JPH06342727A - アモルファス鉄心のコイル組立装置 - Google Patents

アモルファス鉄心のコイル組立装置

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JPH06342727A
JPH06342727A JP5132163A JP13216393A JPH06342727A JP H06342727 A JPH06342727 A JP H06342727A JP 5132163 A JP5132163 A JP 5132163A JP 13216393 A JP13216393 A JP 13216393A JP H06342727 A JPH06342727 A JP H06342727A
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JP
Japan
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iron core
coil
magnetic material
posture
material ribbon
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Pending
Application number
JP5132163A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Yonebayashi
隆弘 米林
Tsuneo Shimozaki
恒雄 下崎
Kenji Taguchi
憲二 田口
Yasutomo Imai
康友 今井
Shoichiro Ezure
正一郎 江連
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Tokyo Electric Power Company Holdings Inc
Original Assignee
Tokyo Electric Power Co Inc
Hitachi Ltd
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  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】鉄心、特にアモルファス材を材料とした鉄心と
コイルとを組合せる作業を、アモルファス材の破片を発
生させず、コイルに破片を入れず、効率良く行なう組立
装置を提供する。 【構成】コンベア110上の鉄心501は、搬送ユニッ
ト510により、姿勢変更ユニット520の台上に置か
れる。鉄心501は、継目部を下にした状態で垂直に保
持されて、継目部をばらされる。次に、搬送ユニット5
10により、継目部を下にした垂直状態のまま組立ユニ
ット530に搬送され、組立ユニット530上のコイル
2に挿入される。この鉄心501は、組立ユニット53
0において180度姿勢変更され、ばらされた継目部が
上になるように保持された状態で、継目部を再び継ぎ合
わされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アモルファス鉄心を用
いた変圧器等において使用される部品である、アモルフ
ァス鉄心にコイルを装着した部品を組立てるためのアモ
ルファス鉄心のコイル組立装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、アモルファス鉄心にコイルを装着
した部品を組立てるための、アモルファス鉄心のコイル
組立装置コイル組立装置においては、図18に示すよう
な継目部(ラップ部)100において接合(ラッピン
グ)された鉄心1を、まず、図2に示すように専用の作
業台(鉄心受台)3上に横向きに載せ、ラップ部をばら
す(ラップ部をばらした後の鉄心を鉄心1として示
す)。この鉄心1を、鉄心受台3をスライドさせて横向
きのままコイル2に挿入し、この後、ばらした部分を再
び接合し(再ラップ作業)る。この再ラップ作業を行な
われた鉄心に、変形を防止するための器具(スタッド、
上下締金具等)等を取り付けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
ては、鉄心1のラップ部100をばらす時、鉄心1をコ
イル2に挿入する時および再ラップ作業の時に、鉄心を
