JPH0637867B2 - 内燃機関のノッキング動作防止装置 - Google Patents

内燃機関のノッキング動作防止装置

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JPH0637867B2
JPH0637867B2 JP59058569A JP5856984A JPH0637867B2 JP H0637867 B2 JPH0637867 B2 JP H0637867B2 JP 59058569 A JP59058569 A JP 59058569A JP 5856984 A JP5856984 A JP 5856984A JP H0637867 B2 JPH0637867 B2 JP H0637867B2
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ヨルク・ボ−ニツツ
ロ−ベルト・エンテンマン
ベルンハルト・ミラ−
ジイ−クフリ−ト・ロ−デ
ステフアン・ウ−ラント
ヴアルタ−・ヒ−ス
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ローベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
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    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P5/00Advancing or retarding ignition; Control therefor
    • F02P5/04Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions
    • F02P5/145Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using electrical means
    • F02P5/15Digital data processing
    • F02P5/152Digital data processing dependent on pinking
    • F02P5/1521Digital data processing dependent on pinking with particular means during a transient phase, e.g. starting, acceleration, deceleration, gear change
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Description

【発明の詳細な説明】 イ)技術分野 本発明は、内燃機関のノツキング動作防止装置、更に詳
細には少なくとも1つのノツキングセンサから得られる
信号が基準値を上回つた場合ノツキング燃焼が現われた
と検出され、その場合内燃機関の機能、特に点火機能を
調節して内燃機関のノツキング動作を防止する内燃機関
のノツキング動作防止装置に関する。
ロ)従来技術 ドイツ特許公開公報第3009046 号並びにドイツ特許公開
公報第3142729 号には、ノツキング燃焼が内燃機関に現
われた場合、特に点火時点を段階的に遅くする方向に調
節し、所定時間経過してノツキングがなくなつた場合再
び段階的に元の値に戻す制御装置が記載されている。そ
の場合ノツキングセンサによつて検出されたノツキング
信号はドイツ特許公開公報第3117616 号ないしドイツ特
許公開公報第3308541 号に記載されたような方法により
基準信号と比較してそれよりも上回つた信号が得られた
時にノツキングと検出される。点火時点を変える代り
に、ノツキング特性に影響を与える他の内燃機関の機能
を段階的に変化させるようにすることもできる。例えば
ノツキング燃焼が現われた場合混合気を濃くしたり、噴
射時点を変化させたりあるいはターボエンジンの場合過
給圧を減少させるようにすることもできる。更に過給圧
制御にアンチノツク剤を加えたり排気ガス再循環率を変
化させたりすることもできる。
このような内燃機関を段階的に変化させ、又元の値に段
階的に復帰させることにより、本来の機能の変化をでき
るだけ少なくすると同時に走行特性をできるだけ滑らか
なものにし振動のないものにしている。その場合段階的
な調節はいつも同じ方法例えば回転数あるいはノツキン
グ強度の関数として行なわれている。しかし加速状態や
負荷の増大を生じる内燃機関の遷移状態では定常状態並
びに準定常状態に比較して段階的に復帰させるのが遅す
ぎるという欠点がある。即ち遷移状態では内燃機関の機
能、例えば点火時点の目標値が大きく、又速く変化する
ので、元の値に緩慢に段階的に戻すことは好ましいこと
ではなく、内燃機関の駆動特性が好ましくないものにな
つてしまうという欠点がある。
ハ)目 的 従つて本発明は、このような従来の欠点を解消するため
に成されたもので、加速度や他の負荷が増大する遷移状
態においても変化する駆動条件に素早く適合でき、動的
な特性が向上する内燃機関のノツキング動作防止装置を
提供することを目的とする。
ニ)実施例 以下、図面に示す実施例に従い本発明を詳細に説明す
る。
第1図において、ノツキングセンサ10は信号処理回路
11を介してコンパレータ12の入力端子に接続される
と共に、基準値形成回路13を介してコンパレータ12
の他の端子に接続される。前述したドイツ特許公開公報
第3137016 号に詳細に説明されてるように、信号処理回
路11においてノツキングセンサ10からの信号が増幅
され、帯域フイルタを介してフイルタにかけられ、続い
て例えば整流器を介して復調される。更に復調された信
号から調節出力信号を形成する調節器が設けられ、それ
により増幅器の増幅度はノツキング信号の振幅が大きい
