JPH0642421Y2 - 植付装置 - Google Patents
植付装置Info
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- JPH0642421Y2 JPH0642421Y2 JP3975588U JP3975588U JPH0642421Y2 JP H0642421 Y2 JPH0642421 Y2 JP H0642421Y2 JP 3975588 U JP3975588 U JP 3975588U JP 3975588 U JP3975588 U JP 3975588U JP H0642421 Y2 JPH0642421 Y2 JP H0642421Y2
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Links
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 11
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Landscapes
- Transplanting Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は植付装置、詳しくは植付爪による苗取量調節機
構と、苗送り機構とを備えた植付装置に関する。
構と、苗送り機構とを備えた植付装置に関する。
(従来の技術) 従来、この種植付装置にあっては、植付爪が苗載台の苗
マットから掻取る苗の縦取り量を調節するために、苗載
台の下端縁に苗取量調節機構を配設して苗取出し板の上
下位置を変更可能に構成し、縦取り調節レバーの操作に
より前記苗取出し板の上下位置を移動させて、植付爪の
苗マットへの侵入深さを調節すべく構成する一方、前記
苗載台の苗載面に、該苗載面の幅方向に亙る縦送軸と苗
送り体とから成る苗送り具を上下に配設し、これら苗送
り具を植付機構の動力により間歇駆動し、前記苗載面に
載置する苗を苗取出側に送り込むべく構成している。
マットから掻取る苗の縦取り量を調節するために、苗載
台の下端縁に苗取量調節機構を配設して苗取出し板の上
下位置を変更可能に構成し、縦取り調節レバーの操作に
より前記苗取出し板の上下位置を移動させて、植付爪の
苗マットへの侵入深さを調節すべく構成する一方、前記
苗載台の苗載面に、該苗載面の幅方向に亙る縦送軸と苗
送り体とから成る苗送り具を上下に配設し、これら苗送
り具を植付機構の動力により間歇駆動し、前記苗載面に
載置する苗を苗取出側に送り込むべく構成している。
(考案が解決しようとする課題) ところが、前記した従来の植付装置にあっては、前記苗
送り具の苗送り体による苗の縦送り量の調節が不能な構
成となっていて、その縦送り量が常に一定となってい
る。このため、前記苗取量調節機構により、植付爪によ
る苗取り量を少なくした場合、その苗取り量が少しであ
るにも拘わらず、前記苗送り体で強制的に苗を一定量苗
取出し板側へ送り込むことから、苗が苗取出し板に押付
けられて苗と苗取出し板との移動抵抗が大きくなり、こ
の結果、苗載台の横送り時に、苗ずれが発生して、団子
状に苗を植付けたり、或は欠株となる問題があった。
送り具の苗送り体による苗の縦送り量の調節が不能な構
成となっていて、その縦送り量が常に一定となってい
る。このため、前記苗取量調節機構により、植付爪によ
る苗取り量を少なくした場合、その苗取り量が少しであ
るにも拘わらず、前記苗送り体で強制的に苗を一定量苗
取出し板側へ送り込むことから、苗が苗取出し板に押付
けられて苗と苗取出し板との移動抵抗が大きくなり、こ
の結果、苗載台の横送り時に、苗ずれが発生して、団子
状に苗を植付けたり、或は欠株となる問題があった。
本考案の目的は、前記苗送り具による苗送り量を前記苗
取量調節機構による苗取量に同調させて自動的に調節す
るようにして、苗載台の横送り時における苗の苗ずれを
なくし、団子状の苗を植付けたり、欠株となるのを防止
することにある。
取量調節機構による苗取量に同調させて自動的に調節す
るようにして、苗載台の横送り時における苗の苗ずれを
なくし、団子状の苗を植付けたり、欠株となるのを防止
することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案は植付爪(12)によ
る苗取出量を調節可能な苗取量調節機構(20)と、縦送
軸(41)と苗送り体(42)とから成る苗送り具(40)を
植付機構の動力で間歇駆動し、苗載台(13)の苗載面
(13a)に載置する苗を苗取出側に送り込む苗送り機構