横向きにして作業台3上に直接置いている為、ラップ部
100をばらした時に出たアモルファス材の破片が排除
できない場合がある。また、コイル2に挿入する時も鉄
心1を台上で滑らせる為、鉄心1の端面を引きずり新た
な破片を発生させる場合がある。
【0004】また、再ラップの時、アモルファス材に剛
性が無いので、横方向で再ラップするとラップ部の保持
力が無くラップ部がばらけてしまう為、再ラップ部を押
さえながらラップしなければならず作業効率が悪い。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明によれば、アモルファス磁性材薄帯を巻回し
て継目部分で接合させたアモルファス鉄心の継目部分を
ほどき、磁性材薄帯をコイルに挿通し、再び磁性材薄帯
を接合させて磁性材薄帯にコイルを装着させるアモルフ
ァス鉄心のコイル組立装置において、鉄心の継目部分を
ほどく際に、鉄心をその継目部分が実質的に鉛直下方に
向いた姿勢で保持する保持手段を備えることができる。
磁性材薄帯をコイルに挿通する際に、コイルを前記磁性
材薄帯の挿通方向が実質的に鉛直下方となる姿勢で支持
する支持手段と、継目部分がほどかれて開口された鉄心
を開口部分が実質的に鉛直下方に向く状態のままコイル
上方へ搬送し、鉄心を下降させて、開口部分の磁性材薄
帯をコイルに挿通する搬送手段とを備えることができ
る。磁性材薄帯を接合させる際に、支持手段をコイルに
挿通された開口部分の磁性材薄帯が上になるように回転
させる回転手段を備えることができる。
【0006】また、アモルファス磁性材薄帯を巻回して
継目部分で接合させたアモルファス鉄心の継目部分をほ
どき、磁性材薄帯をコイルに挿通し、再び磁性材薄帯を
接合させて磁性材薄帯にコイルを装着させるアモルファ
ス鉄心のコイル組立装置における、継目部分をほどく際
に鉄心を保持するアモルファス鉄心の保持装置におい
て、鉄心の姿勢を継目部分をほどいた際に生じる破片が
所定の位置に落下可能な姿勢に変更する姿勢変更手段
と、姿勢変更手段により変更された鉄心の姿勢を保持す
る保持手段とを備えることもできる。
【0007】
【作用】鉄心を垂直方向に保持した状態でラップ部をば
らす事により、ばらし時に生じた破片が自然落下し、破
片を全て除去する事ができる。
【0008】鉄心をコイルに挿入する時は、鉄心の端面
とコイルの内径との間に隙間が生じる為、鉄心の端面に
引っ掛かりが無くなり新たな破片が生じなくなる。
【0009】また、再ラップ時は、ラップ部を上に向け
て行なう事によりラップ部の保持力がラップする鉄心自
身の重みにより生じ、ラップ部を押さえなくてもラップ
部がばらけなくなる。
【0010】
【実施例】図1に、本発明による鉄心のコイル組立装置
の1実施例の全体構成図を示す。
【0011】この組立装置は、同一の機能を備えた2つ
の処理ユニット500および600から構成される。以
下、処理ユニット500について説明する。
【0012】処理ユニット500は、鉄心搬送ユニット
510、姿勢変更ユニット520、鉄心コイル組立ユニ
ット530から構成される。
【0013】鉄心搬送ユニット(搬送手段)510は、
図13に示すように、フレーム101、鉄心吊り部10
2、ホイスト103、台板104、鉄心吊り棒105、
レール106、駆動用シリンダ107、ストッパ10
9、コンベア110から構成される。鉄心吊り部102
は、ホイスト103を内蔵しており、吊り部102の台
板104に連結されている。そして台板104の先端に
は、鉄心を吊る為の吊り棒105があり、ワイヤをここ
に引っ掛けて、ホイスト103を上昇させることによ
り、鉄心を吊り上げることができる。又、鉄心吊り部1
02は、フレーム側面に付けられたレール106と、駆
動用シリンダ107と連結されており、鉄心搬送ユニッ
ト510の一部に取り付けられた操作BOX108の移
動釦を外部から操作され、鉄心姿勢変更ユニット520
や鉄心コイル組立ユニット530の位置へ移動する。な
お移動後の停止位置は、ストッパ109によって決めら
れる。
【0014】鉄心姿勢変更ユニット520は、鉄心の保
持手段を構成すると共に、鉄心の姿勢変更手段を構成
し、図14に示すように、姿勢変更台201と本体20
2とからなっている。図14(a),図14(b)は、
それぞれ図1におけるB矢視図,C矢視図である。本体
202は、下部に車輪とレールがあり、本体はシリンダ
