JP3424632B2 - 中継端子連結構造体の使用方法及び電気接続箱 - Google Patents

中継端子連結構造体の使用方法及び電気接続箱

Info

Publication number
JP3424632B2
JP3424632B2 JP2000006803A JP2000006803A JP3424632B2 JP 3424632 B2 JP3424632 B2 JP 3424632B2 JP 2000006803 A JP2000006803 A JP 2000006803A JP 2000006803 A JP2000006803 A JP 2000006803A JP 3424632 B2 JP3424632 B2 JP 3424632B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
relay
bus bar
connection
strip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000006803A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001197632A (ja
Inventor
幸功 北
達也 岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2000006803A priority Critical patent/JP3424632B2/ja
Publication of JP2001197632A publication Critical patent/JP2001197632A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3424632B2 publication Critical patent/JP3424632B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車用電
気接続箱内において、バスバーと電装品の接続端子とを
電気的に接続するための中継端子連結構造体、及び中継
端子連結構造体を有する電気接続箱に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等においては、種々の電装
品を収容してそれら電装品を電気回路に接続するため
に、電気接続箱が用いられている。こうした電気接続箱
としては、例えば同箱内に敷設されたバスバーと電装品
とを電気的に接続するために、中継端子を用いたものが
ある。こうした中継端子の一例を図5に示す。
【0003】中継端子51は、一枚の金属板が打ち抜き
加工や折り曲げ加工されることによって形成されてい
る。通常、この種の中継端子51は、生産性の向上を図
るために、帯状の板材によって複数個連結された状態で
形成される。そして、その帯状板材を切断除去すること
によって、各々独立した中継端子51が得られるように
なっている。
【0004】このように形成された中継端子51は、電
気接続箱52内に設けられた端子収容部52a内に収容
されている。端子収容部52aは電気接続箱52内に複
数箇所設けられており、これら端子収容部52a内には
中継端子51が個々に収容されている。また、電気接続
箱52内には、バスバー積層体53も収容されている。
そして、各中継端子51の一端に設けられた端子挿着部
51aには、バスバー積層体53から延びるバスバータ
ブ部54がそれぞれ挿着されている。また、他端に設け
られた端子挿着部51bには、同図に2点鎖線で示す電
装品55の接続端子55aが挿着される。このため、各
中継端子51に電装品55を装着した際には、各電装品
55と各バスバータブ部54とが、各中継端子51を介
して電気的に接続される。そして、各接続端子55a同
士が電気的に接続された状態となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、こうした中
継端子51を用いた場合、隣り合う中継端子51間を電
気的に接続する際には、各中継端子51に接続されるバ
スバー側にて電気的な接続を行う必要があった。例え
ば、図6に示すように、各中継端子51に挿嵌されるバ
スバータブ部54同士が連結されたバスバー56を用い
る必要があった。このバスバー56は、各バスバータブ
部54同士を連結部56aで連結したものである。な
お、各バスバータブ部54は、同図に1点鎖線で示す箇
所において屈曲されて形成される。
【0006】このため、大面積のバスバー56が必要と
なり、バスバー56の材料費が高くなるという問題点が
あった。しかも、バスバー56の構成が複雑となるた
め、電気接続箱52自体の構成が複雑となった。また、
バスバー56の専有面積も大きくなり、バスバー回路の
レイアウトの自由度が小さくなるという問題点もあっ
た。
【0007】また、こうした中継端子51を用いた電気
接続箱52においては、帯状板材を切断除去して単体の
中継端子51とする作業と、バスバー56により各中継
端子51同士を接続する作業とを行う必要があった。し
たがって、その形成工程が煩雑であった。
【0008】本発明はこうした実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、異なる中継端子同士を単純な構
成で電気的に接続することができる電気接続箱を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、水平方向に延びる帯
状板材と、雄型接続端子を上方向から挿着可能な端子挿
着部を上端に有するとともに、該接続端子を下方向から