とを備えた植付装置において、前記縦送軸(41)を、フ
ォロワカム(46)をもつ縦送入力軸(47)に変速機構
(50)を介して連動すると共に、前記変速機構(50)を
前記苗取量調節機構(20)による苗取量調節に連動させ
て変速し、前記苗送り体(42)による苗送り量を苗取量
と同調させる変速制御手段を設けたものである。
る苗取出量を調節可能な苗取量調節機構(20)と、縦送
軸(41)と苗送り体(42)とから成る苗送り具(40)を
植付機構の動力で間歇駆動し、苗載台(13)の苗載面
(13a)に載置する苗を苗取出側に送り込む苗送り機構
とを備えた植付装置において、前記縦送軸(41)を、フ
ォロワカム(46)をもつ縦送入力軸(47)に変速機構
(50)を介して連動すると共に、前記変速機構(50)を
前記苗取量調節機構(20)による苗取量調節に連動させ
て変速し、前記苗送り体(42)による苗送り量を苗取量
と同調させる変速制御手段を設けたものである。
(作用) 上記構成により、苗取量調節機構(20)で植付爪(12)
による苗の取出量を多くした場合には、前記調節機構
(20)に連動させて変速機構(50)を増速側へ作動さ
せ、縦送入力軸(47)による前記縦送軸(41)の駆動
量、つまり回転量を大きくして、前記苗送り体(42)に
よる苗送り量を大きくするのであり、また、前記調節機
構(20)による苗取量の調節で苗の取出量を少なくした
場合には、前記調節機構(20)に連動させて、変速機構
(50)を減速側に作動し、縦送入力軸(47)による前記
縦送軸(41)の駆動量(回転量)を小さくし、前記苗送
り体(42)による苗の苗取出し板(16)への押付けをな
くし、苗載台(13)の横送り時に、苗ずれすることなく
移動させ、団子状の苗を植付けたり、欠株となるのをな
くせるのである。
による苗の取出量を多くした場合には、前記調節機構
(20)に連動させて変速機構(50)を増速側へ作動さ
せ、縦送入力軸(47)による前記縦送軸(41)の駆動
量、つまり回転量を大きくして、前記苗送り体(42)に
よる苗送り量を大きくするのであり、また、前記調節機
構(20)による苗取量の調節で苗の取出量を少なくした
場合には、前記調節機構(20)に連動させて、変速機構
(50)を減速側に作動し、縦送入力軸(47)による前記
縦送軸(41)の駆動量(回転量)を小さくし、前記苗送
り体(42)による苗の苗取出し板(16)への押付けをな
くし、苗載台(13)の横送り時に、苗ずれすることなく
移動させ、団子状の苗を植付けたり、欠株となるのをな
くせるのである。
(実施例) 本考案の実施例を図面に基づき説明すれば、第4図にお
いて(A)は乗用型田植機を示し、該田植機(A)は走
行機体(B)と植付装置(C)とから成り、走行機体
(B)は機体フレーム(1)の前部にエンジン(2)を
搭載し、該エンジン(2)からの動力を連動機構(3)
を介してミッション(4)に伝達し、ミッション(4)
の左右側に配設したチェーン連動機構(5)を介して機
体フレーム(1)の後部左右側に配設した後車輪(6)
に動力を伝達すると共に、前記エンジン(2)の下方左
右側に配設した前車輪(7)を操縦席(8)に立設した
操向ハンドル(9)を介して操向し、走行機体(B)の
後方に連結した植付装置(C)を牽引して、圃場内を走
行しながら苗の植付作業を行うべく構成している。
いて(A)は乗用型田植機を示し、該田植機(A)は走
行機体(B)と植付装置(C)とから成り、走行機体
(B)は機体フレーム(1)の前部にエンジン(2)を
搭載し、該エンジン(2)からの動力を連動機構(3)
を介してミッション(4)に伝達し、ミッション(4)
の左右側に配設したチェーン連動機構(5)を介して機
体フレーム(1)の後部左右側に配設した後車輪(6)
に動力を伝達すると共に、前記エンジン(2)の下方左
右側に配設した前車輪(7)を操縦席(8)に立設した
操向ハンドル(9)を介して操向し、走行機体(B)の
後方に連結した植付装置(C)を牽引して、圃場内を走
行しながら苗の植付作業を行うべく構成している。
植付装置(C)は、走行機体(B)の後部に平行リンク
(10)を介して昇降自在に連結した植付部フレーム(1
1)に、所定の回動軌跡で回動する植付爪(12)を設け
ると共に、前記植付部フレーム(11)の上方に後下りに
傾斜する苗載台(13)を、走行機体(1)の横方向に延
びるガイドレール(14)を介して横方向へ往復動自由に
支持し、かつ、植付部フレーム(11)の下方に、圃場の
植付面を滑走して植付装置(C)を下方から支持するた
めのフロート(15)を配設する一方、前記苗載台(13)