場合に小さく、又振幅が小さい場合に大きく調節され
る。その結果、増幅出力信号は一定となり、エンジンの
回転数に無関係になる。又ノツキング信号はクランク軸
に同期した測定窓の間で積分される。基準値形成回路1
3は好ましくはローパスフイルタ特性を有し、実際のノ
ツキング測定値に係数kで重み付けられた新しい基準値
が形成される。従つてkは調節係数とも呼ばれている。
コンパレータ12では実際の測定値が基準値と比較さ
れ、その場合実際値が基準値より所定の係数m大きくな
つたときにノツキングであると識別される。
コンパレータ12の出力は電子制御装置14に入力され
る。この電子制御回路の出力信号によつて点火出力段1
5が駆動され、従つて内燃機関の点火信号が形成され
る。好ましくは、マイクロコンピユータとして構成され
る電子制御装置14は点火機能に代えあるいはそれに付
加してノツキング特性に影響を与える内燃機関の他の機
能を制御させることもできる。例えばその例として燃料
供給量を制御する出力段16があげられる。燃料供給量
の制御は、噴射時点、噴射期間、噴射圧力等を制御する
ことになつて行われる。更に排気ガス再循環率、アンチ
ノツク剤の添加、温度、ターボ過給圧等を制御すること
もできる。所定の制御機能に基づき電子制御装置14に
は必要なパラメータPないし測定値が入力される。これ
らの入力に基づきよく知られているようにそれぞれ制御
信号が形成される。基本的な機能として例えば点火機能
をあげることができる。点火時点、場合によつては閉角
がパラメータPに従い又格納されているデータに基づき
計算され、対応した制御信号が形成される。コンパレー
タ12からの出力に基づきノツキングを伴う燃焼が発生
したと検出されると、点火角はノツキング燃焼がなくな
るまで段階的に遅くなる方向に変化される。これは周波
数f1で行われる。所定の時間が経過しノツキング燃焼
があらわれなくなると、再び元の値に戻るまで周波数f
2で早い方向に戻れる。周波数f1,f2は一定であるかあ
るいは回転数に従つて変化させることができる。このよ
うな方法は上述したドイツ特許公開公報第3009046 号に
詳細に説明されている。点火機能の他にこの段階的に変
化させる方法は上述したようなノツキング特性に影響を
与える他の機能にも応用することができる。重要なこと
は、段階的にノツク限界から離れる調節が行われること
である。
回転数に関係した信号nが微分回路17に入力され、そ
の微分回路の出力からは加速度bに関係した信号が得ら
れる。この信号bにより3つの関数発生器18〜20が
制御される。その場合関数発生器18により調節係数k
が、また関数発生器19により評価係数mが加速度に関
係して制御される。これらの係数は基準値形成回路13
ないしコンパレータ12において次のように変化され
る。即ち、加速時には、基準値がすばやく実際のノッキ
ング測定値に合うように(追従するように)なり、又エ
ンジンノイズが大きいことによりノッキング検出のため
の応答しきい値が増大されるように変化される。前述し
たように、実際のノッキング測定値が基準値より所定量
(係数mに対応)大きくなった場合、コンパレータ12
は応答してノッキングを識別するが、応答しきい値はこ
の応答するために超えなければならない所定量を意味す
る。従って、加速時には係数k、mは大きくされる。基
準値あるいは応答しきい値が増大すると、ノッキング検
出が行なわれにくくなる。それによりエンジンノイズが
大きいために不本意なノツキング検出が行われ、それに
より元の点火角度に戻ることが妨げられるということが
防止される。さらに関数発生器20が駆動されることに
より、点火時点が元の値に復帰するのが制御される。加
速度がない場合には、スイツチ21が図示された位置に
保持され、元の値への復帰はf2の周波数で行われる。そ
れに対して所定の加速度値を上回ることにより加速度が
検出されると、周波数f3(b)に切り換わり、それにより
関数値は急速にもとの値に復帰する。その場合復帰速
度、すなわち周波数f3は加速度bに関係する。このよう
にして加速には通常のモードよりも速く元の値に復帰で
きることにより点火時点の調節を最新の駆動条件に合わ
せることが可能になる。
加速の他に更に内燃機関の他の遷移状態が検出されたと
き復帰調節を早くする方向に切り換えたり、係数k,m
をそれに対応して変化させることもできる。他の遷移状
態に対する例としては負荷変動あるいは一般的に駆動状
態に変化をおこす負荷があげられる。
更に簡単な実施例の場合には係数k,m並びに元の関数
値への復帰速度をパラメータに従つて変えるかわりに遷
移状態が検出された場合、単に他の値に切換えるように
することもできる。この場合には周波数f3は一定の周波
数あるいは回転数センサから得られる周波数となる。ま
た復帰速度は周波数を変える他にあるいは復帰ステツプ
のステツプを大きくすることによつて行うこともでき
る。
更に第1図に図示した各ブロツクはマイクロコンピユー
タとして構成される電子制御装置14の機能として実現
させることもできる。
その場合回路技術的なコストは非常にわずかなもので済
む。それと共に調節可能な係数k,mならびに関数f3
特性信号データとして格納するようにすることもでき
る。
以上説明したように本発明によれば加速度や負荷の増大
が発生する遷移状態が検出された時元の機能に戻る復帰
速度が加速され、この急速に行なわれる調節に基づき新
しい動作点、即ち新しい特性に合つた値が調節され、そ
れにより必要な場合にはノツキング制御が再び行なわれ
る。このようにして変化する駆動条件に早く適合させ動
的な特性を改善することが可能になる。
本発明の好ましい実施例によれば、段階的な調節速度は
遷移状態、即ち加速度に従つて制御され、それによつて
異なる強さの遷移状態を考慮し新しい値に調節すること
が可能になる。
変化した駆動状態に早く適合させるために好ましくはノ
ツキング検出自体も調節が行なわれる。即ち通常エンジ
