JP3171631B2 - テープ電線 - Google Patents

テープ電線

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JP3171631B2
JP3171631B2 JP00798292A JP798292A JP3171631B2 JP 3171631 B2 JP3171631 B2 JP 3171631B2 JP 00798292 A JP00798292 A JP 00798292A JP 798292 A JP798292 A JP 798292A JP 3171631 B2 JP3171631 B2 JP 3171631B2
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tape electric
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器の内部配線な
どに利用されるテープ電線に関する。
【0002】
【従来の技術】テープ電線は、電子機器におけるプリン
ト配線板間の接続に用いられている。またテープ電線
は、一対一の関係にあるプリント配線板間の接続のみな
らず、一つのプリント配線板から複数のプリント配線板
への分岐接続にも用いられている。
【0003】このような分岐接続用のテープ電線として
は、図6に示すように互いに長さの等しい2つの分岐ケ
ーブル2,3を備えたテープ電線10や、図7に示すよ
うに互いに長さの異なる第1分岐ケーブル4と第2分岐
ケーブル5を備えたテープ電線20が一般的に使用され
る。
【0004】図6に示すテープ電線10を製造する方法
としては、テープ電線を長手方向に沿ってカッタ等で切
り裂く方法が主に用いられる。しかしながら、この方法
では、その導体間隙が非常に狭いためテープ電線を直線
的に切り裂くことが困難であり、切り裂く際に誤って導
体を露出してしまう危険性があった。
【0005】一方、図7に示すテープ電線20は、一般
に、図8、図9に示すようにして製造される。すなわ
ち、まず、断面矩形状の導体6が一定間隔を保って並列
に配され、かつこれらの導体6…の外側に絶縁層7が形
成されている、第1分岐ケーブル4(長尺)と、第2分
岐ケーブル5(短尺)を用意し、図9に示すように、第
1分岐ケーブル4の一方の端部と第2分岐ケーブル5の
一方の端部とを重ね合わせ、重ね合わせ部分8を接着し
たりあるいは融着させたりして貼り合わせることによっ
て上記テープ電線20が製造される。
【0006】この方法によって製造されたテープ電線2
0では、切断によって形成されたものとは異なり、導体
が露出してしまう危険性がない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにして製造されたテープ電線20は、各分岐ケーブル
4、5を確実に接合するために図10に示すように重ね
合わせ部分8を広く取る必要がある。このため、重ね合
わせ部分8の厚さが大きくなってコネクタへ挿入する部
分の厚みが不均一となることによりコネクタへの挿抜力
が非常に大きくなって作業性が劣り、場合によってはコ
ネクタを挿入できなくなってしまうことがあった。
【0008】さらに、重ね合わせ部分8を広く取る必要
があるという上記の理由により、図中、符号6A,6B
で示される導体間のピッチを他の導体6、6間ピッチと
同じにすることが困難であるという問題があった。
【0009】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、厚みが均一でコネクタへの挿入をスムーズに行うこ
とができると共に、導体ピッチの寸法精度及び接着強度
に優れたテープ電線を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のテープ電
線では、複数の長尺な断面矩形状の導体が一定間隔を保
って並列に配され、これらの導体の外側に絶縁層が該導
体を一体的に覆うように形成されると共に、上記絶縁層
の一端における少なくとも一方の角部が削除された切欠
部分を有するケーブル同士を、上記切欠部分以外の側端
部を重ね合わせ、その重ね合わせ部分の一部を接合して
形成することを課題解決の手段とした。
【0011】請求項2記載のテープ電線では、3本以上
の上記ケーブル同士を、上記切欠部分以外の側端部を重
ね合わせ、その重ね合わせ部分の少なくとも一部を接合
して形成することを課題解決の手段とした。
【0012】請求項3記載のテープ電線では、複数の長
尺な断面矩形状の導体が一定間隔を保って並列に配され
これらの導体の外側に絶縁層が該導体を一体的に覆うよ
うに形成された第1のケーブルの側端部と、上記絶縁層
の一端における少なくとも一方の角部が削除された切欠
