JPH07329570A - 車両用ドア構造 - Google Patents

車両用ドア構造

Info

Publication number
JPH07329570A
JPH07329570A JP6128414A JP12841494A JPH07329570A JP H07329570 A JPH07329570 A JP H07329570A JP 6128414 A JP6128414 A JP 6128414A JP 12841494 A JP12841494 A JP 12841494A JP H07329570 A JPH07329570 A JP H07329570A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
inner panel
vehicle
door inner
reinforcement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6128414A
Other languages
English (en)
Inventor
Sosuke Kudo
宗輔 工藤
Mitsuhiro Sonomura
光弘 園村
Daisuke Fushimi
大輔 伏見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP6128414A priority Critical patent/JPH07329570A/ja
Publication of JPH07329570A publication Critical patent/JPH07329570A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vibration Dampers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両側面衝突時においてドアに衝接する乗員
を保護する車両用ドア構造を提供する。 【構成】 ドアアウタパネル9の前後側縁及び下縁にヘ
ミング加工によってドアインナパネル8が接合されてサ
イドドア1が形成される。ドアインナパネル8の内側壁
10の裏面にはレインフォース17が取り付けられ、レ
インフォースの後端とドアインナパネル8の後側部11
にはブラケット18が取り付けられている。ドアインナ
パネル8の内側壁10の後端からドアインナパネル8の
後側壁11に渡って傾斜壁12が設けられ、傾斜壁12
と後側壁11との稜線部分が折れ部Oとして設けられて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両用ドア構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図8〜11に示すように、ドアサッシュ
を有するサイドドア1においては、図中ハッチングで示
すドア後部はドアサッシュの付け根部分に近く、ドアウ
エスト部にも近いため、ドアアウタパネル2とドアイン
ナパネル3との間にブラケット4を介装した三重構造を
採用して、強度・剛性を高く保つようにしたものがあ
る。
【0003】具体的には、図10に示すようにドアイン
ナパネル3の上側裏面にはレインフォース3Aが接合さ
れ、ドアアウタパネル2の上側裏面にはレインフォース
2Aが接合されている。そして、図11に示すように前
記ブラケット4の前側部(FRはフロント側を示す)が
ドアインナパネル3に接合されたレインフォース3Aに
接合され、ブラケット4の後側部がドアインナパネル3
の後側壁の裏面に接合されている。
【0004】尚、図10中5はドアウエストモールを示
し、6はドアインナパネル3の車室内側に設けられたド
アトリム、Bは車体のピラーアウタパネルを示す(この
類似構造は、例えば、実開昭64−41423号公報に
示されている)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の車両用ドア構造にあっては、レインフォース2A,
3A、及びブラケット4によってサイドドア1の後部の
強度・剛性が高まり、車両側面衝突時においてサイドド
ア1の車室内への変形を喰い止めることができる点で有
利であるが、車両側面衝突時において、サイドドア1の
内側、とりわけサイドドア1の後部に乗員が衝接した場
合にこのままでは乗員に大きな力が作用してしまうとい
う問題がある。具体的には図12のグラフに示すように
乗員がサイドドア1に衝接した場合に反力上昇の高いゾ
ーンと反力レベルの高いゾーンが生じてしまうのであ
る。
【0006】そのため、従来は図10に示すようにドア
インナパネル3とドアトリム6との間に緩衝材としてパ
ッド7を介装したり、サイドドア1と乗員との間隔を大
きく確保することにより、図12に示す反力上昇の高ち
上がりを抑え、反力レベルの高さを抑える等の構造を採
用しているが、このような構造を採用するとサイドドア
1の厚さが増加し車室内空間が狭くなってしまうという
問題がある。また、サイドドア1の厚さをさほど増加さ
せることなくサイドドア1にパッド7を配置しようとす
るとドア内機能部品の配置スペースに大きな制約を与え
てしまうという問題がある。
【0007】そこで、この発明は、衝撃吸収用のパッド
を用いることなく、車両衝突時においてドアの内壁に衝
接した乗員を保護することができる車両用ドア構造を提
