JP3688177B2 - 補強板貼付スリットフラットケーブル及びその製造方法 - Google Patents

補強板貼付スリットフラットケーブル及びその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は補強板貼付フラットケーブル及びその製造方法に関する。更に詳しくは、コンピュータ機器等、各種電子機器の内部配線として使用される、フラットケーブルの接続端末部に補強板が貼付され、更にフラットケーブルの端部が幅広部と幅狭部にスリットされてなる補強板貼付スリットフラットケーブル及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
補強板貼付フラットケーブルは2枚の絶縁テープ間に複数本の導体を一定間隔をおいて並列配置し、両端部の導体を一定長にわたって露出して接続端末部を設け、またその端部に於いては、コネクターとの接続を容易にするため、補強板を設けた構造を有するもので、コンピュータ機器等、各種電子機器内のプリント基板間の接続等に使用されている。
【0003】
従来の補強板貼付フラットケーブル及びその製造方法について図4を用いて説明する。なお図4は補強板貼付フラットケーブル10の斜視図である。また図4において、1は平角状の導体,2は絶縁テープ、3は補強板、またtは接続端末部である。
この補強板貼付フラットケーブル10は、平角状に形成された複数本の導体1を一定間隔をおいて並列配置し、この導体1の両面に、その接続端末部tを除いて、ポリ塩化ビニル(PVC)樹脂等からなる絶縁テープ2,2を貼付して一体化し、更に接続端末部tの片面の導体1および一方の面の絶縁テープ2の表面を一体に覆うように、ポリエステル樹脂等からなる補強板3を貼付して製造される。また前記フラットケーブル10とプリント基板等の接続は、一般にその接続端末部tがコネクタに取り付けて行われる(図示せず)。また、前記フラットケーブル10の端部において、フラットケーブルの端部を別々のコネクタに接続するために、スリットして2分割した補強板貼付スリットフラットケーブル(図示せず)も知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
通常、補強板貼付スリットフラットケーブルでは、製造時は同じ長さの補強板を貼付けてからスリットしていたので、例えば幅広部と幅狭部にスリットした各フラットケーブル体をプリント基板等のコネクタに接続しようとする場合、幅狭部のケーブル体は補強板が長いと、コネクタに曲げて差し込むときに入りにくいという問題があった。一方、幅広部のケーブル体は補強板が長くないと持ちにくいという問題があった。
【0005】
本発明は上記従来技術が有する各種問題点を解決するためになされたもので、補強板貼付スリットフラットケーブルにおいて、幅広部と幅狭部にスリットされているフラットケーブル端部をプリント基板等のコネクタに接続しようとする場合、幅広部と幅狭部のケーブル体の両方共、良好にコネクタに差し込むことが可能な補強板貼付スリットフラットケーブル及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の観点として本発明は、2枚の絶縁テープ(2a,2b)間に複数本の導体(1) を一定間隔をおいて並列配置し、両端部の導体を一定長にわたって露出して接続端末部(t)とし、またこの接続端末部(t)の所定位置からフラットケーブルの長さ方向にかけて所定長のスリット部(s)を設けてフラットケーブル端部を幅広部(c)と幅狭部(d)に分割し、また前記幅広部(c)と幅狭部(d)のそれぞれの端部に於いて、その一方の面の絶縁テープ(2a)と接続端末部(t)とを一体に覆う補強板が貼付されているとともに、前記幅広部(c)の補強板(3a)は長さが長く、また幅狭部(d)の補強板(3b)は長さが短いことを特徴とする補強板貼付スリットフラットケーブル (4)にある。
【0007】
