JP3079805U - 壁の構造 - Google Patents

壁の構造

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JP3079805U JP2001000886U JP2001000886U JP3079805U JP 3079805 U JP3079805 U JP 3079805U JP 2001000886 U JP2001000886 U JP 2001000886U JP 2001000886 U JP2001000886 U JP 2001000886U JP 3079805 U JP3079805 U JP 3079805U
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JP2001000886U
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フェルディナンド モウリッツ ベルンド
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永裕興業股▲ふん▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上の階と下の階に架設され、良好な外観と密
封性、防音性、保温性、絶縁性を有する、優れた組合せ
式壁の構造の提供。 【解決手段】 内層板、外層板、充填材層に関係部品が
組み合わされて組成され、内層板が断面が逆U形長形ラ
ッカー板とされ、その側板の末端が折り曲げられ小係止
板とされ、内層板が相互に並列配置された後、挟持条で
内層板の辺縁の係止板が閉じ合わされて固定され、内層
板が組み合わされた後に室内方向から見ると平坦面が形
成され、外側の凹面に補充材層が設けられ、さらに外層
板で閉合されて、組合せが快速で、外観がよく、密封性
の良好な壁を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種の壁の構造に係り、特に、組合せが快速で、且つ組合せ後に内側 (室内)に塗装が必要でない壁の構造であって、内層板が縦向きに並列に組み付 けられた後に、外側凹面に充填材層が設置され、さらに外観のよい外層板で閉じ 合わせてビルの外壁面を形成し、良好な外観と密封性、防音性、保温性、絶縁性 を有する、優れた組合せ式壁の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般のビル建築では、各階の鉄骨或いは鉄筋或いはコンクリート層の架設が完 成した後、外壁及び仕切り壁を構築する。このようなビルの壁のほとんどは鉄筋 条にコンクリートを組み合わせるか、或いはブロックとセメントを組み合わせて 形成される。しかし、伝統的な施工方法では、コンクリート或いはセメントブロ ックを組み合わせた壁は、施工時の水分が比較的多く、ゆえにこのステップを完 成した後に、いずれもある時間をかけて乾燥させねばならない(晴天であっても 数日はかかる)。もし内部が完全に凝固しないうちに他の施工ステップを進行す ると、往々にして震動により内部構造が破壊されてビルの強度に影響が生じ、多 くの潜在的危険を形成する。このため、ビル施工において周壁を形成する時には 、相当に時間がかかり、且つ煩多な工程を経なければならなかった。こうして施 工を完成しても、一般にセメント、ブロックの壁は防音と断熱の効果が不良のこ とが多く、このため内装、特に、基本的な壁面塗装が必要であった。しかしこの ような塗装作業或いは防音及び外観を良くするための内装は、多くの時間と手間 、費用がかかり、このため周知のビルの壁面施工には実際には多くの未完全なと ころがあった。例えば、施工時間が長く、壁形成作業が煩雑で、室内壁面塗装作 業が必要で、防音断熱効果が不良であるなどの多くの欠点を有していた。これら はいずれも周知の壁構造の設計の未完全によりもたらされる欠点である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 本考案の主要な目的は、内層板、外層板及び充填材層に関係部品を組み合わせ てなる壁の構造を提供することにあり、そのうち、内層板の断面が、逆U形長形 ラッカー板とされ、その側板の末端が折り曲げられ小係止板とされ、内層板が相 互に並列配置された後、挟持条で内層板の辺縁の係止板が閉じ合わされて固定さ れ、内層板が組み合わされた後に室内方向から見ると平坦面が形成され、外側の 凹面に、防音、断熱効果、絶縁効果を有する補充材層が設けられ、さらに一定幅 の外層板で閉合されて、速やかに強固な壁の構造が形成される。
