JP4003998B2 - 野菜移植機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、苗トレイから1株分の、玉ネギ、葉ネギ、白ネギなどの野菜苗を取出して、圃場に植付けるようにした野菜移植機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来、苗取出爪によって、苗トレイから取出される苗を、苗植付爪に適正に受継いで植付ける苗植付爪の1つの静軌跡においては、植付作業中の適正な動軌跡を得るために選択できる車速は略1つしかなく、苗植付爪の1つの静軌跡にあっては、車速も常に略一定に保った1つの動軌跡による植付作業しか行えないという不具合があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】
したがって本発明は、苗載台(21)の苗トレイ(22)から苗取出爪(23)により取出される苗(N)を、苗植付爪(25)によって圃場に植付けるようにした野菜移植機において、苗植付爪(25)を駆動する植付爪駆動系(9)に、苗植付爪(25)の植付軌跡を変更する変速部(42a)を設け、該変速部(42a)は、等速ギヤ(81)(82)と、偏心ギヤから成る不等速ギヤ(83)(84)の組合せにより構成し、走行停止状態で、該苗植付爪(25)のみを駆動する場合の静軌跡(L)は等速ギヤ(81)(82)及び不等速ギヤ(83)(84)の何れの場合も同一とし、苗取出爪(23)から苗植付爪(25)への苗受継ぎ精度を安定維持させ、植付走行速度を低速に切換えるとき、前記変速部(42a)において、等速ギヤ(81)(82)の組合せに切換えて、植付作業中に等速ギヤ動軌跡(L1)で爪(25)を動作させて、1サイクル中の爪(25)の植付速度を略一定とさせた植付作業を行う一方、植付作業速度を高速に切換えるときには、前記変速部(42a)において、不等速ギヤ(83)(84)の組合せに切換えて、不等速ギヤ動軌跡(L2)で爪(25)を動作させて、苗植付爪(25)の1サイクル中の植付位置である最下動位置付近の作業速度を速くして、苗(N)の植付姿勢を適正に保つもので、苗載台の苗トレイから取出される苗を苗植付爪によって圃場に植付けるようにした野菜移植機において、苗植付爪を駆動する植付爪駆動系に苗植付爪の植付軌跡を変更する変速部を設けて、作物・環境(気候・土壌)など植付条件に応じて苗植付爪の植付動作時の動軌跡(植付速度)を変化させて、常に適正な苗の植付けを行うもので、例えば高速走行で株間が拡大されるときにも適正植付姿勢で苗を植付けるなどして、作業能率と植付精度の向上を図るものである。
【0004】
また、等速ギヤと不等速ギヤの組合せでもって変速部を構成して、例えば植付爪駆動系を構成するミッションケース内にコンパクトに変速部を組込んで、車速の変速に対応させた苗植付爪の植付軌跡の変更を可能とさせて、作業能率向上を図るものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。図1は移植部の平面説明図、図2は移植機の全体側面図、図3は同全体平面図、図4は同全体背面図である。図中(1)はエンジン(2)を搭載する移動機体、(3)は前後スライドフレーム(4)(5)に機体(1)を左右スライド自在に支持する固定フレーム、(6)はスライドアーム(7)を介して機体(1)をスライド動作させる油圧式スライドシリンダ、(8)は植付爪駆動系であるミッションケース(9)からの走行出力軸(10)に左右伝動ケース(11)を介し上下揺動自在に支持する左右の後車輪、(12)は前記固定フレーム(3)の前端側にアクスルフレーム(13)を介し上下揺動自在に支持する左右の前車輪、(14)は固定フレーム(3)後端側のスイング軸(15)を介し前後車輪(12)(8)を上下揺動させる油圧式スイングシリンダ、(16)は機体(1)の後方にシャーシフレーム(17)を介し装設する苗供給装置、(18a)(18b)は左右の後車輪(8)間でミッションケース(9)に植付伝動ケース(19)を介して装設する苗植付装置、(20a)(20b)は畝面(M)を鎮圧する左右1対の大径及び小径の鎮圧ローラである。 前記苗供給装置(16)の左右往復移動する苗載台(21)上の苗トレイ(22)より、1株分のポット苗(N)を箸形苗取出爪(23)でもって取出し、この取出されたポット苗(N)を、前記苗植付装置(18)のマルチカッタ(24)と連動して上下動するホッパ形苗植付爪(25)に放出供給して、操向ハンドル(26)操作による機体(1)の走行中畝面(M)に、一定間隔毎のポット苗(N)の2条植付けつまり移植を行うように構成する。それと共に、機体(1)の左右スライド調節によって植付条位置の変更などを行うように構成している。
