JP2511338Y2 - カウンタ - Google Patents

カウンタ

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JP2511338Y2
JP2511338Y2 JP5702490U JP5702490U JP2511338Y2 JP 2511338 Y2 JP2511338 Y2 JP 2511338Y2 JP 5702490 U JP5702490 U JP 5702490U JP 5702490 U JP5702490 U JP 5702490U JP 2511338 Y2 JP2511338 Y2 JP 2511338Y2
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JP
Japan
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holder
display
counter
frame body
pinion
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JP5702490U
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JPH0415764U (ja
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浩一 佐藤
俊幸 大竹
博 轟木
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Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Publication date
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  • Road Signs Or Road Markings (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Measurement Of Distances Traversed On The Ground (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は複数の表示輪を下位桁から順次上位桁へと桁
送りして例えば走行距離を表示するインナピニオン式の
カウンタに関する。
[従来の技術] 一般にこの種のインナピニオン式のカウンタは、フレ
ーム体の左右側板間に横設された支軸に複数の表示輪を
遊転可能に設け、各表示輪間にホルダーに支承されたピ
ニオンを介在させるとともに、各表示輪の内面側に位置
して下位桁側に連続歯を、上位桁側に間欠歯を夫々形成
し、前記ピニオンには長歯と短歯が相互に形成され、そ
の長歯と短歯が前記連続歯と噛合するとともに、前記長
歯が前記間欠歯に噛合している。そして、適宜回転手段
によって最下位桁の表示輪に回転力が伝達されると、各
表示輪は桁送り用のピニオンを介して下位桁側から上位
桁側へと順次桁送り回動するようになっている。また、
前記各ホルダーには各表示輪から外部に延出する突出片
が各々設けられ、この突出片に設けた切欠溝を例えば前
記フレームの左右側間に横設された地板などの受部に挿
入係合して回り止め状態で保持することにより、このホ
ルダーを介して各表示輪の回転方向の位置が決まり、こ
れにより各表示輪の外周面に設けた0〜9の表示部を揃
えるようにしている。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来例においては、ホルダーに設けた切欠溝をフ
レーム体側の受部に挿入係合して回り止め状態で保持す
ることにより、各表示輪の表示部を揃えるものである
が、各部品の成型誤差などによって受部と切欠溝との間
に隙間が生じた場合、車両からの振動や表示輪の回転な
どによりホルダーがガタ付いてこの結果として各表示輪
の表示部が不揃いになりやすいという問題があった。
そこで本考案はホルダーの遊動を阻止して各表示輪の
表示部の不揃いを抑えることのできるカウンタを提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案はフレーム体に横設された支軸に複数の表示輪
を遊転可能に設け、この各表示輪間に桁送りのピニオン
を支承するホルダーを介在させるとともに、ホルダーに
は前記表示輪の外方に延出する突出片を設け、この突出
片に設けた切欠溝を前記フレーム側に設けた受部に挿入
係合してホルダーを回り止め状態で保持するカウンタに
おいて、前記切欠溝に前記受部を圧接してホルダーの遊
動を抑える押接突起を設けたものである。
[作用] 本考案は上記構成により、切欠溝を受部に挿入する
と、切欠溝に設けた押接突起が受部に押し付けられてホ
ルダーの遊動が抑えられ、これによりホルダーのガタ付
きによる表示輪に設けた表示部の不揃いが抑制される。