供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】ドアアウタパネルとドア
インナパネルとによって成形された車両用ドア構造にお
いて、ドアインナパネルの乗員に対面する部位の近傍
に、車両衝突時において乗員によって印加される荷重に
よりドアインナパネルの車室外側への座屈を促す易変形
手段を設けた。
【0009】また、ドアアウタパネルに接合されてサイ
ドドアを形成するドアインナパネルの内側壁の後端から
ドアインナパネルの後側壁に渡って車両前方側へ傾いた
傾斜壁を設け、この傾斜壁と上記後側壁との稜線部分を
折れ部として設けた。
【0010】そして、ドアアウタパネルに接合されてサ
イドドアを形成するドアインナパネルの裏面に車体前後
方向に沿ってレインフォースを取り付け、このレインフ
ォースの後端部をドアインナパネルの後側壁の裏面であ
って車幅方向の中途部に当接配置し、前記レインフォー
ス後端部に対応するドアインナパネルの後側壁を折れ用
起点として構成した。
【0011】更に、ドアアウタパネルに接合されてサイ
ドドアを形成するドアインナパネルの裏面に車幅方向に
沿ってレインフォースを取り付け、このレインフォース
の後端部を車室外側に曲折してドアインナパネルの後側
壁の車室外側に取り付け、ドアインナパネルの後側壁に
対向するレインフォースの後側壁に、車両側面衝突時に
おいて乗員によって印加される荷重により曲折し、ドア
インナパネルの後側壁の座屈を促す折れ用起点を設定し
た。
【0012】
【作用】車両側面衝突時に乗員がドアに衝接すると、ド
アに設けられた易変形手段によりドアインナパネルが車
室外側へ座屈して衝撃エネルギを吸収する。
【0013】また、ドアインナパネルの内側壁の後端か
らドアインナパネルの後側壁に渡って傾斜面を設けた場
合には、傾斜面と前記後側壁との稜線部分を折れ部とし
てここが曲折することで乗員にかかる衝撃エネルギを吸
収する。
【0014】そして、レインフォースの後端部に対応す
るドアインナパネルの後側壁を折れ用起点として構成し
た場合には、ドアインナパネルに特別な加工を施さず、
ドアインナパネルの座屈を促し衝撃エネルギを吸収す
る。
【0015】そして、レインフォースの後側壁に、乗員
によって印加される荷重により曲折しドアインナパネル
の後側壁の座屈を促す折れ用起点を設定した場合には、
ドアインナパネルに特別な加工を施さずレインフォース
の折れ用起点によってドアインナパネルを確実に座屈さ
せることを可能とする。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を図8〜10を援用
し図面と共に説明する。
【0017】図1,2に示す第1実施例において、8は
ドアインナパネルを示している。ドアインナパネル8は
図1に示すようにその内側壁10に作業孔Hを有してお
り、ドアインナパネル8の前後側縁と下縁とがドアアウ
タパネル9にヘミング加工により取り付けられ、サイド
ドア1を構成している。
【0018】ドアインナパネル8の内側壁10の後部の
乗員が対面する部位は、車室内側に立ち上がり、更に後
方に延びており、その後端からドアインナパネル8の後
側壁11に渡って車両前方側へ傾いた傾斜壁12が形成
されている。したがって傾斜壁12とドアインナパネル
8の後側壁11との稜線部分が折れ部Oとして形成され
ている。
【0019】尚、上記ドアインナパネル8の後側壁11
は、上記傾斜壁12と連なる後壁14と、この後壁14
に順次連なる2つの段差部15,16から成っている。
【0020】ここで、ドアインナパネル8の内側壁10
の裏面には図10のレインフォース3Aと同様の構成の
レインフォース17が取り付けられ、このレインフォー
ス17の後端部からドアインナパネル8の後側壁11に
渡って、図9のブラケット4と同様の構成のブラケット
18が取り付けられている。このブラケット18は車室
外側に向かって有段成形され、後端が車室外側に曲折し
て前記段差部15に取り付けられている。
【0021】上記実施例構造によれば、サイドドア1に
は乗員の側部に対面する部位にレインフォース17とブ
ラケット18とドアインナパネル8によって三重構造部
分が形成されるため、車両側面衝突時において外側から
入力荷重が作用した場合にサイドドア1の車室内への移
動を阻止することができる。
【0022】一方、車両側面衝突時に乗員がドアインナ
パネル8に衝接し、乗員から荷重が印加されると、図2
に示すようにドアインナパネル8とレインフォース17
とブラケット18とが重合された部位が車室外側に押圧
されて図中矢印Aで示すように反時計回りのモーメント
が発生し、傾斜壁12の近傍においても図中矢印Bで示
すように時計回りのモーメントが発生する。これによっ
て、傾斜壁12とドアインナパネル8との稜線部分であ
る折れ部Oはくの字状に屈曲するため、乗員による反
力、衝撃速度を小さくでき、この屈曲変形によって乗員
が受ける衝撃力は吸収される。
【0023】図3に横軸、ドアの潰れストローク、縦
軸、乗員の受ける反力としてグラフで示すように、第1
実施例の構造を採用することによって、反力上昇率及び
反力レベルが従来(破線で示す)よりも低減されること
が明らかになった。
【0024】その結果、パッド等の緩衝材を厚くする必
要がない、あるいは緩衝材を別途必要としないため、車
室空間を広く確保でき、部品点数を削減でき低コストで
