JPH0524219Y2 - - Google Patents

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JPH0524219Y2
JPH0524219Y2 JP1984194380U JP19438084U JPH0524219Y2 JP H0524219 Y2 JPH0524219 Y2 JP H0524219Y2 JP 1984194380 U JP1984194380 U JP 1984194380U JP 19438084 U JP19438084 U JP 19438084U JP H0524219 Y2 JPH0524219 Y2 JP H0524219Y2
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shaft
rotating shaft
pointer
yoke
magnet
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車輌用速度計に関する。
(従来技術及びその問題点) 車輌用速度計は通常駆動ユニツトと指針ユニツ
トとから構成され、これが車輌のメータケース内
に組み込まれている。かかる車輌用速度計の場
合、従来例では前記駆動ユニツトと指針ユニツト
の構成部品は介在物を存しないで直接係合され、
製造加工も各部品ごとに別々になされ、例えば駆
動ユニツトのマグネツトとシヤントプレートはカ
シメ止めによつて固定され、ウオームギヤは転造
加工され、車軸の回転を伝達する回転軸の角穴は
打出しによつて穿設されているため、製造工程数
が多く、コストも高くなるという不具合があつ
た。
(考案の目的) 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、製
造工程数及び製作費用を低減した車輌用速度計を
提供することを目的としている。
(考案の概要) 上記目的を達成するために本考案は、ボデイに
軸支される回転軸の一端にヨークとマグネツトと
シヤントプレートとアンダメタルと積算計を駆動
するウオームギヤとが設けられ且つ前記回転軸の
他端の軸心に車輌の回転を伝達するフレキシブル
ワイヤの一端が係合する角穴が設けられた駆動ユ
ニツトと、指針軸の一端に前記ヨークと前記マグ
ネツトと前記シヤントプレートとにより形成され
る磁路に遊嵌し磁気的に結合する誘導板が固着さ
れると共に前記指針軸の一端が前記アンダメタル
を介して前記ボデイに回転可能に軸支され且つ前
記指針軸の略中央に該指針軸を一方向に回転付勢
する巻きばね及びダンパが設けられ更に前記指針
軸の他端に指針が固着される指針ユニツトとを備
えた車輌用速度計において、前記駆動ユニツトの
回転軸をパイプで形成し、該回転軸の一端に前記
ヨークとマグネツトとシヤントプレートとアンダ
メタルとを合成樹脂部材により固着すると共に、
該合成樹脂部材により前記ウオームギヤと一体成
形され且つ内孔を前記角穴とした筒体を一体成形
により前記回転軸内に密着固定したことを特徴と
するものである。
(考案の実施例) 以下本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳
述する。
第1図は本考案の車輌用速度計の構造を示し、
該速度計のボデイ1は亜鉛合金部材等の金属部材
で形成されたアンダボデイ2と合成樹脂部材で形
成されたアツパボデイ3とから成り、これらアン
ダボデイ2とアツパボデイ3はアツパボデイ3に
設けた弾性爪とアンダボデイ2に穿設された結合
孔(いずれも図示せず)とを介して嵌合固定さ
れ、アンダボデイ2の円筒軸受2aには駆動ユニ
ツト4の回転軸5が軸支されている。この駆動ユ
ニツト4は回転軸5と、碗状のヨーク6と、該ヨ
ーク6内に同心的に配置されるマグネツト7と、
該マグネツト7の上面に載置されるシヤントプレ
ート8と、回転軸5内に配設されるアンダメタル
(軸受)9及びこれらを一体的に固着すると共に、
回転軸5のヨーク6側の付根外周面にウオームギ
ヤ10aを一体に成形する合成樹脂部材10等に
より構成されている。
回転軸5は第2図に示すようにパイプ状をな
し、一端(上端)外周面にはローレツト溝5aが
刻設され、前記ウオームギヤ10aに対応する周
側壁所定箇所には孔5bが周方向に沿つて等間隔
をなして複数例えば4個穿設され、他端(下端)
には周方向に沿つて環状溝5cが設けられてい
る。
一方、ヨーク6、マグネツト7及びシヤントプ
レート8の各中央孔6a,7a及び8aの各内周
面には周方向に沿つて等間隔に複数例えば4個の
切欠溝6b,7b及び8bが形成されている。ア
ンダメタル9の外周面にはローレツト溝9aが刻
設されている。
アンダメタル9は回転軸5内軸心に且つ孔5b
の近傍位置に配設され、ヨーク6、マグネツト
7、シヤントプレート8は該軸5の上端のローレ
ツト溝5aの位置に順次中央孔6a,7a,8a
を介して遊嵌配設され、これらのヨーク6、マグ
ネツト7、シヤントプレート8及びアンダメタル
9は合成樹脂部材10により回転軸5に一体に固
着される。
ヨーク6、マグネツト7、シヤントプレート8
は前記各切欠溝6b,7b及び8bにより、また
アンダメタル9は前記ローレツト溝9aにより、
夫々合成樹脂部材10に対する共廻りが防止され
る。回転軸5も前記ローレツト溝5aにより合成
樹脂部材10に対する共廻りが防止され、しかも
回転軸5の内側と外側の各合成樹脂部材10は前
記各孔5bと回転軸5の上端において連結されて
いるため、回転軸5と合成樹脂部材10とはより
強固に固着され、且つ共廻りの防止もされる。
