JP3151518B2 - 回動角変換表示機 - Google Patents
回動角変換表示機Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のハンドルの回
動方向に対するタイヤの方向や、各種バルブのハンドル
や工作機械の送りハンドルの回動方向とその程度を表示
するハンドル回動表示機に関するものである。
動方向に対するタイヤの方向や、各種バルブのハンドル
や工作機械の送りハンドルの回動方向とその程度を表示
するハンドル回動表示機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、秤や、ノギスなどに直線方向の動
きを回動方向の動きに変えて表すものや、顕微鏡や、旋
盤などの加工機の送り装置に回動の割合を直線の方向に
変えて表示するものなどがあった。また、回動の割合を
変えて表示する表示装置もカウンターや計算機などによ
く知られている。
きを回動方向の動きに変えて表すものや、顕微鏡や、旋
盤などの加工機の送り装置に回動の割合を直線の方向に
変えて表示するものなどがあった。また、回動の割合を
変えて表示する表示装置もカウンターや計算機などによ
く知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、車のハンドル
は360度以上回動するため、自動車運転の初心者には
ハンドルの向きを見ただけではタイヤの方向がわかりに
くく不安であった。また、各種バルブの回動ハンドルも
同様に360度以上回動するものが多く、バルブに取り
付けたメーターなどを見ないとどれだけハンドルが回さ
れているのかわかりにくかった。
は360度以上回動するため、自動車運転の初心者には
ハンドルの向きを見ただけではタイヤの方向がわかりに
くく不安であった。また、各種バルブの回動ハンドルも
同様に360度以上回動するものが多く、バルブに取り
付けたメーターなどを見ないとどれだけハンドルが回さ
れているのかわかりにくかった。
【0004】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、垂直方向で
は無い回動軸を有するハンドルの回動方向あるいは回動
角を分かり易く表示するもので、一目で、タイヤの向く
方向や、各種バルブの回動状況などを確認できる装置
を、簡易に安価に提供しようとするものである。
れたものであり、その目的とするところは、垂直方向で
は無い回動軸を有するハンドルの回動方向あるいは回動
角を分かり易く表示するもので、一目で、タイヤの向く
方向や、各種バルブの回動状況などを確認できる装置
を、簡易に安価に提供しようとするものである。
【0005】
【問題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明請求項1のものは、次の事項を内容とする回
動角変換表示機である。 (あ) 回動体(1)と、非回動体(2)と、回動表示
体(3)とを有する。 (い) 回動体(1)は、回動体(1)の回動軸と同軸
方向に突設した非回動体支軸(12)を有し、回動する
ものと一緒に回動するよう回動するものに固定する。非
回動体支軸(12)は回動体(1)の透明フタ(18)
から突設させてもよい。回動するものとは、自動車や各
種バルブ、工作機械などのハンドルなどである(以下ハ
ンドルと略す)。回動するものへ固定する方法は、粘着
剤や接着剤を使用したり、強勘合やあるいはネジでの止
め付けなどがある。 (う) 非回動体(2)は、非回動体支軸(12)に回
動自在に取り付けられており、その非回動体(2)の重
心は、非回動体支軸(12)から偏心している。取り付
け方は、軸上を回動するように取り付ける場合や、軸に
固着した歯車に歯車を噛み合わせて取り付ける場合があ
る。非回動体(2)は重力に依って働くため、非回動体
支軸(12)が垂直方向では機能しない。 (え) 回動表示体(3)は、非回動体(2)に回動体
(1)の回動軸と同軸方向に突設した回動表示体支軸
(23)、または回動表示体軸受け(231)、または
非回動体支軸(12)、または回動体(1)の中央に位
置するように突設した回動表示体支軸(14)に、回動
自在に取り付けられており、回動体(1)の回動と同じ
方向で回動する。 (お) 回動表示体(3)は、回動体(1)との間で、
相互に回動角を変化させながら力を伝え合う。 (か) 回動表示板(31)は、回動表示体(3)に固
着されている。この力を伝え合う機構は歯車やネジで構
成されているため、歯車の歯数やネジのピッチを変える
ことによって、回動体(1)と回動表示板(31)の回
動角を変換することができる。なお、力を伝え合う歯車
は、同じ効果を持つベルトなどに置き換えられるのは言
うまでもない。
に、本発明請求項1のものは、次の事項を内容とする回
動角変換表示機である。 (あ) 回動体(1)と、非回動体(2)と、回動表示
体(3)とを有する。 (い) 回動体(1)は、回動体(1)の回動軸と同軸
方向に突設した非回動体支軸(12)を有し、回動する
ものと一緒に回動するよう回動するものに固定する。非
回動体支軸(12)は回動体(1)の透明フタ(18)
から突設させてもよい。回動するものとは、自動車や各
種バルブ、工作機械などのハンドルなどである(以下ハ
ンドルと略す)。回動するものへ固定する方法は、粘着
剤や接着剤を使用したり、強勘合やあるいはネジでの止
め付けなどがある。 (う) 非回動体(2)は、非回動体支軸(12)に回
動自在に取り付けられており、その非回動体(2)の重
心は、非回動体支軸(12)から偏心している。取り付
け方は、軸上を回動するように取り付ける場合や、軸に
固着した歯車に歯車を噛み合わせて取り付ける場合があ
る。非回動体(2)は重力に依って働くため、非回動体
支軸(12)が垂直方向では機能しない。 (え) 回動表示体(3)は、非回動体(2)に回動体
(1)の回動軸と同軸方向に突設した回動表示体支軸
(23)、または回動表示体軸受け(231)、または
非回動体支軸(12)、または回動体(1)の中央に位
置するように突設した回動表示体支軸(14)に、回動
自在に取り付けられており、回動体(1)の回動と同じ
方向で回動する。 (お) 回動表示体(3)は、回動体(1)との間で、
相互に回動角を変化させながら力を伝え合う。 (か) 回動表示板(31)は、回動表示体(3)に固
着されている。この力を伝え合う機構は歯車やネジで構
成されているため、歯車の歯数やネジのピッチを変える
ことによって、回動体(1)と回動表示板(31)の回
動角を変換することができる。なお、力を伝え合う歯車
は、同じ効果を持つベルトなどに置き換えられるのは言
うまでもない。
【0006】また、本発明請求項2のものは、上記構成
