JPH0633727U - リフター装置付自動車用シート - Google Patents

リフター装置付自動車用シート

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JPH0633727U
JPH0633727U JP3521192U JP3521192U JPH0633727U JP H0633727 U JPH0633727 U JP H0633727U JP 3521192 U JP3521192 U JP 3521192U JP 3521192 U JP3521192 U JP 3521192U JP H0633727 U JPH0633727 U JP H0633727U
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JP
Japan
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seat cushion
motor
lifter
foam pad
seat
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JP3521192U
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満雄 島崎
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Tachi S Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】シートクッションと車床側との間にモータによ
り作動するリフター機構を設け、このリフター機構によ
ってシートクッションを昇降可能に車床側に連結してな
るリフター装置付自動車用シートにおいて、モータ音の
外部への漏音を防止することである。 【構成】シートクッションSCを形成する発泡体製パッ
ドSC3に、開口部13aを底面に向けて切欠したモー
タ収納用の収納部13を形成し、該収納部13にモータ
M,Mを収納してなることを特徴とするものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、乗員の体型や好み等に応じてシートクッションの高さを調節できる リフター装置付自動車用シート、詳しくは、モータにより作動するリフター機構 を有するリフター装置付自動車用シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種、従来のリフター装置付自動車用シートは、図4、5に示すように、シ ートクッションSCと車床側との間にモータMにより作動するリフター機構1を 設け、このリフター機構1によってシートクッションSCを昇降可能に車床側に 連結して構成されている。
【0003】 斯かるリフター機構1は、シートクッションSCを形成するクッションフレー ムSC1にリンク2を介して操作軸3を連結し、操作軸3をスライドレール4の 可動レール5に固定し且つシートクッションSCの側面SC2に沿って起立状に 取付けたブラケット6に挿通し、ブラケット6の外側面側に設けたモータMに操 作軸3の端部3aを接続してなり、モータMの作動により操作軸3が回動してシ ートクッションSCを昇降させている。
【0004】 7はシールドカバーで、このシールドカバー7はモータM、リフター機構1が 表面へ露出することを防ぐため、シートクッションSCの側面SC2に沿って設 けられ、モータM等を覆っている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
リフター機構1のモータMは、前述のように、シールドカバー7によって覆わ れているだけなので、リフター機構1が作動する際、モータ音が外部へ漏音し、 この漏音が乗員にとって耳障りな騒音となるという不具合があった。 又、ブラケット6、モータM等がシートクッションSCの側面SC2に沿って 設けられているので、これらが表面へ露出することを防ぐためのシールドカバー 7はその高さと幅を大きくする必要があり、シールドカバー7の形状が大型化す るので、その分、車内のスペースが狭まり、車内スペースが有効に利用できない という不具合があた。 その上、シールドカバー7の形状が大型化するので、このシールドカバー7に よって外観上見栄えが悪くなるという不具合もあった。
【0006】 本考案は、上記不具合を解消すべくなされたものであり、その目的は、モータ 音の外部への漏音を防止することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案に係るリフター装置付自動車用シートは、シ ートクッションを形成する発泡体製パッドに、開口部を底面に向けて切欠したモ ータ収納用の収納部を形成し、この収納部にモータを収納してなるものである。
【0008】
【作用】
モータはシートクッションを形成する発泡体製パッドの収納部に収納すること ができるので、モータ音が発泡体製パッドに吸音され、モータ音の外部への漏音 が防止できる。
【0009】
【実施例】
本考案に係る一実施例を図1乃至図3に基づいて説明する。 シートクッションSCは、シートクッションSCを形成するクッションフレー ムSC1と車床側のスライドレール4を形成する可動レール5との間にモータM ,Mによって作動する前、後部リフター機構8、9を設け、この前、後部リフタ ー機構8、9によって、シートクッションSCの前、後部が各々独立に昇降する ように構成されている。
【0010】 前、後部リフター機構8、9のモータM,Mは、クッションフレームSC1と 共に昇降する可動プレート10の外側に設けられ、モータM,Mが作動すること によって、前、後部リフター機構8、9の操作軸11、12が各々回動し、この 各操作軸11、12の回動により、リンク13′、14を介して連結したクッシ ョンフレームSC1の前、後部が各々上、下動し、その結果、シートクッション SCの前、後部が各々独立に昇降する。