部分を有する第2のケーブルにおける、切欠部分以外の
側端部とを重ね合わせ、その重ね合わせ部分の一部を接
合して形成することを課題解決の手段とした。
【0013】請求項4記載のテープ電線では、第1のケ
ーブルと第2のケーブルとを用いて合計で3本以上のケ
ーブルの側端部を重ね合わせ、その重ね合わせ部分の少
なくとも一部を接合して形成することを課題解決の手段
とした。
【0014】請求項5記載のテープ電線では、絶縁層の
長手方向の一端に端部全体に亙って補強板を設けること
を課題解決の手段とした。
【0015】
【作用】請求項1記載の発明の構成によれば、2本のケ
ーブルの一部を重ね合わせることによってテープ電線を
製造した際に、切欠部分の存在により上記ケーブルの重
ね合わせ部分のうちコネクタへ挿入する部分の厚みが大
きくなることなく、コネクタに挿入する部分の厚みが均
一になる。また、2本のケーブルの一部を重ね合わせる
ことにより隣合う導体間のピッチの寸法は、切欠部分の
幅によってのみ決めることができるため、重ね合わせ部
分を広く形成することができ、導体ピッチの寸法精度及
び接着強度に優れた分岐ケーブルを形成することができ
る。
【0016】請求項2記載の発明の構成によれば、任意
の導体本数を有するテープ電線を容易にかつ安価に製造
することができる。また同じ導体本数を有するケーブル
を複数本重ね合わせた場合は(ケーブル内の導体の本
数)×n本の導体を有するテープ電線を容易にかつ安価
に製造することができる。
【0017】請求項3記載の発明の構成によれば、請求
項1記載の発明と同様に、ケーブルの重ね合わせ部分の
うちコネクタへ挿入する部分の厚みが大きくなることな
くコネクタに挿入する部分の厚みが均一になり、また、
重ね合わせ部分を広く形成することができ、接着強度に
優れた分岐ケーブルを形成することができる。
【0018】請求項4記載の発明の構成によれば、請求
項2記載の発明と同様に、任意の導体本数を有するテー
プ電線を容易にかつ安価に製造することができる。また
同じ導体本数を有するケーブルを複数本重ね合わせた場
合は(ケーブル内の導体の本数)×n本の導体を有する
テープ電線を容易にかつ安価に製造することができる。
【0019】請求項5記載の発明の構成によれば、補強
板の存在によって挿入部が補強されるため、コネクタへ
の挿抜が従来に比べて容易になり、かつ挿抜回数を増や
しても強度が劣化しない。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して本発明のテープ電線に
ついて詳しく説明する。
【0021】図1に、本発明のテープ電線の一実施例を
示す。このテープ電線1は、断面矩形状の導体6が一定
間隔を保って並列に配され、これらの導体6…の外側に
絶縁層7が被覆された互いに長さの異なる第1分岐ケー
ブル(長尺ケーブル)14と第2分岐ケーブル(短尺ケ
ーブル)15との長さ方向の一端末部を揃えて一部を上
下に重ね合わせて接合部分9を接合し、端末部に共通の
補強板11を貼付してこれらを一体化して形成されたも
のである。
【0022】以下にこのテープ電線1の製造方法につい
て図2〜図4に基づいて詳しく説明する。
【0023】まず、図2に示すように、導体6が一定間
隔を保って並列に配された互いに長さの異なる第1分岐
ケーブル(長尺ケーブル)14と第2分岐ケーブル(短
尺ケーブル)15とを用意する。
【0024】これらの第1分岐ケーブル14と第2分岐
ケーブル15の製造方法は、通常のテープ電線の製造方
法と同様であって、Cu(銅)、銅合金等の導体、ある
いは半田付けの良好なすずめっき導体等からなる断面矩
形状の導体6…を同一平面内で互いに間隔をあけて平行
に配して、これらの導体6…を接着剤付き可塑性プラス
チックテープを用いた絶縁体7により挟み付けて熱ロー
ルで圧着したものである。
【0025】次に、図3に示すように、上記第1分岐ケ
ーブル14と第2分岐ケーブル15の一端末部の一方の
角部を、金型等により必要寸法に打ち抜いて削除し、そ
れぞれ切欠部分12,13と側端部17,18を形成す
る。
【0026】さらに、このようにして形成された第1分
岐ケーブル14の切欠部分12と、第2分岐ケーブル1
5の切欠部分13とを重ね合わせるようにして2つの分
岐ケーブルの側端部17,18を重ね合わせ、接合部分
9を接着剤で接合するかまたは接合部分9を溶融して接
合する(図4(a)参照)。ここで、上記接合部分9の
長手方向における長さは、使用目的に応じて適宜決めれ
ば良い。
【0027】その後、絶縁層7の端末部の上部を覆うよ
うに補強板11を貼り付けることにより、図1に示した
構造のテープ電線が得られる。
【0028】ここで上記補強板の長さL1は、テープ電
線の先端から接合部分先端までの長さL2より長くても
短くても良いが、図4(b)に示したように、L1の長