【0006】
また、(27)は前記スイングシリンダ(14)を動作させて、機体(1)を昇降操作する昇降レバー、(28)は植付クラッチの入切を行う植付クラッチレバー、(29)は走行速度を変速する主変速レバー、(30)は機体(1)を左右方向に位置調節するスライド調節レバー、(31)は左右後車輪(8)の駆動を停止させて機体(1)を旋回操作する左右サイドクラッチレバーである。
【0007】
図5乃至図9に示す如く、前記苗取出爪(23)及び苗植付爪(25)は、1つの苗載台(21)の苗トレイ(22)に対し一定の間隔を有して左右に各2つ並設させ、同位相駆動して1つの苗トレイ(22)から2条分の苗取りを行うと共に、同時2条の植付けを行うもので、前記シャーシフレーム(17)側に連結する左右ケースブラケット(32)(32)にロータリ入力軸(33)・ロータリケース(34)・クランクアーム(35)・取出アーム(36)をそれぞれ介し、2つの苗取出爪(23)(23)を左右対称に配設させる。ミッションケース(9)に入力軸(37)を連動連結する植付クラッチケース(38)の出力軸(39)(40)端に、左右のロータリ入力軸(33)(33)をチェン(41)を介しそれぞれ連結させ、植付クラッチケース(38)の植付クラッチ(38a)の入時に左右2つの苗取出爪(23)(23)を同位相で駆動して、1つの苗トレイ(22)より2条分のポット苗(N)の同時取出しを行って、取出し後植付爪(25)との受継ぎ位置まで下向きに移動させるように構成している。
【0008】
また、前記苗植付爪(25)は、ミッションケース(9)の出力軸(42)に連動連結する単一の伝動ケース(19)の出力軸(43)両端に、ロータリケース(44)・クランクアーム(45)・植付アーム(46)をそれぞれ介して左右の苗植付爪(25)を左右対称に取付けるものである。前記出力軸(43)回りにロータリケース(44)を回転させ、クランクアーム(45)を介して、昇降ガイドレール(47)に沿って植付アーム(46)を前後揺動させ乍ら昇降させ、植付爪(25)を楕円形状の植付け軌跡(L)で上下運動させる。それと共に、開閉自在に分割された半円錐形状の2つの爪体(25a)(25b)によって植付爪(25)を形成し、ロータリケース(44)の1回転中において植付爪(25)が上昇したとき、前記取出爪(23)から苗(N)を受取り、植付爪(25)が下降したときクランクアーム(45)のカム(48)と植付アーム(46)のロッド(49)とのカム作用によって、各爪体(25a)(25b)を前後に開動させて畝面(M)に開孔を形成させ、各爪体(25a)(25b)内部の苗(N)を畝面(M)の開孔に落下させるように構成している。
【0009】
さらに前記苗載台(21)は、シャーシフレーム(17)に固設する左右サイドフレーム(50)間のガイドレール(51)と横送り駆動軸(52)に左右往復動自在に支持させる。それと共に、苗載台(21)に縦送り駆動軸(53)を介し支持する駆動スプロケット(54)と、遊転軸(55)を介し支持する遊転スプロケット(56)間に張架する縦送りチェン(57)の所定間隔毎の縦送りピン(57a)を、苗トレイ(22)のポット底部間に掛合させて、苗載台(21)が左右移動終端に到達したとき縦送り軸(58)の縦送りカム(59)を介して苗トレイ(22)を1ピッチ分縦送りするように構成している。
【0010】
図10、図11に示す如く、エンジン(2)の出力プーリ(60)にベルト(61)を介して連結させる入力プーリ(63)と、植付クラッチケース(38)などにエンジン(2)駆動力を伝える苗出力プーリ(64)とを、ミッションケース(3)の入力軸(65)に支持させる。そして、中間軸(66)(67)及び植付タイミング用1回転クラッチ(68)を介して入力軸(65)に前記出力軸(42)を連動連結させて、苗植付装置(18)の駆動を行うように構成している。
【0011】
またフォーク(69)操作でもって前進1速及び2速と後進の切換を行う走行変速ギヤ(70)を介して入力軸(65)に走行変速軸(71)を連結させると共に、1対の減速ファイナルギヤ(72)(73)及び左右サイドクラッチ(74)(74)を介して走行変速軸(71)に左右走行出力軸(10)(10)を連結させ、各出力軸(10)(10)にチェン(75)(75)を介して左右車軸(76)(76)を連結させ、左右後輪(4)(4)を駆動するように構成している。
【0012】
さらに、前記苗出力プーリ(63)を有する入力軸(65)に、無段変速ベルト(77)を介し、苗取変速プーリ軸(78)を連動連結させると共に、該プーリ軸(78)にチェン(79)を介し、植付クラッチケース(38)の入力軸(37)を連動連結させて、エンジン出力を苗供給装置(16)に伝達するように構成している。