挿着可能な端子挿着部を下端に有し、それら端子挿着部
にそれぞれ挿着された前記接続端子同士を導通する複数
の中継端子と、前記帯状板材の上端縁に一体に設けられ
るとともに、前記端子挿着部に対する前記接続端子の挿
入方向が互いに平行となるように前記各中継端子の一側
壁の下端に一体に設けられ、前記帯状板材と前記各中継
端子との間を連結する平板状の連結部とを備える中継端
子連結構造体を、バスバー積層体を備えた電気接続箱内
に収容して使用する中継端子連結構造体の使用方法であ
って、前記バスバー積層体から延びるバスバータブ部
を、前記各中継端子のうちの少なくとも一つのものの下
端側の端子挿着部に挿着させるとともに、前記帯状板材
の下端縁を前記バスバー積層体の絶縁仕切板に接触させ
た状態で、前記中継端子構造体を前記バスバー積層体上
に載置して使用することを要旨とする。
【0010】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の中継端子構造体の使用方法において、前記各中継端
子のうちの特定のものと前記帯状板材とを連結する連結
部を切断除去して使用することを要旨とする。
【0011】請求項3に記載の発明では、水平方向に延
びる帯状板材と、雄型接続端子を上方向から挿着可能な
端子挿着部を上端に有するとともに、該接続端子を下方
向から挿着可能な端子挿着部を下端に有し、それら端子
挿着部にそれぞれ挿着された前記接続端子同士を導通す
る複数の中継端子と、前記帯状板材の上端縁に一体に設
けられるとともに、前記端子挿着部に対する前記接続端
子の挿入方向が互いに平行となるように前記各中継端子
の一側壁の下端に一体に設けられ、前記帯状板材と前記
各中継端子との間を連結する平板状の連結部とを備える
中継端子連結構造体を備えるとともに、バスバー積層体
を備える電気接続箱であって、前記中継端子連結構造体
は、前記各中継端子のうちの少なくとも一つのものの下
端側の端子挿着部に前記バスバー積層体から延びるバス
バータブ部が挿着され、前記帯状板材の下端縁が前記バ
スバー積層体の絶縁仕切板に接触した状態で収容されて
いることを要旨とする。
【0012】以下、本発明の「作用」について説明す
る。請求項1〜3に記載の発明によると、中継端子構造
体は、複数の中継端子が帯状板材によって連結されたも
のである。このため、各中継端子同士は電気的に接続さ
れている。そして、この中継端子構造体を電気接続箱内
に収容し、各中継端子の下端側の端子挿着部のうちの少
なくとも一つにバスバータブ部を挿着させることによ
り、そのバスバータブ部と全ての中継端子とを電気的に
接続することができる。よって、各中継端子同士を電気
的に接続させる必要がある場合に、それぞれ電気的に接
続された複数のバスバータブ部を、各中継端子全てに挿
着させる必要がない。すなわち、バスバー積層体側によ
って各中継端子同士を電気的に接続する必要がない。し
たがって、バスバーを単純な構成にすることができ、電
気接続箱自体も単純な構成にすることができる。
【0013】また、帯状板材は、水平方向に延び、その
下端縁が絶縁仕切板に接触した状態で絶縁仕切板上に載
置される。すなわち、帯状板材の下端縁全体が絶縁仕切
板に密接した状態となる。このため、中継端子構造体が
絶縁仕切板上に安定した状態で載置される。よって、中
継端子構造体とバスバー積層体との相対的な位置決めを
容易に行うことができる。
【0014】請求項2に記載の発明によると、各連結部
は、帯状板材の上端縁と、各中継端子の一側壁の下端縁
とを連結している。このため、任意の連結部を切断除去
しても、その除去された連結部以外の連結部同士は、帯
状板材によって接続されたままとなる。よって、各中継
端子のうちの任意のもの同士を選択的に接続させること
ができる。
【0015】しかも、連結部は平板状をなしているた
め、その切断を容易に行うことができる。よって、帯状
板材と中継端子とを容易に切り離すことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図4に基づき詳細に説明する。図1
(a),(b)及び図2に示すように、中継端子連結構
造体11は、一枚の帯状の金属板を打ち抜き加工や折り
曲げ加工することによって形成されている。そして、こ
の連結構造体11は、帯状板材12、複数の中継端子1
3(本実施形態においては3つのみを図示)、及び複数
の連結部14を備えている。すなわち、各部材12〜1
4は一体に形成されている。
【0017】帯状板材12は、直線板状に形成されてい
る。そして、各連結部14は、この帯状板材12の一側
縁12aに一体形成されている。各連結部14は平板状
をなしており、帯状板材12と同一平面上に形成されて
いる。また、各連結部14は、所定間隔毎に形成されて
いる。
【0018】各中継端子13は同形状をなし、それぞれ
略四角筒状に形成されている。図2に示すように、その
上端開口には端子挿着部15が設けられ、同中継端子1
3の下端開口には端子挿着部16が設けられている。そ
して、端子挿着部15には、同図に矢印V1で示す方向
から、板状をなす雄型接続端子を挿入可能となってい
る。また、各端子挿着部16には、同図に矢印V2で示
す方向から、同様の雄型接続端子を挿入可能となってい
る。すなわち、各端子挿着部15,16には、中継端子
13の軸心方向に沿って雄型接続端子を挿入可能となっ
ている。より詳しくは、各端子挿着部15,16には、
雄形接続端子の面を中継端子13の幅広側の側壁部13
a,13bと対向した状態で、同接続端子を挿入可能と
なっている。
【0019】各中継端子13の幅広側の側壁部13a,