の下端縁下方に、苗取口(16a)をもった断面略L字形
状の苗取出し板(16)を、前記下端縁と平行に配設し
て、前記苗載台(13)の横方向への往復移動と共に、前
記植付爪(12)の一定軌跡の植付回転により前記苗取口
(16a)に位置する苗マット(17)の苗を採取して、圃
場の植付面に植付けるものである。
(10)を介して昇降自在に連結した植付部フレーム(1
1)に、所定の回動軌跡で回動する植付爪(12)を設け
ると共に、前記植付部フレーム(11)の上方に後下りに
傾斜する苗載台(13)を、走行機体(1)の横方向に延
びるガイドレール(14)を介して横方向へ往復動自由に
支持し、かつ、植付部フレーム(11)の下方に、圃場の
植付面を滑走して植付装置(C)を下方から支持するた
めのフロート(15)を配設する一方、前記苗載台(13)
の下端縁下方に、苗取口(16a)をもった断面略L字形
状の苗取出し板(16)を、前記下端縁と平行に配設し
て、前記苗載台(13)の横方向への往復移動と共に、前
記植付爪(12)の一定軌跡の植付回転により前記苗取口
(16a)に位置する苗マット(17)の苗を採取して、圃
場の植付面に植付けるものである。
そして、前記苗載台(13)には、植付爪(12)による苗
取量を調節するために、前記苗取出し板(16)の垂直部
(16b)の上端縁に苗取量調節機構(20)を構成し、該
調節機構(20)で苗取出し板(16)を上下平行移動せし
めることにより、植付爪(12)の苗取口(16a)への介
入深さを調節し、植付爪(12)の植付作動一回当たりの
苗取量を調節すべく構成している。
取量を調節するために、前記苗取出し板(16)の垂直部
(16b)の上端縁に苗取量調節機構(20)を構成し、該
調節機構(20)で苗取出し板(16)を上下平行移動せし
めることにより、植付爪(12)の苗取口(16a)への介
入深さを調節し、植付爪(12)の植付作動一回当たりの
苗取量を調節すべく構成している。
前記調節機構(20)は、植付部フレーム(11)の側面に
スライドガイド体(21)の基部を固設し、該ガイド体
(21)に穿設した長孔(21a)にピン(22)を挿通し、
このピン(22)の後端にはガイド板(23)をスライドガ
イド板(21)に対し上下摺動自在に当接させ、該ガイド
板(23)を介して苗取出し板(16)をピン(22)に連結
しており、前記ピン(22)の前端には、スライド板(2
4)を遊嵌せしめ、該スライド板(24)をばね(25)に
て前記ガイド体(21)方向に付勢して、ピン(22)及び
ガイド板(23)の上下摺動を規制している。一方、植付
部フレーム(11)に横方向に延びる回動軸(26)を横架
し、該回動軸(26)から後方に、側面にピン(27)をも
つアーム(28)を突設し、該アーム(28)のピン(27)
を前記ガイド板(23)の側端に連設した略コ字状の摺接
板(29)の開口部に挿入し、前記回動軸(26)の回動に
伴うピン(27)の上下作動を、ガイド板(23)に伝達し
て苗取出し板(16)を上下作動せしめるように構成して
おり、前記回動軸(26)には調節レバー(30)の基端を
固着している。
スライドガイド体(21)の基部を固設し、該ガイド体
(21)に穿設した長孔(21a)にピン(22)を挿通し、
このピン(22)の後端にはガイド板(23)をスライドガ
イド板(21)に対し上下摺動自在に当接させ、該ガイド
板(23)を介して苗取出し板(16)をピン(22)に連結
しており、前記ピン(22)の前端には、スライド板(2
4)を遊嵌せしめ、該スライド板(24)をばね(25)に
て前記ガイド体(21)方向に付勢して、ピン(22)及び
ガイド板(23)の上下摺動を規制している。一方、植付
部フレーム(11)に横方向に延びる回動軸(26)を横架
し、該回動軸(26)から後方に、側面にピン(27)をも
つアーム(28)を突設し、該アーム(28)のピン(27)
を前記ガイド板(23)の側端に連設した略コ字状の摺接
板(29)の開口部に挿入し、前記回動軸(26)の回動に
伴うピン(27)の上下作動を、ガイド板(23)に伝達し
て苗取出し板(16)を上下作動せしめるように構成して
おり、前記回動軸(26)には調節レバー(30)の基端を
固着している。
また、前記調節レバー(30)は、案内板(31)の案内孔
(31a)を挿通しており、該案内板(31)に設けた多数
の係止凹部(31b)に前記調節レバー(30)側面に付設
した突片(32)を係合させて調節レバー(30)の調節位
置を維持すべく構成している。前記調節レバー(30)を
係止凹部(31b)方向に付勢する手段として、調節レバ
