JPH0733932Y2 - 車体側部のエネルギ吸収構造 - Google Patents
車体側部のエネルギ吸収構造Info
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- JPH0733932Y2 JPH0733932Y2 JP1989077728U JP7772889U JPH0733932Y2 JP H0733932 Y2 JPH0733932 Y2 JP H0733932Y2 JP 1989077728 U JP1989077728 U JP 1989077728U JP 7772889 U JP7772889 U JP 7772889U JP H0733932 Y2 JPH0733932 Y2 JP H0733932Y2
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- JP
- Japan
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- rigidity
- door
- inner panel
- vehicle body
- occupant
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J5/00—Doors
- B60J5/04—Doors arranged at the vehicle sides
- B60J5/042—Reinforcement elements
- B60J5/0422—Elongated type elements, e.g. beams, cables, belts or wires
- B60J5/0423—Elongated type elements, e.g. beams, cables, belts or wires characterised by position in the lower door structure
- B60J5/0426—Elongated type elements, e.g. beams, cables, belts or wires characterised by position in the lower door structure the elements being arranged at the beltline
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B60J5/0422—Elongated type elements, e.g. beams, cables, belts or wires
- B60J5/0438—Elongated type elements, e.g. beams, cables, belts or wires characterised by the type of elongated elements
- B60J5/0443—Beams
- B60J5/0447—Beams formed of several elements arranged in parallel
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/04—Padded linings for the vehicle interior ; Energy absorbing structures associated with padded or non-padded linings
- B60R21/0428—Padded linings for the vehicle interior ; Energy absorbing structures associated with padded or non-padded linings associated with the side doors or panels, e.g. displaced towards the occupants in case of a side collision
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D21/00—Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
- B62D21/15—Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted having impact absorbing means, e.g. a frame designed to permanently or temporarily change shape or dimension upon impact with another body