上記第1の観点のフラットケーブル (4)では、前記幅広部(c)の補強板(3a)の長さが長いので、幅広部のケーブル体をコネクタに差し込むときに持ち易くなり、容易に差し込むことができるようになる。また、幅狭部(d)の補強板(3b)は長さが短いので、幅狭部のケーブル体をコネクタに曲げて差し込むときにも入り易く好適である。なお、長さが長いとは、前記コネクタに差し込むときに持ち易い長さであれば良く、例えば20mm長である。また長さが短いとは、コネクタに曲げて差し込むときに入り易い長さであれば良く、例えば7mm長である。
【0008】
第2の観点として本発明は、上記第1の観点の補強板貼付スリットフラットケーブル (4)の製造方法であって、
2枚の絶縁テープ(2a,2b)間に複数本の導体(1) を一定間隔をおいて並列配置し、両端部の導体を一定長にわたって露出して接続端末部(t)を設け、前記複数本の導体(1) と絶縁テープ(2a,2b)を密着し一体化させフラットケーブル体(4a)とし、
次に、スリット部(s)を設けた際には長い補強板(3a)と短い補強板(3b)に分割される前の繋がった形状の一体補強板(30)を前記フラットケーブル体(4a)の接続端末部(t)から絶縁テープ(2a)の端部上の所定位置に配置し、プレスにより該一体補強板(30)を貼付け、一体補強板貼付フラットケーブル体(4b)とし、
次に、前記一体補強板貼付フラットケーブル体(4b)の接続端末部(t)の所定位置から該フラットケーブル体(4b)の長さ方向にかけて所定長のスリット部(s)を設けることにより、フラットケーブル体の端部を幅広部(c)と幅狭部(d)に分割し、幅広部(c)には長さが長い補強板(3a)を形成させ、また幅狭部(d)には長さが短い補強板(3b)を形成させて補強板貼付スリットフラットケーブル (4)とすることを特徴とする補強板貼付スリットフラットケーブルの製造方法にある。
前記一体補強板(30)は、例えば一枚の補強板体から短い補強板(3b)には不要な部分(30’)をプレス抜きにより除去することにより得られる。
【0009】
上記第2の観点のフラットケーブルの製造方法では、一体補強板(30)を前記フラットケーブル体(4a)の接続端末部(t)の所定位置から該フラットケーブル体(4b)の長さ方向にかけて所定長のスリット部(s)を設けることにより上記第1の観点のフラットケーブル (4)を効率よく製造することができる。
【0010】
第3の観点として本発明は、上記第1の観点の補強板貼付スリットフラットケーブル (4)を同時に複数個製造するための製造方法であって、
複数本の導体(1) を一定間隔をおいて並列配置した導体群を1組とし、複数組を2枚の絶縁テープ(2a,2b)間に両端部の導体を一定長にわたって露出して接続端末部(t)を設けて組フラットケーブル体(40a)とし、
次に、スリット部(s)を設けて各組に切断した際には長い補強板(3a)と短い補強板(3b)に分割される前の繋がった形状で、かつ前記組フラットケーブル体(40a)の組の数だけ繋がっている構造の組一体補強板(30a)を前記組フラットケーブル体(40a)の接続端末部(t)から絶縁テープ(2a)の端部上の所定位置に配置し、プレスにより該組一体補強板(30a)を貼付け、一体補強板貼付組フラットケーブル体(40b)とし、
次に、前記一体補強板貼付組フラットケーブル体(40b)の接続端末部(t)の所定位置から該組フラットケーブル体(40b)の長さ方向にかけて、所定長のスリット部(s)をそれぞれの組毎に設け、更に該組フラットケーブル体(40b)を各切断部f−f部で切り離すことにより、各組のフラットケーブル体の端部を幅広部(c)と幅狭部(d)に分割するとともに、幅広部(c)には長さが長い補強板(3a)を形成させ、また幅狭部(d)には長さが短い補強板(3b)を形成させて複数個の補強板貼付スリットフラットケーブル (4)とすることを特徴とする補強板貼付スリットフラットケーブルの製造方法にある。
前記組一体補強板(30a)は、例えば一枚の補強板体から短い補強板(3b)には不要な部分(30a’)をプレス抜きにより除去することにより得られる。
【0011】
