JPH0642265A - 扉および扉取付枠の構造 - Google Patents

扉および扉取付枠の構造

Info

Publication number
JPH0642265A
JPH0642265A JP4196995A JP19699592A JPH0642265A JP H0642265 A JPH0642265 A JP H0642265A JP 4196995 A JP4196995 A JP 4196995A JP 19699592 A JP19699592 A JP 19699592A JP H0642265 A JPH0642265 A JP H0642265A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
mounting frame
design
reinforced concrete
door mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4196995A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2796473B2 (ja
Inventor
Kenji Ago
研次 吾郷
Takeo Kikuchi
健雄 菊地
Shunichi Sugishita
俊一 杉下
Shigeyuki Akihama
繁幸 秋浜
Takahiro Arai
高広 荒井
Kimitaka Sekimoto
公隆 関本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
FRC KK
Original Assignee
Kajima Corp
FRC KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kajima Corp, FRC KK filed Critical Kajima Corp
Priority to JP4196995A priority Critical patent/JP2796473B2/ja
Publication of JPH0642265A publication Critical patent/JPH0642265A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2796473B2 publication Critical patent/JP2796473B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Special Wing (AREA)
  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
  • Wing Frames And Configurations (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 結露しにくく、水密や気密性および耐火性に
優れ、デザインも良好なものにすることのできる扉およ
び扉取付枠の構造を提供する。 【構成】 扉2,扉取付枠3を、繊維補強コンクリ−ト
4の流し込み,押し出し成形で製造し、繊維補強コンク
リ−トの成形で、彫りの深い(凹凸のある)重量感のあ
るデザインにできるようにする。そして、繊維補強コン
クリ−ト製とし、耐火,耐熱性能の向上や断熱性能の向
上による結露防止。または、遮音性能の向上や耐久性の
向上を実現する。一方、流し込み、押し出し成形による
製造で、リブ付,地紋付等の凹凸のあるデザイン扉や、
重厚な太いデザインの扉取付枠が自由に安価にできるよ
うにする。また、表面仕上げも一般塗装のみでなく、シ
ルクスクリーン等により、幅広い自由なテクチャーが表
現できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、扉およびこの扉を建
物躯体等へ取付ける際に使用する取付枠の構造にに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、扉の構造は、木製や金属性の薄
板を両面に用いた、フラッシュバネルまたはハニカムパ
ネル等によって構成されている。また、その扉の取付け
枠の構造は、木製または金属製で構成されているものが
知られている。
【0003】
【この発明が解決しようとする課題】しかし、前述した
従来の木製や金属製の扉および扉取付枠を使用すると、
近年では軽量化のために扉および取付枠の肉厚を薄くす
る傾向にあることから、扉および扉取付枠のジョイント
部における止水性能が悪くなると共に、断熱性や遮音性
能も悪くなる。そして、このように断熱性能が悪いこと
は、結露が発生し易いこととなり、これに塵が混ざっ
て、扉回りが汚れ易くなる。
【0004】また、木製や金属製だと、腐食や発錆等に
よる耐侯性が劣ることとなると共に、火災時の耐火性能
や耐熱性能も悪いものとなる。
【0005】一方、従来の木製や金属製の扉では、リブ
付や地紋付等の凹凸のあるデザインにすると、非常に高
価なものとなる。また、木製や金属製の扉取付枠も太い
重厚なデザインにすると非常に高価なものとなる。さら
に、表面の仕上げも、塗装,クロス貼り等、限定される
こととなる。
【0006】この発明は前述した事情に鑑みて創案され
たもので、その目的は結露しにくく、水密や気密性およ
び耐火性に優れ、デザインも良好なものにすることので
きる扉および扉取付枠の構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、この発明にかかる扉および扉取付枠の構造は、扉お
よび扉取付枠を、繊維補強コンクリ−トによる流し込み
成形、または押し出し成形で製造すると共に、前記繊維
補強コンクリ−トによる成形で、彫りの深い(凹凸のあ
る)重量感のあるデザインにできるようにしてなってい
る。
【0008】そして、繊維補強コンクリ−ト製として、
耐火,耐熱性能の向上や、断熱性能の向上による結露防
止。または、遮音性能の向上や耐久性の向上を実現す
る。
【0009】一方、流し込み、または押し出し成形で製
造することにより、リブ付,地紋付等の凹凸のあるデザ
イン扉が自由にかつ安価にできる。また、扉取付枠も重