で、次の事項を内容とする回動角変換表示機である。 (あ) 回動体(1)と、非回動体(2)と、回動表示
体(3)とを有する。 (い) 回動体(1)は、回動体(1)の回動軸と同軸
方向に突設した非回動体支軸(12)を有し、回動する
ものと一緒に回動するよう回動するものに固定する。 (う) 非回動体(2)は、非回動体支軸(12)に回
動自在に取り付けられており、その非回動体(2)の重
心は、非回動体支軸(12)から偏心している。 (え) 回動表示体(3)は、非回動体(2)の回動体
(1)の回動軸と同軸方向に突設した回動表示体支軸
(23)、または回動表示体軸受け(231)に、回動
自在に取り付けられており、回動体(1)の回動と同じ
方向で回動する。 (お) 回動表示体(3)は、回動体(1)との間で、
相互に回動角を変化させながら力を伝え合う。 (か) 回動表示板(31)は、回動表示体(3)に固
着されている。
で、次の事項を内容とする回動角変換表示機である。 (あ) 回動体(1)と、非回動体(2)と、回動表示
体(3)とを有する。 (い) 回動体(1)は、回動体(1)の回動軸と同軸
方向に突設した非回動体支軸(12)を有し、回動する
ものと一緒に回動するよう回動するものに固定する。 (う) 非回動体(2)は、非回動体支軸(12)に回
動自在に取り付けられており、その非回動体(2)の重
心は、非回動体支軸(12)から偏心している。 (え) 回動表示体(3)は、非回動体(2)の回動体
(1)の回動軸と同軸方向に突設した回動表示体支軸
(23)、または回動表示体軸受け(231)に、回動
自在に取り付けられており、回動体(1)の回動と同じ
方向で回動する。 (お) 回動表示体(3)は、回動体(1)との間で、
相互に回動角を変化させながら力を伝え合う。 (か) 回動表示板(31)は、回動表示体(3)に固
着されている。
【0007】また、本発明請求項3のものは、本発明請
求項1に記す構成で、次の事項を内容とする回動角変換
表示機である。 (あ) 回動体(1)と、非回動体(2)と、回動表示
体(3)とを有する。 (い) 回動体(1)は、回動体(1)の回動軸と同軸
方向に突設した非回動体支軸(12)を有し、回動する
ものと一緒に回動するよう回動するものに固定する。 (う) 非回動体(2)は、非回動体支軸(12)に回
動自在に取り付けられており、その非回動体(2)の重
心は、非回動体支軸(12)から偏心している。 (え) 回動表示体(3)は、非回動体支軸(12)、
または回動体(1)の中央に位置するように突設した回
動表示体支軸(14)に、回動自在に取り付けられてお
り、回動体(1)の回動と同じ方向で回動する。 (お) 回動表示体(3)は、回動体(1)との間で、
相互に回動角を変化させながら力を伝え合う。 (か) 回動表示板(31)は、回動表示体(3)に固
着されている。
求項1に記す構成で、次の事項を内容とする回動角変換
表示機である。 (あ) 回動体(1)と、非回動体(2)と、回動表示
体(3)とを有する。 (い) 回動体(1)は、回動体(1)の回動軸と同軸
方向に突設した非回動体支軸(12)を有し、回動する
ものと一緒に回動するよう回動するものに固定する。 (う) 非回動体(2)は、非回動体支軸(12)に回
動自在に取り付けられており、その非回動体(2)の重
心は、非回動体支軸(12)から偏心している。 (え) 回動表示体(3)は、非回動体支軸(12)、
または回動体(1)の中央に位置するように突設した回
動表示体支軸(14)に、回動自在に取り付けられてお
り、回動体(1)の回動と同じ方向で回動する。 (お) 回動表示体(3)は、回動体(1)との間で、
相互に回動角を変化させながら力を伝え合う。 (か) 回動表示板(31)は、回動表示体(3)に固
着されている。
【0008】また、本発明請求項4のものは、本発明請
求項2に記す構成で、次の事項を内容とする回動角変換
表示機である。 (あ) 非回動体支軸(12)に、歯車(13)が固着
されている。 (い) 非回動体(2)には、重り部(22)と、回動
表示体支軸(23)が有る。 (う) 回動表示体(3)には、回動表示板(31)
と、歯車(13)と噛み合う内歯の歯車(32)が固着
されている。歯車(13)の歯数は、歯車(32)の歯
数より少ない。
求項2に記す構成で、次の事項を内容とする回動角変換
表示機である。 (あ) 非回動体支軸(12)に、歯車(13)が固着
されている。 (い) 非回動体(2)には、重り部(22)と、回動
表示体支軸(23)が有る。 (う) 回動表示体(3)には、回動表示板(31)
と、歯車(13)と噛み合う内歯の歯車(32)が固着
されている。歯車(13)の歯数は、歯車(32)の歯
数より少ない。
【0009】また、本発明請求項5のものは、本発明請
求項2に記す構成で、次の事項を内容とする回動角変換
表示機である。 (あ) 非回動体支軸(12)に、歯車(13)が固着
されている。 (い) 非回動体(2)には、重り部(22)と、逆転
歯車(24)と、その軸(25)と、回転表示体を支え
る軸受け(231)が有る。 (う) 逆転歯車(24)は、歯車(13)と噛み合
い、さらに回動表示体(3)に固着された歯車(32)
と噛み合う。 (え) 回動表示体(3)には、回動表示板(31)
と、歯車(32)と、軸(39)が一体に固着されてお
り、逆転歯車を(24)を介して、回動体(1)との間
で力を伝え合う。歯車(13)と歯車(32)の歯数は
異なる。歯車(32)の歯数が、歯車(13)の歯数よ
り多ければ、回動体(1)の回動角を回動表示板(3
1)の小さな回動角で表示し、歯数が逆で有れば、回動
体(1)の回動角を回動表示板(31)の大きな回動角
で表示する。車のハンドルの場合は一般に回動体(1)
の回動角より小さな回動角で表示するとよい。
求項2に記す構成で、次の事項を内容とする回動角変換
表示機である。 (あ) 非回動体支軸(12)に、歯車(13)が固着
されている。 (い) 非回動体(2)には、重り部(22)と、逆転
歯車(24)と、その軸(25)と、回転表示体を支え
る軸受け(231)が有る。 (う) 逆転歯車(24)は、歯車(13)と噛み合
い、さらに回動表示体(3)に固着された歯車(32)
と噛み合う。 (え) 回動表示体(3)には、回動表示板(31)
と、歯車(32)と、軸(39)が一体に固着されてお
り、逆転歯車を(24)を介して、回動体(1)との間
で力を伝え合う。歯車(13)と歯車(32)の歯数は
異なる。歯車(32)の歯数が、歯車(13)の歯数よ
り多ければ、回動体(1)の回動角を回動表示板(3
1)の小さな回動角で表示し、歯数が逆で有れば、回動
体(1)の回動角を回動表示板(31)の大きな回動角
で表示する。車のハンドルの場合は一般に回動体(1)
の回動角より小さな回動角で表示するとよい。
【0010】また、本発明請求項6のものは、本発明請