上記第3の観点のフラットケーブルの製造方法では、前記組一体補強板(30a)を組フラットケーブル体(40a)の接続端末部(t)の所定位置から該組フラットケーブル体(40b)の長さ方向にかけて、所定長のスリット部(s)をそれぞれの組毎に設け、更に該組フラットケーブル体(40b)を各切断部f−f部で切り離すことにより上記第1の観点のフラットケーブル (4)を同時に複数個製造することができるので、更に効率が良くなる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の内容を、図に示す実施の形態により更に詳細に説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
図1は本発明のフラットケーブルの実施の形態を説明するための略図であり、同図(a)は上面図、同図(b)は下面図、また同図(c)は前記図(a),(b)のa−a部に於ける断面図である。また図2は本発明のフラットケーブルの製造方法の第1の実施の形態を説明するための略図であり、同図(a)はフラットケーブル体、同図(b)は幅広部(c)の補強板(3a)と幅狭部(d)の補強板(3b)が一体に繋がっている構造の補強板(一体補強板)、同図(c)は一体補強板貼付フラットケーブル体である。また図3は本発明のフラットケーブルの製造方法の第2の実施の形態を説明するための略図であり、同図(a)は組フラットケーブル体、同図(b)は幅広部(c)の補強板(3a)と幅狭部(d)の補強板(3b)の複数個が一体に繋がっている構造の補強板体(組一体補強板)、同図(c)は一体補強板貼付組フラットケーブル体である。
これらの図において、1は導体、2a,2bは絶縁テープ、3aは長い補強板、3bは短い補強板、4は補強板貼付スリットフラットケーブル、4aはフラットケーブル体、4bは一体補強板貼付フラットケーブル体、30は一体補強板、30’は不要な部分、30aは組一体補強板、30a’は不要な部分、40aは組フラットケーブル体、40bは一体補強板貼付組フラットケーブル体、cは幅広部、dは幅狭部、fは切断部、sはスリット部、またtは接続端末部である。
【0013】
−実施形態1−
図1および図2を用いて本発明の第1実施形態のフラットケーブル及びその製造方法について詳しく説明する。
先ず、図2(a)に示すように、導体(1) は錫めっき平角銅線(例えば0.1mm厚×0.8mm幅)の複数本(例えば13本)からなり、一定間隔をおいて並列配置する。この複数本の平角銅線(1) の両側に、PVCからなる絶縁テープ(2a,2b)を配置し、両端部の導体(片面側)を一定長にわたって露出して接続端末部(t)とした。この際、接続端末部(t)において、補強板を貼付ける側(絶縁テープ(2a)側)には本体より連続する絶縁テープ(2a)が設けられている。次に熱ローラ等(図示せず)を用いて平角銅線(1) と絶縁テープ(2a,2b)を密着し一体化させフラットケーブル体(4a)とした。
【0014】
また、図2(b)に示すように、スリット部(s)を設けた際には長い補強板(3a)と短い補強板(3b)に分割される前の繋がった形状の接着剤付きポリエステル樹脂一体補強板(以下、一体補強板と略記する)(30)(例えば0.1mm厚×15mm幅×20mm長から短い補強板(3b)には不要な部分(30’)をプレス抜きにより除去したもの)を予め用意しておく。
【0015】
次に図2(c)に示すように、前記一体補強板(30)を前記フラットケーブル体(4a)の接続端末部(t)から絶縁テープ(2a)の端部上の所定位置に配置し、プレスにより該一体補強板(30)を貼付け、一体補強板貼付フラットケーブル体(4b)とした。なお、スリット部(s)を設ける位置を(s’)で示した。
【0016】
次いで、前記一体補強板貼付フラットケーブル体(4b)の接続端末部(t)の所定位置からフラットケーブル体(4b)本体にかけて、所定長(例えば50mm長)のスリット部(s)を設けてフラットケーブルの端部を幅広部(c)(例えばテープ幅の3/4)と幅狭部(d)(例えばテープ幅の1/4)に分割して幅広部(c)には長さが長い(例えば20mm長)補強板(3a)を形成させ、また幅狭部(d)には長さが短い(例えば7mm長)補強板(3b)を形成させて図1に示すような補強板貼付スリットフラットケーブル (4)を製造した。
【0017】
