JPH0640682U - 改良伝熱装置 - Google Patents
改良伝熱装置Info
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- JPH0640682U JPH0640682U JP004543U JP454393U JPH0640682U JP H0640682 U JPH0640682 U JP H0640682U JP 004543 U JP004543 U JP 004543U JP 454393 U JP454393 U JP 454393U JP H0640682 U JPH0640682 U JP H0640682U
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F3/00—Plate-like or laminated elements; Assemblies of plate-like or laminated elements
- F28F3/08—Elements constructed for building-up into stacks, e.g. capable of being taken apart for cleaning
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱交換器又は蒸発器等の伝熱装置用の板を提
供することを目的とする。 【構成】 略適合するガスケット(8)を受容し隣接す
る同様の板を封止するようその周りに幾分突出する溝
(32)により少なくとも部分的に画成されており、該
溝(32)は内側壁及び外側壁(31)からなり、そし
て溝(32)の外側壁(31)には数個の横方向ベイ
(30)が設けられ、ガスケット(8)は該ベイ(3
0)に係合及び嵌合し対応して離間した数個の突出部が
形成され、該突出部はガスケット(8)を該ベイ(3
0)の位置で板に局部的に、機械的に固定する手段を含
み、それぞれの該横方向ベイ(30)の基部は溝(3
2)の外側壁(31)の基部(34)の高さと、そのフ
ランジ部(12)の高さとの中間の高さにあるからな
る。
供することを目的とする。 【構成】 略適合するガスケット(8)を受容し隣接す
る同様の板を封止するようその周りに幾分突出する溝
(32)により少なくとも部分的に画成されており、該
溝(32)は内側壁及び外側壁(31)からなり、そし
て溝(32)の外側壁(31)には数個の横方向ベイ
(30)が設けられ、ガスケット(8)は該ベイ(3
0)に係合及び嵌合し対応して離間した数個の突出部が
形成され、該突出部はガスケット(8)を該ベイ(3
0)の位置で板に局部的に、機械的に固定する手段を含
み、それぞれの該横方向ベイ(30)の基部は溝(3
2)の外側壁(31)の基部(34)の高さと、そのフ
ランジ部(12)の高さとの中間の高さにあるからな
る。
Description
【0001】
本考案は熱交換器又は蒸発器等の伝熱装置用の板に関する。 かかる伝熱装置では、両方とも液体又は一方が液体流で他方が気体流又は2つ の気体流又は場合により一方又は両方が液相及び気相の混合である2つの薄く幅 の広い流れの間で熱で伝えられる。流れは、板の隣り合う面間に流れ用空間がで きるように離間しつつ対面するようにして組み付けられた板により分離される。 流れ用空間の境界は、流れ用空間と入口及び出口ポートとの間の流れ用空間を囲 む柔軟性又は弾性を有するガスケットにより包囲封止される。隔板式熱交換器で は通常板の各隅に1つ設けられるポートは、ガスケットにより同様に囲まれるか 又は部分的に囲まれる。
【0002】 隔板式熱交換器で使用されるのと略同様な構成が組織培養容器でも使用される が、これは大きな表面積が有利に使用される。かかる容器においてはガスケット 材は病原性生物を含みえ、場合によっては流れクリーニングに伴なう熱衝撃をこ うむることもある。従ってガスケットの封止性能をゆるがせにしないことが極め て重要である。
【0003】
各ガスケットは、通常板にプレス成形された溝内に設けられた単一体構成であ る。 ガスケットは通常成形法により製造されるが、板の寸法又は用いられる製造技 術に応じガスケットは2つ以上のより小さい部材から組立てられることもある。 ガスケットは通常弾性材から形成される。
【0004】 流れ用空間内の流体圧に対する封止力はガスケットを板面への垂直方向に圧す ることで得られ、ガスケットが溝内の適正な封止位置からとび出すことに対する 抵抗力は通常接着方式でガスケットを板面に固定することで強化されるが、これ は幾つかの応用例では漏れを起こすガスケットの移動を最小限にするために必要 である。かかる移動が生じるのは、1つのガスケットの装着状態の変化が両側の ガスケットの状態を変えること、及びより重要なことはガスケットがこの薄板材 から形成されるため柔軟性を有する溝内に組付けられることによる。この接着方 式は、接着剤のガスケット及び板面両方への塗布と2つの部材の組み合わせから なりしばしば複雑で時間がかかる。使用される方式によっては組立前に各部材の 接合面を調製しなければならず、また組立てられる部材は組立後の接着剤の硬化 のための工程を経ねばならない。
