JPH06270681A - 自動車のドアの構造 - Google Patents

自動車のドアの構造

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JPH06270681A
JPH06270681A JP5086860A JP8686093A JPH06270681A JP H06270681 A JPH06270681 A JP H06270681A JP 5086860 A JP5086860 A JP 5086860A JP 8686093 A JP8686093 A JP 8686093A JP H06270681 A JPH06270681 A JP H06270681A
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JP
Japan
Prior art keywords
door
pad
outer panel
attached
waist
Prior art date
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Pending
Application number
JP5086860A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichiro Kawakami
康一郎 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPH06270681A publication Critical patent/JPH06270681A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/12Arrangements for admission or discharge of the working fluid, e.g. constructional features of the inlet or outlet

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 パッドの厚みを増やすと共に、異なる材質ま
たは硬さのパッドの使用を可能にし、荷重吸収を分担さ
せうる自動車のドアの構造を提供すること。 【構成】 ドアアウタパネル(12)と、ドアアウタパ
ネルと相まって空間(22)を画定するドアインナパネ
ル(14)と、ドアインナパネルの内側に取り付けられ
るドアトリム(16)とを含む自動車のドアの構造であ
る。第1の腰部用パッド(18)がドアトリム(16)
に取り付けられ、車室(27)内に配置されている。さ
らに、第2の腰部用パッド(20)がドアアウタパネル
(12)に取り付けられ、空間(22)内に配置されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のドアの構造に関
し、特に、ドアの側方からドアに加わる荷重を吸収する
パッドを備えるドアの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ドアのドアインナパネルに凹部を設け、
この凹部に嵌合したパッドを座席に向けて突出したドア
の構造が提案されている(実開平4-24851 号公報)。こ
れによれば、パッドによる室内スペースの減少を防ぎつ
つ、インナパネルの凹部の深さに相当する分だけパッド
の厚みを増やすことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】パッドはその変形によ
って荷重を吸収するものであり、パッドの厚みを増やす
ことは荷重吸収の上から必要であるが、より効率的な荷
重吸収のためには、パッドの厚みを増やすことに加え、
パッドの材質、硬さなどが異なるものを使用することが
好ましい。しかし、前記提案の構造のように、パッドの
全体が共通の材料で形成されているものでは、パッドの
厚み方向におけるある部分の材質または硬さを別の部分
のそれと異ならせることは、必ずしも容易ではない。
【0004】ドアの側方から加わる荷重をより効率的に
吸収するための別の方策は、ドアを構成する多くの部品
に荷重吸収を分担させることであるが、前記提案に係る
ものでは、ドアアウタパネルには何等の対策もなく、ド
アアウタパネルの変形を有効に利用していない。
【0005】本発明の目的は、パッドの厚みを増やすと
共に、異なる材質または硬さのパッドの使用を可能にす
る自動車のドアの構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ドアアウタパ
ネルと、該ドアアウタパネルと相まって空間を画定する
ドアインナパネルと、該ドアインナパネルの内側に取り