ンノイズが増大する遷移状態の間、ノツキング検出に必
要な基準値を形成する調節係数kあるいは評価係数mあ
るいはその両方を調節することによりノツキング検出を
動的に行ない、応答しきい値を増大させるようにする。
それにより遷移状態自身により、即ちエンジンノイズが
大きくなることにより誤つてノツキング燃焼が検出され
ることが防止できる。
ホ)効果 以上説明したように、本発明では、ノッキング燃焼検出
時点火時点が遅くなる方向に調節されていてかつ加速状
態が発生したときに、検出された加速度に伴って点火時
点の段階的な復帰を速めることができるので、点火時点
を加速度に従って素早く進めることができ、加速状態に
対応してトルクを増大させることができる。また本発明
では、このときノッキング検出用の基準値も検出された
加速度に従って増大させるようにしているので、通常加
速状態で発生し易いエンジンノイズにより誤ってノッキ
ング燃焼が検出され点火時点が再び遅い方向に制御され
てしまうのを防止することができる。このように本発明
では、変化する運転条件に素早く適合でき、動的な特性
を向上させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の概略構成を示したブロツク図、第
2図は第1図装置の動作を説明する線図である。 10……ノツキングセンサ、11……信号処理回路 12……コンパレータ、13……基準値形成回路 14……電子制御装置、15……点火出力段 17……微分回路、18〜20……関数発生器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベルンハルト・ミラ− ドイツ連邦共和国7000シユトウツトガルト 1レ−ヘンシユトラ−セ31 (72)発明者 ジイ−クフリ−ト・ロ−デ ドイツ連邦共和国7141シユヴイ−バ−デイ ンゲン・メメルヴエ−ク1 (72)発明者 ステフアン・ウ−ラント ドイツ連邦共和国7140ル−トヴイツクスブ ルク・ライヒエルトシヤルデ96 (72)発明者 ヴアルタ−・ヒ−ス ドイツ連邦共和国7132イリンゲン・シユツ インガ−シユトラ−セ54 (56)参考文献 特開 昭57−163158(JP,A) 特開 昭55−114878(JP,A) 実開 昭57−32065(JP,U) 実開 昭56−64157(JP,U)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1つのノッキングセンサと、そ
    の後段に接続された信号処理回路とを備え、信号処理さ
    れたノッキングセンサ信号が基準値を上回つた場合ノッ
    キング燃焼が検出され、又ノッキング特性に影響を与え
    る内燃機関の機能、特に点火機能を制御する電子制御装
    置が設けられ、ノッキング燃焼が検出された場合ノック
    限界から遠ざかるように前記内燃機関の機能が段階的に
    調節され、又ノッキング燃焼終了後段階的に復帰が行な
    われ、更に段階的な復帰を速めることができる手段が設
    けられる内燃機関のノッキング動作防止装置において、
    加速度を検出する検出装置(17)が設けられ、ノッキ
    ング燃焼検出時点火時点が遅くなる方向に調節されてい
    てかつ加速状態が発生したときには、検出された加速度
    に従って前記段階的な復帰を速めさせ、かつノッキング
    検出用の前記基準値もその加速度に従って増大させるこ
    とを特徴とする内燃機関のノッキング動作防止装置。
  2. 【請求項2】復帰ステップを大きくすることによりある
    いは復帰周波数を大きくすることにより段階的な復帰を
    速めることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    内燃機関のノッキング動作防止装置。
  3. 【請求項3】前記検出装置(17)により検出された加
    速度に従って制御可能な切り替え装置(21)を設け、
    それにより2つの復帰速度間の切り替えが行なわれるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の内燃機関
    のノッキング動作防止装置。
  4. 【請求項4】前記基準値が実際のノッキング測定値を調
    節係数(k)で重み付けすることにより形成され、前記
    調節係数(k)が加速度の関数として大きくされること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項から第3項までのい
    ずれか1項に記載の内燃機関のノッキング動作防止装
    置。
JP59058569A 1983-04-12 1984-03-28 内燃機関のノッキング動作防止装置 Expired - Lifetime JPH0637867B2 (ja)

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DE33130361 1983-04-12
DE3313036A DE3313036C2 (de) 1983-04-12 1983-04-12 Vorrichtung zur Verhinderung des klopfenden Betriebs bei Brennkraftmaschinen

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JPS59206677A JPS59206677A (ja) 1984-11-22
JPH0637867B2 true JPH0637867B2 (ja) 1994-05-18

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FR (1) FR2544389B1 (ja)

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