JPH06345190A - 容器用充填機 - Google Patents

容器用充填機

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JPH06345190A
JPH06345190A JP6040022A JP4002294A JPH06345190A JP H06345190 A JPH06345190 A JP H06345190A JP 6040022 A JP6040022 A JP 6040022A JP 4002294 A JP4002294 A JP 4002294A JP H06345190 A JPH06345190 A JP H06345190A
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JP
Japan
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filling machine
rotor
machine according
annular
free space
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JP6040022A
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Egon Ahlers
アーラーズ エゴン
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Krones AG
Original Assignee
Krones AG
Krones AG Hermann Kronseder Maschinenfabrik
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    • B67C3/00—Bottling liquids or semiliquids; Filling jars or cans with liquids or semiliquids using bottling or like apparatus; Filling casks or barrels with liquids or semiliquids
    • B67C3/001—Cleaning of filling devices
    • B67C3/005—Cleaning outside parts of filling devices
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • Basic Packing Technique (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器に充填される液体用環状レセプタクル２
を含み、前記環状レセプタクルが複数の充填部材３を支
持しかつロータ５に固定されている容器用充填機におい
て、簡単な手段で環状レセプタクルの内側の強力なクリ
ーニングを可能にする。 【構成】 環状レセプタクル２が複数の伸長アーム４を
介してロータ５に装着されており、また頂部および底部
が開いておりかつ伸長アームによって遮られている環状
自由空間６が前記環状レセプタクルと前記ロータとの間
に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、容器に充填される液体
用環状レセプタクルを含み、この環状レセプタクルが複
数の充填部材を支持しかつロータに固定されているタイ
プの容器用充填機に関する。
【０００２】
【従来の技術】このような充填機は種々の構造設計にお
いて既知である。これらのすべての構造設計に共通して
いる特徴は、環状レセプタクルがロータの外側リムに直
接装着され、ロータがほぼ同じレベル上に配置されまた
ロータの形状はたとえばディスク、リングまたはスポー
ク車輪の形状に類似していることである。この構造設計
の結果、ロータと環状レセプタクルとの間には手がほと
んど入らないほどの狭い隙間が形成されるにすぎない。
【０００３】さらに、通常充填部材が配置されている環
状レセプタクルのとくに重要な下側および外側を噴霧ノ
ズルによって外からフラッシングすることは既知であ
り、この場合噴霧ノズルは洗浄剤および／または殺菌剤
を吐出するために使用されかつ手で案内されるかまたは
充填機に装着されて、充填される容器の汚染または前記
容器内における細菌の形成を防止している。このような
場合には環状レセプタクルの内側およびロータ上の堆積
物は除去されない。
【０００４】したがって、細菌の形成がこれらの位置に
集中しかつ容器を細菌で汚染することになる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】冒頭記載のタイプの容
器用充填機の場合に、簡単な手段で環状レセプタクルの
内側の強力なクリーニングさえも可能にすることが本発