付けられるドアトリムとを含む自動車のドアの構造であ
って、前記ドアトリムに取り付けられ、車室内に配置さ
れる第1の腰部用パッドと、前記ドアアウタパネルに取
り付けられ、前記空間内に配置される第2の腰部用パッ
ドとを備える。
【0007】
【作用および効果】ドアの側方からドアに荷重が加わる
と、まずドアアウタパネルが変形し、この変形につれて
第2の腰部用パッドが変形する。その後、変形はドアイ
ンナパネル、ドアトリムおよび第1の腰部用パッドに及
ぶ。
【0008】第1の腰部用パッドと第2の腰部用パッド
との2つのパッドを備えているため、第1の腰部用パッ
ドの厚みを増やすことなく、パッドの全体の厚みを増や
し、これによって荷重吸収効果を高めることができる
が、車室内に位置するのは第1の腰部用パッドだけであ
るため、車室内のスペース減少を防ぐことができる。ま
た、一方のパッドの材質、硬さ、形状などを他方のパッ
ドの材質、硬さ、形状などとは関係なく独立的に選定で
きるため、適切なパッドを形成できる。
【0009】
【実施例】本発明に係る自動車のドアの構造10は、図
1に示すように、ドアアウタパネル12と、ドアインナ
パネル14と、ドアインナパネル14の内側に取り付け
られるドアトリム16とに加え、第1の腰部用パッド1
8と、第2の腰部用パッド20とを備える。
【0010】ドア自体の構造、すなわちドアアウタパネ
ル12、ドアインナパネル14およびドアトリム16の
構造、相互の関係、取付け構造などはそれ自体公知であ
るので、詳細な説明は省略してある。ドアインナパネル
14はドアアウタパネル12の横方向の内方に配置さ
れ、ドアアウタパネル12と相まって空間22を画定し
ている。ドアウインドゥガラス24が空間22内を昇降
する。
【0011】第1の腰部用パッド18は、ドアの側方か
らの荷重による乗員26への衝撃を緩和するため、乗員
26の腰に対応するドアトリム16の部位に取り付けら
れ、車室27内に配置されている。パッド18は発砲ウ
レタンで成形したもので、図示の実施例では、ドアトリ
ム16に設けたポケット形成部28の上縁部分に取り付
けられている。
【0012】第2の腰部用パッド20は、ドアの側方か
らの荷重による乗員26への衝撃を第1の腰部用パッド
18と共に緩和するため、第1の腰部用パッド18の横
方向の外方でドアアウタパネル12に取り付けられ、空
間22内の、ドアウインドゥガラス24の昇降の邪魔に
ならない場所に配置されている。パッド20は発砲ウレ
タンの外、熱可塑性樹脂などで成形することができる。
パッド20の材質がパッド18のそれと同じでも、硬さ
を変えたり、形状を選定したりすることにより、2つの
パッド18、20の特性を変えることができる。このよ
うに、2つのパッド18、20を独立的に設けることに
よって、第1のパッド18の厚みを小さく保つ一方でパ
ッドの全体の厚みを増やすことができ、さらに、適切な
パッドの製作が可能になる。その結果、第1の腰部用パ
ッド18の車室27への突出長さAを可及的に小さく保
つことができ、また、図示の実施例のように、ポケット
29がドアトリム16に設けられている場合には、ポケ
ットスペースBを確保できる。
【0013】図示の実施例では、第3のパッド30がド
アトリム16に取り付けられている。パッド30は、乗
員26の胸に対応して位置する。3つのパッド18、2
0、30を設ける場合、それぞれの厚みや材質、硬さ、
形状などを選定することにより、側方から加わる荷重の
乗員への入力時間をずらし、衝撃力の最大値を小さくす
ることができる。
【0014】図示の実施例では、鋼管製の補強材32が
ブラケット34とマスチックシーラ36とによってドア
アウタパネル12の内側面に取り付けられ、カバー38
が補強材32を覆っている。一方、図2および図3に示
す実施例では、第2の腰部用パッド20は直方体形状で
あり、樹脂製のホルダ40と一体となっている。ホルダ
40は、パッド20の前方端部および後方端部をそれぞ
れ懸架する枠部42と、枠部42を連結する頂部43
と、頂部43から伸びている2つの取付け部44とを有
する。取付け部44をクリップ46によって、カバー3
8に溶接されたプレート45に取り付け、さらに、枠部
42を両面テープ48によってドアアウタパネル12に
貼り付け、パッド20はドアアウタパネル12に取り付
けられている。
【0015】図4および図5に示す実施例では、補強材
32を覆うカバー50の下方の端部51を伸ばして掛止
部としてある。一方、パッド20は直方体形状であり、
樹脂製のホルダ54に上方から差し込まれている。ホル
ダ54は、上下に間隔をおいて前後方向へ伸びている2
つの内側支持片56と、これら内側支持片56の外方に
あって上下に間隔をおいて前後方向へ伸びている2つの
外側支持片57、58と、これら支持片を結合する2つ