求項3に記す構成で、次の事項を内容とする回動角変換
表示機である。 (あ) 非回動体支軸(12)には、歯車(13)が固
着されている。 (い) 非回動体(2)は、重り部(22)と、歯車
(13)と噛み合う歯車(26)、及び歯車(32)と
噛み合う歯車(27)を有する。歯車(26)と歯車
(27)は、軸(28)に固着されている。その歯数は
同じ歯数でもよく、また歯車(26)と歯車(27)と
が一体でもよい。 (う) 非回動体支軸(12)上を回動する回動表示体
(3)には、回動表示板(31)と、歯車(27)と噛
み合う歯車(32)が有り、回動表示板(31)と歯車
(32)は固着されている。 (え) 歯車(13)と歯車(32)の回転角が変わる
よう、歯車(13、26、27、32)の歯数は調整さ
れている。
求項3に記す構成で、次の事項を内容とする回動角変換
表示機である。 (あ) 非回動体支軸(12)には、歯車(13)が固
着されている。 (い) 非回動体(2)は、重り部(22)と、歯車
(13)と噛み合う歯車(26)、及び歯車(32)と
噛み合う歯車(27)を有する。歯車(26)と歯車
(27)は、軸(28)に固着されている。その歯数は
同じ歯数でもよく、また歯車(26)と歯車(27)と
が一体でもよい。 (う) 非回動体支軸(12)上を回動する回動表示体
(3)には、回動表示板(31)と、歯車(27)と噛
み合う歯車(32)が有り、回動表示板(31)と歯車
(32)は固着されている。 (え) 歯車(13)と歯車(32)の回転角が変わる
よう、歯車(13、26、27、32)の歯数は調整さ
れている。
【0011】また、本発明請求項7のものは、本発明請
求項2に記す構成で、次の事項を内容とする回動角変換
表示機である。 (あ) 非回動体支軸(12)には、歯車(13)が固
着されている。 (い) 非回動体(2)は、重り部(22)と、歯車
(13)と噛み合う歯車(26)、及び歯車(32)と
噛み合う歯車(27)を有する。歯車(26)と歯車
(27)は、軸(28)に固着されている。その歯数は
同じ歯数でもよく、また歯車(26)と歯車(27)と
が一体でもよい。 (う) 回動表示体(3)は、複数あり、それぞれ回動
表示板(31)と、歯車(27)と噛み合う歯車(3
2)が有り、回動表示体支軸(23)上を回動する。回
動表示板(31)と歯車(32)は固着されている。 (え) 歯車(13)と歯車(32)の回動角が変わる
よう、歯車(13、26、27、32)の歯数は調整さ
れている。回動表示板(31)が、複数あることによ
り、車の前輪のタイヤをイメージしやすくなる。
求項2に記す構成で、次の事項を内容とする回動角変換
表示機である。 (あ) 非回動体支軸(12)には、歯車(13)が固
着されている。 (い) 非回動体(2)は、重り部(22)と、歯車
(13)と噛み合う歯車(26)、及び歯車(32)と
噛み合う歯車(27)を有する。歯車(26)と歯車
(27)は、軸(28)に固着されている。その歯数は
同じ歯数でもよく、また歯車(26)と歯車(27)と
が一体でもよい。 (う) 回動表示体(3)は、複数あり、それぞれ回動
表示板(31)と、歯車(27)と噛み合う歯車(3
2)が有り、回動表示体支軸(23)上を回動する。回
動表示板(31)と歯車(32)は固着されている。 (え) 歯車(13)と歯車(32)の回動角が変わる
よう、歯車(13、26、27、32)の歯数は調整さ
れている。回動表示板(31)が、複数あることによ
り、車の前輪のタイヤをイメージしやすくなる。
【0012】
【0013】また、本発明請求項8のものは、本発明請
求項2に記す構成で、次の事項を内容とする回動角変換
表示機である。 (あ) 回動体(1)には、渦巻き状のガイド(15)
を設ける。このガイドは溝であっても突起であっても、
ガイドとして機能すればよい。 (い) 非回動体(2)には、重り部(22)が有る。 (う) 回動表示体(3)には、回動表示板(31)と
ガイド(15)をトレースするガイドピン(33)が固
着されており、回動表示体支軸(23)上を回動する。
渦巻き状のガイド(14)のガイド間の距離が一定で
あって、回動表示体支軸(23)からガイドピン(3
3)までの距離が、非回動体支軸(12)と回動表示体
支軸(23)の距離と同等であると、回動体(1)の回
動角と、回動表示体(3)の回動角とはおおよそ比例す
る。 (え) 非回動体支軸(12)、回動表示体支軸(2
3)、ガイドピン(33)が作る角度は5度以上120
度以内の範囲にする。
求項2に記す構成で、次の事項を内容とする回動角変換
表示機である。 (あ) 回動体(1)には、渦巻き状のガイド(15)
を設ける。このガイドは溝であっても突起であっても、
ガイドとして機能すればよい。 (い) 非回動体(2)には、重り部(22)が有る。 (う) 回動表示体(3)には、回動表示板(31)と
ガイド(15)をトレースするガイドピン(33)が固
着されており、回動表示体支軸(23)上を回動する。
渦巻き状のガイド(14)のガイド間の距離が一定で
あって、回動表示体支軸(23)からガイドピン(3
3)までの距離が、非回動体支軸(12)と回動表示体
支軸(23)の距離と同等であると、回動体(1)の回
動角と、回動表示体(3)の回動角とはおおよそ比例す
る。 (え) 非回動体支軸(12)、回動表示体支軸(2
3)、ガイドピン(33)が作る角度は5度以上120
度以内の範囲にする。
【0014】また、本発明請求項9のものは、本発明請
求項2に記す構成で、次の事項を内容とする回動角変換
表示機である。 (あ) 回動体(1)の非回動体支軸(12)には、ネ
ジが切ってある。 (い) 非回動体(2)には、回動体(1)の非回動体
支軸(12)の軸方向に動く移動子(210)があり、
非回動体(2)と一緒に回動する。移動子(210)
は、ネジ穴(212)と、スリット(213)を有す
る。 (う) 移動子(210)は、ネジ穴(212)を通る
非回動体支軸(12)の回動によって移動する。 (え) 回動表示体(3)は、非回動体支軸(12)の
ねじとはピッチの異なるねじれ方の、ねじれ板(35)
を有し、非回動体(2)の回動表示体軸受け(231)
で支えられている。 (お) ねじれ板(35)は、スリット(213)を貫
通し、そのスリット(213)を挟んで回動表示体軸受
け(231)とは反対の位置に回動表示板(31)が取
り付けられている。移動子(210)の移動により、非
回動体支軸(12)の回動角とは異なる回動角で回動表
示体(3)は回動する。
求項2に記す構成で、次の事項を内容とする回動角変換
表示機である。 (あ) 回動体(1)の非回動体支軸(12)には、ネ
ジが切ってある。 (い) 非回動体(2)には、回動体(1)の非回動体
支軸(12)の軸方向に動く移動子(210)があり、