【0013】
ところで、植付作業中の走行速度を低速・高速に切換える低速及び高速用ギヤ(80a)(80b)を有する切換ギヤ(80)を、ミッションケース(3)の入力軸(65)に設けると共に、前記中間軸(67)と出力軸(42)との間に伝達比1:1の等速ギヤ(81)(82)と、偏心ギヤから成る不等速ギヤ(83)(84)との組合せによる変速部(42a)を介設させ、車速と植付速度の2段階の変速をこれらギヤ(80)及び(81)(82)・(83)(84)の切換でもって行うように構成している。
【0014】
また、植付変速用のギヤ(81)(82)・(83)(84)の切換えを出力軸(42)に設ける滑りキー(85)によって行うもので、滑りキー(85)を出力軸(42)の軸方向に摺動させて、該軸(42)に遊転支持する前記ギヤ(81)(82)・(83)(84)の従動側ギヤ(82)(84)にキー(85)の先端係合部(85a)を択一的に係合させる。それと共に、前記キー(85)の他端側にスリーブ(86)を固設して、該スリーブ(86)に係合させる植付変速用フォーク(87)と、前記切換ギヤ(80)に係合させる走行変速用フォーク(88)の各基端を、ミッションケース(9)に内設する同一フォーク軸(89)に固定させるように構成している。
【0015】
そして図12、図13に示す如く、前記フォーク軸(89)の右端をミッションケース(9)の右外側に突出させ、ミッションケース(9)の右外側で支点軸(90)を中心として水平回動自在に設ける揺動板(91)に、ピン(92)を介しフォーク軸(89)の突出右端を係合連結させ、ミッションケース(9)の後側上方で機体の左右方向に配設する横軸(93)右端に揺動アーム(94)を固設させ、揺動板(91)の一端側と揺動アーム(94)の先端側間をロッド(95)で連結させる。前記横軸(93)の左端に後上り傾斜状の植付変速レバー(96)の基端を固設させて、右シャーシフレーム(17)の右外側で上動位置の苗植付爪(25)と略同一高さ位置に、該レバー(96)の把手(97)を配備させて、機体略中央に配設する昇降レバー(27)及び主変速レバー(29)及びスライド調節レバー(30)などから作業変速レバー(96)を離して、該レバー(96)の誤操作などを防止して、植付作業中の車速と植付速度の連係した変速操作をレバー(96)によって行うように構成している。
【0016】
而して図14に示す如く、走行停止状態で苗植付爪(25)のみを駆動する場合の静軌跡(L)は等速ギヤ(81)(82)及び不等速ギヤ(83)(84)の何れの場合も同一とさせて、苗取出爪(23)から苗植付爪(25)への苗受継ぎ精度なども安定維持させ、低速用ギヤ(80a)で植付走行速度を低速に切換えるとき、前記中間軸(67)と出力軸(42)間では、等速ギヤ(81)(82)に切換えて、同図実線状態に示す如く、植付作業中に動軌跡(L1)で爪(25)を動作させて、1サイクル中の爪(25)の植付速度を略一定とさせた植付作業を行う一方、高速用ギヤ(80b)で植付作業速度を高速に切換えるときには、前記中間軸(67)と出力軸(42)間では不等速ギヤ(83)(84)に切換えて動軌跡(L2)で爪(25)を動作させて、苗植付爪(25)の1サイクル中の植付位置(最下動位置)付近の作業速度を速くして、苗(N)の植付姿勢を適正に保つものである。
【0017】
このように苗植付爪(25)の1サイクル中の静軌跡(L)は等速ギヤ(81)(82)及び不等速ギヤ(83)(84)で同一として基準の適正植付軌跡を保ちながら、車速の変速状態に適応させた異なる2つの動軌跡を得るものであって、静軌跡(L)が1つの苗植付爪(25)構造において、植付走行速度を2速に変速可能とさせて、作物・環境(気候・土壌など)体系など各種植付条件にも適正に対応させた植付作業や、株間範囲の拡大或いは高速植付け作業なども容易に可能とさせることができる。
【0018】
またこのような植付2速の変速を主変速レバー(29)から離れた位置の植付変速レバー(96)で誤操作なく操作容易に行うことができて操作性に秀れると共に、変速レバー(96)を機体の左外側に配設することによって、畦間の通常作業者が移動する位置から容易に変速レバー(96)の操作も可能とさせて作業性も向上させることができる。
【0019】
なお、前記不等速ギヤ(83)(84)を偏心ギヤで形成する場合、その偏心量は車速に動軌跡が適正に対応するように設定するものであり、また不等速ギヤ(83)(84)を複数組設けた場合、図15に示す如く、1つの静軌跡(L)のものでギヤ変速の数だけの動軌跡(L3)(L4)(L5)(L6)が得られて、各種植付作業条件に対する適応性を向上させることができるものである。