さをL2の長さより大きく形成する方が強度的に好まし
い。
【0029】また一方のケーブルの切欠部分12(1
3)と他方のケーブルの側端部18(17)とは重なっ
てはいけないが、間が空いていても良い。
【0030】上記のように構成されたテープ電線1で
は、切欠部分12,13が設けられているため、2つの
分岐ケーブルの一部を重ね合わせることによって形成し
てもコネクタへ挿入する部分の厚みが大きくなることが
なく、その部分の厚みが均一となる。また、切欠部分1
2,13及び側端部の幅を所定の幅にすることによって
全ての導体6,6間のピッチを精度良くかつ容易に等し
くすることができる。また接合部分9の幅が広く形成さ
れているため、ケーブル間の接着力にも優れたものとな
る。
【0031】従ってこのテープ電線によれば、コネクタ
への挿入をスムーズに行うことができると共に、導体ピ
ッチの寸法精度及び接着強度に優れたものとなる。
【0032】また、このテープ電線では、切欠部分1
2,13の全体を覆うように絶縁層7の一端に補強板1
1を設けたので、コネクタへの挿抜を従来に比べて容易
にすることができる。
【0033】なお、上記実施例における2本のケーブル
14,15の長手方向の長さは同じであっても異なって
いても良く、またケーブル14,15の幅方向の長さ
も、同じであっても異なっていても良い。
【0034】また、上記実施例においては、第1分岐ケ
ーブル14と第2分岐ケーブル15の両方に切欠部分を
設けたが、どちらか一方のみに切欠部分を設けても良
い。また上記第1分岐ケーブル14と第2分岐ケーブル
15との接合に際し、接合部分9のみならず、第1分岐
ケーブル14の側端部17と、第2分岐ケーブル15の
側端部18との長手方向全面に亙って接合しても良い。
この場合は、完成したテープ電線が分岐型ではなく、全
体として1本のテープ電線となり、導体6の本数を増加
させたテープ電線を容易にかつ安価に製造できる。
【0035】(他の実施例)さらに、上記実施例の変形
例として、図5に示すように、切欠部24を形成した第
1ケーブル21と、切欠部が形成されていない第2ケー
ブル22と、切欠部25を形成した第3ケーブル23と
を用いて、第1ケーブル21の側端部26と第2ケーブ
ル22の側端部27、第2ケーブル22の側端部28と
第3ケーブル23の側端部29とをそれぞれ重ね合わせ
ることによってテープ電線を製造することができる。
【0036】ここで、上記側端部26における切欠部2
4側の一部のみに接着剤を塗って側端部27と貼り合わ
せ、上記側端部29における切欠部25側の一部のみに
接着剤を塗って側端部28と貼り合わせると、3分岐型
のテープ電線を作成することができる。一方、上記側端
部26の長手方向全面に亙って接着剤を塗って側端部2
7と接合し、かつ上記側端部29の長手方向全面に亙っ
て接着剤を塗って側端部28と接合することによって、
導体6の本数を増加させた通常のテープ電線を容易にか
つ安価に製造することができる。なお、この図では、3
本のケーブルを用いてテープ電線を製造したが、この本
数のみには限定されず、目的に応じてケーブルの本数を
増やしても良い。またこの図においては、各ケーブルに
おける導体6の本数はいずれも等しくなっているが、異
なっていても良い。
【0037】さらに、切欠部を設けない通常のケーブル
を複数本、重ね合わせずに互いに接した状態で並べ、補
強板によってこれらのケーブルを接合しても良い。この
場合は、更に容易に分岐型のテープ電線を製造すること
ができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載のテー
プ電線では、複数の長尺な断面矩形状の導体が一定間隔
を保って並列に配され、これらの導体の外側に絶縁層が
該導体を一体的に覆うように形成されると共に、上記絶
縁層の一端における少なくとも一方の角部が削除された
切欠部分を有するケーブル同士を、上記切欠部分以外の
側端部を重ね合わせ、その重ね合わせ部分の一部を接合
して形成したので、コネクタへ挿入する部分の厚みが大
きくなることなくその部分の厚みが均一で、かつ導体間
のピッチを広げることなく接合強度を高めることができ
る。
【0039】従って請求項1記載のテープ電線によれ
ば、コネクタへの挿入をスムーズに行うことができると
共に、導体ピッチの寸法精度及び接着強度に優れた分岐
型のテープ電線を提供することができる。
【0040】請求項2記載のテープ電線では、3本以上
の上記ケーブル同士を、上記切欠部分以外の側端部を重
ね合わせ、その重ね合わせ部分の少なくとも一部を接合
して形成したので、任意の導体本数を有するテープ電線
を容易にかつ安価に製造することができる。また同じ導
体本数を有するケーブルを複数本重ね合わせた場合は
(ケーブル内の導体の本数)×n本の導体を有するテー