ー(30)の中途部を二分割すると共に、該分割部分に付
勢ボックス(33)を設け、該ボックス(33)内に回動ピ
ン(34)を介して両分割端部を左右方向に揺動自在に連
結し、スプリング(図示せず)にて調節レバー(30)の
先端側を常時係合凹部方向に付勢させている。
(31a)を挿通しており、該案内板(31)に設けた多数
の係止凹部(31b)に前記調節レバー(30)側面に付設
した突片(32)を係合させて調節レバー(30)の調節位
置を維持すべく構成している。前記調節レバー(30)を
係止凹部(31b)方向に付勢する手段として、調節レバ
ー(30)の中途部を二分割すると共に、該分割部分に付
勢ボックス(33)を設け、該ボックス(33)内に回動ピ
ン(34)を介して両分割端部を左右方向に揺動自在に連
結し、スプリング(図示せず)にて調節レバー(30)の
先端側を常時係合凹部方向に付勢させている。
一方前記苗載台(13)の苗載面(13a)上下部には、横
方向に延びる開口窓(13b)(13b)を複数個形成する一
方、前記苗載面(13a)の裏面側に該苗載面(13a)の幅
方向に亙る縦送軸(41)とローラ形状の苗送り体(42)
とから成る苗送り具(40)(40)を、その苗送り体(4
2)(42)の一部が前記開口窓(13b)から苗載台(13)
の上方に突出するように配設し、これら上下苗送り具
(40)(40)を連動手段を介して植付機構の動力で間歇
駆動させると共に、その連動系に後記する変速機構(5
0)を設けて、該変速機構(50)を前記苗取量調節機構
(20)による苗取量調節に連動させて変速し、前記苗送
り体(40)(40)による苗送り量を苗取量と同調させる
べく構成している。
方向に延びる開口窓(13b)(13b)を複数個形成する一
方、前記苗載面(13a)の裏面側に該苗載面(13a)の幅
方向に亙る縦送軸(41)とローラ形状の苗送り体(42)
とから成る苗送り具(40)(40)を、その苗送り体(4
2)(42)の一部が前記開口窓(13b)から苗載台(13)
の上方に突出するように配設し、これら上下苗送り具
(40)(40)を連動手段を介して植付機構の動力で間歇
駆動させると共に、その連動系に後記する変速機構(5
0)を設けて、該変速機構(50)を前記苗取量調節機構
(20)による苗取量調節に連動させて変速し、前記苗送
り体(40)(40)による苗送り量を苗取量と同調させる
べく構成している。
具体的には、前記両苗送り具(40)(40)の上下縦送軸
(41)(41)を苗載台(13)の側部外方に突出させると
共に、これら突出部に同一径の歯付プーリー(43)(4
4)及びラグ付ベルト(45)を介して連動させる一方、
前記苗載台(13)の裏面側で、前記下方縦送軸(41)の
下方に、フォロワカム(46)をもつ縦送入力軸(47)を
設ける。
(41)(41)を苗載台(13)の側部外方に突出させると
共に、これら突出部に同一径の歯付プーリー(43)(4
4)及びラグ付ベルト(45)を介して連動させる一方、
前記苗載台(13)の裏面側で、前記下方縦送軸(41)の
下方に、フォロワカム(46)をもつ縦送入力軸(47)を
設ける。
前記フォロワカム(46)は縦送入力軸(47)における苗
載台(13)の中間部位置にワンウェイクラッチ(図示せ
ず)を介して配置され、前記植付部フレーム(11)に、
左右両側に延び、かつ、1対の縦送りカム(48)を備え
た駆動軸(49)を設けて、前記苗載台(13)の横方向へ
の往復動時前記フォロワカム(46)を植付機構の動力で
回転する前記縦送りカム(48)により間歇駆動させるべ
く成している。
載台(13)の中間部位置にワンウェイクラッチ(図示せ
ず)を介して配置され、前記植付部フレーム(11)に、
左右両側に延び、かつ、1対の縦送りカム(48)を備え
た駆動軸(49)を設けて、前記苗載台(13)の横方向へ
の往復動時前記フォロワカム(46)を植付機構の動力で
回転する前記縦送りカム(48)により間歇駆動させるべ
く成している。
一方、前記縦送入力軸(47)と下方縦送軸(41)とを割
プーリーから成る無段変速機構(50)を介して連動させ
るのである。
プーリーから成る無段変速機構(50)を介して連動させ
るのである。
この変速機構(50)は、第1図に示す如く前記入力軸
(47)に設ける駆動プーリー(51)と下方縦送軸(41)
に設ける従動プーリー(52)及びこれらプーリー(51)
(52)間に掛設するベルト(53)とから成り、前記駆動
プーリー(51)は、縦送入力軸(47)上に摺動可能に設
けた可動シーブ(51a)と、該可動シーブ(51a)と対向