[実施例] 以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説明す
る。
第1図ないし第3図は本考案の第1実施例を示し、1
は積算計ユニットと速度計ユニットとが組込まれる合成
樹脂からなるフレーム体であり、このフレーム体1の略
矩形をなすベース部2の上部には積算計の主要構成部分
をなすインナピニオン式のトータルカウンタ3とアウタ
ピニオン式のトリップカウンタ4とが並列に配設される
とともに、これら両カウンタ3,4が取付固定される側壁1
A,1Bが両側にそれぞれ突設されており、これら側壁1A,1
Bの上端に穿設した軸受部1Cに前記両カウンタ3,4の支軸
3A,4Aを上方から挿入して加締固定するように形成され
ている。
また、前記ベース部2の中央には両カウンタ3,4の間
に位置して枠状の連結部5が突設され、この連結部5の
下部は両カウンタ3,4の外周面にほぼ沿うように湾曲状
を成し、その下端周縁をベース部2に連設するととも
に、連結部5の上面には文字板6がねじ7によって取付
固定されている。
8は前記速度計ユニットとなる交差コイル型可動磁石
式計器を用いた速度計であり、この速度計8は合成樹脂
から成る二分割されたボビン本体9と、このボビン本体
9の内部に配設する可動磁石10と、この可動磁石10に圧
入固定する指針軸11と、前記ボビン本体9の外周部分に
交差して巻線するコイル12とから構成され、また前記ボ
ビン本体9は前面側から金属製の磁気シールドカバー13
が被装されるとともに、ボビン本体9の下端には前記磁
気シールドカバー13の後面開口部から外方に取付脚9Aが
突き出し形成されている。そして、速度計8をフレーム
体1の後面側に配置して前記指針軸11を連結部5に設け
た孔14に挿通させた状態で前記ボビン本体9の取付脚9A
をベース部2の後面にねじ15によって取付固定し速度計
8をフレーム体1に組み付け固定している。また指針軸
11の先端には指針16が圧入され、この指針16と前記文字
板6に施した目盛,数字などの表示部(図示せず)との
対比により測定量が指示表示される。
また、前記両カウンタ3,4の中央部に位置するととも
に前記フレーム体1の一側には図示しないステップモー
タを収納したギヤボックス17がねじ18により取付固定さ
れ、このギヤボックス17に設けたギヤ19の回転が前記各
カウンタ3,4に伝達されるように形成されている。
また、前記フレーム体1の後面には回路基板20が配設
され、この回路基板20に設けた透孔21を介して前記フレ
ーム体1の後面に突設する取付脚部22にねじ23を螺着し
て前記フレーム体1と回路基板20とを固定することによ
り、回路基板20に実装したコネクタ24に、前記速度計8
とギヤボックス17のそれぞれの端子ピン25を挿入接続
し、前記速度計8とギヤボックス17とを前記回路基板20
と電気的に接続する。
また、前記各カウンタ3,4はその支軸3A,4Aに複数個の
表示輪26を遊転可能に支持するとともに、インナピニオ
ン式のトータルカウンタ3においては、表示輪26の内周
面の内側に桁送り用のピニオン27が介在され、このピニ
オン27を支承するホルダー28が各表示輪26間に介在され
ている。一方、前記アウタピニオン式のトリップカウン
タ4では、各表示輪26の支軸4Aと平行して前記フレーム
体1の側壁1A,1B間に帰零部材29の支軸29Aが横設され、
この支軸29Aに各表示輪26間の外方に位置して桁送り用
のピニオン27Aが軸支されている。尚、前記トータルカ
ウンタ3用の表示輪26には、その下位桁側に連続歯30
が、上位桁側に間欠歯31が内周面内側に形成され、トリ
ップカウンタ4用の表示輪26はその連続歯30と間欠歯31
が外周縁に形成され、また各ピニオン27,27Aに長歯32と
短歯33とが交互に形成されている。
そして、前記ギヤボックス17からの回転がギヤ19を介
して各カウンタ3,4の最下位桁表示輪26に伝達されると
下位桁の表示輪26から順次上位桁の表示輪26へと各ピニ
オン27,27Aを介して桁送り回動するように構成されてい
る。
ところで、本願考察では前記トータルカウンタ3の各
表示輪26間に介在するホルダー28には表示輪26外周面よ
り外方に延出する突出片34を形成し、この突出片34に側
方に開口するとともに、この開口端に誘い込み用のテー
パ部35を有する切欠溝36を設け、その切欠溝36を前記フ
レーム体1のベース部2の側縁から一体に突設する立上
り壁面状の受部37に挿入係合して各ホルダー28を回り止
め状態で保持することにより、各表示輪26の外周面に設
けた0〜9の数字から成る表示部38を揃えた状態で表示
輪26の位置を合せている。また、この実施例では、前記
切欠溝36の対向する一方の内周面には前記テーパ部35と
連設する爪状の押接突起39が設けられている。従って、
この押接突起39を前記受部37に押し付けて、前記押接突
起39と前記切欠溝36の他方の内周面とで受部37を強固に