の側部片59とからなり、取付け部60が上方の支持片
57から上方へ伸び、受け片61が下方の支持片58か
ら横方向へ伸びている。取付け部60に設けた突起62
をカバー50の掛止部51に引っ掛け、2つの支持片5
7、58を両面テープ64によってドアアウタパネル1
2に貼り付け、パッド20はドアアウタパネル12に取
り付けられている。
【0016】図6ないし図8に示す実施例では、第1の
腰部用パッド18をドアトリム16に取り付けて車室内
に配置し、第2の腰部用パッド70をドアアウタパネル
12に取り付けて空間22内に配置してあるが、パッド
70の取付け位置が前記実施例とは異なる。
【0017】この実施例では、第2の腰部用パッド70
は、第1の腰部用パッド18と横方向で実質的に重なら
ないか、わずかな部分で重なる上下方向長さを有する。
パッド70は、ドアアウタパネル12とドアインナパネ
ル14との下方の接合部分の凹みに嵌まり込む突出部7
1を備える。この突出部71を凹みに嵌め、パッド70
の上方部分に被せた樹脂製のホルダ72を両面テープ7
4によってドアアウタパネル12に貼り付け、パッド7
0はドアアウタパネル12に取り付けられている。この
実施例によれば、側方から加わる荷重の乗員への入力点
を腰部および大腿部に分散することができる。
【0018】前記実施例において、第1のパッド18と
第2のパッド20、70との前後方向の長さを高々500m
m 程度に定め、これらパッドが乗員の横方向となるよう
にパッドを取り付ける。図1に示すように、自動車のド
アに側方の物体80から荷重が加わると、ドアアウタパ
ネル12と第2の腰部用パッド20とが変形し、その変
形によって荷重の一部を吸収する。パッド20がドアイ
ンナパネル14に達すると、ドアインナパネル14とド
アトリム16とが変形するようになり、さらに第1の腰
部用パッド18が変形し、荷重を吸収する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車のドアの構造の実施例の、
車体の横方向へ伸びる仮想面で切断した断面図である。
【図2】図1に示した第2の腰部用パッドの取付け状態
を示す車室内から見た斜視図である。
【図3】図2の3−3線に沿って切断した拡大断面図で
ある。
【図4】第2の腰部用パッドの別の実施例の取付け状態
を示す車室内から見た斜視図である。
【図5】図4の5−5線に沿って切断した拡大断面図で
ある。
【図6】本発明に係る自動車のドアの構造の別の実施例
の、車体の横方向へ伸びる仮想面で切断した断面図であ
る。
【図7】図6に示した第2の腰部用パッドの取付け状態
を示す車室内から見た斜視図である。
【図8】図7の8−8線に沿って切断した拡大断面図で
ある。
【符号の説明】
10 ドアの構造 12 ドアアウタパネル 14 ドアインナパネル 16 ドアトリム 18 第1の腰部用パッド 20、70 第2の腰部用パッド 22 空間 27 車室

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアアウタパネルと、該ドアアウタパネ
    ルと相まって空間を画定するドアインナパネルと、該ド
    アインナパネルの内側に取り付けられるドアトリムとを
    含む自動車のドアの構造であって、前記ドアトリムに取
    り付けられ、車室内に配置される第1の腰部用パッド
    と、前記ドアアウタパネルに取り付けられ、前記空間内
    に配置される第2の腰部用パッドとを備える、自動車の
    ドアの構造。
JP5086860A 1993-03-23 1993-03-23 自動車のドアの構造 Pending JPH06270681A (ja)

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JP (1) JPH06270681A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5577794A (en) * 1994-12-12 1996-11-26 General Motors Corporation Push-out target vehicle side door
US5588692A (en) * 1995-10-11 1996-12-31 General Motors Corporation Push-out vehicle side door
JP2013136319A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Honda Motor Co Ltd 車両用ドア

Cited By (4)

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