【0004】 本考案のもう一つの目的は、内層板がラッカースチール板とされ、ゆえにその 組合せ後に、内側(室内)から見ると、整然とした光沢のあるラッカー板面とさ れ、室内壁面に別に塗装を行う必要がなく、塗装施工を省略できる壁の構造を提 供することにある。
【0005】 本考案のさらにもう一つの目的は、内層板の中央面板に若干の凹凸紋が設けら れ、これにより外観がよい効果が提供されるだけでなく、スチール板の強度が増 す効果が得られる壁の構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、内層板、外層板間に充填材層が設けられ、関係部品が組み 合わされてなる壁の構造において、 内層板は断面が逆U状の長形ラッカー板片とされ、その中央面板の両辺の側板 末端が同一側に向けて折り曲げられて係止板が形成され、且つ内層板が相互に並 列配置されて該係止板で相互に組み合わされ、 複数の挟持条が設けられ、該挟持条はその断面がU字形とされ、中央に凹溝が 形成された弾性手段とされ、該挟持条の凹溝に二つの内層板の相互に重ね合わさ れた係止板端が挿入されて、該内層板間に空隙がなくされ、 以上の構造が組み合わされた後に、充填材層が内層板の断面が逆U状の凹溝内 に設けられ、外層板がネジで内層板の係止板部分にネジ止めされて接合されたこ とを特徴とする、壁の構造としている。 請求項2の考案は、前記内層板の中央面板に補強用及び外観を良くするための 若干の凹凸紋が設けられたことを特徴とする、請求項1に記載の壁の構造として いる。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案はビルの外壁に設けることが可能であるが、内部の仕切り壁としても運 用可能である。以下に図を参照して本考案の実施例を説明するが、本考案の長さ 及び比率は実際の必要に応じて延長或いは短縮可能であり、図示される実施例は 本考案を説明するために提示されたものである。
【0008】 図1に示されるように、本考案の壁の構造は、二つの階のフロア板72、73 の間に設けられうる。その構造は、内層板10、外層板40、充填材層20及び 挟持条30及び関係部品が組み合わされてなる。図1、2を参照されたい。該内 層板10は長形ラッカー板片とされ、その断面は、中央に適宜幅の面板11が形 成され、面板11の両辺が立てられて側板12、13が形成され、略逆U形の形 状が形成され、別のその二つの側板12、13の末端が同じ一側に向けて折り曲 げられて係止板14、15が形成されている。該内層板10は相互に並列配置さ れ、そのうち一つの内層板10の係止板15にもう一つの内層板10の係止板1 4搭載される方式で組み合わされる。
【0009】 図1、2、5に示されるように、挟持条30はその断面において一側に長挟持 辺31が、もう一側に短挟持辺32が形成されて中央に凹溝33が形成されてい る、弾性手段とされ、即ち該挟持条30はその凹溝33に二つの内層板10の末 端の重畳した係止板14、15が嵌め込まれ、並びにその長挟持辺31と短挟持 辺32で二側を挟持することにより、これら内層板10間の空隙をなくす。また 、図2に示されるように、内層板10の内側(即ち室内)からこれを見ると、面 板11が併合されて一つの平坦な壁面が形成され、それはラッカー面とされ、ゆ えに表面が十分に光沢があり平坦であり、施工前に、消費者が事前に選定した美 しい色彩のもので実施される。
【0010】 さらに、図4に示されるように、内層板10の別の実施例では、その中央の面 板11に若干条の凹凸紋16が形成され、外観が増進されているほか、スチール 板強度を増進する効果が得られる。
【0011】 図1、3に示されるように、内層板10の面板11及び二つの側板12、13 間に形成される凹溝内に、防音、断熱効果、絶縁の充填材層20が嵌め込まれる 。その材質は市販されている材料より選択される。
【0012】 図1、3、6に示されるように、外層板40もまた長条形板片とされ、外層板 40もまた長条形板片とされ、内層板10、外層板40の接合をより強固となす ため、内層板10が縦軸直立式排列とされるならば、外層板40は縦軸横向き排 列とされ、その交叉ネジ止め構造をさらに強固となす。外層板40の断面構造は 図6に示されるようであり、コ形体に形成され、上端がさらに折り曲げられて、 その中央板面と平行な翼片41が形成され、該翼片41に若干の略「3」形の上 嵌め条50が設けられ、上嵌め条50の上方内側が翼片41の上方端部に当接し 並びにネジ70が上嵌め条50、翼片41を貫通して内層板10の係止板14、 15に螺設され、並びに上嵌め条50の下端と翼片41間に嵌め溝51が形成さ れる。