状に前記入力軸(47)上に固定した固定シーブ(51b)
とから形成すると共に、入力軸(47)上で、前記可動シ
ーブ(51a)を軸方向に移動させて駆動プーリー(51)
のプーリー比を変更可能とした例えばソレノイド又は油
圧装置などの移動手段(54)を設けて、該移動手段(5
4)で前記可動シーブ(51a)を前記固定シーブ(51b)
に対し近接離間させることにより前記ベルト(53)を半
径方向に移動させ、前記入力軸(47)から前記下方縦送
軸(41)へ至る回転動力の変速を行う如く成している。
(47)に設ける駆動プーリー(51)と下方縦送軸(41)
に設ける従動プーリー(52)及びこれらプーリー(51)
(52)間に掛設するベルト(53)とから成り、前記駆動
プーリー(51)は、縦送入力軸(47)上に摺動可能に設
けた可動シーブ(51a)と、該可動シーブ(51a)と対向
状に前記入力軸(47)上に固定した固定シーブ(51b)
とから形成すると共に、入力軸(47)上で、前記可動シ
ーブ(51a)を軸方向に移動させて駆動プーリー(51)
のプーリー比を変更可能とした例えばソレノイド又は油
圧装置などの移動手段(54)を設けて、該移動手段(5
4)で前記可動シーブ(51a)を前記固定シーブ(51b)
に対し近接離間させることにより前記ベルト(53)を半
径方向に移動させ、前記入力軸(47)から前記下方縦送
軸(41)へ至る回転動力の変速を行う如く成している。
又従動プーリー(52)は下方縦送軸(41)上に、摺動可
能に設けた可動シーブ(52a)と該可動シーブ(52a)と
対向状に下方縦送軸(41)に固定した固定シーブ(52
b)とから成り、下方縦送軸(41)の可動シーブ(52a)
側端部に受板(52c)を設け、該受板(52c)と前記可動
シーブ(52a)との間に前記可動シーブ(52a)を固定シ
ーブ(52b)側に付勢するスプリング(52d)を介装し
て、前記駆動プーリー(51)に掛回されるベルト(53)
が半径方向内方つまり減速側に移動して、ベルト(53)
が弛緩したとき、従動プーリー(52)の可動シーブ(52
a)をスプリング(52c)により固定プーリー(52b)側
へ近接させてベルト(53)の緊張状態を保持し、また前
記ベルト(53)が駆動プーリー(51)の半径方向外方つ
まり増速側に移動したときには、従動プーリー(52)の
可動シーブ(52a)を前記スプリング(52c)に抗して固
定シーブ(52c)から離間させ、前記従動プーリー(5
2)の半径方向内方に移動させるべく成している。
能に設けた可動シーブ(52a)と該可動シーブ(52a)と
対向状に下方縦送軸(41)に固定した固定シーブ(52
b)とから成り、下方縦送軸(41)の可動シーブ(52a)
側端部に受板(52c)を設け、該受板(52c)と前記可動
シーブ(52a)との間に前記可動シーブ(52a)を固定シ
ーブ(52b)側に付勢するスプリング(52d)を介装し
て、前記駆動プーリー(51)に掛回されるベルト(53)
が半径方向内方つまり減速側に移動して、ベルト(53)
が弛緩したとき、従動プーリー(52)の可動シーブ(52
a)をスプリング(52c)により固定プーリー(52b)側
へ近接させてベルト(53)の緊張状態を保持し、また前
記ベルト(53)が駆動プーリー(51)の半径方向外方つ
まり増速側に移動したときには、従動プーリー(52)の
可動シーブ(52a)を前記スプリング(52c)に抗して固
定シーブ(52c)から離間させ、前記従動プーリー(5
2)の半径方向内方に移動させるべく成している。
又、前記案内板(31)における各係止凹部(31b)に、
前記調節レバー(30)の調節位置、つまり突片(32)の
係止凹部(31b)との係止を検出する検出センサー(6
1)を設けて、該検出センサー(61)から出力される検
出信号によりコントローラ(図示せず)などの変速制御
手段(60)を介して前記変速機構(50)を変速し、駆動
プーリー(51)の可動プーリー(51a)を前記調節レバ
ー(30)による苗取量調節に連動させて移動して、つま
り苗取量が多い場合には、前記可動プーリー(51a)と
固定プーリー(51b)との隙間を狭めて増速側に変速
し、苗取量が少ない場合には前記隙間を拡げて減速側に
変速し、前記苗送り体(42)(42)による苗送り量を苗
取量と同調させるのである。
前記調節レバー(30)の調節位置、つまり突片(32)の
係止凹部(31b)との係止を検出する検出センサー(6
1)を設けて、該検出センサー(61)から出力される検
出信号によりコントローラ(図示せず)などの変速制御
手段(60)を介して前記変速機構(50)を変速し、駆動