【0011】 モータM,Mは前述の様に、可動プレート10の前方外側に設けられ、シート クッションSCを形成する発泡体製パッドSC3に形成したモータ収納用の収納 部13に収納されている。
【0012】 収納部13は発泡体製パッドSC3に、開口部13aを底面に向けて切欠して なり、発泡体製パッドSC3のサイド部15におけるサイド上部16とサイド側 部17とでモータM,M等の収納可能な空間からなっている。
【0013】 発泡体製パッドSC3は、その底面にフレームSC1が固定して取付けられ、 発泡体製パッドSC3のサイド部15におけるサイド上部16がフレームSC1 よりも外側方向へ延出し、サイド上部16の端部からサイド側部17が可動レー ル5の方向へ形成されている。そして、前述のように、発泡体製パッドSC3の サイド上部16とサイド側部17とで形成される収納部13にモータM,M、可 動プレート10等が収納されている。
【0014】 19はシールドカバーで、このカバー19はシートクッションSCの側面SC 2に沿って設けられ、シートクッションSCとスライドレール4の間を覆ってい る。 シールドカバー19は、モータM等が発泡体製パッドSC3の収納部13に収 納されているので、従来の様に、モータ等を覆う必要がなく、シールドカバー1 9の幅および高さを小型化することができる。
【0015】 20は、発泡体製パッドSC3を被覆する表皮21を結着するためのワイヤで 、このワイヤ20は発泡体製パッドSC3に埋設されている。
【0016】 上記構成によれば、発泡体製パッドSC3のサイド部16に形成した収納部1 3に、可動プレート10、モータM,M等を収納し、モータM,Mが発泡体製パ ッドSC3のサイド部16におけるサイド上部16とサイド側部17とで覆われ ているので、リフター機構8、9が作動する際、モータM,Mのモータ音が発泡 体製パッドSC3に吸音され、モータ音の外部への漏音が減少する。 又、シートクッションSCは、発泡体製パッドSC3のサイド部15における サイド上部16がフレーム18よりも外側方向へ延出しているので、シートクッ ションSCの幅が幅広となり、着座面が広くなるため、座り心地が良くなる。 又、モータM,M等は発泡体製パッドSC3の収納部13に収納することがで きるので、モータM,M等をシールドカバー19によって覆う必要がない。 その為、シールドカバー19の形状が小型化でき、車内空間を他に有効利用か ることができる。
【0017】
【考案の効果】
本考案によれば、シートクッションを形成する発泡体製パッドに、開口部を底 面に向けて切欠したモータ収納用の収納部を形成し、該収納部にモータを収納し ているため、モータ音が発泡体製パッドに吸音されて外部への漏音が防止できる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案に係るリフター装置付自動車シートにおけ
るシートクッションの部分断面図である。
【図2】図1に示すシートクッションの分解斜視図であ
る。
【図3】図2のIIIーIII線に沿う部分断面図である。
【図4】従来構造のリフター装置付自動車シートの斜視
図である。
【符号の説明】
8、9 リフター機構 M,M モータ SC シートクッション SC3 発泡体製パッド 13 収納部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】追加
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本案に係るリフター装置付自動車シー
トにおけるシートクッションの部分断面図である。
【図2】 図1に示すシートクッションの分解斜
視図である。
【図3】 図2のIII−III線に沿う部分断
面図である。
【図4】 従来構造のリフター装置付自動車シー
トの斜視図である。
【図5】 図4のV−V線に沿う断面図である。
【符号の説明】 8、9 リフター機構 M,M モータ SC シートクッション SC3 発泡体製パッド 13 収納部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートクッションと車床側との間にモー
    タにより作動するリフター機構を設け、このリフター機
    構によって前記シートクッションを昇降可能に前記車床
    側に連結してなるリフター装置付自動車用シートにおい
    て、 前記シートクッションを形成する発泡体製パッドに、開
    口部を底面に向けて切欠したモータ収納用の収納部を形
    成し、該収納部に前記モータを収納してなることを特徴
    とするリフター装置付自動車用シート。
JP1992035211U 1992-04-28 1992-04-28 リフター装置付自動車用シート Expired - Fee Related JP2583089Y2 (ja)

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JPH0633727U true JPH0633727U (ja) 1994-05-06
JP2583089Y2 JP2583089Y2 (ja) 1998-10-15

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US12036899B2 (en) 2017-10-20 2024-07-16 Ts Tech Co., Ltd. Vehicle seat

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