製造できるメリットがある。
【0025】次に、この発明の第2実施例を前記第1実
施例を、図4によって説明する。
【0026】この実施例は第1実施例に対して、ドアイ
ンナパネル8及びレインフォース17の形状が異なった
ものである。
【0027】ドアインナパネル8には前述実施例のよう
な傾斜壁12はなく、ドアインナパネル8の後端に車室
外側に延びる後側壁11が形成されている。尚、この後
側壁11の車室外側端には前述実施例と同様に段差部1
5,16が順次連なって設けられている。
【0028】上記ドアインナパネル8の内側壁10の裏
面には、レインフォース17が取り付けられているが、
このレインフォース17はその後端が車室内側にオフセ
ット形成され、端末17Aは車室外側に屈曲形成され、
この端末17Aが前記ドアインナパネル8の後側壁11
の中途部に当接配置(あるいは接合)されている。
【0029】そして、上記レインフォース17の端末1
7Aの先端に対応するドアインナパネル8の後側壁11
の部位が折れ用起点Pとして構成されている。尚、ドア
アウタパネル9、ブラケット18については第1実施例
と同様の構成であるので、説明は省略する。
【0030】上記第2実施例の構造によれば、車両側面
衝突時に乗員がドアインナパネル8に衝接すると、前記
レインフォース17がドアインナパネル8及びブラケッ
ト18と共に図4中矢印Aで示すように反時計回りのモ
ーメントを受ける。これによって、レインフォース17
の端末17Aは立ち上げ基部を中心にして図4中矢印B
で示すように反時計回りのモーメントを受けるため、端
末17Aの先端に対応するドアインナパネル8の後側壁
11の部位が折れ用起点Pとなり外側に曲折し、したが
って、乗員にかかる衝撃エネルギが吸収される。
【0031】尚、上記車両側面衝突時においてレインフ
ォース17及びブラケット18によってサイドドア1の
強度・剛性が高まるためサイドドア1の車室内側への移
動を阻止できる点は前記実施例と同様である。
【0032】また、この実施例においては、ドアインナ
パネル8に細工を施す必要がないためドアインナパネル
8の外観に影響を与えることがない点で有利である。
【0033】次に、この発明の第3実施例を図5によっ
て説明する。この実施例においては、図4に示す第2実
施例と同様の構成を備えたドアインナパネル8がドアア
ウタパネル9に接合されている。
【0034】ドアインナパネル8はその後端に車室外側
に延びる後側壁11が形成され、この後側壁11の車室
外側端には段差部15,16が順次連なって設けられて
いて、このドアインナパネル8とドアアウタパネル9と
が前後側縁と下側縁とで接合されている。ドアインナパ
ネル8の内側壁10の裏面には、レインフォース17が
取り付けられ、レインフォース17の後端部からドアイ
ンナパネル8の段差部16に渡ってレインフォースとし
てのブラケット18が取り付けられている。
【0035】上記ブラケット18はその前端部はレイン
フォース17に接合され、中途部分はくの字状に曲折成
形され、後端部は前記段差部16に沿ってL字状に成形
されている。そして、上記ブラケット18の中途部分の
くの字状に曲折成形された部分は、前記ドアインナパネ
ル8の後側壁11に近接して対向してあり、車両側面衝
突時において、このくの字状に曲折成形された部分を折
れ用起点Qとしてブラケット18が曲折してドアインナ
パネル8の後側壁11を座屈させる機能を発揮するよう
になっている。
【0036】上記第3実施例の構造によれば、図5に示
すように車両側面衝突時に乗員がドアインナパネル8に
衝接すると、ドアインナパネル8を介して作用し矢印A
で示す反時計回りのモーメントによって車室外側に押圧
されたレインフォース17が上記折れ用起点Qで曲折す
る。これによって、この折れ用起点Qがドアインナパネ
ル8の後側壁11に向かって突出してこの後側壁11の
座屈を促す。
【0037】したがって、ドアインナパネル8は矢印B
で示すように時計回りのモーメントを受けて曲折変形し
てゆき、このドアインナパネル8とレインフォース17
の曲折変形によって衝撃エネルギは吸収されるのであ
る。
【0038】この実施例においても前述実施例と同様に
レインフォース17とブラケット18とによってサイド
ドア1の強度・剛性を確保することができると共に外側
から見えないブラケット18を改良した構造であるため
サイドドア1の外観は何ら変える必要がなく、したがっ
て前述実施例についても言えることであるが、車体側ウ
エザーストリップの密接面やドアウエザーストリップの
配置スペースに制約を生ずることがないメリットがあ
る。
【0039】次に、図6に示す第4実施例は前述実施例
におけるレインフォースとしてのブラケット18の折れ
用起点Qに対応する部位に折れ用起点としてのビードB
Dを設けたものである。この実施例においてもブラケッ
ト18がビードBDを起点として塑性変形するとドアイ
ンナパネル8の後側壁11が塑性変形して衝撃エネルギ
が吸収されるのである。
【0040】また、第7図に示す第5実施例は第3実施
例における折れ用起点Qをより屈曲の度合が大きい折れ
用起点Rとしたものである。この実施例によれば、折れ
用起点Rによってより確実にドアインナパネル8の後側
壁11の塑性変形がなされ確実に衝撃エネルギの吸収を
行うことができる。
【0041】尚、上記第4,5実施例において第3実施
