JP3075900U - プリンターヘッドケーブル用フラットケーブル - Google Patents

プリンターヘッドケーブル用フラットケーブル

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JP3075900U
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flat cable
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祐三郎 井出
守 滝沢
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Totoku Electric Co Ltd
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Totoku Electric Co Ltd
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  • Insulated Conductors (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンターヘッドケーブル用としてフラット
ケーブルを使用する場合、2本のフラットケーブルをセ
ット使用する必要がなく、またコストを安く製造できる
フラットケーブルを提供する。 【解決手段】 2枚の絶縁テープ(2a,2b)間に複
数本の導体(1) を一定間隔をおいて並列配置し、両端部
の導体を一定長にわたって露出して接続端末部(t)と
し、接続端末部(t)には補強板(3)が設けられてい
るフラットケーブルの、2枚の絶縁テープ(2a,2
b)の長さ方向の所定箇所にスリット部(s)を設け、
このスリット部(s)で中折りしてプリンターヘッドケ
ーブル用フラットケーブルとする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はフラットケーブルに関する。更に詳しくは、プリンターのヘッドケー ブル用として使用されるフラットケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】
フラットケーブルは2枚の絶縁テープ間に複数本の導体を一定間隔をおいて並 列配置し、両端部の導体を一定長にわたって露出して接続端末部を設け、またそ の端部に於いては、好ましくはコネクターとの接続を容易にするため、補強板を 設けた構造を有するもので、コンピュータ機器等、各種電子機器内のプリント基 板間の接続等に使用されている。またプリンターヘッドケーブル用としてもフラ ットケーブルが使用されている。
【0003】 従来の補強板を設けた構造のフラットケーブル(補強板貼付フラットケーブル )について図1(a)を用いて説明する。なお、この図は本発明のフラットケー ブルの、スリット部を設ける前のフラットケーブル体を示すが従来の補強板貼付 フラットケーブルの説明にも使用するものである。 前記図1(a)に於いて、1は平角状の導体,2は絶縁テープ、3は補強板、 またtは接続端末部である。このフラットケーブル5は、平角状に形成された複 数本の導体1が一定間隔をおいて並列配置され、この導体1の両面に、その接続 端末部tを除いて、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)等からなる絶縁 テープ2,2が貼付されて一体化されており、更に接続端末部tの片面の導体1 および一方の面の絶縁テープ2の表面を一体に覆うように、ポリエステル樹脂等 からなる補強板3が貼付されている。 このフラットケーブル5をプリンターヘッドケーブル用に使用する場合、プリ ンターヘッドとの接続は、通常Aケーブル,Bケーブルの2本をセット使用して いた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
プリンターヘッド用ケーブルとしてフラットケーブルを使用する場合は、Aケ ーブル,Bケーブルの2本をセット使用する必要があり、コストアップの要因と なっていた。
【0005】 本考案は上記従来技術が有する各種問題点を解決するためになされたもので、 プリンターヘッドケーブル用としてフラットケーブルを使用する場合、2本のフ ラットケーブルをセット使用する必要がなく、またコストを安く製造できるプリ ンターヘッドケーブル用フラットケーブルを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の観点として本考案は、2枚の絶縁テープ(2a,2b)間に複数本の導 体(1) を一定間隔をおいて並列配置し、両端部の導体を一定長にわたって露出し て接続端末部(t)とし、該接続端末部(t)には補強板(3)が設けられてい るフラットケーブルであって、 前記フラットケーブルは、両接続端末部(t,t)の長さ方向の所定箇所の補 強板(3)および該両接続端末部(t,t)を結ぶ2枚の絶縁テープ(2a,2 b)の長さ方向の所定箇所にスリット部(s)を設け、このスリット部(s)で 中折りしたプリンターヘッドケーブル用フラットケーブル(5)にある。なお前 記スリット部(s)は、例えば破線状の切断、ミシン目等により設けることがで きる。