13bには、それぞれ内面側に向かって円弧状に曲がっ
た接続バネ片部17a〜17dが形成されている。詳し
くは、図2に示すように、接続バネ片部17a,17c
は上端側において対向形成され、接続バネ片部17b,
17dは下端側において対向形成されている。このた
め、端子挿着部15に挿入された雄型接続端子は、接続
バネ片部17a,17cによって挟持される。また、端
子挿着部16に挿入された雄型接続端子は、接続バネ片
部17b,17dによって挟持される。よって、各雄型
接続端子は、これら端子挿着部15,16に挿着した状
態となる。なお、本実施形態において側壁部13bは金
属板が2枚重なって構成されており、接続バネ片部17
c,17dは、側壁部13bの内面側の金属板に形成さ
れている。そして、各中継端子13の幅狭側の側壁部1
2cの下端に、前記連結部14が一体形成されている。
このため、各中継端子13に対する接続端子の挿入方向
と、帯状板材12の延びる方向とは、直交している。つ
まり、帯状板材12を水平にしたとき、各中継端子13
の端子挿着部15,16に対する接続端子の挿入方向は
上下方向となる。
【0020】このように構成された中継端子連結構造体
11は、例えば、図3に示す電気接続箱21内に収容さ
れて用いられる。電気接続箱21内には複数の端子収容
部21aが設けられ、連結構造体11は、各端子収容部
21a内にそれぞれ中継端子13が収容された状態で電
気接続箱21内に収容されている。よって、各中継端子
13は、同方向を向きかつ横方向に列状に配置された状
態となっている。そして、帯状板材12は、水平方向に
延びかつ立った状態となっている。
【0021】また、電気接続箱21内には、バスバー積
層体22も収容されている。このバスバー積層体22
は、金属板からなる複数のバスバーが絶縁仕切板を介し
て積層されたものであり、連結構造体11の下方に収容
されている。そして、帯状板材12の下端縁(一側縁1
2aと逆側の側縁)が、最上層に位置する絶縁仕切板I
P1の表面に接触した状態となっている。換言すれば、
連結構造体11は、バスバー積層体22上に載置された
状態となっている。
【0022】最上層に位置するバスバー23からは、バ
スバータブ部24が上方に突設されている。このバスバ
ータブ部24は、図3中左端に位置する中継端子13の
下端側の端子挿着部16に挿着されている。各中継端子
13同士は帯状板材12によって連結されているため、
各中継端子13とバスバータブ部24とは、電気的に接
続されている。また、最上層に位置する絶縁仕切板IP
1において各中継端子13と対応する箇所には、各中継
端子13の下端縁と当接する突部25がそれぞれ形成さ
れている。よって、各中継端子13は、各突部25上に
載置された状態となっている。
【0023】このように構成された電気接続箱21に
は、図3に2点鎖線で示す電装品26が複数個装着され
るようになっている。各電装品26はそれぞれ雄型接続
端子27を備え、それら接続端子27は各中継端子13
の上端側の端子挿着部15に挿着される。このため、各
中継端子13に電装品26を装着した際には、各電装品
26とバスバータブ部24とが、各中継端子13を介し
て電気的に接続された状態となる。すなわち、各接続端
子27同士が電気的に接続された状態となる。
【0024】よって、こうした連結構造体11を用いる
ことにより、中継端子13側にて隣り合う中継端子13
同士が電気的に接続される。すなわち、前述した従来の
電気接続箱52のように、バスバー23側で電気的な接
続を行う必要がない。このため、バスバー23は、図4
に示すように、一つの中継端子13に接続するためのバ
スバータブ部24を備えていればよい。よって、従来の
バスバー56よりも小面積のバスバー23が使用可能で
ある。なお、同図においては、電気接続箱21内に連結
構造体11が2列収容されている場合に対応して、二つ
のバスバータブ部24が形成されたバスバー23を示
す。
【0025】したがって、本実施形態によれば以下のよ
うな効果を得ることができる。 (1)連結構造体11は、複数の中継端子13が帯状板
材12によって連結されたものである。このため、各中
継端子13同士は電気的に接続されている。よって、各
中継端子13の下端側の端子挿着部16のうちの一つに
バスバータブ部24を挿着させることにより、そのバス
バータブ部24と全ての中継端子13とを電気的に接続
することができる。よって、各中継端子13同士を電気
的に接続させる必要がある場合に、それぞれ電気的に接
続された複数のバスバータブ部24を、各中継端子13
の全てに挿着させる必要がない。すなわち、バスバー積
層体22側によって各中継端子13同士を電気的に接続
する必要がない。したがって、バスバー23を簡単な構
成にすることができる。しかも、帯状板材12は単純な
構成をなしているため、連結構造体11自体も単純な構
成とすることができる。
【0026】(2)帯状板材12は、水平方向に延びる
直線板状をなし、その下端縁が絶縁仕切板IP1に接触
した状態で同仕切板IP1上に載置される。すなわち、
帯状板材12の下端縁全体が絶縁仕切板IP1に密接し
た状態となる。このため、連結構造体11が絶縁仕切板
IP1上に安定した状態で載置される。よって、連結構
造体11とバスバー積層体22との相対的な位置決めを
容易に行うことができる。
【0027】(3)絶縁仕切板IP1上において各中継
端子13と対応する箇所には、各中継端子13の下端縁
と当接する突部25が形成されている。このため、連結
構造体11を電気接続箱21内に収容した際に、連結構
造体11を絶縁仕切板IP1上により安定した状態で載
置することができる。