205と連結されており、装置側面に設置されている手
動レバー206によって前後(作業者側、装置側)へ移
動する事ができる。姿勢変更台201は、本体202上
にあり、片側を軸で固定され、本体202の横にあるシ
リンダ207により、軸を中心として、90度上昇す
る。又、姿勢変更台201上には引っ掛け棒208が付
いており、90度上昇した時に輪状の鉄心を引っ掛け
る。
【0015】鉄心コイル組立ユニット530は、図15
に示すように、組立作業の対象物である鉄心(ワーク)
を固定し組立作業を行なう組立台301(支持手段)、
組立台を回転させる為の動力部302(回転手段)、組
立台301を支えるフレーム303、操作BOX304
で構成されている。組立台301には、ワークの高さを
調節する高さ調節台305、ワークを左右から押え固定
させる固定板306、組立台301が水平状態から装置
側へ90度姿勢変更した時ワークを支えるコイル支え部
307、その状態から組立台301が反対方向へ180
度姿勢変更した時ワークを支える鉄心チャック部308
で構成されており、コイル支え部307と鉄心チャック
部308は片方が軸で固定され軸を中心に90度開閉可
能な構造となっている。又、組立台301は両端を軸で
支えられており、その片方をチェーンによって、動力部
302と連結されており、操作BOX304の押し釦を
押すことによって、組立台301を、水平から正、逆転
方向へ90度ずつ(計180度)姿勢変更させることが
できる。ワークの継目部分(ラップ部)を任意の方向に
向かせるのは、ワークを組立台301にセットし、水平
状態から、正転90度にした時はコイル支え部307で
ワークを、水平状態から、逆転90度にした時は鉄心チ
ャック部308でワークを支える事によって、ワークを
任意の方向に向けることができる。
【0016】以下、図16,図17に示すフローチャー
トおよび図3から図12により、本発明による組立装置
を使用する場合のユーザの操作、および、組立装置の動
作について説明する。
【0017】まず、ユーザは、組立装置の各部が、初期
状態になっているかを確認する。すなわち、搬送ユニッ
ト510において鉄心吊り部105がコンベア110側
にあること、姿勢変更ユニット520において姿勢変更
台201が下降しかつ本体202が搬送ユニット510
側の位置にあること、鉄心コイル組立ユニット530に
おいて組立台301が水平状態であることを確認する
(図16のステップS601)。
【0018】次に、組立台301上にコイルを2つセッ
トし、コイル支え部307をロックする(ステップS6
02)。
【0019】ラップされた鉄心501を、コンベア11
0に沿って搬送ユニット510の鉄心吊り部102の下
に配置する。そして、ホイスト103の下降釦を押して
鉄心吊り部102を降ろし、コンベア110上の鉄心5
01をワイヤで吊るした吊り具11に載せる。ホイスト
103の上昇釦を押し、鉄心501を吊り上げる(ステ
ップS603、図3参照)。
【0020】吊り上げた鉄心501を、操作BOX10
8の移動釦を押すことにより姿勢変更ユニット520上
へ移動させる(ステップS604)。
【0021】鉄心501が姿勢変更ユニット520上へ
移動され鉄心吊り部102が停止したら、ホイスト10
3の下降釦を押して鉄心を姿勢変更台201上に載せる
(図4参照)。このとき、鉄心の中央部分の穴に引っ掛
け棒208を通し、支え板14により鉄心と引っ掛け棒
208を連結させる(ステップS605)。
【0022】姿勢変更ユニット520の手動レバー20
6を操作して、姿勢変更台201を90度姿勢変更(上
昇)させて鉄心501のラップ部15が下側に来る様に
し(図5参照)、鉄心のラップ部をばらす(ステップS
606、図6参照)。
【0023】手動レバー206を操作して吊り部113
を降ろし、支え板14を外し、吊りシャフト16により
吊り板13と吊り部113とを連結させる(ステップS
607、図7参照)。
【0024】ホイスト103の上昇釦(図示せず)を押
して鉄心501を上昇させた後、操作BOX108の移
動釦を押し、鉄心501を吊った状態の吊り部113を
組立ユニット530上へ移動させる(ステップS60
8)。
【0025】姿勢変更ユニット520を初期状態(ステ
ップS601参照)にする(ステップS609)。
【0026】操作BOX304の回転釦を操作して、組