【0013】 外層板40のコ形断面下端内側に若干の逆向きL形の下嵌め条60が設けられ 並びにリベット71で固定され、即ち、横向きに置かれた外層板40がその下縁 のL形の下嵌め条60で上向きにもう一つの上嵌め条50の形成する嵌め溝51 中に進入し、外層板40の上嵌め条50に挿入された上端が、内層板10に固定 され、このような交叉重畳により、多くの長所を有する壁が組成される。
【0014】 本考案の外層板はまた図7に示される別の実施例が可能であり、即ち、断面が U形体とされる二つの長形挟持棒80、81が設けられ、それが交叉するよう相 互に重ね合わされた後、中央を貫通するネジ84で内層板の組み合わされた二つ の係止板14、15にネジ止めされ、別に二つの挟持棒80、81間に軟質ワッ シャ82が組み合わされて、外表板83が挟設され(この外表板83はガラス或 いはその他の装飾板とされうる)、これにより外層板が更に多様な組合せ可能と なり、異なる外観造形を形成する。
【0015】 このほか、本考案の外層板は直接その他の、例えば周知の板片を外側に組み合 わせても、十分に実用性を有する。
【0016】
【考案の効果】
本考案は以下のような優れた点を有している。 1.本考案は組合せ式構造とされ、相互間がいずれもネジ、リベット或いは嵌 止め式に接合され、組立上、十分便利であり、ゆえに周知のコンクリート或いは タイル方式のものより施工時間を多く節約できる。 2.本考案の内層板は少なくとも内側面がラッカー面とされ、ゆえに組立後に 、その内側即ち室内側に塗装の必要がなく、且つ壁面が平坦で光沢があり、また 、美しい色彩を選択できるもう一つの長所を有している。 3.本考案は内層板、外層板の間に防音、断熱効果、絶縁の充填材層が設けら れ、この構造は部屋の施工にあって直接完成でき、便利であり、コストが低い。 4.本考案の内層板、外層板は長条形構造とされ、並びに相互に縦横に交錯接 合されるため、その結合強度が強化されている。 5.本考案は内層板の中央面板に若干の凹凸紋が形成され、装飾作用を有する だけでなく、その縦向の荷重強度が良好である。
【0017】 本考案は実用性、新規性、進歩性、産業上の利用価値を有する考案であり、実 用新案登録の要件を具備している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の構造の実施例図である。
【図2】本考案の室内側から見た内層板の構造図であ
る。
【図3】本考案の断面構造図である。
【図4】本考案の内層板のもう一つの実施例の構造断面
図である。
【図5】本考案の挟持条の構造図である。
【図6】本考案の外層板の構造図である。
【図7】本考案の外層板のもう一つの構造実施例図であ
る。
【符号の説明】
10 内層板 11 面板 12 側板 13 側板 14 係止板 15 係止板 16 凹凸紋 20 充填材層 30 挟持条 31 長挟持辺 32 短挟持辺 33 凹溝 40 外層板 41 翼片 50 上嵌め条 51 嵌め溝 60 下嵌め条 70 ネジ 71 リベット 80 挟持棒 81 挟持棒 82 軟質ワッシャ 83 外表板 84 ネジ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内層板、外層板間に充填材層が設けら
    れ、関係部品が組み合わされてなる壁の構造において、 内層板は断面が逆U状の長形ラッカー板片とされ、その
    中央面板の両辺の側板末端が同一側に向けて折り曲げら
    れて係止板が形成され、且つ内層板が相互に並列配置さ
    れて該係止板で相互に組み合わされ、 複数の挟持条が設けられ、該挟持条はその断面がU字形
    とされ、中央に凹溝が形成された弾性手段とされ、該挟
    持条の凹溝に二つの内層板の相互に重ね合わされた係止
    板端が挿入されて、該内層板間に空隙がなくされ、 以上の構造が組み合わされた後に、充填材層が内層板の
    断面が逆U状の凹溝内に設けられ、外層板がネジで内層
    板の係止板部分にネジ止めされて接合されたことを特徴
    とする、壁の構造。
  2. 【請求項2】 前記内層板の中央面板に補強用及び外観
    を良くするための若干の凹凸紋が設けられたことを特徴
    とする、請求項1に記載の壁の構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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