【0028】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ・ 前記実施形態では、全ての中継端子13が、連結部
14を介して帯状板材12に連結されている。しかし、
これら中継端子13のうちの特定のものと帯状板材12
とを連結する連結部14を切断除去してもよい。このよ
うにしても、切断除去した連結部14以外の連結部14
同士を電気的に接続した状態にすることができる。例え
ば、図2における各中継端子13を左から13A,13
B,13Cとして符号を付し、中央に位置する中継端子
13Bを連結する連結部14を切断除去する。このよう
にしても、各連結部14は帯状板材12の一側縁(上端
縁)12aと各中継端子13の一側壁13cの下端縁と
を連結しているため、中継端子13A,13C間は帯状
板材12によって連結されたままとなる。よって、中継
端子13A,13C間のみを電気的に接続し、中継端子
13Bを電気的に断絶する必要がある場合でも、中継端
子13Bを連結する連結部14を切断除去すればよい。
したがって、各中継端子13同士の接続態様を、容易に
変更することができる。
【0029】しかも、連結部14は平板状をなしている
ため、その切断を容易に行うことができる。よって、帯
状板材12と中継端子13とを容易に切り離すことがで
きる。
【0030】・ 前記連結部14は、平板状に限らず、
例えば断面略「コ」字状や断面略「L」字状等をなして
いてもよい。このようにすれば、連結部14の強度を高
めることができる。
【0031】・ 前記実施形態では、図3に示したよう
に、バスバー23を用いて、一つの中継端子13の端子
挿着部16にのみバスバータブ部24を挿着させてい
る。しかし、他の空いている端子挿着部16に対して、
別のバスバータブ部を挿着させてもよい。このようにす
れば、該バスバータブ部とバスバー23とを電気的に接
続することができるため、異なるバスバー間を容易に電
気的に接続することができ、バスバーの敷設レイアウト
の自由度を大きくすることができる。
【0032】また、図6に示した従来のバスバー56を
用いて、全ての中継端子13の端子挿着部16に各々バ
スバータブ部54を挿着させるようにしてもよい。この
ようにすれば、バスバー56の連結部56aと帯状板材
12とによって各中継端子13同士を連結することがで
きる。このため、各中継端子13に対して、より大電流
を通電させることができる。
【0033】・ 絶縁仕切板IP1に形成した突部25
を省略してもよい。このようにすれば、絶縁仕切板IP
1の構成を単純化することができる。次に、特許請求の
範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施形
態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
【0034】(1) 請求項3に記載の電気接続箱にお
いて、前記バスバー積層体の最上層に位置する絶縁仕切
板上において前記各中継端子と対応する箇所には、それ
ら中継端子の下端縁と当接する突部がそれぞれ設けられ
ていること。この技術的思想(1)に記載の発明によれ
ば、中継端子構造体を絶縁仕切板上により安定した状態
で載置することができる。
【0035】(2) 水平方向に延びる帯状板材と、雄
型接続端子を上方向から挿着可能な端子挿着部を上端に
有するとともに、該接続端子を下方向から挿着可能な端
子挿着部を下端に有し、それら端子挿着部にそれぞれ挿
着された前記接続端子同士を導通する複数の中継端子
と、前記帯状板材の上端縁に一体に設けられるととも
に、前記端子挿着部に対する前記接続端子の挿入方向が
互いに平行となるように前記各中継端子の一側壁の下端
に一体に設けられ、前記帯状板材と前記各中継端子との
間を連結する平板状の連結部とを備えることを特徴とす
る中継端子連結構造体。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜3に記
載の発明によれば、異なる中継端子同士を単純な構成で
電気的に接続することができる。しかも、中継端子連結
構造体とバスバー積層体との相対的な位置決めを容易に
行うことができる。
【0037】請求項2に記載の発明によれば、各中継端
子同士の接続態様を、容易に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の中継端子構造体を示す斜
視図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】同実施形態の中継端子を用いた電気接続箱の一
例を示す断面図。
【図4】同実施形態の電気接続箱に用いられるバスバー
の一例を示す平面図。
【図5】従来の電気接続箱の断面図。
【図6】従来の電気接続箱に用いられるバスバーの一例
を示す平面図。
【符号の説明】
11…中継端子連結構造体、12…帯状板材、13…中
継端子、14…連結部、15,16…端子挿着部、21
…電気接続箱、22…バスバー積層体、23…バスバ
ー、24…雄型接続端子としてのバスバータブ部、25
…突部、26…電装品、27…雄型接続端子、IP1…
絶縁仕切板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−121126(JP,A) 特開 平7−130421(JP,A) 実開 平5−79889(JP,U) 実開 平4−27586(JP,U) 実開 平4−8289(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/16 H01R 9/03 H01R 13/11