- B62D21/157—Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted having impact absorbing means, e.g. a frame designed to permanently or temporarily change shape or dimension upon impact with another body for side impacts
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車等の車両における車体側部のエネルギ吸
収構造に係り、詳しくは、側突時の乗員に対する衝撃を
緩和できるようにした車体側部のエネルギ吸収構造に関
するものである。
収構造に係り、詳しくは、側突時の乗員に対する衝撃を
緩和できるようにした車体側部のエネルギ吸収構造に関
するものである。
従来、自動車等の車両には、側方からの衝突に対して乗
員を保護するために、車体側部にエネルギ吸収構造が設
けられることがある。例えば、サイドドアのインナパネ
ルに、シートに着座している乗員の胸部および腰部に対
応する緩衝部を突出形成し、衝突時に、その緩衝部が潰
されるときに衝突エネルギを吸収させ、乗員を保護する
ようにしたもの等が提案されている。
員を保護するために、車体側部にエネルギ吸収構造が設
けられることがある。例えば、サイドドアのインナパネ
ルに、シートに着座している乗員の胸部および腰部に対
応する緩衝部を突出形成し、衝突時に、その緩衝部が潰
されるときに衝突エネルギを吸収させ、乗員を保護する
ようにしたもの等が提案されている。
また、実開昭61-171620号公報には、車体のインナパネ
ル側に突出形成される緩衝部の裏側に補強部材を設け、
その緩衝部の保形性を向上させることにより、側突時の
緩衝効果を高めようとした車体側部のエネルギ吸収構造
が記載されている。ちなみに、ハードトップ車では、サ
イドドアのインナパネル上縁のいわゆるベルトラインは
レインフォースメントによって帯状に補強されて、ドア
の剛性を向上させたものがある。
ル側に突出形成される緩衝部の裏側に補強部材を設け、
その緩衝部の保形性を向上させることにより、側突時の
緩衝効果を高めようとした車体側部のエネルギ吸収構造
が記載されている。ちなみに、ハードトップ車では、サ
イドドアのインナパネル上縁のいわゆるベルトラインは
レインフォースメントによって帯状に補強されて、ドア
の剛性を向上させたものがある。
ところで、前記したような従来の車体側部のエネルギ吸
収構造では、側突時に、乗員の肩部等が、上記補強帯か
ら強い衝撃を受けることのないようにすることが望まれ
る。
収構造では、側突時に、乗員の肩部等が、上記補強帯か
ら強い衝撃を受けることのないようにすることが望まれ
る。
本考案はこのような事情を考慮してなされ、ドア本体の
剛性を確保したまま、側突時の乗員に対する衝撃を効果
的に緩和することのできる車体側部のエネルギ吸収構造
を提供することを課題としている。
剛性を確保したまま、側突時の乗員に対する衝撃を効果
的に緩和することのできる車体側部のエネルギ吸収構造
を提供することを課題としている。
本考案は、サイドドアのベルトラインに配設したベルト
ラインレインフォースメントもしくはドアパネルとで閉
断面を形成した車体側部のエネルギ吸収構造にあって、
前記課題を解決するために、上記閉断面の、乗員の側部
に対応する部分の車幅方向の剛性が、他の閉断面部の車
幅方向の剛性よりも低くなるような剛性低下部分を、上
記ベルトラインレインフォースメントもしくはドアパネ
ルの少なくとも一方に形成している。
ラインレインフォースメントもしくはドアパネルとで閉
断面を形成した車体側部のエネルギ吸収構造にあって、
前記課題を解決するために、上記閉断面の、乗員の側部
に対応する部分の車幅方向の剛性が、他の閉断面部の車
幅方向の剛性よりも低くなるような剛性低下部分を、上
記ベルトラインレインフォースメントもしくはドアパネ
ルの少なくとも一方に形成している。
サイドドアのベルトラインに配設したベルトラインレイ
ンフォースメントとドアパネルとで形成された閉断面に
設けられた剛性低下部分が、乗員の側部に対応して設け
られているので、側突時には、乗員に作用する衝撃が効
果的に緩和される。その剛性低下部分は、例えばベルト
ラインレインフォースメントもしくはドアパネルの少な
くとも一方にビード等を形成した場合、その部分をトリ
ムで覆うことにより、車室内に突出させることなく隠蔽
することができる。
ンフォースメントとドアパネルとで形成された閉断面に
設けられた剛性低下部分が、乗員の側部に対応して設け
られているので、側突時には、乗員に作用する衝撃が効