厚な太いデザインのものが自由に安価にできる。さら
に、表面仕上げも一般塗装のみでなく、シルクスクリー
ン等により、幅広い自由なテクチャーが表現できるよう
にしたものである。
【0010】
【実施例】以下、この発明の扉および扉取付枠の構造を
図示する実施例に基づいて説明する。
【0011】扉および扉取付枠の構造1(図1〜図6参
照)は、扉2および扉取付枠3が、鋼繊維や炭素繊維若
しくはガラス繊維などの補強繊維を混入することにより
補強してなる、繊維補強コンクリ−ト4による流し込み
成形、または押し出し成形で製造されている。また、繊
維補強コンクリ−ト4による成形で、彫りの深い(凹凸
のある)重量感のあるデザインとなっている。
【0012】そして、図1および図2は、横リブ5付き
である扉2の取付け構造を示すものである。ここでは、
扉取付枠3である上枠6には、扉取付部6aと中空部を有
する中空肉厚部6bとが、上枠6の長手方向に連続して形
成されており、扉取付部6aに、横リブ5付きの扉2が取
り付けられている。
【0013】また、竪枠7には、扉取付部7aと中空部
を有する中空肉厚部7bとが、竪枠7の長手方向に連続し
て形成されている。そして、扉取付部7aに扉2が嵌め込
まれている。
【0014】なお、上枠6,下枠8および竪枠7と、扉
2の端部材2aは、コンクリ−ト中に鋼繊維、炭素繊維若
しくはガラス繊維などの補強繊維を混入した繊維補強コ
ンクリ−ト4の、押し出し成形によって製造されてい
る。また、扉2は繊維補強コンクリ−ト4の流し込み成
形によって製造されている。
【0015】図3および図4は、この発明の他の実施例
を示すもので、割肌調の地紋付である扉2の取付け構造
を示すものである。そして、ここでは、上枠6と竪枠7
とを太い見付の枠に形成されている。また、扉2の端部
材2aは、アルミの押し出し成形となっている。
【0016】図5および図6は、中空部2bを有する扉2
の取付け構造を示すもので、この扉2は押し出し成形に
よって製造されている。ここでも、上枠6,下枠8およ
び竪枠7に繊維補強コンクリ−ト4による押し出し成形
材を使用しているが、一般の木製や金属製でも良い。
【0017】
【発明の効果】この発明の扉および扉取付枠の構造は、
以上のような構成からなるもので、以下に述べる効果を
有する。
【0018】 扉取付枠として、繊維補強コンクリー
トからなる押し出し形材が使用されているため、アルミ
やスチール製のように結露が発生しにくく、結露水によ
って扉まわりが汚れることはない。また、強度もアルミ
製などに劣らず、扉を確実・強固に固定することがてき
る。さらに、アルミなどの金属製のものより かに耐
火, 耐熱性にすぐれている。
【0019】 扉および扉取付枠は、炭素繊維などの
補強繊維を混入した繊維補強コンクリ−トによって押し
出し成形されるため、生産が容易であると共に、複雑な
断面形状のものも簡単に成形できる。そのため、リブ
付,地紋付等の凹凸のあるデザイン扉が自由かつ安価に
でき、しかも、扉取付枠も重厚な太いデザインのものが
自由に安価にできる。
【0020】 断熱性や耐侯性を向上させることがで
きると共に、電波障害性能も向上させることができる。
【0021】 前述した〜により、従来の金属製
扉では困難であった、外壁に付く扉、特に非常用進入口
や排煙口等を、外壁と同じ仕上げ,テクチャーのもので
作ることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の扉および扉取付枠の構造を示す部分
省略縦断面図である。
【図2】図1で示した扉および扉取付枠の構造の部分横
断面図である。
【図3】この発明の扉および扉取付枠の構造における別
態様の構造を示す部分省略縦断面図である。
【図4】図3で示した扉および扉取付枠の構造の部分横
断面図である。
【図5】この発明の扉および扉取付枠の構造における別
態様の構造を示す部分省略縦断面図である。
【図6】図5で示した扉および扉取付枠の構造の部分横
断面図である。
【符号の説明】
1…扉および扉取付枠の構造、2…扉、2a…端部材、3
…扉取付枠、4…繊維補強コンクリ−ト、5…横リブ、
6…上枠、6…扉取付部6a、6b…中空肉厚部、7…竪
枠、7a…扉取付部、7b…中空肉厚部、8…下枠。
フロントページの続き (72)発明者 杉下 俊一 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 秋浜 繁幸 東京都港区元赤坂1丁目1番5号 富士陰 ビル 株式会社エフ・アール・シー内 (72)発明者 荒井 高広 東京都港区元赤坂1丁目1番5号 富士陰 ビル 株式会社エフ・アール・シー内 (72)発明者 関本 公隆 東京都港区元赤坂1丁目1番5号 富士陰 ビル 株式会社エフ・アール・シー内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉および扉取付枠を、繊維補強コンクリ
    −トによる流し込み成形、または押し出し成形で製造す
    ると共に、前記繊維補強コンクリ−トによる成形で、彫
    りの深い(凹凸のある)重量感のあるデザインにできる
    ようにしてなることを特徴とする扉および扉取付枠の構
    造。
JP4196995A 1992-07-23 1992-07-23 扉および扉取付枠の構造 Expired - Lifetime JP2796473B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4196995A JP2796473B2 (ja) 1992-07-23 1992-07-23 扉および扉取付枠の構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4196995A JP2796473B2 (ja) 1992-07-23 1992-07-23 扉および扉取付枠の構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0642265A true JPH0642265A (ja) 1994-02-15
JP2796473B2 JP2796473B2 (ja) 1998-09-10

