JP3578039B2 - ジャンクションボックスの内部回路接続構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用ワイヤハーネスに接続されるシャンクションボックスの内部回路接続構造に関し、特に、内部回路同士を中継端子を介在させずに直接接続させるものである。
【0002】
【従来の技術】
近時、自動車に搭載される電装品の急増に伴い、自動車用電気接続箱、特に、ジャンクションボックスの内部に収容される回路が急増し、高密度で分岐回路を形成するために、部品点数が非常に多くなり、組み立て手数も非常にかかるようになっている。
【0003】
自動車用電気接続箱のうち、図12に示すジャンクションボックス1では、アッパーケース2とロアケース3の間に絶縁板4A〜4Eを介在させてバスバー5A〜5Dを積層配置している。さらに、上下両端に電線ガイド溝を設けた絶縁板4F、4Gを配置して、該絶縁板4F、4G上に電線6A、6Bを布線して収容し、アッパーケース2およびロアケース3に設けたコネクタ収容部、リレー収容部、ヒューズ収容部に嵌合したリレー、ヒューズ、コネクタの端子を上記バスバーから突設したタブと接続させると共に、上記電線6A、6Bを圧接端子(図示せず)と圧接接続させ、該圧接端子をコネクタ、リレー、ヒューズの端子と接続させている。
なお、上記ジャンクションボックスでは使用していないが、内部回路として、導電体を樹脂フィルムで挟持した構造のFPCも組み合わせて用いる場合がある。
【0004】
さらに、ジャンクションボックスにECU(電子制御ユニット)を付設した場合、図13に示すように、該ECU7の導体と、ジャンクションボックス内の他の回路体、例えば、電線とを接続する時、ECU7の基板7aに導体と接続させたコネクタ8を搭載させる一方、絶縁板4に布線した電線に端子Tを接続、該端子Tのタブ9を上記コネクタ8に挿入接続させている。
【0005】
また、上記のように多層に積層したバスバー、電線、FPCからなる内部回路体同士の接続は、回路体の導体から突設したタブ同士を中継端子を介して接続させている場合が多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、ジャンクションボックス内の内部回路同士を接続するには、接続する回路体、例えば、バスバーと単芯線とを接続する場合、バスバーにタブを形成する必要があると共に単芯線にタブを設けた圧接端子を接続させておく必要があり、さらに、中継端子を必要とし、加工工数、部品点数、組み立て工数のいずれも増加している問題がある。さらに、ECUの導体とバスバーあるいは電線を接続する場合には、ECUにコネクタを取り付ける必要があり、この場合も部品点数、組み立て工数が多くなる問題がある。
【0007】
また、ジャンクションボックスの内部回路は主としてバスバー方式であるが、ジャンクションボックスへの取り込み回路が多くなると、1層当たりの配索回路が少なくなり、その結果、層数が多くなって、ジャンクションボックスが大型化、複雑化する問題がある。また、バスバーの枚数が多くなると、回路変更に応じて金型から形成しなければならず、非常にコスト高になっている。かつ、バスバーの間には必ず絶縁板を介在させなければならず、部品点数および組みつけ工数が増加する問題がある。
【0008】
また、絶縁被覆された単芯線を圧接端子で圧接接続させる圧接方式の場合も、電線に必ず圧接端子を接続させる必要があり、圧接設備が必要となる等の点でコストの低減には寄与しない。さらに、通常、単芯線を回路パターンに沿って配線しているが、その場合、布線ガイドの絶縁板の作成にコストがかかる問題がある。共に設備費が可成かかる問題がある。
【0009】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、ジャンクションボックスの内部回路を高密度配索を可能としながら、内部回路同士の接続を中継端子を不要とすると共に、該中継端子と接続するためのタブを回路体の導体に設ける必要を無くし、それにより、上記した問題を低減して、量販に適した低コストのジャンクションボックスの内部回路接続構造を提供することを課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、第一に、ジャンクションボックスのアッパーケースとロアケースの内部に、単芯線と共に、FPC(フレキシブルプリンテッドサーキット)あるいは/およびECU(電子制御ユニット)からなる回路体が収容され、
上記単芯線は、中間が皮剥ぎされて芯線が露出されていると共に、絶縁板上に直線状として互いに平行配線され、該絶縁板の開口に上記露出された中間芯線を弛ませて挿入し、上記絶縁板を介した他層の回路体の導体に重ね合わせ、半田溶接、抵抗溶接、超音波溶接あるいは導電性接着剤で接着して、電気接続されているジャンクションボックスの内部回路接続構造を提供している。