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向に延びる帯状板材と、 雄型接続端子を上方向から挿着可能な端子挿着部を上端
    に有するとともに、該接続端子を下方向から挿着可能な
    端子挿着部を下端に有し、それら端子挿着部にそれぞれ
    挿着された前記接続端子同士を導通する複数の中継端子
    と、 前記帯状板材の上端縁に一体に設けられるとともに、前
    記端子挿着部に対する前記接続端子の挿入方向が互いに
    平行となるように前記各中継端子の一側壁の下端に一体
    に設けられ、前記帯状板材と前記各中継端子との間を連
    結する平板状の連結部とを備える中継端子連結構造体
    を、バスバー積層体を備えた電気接続箱内に収容して使
    用する中継端子連結構造体の使用方法であって、 前記バスバー積層体から延びるバスバータブ部を、前記
    各中継端子のうちの少なくとも一つのものの下端側の端
    子挿着部に挿着させるとともに、前記帯状板材の下端縁
    を前記バスバー積層体の絶縁仕切板に接触させた状態
    で、前記中継端子構造体を前記バスバー積層体上に載置
    して使用することを特徴とする中継端子連結構造体の使
    用方法。
  2. 【請求項2】 前記各中継端子のうちの特定のものと前
    記帯状板材とを連結する連結部を切断除去して使用する
    ことを特徴とする請求項1に記載の中継端子連結構造体
    の使用方法。
  3. 【請求項3】 水平方向に延びる帯状板材と、 雄型接続端子を上方向から挿着可能な端子挿着部を上端
    に有するとともに、該接続端子を下方向から挿着可能な
    端子挿着部を下端に有し、それら端子挿着部にそれぞれ
    挿着された前記接続端子同士を導通する複数の中継端子
    と、 前記帯状板材の上端縁に一体に設けられるとともに、前
    記端子挿着部に対する前記接続端子の挿入方向が互いに
    平行となるように前記各中継端子の一側壁の下端に一体
    に設けられ、前記帯状板材と前記各中継端子との間を連
    結する平板状の連結部とを備える中継端子連結構造体を
    備えるとともに、バスバー積層体を備える電気接続箱で
    あって、 前記中継端子連結構造体は、前記各中継端子のうちの少
    なくとも一つのものの下端側の端子挿着部に前記バスバ
    ー積層体から延びるバスバータブ部が挿着され、前記帯
    状板材の下端縁が前記バスバー積層体の絶縁仕切板に接
    触した状態で収容されていることを特徴とする電気接続
    箱。
JP2000006803A 2000-01-14 2000-01-14 中継端子連結構造体の使用方法及び電気接続箱 Expired - Fee Related JP3424632B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000006803A JP3424632B2 (ja) 2000-01-14 2000-01-14 中継端子連結構造体の使用方法及び電気接続箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000006803A JP3424632B2 (ja) 2000-01-14 2000-01-14 中継端子連結構造体の使用方法及び電気接続箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001197632A JP2001197632A (ja) 2001-07-19
JP3424632B2 true JP3424632B2 (ja) 2003-07-07