回転軸5内には、内孔が下端において開口する
角穴10bとされた筒体10cが密着固定され、
この筒体10cは回転軸5のヨーク6側付根外周
面のウオームギヤ10aと共に合成樹脂部材10
で一体成形される。このようにして駆動ユニツト
4が構成される。
この駆動ユニツト4の回転軸5は第1図に示す
ようにアンダボデイ2の円筒軸受2aにスラスト
ワツシヤ11,11′を介して嵌挿軸支され、下
端に刻設された環状溝5cにCクリツプ12が嵌
合され、駆動ユニツト4のアンダボデイ2からの
逸脱が防止される。そして回転軸5の角穴10b
には車軸の回転を伝達するフレキシブルワイヤ
(図示せず)の一端が嵌合される。
アツパボデイ3はアンダボデイ2に載置固定さ
れ、アツパボデイ3の上壁3aの略中央に一体成
形により設けられたアツパメタル(軸受)13に
は指針ユニツト14の指針軸15の上端15aが
嵌挿軸支されて上方に突出し、この指針軸15の
下端15bは前記アンダメタル9に軸支されてい
る。この突出端15aにワツシヤ21を介してカ
ラー22がアツパボデイ3の上壁3aに圧入され
ている。指針ユニツト14は指針軸15、誘導板
16、亜鉛一端成形による結合部材17、巻きば
ね18、オイルカツプ19及び指針軸15の上端
15aに固着された指針(図示せず)等により構
成される。
誘導板16は略碗状で、結合部材17により指
針軸15に固着され、その周壁は駆動ユニツト4
の回転軸5に固着されたヨーク6の内周面とマグ
ネツト7及びシヤントプレート8の外周面との間
に形成される環状空間(磁路)20内に回転可能
に遊嵌されて磁気的に結合される。
巻きばね18は指針軸15の誘導板16の上方
近傍位置に固着され、その自由端はアツパボデイ
3に設けた係止腕(いずれも図示せず)に固着さ
れている。
オイルカツプ19はアツパボデイ3の上壁3a
のアツパメタル13の下方に垂下して形成された
円筒3bの外側に遊嵌し、これら円筒3bとオイ
ルカツプ19とによりオイルダンパを形成する。
またアツパボデイ3の上壁3aの上面に突設さ
たボス3c,3c′には文字板(図示せず)が螺着
され、指針軸15の上端15aには前記指針が固
着される。以上により誘導式速度計が構成され
る。
水平ギヤシヤフト23はアンダボデイ2の上面
所定箇所に設けられた軸受2b,2b′に両端がそ
れぞれ軸支され、外周面の一端に刻設されたギヤ
23aは前記駆動ユニツト4のウオームギヤ10
aに噛合する。
垂直ギヤシヤフト24の一端はアンダボデイ2
の軸受穴2cに、他端はアツパボデイ3の上壁3
aに穿設された軸受孔(図示せず)にそれぞれ軸
支され、外周面の一端に刻設されたギヤ24aは
水平ギヤシヤフト23の外周面の他端に刻設され
たギヤ23bに噛合し、外周面の他端に刻設され
たギヤ24bはアツパボデイ3に装着された積算
計25の被動ギヤ26に噛合する。
前記フレキシブルワイヤの回転により駆動ユニ
ツト4が回転し、これに伴い指針ユニツト14が
回転して車速を指示すると共に積算計25が被動
ギヤ26を介して駆動され、走行距離を表示す
る。
(考案の効果) 以上詳述した如く、本考案の車輌用速度計によ
れば、駆動ユニツトの回転軸をパイプで形成し、
該回転軸の一端にヨークとマグネツトとシヤント
プレートとアンダメタルとを合成樹脂部材により
固着すると共に、該合成樹脂部材によりウオーム
ギヤと一体成形され且つ内孔を角穴とした筒体を
一体成形により前記回転軸内に密着固定したの
で、製造工程数及び製造コストを低減し得ると共
に回転軸の強度の向上及び軽量化を図る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した車輌用速度計の縦断
面図、第2図は第1図の駆動ユニツトの分解斜視
図である。 1……ボデイ、4……駆動ユニツト、5……回
転軸、6……ヨーク、7……マグネツト、8……
シヤントプレート、9……アンダメタル、10…
…合成樹脂部材、10a……ウオームギヤ、10
b……角穴、10c……筒体、14……指針ユニ
ツト、15……指針軸、16……誘導板、18…
…巻きばね、20……磁路、25……積算計。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボデイに軸支される回転軸の一端にヨークとマ
    グネツトとシヤントプレートとアンダメタルと積
    算計を駆動するウオームギヤとが設けられ且つ前
    記回転軸の他端の軸心に車輌の回転を伝達するフ
    レキシブルワイヤの一端が係合する角穴が設けら
    れた駆動ユニツトと、指針軸の一端に前記ヨーク
    と前記マグネツトと前記シヤントプレートとによ
    り形成される磁路に遊嵌し磁気的に結合する誘導
    板が固着されると共に前記指針軸の一端が前記ア
    ンダメタルを介して前記ボデイに回転可能に軸支
    され且つ前記指針軸の略中央に該指針軸を一方向
    に回転付勢する巻きばね及びダンパが設けられ更
    に前記指針軸の他端に指針が固着される指針ユニ
    ツトとを備えた車輌用速度計において、前記駆動
    ユニツトの回転軸をパイプで形成し、該回転軸の
    一端に前記ヨークとマグネツトとシヤントプレー
    トとアンダメタルとを合成樹脂部材により固着す
    ると共に、該合成樹脂部材により前記ウオームギ
    ヤと一体成形され且つ内孔を前記角穴とした筒体
    を一体成形により前記回転軸内に密着固定したこ
    とを特徴とする車輌用速度計。
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