JPH0638118U - ワイヤ付き平型母線 - Google Patents

ワイヤ付き平型母線

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JPH0638118U
JPH0638118U JP7344292U JP7344292U JPH0638118U JP H0638118 U JPH0638118 U JP H0638118U JP 7344292 U JP7344292 U JP 7344292U JP 7344292 U JP7344292 U JP 7344292U JP H0638118 U JPH0638118 U JP H0638118U
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JP
Japan
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wire
flat
bus bar
type bus
flat conductor
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Pending
Application number
JP7344292U
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English (en)
Inventor
勝 之 矢田部
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Nippon Mektron KK
Original Assignee
Nippon Mektron KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源経路および信号経路に利用できるワイヤ
付き平型母線を提供すること。 【構成】 少なくとも1本の平型導体(1) と少なくとも
1本のワイヤ(2) とを並列に配し、絶縁材(3) により固
着してなるワイヤ付き平型母線。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は平型母線とワイヤとを一体的に併設してなるワイヤ付き平型母線に関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来、平型母線は複数の帯状導体をフィルムを介して積層し一体構成としてい る。この構造は、直流電源の給配電用に開発されたことによるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような複数の帯状導体を積層してなる平型母線は、導体層間に容量が生じ るから、信号ラインには適さない。
【0004】 本考案は上述の点を考慮してなされたもので、電源経路および信号経路に利用 できるワイヤ付き平型母線を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的達成のため、本考案では、 少なくとも1本の平型導体と少なくとも1本のワイヤとを並列に配し、絶縁材 により固着してなるワイヤ付き平型母線、 を提供するものである。
【0006】
【作用】
平型導体は、シールドアース板、放熱板、電源ラインなどとして用いられる。 ワイヤは、概ね信号線として用いられる。平型導体とワイヤとは並列に配置され ているが、両者間に平行面が殆どないから僅かな静電容量が形成されるのみであ る。したがって、ワイヤに信号を供給し、かつ平型導体に電源を供給するという 使用形態を採って大幅な信号減衰が起きることはない。
【0007】 また、平型導体によりワイヤが保持されており、可撓性に富みかつワイヤの形 状保持性が得られる。
【0008】
【実施例】
図1は、本考案の一実施例を示したもので、同図(a) は平面図を、また同図(b ) は右側面図を示している。同図において、1は帯板状の平型導体であり、両端 は幅が狭められかつ厚み方向の穴が穿設されている。この平型導体1の幅方向一 側部に平型導体1と平行にワイヤ2が配されている。
【0009】 ワイヤ2は、芯線21を被覆22が覆う市販の断面丸型のものを、できれば両 端の被覆を除去して用いる。そして、平型導体1とワイヤ2とは絶縁材3により 相互固定されている。絶縁材3は、図示の場合、平型導体1およびワイヤ2を表 裏両面から覆い、かつそれらの両端が露出するような位置関係に配された上で、 熱圧着などの方法により表裏の絶縁材3が相互に固着されて一体的な構成となる 。
【0010】 これにより平型導体1とワイヤ2とを内蔵する平型母線が形成される。 図2は、図1の実施例における平型導体をL字型に加工させてなる実施例を示 したものである。この実施例では、平型導体1およびワイヤ2をともにL字型に 加工させておき、これら両者を平行配置した上で、絶縁材3により相互固着して 平型母線を構成する。その他形状はこの限りではない。
【0011】 図3は、図1の構成による要素と図2の構成による要素とを組み合わせて構成 した矩形状の平型母線を示したものである。この構成では、平型導体1およびワ イヤ2ともにループ構成とすることもできるし、ループを区分して構成すること もできる。そして、平型導体1およびワイヤ2を外部要素と接続するには。平型 導体1については、適宜箇所に図1および図2の場合と同様の接続用露出部を設 け、またワイヤ2についてはコネクタ4を設けるようにしてもよい。
【0012】 図4は、本考案のさらに他の実施例を示したもので、CRTディスプレイの枠 に組み付けて電界放射を軽減するのに効果的なものである。
【0013】 この実施例では、1枚または2枚の平型導体1に対してワイヤ2を2本組み合 わせたものである。そして、同図(a) は、平型導体1の厚み方向に重なるように 、2本のワイヤ2を平行に配置して絶縁材3aおよび3bにより3者を固着して いる。また、同図(b) は、図1の構成のものを厚み方向に重ねて2層構造にして いる。
【0014】 上記実施例では、ワイヤ2として当初から被覆の施されたものを用いているが 、裸電線を用いても同様の構成とすることができる。
【0015】
【考案の効果】
本考案は上述のように、平型導体とワイヤとを並列に配置して構成しているた め、従来の平型導体を並設した母線に比べて静電容量が格段に小さく、少ない減 衰で信号を伝送することができる。しかも、可撓性に富みかつ形状保持性に優れ ているから、特別な構造によりワイヤを保持することを要しないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示したもので、同図(a) は
平面図、同図(b) は右側面図。
【図2】本考案の他の実施例を示した平面図。
【図3】図1の要素と図2の要素とを組み合わせて矩形
状に構成した実施例の平面図。
【図4】本考案のさらに他の実施例を示したもので、同
図(a) は平型導体の厚み方向にワイヤを重ねたもの、同
図(b) は図1の構成を厚み方向に重ねたものの(9) 断面
図。
【符号の説明】
1 平型導体 2 ワイヤ 3 絶縁材 4 コネクタ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1本の平型導体と少なくとも1
    本のワイヤとを並列に配し、絶縁材により固着してなる
    ワイヤ付き平型母線。
  2. 【請求項2】請求項1記載のワイヤ付き平型母線におい
    て、 前記平型母線とワイヤとの組み合わせを複数組設けてな
    るワイヤ付き平型母線。
  3. 【請求項3】請求項1記載のワイヤ付き平型母線におい
    て、 前記平型母線の厚み方向端部にワイヤを配してなるワイ
    ヤ付き平型母線。
  4. 【請求項4】請求項1記載のワイヤ付き平型母線におい
    て、 前記平型母線の幅方向端部にワイヤを配してなるワイヤ
    付き平型母線。
JP7344292U 1992-10-21 1992-10-21 ワイヤ付き平型母線 Pending JPH0638118U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4027354A1 (en) 2021-01-06 2022-07-13 Yazaki Corporation Flexible wiring member

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4027354A1 (en) 2021-01-06 2022-07-13 Yazaki Corporation Flexible wiring member
US11990256B2 (en) 2021-01-06 2024-05-21 Yazaki Corporation Flexible wiring member

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