第二に、ジャンクションボックスのアッパーケースとロアケースの内部に、単芯線と共に、FPC(フレキシブルプリンテッドサーキット)あるいは/およびECU(電子制御ユニット)からなる回路体が収容され、
上記単芯線は、先端が皮剥ぎされて芯線が露出されていると共に、絶縁板上に直線状として互いに平行配線されていると共に、上記絶縁板の端縁から折り曲げ、該絶縁板を介した他層の平行配線された導体と半田溶接、抵抗溶接、超音波溶接あるいは導電性接着剤で接着して電気接続し、かつ、これら電気接続位置は一列あるいは千鳥配列とされているジャンクションボックスの内部回路接続構造を提供している。
【0011】
上記のように、ジャンクションボックスの内部回路として、単芯線(芯線が単一の丸棒線からなり、該丸棒線が絶縁被覆されている電線)を用い、端末あるいは所要の中間を皮剥ぎして芯線を露出させておくと、圧接端子を用いることなく、任意の箇所で他層の回路体の導体、例えば、バスバー、ECUの導体等と半田溶接、抵抗溶接、超音波溶接あるいは導電性接着剤で接着して直接的に電気接続することができる。よって、接続箇所にタブを設ける必要がなくなると共に、中継端子も不要とすることができ、部品点数、加工工数の低減を図ることができる。
【0012】
上記単芯線が絶縁板上に直線状として互いに平行配線されていると共に、上記絶縁板の開口を通して或いは絶縁板の端縁から折り曲げた位置において、配線方向と直交する方向で一列あるいは千鳥配列で他層の回路体の導体に接続されていることが好ましい。該構成とすると、溶接による接続を同時に一括して行うことができ、作業工数を大幅に低減することができる。
【0013】
上記単芯線は、他層の回路体の導体との接続位置の近傍で弛ませて、接続部に負荷される応力を緩和させていることが好ましい。このように、単芯線はフレキシブルであるため弛ませることができ、溶接あるいは接着された電気接続部への応力集中の緩和を簡単に図ることができ、電気接続信頼性を高めることができる。
【0014】
具体的には、ECUと単芯線とを接続する場合には、ECUの上方に配置された上記絶縁板の上面に上記単芯線を平行配線すると共に、該絶縁板の端縁から単芯線を下向きに屈折させ、下方のECUの基板に並列に穿設された取付孔内に、端末から露出させた芯線を上方から或いは一旦下方へまわし込んでから上向きとして取付孔に挿入し、上記基板上の導体と半田溶接、抵抗溶接、超音波溶接あるいは導電性接着剤による接着で電気接続している。
【0015】
上記構成とすると、従来ECUと他の内部回路とを接続する場合は、コネクタ接続していたが、該コネクタを無くして、単芯線とECUの導体(プリント回路)とを直接接続することができる。
【0016】
ジャンクションボックス内において、単芯線は上記絶縁板を介在させて、バスバーおよびECUと積層配置し、上記バスバーは大電流回路、単芯線は小電流回路とすることが好ましい。
【0017】
なお、上記単芯線に代えて、絶縁被覆されていない裸単芯線を用いた場合でも、該裸単芯線を直線状として互いに平行配線し、他層の回路体の導体に半田溶接、抵抗溶接、超音波溶接あるいは導電性接着剤で接着して、電気接続してもよい。この場合も、中継端子を不要にすることが出来ると共に、導体側にタブを立てる必要がなくなり、部品点数の削減がはかれ、それに伴い、ジャンクションボックスの小型、軽量化が図れると共に、、組立工数の低減を図ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1および図2は自動車用ワイヤハーネスに接続されるジャンクションボックス10の分解斜視図であり、アッパーケース11とロアケース12で構成されるケース内部には、ロアケース12に設けた凹部にECU13を収容し、その上側に、バスバー用の絶縁板14A、バスバー15A、バスバー用の絶縁板14B、バスバー15B、単芯線用の絶縁板16、単芯線20を順次積層配置している。図中、17Aは単芯線20とロアケース12に搭載するヒューズとを接続する導体ピン、17Bが単芯線20とアッパーケースに搭載するコネクタとを接続する導体ピン、17Cは単芯線20と(14A、14B)はバスバーを接続する導体ピンである。なお、図示のジャンクションボックスではFPCを収容していないが、FPCも積層させて収容する場合もある。
【0019】
上記単芯線20は、図1および図3に示すように、絶縁板16の上面に直線状に延在させて、X方向に配線し、互いに所要間隔をあけて平行配線し、該絶縁板16上に突設した電線ガイド溝16bに圧入して固定している。
【0020】
上記単芯線20を絶縁板16へ配線する方法は、図4に示すように、単芯線20を平行にロール巻きしているロール23より絶縁板16の上面に定尺フィードローラ24で送り出して、絶縁板16の上面に平行配線している。平行配線後に絶縁板16の上記電線ガイド溝16bに圧入して単芯線20を一括で絶縁板16に固定し、その後、ロール23側とは一括切断している。