非回動体(2)と一緒に回動する。移動子(210)
は、ネジ穴(212)と、スリット(213)を有す
る。 (う) 移動子(210)は、ネジ穴(212)を通る
非回動体支軸(12)の回動によって移動する。 (え) 回動表示体(3)は、非回動体支軸(12)の
ねじとはピッチの異なるねじれ方の、ねじれ板(35)
を有し、非回動体(2)の回動表示体軸受け(231)
で支えられている。 (お) ねじれ板(35)は、スリット(213)を貫
通し、そのスリット(213)を挟んで回動表示体軸受
け(231)とは反対の位置に回動表示板(31)が取
り付けられている。移動子(210)の移動により、非
回動体支軸(12)の回動角とは異なる回動角で回動表
示体(3)は回動する。
【0015】また、本発明請求項10のものは、本発明
請求項3に記す構成で、次の事項を内容とする回動角変
換表示機である。 (あ) 回動体(1)の非回動体支軸(12)には、非
回動体(2)がバネ(41)によって取り付けられてい
る。バネ(41)の一端は非回動体支軸(12)に、他
端は非回動体(2)に固着されている。このバネはゼン
マイバネや、ねじれバネなどであってもよい。 (い) 非回動体(2)と回動表示体(3)は一体で、
重り部(22)と、回動表示板(31)が有る。
請求項3に記す構成で、次の事項を内容とする回動角変
換表示機である。 (あ) 回動体(1)の非回動体支軸(12)には、非
回動体(2)がバネ(41)によって取り付けられてい
る。バネ(41)の一端は非回動体支軸(12)に、他
端は非回動体(2)に固着されている。このバネはゼン
マイバネや、ねじれバネなどであってもよい。 (い) 非回動体(2)と回動表示体(3)は一体で、
重り部(22)と、回動表示板(31)が有る。
【0016】また、本発明請求項11のものは、本発明
請求項3に記す構成で、次の事項を内容とする回動角変
換表示機である。 (あ) 回動体(1)には、非回動体支軸(12)と、
バネ歯車(42)の軸(16)が有る。バネ(41)の
一端はバネ歯車(42)に、他端は軸(16)に固着さ
れている。 (い) 非回動体(2)と回動表示体(3)は、重り部
(22)と、回動表示板(31)と、バネ歯車(42)
と噛み合う歯車(34)が有り、全てが一体に固着され
ている。 (う) 回動表示板(31)と歯車(32)は、固着さ
れている。また、本発明請求項12のものは、本発明請
求項3に記す構成で、次の事項を内容とする回動角変換
表示機である。 (あ) 回動体(1)の非回動体支軸(12)には、非
回動体(2)が取り付けられ、別に歯車(13)が固着
されている。 (い) 非回動体(2)と回動表示体(3)は一体で、
歯車(12)とかみ合い、歯車(13)の直径の2倍よ
り大きい内径を有する内歯歯車(36)を有する。 (う) 内歯歯車(36)の中心部には脱歯車防止用の
突起(37)が有る。
請求項3に記す構成で、次の事項を内容とする回動角変
換表示機である。 (あ) 回動体(1)には、非回動体支軸(12)と、
バネ歯車(42)の軸(16)が有る。バネ(41)の
一端はバネ歯車(42)に、他端は軸(16)に固着さ
れている。 (い) 非回動体(2)と回動表示体(3)は、重り部
(22)と、回動表示板(31)と、バネ歯車(42)
と噛み合う歯車(34)が有り、全てが一体に固着され
ている。 (う) 回動表示板(31)と歯車(32)は、固着さ
れている。また、本発明請求項12のものは、本発明請
求項3に記す構成で、次の事項を内容とする回動角変換
表示機である。 (あ) 回動体(1)の非回動体支軸(12)には、非
回動体(2)が取り付けられ、別に歯車(13)が固着
されている。 (い) 非回動体(2)と回動表示体(3)は一体で、
歯車(12)とかみ合い、歯車(13)の直径の2倍よ
り大きい内径を有する内歯歯車(36)を有する。 (う) 内歯歯車(36)の中心部には脱歯車防止用の
突起(37)が有る。
【0017】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。な
お、これによって本発明が限定されるものではない。図
1に、本発明請求項4の実施例(1)を示す。回動体1
は、非回動体支軸12を有し、粘着剤17によってハン
ドルに固定され、そのハンドルと一緒に回動する。非回
動体支軸12には、非回動体2が回動自在に取り付けら
れ、その非回動体には、重り部22と、回動表示体3を
支える支軸23が有る。非回動体2の重心は非回動体支
軸12から偏心しているため、回動体1が回動しても非
回動体2は概ね回動しない。非回動体支軸12には、非
回動体2とは別に歯車13が固着されている。回動表示
体3には、回動体1の歯車13と噛み合う内歯の歯車3
2と、回動表示板31が固着されていおり、回動体1の
回動と同方向で回動する。回動体1が回動すると歯車1
3も回動し、歯車32を回動させる。歯車32の歯数
は、歯車13の歯数より多く、従って、歯車32は、回
動体1の回動角より小さい回動角で回動し、回動表示板
31によってその回動角を表示することができる。透明
カバー18は、内部機構を保護し、パネル19は、回動
表示板31以外の内部機構を見えなくするとともに、回
動表示板31の回動状況を分かり易くするための指標な
どを印刷する。図1ハの回動表示板31bは、円盤形で
タイヤの形などが印刷してある実施例である。なお、非
回動体2は重力に依って、回動体1の回動と一緒に回動
しないものであるため、非回動体支軸12が垂直方向で
は機能しない。回動表示板31は指標形でも、円盤形で
もどちらでもよい。
お、これによって本発明が限定されるものではない。図
1に、本発明請求項4の実施例(1)を示す。回動体1
は、非回動体支軸12を有し、粘着剤17によってハン
ドルに固定され、そのハンドルと一緒に回動する。非回
動体支軸12には、非回動体2が回動自在に取り付けら
れ、その非回動体には、重り部22と、回動表示体3を
支える支軸23が有る。非回動体2の重心は非回動体支
軸12から偏心しているため、回動体1が回動しても非
回動体2は概ね回動しない。非回動体支軸12には、非
回動体2とは別に歯車13が固着されている。回動表示
体3には、回動体1の歯車13と噛み合う内歯の歯車3
2と、回動表示板31が固着されていおり、回動体1の
回動と同方向で回動する。回動体1が回動すると歯車1
3も回動し、歯車32を回動させる。歯車32の歯数
は、歯車13の歯数より多く、従って、歯車32は、回
動体1の回動角より小さい回動角で回動し、回動表示板
31によってその回動角を表示することができる。透明
カバー18は、内部機構を保護し、パネル19は、回動
表示板31以外の内部機構を見えなくするとともに、回
動表示板31の回動状況を分かり易くするための指標な
