JPH0638166U - 電気機器の取付構造 - Google Patents

電気機器の取付構造

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JPH0638166U
JPH0638166U JP8099492U JP8099492U JPH0638166U JP H0638166 U JPH0638166 U JP H0638166U JP 8099492 U JP8099492 U JP 8099492U JP 8099492 U JP8099492 U JP 8099492U JP H0638166 U JPH0638166 U JP H0638166U
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mounting
electric device
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groove portion
mounting structure
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JP8099492U
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Inventor
秀秋 納富
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株式会社中村電機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は断面U字形状の取付レ−ルに取り付け
られる電気機器の取付構造に関し、特にDINル−ルに
基づいて取り付けられる電気機器の取付構造の改良に関
し、電気機器を取付レ−ルに前後左右からの外力に対し
て確実且つ安定した取付ができる電気機器の取付構造を
提案すること目的とする。 【構成】取付レ−ルが挿通される電気機器の凹溝部に交
叉する方向に取付溝部を形成し、この取付溝部内側に湾
曲状に延出する一対の支持突片及びこの支持突片の取付
中央部に可動爪部を有するスライド保持部が取付溝部に
出没自在に係合することにより、電気機器の凹溝部に取
付レ−ルが挿通取り付けられた状態において一対の支持
突片が凹溝部の側壁面を開脚支持して所定の弾性力で押
圧固定し、前後に対する外力と共に左右に対する外力に
対しても電気機器の取付レ−ルへの取付を確実且つ安定
して行うことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は断面U字形状の取付レ−ルに取り付けられる電気機器の取付構造に関 し、特にDINル−ルに基づいて取り付けられる電気機器の取付構造の改良に関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の電気機器の取付構造としては実開昭62−126881号公報 その他に開示される種種のものがあった。この従来の取付構造に係る電気機器の 取付態様一部断面図を図4(A),(B)に示す。 同図において従来の電気機器の取付構造は、電気機器1の裏面部に凹溝部10 を有し、この凹溝部10の一側端面に固定爪17が形成され、前記凹溝部10の 他側内側端面に可動爪18が形成されると共に、前記凹溝部10の基底内側面に 弾性片19が形成される構成である。
【0003】 次に、前記構成に基づく従来取付構造による取付レ−ルへの取付動作について 説明する。なお、この取付レ−ルはDINル−ルに基づく所定の形状を有し、配 電盤などの端子ボックスに螺子止めされる。 まず、前記取付レ−ル3の一方の固定突片31に電気機器1の固定爪17を係 合させ、この係合状態の固定突片31を支点として図示矢印E方向に回動させ、 取付レ−ル3の他方の固定突片32に電気機器1の可動爪18を押圧係合させ、 固定突片31,32を固定爪17,可動爪18との間で挟持固定して電気機器1 を取付レ−ル3に取り付ける。この取付状態において、電気機器1の弾性片19 の弾性力により取付レ−ル3の固定突片31を押圧固定することにより電気機器 1の爪溝幅又は取付レ−ル3の板厚の相違があっても安定した状態で取付が可能 となる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 従来の電気機器の取付構造は以上のように構成されていたことから、電気機器 1裏面側から弾性片19が取付レ−ル3の固定突片31を押圧固定することとな り、取付の前後方向に対する係合状態を強固に固定できるとしても、取付の左右 方向の側方への係合については安定した取付ができず取付レ−ル上を側方へ滑動 して取付位置が変化するという課題を有していた。
【0005】 本考案は前記課題を解消するためになされたもので、電気機器を取付レ−ルに 前後左右からの外力に対して確実且つ安定した取付ができる電気機器の取付構造 を提案すること目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る電気機器の取付構造は、断面U字形状の取付基部に側方にそれぞ れ突出する一対の固定突片を有する取付レ−ルに対して、裏面部に凹溝部が形成 され当該凹溝部が前記一対の固定突片を挟持状態で係合して取り付けられる電気 機器の取付構造において、前記裏面部に凹溝部に交叉する方向に形成される取付 溝部と、前記凹溝部側へ出没自在に取付溝部に係合し、前記取付レ−ルへの取付 状態において取付レ−ルの固定突片の側端に当接係合する可動爪部及び当該可動 爪部の両端に形成されて前記凹溝部内側に湾曲状に延出する一対の支持突片を有 するスライド保持部とを備えるものである。