【0007】 上記第1の観点のフラットケーブルでは、プリンターヘッド用ケーブルとして フラットケーブルを使用する場合は、Aケーブル,Bケーブルの2本をセット使 用しなくも良いので、2本のフラットケーブルを用意する必要がなく、またコス トも安く製造できる。また、スリット部(s)はスリット機構として作用しプリ ンターヘッド用ケーブルとして可動し易くなる。
【0008】
【考案の実施の形態】 以下、本考案の内容を、図に示す実施の形態により更に詳細に説明する。なお 、これにより本考案が限定されるものではない。 図1〜図3は本考案のプリンターヘッドケーブル用フラットケーブルの製造過 程を説明するための略図であり、図1はスリット部を設ける前のフラットケーブ ル体(補強板貼付フラットケーブル体)を示す斜視図、図2はスリット部を設け たフラットケーブル体を示す斜視図、また図3はスリット部で中折りした本考案 のプリンターヘッドケーブル用フラットケーブルを示す正面図である。 これらの図において、1は導体、2a,2bは絶縁テープ、3は補強板、5は プリンターヘッドケーブル用フラットケーブル、5aはスリット部を設ける前の フラットケーブル体(補強板貼付フラットケーブル体)、5bはスリット部を設 けたフラットケーブル体、sはスリット部、またtは接続端末部である。
【0009】 −実施の形態1− 図1〜図3を用いて本考案の実施形態1のフラットケーブルの製造について詳 しく説明する。 先ず図1に示すように、導体(1) は錫めっき平角銅線(例えば0.035 mm厚× 0.7mm幅)の複数本(例えば20本(図では4本のみ示す))からなり、一 定間隔をおいて並列配置する。この複数本の平角銅線(1) の両側に、PETから なる絶縁テープ(2a,2b)を配置し、熱ローラ等(図示せず)を用いて平角 銅線(1) と絶縁テープ(2a,2b)を密着し一体化させる。この際、両端部の 導体を一定長にわたって露出して接続端末部(t)を設ける。次に絶縁テープ( 2a)の両端部と,両接続端末部(t)の露出された平角銅線(1) 上に接着剤付 きポリエステル樹脂補強板(3)(例えば0.1mm厚×30mm幅×7mm長 )を配置し、熱プレスにより該補強板(3)を貼付け補強板貼付フラットケーブ ル体(5a)とした。
【0010】 次いで前記フラットケーブル体(5a)の長さ方向の中央部で、前記両接続端 末部(t)を結ぶ中央部の絶縁テープ(2a,2b)を所定箇所で破線状に切断 することにより、図2に示すようなスリット部(s)を設けたフラットケーブル 体(5b)とした。この際、前記両補強板(3)から絶縁テープの一部にかけて はスリット部(s)の延長線上で切断した。 次いで前記フラットケーブル体(5b)をスリット部(s)で、絶縁テープ2 bを内側にして中折りすることにより、図3に示すような本考案のプリンターヘ ッドケーブル用フラットケーブル(5)を製造した。
【0011】 得られた本考案のフラットケーブル(5)について、フラットケーブルの両接 続端末部をプリンターヘッドケーブルのコネクタ(図示せず)に接続して使用し てみたが、スリット機構により可動し易くなった。なお、前記スリット部(s) はケーブルの長さ方向の中央部のみでなく、任意の箇所に設けることができる。 また、補強板(3)を設けない構造とすることも可能である。また場合によって は、補強板(3)をスリット部(s)の延長線上で切断しなくても良い。また前 記フラットケーブル(5)に、折り曲げ、打抜き、両面テープ貼り等の加工を施 して加工品とすることも勿論可能である。
【0012】
【考案の効果】
本考案のフラットケーブルは、プリンターヘッド用ケーブルとしてフラットケ ーブルを使用する場合、Aケーブル,Bケーブルの2本をセット使用しなくも良 いので、2本のフラットケーブルを用意する必要がなく、またコストも安く製造 できる。またスリット機構により可動し易くなる。 従って、本考案のフラットケーブルは、実用上の効果が極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】スリット部を設ける前のフラットケーブル体
(補強板貼付フラットケーブル体)を示す斜視図であ
る。
【図2】スリット部を設けたフラットケーブル体を示す
斜視図である。
【図3】スリット部で中折りした本考案のプリンターヘ
ッドケーブル用フラットケーブルの1実施形態を示す正
面図である。
【符号の説明】
1 導体(平角銅線) 2a,2b 絶縁テープ 3 補強板 5 プリンターヘッドケーブル用フラットケーブル 5a スリット部を設ける前のフラットケーブル体(補
強板貼付フラットケーブル体) 5b スリット部を設けたフラットケーブル体 s スリット部 t 接続端末部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の絶縁テープ(2a,2b)間に複
    数本の導体(1) を一定間隔をおいて並列配置し、両端部
    の導体を一定長にわたって露出して接続端末部(t)と
    し、好ましくは前記接続端末部(t)には補強板(3)
    が設けられているフラットケーブルであって、 前記フラットケーブルは、2枚の絶縁テープ(2a,2
    b)の長さ方向の所定箇所にスリット部(s)を設け、
    このスリット部(s)で中折りされていることを特徴と
    するプリンターヘッドケーブル用フラットケーブル。
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