どを印刷する。図1ハの回動表示板31bは、円盤形で
タイヤの形などが印刷してある実施例である。なお、非
回動体2は重力に依って、回動体1の回動と一緒に回動
しないものであるため、非回動体支軸12が垂直方向で
は機能しない。回動表示板31は指標形でも、円盤形で
もどちらでもよい。
【0018】図2に、本発明請求項5の実施例(2)を
示す。図1の実施例(1)とは、非回動体2における重
り部22、回動表示体軸受け23のレイアウトが異な
り、また、歯車32は内歯の歯車ではないことが異な
る。さらに、非回動体2には逆転歯車24と、その逆転
歯車24の軸25があり、歯車13の回転方向を逆転
し、歯車32に回動角を伝えている。これにより、回動
体1の回動方向と、回動表示板31の回動方向が一致す
る。パネル19は、省略した。図2ハには、回動表示板
31とは別に、非回動体支軸12に直接固着した、回動
体1の回動表示板110を取り付けたものを示す。回動
表示板31と回動角を対比して見ることができる。
示す。図1の実施例(1)とは、非回動体2における重
り部22、回動表示体軸受け23のレイアウトが異な
り、また、歯車32は内歯の歯車ではないことが異な
る。さらに、非回動体2には逆転歯車24と、その逆転
歯車24の軸25があり、歯車13の回転方向を逆転
し、歯車32に回動角を伝えている。これにより、回動
体1の回動方向と、回動表示板31の回動方向が一致す
る。パネル19は、省略した。図2ハには、回動表示板
31とは別に、非回動体支軸12に直接固着した、回動
体1の回動表示板110を取り付けたものを示す。回動
表示板31と回動角を対比して見ることができる。
【0019】図3に、本発明請求項6の実施例(3)を
示す。非回動体支軸12には、非回動体2が回動自在に
取り付けられ、その非回動体2には、重り部22と、軸
28が有る。軸28には、回動体1の歯車13と噛み合
う歯車26と、回動表示体3の歯車32と噛み合う歯車
27がある。軸28と、歯車26と歯車27は一体に固
着されている。回動表示体3は、回動体1の回動と同方
向に回動する。歯車26の歯数は歯車13の歯数より多
く、歯車26の歯数は歯車27の歯数より多く、また歯
車32の歯数は歯車27の歯数より多い。従って、歯車
32は、回動体1の回動角より小さい回動角で回動し、
回動表示板31によってその回動角を表示することがで
きる。パネル19は省略した。図3ハには、回動表示板
31とは別に、非回動体支軸12に直接固着した、回動
体1の回動表示板110を取り付けたものを示す。回動
表示板31と回動角を対比して見ることができる。
示す。非回動体支軸12には、非回動体2が回動自在に
取り付けられ、その非回動体2には、重り部22と、軸
28が有る。軸28には、回動体1の歯車13と噛み合
う歯車26と、回動表示体3の歯車32と噛み合う歯車
27がある。軸28と、歯車26と歯車27は一体に固
着されている。回動表示体3は、回動体1の回動と同方
向に回動する。歯車26の歯数は歯車13の歯数より多
く、歯車26の歯数は歯車27の歯数より多く、また歯
車32の歯数は歯車27の歯数より多い。従って、歯車
32は、回動体1の回動角より小さい回動角で回動し、
回動表示板31によってその回動角を表示することがで
きる。パネル19は省略した。図3ハには、回動表示板
31とは別に、非回動体支軸12に直接固着した、回動
体1の回動表示板110を取り付けたものを示す。回動
表示板31と回動角を対比して見ることができる。
【0020】図4に、本発明請求項7の実施例(4)を
示す。図3の実施例とは、回動表示体3が二つ有り、歯
車32、回動表示板31もそれぞれ二つあるところが異
なる。歯車32の軸は、非回動体2に突設している。二
つの歯車32は共に同じ歯数であり、一つの歯車27と
噛み合っているため、二つの回動表示板31の動きも同
じである。回動表示板31の動きは車の前輪の動きに似
せることができる。パネル19は省略した。
示す。図3の実施例とは、回動表示体3が二つ有り、歯
車32、回動表示板31もそれぞれ二つあるところが異
なる。歯車32の軸は、非回動体2に突設している。二
つの歯車32は共に同じ歯数であり、一つの歯車27と
噛み合っているため、二つの回動表示板31の動きも同
じである。回動表示板31の動きは車の前輪の動きに似
せることができる。パネル19は省略した。
【0021】図5に、本発明請求項7の別の実施例
(5)を示す。図4の実施例(4)とは、2つの歯車3
2の歯数が違っているところが異なる。従って、二つの
回動表示板31に異なる回動角を表示さすことができ
る。
(5)を示す。図4の実施例(4)とは、2つの歯車3
2の歯数が違っているところが異なる。従って、二つの
回動表示板31に異なる回動角を表示さすことができ
る。
【0022】図6に、本発明請求項1、本発明請求項
2、および請求項8の実施例(7)を示す。回動体1に
は、渦巻き状の溝の15がある。非回動体2には、重り
部22と、回動表示体支軸23が有る。回動表示体3
は、回動表示板31とガイド15をトレースするガイド
ピン3が一体に固着されている。ガイド15のガイド溝
の間の距離は一定であって、回動表示体支軸23からガ
イドピン33までの距離が、非回動体支軸12と回動表
示体支軸23の距離と同等であると、回動体1の回動角
と、回動表示体3の回動角とはおおよそ比例する。回動
体1が右に回転するとガイドピン33がガイド15をト
レースし、回動表示板31は31aの傾きになる。ま
た、回動体1が左に回転すると同様にガイドピン33が
ガイド15をトレースし、回動表示板31は31bの傾
きになる。
2、および請求項8の実施例(7)を示す。回動体1に
は、渦巻き状の溝の15がある。非回動体2には、重り
部22と、回動表示体支軸23が有る。回動表示体3
は、回動表示板31とガイド15をトレースするガイド
ピン3が一体に固着されている。ガイド15のガイド溝
の間の距離は一定であって、回動表示体支軸23からガ
イドピン33までの距離が、非回動体支軸12と回動表
示体支軸23の距離と同等であると、回動体1の回動角
と、回動表示体3の回動角とはおおよそ比例する。回動
体1が右に回転するとガイドピン33がガイド15をト
レースし、回動表示板31は31aの傾きになる。ま
た、回動体1が左に回転すると同様にガイドピン33が
ガイド15をトレースし、回動表示板31は31bの傾
きになる。
【0023】図7に、本発明請求項9の実施例(8)を
示す。回動体1の非回動体支軸には、回動体1の非回動
体支軸12の軸方向に動く移動子210が支軸211に
より取り付けられ、ネジ穴212と、スリット213を
有する。回動表示体3は、ねじれ板35を有し、非回動
体2の回動表示軸受け231体で支えられている。回動
体1が回動すると、移動子210が断面図で左右に傾