立台301を90度姿勢変更させ、コイルの穴部が上向
き(図8の状態)になるようにする(この状態を垂直状
態と称する、ステップS610)。
【0027】ホイスト下降釦(図示せず)を操作して、
鉄心501を吊った状態の吊り部113を下降させ、鉄
心501をコイル内に通す(図8参照)。吊りシャフト
16および吊り板13を外し、吊り部113を上昇の上
限まで上昇させる(ステップS611)。
【0028】操作BOX108の移動釦を操作して、吊
り部113をコンベア110の上部へ移動させる(ステ
ップS612)。
【0029】操作BOX304の回転釦および逆転釦を
操作して、組立台301を90度姿勢変更させて水平な
状態に戻し(図9の状態)、コイル2と鉄心501の間
に入れる鉄心を固定して破損を防止するための機材1
8,19,20,21等を取付ける(図9参照)。鉄心
チャック部308をロックして固定し、さらに、回転釦
および逆転釦を操作して鉄心のラップ部が上側にくるよ
うに組立台301を姿勢変更させる(ステップS61
3、図10参照)。
【0030】コイル支え部307のロックを外してコイ
ルから離し、再ラップを行なう(図11参照)。ラッブ
部にクラフト紙を貼り付け、ボルト24、コイル支え2
5、下締金具26および支え棒27を取付け、回転釦お
よび正転釦を操作して組立台301を90度姿勢変更さ
せる(ステップS614)。
【0031】チャック部308のロックを外して鉄心か
ら離し、上締金具28を取り付け、組立台301をさら
に90度姿勢変更させる(ステップS615)。
【0032】組立台301の固定板306を広げてコイ
ルから離し、この組立装置が設置される建物内に設けら
れた搬出用のホイスト29により鉄心501を取りだし
(図12参照)、回転釦および逆転釦を操作して組立台
301を水平にする(ステップS616)。
【0033】なお、上記の鉄心のラップ部をばらす作
業、再ラップ作業、鉄心への各種機材の取付けおよび取
外し作業は、機械化してもよいし手作業で行なってもよ
い。
【0034】
【発明の効果】上記のように本発明によれば、鉄心を垂
直に保持してラップ部をばらして、ラップ部をばらす際
に発生した破片を下に落とすことにより、鉄心をコイル
へ挿入する前に破片を全て排除し、破片のコイルへの侵
入を防止することができる。
【0035】また、鉄心をコイルへ挿入する際の端面引
っ掛けをなくし、破片の発生を防止することができる。
【0036】さらに、再ラップ部の保持力を鉄心自身の
重さにより確保する為、ラップ部の保持力を均一にする
ことができる。さらに、ラップ部を押さえなくてもラッ
プ部がばらけなくなるため、鉄心のコイル組立作業の効
率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例による組立装置の全体構成
図。
【図2】従来の組立装置における動作を説明するための
図。
【図3】鉄心を吊り上げる行程を説明するための図。
【図4】鉄心を搬送する行程を説明するための図。
【図5】鉄心を姿勢変更させる行程を説明するための
図。
【図6】ラップ部をばらす行程を説明するための図。
【図7】鉄心を吊り上げる行程を説明するための図。
【図8】鉄心をコイルに挿入する行程を説明するための
図。
【図9】部品を取り付ける行程を説明するための図。
【図10】再ラップする行程を説明するための図。
【図11】部品を取り付ける行程を説明するための図。
【図12】ワークを排出する行程を説明するための図。
【図13】組立装置の鉄心搬送ユニットの構成図。
【図14】組立装置の鉄心姿勢変更ユニットの構成図。
【図15】組立装置の鉄心組立ユニットの構成図。
【図16】組立装置に対する操作および組立装置の動作
を説明するためのフローチャートを示す図。
【図17】組立装置に対する操作および組立装置の動作
を説明するためのフローチャートを示す図。
【図18】鉄心の構成を示す図。
【符号の説明】
1…鉄心、2…コイル、11…吊り具、13…吊り板、
14…支え板、15…ラップ部、16…吊りシャフト、
18,19,20,21…固定および破損防止機材、2
3…ロックピン、24…スタッドボルト、25…コイル
支え、26…下締金具、27…支え棒、28…上締金
具、29…ホイスト、101…フレーム、102…鉄心
吊り部、103…ホイスト、104…台板、、105…