プーリー(51)の可動プーリー(51a)を前記調節レバ
ー(30)による苗取量調節に連動させて移動して、つま
り苗取量が多い場合には、前記可動プーリー(51a)と
固定プーリー(51b)との隙間を狭めて増速側に変速
し、苗取量が少ない場合には前記隙間を拡げて減速側に
変速し、前記苗送り体(42)(42)による苗送り量を苗
取量と同調させるのである。
(考案の効果) 以上の如く本考案は、苗送り具(40)の苗送り体(42)
による苗送り量を苗取量調節機構(20)による苗取量に
同調させて自動的に調節すべく成したことにより、前記
苗取量の調節に応じて適正量の苗送りを行なうことがで
き、従って、苗載台(13)の横送り時における苗の苗ず
れをなくし、団子状の苗を植付けたり、欠株となるのを
防止できるのである。
による苗送り量を苗取量調節機構(20)による苗取量に
同調させて自動的に調節すべく成したことにより、前記
苗取量の調節に応じて適正量の苗送りを行なうことがで
き、従って、苗載台(13)の横送り時における苗の苗ず
れをなくし、団子状の苗を植付けたり、欠株となるのを
防止できるのである。
第1図は本考案に係る植付装置の要部を示す説明図、第
2図は同要部を示す側断面図、第3図は苗取量調節機構
の一部省略背面図、第4図は本考案植付装置を有する田
植機の全体を示す側面図である。 (12)……植付爪 (13)……苗載台 (13a)……苗載面 (20)……苗取量調節機構 (40)……苗送り具 (41)……縦送軸 (42)……苗送り体 (46)……フォロワカム (47)……縦送入力軸 (50)……変速機構
2図は同要部を示す側断面図、第3図は苗取量調節機構
の一部省略背面図、第4図は本考案植付装置を有する田
植機の全体を示す側面図である。 (12)……植付爪 (13)……苗載台 (13a)……苗載面 (20)……苗取量調節機構 (40)……苗送り具 (41)……縦送軸 (42)……苗送り体 (46)……フォロワカム (47)……縦送入力軸 (50)……変速機構
Claims (1)
- 【請求項1】植付爪(12)による苗取出量を調節可能な
苗取量調節機構(20)と、縦送軸(41)と苗送り体(4
2)とから成る苗送り具(40)を植付機構の動力で間歇
駆動し、苗載台(13)の苗載面(13a)に載置する苗を
苗取出側に送り込む苗送り機構とを備えた植付装置であ
って、前記縦送軸(41)を、フォロワカム(46)をもつ
縦送入力軸(47)に変速機構(50)を介して連動すると
共に、前記変速機構(50)を前記苗取量調節機構(20)
による苗取量調節に連動させて変速し、前記苗送り体
(42)による苗送り量を苗取量と同調させる変速制御手
段を設けたことを特徴とする植付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3975588U JPH0642421Y2 (ja) | 1988-03-26 | 1988-03-26 | 植付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3975588U JPH0642421Y2 (ja) | 1988-03-26 | 1988-03-26 | 植付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01142616U JPH01142616U (ja) | 1989-09-29 |
JPH0642421Y2 true JPH0642421Y2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=31266247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3975588U Expired - Lifetime JPH0642421Y2 (ja) | 1988-03-26 | 1988-03-26 | 植付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0642421Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-03-26 JP JP3975588U patent/JPH0642421Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01142616U (ja) | 1989-09-29 |
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