【0005】 上記の説明は始めの製造工程についてのものである。弾性ガスケット材が時間 経過とともに使用中硬化変形するための利用者の工場において隔板式熱交換器を 使用するとガスケットの交換が必要となる。古いガスケットを取り除くには接着 剤の破壊及び溝のクリーニングが必要である。また、新たに組付けられるガスケ ットは、製造業者により始めの製造時に行われる如き最良の接着方法をほどこさ れるとは限らない。
【0006】
本考案の目的の1つは、接着方式を必要としないようなガスケットの板への機 械的係合を提供することである。 開口に挿入されるべき弾性ガスケットより小なる寸法の開口を有する封止溝を 1つの部材の表面に形成することは産業上周知である。従ってガスケットは自身 の弾性により解除可能に固定される。かかる溝は、ワンヒットプレス法では容易 には製造ができずプレスされた板に形成するのは困難である。
【0007】 隔板式熱交換器の製造において、若干過大な突出部の溝の床面に設けられた開 口中へ押圧することで基体材料の開口へ弾性ガスケットを取付けることは公知で ある。 またガスケットは表面に、マスク等により又はガスケットに取付けられ又は一 体的であり封止領域の外側の表面に固定されるタブ等により固定されることが示 唆されている。後者の方法はドイツ特許第832975号に示されている。
【0008】 米国特許第4377204号に最も良く示されている如き別の公知のガスケッ トは、タブがトラフ中にあり上記の公知の過大突出部方法により取付けられるこ とを教示する。 本考案によれば、略適合するガスケットを隣接する板を封止するよう受容する 溝により少なくとも部分的に画成され、 a) 上記溝は内側壁及び外側壁からなり、 b) 溝の外側壁には数個の横方向ベイが設けられ、ガスケットは上記ベイに 係合及び嵌合し対応して離間した数個の突出部が形成され、 c) 各ベイは基部は溝の外側壁の基部と異なる高さにあり、 d) 各ベイは周囲と連通してないため上記ベイのそれぞれに沿いガスケット 材が移動することが制限される、伝熱板が提供される。
【0009】
本考案によればまた、溝により少なくとも部分的に画成される伝熱板とともに 使用され、ガスケット溝の外側壁に設けられた数個のベイに対応する数個の離間 した突出部を有し圧縮性材料からなり、離間した突出部は溝内へのガスケット設 置時上記ベイに係合及び嵌合し、上記突出部はそれぞれ上記板の平面に対し垂直 に方向においてガスケット本体より小なる厚さを有する、ガスケットが提供され る。
【0010】 上記ベイの少なくとも1つにガスケットの対応する嵌合突出部を固定する手段 が設けられているのが便利である。 ある実施例では、ガスケットの対応する嵌合突出部を固定する手段は、ガスケ ットに設けられるスタッドと協働する板の開口からなる。 別の実施例ではガスケットには、隣接する板に係合及び封止をするように尖っ た頂面が設けられる。
【0011】
本考案はここに開示されるガスケット及び伝熱板の組合わせを含む。 以下添付の図面を参照して説明する。 図1は、板1が通常の出口ポート2及び弾性ガスケット4に囲まれた中央伝熱 領域3を有する従来の伝熱板を示す。ガスケット(点線で示す)を通るX−X断 面図である図2に示す如く、ガスケット4はプレスされた溝5内に設置され、孔 11を貫通する過大突出部6によりトラフ7に位置する固定点で板に取付けられ る。
【0012】 この構成の問題点の1つは、流れ用空間で生じる大きな超過圧力がトラフ7に 沿いガスケットを押し出してこれらの固定点における封止を損なうことである。 別の周知の板の設計では図3に示す如く、ガスケット溝19の垂直壁20に1 1で示す如き横方向拡大部が設けられる。これによりガスケット溝の幅は部分的 に拡大する。これらの拡大部の幾つか又は全部の間に、溝縁部20が番号21及 び図4に示す如くガスケット溝内に横方向ベイ21ができるように形成される。 本考案の好ましい例においては、横方向ベイ21には開口25が、ガスケット には突起10が、突起は開口内に入るとき僅かに圧縮されてガスケット8と板3 は組立てられたままになるがガスケットを板から引き抜くことが分解できるよう な寸法で製造される。
【0013】 ガスケット溝の幅広部分は通常板毎に位置が変えられるため、本実施例では開 口25及び突起10はガスケットの封止面の一方の側へ良好に除去されるので突 起10は板の集まりが動作条件まで締着される際圧着による影響を受けない。 開口25の位置はベイ21の基部に限定されるものではなく上記ベイの後壁2 7に設けられても、またベイが側壁を有する場合にはかかる側壁に設けられても よい。