果的に緩和される。その剛性低下部分は、例えばベルト
ラインレインフォースメントもしくはドアパネルの少な
くとも一方にビード等を形成した場合、その部分をトリ
ムで覆うことにより、車室内に突出させることなく隠蔽
することができる。
本考案は、サイドドアのベルトラインに配設したベルト
ラインレインフォースメントとドアパネルとで形成され
る閉断面の、乗員の側部に対応する部分の車幅方向の剛
性が、他の閉断面部の車幅方向の剛性よりも低くなるよ
うな剛性低下部分を、上記ベルトラインレインフォース
メントあるいはドアパネルの少なくとも一方に形成して
いるので、車室内の見栄えを損なわず、車室が狭小に感
じたり、窮屈な感じを受けることなく、側突時の乗員に
対する衝撃を効果的に緩和することができる。
ラインレインフォースメントとドアパネルとで形成され
る閉断面の、乗員の側部に対応する部分の車幅方向の剛
性が、他の閉断面部の車幅方向の剛性よりも低くなるよ
うな剛性低下部分を、上記ベルトラインレインフォース
メントあるいはドアパネルの少なくとも一方に形成して
いるので、車室内の見栄えを損なわず、車室が狭小に感
じたり、窮屈な感じを受けることなく、側突時の乗員に
対する衝撃を効果的に緩和することができる。
以下に、本考案をその実施例に基づき詳細に説明する。
本実施例に示す車体側部のエネルギ吸収構造は、2ドア
タイプのハードトップ車に採用され、車室内の見栄えを
損なうことなく、車室が狭小に感じたり、窮屈な感じを
受けることなく、側突時の衝撃を効果的に緩和すること
ができるようにしたもので、以下のように構成される。
タイプのハードトップ車に採用され、車室内の見栄えを
損なうことなく、車室が狭小に感じたり、窮屈な感じを
受けることなく、側突時の衝撃を効果的に緩和すること
ができるようにしたもので、以下のように構成される。
第5図に示すように、ハードトップ車1のサイドドア2
の上縁のベルトライン3(斜線部分)は、第1図(a)
に示すように、ベルトラインレインフォースメント4
と、ドアインナパネル5とで閉断面6を形成して高剛性
なものとされる。その閉断面6における乗員7の側部に
対応する部分(第5図の交叉斜線部分)には、車幅方向
の剛性を低下させるように構成した剛性低下部分8を形
成し、側突時に、サイドドア2から乗員に与えられる衝
撃をできるだけ緩和するようにしている。
の上縁のベルトライン3(斜線部分)は、第1図(a)
に示すように、ベルトラインレインフォースメント4
と、ドアインナパネル5とで閉断面6を形成して高剛性
なものとされる。その閉断面6における乗員7の側部に
対応する部分(第5図の交叉斜線部分)には、車幅方向
の剛性を低下させるように構成した剛性低下部分8を形
成し、側突時に、サイドドア2から乗員に与えられる衝
撃をできるだけ緩和するようにしている。
詳しく説明すると、その剛性低下部分8は、第1図
(a)に示すように、ドアインナパネル5の上縁外側に
溶接接合される略L状断面のベルトラインレインフォー
スメント4の接合フランジ4aを凹陥状に屈曲形成し、第
1図(b)に示すように、その凹陥状部4bでは、接合フ
ランジ4aをドアインナパネル5と離間させ、やや広い空
隙9を設けている。つまり、サイドドア2の側突に対す
る車幅方向の所要剛性は主としてドアアウタパネル16の
剛性で受け持たせ、乗員7に触れるドアインナパネル5
に、上述したように、剛性低下部分8を設けることによ
り、部分的に車幅方向の剛性を低下させるように構成し
ている。
(a)に示すように、ドアインナパネル5の上縁外側に
溶接接合される略L状断面のベルトラインレインフォー
スメント4の接合フランジ4aを凹陥状に屈曲形成し、第
1図(b)に示すように、その凹陥状部4bでは、接合フ
ランジ4aをドアインナパネル5と離間させ、やや広い空
隙9を設けている。つまり、サイドドア2の側突に対す
る車幅方向の所要剛性は主としてドアアウタパネル16の
剛性で受け持たせ、乗員7に触れるドアインナパネル5
に、上述したように、剛性低下部分8を設けることによ
り、部分的に車幅方向の剛性を低下させるように構成し
ている。
このように構成することによって、側突時には、直接そ
の剛性低下部分8が乗員の肩部等に当たることとなり、
乗員が受ける衝撃が軽減されることとなる。また、この
剛性低下部分8は、ベルトラインレインフォースメント
4に形成しているため、車室内に突出することはなく、
ドアインナパネル5の内面を平坦なトリム10で覆うこと
ができる(第1図(b)参照)。そのため、車室内配置
の自由度が向上し、見栄えを損ねたり、車室が狭小に感
じたり、あるいは窮屈な感じを受けることがない。な
お、第1図(b)中、17はウインドガラスである。
の剛性低下部分8が乗員の肩部等に当たることとなり、
乗員が受ける衝撃が軽減されることとなる。また、この