【0020】
【発明の効果】
以上実施例から明らかなように本発明は、苗載台(21)の苗トレイ(22)から苗取 出爪(23)により取出される苗(N)を、苗植付爪(25)によって圃場に植付けるようにした野菜移植機において、苗植付爪(25)を駆動する植付爪駆動系(9)に、苗植付爪(25)の植付軌跡を変更する変速部(42a)を設け、該変速部(42a)は、等速ギヤ(81)(82)と、偏心ギヤから成る不等速ギヤ(83)(84)の組合せにより構成し、走行停止状態で、該苗植付爪(25)のみを駆動する場合の静軌跡(L)は等速ギヤ(81)(82)及び不等速ギヤ(83)(84)の何れの場合も同一とし、苗取出爪(23)から苗植付爪(25)への苗受継ぎ精度を安定維持させ、植付走行速度を低速に切換えるとき、前記変速部(42a)において、等速ギヤ(81)(82)の組合せに切換えて、植付作業中に等速ギヤ動軌跡(L1)で爪(25)を動作させて、1サイクル中の爪(25)の植付速度を略一定とさせた植付作業を行う一方、植付作業速度を高速に切換えるときには、前記変速部(42a)において、不等速ギヤ(83)(84)の組合せに切換えて、不等速ギヤ動軌跡(L2)で爪(25)を動作させて、苗植付爪(25)の1サイクル中の植付位置である最下動位置付近の作業速度を速くして、苗(N)の植付姿勢を適正に保つのであるから、作物・環境(気候・土壌)など植付作業条件に応じて苗植付爪(25)の植付動作時の動軌跡(植付速度)を変化させて、常に適正な苗の植付けを行うもので、例えば高速走行で株間が拡大されるときにも適正植付姿勢で苗を植付けるなどして、作業能率と植付精度の向上を図ることができるものである。
【0021】
また、等速ギヤ(81)(82)と、偏心ギヤから成る不等速ギヤ(83)(84)の組合せでもって変速部(42a)を構成したものであるから、例えば植付爪駆動系(9)を構成するミッションケース内にコンパクトに変速部(42a)を組込んで、車速の変速に対応させた苗植付爪(25)の植付軌跡の変更を可能とさせて、作業能率向上を図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 移植機の全体側面図。
【図2】 移植機の全体平面図。
【図3】 移植機の全体背面図。
【図4】 移植部の平面説明図。
【図5】 移植部の側面説明図。
【図6】 苗取出爪及び苗植付爪の側面説明図。
【図7】 2条苗取出爪部の平面説明図。
【図8】 2条苗植付爪部の平面説明図。
【図9】 移植機の駆動系部の平面説明図。
【図10】 ミッションケースの断面平面説明図。
【図11】 ミッションケースの断面側面説明図。
【図12】 植付変速レバー系の側面説明図。
【図13】 植付変速レバー系の平面説明図。
【図14】 苗植付爪の植付軌跡の説明図。
【図15】 苗植付爪の植付軌跡の説明図。
【符号の説明】
(9)ミッションケース(植付爪駆動系)
(21)苗載台
(22)苗トレイ
(25)苗植付爪
(42a)変速部
(81)(82)等速ギヤ
(83)(84)不等速ギヤ
(N)苗
Claims (1)
- 苗載台(21)の苗トレイ(22)から苗取出爪(23)により取出される苗(N)を、苗植付爪(25)によって圃場に植付けるようにした野菜移植機において、苗植付爪(25)を駆動する植付爪駆動系(9)に、苗植付爪(25)の植付軌跡を変更する変速部(42a)を設け、該変速部(42a)は、等速ギヤ(81)(82)と、偏心ギヤから成る不等速ギヤ(83)(84)の組合せにより構成し、走行停止状態で、該苗植付爪(25)のみを駆動する場合の静軌跡(L)は等速ギヤ(81)(82)及び不等速ギヤ(83)(84)の何れの場合も同一とし、苗取出爪(23)から苗植付爪(25)への苗受継ぎ精度を安定維持させ、植付走行速度を低速に切換えるとき、前記変速部(42a)において、等速ギヤ(81)(82)の組合せに切換えて、植付作業中に等速ギヤ動軌跡(L1)で爪(25)を動作させて、1サイクル中の爪(25)の植付速度を略一定とさせた植付作業を行う一方、植付作業速度を高速に切換えるときには、前記変速部(42a)において、不等速ギヤ(83)(84)の組合せに切換えて、不等速ギヤ動軌跡(L2)で爪(25)を動作させて、苗植付爪(25)の1サイクル中の植付位置である最下動位置付近の作業速度を速くして、苗(N)の植付姿勢を適正に保つことを特徴とする野菜移植機。
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