを転送する制
    御を行なう転送制御手段とを備え、前記一時記憶メモリ
    に記憶されている少なくとも3つの周辺地図の中から現
    在の配送先の周辺地図を前記表示手段に表示することを
    特徴とする車両用地図情報表示制御装置。
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