JPH0637483Y2 - 計 器 - Google Patents

計 器

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JPH0637483Y2
JPH0637483Y2 JP1991076850U JP7685091U JPH0637483Y2 JP H0637483 Y2 JPH0637483 Y2 JP H0637483Y2 JP 1991076850 U JP1991076850 U JP 1991076850U JP 7685091 U JP7685091 U JP 7685091U JP H0637483 Y2 JPH0637483 Y2 JP H0637483Y2
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JP
Japan
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pointer shaft
frame member
shaft
pointer
bobbin
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JP1991076850U
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JPH0490268U (ja
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徹郎 外川
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Nippon Seiki Co Ltd
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Nippon Seiki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は車両用計器等として用い
られる計器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の計器として実開昭60-52554
号公報、実開昭57-173010 号公報、実開昭55-70759号公
報のものが知られている。
【0003】これらの従来構造は第8図の如く、走行速
度や機関回転数を指示する渦電流型の指示計器51と走行
距離等を表示する積算計52を単一のフレーム53に一体化
して構成されている。
【0004】すなわち、フレーム53の上部に2個の保持
軸54を設け、各保持軸54に複数個の数字輪55を回動可能
に貫挿し、フレーム53の下部に軸受部56により主軸57を
軸受するとともに他の軸受部58により指針軸59を軸受
し、主軸57の上端部に磁石60を固定し、指針軸59の下端
部に磁石60と間隙を存してロータ61を固定し、かつ主軸
57にロータ61と間隙を存して導磁体62を固定し、指針軸
59の上端部に指針63を固定し、フレーム53に走行速度目
盛、数字を表示した表示板64を固定し、表示板64の数字
輪55対向位置に窓孔65を形成し、指針軸59に渦巻バネ66
の一端を固定するとともにその他端をフレーム53に固定
し、主軸57に車両の走行量に応じて回転するフレキシブ
ルワイヤ67を連結して構成されている。
【0005】しかして車両の走行によりフレキシブルワ
イヤ67を介して主軸57が回転すると、図示省略のピニオ
ン型積算機構により数字輪55は桁送り回動し、走行距離
値を窓孔65より表示され、また主軸55の回転により磁石
60が回転し、ロータ61と磁石60との間に生ずる渦電流作
用によるトルクと渦巻バネ66のトルクとが釣り合うよう
にして指針軸59が回動し、指針63により走行速度を表示
し得る。
【0006】ところで、前記渦電流型の指示計器51は、
フレキシブルワイヤ67の引き廻しや連結作業が煩雑とな
り、装置自体も大型になりやすいという欠点を有してい
る。この点、例えば実開昭57-2463 号公報、特公昭49-4
3348号公報等に開示される可動磁石型の指示計器であれ
ば、その駆動源が電気信号であるため、フレキシブルワ
イヤ67を廃止でき、かつ小型化, 軽量化も達成し得る。
すなわち、可動磁石型の指示計本体は、交差コイルを巻
回したボビン内に指針軸を固定した磁石を内装し、指針
軸はボビンの上方に伸長する筒状の軸受部とボビンの下
端内面の凹状の軸受部とで回動可能に軸受けされてお
り、コイルへの通電量に応じて生ずる合成磁界の向きへ
磁石と一緒に指針軸を回動させるようになっている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、指示計
器51と積算計52とを同一の表示板64に表示させる複合型
計器において、可動磁石型の指示計器を採用することは
知られていない。
【0008】また、単に可動磁石型の指示計器の上側に
積算計52を配設したのでは、可動磁石型の指示計器の指
針軸を積算計52の上方まで伸長させなければならないた
め、指針軸が外部振動によって指針軸がふらつきやすく
なり、曲がったり、倒れたりすることが懸念される。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案はこれらの不都合
を解決することを目的とするもので、コイルを巻回する
ボビンの内部空間に指針軸を固定した磁石を回動可能に
設けると共に前記ボビンに前記指針軸を軸受け可能な軸
受部を設けた指示計器と、保持軸に回動可能に貫挿した
数字輪を桁送り回動する積算計とをフレーム部材に保持
し、前記指針軸を前記フレーム部材の上方に突設すると
共に前記軸受部の周囲に前記フレーム部材の保持部を設
ける計器である。
【0010】
【作用】フレーム部材に積算計と指示計器とを保持し、
この時フレーム部材の上方に指示計器の指針軸が突出状
態に設けられると共に、指示計器の軸受部がフレーム部
材の保持部によって横移動を抑制される。
【0011】
【実施例】第1図乃至第7図は本考案の実施例を示し、
第1図乃至第5図は第1実施例、第6図は第2実施例、
第7図は第3実施例である。
【0012】第1図乃至第5図の第1実施例において、
1は車両走行速度を指示する可動磁石型の指示計器であ
って、すなわちこの指示計器1は、ボビン2の内部空間
に指針軸3を固定した磁石4を回動可能に設け、ボビン
2に第1、第2のコイル5・6を交叉して巻回し、ボビ
ン2に指針軸3を軸受可能な筒状の軸受部7を一体形成
し、指針軸3の上端部に指針8を取付け、ボビン2を内
側のフレーム9に内装して構成している。
【0013】10は走行距離を表示する積算計であって、
すなわちこの積算計10は、後述するフレームに2個の保
持軸11を設け、この保持軸11に複数個の数字輪12を回動
可能に貫挿し、パルスモータ、ソレノイドアクチュエー