Family

ID=18535276

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000006803A Expired - Fee Related JP3424632B2 (ja) 2000-01-14 2000-01-14 中継端子連結構造体の使用方法及び電気接続箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3424632B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6913278B2 (ja) 2017-02-10 2021-08-04 株式会社オートネットワーク技術研究所 板状導電部材の接続構造及び板状導電路

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001197632A (ja) 2001-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000182682A (ja) 電気接続箱
JP3446672B2 (ja) 電気接続箱
JP3424632B2 (ja) 中継端子連結構造体の使用方法及び電気接続箱
JP2001186634A (ja) 層間接続構造
JP2000139016A (ja) 配線板の接続構造及び配線板組立体の製造方法
JP3501078B2 (ja) ジャンクションボックスとワイヤハーネスの接続構造
JPH11191914A (ja) 電気接続箱
JPH0716526U (ja) 回路絶縁板
JP3823657B2 (ja) 中継端子の接続構造
JP3424630B2 (ja) 中継端子及び中継端子の接続構造
JP3457237B2 (ja) 電気接続箱の回路接続構造及び回路形成方法
JP2003032840A (ja) 電気接続箱
JPH11176497A (ja) 積層回路基板
JP3458817B2 (ja) 電気接続箱
JPH09219492A (ja) パワー半導体モジュール
JP3178379B2 (ja) 電気接続箱
JP2002044835A (ja) バスバーを備えた電気接続箱
JP3578053B2 (ja) 絶縁板へのバスバーの固定方法
JP2571466Y2 (ja) 電気接続箱
JPH0141181Y2 (ja)
JP3285130B2 (ja) ブスバーの接続構造
JPS6026462Y2 (ja) 自動車用ワイヤ−ハ−ネスの相互接続装置
JP2565820Y2 (ja) 電気接続箱
JP3339831B2 (ja) 配線板および該配線板を備えた電気接続箱
JP2001218336A (ja) 電気接続箱のブスバー構造

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080502

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090502

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090502

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100502

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees