JPH07336864A - 中性点接続部 - Google Patents

中性点接続部

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JPH07336864A
JPH07336864A JP6154272A JP15427294A JPH07336864A JP H07336864 A JPH07336864 A JP H07336864A JP 6154272 A JP6154272 A JP 6154272A JP 15427294 A JP15427294 A JP 15427294A JP H07336864 A JPH07336864 A JP H07336864A
Authority
JP
Japan
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connectors
neutral point
cables
lead
power supply
Prior art date
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Pending
Application number
JP6154272A
Other languages
English (en)
Inventor
由勝 ▲高▼橋
Yoshikatsu Takahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
Priority to JP6154272A priority Critical patent/JPH07336864A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 接続箱本体4からほぼ平行に多相給電線を構
成するリードケーブル11U,11V,11Wが引き出
される。これらの先端に設けられたほぼL型構成のコネ
クタ21は、いずれもリードケーブル11U,11V,
11Wの配列方向に平行な面内でL型に折り曲げられて
いる。使用時には、各ケーブルをひねってコネクタ21
をリードケーブルの配列方向に垂直に向くように起こ
す。従って、例えば矢印A方向に起こせば右用に、矢印
B方向に起こせば左用に使用できる。 【効果】 右用と左用の接続部を用意する必要がなく、
在庫管理が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多相給電線の中性点を
電気接続するための着脱可能な中性点接続部に関する。
【0002】
【従来の技術】図2に、リニアモータの推進コイルに電
力を供給するための回路を示す。図の回路は、電源1に
対し給電線2を介して多数のコイル3が接続されてい
る。なお、これらのコイルは各相毎に直列接続され、終
端部分で中性線6に接続されている。即ち、この終端部
分では接続箱本体4の内部で各相の給電線2U,2V,
2Wが連結導体5によって中性線6に電気接続される。
なお、上記電源1は1U,1V,1Wの3相電源から構
成される。そして、これらの各層に直列接続されたコイ
ル3に対し、それぞれ位相が120゜ずれた交流電流を
供給し、コイル3の配列方向に進行する磁界を形成す
る。なお、各コイルは給電線2U,2V,2Wに対し、
コネクタ9を介してそれぞれ電気接続される構成となっ
ている。
【0003】上記のような構成の中性点接続部は、具体
的には次のような構成とされる。図3は、中性点接続部
の主要部側面図である。図に示すように、接続箱本体4
の内部には連結導体5が配置され、これに給電線を構成
するリードケーブル11U,11V,11Wや中性線を
構成するリードケーブル11Nが電気接続されている。
即ち、これらの導体12は、被覆13を一定の長さ除去
された後、連結導体5に圧縮や溶接等によって電気接続
される。連結導体5の周囲は絶縁カバー7により保護さ
れている。一方、給電用の各リードケーブル11U,1
1V,11Wの先端にはそれぞれL型のコネクタ14が
設けられている。これは、図2に示すような要領でいず
れかのコイル3に電気接続される。
【0004】図4に、このような中性点接続部とコイル
等の機器との位置関係を示す斜視図を図示した。図の
(a)に示すように、接続箱本体4から引き出された3
本のリードケーブル11U,11V,11Wは、その先
端のコネクタ14をパネル16に設けられた端子17に
電気接続される。中性線を構成するリードケーブル11
Nは、図2に示すように、電源1まで延長されるか、あ
るいは適当な場所で接地される。上記パネル16は、図
2を用いて説明したようなコイルを埋め込んだボードか
ら成り、その下面に各コイルの端子17を露出させてい
る。なお、このパネル16は、図示しない垂直の壁面に
図の状態で固定される。また、接続箱本体4は床面に図
に示すような状態で固定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の中性点接続部には次のような解決すべき課題が
あった。図4に示すように、パネル16は、接続箱本体
4を固定する床面に対しほぼ垂直な壁面に固定される。
また、別のパネル16が、丁度接続箱本体4を挟んで向
かい合うもう一方の垂直な壁面にも固定される。従っ
て、一方のパネル16に対して接続する中性点接続部の
構造は、図4(a)に示すようなものとなるが、もう一
方の壁面に固定されるパネルに接続するための中性点接
続部には、丁度左右対称の図4(b)に示すような構成
のものが必要となる。しかしながら、この種の製品は、
図2に示したように比較的たくさんのコイル等の機器を
直列接続した終端に1つ設けられるもので、中間部分で
コイル等を接続するために使用されるリード線に比べて
使用される数が少ない。従って、このような中性点接続
部を常に左用と右用として2種類ずつ製造し、在庫管理
するのは煩雑であって、コストダウンの妨げとなる。
【0006】本発明は以上の点に着目してなされたもの
で、左右いずれの方向にも使用できる管理の容易な中性
点接続部を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の中性点接続部
は、多相給電線と中性線とを相互に電気接続した接続箱
本体と、この接続箱本体からほぼ平行に配列されて引き
出された前記給電線及び中性線を構成するリードケーブ
ルと、前記給電線の各リードケーブルの先端に設けられ
た略L型構成のコネクタから成り、前記各コネクタは、
前記リードケーブルの配列方向に平行な面内でそれぞれ
L型に折り曲げられていることを特徴とするものであ
る。
【0008】
【作用】この中性点接続部では、接続箱本体からほぼ平
行に多相給電線を構成するリードケーブルが引き出され
る。これらの先端に設けられたほぼL型構成のコネクタ
は、いずれもリードケーブルの配列方向に平行な面内で
L型に折り曲げられている。使用時には、各ケーブルを
ひねってコネクタをリードケーブルの配列方向に垂直に
向くように起こす。従って、例えば一方の向きに起こせ
ば右用に、反対向きに起こせば左用に使用できる。これ
により、右用と左用の接続部を用意する必要がなく、在
庫管理が容易になる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。図1は、本発明の中性点接続部実施例を示す平
面図である。なお、(a)はその平面図、(b)はその
使用状態を説明する概略図である。この中性点接続部
は、多相給電線と中性線とを相互に電気接続した接続箱
本体4と、この接続箱本体4からほぼ平行に配列されて
引き出されたリードケーブル11U,11V,11W,
11Nから構成される。リードケーブル11U,11
V,11Wは給電線を構成し、リードケーブル11Nは
中性線を構成する。接続箱本体4の内部構造やリードケ
ーブル11U〜11N自体の構成等は、既に説明した従
来のものと変わるところはない。
【0010】本発明の中性点接続部では、リードケーブ
ル11U,11V,11Wの先端に接続されたコネクタ
21がリードケーブルの配列方向に平行な面内で、それ
ぞれL型に折り曲げられている。なお、このL型構造
は、図4を用いて説明したように、パネル16等の機器
の下面に設けられた端子17にコネクタ21を接続する
ために必要な構造である。この際のL型の曲げ角度等は
必ずしも直角でなくてよく、またコネクタの形状自身も
適当に変更して差し支えない。
【0011】本発明においては、図4に示したように、
接続箱本体4を床面に配置し、そこから引き出されたリ
ードケーブル11U,11V,11Wの先端のコネクタ
21を、床面に垂直に固定されたパネル16の端子17
に接続する。このために、図1に示す各コネクタ21を
を各リードケーブル11U,11V,11Wをひねるよ
うに回転させ、丁度図4に示す従来の中性点接続部と同
様の形状にする。図1(b)に示すように、例えばコネ
クタ21を矢印A方向にひねれば、図4の(a)に示す
ような従来の中性点接続部と同一の形状となる。また、
図1(b)の矢印Bに示すようにコネクタ21をひねれ
ば、図4(b)に示すような状態となる。
【0012】即ち、コネクタ21をいずれか一方向に9
0゜ひねることによって右用か左用の中性点接続部を用
意することができる。なお、この場合、接続箱本体4
は、それぞれ表裏の関係により、反対の面が床面に固定
されることになる。以上のことから、本発明の中性点接
続部は、図1に示す構成のものを1種類用意すれば、従
来の右用と左用の両方にそのまま適用することができ
る。
【0013】図5に、図1に示す各コネクタの細部斜視
図を示す。上記のコネクタは、それぞれいずれも各リー
ドケーブル11U,11V,11Wの遮蔽と電気接続し
たアース線22と、隣合うリードケーブルの間の遮蔽体
を連結するためのアース線23を備えている。各コネク
タ21はEPゴム等から構成され、その端部には環状の
溝21Aが設けられている。この環状の溝21Aにバン
ド状の接地金具24が嵌め込まれる。接地金具24の側
面には固定座25が溶接等により固定されている。ま
た、ビス26がそのこの固定座25の一面に固定されて
いる。アース線22,23の端部に取り付けられたラグ
板28はビス26とナット27によって締め付け固定さ