【0021】
上記のように絶縁板16の上面に平行配線した多数の単芯線20は、絶縁板16の一端縁より下向きに屈折させ、下方に配置しているECU13の基板13aの端縁に並列に穿設した取付孔13bに端末芯線20aを挿入し、半田25で溶接している。図5に示すように、取付孔13bに挿入して半田固定された単芯線20は基板13aの下面にプリントされた導体26Aと電気接続される。
【0022】
その際、絶縁板16の屈折点P1から溶接点P2の間の単芯線20に弛み20bを持たせて、溶接点P2へ負荷される応力が緩和されるようにしている。
【0023】
なお、基板13aの上面にプリントされた導体26Bと単芯線20とを接続する場合には、図6(A)に示すように、基板13の下側に単芯線20を回り込ませてから端末芯線20aを上向きとして取付孔13bに挿入して、上面側で半田25により溶接して、導体26Bと単芯線20とを電気接続している。また、基板13aの両面にプリントされた導体26A、26Bの両方に接続させる場合には、図6(B)に示すように、取付孔13bに挿入した端末芯線20aを基板13aの上下面で半田25により溶接すればよい。
【0024】
また、単芯線20を密に平行配線して、基板13の導体と接続する場合には、図7に示すように、基板13aに穿設する取付孔13bを千鳥配置し、1列目の取付孔13b−1は上方から端末芯線20aを挿入して半田接続すると共に、2列目の取付孔13b−2には下方から端末芯線20aを挿入して半田接続している。なお、2列の取付孔とも単芯線20の端末芯線20aを2列の取付孔13b−1、13b−2に上方あるいは下方から挿入して半田接続しても良いことは言うまでもない。
【0025】
さらに、図8に示すように、必要に応じて絶縁板16の中間部に開口16aを設け、該開口16aを通過する部分の単芯線20の絶縁被覆を皮剥ぎして芯線20a’を露出させておき、該中間の芯線20a’を下方に弛ませておき、下方に配置するバスバー15Cの回路も平行配置し、該バスバー15Cに開口16aを通して中間芯線20a’を回路15Cの上面に重ね合わせ、抵抗溶接あるいは超音波溶接で、単芯線20とバスバー15Cとを直接に接続している。
【0026】
なお、本実施形態では、単芯線20とバスバー15A、15Bとは、導体ピン17Cを介して接続している。該導体ピン17Cの一端は単芯線20に圧接接続され、他端のタブ17C−2はバスバーに形成したメス端子部15aと嵌合接続している。
【0027】
上記単芯線20と外部回路の電線に接続された端子との接続は、図9に示すように、導体ピン17Bの下端に形成した圧接刃17B−1を単芯線20に圧接接続させて、上端のタブ17B−2をアッパーケース11に設けたコネクタ収容部11aに突出させている。該タブ17B−2がコネクタ33内の端子34と嵌合することにより、単芯線20は電線wと接続される。
【0028】
また、単芯線20とロアケース12のヒューズ収容部12aに収容するヒューズ(図示せず)とは、単芯線20に上端を圧接した導体ピン17Aを、絶縁板16に設けた端子挿通孔16cを通して、ヒューズ収容部12aに収容されるヒューズ(図示せず)と嵌合接続している。リレーを搭載している場合には、リレーと単芯線も、同様に導体ピンを介して接続している。
【0029】
上記コネクタ、ヒューズ、リレーおよびバスバーと接続するための導体ピン17A〜17Cと単芯線20との接続は、配線方向と直交する同一列では、一括して同時に圧接接続している。
【0030】
絶縁板16上に配線する単芯線20は、導体ピン17A〜17Cと圧接接続させた後、回路を不連続とさせたい箇所を切除して、図1に示すように、長さを相違させている。
【0031】
上記した単芯線20、バスバー15、ECU13をアッパーケース11とロアケース12からなるケース内部に収容したジャンクションボックス10は、特に、単芯線20とECU13の導体26A、26Bとを中継端子を介さずに直接に接続しているため、従来必要とされた基板上に設けるコネクタを不要とでき、かつ、中継端子がないことにより、スペースを採らず、ジャンクションボックスの小型化および軽量化を図ることができる。
【0032】
上記ジャンクションボックス10の内部回路のうち、バスバー15は電源と接続した大電流回路、単芯線20は小電流回路として用いている。
【0033】
なお、上記実施形態のジャンクションボックスではFPCを収容していないが、図10に示すように、FPC30を絶縁板16の下方に配置している場合には、FPC30の上面の絶縁樹脂フィルム30aを剥離しておき、露出された導体30bの上面に単芯線20の芯線20aを重ね、抵抗溶接あるいは超音波溶接して、単芯線20とFPC30とを直接的に電気接続している。
【0034】
