JPH0450842Y2 - - Google Patents

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JPH0450842Y2
JPH0450842Y2 JP7210088U JP7210088U JPH0450842Y2 JP H0450842 Y2 JPH0450842 Y2 JP H0450842Y2 JP 7210088 U JP7210088 U JP 7210088U JP 7210088 U JP7210088 U JP 7210088U JP H0450842 Y2 JPH0450842 Y2 JP H0450842Y2
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JP
Japan
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seat back
back part
lower seat
pad
back portion
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JP7210088U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車用シート(座席)のシートバツ
ク(背凭部)、詳しくは、シートバツクが上下に
分割されその上部に位置する上部シートバツク部
が、下部に位置する下部シートバツクに対して前
後方向に回動自在に連結されている中折れシート
バツクに関する。
(従来の技術とその問題点) 第8図に示すように従来の一般的な中折れシー
トバツクA′はシートクツシヨンBに連結する下
部シートバツク部a′に対して上部シートバツク部
b′が前後方向に回動自在に連結されている。ま
た、上、下部シートバツク部a′,b′の前面側は一
枚の連結する表皮a1′で一体に連結されている。
従つて、第8図に示すように、上部シートバツク
部b′を前傾させると、上、下部シートバツク部
a′,b′間の左右両側面にイに示すような間隙が生
じ、シートバツクの外観が損なわれる不具合があ
つた。
そこで、第9図Aに示すように上、下部シート
バツク部a″,b″を夫々独立状に形成し上部シート
バツク部b″をその下部両側面を内側に切欠した形
状にし、一方、下部シートバツク部a″の上部左右
には隆起部a″−1,a″−1を設けて、前記上部シ
ートバツク部b″を、下部シートバツク部a″内を回
転中心に前後方向に傾動可能に下部シートバツク
部a″に連結することにより、前記第8図に示す中
折れシートバツクA′の不具合を除去することが
できる。即ち、下部シートバツクa″の上部左右に
設けた隆起部a″−1,a″−1によつて上部シート
バツク部b″の下部外側面側を隠蔽するためであ
る。
しかし乍ら、第9図Bに示すように、上部シー
トバツク部b″を後方に傾動させた際に、上部シー
トバツク部b″のシヤフト41を挿通する下部シー
トバツク部a″の隆起部a″−1,a″−1内側に設け
た長孔21が外部から視覚され、外観を損なう不
具合が生じる。これはこの長孔21から表皮1′
によつて被覆されている発泡体製パツド2が視覚
されるためである。
なお、以上の上部シートバツク部b″のシヤフト
41の両端には取付ブラケツト42が一体に固着
され、この取付ブラケツト42が直接又は可動ブ
ラケツト31を介して下部シートバツク部a″側に
回動可能に枢着されている。
そこで、本考案は、上部シートバツク部が下部
シートバツク部に対して前後に回動自在に連結さ
れているものにおいて、その連結部の外観を向上
することを目的とするものである。
(問題点を解決すべき手段) 以上の目的を達成するための本考案に係る中折
れシートバツクは、上部シートバツク部と下部シ
ートバツク部とを夫々独立状に形成すると共に、
下部シートバツク部の上部内側面に上部シートバ
ツク部を嵌合状に、且つ前後方向に回動自在に連
結し、前記下部シートバツク部の上部内側面に上
部シートバツク部と一体の可動材が挿通する長孔
を有する中折れシートバツクにおいて、前記下部
シートバツク部を構成する表皮には、前記下部シ
ートバツク部のパツドに設けた長孔を被覆すると
共に、該長孔内を可動する前記可動材によつて移
動する被覆片を設けて、前記長孔を閉塞してなる
ものである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図乃至第7図に
基づいて説明する。
第1図、第2図は下部シートバツク部aを構成
する表皮1を示し、この表皮1は身頃1aと、こ
の身頃1aの左右に一体に連結する額縁1b,1
b、この額縁1b,1bに連結する左、右まち1
c、身頃1aの上部に連結する上部まち1d、身
頃1aの下部に連結する下部まち1cとから構成
され、第3図に示すモールド加工した発泡体製パ
ツド2の全体を被覆する。また、この表皮1の上
部左右にはパツド2の隆起部2a,2aを被せる
キヤツプ状の被覆片10,10が縫着されてい
る。この被覆片10の一端縁は、パツド2の隆起
部2aに設けた長孔21の長さ方向の少なくとも
略半分を塞ぎ、且つ前記長孔21内を挿通する可
動材たるシヤフト41の長孔21内の移動に伴な
つて塞がれる部分が開閉口するように形成されて
いる。即ち、第7図に示すように、長孔21に対
して一端縁10aが傾斜状に被覆する。
また、この被覆片10,10におけるパツド2
のボルト挿通孔22に対応する位置には通孔10
b,10bが開孔されている。
一方、前記被覆片10の一端縁10a側と、パ
ツド2の隆起部2a,2a内側面側を被覆する表
皮1c′にはパツド2の長孔21と同一位置に、同
一形状の長孔12が開孔され、前記上部シートバ
ツク部bのシヤフト41が挿通できるように形成
されている。
第3図は前記表皮1が接着又は吊込部材(不図
示)によつて吊込まれる発泡体製パツド2を示
し、斯るパツド2はモールドで隆起部2a,2a