【0014】 図5及び図6に示した本考案の別の例では、ベイ30は2つの拡大部の間には 位置せず、基部34を有するガスケット溝32の平坦な外壁31に設けられる。 開口33はベイの基部に設けられるためガスケットは伝熱板に固定することが可 能である。また本実施例ではベイ30は図3の実施例の如く曲線的ではなく直線 的である。
【0015】 添付の図面に図示しここに説明した実施例は、ガスケットが番号27で示した 後壁に封止的に係合するという共通の特徴を有する。この係合によりガスケット 材料が溝のベイに沿いとび出すのが制限されてそれらの点でのガスケットの「噴 出」が防止される。またベイの床面(例えば図5の33)の溝の床面(図6の3 4)と常に高さが異なる。この高さの違いによりガスケットと伝熱板との係合が 容易になる。即ち、横方向ベイ30の基部は溝32の外側壁31の基部34の高 さと、そのフランジ部12の高さとの中間の高さにあり、該フランジ部12と該 ベイ30との間に板と一体的に形成された壁27や、各ベイは周囲と連通してな く、各突出部がその夫々の壁27と密接に係合し、更に該ベイ30の基部の高さ が回りの該フランジ部の高さと異なることでガスケット材の移動が制限される。
【0016】
様々な変形が本考案の範囲内で行なえる。例えばガスケットには、隣りの板の 溝内のガスケットからの突出部の端部を受容するよう隣りの板を封止するように された露出部に凹部を設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】公知の伝熱板の平面図である。
【図2】図1のX−X線による断面図である。
【図3】本考案によるガスケット溝の一例を示す正面図
である。
である。
【図4】ガスケットとともに示した図3のY−Y線によ
る拡大断面図である。
る拡大断面図である。
【図5】本考案によるガスケットの別の列を示す正面図
である。
である。
【図6】図5のZ−Z線による拡大断面図である。
3 板 8 ガスケット 10 突起 12 フランジ部 19,32 溝 20,27,31 壁 21,30 ベイ 25 開口 33,34 基部
フロントページの続き (72)考案者 エヴアンス,ジヨフレイ リチヤード イギリス国,ウエスト サセツクス,クロ ーレイ,パウンド ヒル,セントメリーズ ドライブ 22番地
Claims (1)
- 【請求項1】 略適合するガスケット(8)を受容し隣
接する同様の板を封止するようその周りに幾分突出する
溝(32)により少なくとも部分的に画成されており、
該溝(32)は内側壁及び外側壁(31)からなり、そ
して溝(32)の外側壁(31)には数個の横方向ベイ
(30)が設けられ、ガスケット(8)は該ベイ(3
0)に係合及び嵌合し対応して離間した数個の突出部が
形成され、該突出部はガスケット(8)を該ベイ(3
0)の位置で板に局部的に、機械的に固定する手段を含
み、それぞれの該横方向ベイ(30)の基部は溝(3
2)の外側壁(31)の基部(34)の高さと、そのフ
ランジ部(12)の高さとの中間の高さにある伝熱板で
あって、各ベイは周囲と連通してなく、各突出部がその
夫々の壁(27)と密接に係合するためベイに沿ってガ
スケット材が移動することが制限されるよう該フランジ
部と該ベイとの間に板と一体的に形成された壁(27)
によりその外端で閉じられることを特徴とする伝熱板。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB8322580 | 1983-08-23 | ||
GB08322580A GB2145511B (en) | 1983-08-23 | 1983-08-23 | Improved heat transfer apparatus |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0640682U true JPH0640682U (ja) | 1994-05-31 |
JPH0717956Y2 JPH0717956Y2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=10547696
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59503156A Pending JPS61500035A (ja) | 1983-08-23 | 1984-08-22 | 改良伝熱装置 |
JP1993004543U Expired - Lifetime JPH0717956Y2 (ja) | 1983-08-23 | 1993-02-15 | 改良伝熱装置 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59503156A Pending JPS61500035A (ja) | 1983-08-23 | 1984-08-22 | 改良伝熱装置 |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0134155B1 (ja) |