れ、アース線22,23は接地金具24に電気接続され
る。なお、上記リードケーブルは、いずれも90゜ほど
捩りを加えられても支障が生じないようにその外径に応
じた長さや硬さが選定される。
【0014】本発明は以上の実施例に限定されない。上
記実施例では3相給電線を構成するものを例にとって説
明したが、リードケーブルの本数は何本でも自由であ
る。また、リードケーブルはほぼ平行に同一面内で配列
されていればよく、多少のずれ等は実質的に問題にはな
らない。また、コネクタのL型に折り曲げられた形状自
身も厳密なL型でなく、適当な曲線を描いて差し支えな
い。リードケーブルやコネクタの具体的な構成自体も自
由に選択して差し支えない。
【0015】
【発明の効果】以上説明した本発明の中性点接続部は、
接続箱本体からほぼ平行に配列されて引き出されたリー
ドケーブルの先端にL型構成のコネクタを設け、これら
のコネクタは、リードケーブルの配列方向に平行な面内
でそれぞれL型に折り曲げられているため、リードケー
ブルをひねりながらコネクタのL型部分を90゜回転さ
せると、右用と左用のものに自由に設定できる。従っ
て、右用の構成と左用の構成を別々に製造し、在庫管理
する必要がなくなる。また、工場で生産し、これを現場
に運搬する場合に、接続箱本体と各コネクタの向きがほ
ぼ同一平面内に収まることから、梱包が従来のものに比
べて容易になる。従って、運搬コストも低減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の中性点接続部実施例を示し、(a)は
平面図、(b)はコネクタのひねり方を示す説明図であ
る。
【図2】本発明の中性点接続部を使用する機器の回路図
である。
【図3】従来の中性点接続部を示す平面図である。
【図4】従来の中性点接続部を示し、(a)及び(b)
は、それぞれ左用と右用の中性点接続部の斜視図であ
る。
【図5】中性点接続部の部分分解斜視図である。
【符号の説明】
4 接続箱本体 11U,11V,11W,11N リードケーブル 21 コネクタ 22,23 アース線 24 接地金具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多相給電線と中性線とを相互に電気接続
    した接続箱本体と、 この接続箱本体からほぼ平行に配列されて引き出された
    前記給電線及び中性線を構成するリードケーブルと、 前記給電線の各リードケーブルの先端に設けられた略L
    型構成のコネクタから成り、 前記各コネクタは、前記リードケーブルの配列方向に平
    行な面内でそれぞれL型に折り曲げられていることを特
    徴とする中性点接続部。
  2. 【請求項2】 各コネクタのL型の折り曲げ方向が、リ
    ードケーブルの配列方向に平行な面に対し垂直に向くよ
    うに各リードケーブルをひねった状態で、前記各コネク
    タが機器の端子に接続されていることを特徴とする請求
    項1記載の中性点接続部。
JP6154272A 1994-06-13 1994-06-13 中性点接続部 Pending JPH07336864A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6154272A JPH07336864A (ja) 1994-06-13 1994-06-13 中性点接続部

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JP6154272A JPH07336864A (ja) 1994-06-13 1994-06-13 中性点接続部

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Publication Number Publication Date
JPH07336864A true JPH07336864A (ja) 1995-12-22

Family

ID=15580542

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6154272A Pending JPH07336864A (ja) 1994-06-13 1994-06-13 中性点接続部

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JP (1) JPH07336864A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019062612A (ja) * 2017-09-25 2019-04-18 キヤノン株式会社 搬送装置、搬送システム及び加工システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019062612A (ja) * 2017-09-25 2019-04-18 キヤノン株式会社 搬送装置、搬送システム及び加工システム

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