剛性低下部分8は、ベルトラインレインフォースメント
4に形成しているため、車室内に突出することはなく、
ドアインナパネル5の内面を平坦なトリム10で覆うこと
ができる(第1図(b)参照)。そのため、車室内配置
の自由度が向上し、見栄えを損ねたり、車室が狭小に感
じたり、あるいは窮屈な感じを受けることがない。な
お、第1図(b)中、17はウインドガラスである。
第2図(a)は上記実施例の変形例を示し、サイドドア
2のベルトラインレインフォースメント14の接合フラン
ジ14aに、剛性低下部分8としての複数の凹陥状部14bを
形成したもので、車室内に突出する部分がなく、前実施
例と同様に、ドアインナパネル5を平坦なトリムで覆う
ことができる。そして、センタピラー11の下部位置にお
けるインナパネル11aを、そのセンタピラー11とフロア
パネル12に沿って略U字状に部分的に外方に張り出させ
て外方に凹んだ矩形部分11bを形成し、その部分にエネ
ルギ吸収材13を取付けて内面の剛性を低下させている。
そして、第2図(b)に示すように、インナパネル11a
の外側に補強部材15を配設して、ベルトライン3部を補
強している。なお、図中、18はインナパネル11aの内面
側を覆うトリムである。このような構成によって、セン
タピラー11を、その下部まで、閉断面状に形成して曲げ
剛性を向上させるとともに、後席に着座している乗員に
対応する部分のインナパネル11aの内面剛性を、エネル
ギ吸収材13によって効果的に低下させることができる。
また、そのエネルギ吸収材13を、外方に凹んだ矩形部分
11bに配置しているために、車室内に突出することな
く、その部分を平坦なトリム18で覆うことができ、後席
の車室内配置の自由度を向上させ、見栄えを損ねたり、
車室が狭小に感じたり、あるいは窮屈な感じを受けるこ
とのないようにすることができる。
2のベルトラインレインフォースメント14の接合フラン
ジ14aに、剛性低下部分8としての複数の凹陥状部14bを
形成したもので、車室内に突出する部分がなく、前実施
例と同様に、ドアインナパネル5を平坦なトリムで覆う
ことができる。そして、センタピラー11の下部位置にお
けるインナパネル11aを、そのセンタピラー11とフロア
パネル12に沿って略U字状に部分的に外方に張り出させ
て外方に凹んだ矩形部分11bを形成し、その部分にエネ
ルギ吸収材13を取付けて内面の剛性を低下させている。
そして、第2図(b)に示すように、インナパネル11a
の外側に補強部材15を配設して、ベルトライン3部を補
強している。なお、図中、18はインナパネル11aの内面
側を覆うトリムである。このような構成によって、セン
タピラー11を、その下部まで、閉断面状に形成して曲げ
剛性を向上させるとともに、後席に着座している乗員に
対応する部分のインナパネル11aの内面剛性を、エネル
ギ吸収材13によって効果的に低下させることができる。
また、そのエネルギ吸収材13を、外方に凹んだ矩形部分
11bに配置しているために、車室内に突出することな
く、その部分を平坦なトリム18で覆うことができ、後席
の車室内配置の自由度を向上させ、見栄えを損ねたり、
車室が狭小に感じたり、あるいは窮屈な感じを受けるこ
とのないようにすることができる。
第3図(a)は異なる実施例を示し、前実施例と同様
に、ドアインナパネル5に剛性低下部分8を形成したも
ので、ドアインナパネル5の上側面5aに長手方向のビー
ド31と、横側面5bの上縁に上下方向のビード32とを形成
している。各ビード31,32は、第3図(b)に示すよう
に、ドアインナパネル5を、ベルトラインレインフォー
スメント4との間に形成される閉断面6側に突出させ、
ドアインナパネル5自体の剛性を部分的に低下させるよ
うにしている。したがって、ドアインナパネル5を平坦
なトリム10で覆い、車室内配置の自由度を向上させ、見
栄えを損ねたり、車室が狭小に感じたり、あるいは窮屈
な感じを受けることのないようして、側突時の乗員に対
する衝撃を効果的に緩和することができる。
に、ドアインナパネル5に剛性低下部分8を形成したも
ので、ドアインナパネル5の上側面5aに長手方向のビー
ド31と、横側面5bの上縁に上下方向のビード32とを形成
している。各ビード31,32は、第3図(b)に示すよう
に、ドアインナパネル5を、ベルトラインレインフォー
スメント4との間に形成される閉断面6側に突出させ、
ドアインナパネル5自体の剛性を部分的に低下させるよ
うにしている。したがって、ドアインナパネル5を平坦
なトリム10で覆い、車室内配置の自由度を向上させ、見
栄えを損ねたり、車室が狭小に感じたり、あるいは窮屈
な感じを受けることのないようして、側突時の乗員に対
する衝撃を効果的に緩和することができる。
第4図(a)および第4図(b)は別の実施例を示し、