挾持することによりホルダー28の遊動を防止することが
でき、これにより、ホルダー28に回転可能に支承された
ピニオン27と噛合する各表示輪26の回転方向のズレを抑
えることができ、各表示輪26の表示部38の不揃いを抑え
ることができるとともに、本実施例ではフレーム体1の
ベース部2にホルダー28を位置決めする受部37が一体的
に形成されているため、部品点数を少なく抑え、組み付
け作業も容易に行うことができる。
第4図は本考案の第2実施例を示し、前記第1実施例
と同一部分には同一符号を用い、その詳細を省略して説
明する。
この例では、コ字状の金属性フレーム体40の底部に渦
電流式の速度計8を取付固定するとともに、フレーム体
40の側壁41,42間にトータルカウンタ3の表示輪26を軸
支する支軸3Aを横設し、その各側壁41,42の上面中央を
架け渡して指針軸11を軸支するプレートから成る受部43
を加締め固定している。また、各表示輪26間に介在する
ホルダー28の突出片34に形成する切欠溝36の内面部分に
は相対向して一対の押接突起39,39Aが設けられている。
そして、ホルダー28の切欠溝36を前記フレーム体40の上
面に架設する受部44に挿入係合して切欠溝36に設けた各
押接突起39,39Aを受部43に押し付けて強固に挾持するこ
とにより、上記第1実施例と同様にホルダー28の遊動を
防止して各表示輪26の表示部38の不揃いを抑えることが
できる。
なお、本考案は上記実施例に限定されるものではな
く、本考案の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能であ
り、例えばフレーム体には速度計を組み付けたものを示
したがこれに限らず、回転計など各種計器類を組み付け
てもよく、その種類や構造等各種タイプを用いてもよ
く、またフレーム体には必ずしも計器類を組み付ける必
要は無い。また、押接突起の形状等は適宜選定すればよ
い。
また上述した実施例では、車輌の走行距離を積算表示
するカウンタを例にして説明したが、エンジン稼動時間
計やカセットテープレコーダなどのカウンタなどにも適
用することができる。
[考案の効果] 本考案はフレーム体に横設された支軸に複数の表示輪
を遊転可能に設け、この各表示輪間に桁送りのピニオン
を支承するホルダーを介在させるとともに、ホルダーに
は前記表示輪の外方に延出する突出片を設け、この突出
片に設けた切欠溝を前記フレーム側に設けた受部に挿入
係合してホルダーを回り止め状態で保持するカウンタに
おいて、前記切欠溝に前記受部を圧接してホルダーの遊
動を抑える押接突起を設けたことにより、ホルダーと受
部とのガタ付きを抑えてホルダーの遊動を防止して表示
輪の不揃いを抑えることのできるカウンタを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の第1実施例を示し、第1図
は分解斜視図、第2図は断面図、第3図はカウンタの分
解斜視図、第4図は本考案の第2実施例を示す断面図で
ある。 1,40……フレーム体 3……トータルカウンタ 3A……支軸 26……表示輪 27……ピニオン 28……ホルダー 36……切欠溝 37,43……受部 39,39A……押接突起

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレーム体に横設された支軸に複数の表示
    輪を遊転可能に設け、この各表示輪間に桁送りのピニオ
    ンを支承するホルダーを介在させるとともに、ホルダー
    には前記表示輪の外方に延出する突出片を設け、この突
    出片に設けた切欠溝を前記フレーム側に設けた受部に挿
    入係合してホルダーを回り止め状態で保持するカウンタ
    において、前記切欠溝に前記受部を圧接してホルダーの
    遊動を抑える押接突起を設けたことを特徴とするカウン
    タ。
JP5702490U 1990-05-29 1990-05-29 カウンタ Expired - Lifetime JP2511338Y2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017110521A1 (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 日本精機株式会社 渦電流式計器
WO2017163893A1 (ja) * 2016-03-25 2017-09-28 日本精機株式会社 車両用計器
WO2018101120A1 (ja) * 2016-11-29 2018-06-07 日本精機株式会社 渦電流式計器

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JPH0415764U (ja) 1992-02-07

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