例と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0042】ここで、前述した各実施例の主としてドア
インナパネル8を塑性変形させる手段である折れ部O、
折れ用起点P、折れ用起点Q,Rが各々請求項1に記載
された易変形手段を構成している。
【0043】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、ドア
の強度・剛性を確保することで車両衝突時におけるドア
パネルの車室内側への移動を抑えると共にドアインナパ
ネルに衝接することで受ける乗員の衝撃力を、易変形手
段によってドアインナパネルを座屈させることによって
吸収し乗員を保護することができる。
【0044】請求項2に記載した発明によれば、車両側
面衝突時においてドアインナパネルに乗員が衝接した場
合に、この乗員に作用する衝撃力をドアインナパネルの
後側壁を折れ部において座屈させることによって吸収で
き、したがって乗員を確実に保護することができる。
【0045】また、従来から用いられている部材によっ
て衝撃吸収構造を実現しているので、別途部品が必要な
く、低コストで製造できるメリットがある。
【0046】請求項3に記載した発明によれば、ドアイ
ンナパネルの後側壁に折れ用起点として設定してこの折
れ用起点においてドアインナパネルの後側壁を座屈させ
ることにより請求項2と同様車両側面衝突時において乗
員が受ける衝撃力を吸収することができると共にドアイ
ンナパネルの外観は従来と変わらないため、ドアウェザ
ーストリップの配置や車体側ウェザーストリップの密接
位置を設定する際に何ら支障をきたすことがない。
【0047】請求項4に記載した発明によれば、レイン
フォースの後側壁に折れ用起点を設け、この折れ用起点
によってドアインナパネルの後側壁を座屈させることに
より、前述した請求項3と同様にドアインナパネルの外
観を変えることなく車両側面衝突時にドアインナパネル
に衝接する乗員を保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例のドアインナパネルの斜
視図。
【図2】図1のX−X線に沿う断面図。
【図3】グラフ図。
【図4】この発明の第2実施例の第2図に相当する断面
図。
【図5】この発明の第3実施例の第2図に相当する断面
図。
【図6】この発明の第4実施例の第2図に相当する断面
図。
【図7】この発明の第5実施例の第2図に相当する断面
図。
【図8】従来技術のドアの内側から見た斜視図。
【図9】同ドアインナパネルとドアアウタパネルの分解
斜視図。
【図10】図8のY−Y線に沿う断面図。
【図11】図8のZ−Z線に沿う断面図。
【図12】従来技術のグラフ図。
【符号の説明】
1…サイドドア 8…ドアインナパネル 9…ドアアウタパネル 10…内側壁 11…後側壁 12…傾斜壁 17…レインフォース 18…ブラケット(レインフォース) O…折れ部 P,Q,R…折れ用起点 BD…ビード(折れ用起点)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアアウタパネルとドアインナパネルと
    によって成形された車両用ドア構造において、ドアイン
    ナパネルの乗員に対面する部位の近傍に、車両衝突時に
    おいて乗員によって印加される荷重によりドアインナパ
    ネルの車室外側への座屈を促す易変形手段を設けたこと
    を特徴とする車両用ドア構造。
  2. 【請求項2】 ドアアウタパネルに接合されてサイドド
    アを形成するドアインナパネルの内側壁の後端からドア
    インナパネルの後側壁に渡って車両前方側へ傾いた傾斜
    壁を設け、この傾斜壁と上記後側壁との稜線部分を折れ
    部として設けたことを特徴とする車両用ドア構造。
  3. 【請求項3】 ドアアウタパネルに接合されてサイドド
    アを形成するドアインナパネルの裏面に車体前後方向に
    沿ってレインフォースを取り付け、このレインフォース
    の後端部をドアインナパネルの後側壁の裏面であって車
    幅方向の中途部に当接配置し、前記レインフォース後端
    部に対応するドアインナパネルの後側壁を折れ用起点と
    して構成したことを特徴とする車両用ドア構造。
  4. 【請求項4】 ドアアウタパネルに接合されてサイドド
    アを形成するドアインナパネルの裏面に車幅方向に沿っ
    てレインフォースを取り付け、このレインフォースの後
    端部を車室外側に曲折してドアインナパネルの後側壁の
    車室外側に取り付け、ドアインナパネルの後側壁に対向
    するレインフォースの後側壁に、車両側面衝突時におい
    て乗員によって印加される荷重により曲折し、ドアイン
    ナパネルの後側壁の座屈を促す折れ用起点を設定したこ
    とを特徴とする車両用ドア構造。
JP6128414A 1994-06-10 1994-06-10 車両用ドア構造 Pending JPH07329570A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6128414A JPH07329570A (ja) 1994-06-10 1994-06-10 車両用ドア構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6128414A JPH07329570A (ja) 1994-06-10 1994-06-10 車両用ドア構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07329570A true JPH07329570A (ja) 1995-12-19