Family

ID=16367080

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4196995A Expired - Lifetime JP2796473B2 (ja) 1992-07-23 1992-07-23 扉および扉取付枠の構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2796473B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5653074A (en) * 1993-06-29 1997-08-05 Yoon; Suk Kyu Doorframe
KR102199950B1 (ko) * 2019-10-07 2021-01-11 한국건설기술연구원 개폐장치의 손상 방지 및 밀폐기능이 향상된 방폭문
AT523183A4 (de) * 2020-04-02 2021-06-15 Biprotec Gmbh Brandschutztür

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4825020A (ja) * 1971-08-04 1973-04-02
JPS5682432A (en) * 1979-12-08 1981-07-06 Sumitomo Metal Ind Ltd Hammer for impact tester
JPS59141682A (ja) * 1984-01-17 1984-08-14 小林ブロツク工業株式会社 ア−チ状扉、窓等の構築方法
JPS6265961A (ja) * 1985-09-18 1987-03-25 清水建設株式会社 耐火性無機質建材
JPH02267146A (ja) * 1989-04-10 1990-10-31 Denki Kagaku Kogyo Kk 高強度繊維補強コンクリート組成物とそれを使用した製品及びその製品の製造方法
JPH02141091U (ja) * 1989-04-28 1990-11-27

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4825020A (ja) * 1971-08-04 1973-04-02
JPS5682432A (en) * 1979-12-08 1981-07-06 Sumitomo Metal Ind Ltd Hammer for impact tester
JPS59141682A (ja) * 1984-01-17 1984-08-14 小林ブロツク工業株式会社 ア−チ状扉、窓等の構築方法
JPS6265961A (ja) * 1985-09-18 1987-03-25 清水建設株式会社 耐火性無機質建材
JPH02267146A (ja) * 1989-04-10 1990-10-31 Denki Kagaku Kogyo Kk 高強度繊維補強コンクリート組成物とそれを使用した製品及びその製品の製造方法
JPH02141091U (ja) * 1989-04-28 1990-11-27

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5653074A (en) * 1993-06-29 1997-08-05 Yoon; Suk Kyu Doorframe
KR102199950B1 (ko) * 2019-10-07 2021-01-11 한국건설기술연구원 개폐장치의 손상 방지 및 밀폐기능이 향상된 방폭문
AT523183A4 (de) * 2020-04-02 2021-06-15 Biprotec Gmbh Brandschutztür
AT523183B1 (de) * 2020-04-02 2021-06-15 Biprotec Gmbh Brandschutztür

Also Published As

Publication number Publication date
JP2796473B2 (ja) 1998-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2656421B2 (ja) ガラス取付部構造
JPH0642265A (ja) 扉および扉取付枠の構造
JPS5844772Y2 (ja) 鏡板付窓枠
JP3037267B2 (ja) 建物のオーバーハング部及び窓回り部の化粧部材
JP3079805U (ja) 壁の構造
US5921039A (en) Prefabricated door frame assembly
CN212613301U (zh) 一种集成吊顶铝扣板结构
CN212613303U (zh) 一种新型天花扣板结构
CN208415581U (zh) 一种石膏基隔音墙体
JP2908770B2 (ja) ガラス取付部構造
JPS6223995Y2 (ja)
JP3336533B2 (ja) 見切り縁部材
JPH05141026A (ja) カーテンウオールにおける面材の縁枠式外れ止め保持構造
JP2596337Y2 (ja) 建物のアクセント手摺
JPH0314507Y2 (ja)
JP2954762B2 (ja) 壁体の開口上部構造
JP2000045645A (ja) 木調鋼製ドア構成
JP2583078Y2 (ja) 建築用外装パネル
JPH0810061B2 (ja) 空調器のカバー構造
JPS642059Y2 (ja)
KR930002219Y1 (ko) 조립식 건출물 판넬
JPS5838101Y2 (ja) 手摺
JPS6133459Y2 (ja)
JPS5811903Y2 (ja) 金属製戸袋
JPS6041425Y2 (ja) 合成樹脂製窓枠

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980602