鉄心吊り棒、106…レール、107…駆動用シリン
ダ、108…操作BOX、109…ストッパ、110…
コンベア、201…姿勢変更台、202…本体、203
…車輪、204…レール、205…シリンダ(移動
用)、206…手動レバー、207…シリンダ(姿勢変
更用)、208…引っ掛け棒、301…組立台、302
…動力部、303…フレーム、304…操作BOX、3
05…高さ調節台、306…固定板、307…コイル支
え部、308…鉄心チャック部、501…鉄心、510
…鉄心搬送ユニット、520…姿勢変更ユニット、53
0…鉄心コイル組立ユニット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田口 憲二 新潟県北蒲原郡中条町大字富岡46番地1株 式会社日立製作所中条工場内 (72)発明者 今井 康友 東京都調布市西つつじケ丘二丁目4番1号 東京電力株式会社技術研究所内 (72)発明者 江連 正一郎 東京都調布市西つつじケ丘二丁目4番1号 東京電力株式会社技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アモルファス磁性材薄帯を巻回して継目部
    分で接合させたアモルファス鉄心の継目部分をほどき、
    前記磁性材薄帯をコイルに挿通し、再び前記磁性材薄帯
    を接合させて前記磁性材薄帯にコイルを装着させるアモ
    ルファス鉄心のコイル組立装置において、 前記鉄心の継目部分をほどく際に、 前記鉄心をその継目部分が実質的に鉛直下方に向いた姿
    勢で保持する保持手段と、 前記磁性材薄帯をコイルに挿通する際に、 前記コイルを、前記磁性材薄帯の挿通方向が実質的に鉛
    直下方となる姿勢で支持する支持手段と、 前記継目部分がほどかれて開口された鉄心を、開口部分
    が実質的に鉛直下方に向く状態のまま、前記コイル上方
    へ搬送し、 前記鉄心を下降させて、前記開口部分の磁性材薄帯を前
    記コイルに挿通する搬送手段とを備え、 前記磁性材薄帯を接合させる際に、 前記支持手段を、コイルに挿通された前記開口部分の磁
    性材薄帯が上になるように回転させる回転手段を備える
    ことを特徴とするアモルファス鉄心のコイル組立装置。
  2. 【請求項2】磁性材薄帯を巻回して継目部分で接合させ
    た鉄心の継目部分をほどき、前記磁性材薄帯をコイルに
    挿通し、再び前記磁性材薄帯を接合させて前記磁性材薄
    帯にコイルを装着させる鉄心のコイル組立方法におい
    て、 前記鉄心をその継目部分が実質的に鉛直下方に向いた姿
    勢で、前記鉄心の継目部分をほどき、 前記コイルを、前記磁性材薄帯の挿通方向が実質的に鉛
    直下方となる姿勢で支持し、 前記継目部分がほどかれて開口された鉄心を、開口部分
    が実質的に鉛直下方に向く状態のまま前記コイル上方へ
    搬送し、 前記鉄心を下降させて、前記開口部分の磁性材薄帯を前
    記コイルに挿通し、 前記コイルに挿通された前記開口部分の磁性材薄帯が上
    になるように、前記コイルおよび前記鉄心を回転させ、
    回転された前記鉄心の前記磁性材薄帯を接合させること
    を特徴とする鉄心のコイル組立方法。
  3. 【請求項3】アモルファス磁性材薄帯を巻回して継目部
    分で接合させたアモルファス鉄心の継目部分をほどき、
    前記磁性材薄帯をコイルに挿通し、再び前記磁性材薄帯
    を接合させて前記磁性材薄帯にコイルを装着させるアモ
    ルファス鉄心のコイル組立装置における、前記継目部分
    をほどく際に前記鉄心を保持するアモルファス鉄心の保
    持装置において、 前記鉄心の姿勢を、前記継目部分をほどいた際に生じる
    破片が所定の位置に落下可能な姿勢に変更する姿勢変更
    手段と、 前記姿勢変更手段により変更された前記鉄心の姿勢を保
    持する保持手段と、 を備えることを特徴とするアモルファス鉄心の保持装
    置。
JP5132163A 1993-06-02 1993-06-02 アモルファス鉄心のコイル組立装置 Pending JPH06342727A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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