図11は第2実施形態を示し、単芯線として絶縁被覆されていない裸単芯線40を用いている。該裸単芯線40の場合、端末は皮剥ぎすることなしに端末40を第1実施形態と同様に、ECU13の取付孔13bに挿入して導体26Aと接続している。
【0035】
ECU以外のバスバー、FPCの接続も、第1実施形態と同様に重ね合わせて溶接している。また、搭載するコネクタ、リレー、ヒューズの端子とも導体ピンを介して接続している。其の際、導体ピンの一端の圧接刃を絶縁被覆に切り込ませ、芯線と圧接接続させている。
【0036】
なお、上記実施形態では電線を平行配列しているが、必ずしも平行配線する必要はなく、単芯線を回路パターンで配線して、該単芯線と下方あるいは上方に配置するバスバー、ECU、FPCと溶接や導電性接着剤による接着で、中継端子を介さずに直接的に接続してもよい。
【0037】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明によれば、ジャンクションボックスの内部回路として単芯線を用い、他の内部回路の導体と直接に溶接、あるいは導電性接着剤を用いて電気接続しているため、中継端子を用いる必要はなく、かつ、該中継端子に接続するタブを回路側に設ける必要はなくなる。その結果、部品点数の削減、および加工工数および組立工数の減少をはかることができ、ジャンクションボックスの製作コストを大幅に低下させることができる。
【0038】
特に、単芯線を平行配線すると、該配線方向と直交する方向の同一列で一括して同時に他の回路と接続させることができ、作業手数を減少できる。また、単芯線を接続部の近傍で弛ませておくと、接続部に負荷される応力を緩和でき、電気接続信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のジャンクションボックスの上部側の分解斜視図である。
【図2】上記ジャンクションボックスの下部側の分解斜視図である。
【図3】要部拡大斜視図である。
【図4】単芯線を絶縁板に配線する方法を示す概略図である。
【図5】単芯線とECUの導体との接続状態を示す断面図である。
【図6】(A)(B)は単芯線とECUの導体との接続方法の変形例を示す図である。
【図7】単芯線と接続するためのECUの基板に設ける取付穴の変形例を示す図面である。
【図8】単芯線の中間部とバスバーとの接続状態とを示す断面図である。
【図9】単芯線と外部端子との接続状態を示す概略図である。
【図10】単芯線とFPCとの接続状態を示す断面図である。
【図11】第2実施形態の裸単芯線とECUの導体との接続状態を示す断面図である。
【図12】従来のジャンクションボックスの分解斜視図である。
【図13】他の従来例を示す概略図である。
【符号の説明】
10 ジャンクションボックス
11 アッパーケース
12 ロアケース
13 ECU
15 バスバー
16 絶縁板
17A〜17C 導通ピン
20 単芯線
20a 端末芯線
Claims (4)
- ジャンクションボックスのアッパーケースとロアケースの内部に、単芯線と共に、FPC(フレキシブルプリンテッドサーキット)あるいは/およびECU(電子制御ユニット)からなる回路体が収容され、
上記単芯線は、中間が皮剥ぎされて芯線が露出されていると共に、絶縁板上に直線状として互いに平行配線され、該絶縁板の開口に上記露出された中間芯線を弛ませて挿入し、上記絶縁板を介した他層の回路体の導体に重ね合わせ、半田溶接、抵抗溶接、超音波溶接あるいは導電性接着剤で接着して、電気接続されているジャンクションボックスの内部回路接続構造。 - ジャンクションボックスのアッパーケースとロアケースの内部に、単芯線と共に、FPC(フレキシブルプリンテッドサーキット)あるいは/およびECU(電子制御ユニット)からなる回路体が収容され、
上記単芯線は、先端が皮剥ぎされて芯線が露出されていると共に、絶縁板上に直線状として互いに平行配線されていると共に、上記絶縁板の端縁から折り曲げ、該絶縁板を介した他層の平行配線された導体と半田溶接、抵抗溶接、超音波溶接あるいは導電性接着剤で接着して電気接続し、かつ、これら電気接続位置は一列あるいは千鳥配列とされているジャンクションボックスの内部回路接続構造。 - 上記ECUの上方に配置された上記絶縁板の上面に上記単芯線が平行配線されていると共に、該絶縁板の端縁から単芯線が下向きに屈折され、下方のECUの基板に並列に穿設された取付孔内に、上方から或いは下方から挿入され、上記基板上の導体と接続されている請求項2に記載のジャンクションボックスの内部回路接続構造。
- 上記単芯線は上記絶縁板を介在させて、バスバーおよびECUと積層配置され、上記バスバーは大電流回路、上記単芯線は小電流回路とされている請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のジャンクションボックスの内部回路接続構造。
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