プ電線を容易にかつ安価に製造することができる。
【0041】請求項3記載のテープ電線では、複数の長
尺な断面矩形状の導体が一定間隔を保って並列に配され
これらの導体の外側に絶縁層が該導体を一体的に覆うよ
うに形成された第1のケーブルの側端部と、上記絶縁層
の一端における少なくとも一方の角部が削除された切欠
部分を有する第2のケーブルにおける、切欠部分以外の
側端部とを重ね合わせ、その重ね合わせ部分の一部を接
合して形成したので、請求項1記載のテープ電線と同様
に、コネクタへ挿入する部分の厚みが大きくなることな
くその部分の厚みが均一で接合強度を高めることができ
る。従って請求項3記載のテープ電線によれば、コネク
タへの挿入をスムーズに行うことができると共に、接着
強度に優れた分岐型のテープ電線を提供することができ
る。
【0042】請求項4記載のテープ電線では、第1のケ
ーブルと第2のケーブルとを用いて合計で3本以上のケ
ーブルの側端部を重ね合わせ、その重ね合わせ部分の少
なくとも一部を接合して形成したので、請求項2記載の
発明と同様に、任意の導体本数を有するテープ電線を容
易にかつ安価に製造することができる。また同じ導体本
数を有するケーブルを複数本重ね合わせた場合は(ケー
ブル内の導体の本数)×n本の導体を有するテープ電線
を容易にかつ安価に製造することができる。
【0043】請求項5記載のテープ電線では、角部が削
除された切欠部分の全体を覆うように上記絶縁層の一端
に補強板を設けたので、挿抜の回数を増やしても強度が
劣化することなく変形によるピッチずれが生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のテープ電線の一実施例を示す概略斜
面図である。
【図2】 同テープ電線を製造するための説明図であ
る。
【図3】 同テープ電線を製造するための説明図であ
る。
【図4】 同テープ電線を製造するための説明図であ
る。
【図5】 他の実施例のテープ電線を製造するための説
明図である。
【図6】 従来の長さが等しい分岐ケーブルを有するテ
ープ電線を示す平面図である。
【図7】 従来の長さが異なる分岐ケーブルを有するテ
ープ電線を示す平面図である。
【図8】 図7のテープ電線を製造するための説明図で
ある。
【図9】 同テープ電線を製造するための説明図であ
る。
【図10】 同テープ電線を製造するための説明図であ
る。
【符号の説明】
1…テープ電線、6…導体、7…絶縁体、9…接合部
分、12,13…切欠部分、14…第1分岐ケーブル
(長尺ケーブル)、15…第2分岐ケーブル(短尺ケー
ブル)、17,18…側端部、21…第1ケーブル、2
2…第2ケーブル、23…第3ケーブル、24,25…
切欠部、26,27,28,29…側端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01B 7/08 H01B 13/00 525

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の長尺な断面矩形状の導体が一定間
    隔を保って並列に配され、これらの導体の外側に絶縁層
    が該導体を一体的に覆うように形成されると共に、上記
    絶縁層の一端における少なくとも一方の角部が削除され
    た切欠部分を有するケーブル同士を、上記切欠部分以外
    の側端部を重ね合わせ、その重ね合わせ部分の一部を接
    合して形成してなるテープ電線。
  2. 【請求項2】 3本以上の上記ケーブル同士を、上記切
    欠部分以外の側端部を重ね合わせ、その重ね合わせ部分
    の少なくとも一部を接合して形成してなる請求項1記載
    のテープ電線。
  3. 【請求項3】 複数の長尺な断面矩形状の導体が一定間
    隔を保って並列に配されこれらの導体の外側に絶縁層が
    該導体を一体的に覆うように形成された第1のケーブル
    の側端部と、上記絶縁層の一端における少なくとも一方
    の角部が削除された切欠部分を有する第2のケーブルに
    おける、切欠部分以外の側端部とを重ね合わせ、その重
    ね合わせ部分の一部を接合して形成してなるテープ電
    線。
  4. 【請求項4】 上記第1のケーブルと第2のケーブルと
    を用いて合計で3本以上のケーブルの側端部を重ね合わ
    せ、その重ね合わせ部分の少なくとも一部を接合して形
    成してなる請求項3記載のテープ電線。
  5. 【請求項5】 上記絶縁層の長手方向の一端に端部全体
    に亙って補強板が設けられていることを特徴とする請求
    項1,2,3又は4記載のテープ電線。
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