JP (2) | JPS61500035A (ja) |
KR (1) | KR930004211B1 (ja) |
AT (1) | ATE28358T1 (ja) |
BR (1) | BR8407032A (ja) |
CA (1) | CA1266044A (ja) |
DE (1) | DE3464798D1 (ja) |
DK (1) | DK155469C (ja) |
GB (1) | GB2145511B (ja) |
WO (1) | WO1985001100A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012512382A (ja) * | 2008-12-16 | 2012-05-31 | アルファ・ラバル・コーポレイト・エービー | プレート熱交換器のためのプレート及びガスケット |
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GB2075656B (en) * | 1980-05-01 | 1983-12-21 | Apv Co Ltd | Improved heat transfer apparatus |
-
1983
- 1983-08-23 GB GB08322580A patent/GB2145511B/en not_active Expired
-
1984
- 1984-08-21 AT AT84305698T patent/ATE28358T1/de not_active IP Right Cessation
- 1984-08-21 DE DE8484305698T patent/DE3464798D1/de not_active Expired
- 1984-08-21 EP EP84305698A patent/EP0134155B1/en not_active Expired
- 1984-08-22 WO PCT/GB1984/000293 patent/WO1985001100A1/en unknown
- 1984-08-22 JP JP59503156A patent/JPS61500035A/ja active Pending
- 1984-08-22 BR BR8407032A patent/BR8407032A/pt not_active IP Right Cessation
- 1984-08-22 KR KR1019850700017A patent/KR930004211B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1984-08-23 CA CA000461671A patent/CA1266044A/en not_active Expired - Lifetime
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1985
- 1985-04-22 DK DK179685A patent/DK155469C/da not_active IP Right Cessation
-
1993
- 1993-02-15 JP JP1993004543U patent/JPH0717956Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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EP0134155A1 (en) | 1985-03-13 |
JPS61500035A (ja) | 1986-01-09 |
KR850700065A (ko) | 1985-10-21 |
DK155469C (da) | 1989-08-14 |
ATE28358T1 (de) | 1987-08-15 |
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WO1985001100A1 (en) | 1985-03-14 |
GB2145511A (en) | 1985-03-27 |
DK179685D0 (da) | 1985-04-22 |
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KR930004211B1 (ko) | 1993-05-21 |
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BR8407032A (pt) | 1985-07-30 |
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