【0007】 また、他の本考案に係る電気機器の取付構造は、電気機器の裏面部に凹溝部に 交叉する方向に形成される取付溝部と、前記凹溝部側へ出没自在に取付溝部に係 合し、前記取付レ−ルへの取付状態において取付レ−ルの固定突片の側端に当接 係合する可動爪部及び当該可動爪部の両端に形成されて前記凹溝部内側に湾曲状 に延出する一対の支持突片を有するスライド保持部とを備え、この構成に加え、 前記スライド保持部が一対の支持突片の基部近傍に隣接して形成されるストッパ を備えるものである。
【0008】
【作用】 本考案においては、取付レ−ルが挿通される電気機器の凹溝部に交叉する方向 に取付溝部を形成し、この取付溝部内側に湾曲状に延出する一対の支持突片及び この支持突片の取付中央部に可動爪部を有するスライド保持部が取付溝部に出没 自在に係合することにより、電気機器の凹溝部に取付レ−ルが挿通取り付けられ た状態において一対の支持突片が凹溝部の側壁面を開脚支持して所定の弾性力で 押圧固定し、前後に対する外力と共に左右に対する外力に対しても電気機器の取 付レ−ルへの取付を確実且つ安定して行うことができる。
【0009】 又、他の本考案においては、スライド保持部における一対の支持突片の基部近 傍にストッパを隣接して形成することにより、一対の支持突片に過大な力が加え られても破損することがない。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1ないし図3に基づいて説明する。この図1は本 実施例構造の取付態様斜視図、図2は本実施例構造における電気機器の正面・裏 面・側面図、図3は本実施例構造のスライド保持部の外観図を示す。 前記各同図において本実施例に係る電気機器の取付構造は、内部に各種電気回 路を有する電気機器1の裏面部に形成される凹溝部10に直交する方向に形成さ れる凹溝状の取付溝部11と、この凹溝部10側へ出没自在に係合し、前記凹溝 部10内側に湾曲状に一対の支持突片20a,20bを延出させるスライド保持 部2とを備える構成である。
【0011】 前記凹溝部10は、図2に示すように断面U字形状の取付基部に側方にそれぞ れ突出する一対の固定突片31,32を有する取付レ−ル3が嵌合する凹形状の 溝部で形成され、この溝部の一側壁に一対の固定爪12a,12bを有すると共 に、この一対の固定爪12a,12b近傍の基底面に突起部15a,15bを有 する構成である。前記取付溝部11は、図2(B),(C)に示すように凹溝部 10側の一端部に前記支持突片20a,20bを収納する一対の収納段部11a ,11bが形成されると共に、他端部に前記スライド保持部2の固定弾性片22 と係合する固定溝部13が形成される。また、この取付溝部11における溝部長 手方向の両端側には、一対のガイド突片11c,11dが形成され、この一対の ガイド突片11c,11dでスライド保持部2を出没自在に収納保持する。
【0012】 前記スライド保持部2は、図3に示すように先端部に形成される断面台形状の 可動爪21と、この可動爪21の基部側部に形成される一対のストッパ21aと 、この可動爪21の基部裏面側から両側にそれぞれ湾曲状に延出し、この延出端 を円形状に形成された一対の支持突片20a,20bと、中央部に形成された前 後方向に押動する固定弾性片22と、この固定弾性片22の先端側部に形成され 前記取付溝部11の固定溝部13に係合する固定突起部22aとを備える構成で ある。
【0013】 次に、前記構成に基づく本実施例構造の組立動作及び取付動作について説明す る。 まず、組立動作については電気機器1の裏面に形成される凹溝部10に側方か らスライド保持部2を図示矢印Aに示すように当接させ、この当接状態を保持し つつ図1に示す矢印Bに示すように取付溝部11にスライド保持部2を嵌挿する 。この嵌挿によりスライド保持部2の裏面に突出する固定突起部22aが図3( C)に示す矢印Cの方向へ押動して電気機器1の固定溝部13に係合し、この固 定突起部22aの弾性力により取付溝部11からスライド保持部2が脱落するこ とを防止できることとなる。また、この嵌挿に際して必要以上に力が加えられた 場合には、各支持突片20a,20bの破損をストッパ21a,21bが未然に 防いでいる。
【0014】 さらに、取付動作については、取付レ−ル3の正面側3aから電気機器1を接 近させ、取付レ−ル3の一の固定突片32に電気機器1の一対の固定爪12a, 12bを係合させ、この係合した一対の固定爪12a,12bを中心として図1 の矢印Cの方向に回動させ、電気機器1に装着されたスライド保持部2の可動爪 21を取付レ−ル3の一の固定突片32に押圧係合させる。この押圧係合の際に 、前記可動爪21の傾斜面が固定突片32を滑動させて係合動作を円滑に行わせ ている。このようにして、両固定突片31,32に電気機器1の固定爪12a, 12bと可動爪21とを係合させて挟持する。この固定爪12a,12bとスラ イド保持部2の可動爪21とによる取付レ−ル3の挟持は、スライド保持部2の 各支持突片20a,20bが開脚状態となって、この開脚による弾性力で取付レ −ル3の固定突片31端を押圧して衝止している。この各支持突片20a,20 bの先端に形成された円形状の部分は、収納段部11a,11bの側壁を摺動し て開脚動作を円滑に行わせている。