明の目的である。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この目
的は、容器に充填される液体用環状レセプタクルを含
み、前記環状レセプタクルが複数の充填部材を支持しか
つロータに固定されている容器用充填機において、環状
レセプタクルが複数の伸長アームを介してロータに装着
されていることと、頂部および底部が開いておりかつ伸
長アームによって遮られている環状自由空間が前記環状
レセプタクルと前記ロータとの間に形成されていること
を特徴とする容器用充填機により達成される。
【０００７】本発明による充填機において、環状レセプ
タクルとロータとの間に形成される自由空間は洗浄剤お
よび／または殺菌剤ならびに堆積物を環状レセプタクル
の上部側および内側から妨げられることなく流動させる
ことを可能にする。したがって、この領域は従来環状レ
セプタクルの下側および外側に対して行ってきたのと同
様に強力に洗い流すことができる。このように汚染物質
を直接洗い流すことはまたロータそれ自身の上への堆積
も防止することができる。
【０００８】請求項２〜請求項１８には、本発明のさら
に有利な実施態様が含まれている。とくに有利な特徴は
自由空間の内側を区画するために、環状レセプタクルと
同じレベルで保護壁を設置したことである。レセプタク
ルの内側の強力なクリーニングにもかかわらず、この保
護壁はたとえば充填機用の電子式制御要素をロータ上に
装着することを可能にする。保護壁の外面は強力なクリ
ーニング過程にさらされるが、フラッシングされてはな
らない要素が保護壁の内側に配置されている。
【０００９】以下に本発明の実施態様を図面により説明
する。
【００１０】
【実施例】図１および図２に示す充填機はほぼ円筒形の
静置コラム１６を有し、静置コラム１６は玉軸受旋回リ
ングによりその上に垂直回転軸１１を有する環状サポー
ト９を支持している。サポート９の外側リムはその上に
充填されるべき容器１のための懸垂リフト部材８を装着
し、前記リフト部材８は前記外側リムの周縁上に均等に
分布されかつ通常の方法で静置カムフォロア手段１８に
より持ち上げられる。
【００１１】垂直調節式ロータ５は複数のねじスピンド
ル１７を介してサポート９の上部に支持され、複数のね
じスピンドル１７は同期的に駆動されて調節可能に設け
られている。このロータ５は円形ディスクの形状を有し
また回転軸１１と同軸に配置されている。容器内に充填
される液体用の回転対称環状レセプタクル２は複数の狭
い伸長アーム４を介してロータ５の外側端縁に装着さ
れ、伸長アーム４は周縁上に均等に分布されまた水平方
向にかつ回転軸１１に対し半径方向に伸長している。伸
長アーム４は環状レセプタクル２の内側に溶接されかつ
ねじによりロータ５に固定されている。充填部材３は環
状レセプタクル２の外側に固定され、前記充填部材の各
々は対応するリフト部材８の上方に配置されている。
【００１２】環状レセプタクル２の内径は同じレベルに
配置されているロータ５の外径よりはるかに大きく、し
たがって環状レセプタクル２とロータ５との間に環状自
由空間６が形成され、この環状自由空間６は本質的に伸
長アーム４によってのみ妨げられている。前記自由空間
６の外側境界は直接環状レセプタクル２の内側により形
成され、一方環状レセプタクル２の内側境界は円筒保護
壁７により形成されている。この保護壁７は曲げ加工さ
れたシート状金属片からなり、ロータ５の端縁に固定さ
れ、したがって保護壁７は頂部および底部において前記
ロータ５から突出している。
【００１３】自由空間６は頂部および底部において完全
に開いておりまたサポート９とロータ５との間に形成さ
れた中間空間１０と合流している。中間空間１０は内方
および外方に開いておりまた内側において中間空間１０
はコラム１６の中空空間と合流している。したがって、
自由空間６の上側に供給されかつ環状レセプタクル２の
内側および上側にも流れる洗浄剤または殺菌剤は妨害さ
れることなく流れ出し、したがってたとえば容器の破片
のようなサイズの大きい異物からなる汚れ物質をも同伴
することができる。
【００１４】図２において一点鎖線で示されまたサポー
ト９の上側に固定されかつ保護壁７の後側の点まで差込
式に伸長する円筒遮蔽手段１９により、流れを外側に向
けることができる。サポート９の外側リム内に開口２０
を設けることもまた有利であり、この開口２０内を通過
してフラッシング液はさらに容易に流れ出ることができ
る。
【００１５】フラッシング液、洗浄液または殺菌液はた
とえばフレキシブルホース配管内を手動で供給すること
ができる。機械的クリーニングを可能にするためには自
由空間６の上方に静置配管２７が配置され、前記静置配
管２７には複数の噴霧ノズル１４が設けられ、これらの
噴霧ノズル１４は液体を環状レセプタクル２、自由空間
６および保護壁７上に吐出する。必要に応じてこの配管
２７に手動または自動で、ロータ５の１回転以上に対応
する時間の間加圧流体を供給することができる。ロータ