−実施形態2−
先ず、図3(a)に示すように、複数本の導体(1) を一定間隔をおいて並列配置した導体群を1組(例えば▲1▼)とし、複数組(例えば▲1▼、▲2▼、▲3▼の3組)を2枚の絶縁テープ(2a,2b)間に両端部の導体を一定長にわたって露出して接続端末部(t)を設けて組フラットケーブル体(40a)とした。この際、接続端末部(t)において、補強板を貼付ける側(絶縁テープ(2a)側)には絶縁テープ(2a)が設けられている。
【0018】
また図3(b)に示すように、長い補強板(3a)と短い補強板(3b)に分割される前の繋がった形状で、かつ前記組フラットケーブル体(40a)の組の数だけ繋がっている構造の接着剤付きポリエステル樹脂一体補強板(以下、組一体補強板と略記する)(30a)(例えば0.1mm厚×35mm幅×20mm長から短い補強板(3b)には不要な部分(30a’)をプレス抜きにより除去したもの)を用意した。
【0019】
次に、図3(c)に示すように、前記組一体補強板(30a)を前記組フラットケーブル体(40a)の接続端末部(t)から絶縁テープ(2a)の端部上の所定位置に配置し、プレスにより該組一体補強板(30a)を貼付け、一体補強板貼付組フラットケーブル体(40b)とした。なお、スリット部(s)を設ける位置を(s’)で示した。
【0020】
次いで、前記一体補強板貼付組フラットケーブル体(40b)の接続端末部(t)の所定位置から該フラットケーブル体本体にかけて、所定長(例えば50mm長)のスリット部(s)を設けてフラットケーブル体の端部を幅広部(c)(例えばテープ幅の3/4)と幅狭部(d)(例えばテープ幅の1/4)に分割した。更に前記補強板貼付組フラットケーブル体(40b)を各切断部f−f部で切り離し、▲1▼〜▲3▼をそれぞれに分割して、長さが長い(例えば20mm長)補強板(3a)と長さが短い(例えば7mm長)補強板(3b)をそれぞれに設けて図1に示すような補強板貼付スリットフラットケーブル (4)を製造した。
【0021】
前記実施形態1、2に於いて、接続端末部(t)の補強板を貼付ける側には絶縁テープ(2a)が設けられている例を示したが、接続端末部(t)に絶縁テープが設けられていないものについても勿論適用できる。
【0022】
前記実施形態1,2により得られたフラットケーブル (4)について、スリットされているフラットケーブル端部の幅広部(c)と幅狭部(d)をプリント基板の特定のコネクタ(図示せず)に接続してみたが、幅広部と幅狭部の両方共良好にコネクタに差し込むことができた。
【0023】
【発明の効果】
本発明の幅広部と幅狭部にスリットされているフラットケーブル端部をプリント基板の特定のコネクタに接続する際、幅広部と幅狭部の両方共良好にコネクタに差し込むことが可能となった。また、本発明の製造方法により、補強板貼付スリットフラットケーブルの製造が効率的に行えるようになった。従って、本発明は産業に寄与する効果が極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のフラットケーブルの第1の実施の形態を説明するための略図であり、同図(a)は上面図、同図(b)は下面図、また(c)は前記図(a),(b)のa−a部に於ける断面図である。
【図2】 本発明のフラットケーブルの製造方法の第1の実施の形態を説明するための略図であり、同図(a)はフラットケーブル体、同図(b)は幅広部(c)の補強板(3a)と幅狭部(d)の補強板(3b)が一体に繋がっている構造の補強板(一体補強板)、また同図(c)は一体補強板貼付フラットケーブル体である。
【図3】 本発明のフラットケーブルの製造方法の第2の実施の形態を説明するための略図であり、同図(a)は組フラットケーブル体、同図(b)は幅広部(c)の補強板(3a)と幅狭部(d)の補強板(3b)の複数個が一体に繋がっている構造の補強板体(組一体補強板)、また同図(c)は一体補強板貼付組フラットケーブル体である。
【図4】 従来の補強板貼付フラットケーブルを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 導体(平角銅線)