く。そのとき板210のスリット213はねじれ板35
を回動させる。なお、ネジ穴212と、非回動体支軸1
2のネジは緩く噛み合っている。
示す。回動体1の非回動体支軸には、回動体1の非回動
体支軸12の軸方向に動く移動子210が支軸211に
より取り付けられ、ネジ穴212と、スリット213を
有する。回動表示体3は、ねじれ板35を有し、非回動
体2の回動表示軸受け231体で支えられている。回動
体1が回動すると、移動子210が断面図で左右に傾
く。そのとき板210のスリット213はねじれ板35
を回動させる。なお、ネジ穴212と、非回動体支軸1
2のネジは緩く噛み合っている。
【0024】図8に、本発明請求項10の実施例(9)
を示す。回動体1の非回動体支軸12には、非回動体2
がバネ41によって取り付けられている。バネ41の一
端は非回動体支軸12に、他端は非回動体2に固着され
ている。このバネはゼンマイバネである。非回動体2と
回動表示体3は一体で、重り部22と、回動表示板31
が有る。回動表示板31は回動方向を示す印刷が施して
ある。回動体1が回動すると、バネ41を介して回動表
示体3に力が伝わるが、重り部22が有るため、回動体
1の回動角より小さい回動角で回動表示板31が回動す
る。
を示す。回動体1の非回動体支軸12には、非回動体2
がバネ41によって取り付けられている。バネ41の一
端は非回動体支軸12に、他端は非回動体2に固着され
ている。このバネはゼンマイバネである。非回動体2と
回動表示体3は一体で、重り部22と、回動表示板31
が有る。回動表示板31は回動方向を示す印刷が施して
ある。回動体1が回動すると、バネ41を介して回動表
示体3に力が伝わるが、重り部22が有るため、回動体
1の回動角より小さい回動角で回動表示板31が回動す
る。
【0025】図9に、本発明請求項11の実施例(1
0)を示す。回動体1には、非回動体支軸12と、バネ
歯車42の軸16が有る。非回動体2と回動表示体3は
一体で、重り部22と、回動表示板31と、バネ歯車4
2と噛み合う歯車32が有り、全てが一体に固着されて
いる。回動体1が回転すると、バネ41を介して回動表
示体3に力が伝わるが、重り部22が有るため、回動体
1の回動角より小さい回動角で回動表示板31が回動す
る。
0)を示す。回動体1には、非回動体支軸12と、バネ
歯車42の軸16が有る。非回動体2と回動表示体3は
一体で、重り部22と、回動表示板31と、バネ歯車4
2と噛み合う歯車32が有り、全てが一体に固着されて
いる。回動体1が回転すると、バネ41を介して回動表
示体3に力が伝わるが、重り部22が有るため、回動体
1の回動角より小さい回動角で回動表示板31が回動す
る。
【0026】図10、図11に、本発明請求項12の実
施例(11)、実施例(12)を示す。回動体1の非回
動体支軸12には、歯車13が固着されている。非回動
体2と回動表示体3は一体で、歯車13とかみ合い、歯
車13の直径の2倍より大きい内径を有する内歯歯車3
6を有する。内歯歯車36の中心部には脱歯車防止用の
突起37が有る。回動表示体3はそれ自体が重りとなっ
ている。図のように、突起37に出っ張り38が有ると
透明カバー19が無くても、回動表示体3が回動体1か
らはずれることはない。
施例(11)、実施例(12)を示す。回動体1の非回
動体支軸12には、歯車13が固着されている。非回動
体2と回動表示体3は一体で、歯車13とかみ合い、歯
車13の直径の2倍より大きい内径を有する内歯歯車3
6を有する。内歯歯車36の中心部には脱歯車防止用の
突起37が有る。回動表示体3はそれ自体が重りとなっ
ている。図のように、突起37に出っ張り38が有ると
透明カバー19が無くても、回動表示体3が回動体1か
らはずれることはない。
【0027】
【発明の効果】請求項1、請求項2、請求項3の本発明
は、上述のとおりであるので、次に記載する効果を奏す
る。ハンドルの回動方向あるいは回動角を分かり易く表
示するもので、一目で、タイヤの向く方向や、各種バル
ブの回動状況などを確認できる装置を、簡易に安価に提
供できる。
は、上述のとおりであるので、次に記載する効果を奏す
る。ハンドルの回動方向あるいは回動角を分かり易く表
示するもので、一目で、タイヤの向く方向や、各種バル
ブの回動状況などを確認できる装置を、簡易に安価に提
供できる。
【0028】以下、請求項ごとに特筆すべき効果を記
す。請求項4、請求項5の本発明は、比較的簡単な構造
でできるため、壊れにくく安価にできる。請求項6の本
発明は、回動表示板31を回動体1の中央に配置するこ
とができ、また回動表示板31と回動体1の回動比が大
きくとれるため、数回転するハンドルの回動量も分かり
易く表示できる。
す。請求項4、請求項5の本発明は、比較的簡単な構造
でできるため、壊れにくく安価にできる。請求項6の本
発明は、回動表示板31を回動体1の中央に配置するこ
とができ、また回動表示板31と回動体1の回動比が大
きくとれるため、数回転するハンドルの回動量も分かり
易く表示できる。
【0029】請求項7の本発明は、回動表示板31左右
に2つ配置することによって、自動車のタイヤを想起さ
せやすくなる。また、異なる角度で回動量を表示さすこ
とによって、より分かり易い回動角を表示できる。
に2つ配置することによって、自動車のタイヤを想起さ
せやすくなる。また、異なる角度で回動量を表示さすこ
とによって、より分かり易い回動角を表示できる。
【0030】請求項8の本発明は、渦巻き状のガイド1
5の形を工夫することにより、回動し始めの回動表示の
動きを大きく変化させ、より分かり易くすることができ
る。請求項9の本発明は、ねじれ板35の形を工夫する
ことにより、回動し始めの回動表示の動きを大きく変化
させ、より分かり易くすることができる。請求項10、
請求項11の本発明は、比較的簡単な構造でできるた
め、壊れにくく安価にできる。また、回動表示板31を
回動体1の中央に配置することができる。
5の形を工夫することにより、回動し始めの回動表示の
動きを大きく変化させ、より分かり易くすることができ
る。請求項9の本発明は、ねじれ板35の形を工夫する
ことにより、回動し始めの回動表示の動きを大きく変化
させ、より分かり易くすることができる。請求項10、
請求項11の本発明は、比較的簡単な構造でできるた
め、壊れにくく安価にできる。また、回動表示板31を
回動体1の中央に配置することができる。
【0031】請求項12の本発明は、比較的簡単な構造
でできるため、壊れにくく安価にできる。
でできるため、壊れにくく安価にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例(1)の図で、「イ」は、簡
略斜視図、「ロ」は、パネル19のある実施例の断面