Family

ID=14984181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6128414A Pending JPH07329570A (ja) 1994-06-10 1994-06-10 車両用ドア構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07329570A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008037163A (ja) * 2006-08-02 2008-02-21 Honda Motor Co Ltd 車両の後部ドア構造
JP2009269591A (ja) * 2008-04-08 2009-11-19 Honda Motor Co Ltd 車両用ドア構造体およびその製造方法
WO2017164079A1 (ja) * 2016-03-23 2017-09-28 新日鐵住金株式会社 ドアインナーパネル及びドアインナーパネル製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5168135U (ja) * 1974-11-25 1976-05-29
JPH0316514U (ja) * 1989-06-30 1991-02-19

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5168135U (ja) * 1974-11-25 1976-05-29
JPH0316514U (ja) * 1989-06-30 1991-02-19

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008037163A (ja) * 2006-08-02 2008-02-21 Honda Motor Co Ltd 車両の後部ドア構造
JP4664875B2 (ja) * 2006-08-02 2011-04-06 本田技研工業株式会社 車両の後部ドア構造
JP2009269591A (ja) * 2008-04-08 2009-11-19 Honda Motor Co Ltd 車両用ドア構造体およびその製造方法
WO2017164079A1 (ja) * 2016-03-23 2017-09-28 新日鐵住金株式会社 ドアインナーパネル及びドアインナーパネル製造方法
JP6206629B1 (ja) * 2016-03-23 2017-10-04 新日鐵住金株式会社 ドアインナーパネル及びドアインナーパネル製造方法
US10857858B2 (en) 2016-03-23 2020-12-08 Nippon Steel Corporation Door inner panel and method for manufacturing door inner panel

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1258417B1 (en) Front body structure for vehicle
JP5407372B2 (ja) 車両の側部車体構造
US5575500A (en) Occupant protecting structures of vehicle body upper portions
JP4251221B2 (ja) 車体前部構造
JP3876742B2 (ja) エネルギー吸収構造
US20090167056A1 (en) A-pillar force transfer structure
CN101857002B (zh) 汽车的车室侧壁结构
JP2578156B2 (ja) 自動車の車体構造
JP4457909B2 (ja) カウルルーバ
JPH07329570A (ja) 車両用ドア構造
JP3646583B2 (ja) フロントサイドメンバ構造
JP2023179132A (ja) ドアインパクトビーム
US5722715A (en) Energy absorbing automotive vehicle body structure
JP4075814B2 (ja) 車体のカウル構造
JPH09123940A (ja) 自動車の車体上部構造
JP2000053017A (ja) 自動車のエネルギー吸収構造
JP3432992B2 (ja) 自動車用車体構造
JP4089723B2 (ja) 車両用フードエアバッグ装置
JP2000043661A (ja) 乗員の脚部保護構造
JP3518202B2 (ja) 自動車用ドアパネル構造
JP4263608B2 (ja) ブランク、車体部品、及び前記車体部品の製造方法
JP2002347558A (ja) ドア補強部材
JPH05162594A (ja) 自動車のバンパ構造
JP5768668B2 (ja) 車両のサイドドア構造
US20210387677A1 (en) Front pillar upper structure