５と共に回転する複数の噴霧ノズルを設けることもまた
可能である。
【００１６】いずれの場合も自由空間６がフラッシング
されるように設計されているので、半径方向内側を向く
環状レセプタクル２の領域はもとより、前記環状レセプ
タクル２の外側全表面ならびにそれに固定されている充
填部材３を強力にクリーニングすることができる。とく
に指摘に値する隙間表面は存在しない。したがって、充
填部材３および環状レセプタクル２の領域においては前
記領域のすべての側を包囲する殺菌領域が提供され、こ
れにより環状レセプタクル２および充填部材３の外側領
域から発生する充填作業中の容器１の細菌汚染は実際的
に排除される。
【００１７】保護壁７の内部に配置されたロータ５の領
域は洗浄液から保護されまたこの領域は電子式制御手段
１３および複数の電磁弁１２を収容し、これらは一緒に
なって図示されていない電気式液レベルセンサが設けら
れた充填部材３を制御する。制御手段１３をより効果的
に保護するために、前記制御手段１３は追加の円筒保護
壁２１により包囲されている。さらに、保護壁７内の空
間の頂部は一点鎖線で示した１つまたは複数のカバー２
６により閉鎖してもよい。
【００１８】電気式液レベルセンサから制御手段１３ま
で伸長する電気ケーブルおよび電磁弁１２から充填部材
３まで伸長する圧縮空気ホースは液気密を形成して保護
壁７を貫通しかつ自由空間６を横断して伸長している。
環状レセプタクル２の後側のフラッシング効果はこの配
置によって阻害されることはない。ケーブルおよび配管
はまた伸長アーム４の領域内および／またはチューブの
内部を束になって自由空間６を横断して通過させてもよ
い。複数の配管２２がさらに前記自由空間６内を伸長
し、前記配管はロータ５の下側に固定された回転ディス
トリビュータ内で終端している。これらの配管２２は容
器に充填される液体を環状レセプタクル２に供給するた
めのものである。
【００１９】図３および図４に示す充填機は図１および
図２に示した充填機と一部分対応している。したがって
以下では、異なる特徴のみを説明する。
【００２０】図１および図２に示した充填機の環状レセ
プタクル２は容器に充填される液体のためにただ１つの
室を含むので、容器１から排出された空気はこの場合直
接周りに溢れるが、図３および図４に示す環状レセプタ
クル２’は圧縮ガスおよびリフラックスガス用の追加の
２つの室を含んでいる。この充填機は背圧／３室方法に
従って作動し、この場合容器１はガス気密を保って充填
部材３に押し付けられる。伸長アーム４’はこの場合デ
ィスク形状ロータ５’と一体に形成されている。伸長ア
ーム４’の領域内において、環状レセプタクル２’はそ
の内側に適切な突起部を有し、前記突起部はねじにより
伸長アーム４’に固定されている。保護壁７’は背が低
くまた保護壁７’の頂部は複数の着脱可能なカバー２
３’により覆われている。
【００２１】差込式に相互に係合している円筒保護板２
４，２５は、内側に向かってベベル部が形成されている
環状サポート９’の外側リムおよび環状レセプタクル
２’の下側にそれぞれ固定されている。これらの保護板
２４，２５は自由空間６を外部から遮蔽している。した
がって背圧式充填機において容器１が破裂したときに必
ず発生する破片などは、環状空間６および前記環状空間
６に続く中間空間１０内へ入り込むことはない。一方で
環状レセプタクル２’の内側のクリーニングまた他方で
充填部材３を有する環状レセプタクル２’の上側、底側
および外側のクリーニングは、この場合適切に配置され
た噴霧ノズル１４から吐出される液体の分離流れによっ
て行われる。環状レセプタクル２の上側に追加の円筒保
護板１５を装着することもまた可能であり、前記追加の
保護板１５は一点鎖線で示されている。さらに、フラッ
シング液のための通過開口（図示せず）を保護板１５と
環状レセプタクル２’の上側との間の移行領域内に設け
てもよい。
【００２２】
【発明の効果】本発明による充填機によれば、環状レセ
プタクルとロータとの間に自由空間が形成されているの
で、洗浄剤や殺菌剤ならびに堆積物は環状レセプタクル
の上部側および内側に流動して、環状レセプタクルの内
側、下側および外側を強力にクリーニングすることがで
きる。
【００２３】また、自由空間の内側は保護壁により区画
されているので、レセプタクルの内側の強力なクリーニ
ングにもかかわらず、保護壁内において充填機用の電子
式制御要素をロータ上に装着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に基づく容器用充填機の部分頂面図であ
る。
【図２】図１の線Ａ−Ｂによる断面図である。
【図３】本発明に基づく容器用充填機の他の実施態様の
部分頂面図である。
【図４】図３の線Ｃ−Ｄによる断面図である。
【符号の説明】
１ 容器 ２、２’ レセプタクル ３ 充填部材 ４、４’ 伸長アーム ５、５’ ロータ ６ 環状自由空間 ７、７’ 保護壁 ８ リフト部材 ９、９’ サポート １０ 自由中間空間 １１ 回転軸 １２，１３ 制御手段 １４ 噴霧ノズル １５，２４，２５ 保護板 ２０ 開口 ２３，２６ カバー