タ、DCモータ等のモータ13により歯車機構14を介して
図示省略のピニオン型積算機構で数字輪12を桁送り回動
可能に設けて構成している。
【0014】また、前記指示計器1および前記積算計10
は、いずれもフレーム部材15に保持され、このフレーム
部材15には、指針軸3の曲がりや倒れを抑えるために軸
受部7の上部の周囲に保持部16を形成し、この保持部16
に軸受部7を横移動を抑制するように挿入し、これと同
時にフレーム部材15の上方に指針軸3を突出状態に設け
ている。
【0015】なお、本実施例では、フレーム部材15を上
側フレーム17と下側フレーム18とに分割形成し、上側フ
レーム17に前記積算計10、モータ13、歯車機構14を組み
付けて積算計ユニット19を構成し、下側フレーム18に指
示計器1を内装して指示計器ユニット20を構成し、下側
フレーム18の上に上側フレーム17を取付ビス21により積
重ね状態に組付可能になっているが、必ずしもフレーム
部材15を分割形成しなくともよく、フレーム部材15を単
一フレーム構造とし、これに指示計器1および積算計10
を保持させる構成とすることもできる。
【0016】22は表示板であり、指針8の回動指示値を
表示するとともに、窓孔23を形成することによって、数
字輪12の桁送り回動による指示値を視認可能にしてお
り、上側フレーム17に取り付けられる。
【0017】24は基板であって、指示計器1の第1、第
2のコイル5・6及び前記積算計10のモータ13に電圧を
加える電気回路を備えたものであり、下側フレーム18の
下面にこの基板24を当て、ビス25をボビン2に螺着して
ボビン2、下側フレーム18、基板24を一体に組付けてい
る。
【0018】この第1実施例は上記構成であるから、従
来例の如くフレキシブルワイヤを用いることなく指示計
器1を駆動することができ、すなわち車両の走行速度に
対応する電圧が基板24の電気回路より第1、第2のコイ
ル5・6に加えられると合成磁界が発生し、合成磁界方
向に磁石4が指向し、指針8は指示回動するとともにモ
ータ13に電流が流れて図示省略の積算機構により数字輪
12は桁送り回動し、走行距離等を積算表示することにな
り、すなわち指示計器1及び積算計10ともに電気回路に
より駆動され、指針の指示特性や積算計10の表示特性は
向上するとともに被測定対象に対する指示角度を任意の
特性に設定できる。
【0019】また、指示計器1側の軸受部7により指針
軸3が軸受され、軸受部7はフレーム部材15の上側フレ
ーム17に設けた保持部16により横方向を保持されるか
ら、筒状の軸受部7が積算計10よりも上方に伸長される
ために比較的長くなっても指針軸3の曲がりや倒れを防
止でき、外部振動による横移動やふらつきを抑制でき
る。
【0020】さらに、指針軸3の横移動が抑制されるこ
とに起因して、積算計10の表示位置である窓孔23と指針
8の回動中心との相対的位置の狂いが生じにくいという
附随的作用効果もある。
【0021】第6図の第2実施例及び第7図の第3実施
例は軸受部7、保持部16の別例構造を示し、第1実施例
の場合保持部16を円形穴としているのに対し第2実施例
では4個の突起部Pで構成し、また第1実施例の軸受部
7の外周面は円形であるのに対し第3実施例の場合突起
部Pを設け、突起部Pを円形穴で保持するようにしたも
のである。
【0022】この第2、3実施例も第1実施例と同様の
作用効果を得る。
【0023】
【考案の効果】以上詳述したように、本考案はコイルを
巻回するボビンの内部空間に指針軸を固定した磁石を回
動可能に設けると共に前記ボビンに前記指針軸を軸受け
可能な軸受部を設けた指示計器と、保持軸に回動可能に
貫挿した数字輪を桁送り回動する積算計とをフレーム部
材に保持し、前記指針軸を前記フレーム部材の上方に突
設すると共に前記軸受部の周囲に前記フレーム部材の保
持部を設けることにより、指針軸の曲がりや倒れを防止
でき、外部振動による指針軸の横移動,ふらつき,騒音
を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の分解斜視図である。
【図2】本考案の第1実施例の断面図である。
【図3】本考案の第1実施例の側面図である。
【図4】本考案の第1実施例の部分断面図である。
【図5】本考案の第1実施例の部分平面図である。
【図6】本考案の第2実施例の部分平面図である。
【図7】本考案の第3実施例の部分平面図である。
【図8】従来構造の断面図である。
【符号の説明】
1 指示計器 2 ボビン 3 指針軸 4 磁石 5,6 コイル 7 軸受部 10 積算計 11 保持軸 12 数字輪 15 フレーム部材 16 保持部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルを巻回するボビンの内部空間に指
    針軸を固定した磁石を回動可能に設けると共に前記ボビ
    ンに前記指針軸を軸受け可能な軸受部を設けた指示計器
    と、保持軸に回動可能に貫挿した数字輪を桁送り回動す
    る積算計とをフレーム部材に保持し、前記指針軸を前記
    フレーム部材の上方に突設すると共に前記軸受部の周囲
    に前記フレーム部材の保持部を設けることを特徴とする
    計器。
JP1991076850U 1991-08-29 1991-08-29 計 器 Expired - Lifetime JPH0637483Y2 (ja)

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JP1991076850U JPH0637483Y2 (ja) 1991-08-29 1991-08-29 計 器

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JPH0490268U JPH0490268U (ja) 1992-08-06
JPH0637483Y2 true JPH0637483Y2 (ja) 1994-09-28

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5637010B2 (ja) * 1978-05-12 1981-08-28
US4354097A (en) * 1978-07-20 1982-10-12 Societe Internationale De Mecanique Industrielle S.A. Odometers
US4445374A (en) * 1981-03-09 1984-05-01 Huret Et Ses Fils Distance recorder for a two-wheeled vehicle or the like

Family Cites Families (1)

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