図、「ハ」は、回動表示板31が円形の実施例の断面
図。
略斜視図、「ロ」は、パネル19のある実施例の断面
図、「ハ」は、回動表示板31が円形の実施例の断面
図。
【図2】 本発明の実施例(2)の図で、「イ」は、簡
略斜視図、「ロ」は、簡略断面図。「ハ」は、回動体1
に固着した回動表示板110のある実施例の断面図。
略斜視図、「ロ」は、簡略断面図。「ハ」は、回動体1
に固着した回動表示板110のある実施例の断面図。
【図3】 本発明の実施例(3)の図で、「イ」は、簡
略斜視図、「ロ」は、簡略断面図。「ハ」は、回動体1
に固着した回動表示板110のある実施例の断面図。
略斜視図、「ロ」は、簡略断面図。「ハ」は、回動体1
に固着した回動表示板110のある実施例の断面図。
【図4】 本発明の実施例(4)の図で、「イ」は、簡
略斜視図、「ロ」は、簡略断面図。
略斜視図、「ロ」は、簡略断面図。
【図5】 本発明の実施例(5)の図で、「イ」は、簡
略斜視図、「ロ」は、簡略断面図。
略斜視図、「ロ」は、簡略断面図。
【図6】本発明の実施例(7)の図で、「イ」は、簡略
正面図。「ロ」は、簡略斜視図、「ハ」は、簡略断面
図。
正面図。「ロ」は、簡略斜視図、「ハ」は、簡略断面
図。
【図7】本発明の実施例(8)の図で、「イ」は、簡略
斜視図、「ロ」は、簡略断面図。
斜視図、「ロ」は、簡略断面図。
【図8】本発明の実施例(9)の図で、「イ」は、簡略
斜視図、「ロ」は、簡略断面図。
斜視図、「ロ」は、簡略断面図。
【図9】本発明の実施例(10)の図で、「イ」は、簡
略斜視図、「ロ」は、簡略断面図。
略斜視図、「ロ」は、簡略断面図。
【図10】本発明の実施例(11)の図で、「イ」は、
簡略斜視図、「ロ」は、簡略断面図。
簡略斜視図、「ロ」は、簡略断面図。
【図11】 本発明の実施例(11)の図で、「イ」
は、簡略斜視図、「ロ」は、簡略断面図。
は、簡略斜視図、「ロ」は、簡略断面図。
1 回動体 12 非回動体支軸 13 回動体1に固着した歯車 14 回動体1にある回動表示体支軸 15 渦巻き状のガイド 16 バネ歯車42の軸 17 粘着剤 18 透明カバー 19 パネル 110 回動体1に固着した回動表示板 2 非回動体 22 重り部 23 回動表示体支軸 231 回動表示体軸受け 24 逆転歯車 25 逆転歯車24の軸 26 歯車13と噛み合う歯車 27 歯車32と噛み合う歯車 28 歯車26と歯車27の軸 29 非回動体2の歯車 210 非回動体支軸12方向に動く移動子 211 支軸 212 ネジ穴 213 スリット 3 回動表示体 31 回動表示板 32 回動表示体に固着された歯車 33 ガイドピン 35 ねじれ板 36 内歯歯車 37 脱歯防止用の突起 38 出っ張り 39 回動表示体の軸 41 バネ 42 バネ歯車
Claims (12)
- 【請求項1】次の事項を内容とする回動角変換表示機。 (あ) 回動体(1)と、非回動体(2)と、回動表示
体(3)とを有する。 (い) 回動体(1)は、回動体(1)の回動軸と同軸
方向に突設した非回動体支軸(12)を有し、回動する
ものと一緒に回動するよう回動するものに固定する。 (う) 非回動体(2)は、非回動体支軸(12)に回
動自在に取り付けられており、その非回動体(2)の重
心は、非回動体支軸(12)から偏心している。 (え) 回動表示体(3)は、非回動体(2)に回動体
(1)の回動軸と同軸方向に突設した回動表示体支軸
(23)、または回動表示体軸受け(231)、または
非回動体支軸(12)、または回動体(1)の中央に位
置するように突設した回動表示体支軸(14)に、回動
自在に取り付けられており、回動体(1)の回動と同じ
方向で回動する。 (お) 回動表示体(3)は、回動体(1)との間で、
相互に回動角を変化させながら力を伝え合う。 (か) 回動表示板(31)は、回動表示体(3)に固
着されている。 - 【請求項2】次の事項を内容とする請求項1に示す回動
角変換表示機。 (あ) 回動体(1)と、非回動体(2)と、回動表示
体(3)とを有する。 (い) 回動体(1)は、回動体(1)の回動軸と同軸
方向に突設した非回動体支軸(12)を有し、回動する
ものと一緒に回動するよう回動するものに固定する。 (う) 非回動体(2)は、非回動体支軸(12)に回
動自在に取り付けられており、その非回動体(2)の重
心は、非回動体支軸(12)から偏心している。 (え) 回動表示体(3)は、非回動体(2)の回動体
(1)の回動軸と同軸方向に突設した回動表示体支軸
(23)、または回動表示体軸受け(231)に、回動
自在に取り付けられており、回動体(1)の回動と同じ
方向で回動する。 (お) 回動表示体(3)は、回動体(1)との間で、
相互に回動角を変化させながら力を伝え合う。 (か) 回動表示板(31)は、回動表示体(3)に固
着されている。 - 【請求項3】次の事項を内容とする請求項1に示す回動
角変換表示機。 (あ) 回動体(1)と、非回動体(2)と、回動表示
体(3)とを有する。 (い) 回動体(1)は、回動体(1)の回動軸と同軸
方向に突設した非回動体支軸(12)を有し、回動する
ものと一緒に回動するよう回動するものに固定する。 (う) 非回動体(2)は、非回動体支軸(12)に回
動自在に取り付けられており、その非回動体(2)の重
心は、非回動体支軸(12)から偏心している。 (え) 回動表示体(3)は、非回動体支軸(12)、
または回動体(1)の中央に位置するように突設した回
動表示体支軸(14)に、回動自在に取り付けられてお
り、回動体(1)の回動と同じ方向で回動する。 (お) 回動表示体(3)は、回動体(1)との間で、
相互に回動角を変化させながら力を伝え合う。 (か) 回動表示板(31)は、回動表示体(3)に固
着されている。 - 【請求項4】次の事項を内容とする請求項2に示す回動
角変換表示機。 (あ) 非回動体支軸(12)に、歯車(13)が固着
されている。 (い) 非回動体(2)には、重り部(22)と、回動
表示体支軸(23)が有る。 (う) 回動表示体(3)には、回動表示板(31)
と、歯車(13)と噛み合う内歯の歯車(32)が固着
されている。歯車(13)の歯数は、歯車(32)の歯
数より少ない。 - 【請求項5】次の事項を内容とする請求項2に示す回動
角変換表示機。 (あ) 非回動体支軸(12)に、歯車(13)が固着
されている。 (い) 非回動体(2)には、重り部(22)と、逆転
歯車(24)と、その軸(25)と、回転表示体を支え
る軸受け(231)が有る。 (う) 逆転歯車(24)は、歯車(13)と噛み合
い、さらに回動表示体(3)に固着された歯車(32)
と噛み合う。 (え) 回動表示体(3)には、回動表示板(31)
と、歯車(32)と、軸(39)が一体に固着されてお
り、逆転歯車を(24)を介して、回動体(1)との間