前実施例と同様に、ドアインナパネル5に剛性低下部分
8を形成したもので、ドアインナパネル5の稜線部5cの
曲率を部分的に小さくして曲面部41を形成するととも
に、その下方に位置する横側面5bの上縁にベルトライン
レインフォースメント4との間に形成される閉断面6に
貫通する貫通孔42を、それぞれ形成している。このよう
な構成によっても、車室内に突出することなく剛性低下
部分8をドアインナパネル5に形成することができ、そ
のドアインナパネル5を平坦なトリム10で覆い、車室内
配置の自由度を向上させ、見栄えを損なったり、車室が
狭小に感じたり、あるいは窮屈な感じを受けることのな
いようして、側突時の乗員に対する衝撃を効果的に緩和
することができる。
前実施例と同様に、ドアインナパネル5に剛性低下部分
8を形成したもので、ドアインナパネル5の稜線部5cの
曲率を部分的に小さくして曲面部41を形成するととも
に、その下方に位置する横側面5bの上縁にベルトライン
レインフォースメント4との間に形成される閉断面6に
貫通する貫通孔42を、それぞれ形成している。このよう
な構成によっても、車室内に突出することなく剛性低下
部分8をドアインナパネル5に形成することができ、そ
のドアインナパネル5を平坦なトリム10で覆い、車室内
配置の自由度を向上させ、見栄えを損なったり、車室が
狭小に感じたり、あるいは窮屈な感じを受けることのな
いようして、側突時の乗員に対する衝撃を効果的に緩和
することができる。
図面は本考案の実施例を示し、第1図(a)は車体側部
のエネルギ吸収構造の主要構成を示す斜視図、第1図
(b)は第1図(a)におけるA−A線矢視断面図、第
2図(a)はエネルギ吸収構造を採用した車室構造の斜
視図、第2図(b)は第2図(a)のB−B線矢視断面
図、第3図(a)は異なる実施例の要部斜視図、第3図
(b)は第3図(a)におけるC−C線矢視断面図、第
4図(a)は別の実施例の要部斜視図、第4図(b)は
第4図(a)におけるD−D線部視断面図、第5図はサ
イドドアの側面図である。 2……サイドドア、3……ベルトライン、4,14……ベル
トラインレインフォースメント、5……ドアパネル(ド
アインナパネル)、6……閉断面、7……乗員、8……
剛性低下部分。
のエネルギ吸収構造の主要構成を示す斜視図、第1図
(b)は第1図(a)におけるA−A線矢視断面図、第
2図(a)はエネルギ吸収構造を採用した車室構造の斜
視図、第2図(b)は第2図(a)のB−B線矢視断面
図、第3図(a)は異なる実施例の要部斜視図、第3図
(b)は第3図(a)におけるC−C線矢視断面図、第
4図(a)は別の実施例の要部斜視図、第4図(b)は
第4図(a)におけるD−D線部視断面図、第5図はサ
イドドアの側面図である。 2……サイドドア、3……ベルトライン、4,14……ベル
トラインレインフォースメント、5……ドアパネル(ド
アインナパネル)、6……閉断面、7……乗員、8……
剛性低下部分。
Claims (1)
- 【請求項1】サイドドアのベルトラインに配設したベル
トラインレインフォースメントとドアパネルとで閉断面
を形成した自動車の車体側部のエネルギ吸収構造であっ
て、 上記閉断面の、乗員の側部に対応する部分の車幅方向の
剛性が、他の閉断面部の車幅方向の剛性よりも低くなる
ような剛性低下部分を、上記ベルトラインレインフォー
スメントもしくはドアパネルの少なくとも一方に形成し
たことを特徴とする車体側部のエネルギ吸収構造。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989077728U JPH0733932Y2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 車体側部のエネルギ吸収構造 |
KR2019900009283U KR930001187Y1 (ko) | 1989-06-30 | 1990-06-29 | 차체측부의 에너지 흡수구조 |
US07/789,434 US5171058A (en) | 1989-06-30 | 1991-11-06 | Collision energy absorbing structure for a vehicle side body |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989077728U JPH0733932Y2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 車体側部のエネルギ吸収構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0316514U JPH0316514U (ja) | 1991-02-19 |