と共に、第4図に示すフレーム構造体3を被泡す
るように発泡成形され、その隆起部2a,2aの
両内側面側に前記長孔21,21がまた外側面側
にボルト挿通孔22,22が夫々開孔されてい
る。
第3図に示すフレーム構造体3はパイプ製のフ
レーム32と、このフレーム32の左右外側面に
一体に溶接したブラケツト33,33と、一方の
ブラケツト33に装着したロツク機構34とから
構成され、左右のブラケツト33,33上部内側
面には可動ブラケツト31,31が前後方向に回
動自在に枢着され、この前後上部シートバツク部
bのシヤフト41の両端に一体に固定した取付ブ
ラケツト42,42がボルトなどの締結部材3
5,35によつて一体に締結されることにより、
上部シートバツク部bは下部シートバツク部aに
連結される。従つて、上部シートバツク部bは下
部シートバツク部a内の可動ブラケツト31,3
1を回転中心に前後方向に回動する。そして、以
上のフレーム構造体3はシートクツシヨンにリク
ライニング装置36によつて傾動可能に連結され
る。
以上の上部シートバツク部bは、フレームをパ
ツドで被包して表皮で被覆して完成させたもので
あり、この上部シートバツク部bは以下の如くし
て下部シートバツク部aに連結する。
即ち、下部シートバツク部aを構成する表皮1
の身頃1aをパツド2の中央部に接着すると共
に、左右のキヤツプ状の被覆片10,10をパツ
ド2の隆起部2a,2aに被せ、この表皮1付の
パツド2でフレーム構造体3を被包する。次に、
上部シートバツク部bの取付ブラケツト42,4
2をパツド2の長孔21,21から挿入してフレ
ーム構造体3側の可動ブラケツト31,31に重
ね合わせ、被覆片10,10によつて被覆されて
いるパツド2の隆起部2a,2aに設けたボルト
挿通孔22,22から締結具35…を挿通して可
動ブラケツト31,31と取付ブラケツト42,
42とを一体に連結する。然る後、第5図に矢印
に示すように表皮1のまち部1c,1cを折返し
てパツド2の外側面と、前記被覆片10を被覆し
て端末をフレーム構造体3の背裏側に固着する
と、第6図に示す中折れシートバツクが組立られ
る。
そして、第6図に示す中折れシートバツクにお
ける下部シートバツク部aの上部左右であるパツ
ド2の隆起部2a,2aに相当する部分は、第7
図に示すように、被覆片10と表皮1c′とによつ
て被覆されている。
(効果) 本考案は叙上の如く、上、下部シートバツク部
が夫々独立状に形成され、その上部シートバツク
部の下部が上部シートバツク部の上部内側面に嵌
合状に連結されているため、、この連結箇所がシ
ートバツクの側方向から隠蔽されるので外観が向
上することは勿論、上部シートバツク部を前後に
可撓する際、その可動材が挿通する長孔は上部シ
ートバツク部を構成する表皮によつて被覆されて
いるため、該長孔より上部シートバツク部内部が
視覚されない。そのため、シートバツクの外観品
質が一層向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に使用する下部シートバツク部
の表皮の斜視図、第2図は第1図における−
線断面図、第3図は下部シートバツク部のパツド
の斜視図、第4図は同フレーム構造体の斜視図、
第5図は上部シートバツク部の組付方法を示す斜
視図、第6図は本考案の中折れシートの斜視図、
第7図は下部シートバツク部の上部を示す部分切
欠斜視図、第8図は従来品の斜視図、第9図Aは
本考案の開発段階における中折れシートバツクの
斜視図、第9図Bは第9図Aのロの部分の拡大図
である。 図中、aは下部シートバツク部、bは上部シー
トバツク部、1は下部シートバツクの表皮、1
0,10は被覆片、2はパツド、21,21はパ
ツドの長孔を夫々示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部シートバツク部と下部シートバツク部とを
    夫々独立状に形成すると共に、下部シートバツク
    部の上部内側面に上部シートバツク部を嵌合状
    に、且つ前後方向に回動自在に連結し、前記下部
    シートバツク部の上部内側面に上部シートバツク
    部と一体の可動材が挿通する長孔を有する中折れ
    シートバツクにおいて、前記下部シートバツク部
    を構成する表皮には、前記下部シートバツク部の
    パツドに設けた長孔を被覆すると共に、該長孔内
    を可動する前記可動材の可動に伴なつて移動する
    被覆片を設けて、前記長孔を閉塞してなることを
    特徴とする中折れシートバツク。
JP7210088U 1988-05-31 1988-05-31 Expired JPH0450842Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7210088U JPH0450842Y2 (ja) 1988-05-31 1988-05-31

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JP7210088U JPH0450842Y2 (ja) 1988-05-31 1988-05-31

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Publication Number Publication Date
JPH01177944U JPH01177944U (ja) 1989-12-20
JPH0450842Y2 true JPH0450842Y2 (ja) 1992-12-01

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JP7210088U Expired JPH0450842Y2 (ja) 1988-05-31 1988-05-31

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