2a,2b 絶縁テープ
3a 長い補強板
3b 短い補強板
4 補強板貼付スリットフラットケーブル
4a フラットケーブル体
4b 一体補強板貼付フラットケーブル体
30 一体補強板
30’ 不要な部分
30a 組一体補強板
30a’ 不要な部分
40a 組フラットケーブル体
40b 一体補強板貼付組フラットケーブル体
c 幅広部
d 幅狭部
f 切断部
s スリット部
s’スリット予定部
t 接続端末部

Claims (3)

  1. 2枚の絶縁テープ(2a,2b)間に複数本の導体(1) を一定間隔をおいて並列配置し、両端部の導体を一定長にわたって露出して接続端末部(t)とし、またこの接続端末部(t)の所定位置からフラットケーブルの長さ方向にかけて所定長のスリット部(s)を設けてフラットケーブル端部を幅広部(c)と幅狭部(d)に分割し、また前記幅広部(c)と幅狭部(d)のそれぞれの端部に於いて、その一方の面の絶縁テープ(2a)と接続端末部(t)とを一体に覆う補強板が貼付されているとともに、前記幅広部(c)の補強板(3a)は長さが長く、また幅狭部(d)の補強板(3b)は長さが短いことを特徴とする補強板貼付スリットフラットケーブル (4)。
  2. 請求項1記載の補強板貼付スリットフラットケーブル (4)の製造方法であって、
    2枚の絶縁テープ(2a,2b)間に複数本の導体(1) を一定間隔をおいて並列配置し、両端部の導体を一定長にわたって露出して接続端末部(t)を設け、前記複数本の導体(1) と絶縁テープ(2a,2b)を密着し一体化させフラットケーブル体(4a)とし、
    次に、スリット部(s)を設けた際には長い補強板(3a)と短い補強板(3b)に分割される前の繋がった形状の一体補強板(30)を前記フラットケーブル体(4a)の接続端末部(t)から絶縁テープ(2a)の端部上の所定位置に配置し、プレスにより該一体補強板(30)を貼付け、一体補強板貼付フラットケーブル体(4b)とし、
    次に、前記一体補強板貼付フラットケーブル体(4b)の接続端末部(t)の所定位置から該フラットケーブル体(4b)の長さ方向にかけて所定長のスリット部(s)を設けることにより、フラットケーブル体の端部を幅広部(c)と幅狭部(d)に分割し、幅広部(c)には長さが長い補強板(3a)を形成させ、また幅狭部(d)には長さが短い補強板(3b)を形成させて補強板貼付スリットフラットケーブル (4)とすることを特徴とする補強板貼付スリットフラットケーブルの製造方法。
  3. 請求項1記載の補強板貼付スリットフラットケーブル (4)を同時に複数個製造するための製造方法であって、
    複数本の導体(1) を一定間隔をおいて並列配置した導体群を1組とし、複数組を2枚の絶縁テープ(2a,2b)間に両端部の導体を一定長にわたって露出して接続端末部(t)を設けて組フラットケーブル体(40a)とし、
    次に、スリット部(s)を設けて各組に切断した際には長い補強板(3a)と短い補強板(3b)に分割される前の繋がった形状で、かつ前記組フラットケーブル体(40a)の組の数だけ繋がっている構造の組一体補強板(30a)を前記組フラットケーブル体(40a)の接続端末部(t)から絶縁テープ(2a)の端部上の所定位置に配置し、プレスにより該組一体補強板(30a)を貼付け、一体補強板貼付組フラットケーブル体(40b)とし、
    次に、前記一体補強板貼付組フラットケーブル体(40b)の接続端末部(t)の所定位置から該組フラットケーブル体(40b)の長さ方向にかけて、所定長のスリット部(s)をそれぞれの組毎に設け、更に該組フラットケーブル体(40b)を各切断部f−f部で切り離すことにより、各組のフラットケーブル体の端部を幅広部(c)と幅狭部(d)に分割するとともに、幅広部(c)には長さが長い補強板(3a)を形成させ、また幅狭部(d)には長さが短い補強板(3b)を形成させて複数個の補強板貼付スリットフラットケーブル (4)とすることを特徴とする補強板貼付スリットフラットケーブルの製造方法。
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