JPH0733932Y2 true JPH0733932Y2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=13641960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989077728U Expired - Lifetime JPH0733932Y2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 車体側部のエネルギ吸収構造 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0733932Y2 (ja) |
KR (1) | KR930001187Y1 (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0542825A (ja) * | 1991-08-09 | 1993-02-23 | Toyota Motor Corp | 自動車用ドア構造 |
JPH06252753A (ja) * | 1993-03-01 | 1994-09-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Pll周波数シンセサイザ |
JP2914598B2 (ja) * | 1993-03-18 | 1999-07-05 | 河西工業株式会社 | 自動車用ドアトリム |
JP3152267B2 (ja) * | 1993-06-24 | 2001-04-03 | 日産自動車株式会社 | 車両のドア構造 |
JP3109334B2 (ja) * | 1993-07-23 | 2000-11-13 | トヨタ自動車株式会社 | サイドドア構造 |
JP3186368B2 (ja) * | 1993-09-28 | 2001-07-11 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用ドア構造 |
JP3158827B2 (ja) * | 1993-12-28 | 2001-04-23 | トヨタ自動車株式会社 | 車体側部のエネルギー吸収構造 |
JPH07329570A (ja) * | 1994-06-10 | 1995-12-19 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用ドア構造 |
JPH082257A (ja) * | 1994-06-20 | 1996-01-09 | Honda Motor Co Ltd | 自動車用ドア構造 |
JP3403249B2 (ja) * | 1994-07-29 | 2003-05-06 | 本田技研工業株式会社 | 自動車用ドア構造 |
JPH0840072A (ja) * | 1994-07-29 | 1996-02-13 | Honda Motor Co Ltd | 自動車用ドア構造 |
JP3677984B2 (ja) * | 1998-02-13 | 2005-08-03 | 日産自動車株式会社 | 自動車のドア構造 |
JP3457890B2 (ja) * | 1998-09-17 | 2003-10-20 | ダイハツ工業株式会社 | 車両用ドアの衝撃吸収構造 |
JP5694793B2 (ja) * | 2011-01-25 | 2015-04-01 | ダイハツ工業株式会社 | 車両のドア構造 |
JP6787058B2 (ja) * | 2016-11-10 | 2020-11-18 | スズキ株式会社 | 車両用ドア構造 |
JP6916999B2 (ja) * | 2016-11-10 | 2021-08-11 | スズキ株式会社 | 車両用ドア構造 |
KR102472130B1 (ko) * | 2021-05-07 | 2022-11-29 | 주식회사 윈크라우드 | 연기 정화 장치 |
-
1989
- 1989-06-30 JP JP1989077728U patent/JPH0733932Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-06-29 KR KR2019900009283U patent/KR930001187Y1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR930001187Y1 (ko) | 1993-03-18 |
JPH0316514U (ja) | 1991-02-19 |
KR910000620U (ko) | 1991-01-23 |
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