【0015】 また、電気機器1の凹溝部10底面に形成される各突起部15a,15bは取 付レ−ル3の嵌合状態を内側面から支持することとなる。なお、前記取付レ−ル 3は図示を省略する配電盤の内壁面に取付孔33を介して螺子止めされている。 前記取付レ−ル3に電気機器1が取り付けられると、配電盤の各配線が電気機器 1の対応するタ−ミナル16に接続されることとなる。 このように取付られる際又は取付られた後に、電気機器1に対して側方から外 力が働いた場合においても一対の支持突片20a,20bが各側方に各開脚状態 で支持していることから、電気機器1の側方への位置ずれを防止できることとな る。又、前後方向の外力に対しては前記従来構造と同様に固定爪12aと可動爪 21との挟持により電気機器1の位置ずれを防止できる。 また、前記電気機器 1の取付変更などにより取り外す場合には、電気機器1の取外し溝部14からド ライバ等の細い金属片を挿通して取外し孔24に係合させ、図1に示す矢印Bの 方向へさらに僅かに移動させることによりスライド保持部2の可動爪21を取付 レ−ル3の固定突片31から外し、さらに固定爪12a,12bを固定突片32 から外すことにより、電気機器1を取付レ−ル3から外すことができることとな る。
【0016】
【考案の効果】
以上のように本考案においては、取付レ−ルが挿通される電気機器の凹溝部に交 叉する方向に取付溝部を形成し、この取付溝部内側に湾曲状に延出する一対の支 持突片及びこの支持突片の取付中央部に可動爪部を有するスライド保持部が取付 溝部に出没自在に係合することにより、電気機器の凹溝部に取付レ−ルが挿通取 り付けられた状態において一対の支持突片が凹溝部の側壁面を開脚支持して所定 の弾性力で押圧固定し、前後に対する外力と共に左右に対する外力に対しても電 気機器の取付レ−ルへの取付を確実且つ安定して行うことができるという効果を 奏する。 又、他の本考案においては、スライド保持部における一対の支持突片の基部近 傍にストッパを隣接して形成することにより、一対の支持突片に過大な力が加え られて破損することがないという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る電気機器の取付構造の
取付態様斜視図である。
【図2】本考案の一実施例に係る電気機器の取付構造に
おける電気機器の正面・裏面・側面図である。
【図3】本考案の一実施例に係るスライド保持部2の外
観図である。
【図4】従来の電気機器の取付構造における電気機器1
の取付態様一部断面図である。
【符号の説明】
1…電気機器 2…スライド保持部 3…取付レ−ル 10…凹溝部 11…取付溝部 11a,11b…収納段部 11c,11d…ガイド突片 12a,12b…固定爪 13…固定溝部 14…取外し溝部 15a,15b…突起部 16…タ−ミナル 17…固定爪 18…可動爪 19…弾性片 20a,20b…支持突片 21…可動爪 21a,21b…ストッパ 22…固定弾性片 22a…固定突起部 23a,23b…係合段部 24…取外し孔 31,32…固定突片 33…取付孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面U字形状の取付基部に側方にそれぞれ
    突出する一対の固定突片を有する取付レ−ルに対して、
    裏面部に凹溝部が形成され当該凹溝部が前記一対の固定
    突片を挟持状態で係合して取り付けられる電気機器の取
    付構造において、 前記裏面部に凹溝部に交叉する方向に形成される取付溝
    部と、 前記凹溝部側へ出没自在に取付溝部に係合し、前記取付
    レ−ルへの取付状態において取付レ−ルの固定突片の側
    端に当接係合する可動爪部及び当該可動爪部の両端に形
    成されて前記凹溝部内側に湾曲状に延出する一対の支持
    突片を有するスライド保持部とを備えることを特徴とす
    る電気機器きの取付構造安全保持装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の電気機器の取付構
    造において、 前記スライド保持部は一対の支持突片の基部近傍に隣接
    して形成されるストッパを備えることを特徴とする電気
    機器の取付構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100924567B1 (ko) * 2007-09-10 2009-10-30 이원재 채널형 브라켓 구조
WO2015177959A1 (ja) * 2014-05-20 2015-11-26 富士電機機器制御株式会社 電気機器のレール取付装置
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