で力を伝え合う。歯車(13)と歯車(32)の歯数は
異なる。 - 【請求項6】次の事項を内容とする請求項3に示す回動
角変換表示機。 (あ) 非回動体支軸(12)には、歯車(13)が固
着されている。 (い) 非回動体(2)は、重り部(22)と、歯車
(13)と噛み合う歯車(26)、及び歯車(32)と
噛み合う歯車(27)を有する。歯車(26)と歯車
(27)は、軸(28)に固着されている。その歯数は
同じ歯数でもよく、また歯車(26)と歯車(27)と
が一体でもよい。 (う) 非回動体支軸(12)上を回動する回動表示体
(3)には、回動表示板(31)と、歯車(27)と噛
み合う歯車(32)が有り、回動表示板(31)と歯車
(32)は固着されている。 (え) 歯車(13)と歯車(32)の回動角が変わる
よう、歯車(13、26、27、32)の歯数は調整さ
れている。 - 【請求項7】次の事項を内容とする請求項2に示す回動
角変換表示機。 (あ) 非回動体支軸(12)には、歯車(13)が固
着されている。 (い) 非回動体(2)は、重り部(22)と、歯車
(13)と噛み合う歯車(26)、及び歯車(32)と
噛み合う歯車(27)を有する。歯車(26)と歯車
(27)は、軸(28)に固着されている。その歯数は
同じ歯数でもよく、また歯車(26)と歯車(27)と
が一体でもよい。 (う) 回動表示体(3)は、複数あり、それぞれ回動
表示板(31)と、歯車(27)と噛み合う歯車(3
2)が有り、回動表示体支軸(23)上を回動する。回
動表示板(31)と歯車(32)は固着されている。 (え) 歯車(13)と歯車(32)の回動角が変わる
よう、歯車(13、26、27、32)の歯数は調整さ
れている。 - 【請求項8】次の事項を内容とする請求項2に示す回動
角変換表示機。 (あ) 回動体(1)には、渦巻き状のガイド(15)
を設ける。 (い) 非回動体(2)には、重り部(22)が有る。 (う) 回動表示体(3)には、回動表示板(31)と
ガイド(15)をトレースするガイドピン(33)が固
着されており、回動表示体支軸(23)上を回動する。 (え) 非回動体支軸(12)、回動表示体支軸(2
3)、ガイドピン(33)が作る角度は5度以上120
度以内の範囲にする。 - 【請求項9】次の事項を内容とする請求項2に示す回動
角変換表示機。 (あ) 回動体(1)の非回動体支軸(12)には、ネ
ジが切ってある。 (い) 非回動体(2)には、回動体(1)の非回動体
支軸(12)の軸方向に動く移動子(210)があり、
非回動体(2)と一緒に回動する。移動子(210)
は、ネジ穴(212)と、スリット(213)を有す
る。 (う) 移動子(210)は、ネジ穴(212)を通る
非回動体支軸(12)の回動によって移動する。 (え) 回動表示体(3)は、非回動体支軸(12)の
ねじとはピッチの異なるねじれ方の、ねじれ板(35)
を有し、非回動体(2)の回動表示体軸受け(231)
で支えられている。 (お) ねじれ板(35)は、スリット(213)を貫
通し、そのスリット(213)を挟んで回動表示体軸受
け(231)とは反対の位置に回動表示板(31)が取
り付けられている。 - 【請求項10】次の事項を内容とする請求項3に示す回
動角変換表示機。 (あ) 回動体(1)の非回動体支軸(12)には、非
回動体(2)がバネ(41)によって取り付けられてい
る。バネ(41)の一端は非回動体支軸(12)に、他
端は非回動体(2)に固着されている。 (い) 非回動体(2)と回動表示体(3)は一体で、
重り部(22)と、回動表示板(31)が有る。 - 【請求項11】次の事項を内容とする請求項3に示す回
動角変換表示機。 (あ) 回動体(1)には、非回動体支軸(12)と、
バネ歯車(42)の軸(16)が有る。バネ(41)の
一端はバネ歯車(42)に、他端は軸(16)に固着さ
れている。 (い) 非回動体(2)と回動表示体(3)は、重り部
(22)と、回動表示板(31)と、バネ歯車(42)
と噛み合う歯車(32)が有り、全てが一体に固着され
ている。 (う) 回動表示板(31)と、歯車(32)は、固着
されている。 - 【請求項12】次の事項を内容とする請求項3に示す回
動角変換表示機。 (あ) 回動体(1)の非回動体支軸(12)には、非
回動体(2)が取り付けられ、別に歯車(13)が固着
されている。 (い) 非回動体(2)と回動表示体(3)は一体で、
歯車(13)とかみ合い、歯車(13)の直径の2倍よ
り大きい内径を有する内歯歯車(36)を有する。 (う) 回動表示板(31)と、歯車(36)は、固着
されている。 (え) 内歯歯車(36)の中心部には脱歯車防止用の
突起(37)が有る。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP5958698A JP3151518B2 (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | 回動角変換表示機 |
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---|---|---|---|
JP5958698A JP3151518B2 (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | 回動角変換表示機 |
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JPH11257440A JPH11257440A (ja) | 1999-09-21 |
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JP5958698A Expired - Fee Related JP3151518B2 (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | 回動角変換表示機 |
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CN110466607A (zh) * | 2019-07-21 | 2019-11-19 | 胡代波 | 一种用于驾校练车学习时汽车转向指示器 |
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- 1998-03-11 JP JP5958698A patent/JP3151518B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH11257440A (ja) | 1999-09-21 |
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