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 容器に充填される液体用環状レセプタク
    ルを含み、前記環状レセプタクルが複数の充填部材を支
    持しかつロータに固定されている容器用充填機におい
    て、環状レセプタクルが複数の伸長アームを介してロー
    タに装着されていることと、頂部および底部が開いてお
    りかつ伸長アームによって遮られている環状自由空間が
    前記環状レセプタクルと前記ロータとの間に形成されて
    いることを特徴とする容器用充填機。
  2. 【請求項２】 環状自由空間がロータの回転軸と同軸に
    配置されていることを特徴とする請求項１に記載の充填
    機。
  3. 【請求項３】 伸長アームがロータの回転軸に対しほぼ
    半径方向に伸長していることを特徴とする請求項１また
    は請求項２に記載の充填機。
  4. 【請求項４】 伸長アームがほぼ水平方向に伸長するこ
    とを特徴とする請求項１ないし請求項３のいずれか１項
    に記載の充填機。
  5. 【請求項５】 ロータが円形外側リムを有し、前記リム
    の直径が環状レセプタクルの内径より小さく、これらの
    直径の差が自由空間の幅にほぼ対応することを特徴とす
    る請求項１ないし請求項４のいずれか１項に記載の充填
    機。
  6. 【請求項６】 自由空間の内側境界が環状レセプタクル
    と同じレベルに配置された保護壁により形成されている
    ことを特徴とする請求項１ないし請求項５のいずれか１
    項に記載の充填機。
  7. 【請求項７】 保護壁がほぼ円筒形の金属シートにより
    形成され、前記金属シートがロータの回転軸と同軸的に
    ロータに固定されていることを特徴とする請求項６に記
    載の充填機。
  8. 【請求項８】 充填部材用制御手段が保護壁の内側のリ
    ング状またはディスク状ロータ上に配置されていること
    を特徴とする請求項６または請求項７に記載の充填機。
  9. 【請求項９】 ロータがサポート上に装着され、サポー
    トは回転可能に支持されかつそれに装着された容器用リ
    フト部材を有し、自由中間空間が前記サポートと前記ロ
    ータとの間に形成されおよび／または環状レセプタクル
    および環状自由空間が前記自由中間空間内に開いている
    ことを特徴とする請求項１ないし請求項８のいずれか１
    項に記載の充填機。
  10. 【請求項１０】 サポートが環状形状を有することを特
    徴とする請求項９に記載の充填機。
  11. 【請求項１１】 洗浄剤用の少なくとも１つの固定噴霧
    ノズルが環状自由空間の上方に配置されていることを特
    徴とする請求項１０に記載の充填機。
  12. 【請求項１２】 洗浄剤を吐出するために使用されかつ
    ロータと共に回転する複数の噴霧ノズルが環状自由空間
    の上方に配置されていることを特徴とする請求項１ない
    し請求項１１のいずれか１項に記載の充填機。
  13. 【請求項１３】 環状自由空間の下側の領域内において
    サポートに開口が設けられていることを特徴とする請求
    項９ないし請求項１２のいずれか１項に記載の充填機。
  14. 【請求項１４】 環状レセプタクル、ロータおよび自由
    空間がほぼ同じレベル上に配置されていることを特徴と
    する請求項１ないし請求項１３のいずれか１項に記載の
    充填機。
  15. 【請求項１５】 自由空間の外側境界が少なくとも部分
    的に環状レセプタクルに固定された保護板により形成さ
    れていることを特徴とする請求項１ないし請求項１４の
    いずれか１項に記載の充填機。
  16. 【請求項１６】 自由空間が水分に敏感ないかなる構成
    部分も含まないことを特徴とする請求項１ないし請求項
    １５のいずれか１項に記載の充填機。
  17. 【請求項１７】 環状レセプタクルの下側領域内におい
    て、自由空間が、環状レセプタクルに固定された保護板
    によりおよび／またはサポートに固定された保護板によ
    り外側方向に閉ざされていることを特徴とする請求項１
    ５または請求項１６に記載の充填機。
  18. 【請求項１８】 保護壁内部の空間が頂部において少な
    くとも１つのカバーにより遮蔽されていることを特徴と
    する請求項６ないし請求項１７のいずれか１項に記載の
    充填機。
JP6040022A 1993-03-13 1994-03-10 容器用充填機 Pending JPH06345190A (ja)

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