JPH06316700A - 漂白剤組成物及び漂白洗浄剤組成物 - Google Patents

漂白剤組成物及び漂白洗浄剤組成物

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JPH06316700A
JPH06316700A JP25433993A JP25433993A JPH06316700A JP H06316700 A JPH06316700 A JP H06316700A JP 25433993 A JP25433993 A JP 25433993A JP 25433993 A JP25433993 A JP 25433993A JP H06316700 A JPH06316700 A JP H06316700A
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浩之 山田
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Yoshiyuki Hanada
美幸 花田
Muneo Aoyanagi
宗郎 青柳
Satoru Suzuki
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 (a) 過炭酸ナトリウムを 0.1〜99重量%、特
定の有機過酸生成率を有する漂白活性化剤を 0.1〜95重
量%及び(c) 界面活性剤を10重量%未満の割合で含有す
る粉末又は粒状の漂白剤組成物、及び上記(a) 成分を
0.1〜60重量%、(b) 成分を0.1 〜50重量%及び(c) 成
分を10〜60重量%(但し、(c) 成分中の非イオン界面活
性剤の比率が全界面活性剤中50重量%以下である。)の
割合で含有する粉末又は粒状の漂白洗浄剤組成物。 【効果】 漂白性能に優れ、且つ色・柄物の繊維製品に
使用しても褪色を起こさない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粉末又は粒状の漂白剤組
成物及び漂白洗浄剤組成物に関する。更に詳しくは漂白
性能に優れ、また色柄物の褪色ムラ落ちを防ぐ粉末又は
粒状の漂白剤組成物及び漂白洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】塩素系
漂白剤は使用出来る繊維に制限があり、また、色、柄物
には使用できず、更に独自のにおいを有していることな
どから、これらの欠点のない酸素系漂白剤が最近著しく
普及し始めている。この酸素系漂白剤としては、漂白基
剤として過炭酸ナトリウム、過硼酸ナトリウムが漂白性
能及び安定性などの面から特に利用されている。
【0003】しかしながら、酸素系漂白剤は塩素系漂白
剤に比べ漂白力が弱く、各種漂白活性化剤が併用されて
いる。代表的な漂白活性化剤としては、テトラアセチル
エチレンジアミン、アセトキシベンゼンスルホン酸塩、
テトラアセチルグリコリルウリル、グルコースペンタア
セテートなどが使用されている。
【0004】特開昭59−22999 号公報には、過酸素漂白
化合物および一般式
【0005】
【化7】
【0006】(式中、R は炭素数約5〜約18のアルキル
基であり、しかもカルボニル炭素からのびかつカルボニ
ル炭素を含有する最長線状アルキル鎖が約6〜約10の炭
素数を有し、そしてL はリービング基であり、その共役
酸は約6〜約13の範囲内のpKa を有する〕を有する漂白
剤活性剤からなり、過酸素漂白化合物によって生成され
る過酸化水素対漂白剤活性化剤のモル比が約 1.5よりも
大きいことを特徴とする漂白組成物が開示されている。
同公報にはこの漂白組成物は、布類の極めて有効かつ能
率の良い表面漂白を与え、それによってしみおよび(ま
たは)汚れは布類から除去されると記載されている。
【0007】しかしながら、上述の組成物は漂白性能に
は優れているが、組成物の形態が粉末又は粒状の場合、
この組成物が溶解するまでに色柄物等の衣類に直接接触
した状態で漂白処理された場合、すなわち、漂白活性化
剤の濃度が局部的に高濃度となった場合には、色柄物の
衣料が部分的に漂白され、色柄の部分がまだらになった
りするということが見出されている。
【0008】そこで、本発明が解決しようとする課題
は、漂白性能に優れかつ、色、柄物の繊維製品が有する
色の褪色を抑制しうる粉末又は粒状の漂白剤組成物又は
漂白洗浄剤組成物を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため鋭意研究した結果、水溶液中で過酸化水
素を発生する過酸化水素放出体として過炭酸ナトリウム
及び漂白活性化剤濃度と有機過酸生成率が特定の関係を
示す漂白活性化剤とを配合することによって得られる粉
末又は粒状の漂白剤組成物又は漂白洗浄剤組成物が上記
課題を解決しうることを見出し、本発明を完成するに至
った。
【0010】すなわち本発明は、下記の (a)成分〜(c)
成分を含有する粉末又は粒状の漂白剤組成物を提供する
ものである。 (a) 成分:過炭酸ナトリウム 0.1〜99重量% (b) 成分:下記の条件(ii)及び(iii) を満足する漂白活
性化剤 0.1〜95重量% 〔条件(i)〕水温25℃、内径120 mmの1リットルビーカ
ーを用いた水1リットルの反応系において、0.003 重量
%濃度の(b) 成分と、該(b) 成分に対して重量比で3倍
量の過炭酸ナトリウムを、直径10mm、長径30mmの円柱形
マグネチックスターラーピースで回転数100rpmの攪拌
下、20分間反応させた後の有機過酸生成率〔(ヨウ素滴
定法にて測定した有機過酸のモル濃度)×100 /(最初
添加した(b)成分のモル濃度)〕が20%以上であるこ
と。 〔条件(ii)〕水温25℃、内径120 mmの1リットルビーカ
ーを用いた水1リットルの反応系において、0.03重量%
濃度の(b) 成分と、該(b) 成分に対して重量比で3倍量
の過炭酸ナトリウムを、直径10mm、長径30mmの円柱形マ
グネチックスターラーピースで回転数100rpmの攪拌下、
20分間反応させた後の有機過酸生成率〔(ヨウ素滴定法
にて測定した有機過酸のモル濃度)×100 /(最初添加
した(b) 成分のモル濃度)〕が40%以下であること。 (c) 成分:界面活性剤 10重量%未満。
【0011】更に本発明は、下記の (a)成分〜(c) 成分
を含有する粉末又は粒状の漂白洗浄剤組成物を提供する
ものである。 (a) 成分:過炭酸ナトリウム 0.1〜60重量% (b) 成分:上記の条件(i) 及び(ii)を満足する漂白活性
化剤 0.1〜50重量% (c) 成分:界面活性剤 10〜60重量%(但し、(c) 成
分中の非イオン界面活性剤の比率が全界面活性剤中50重
量%以下である。)。
【0012】以下、本発明について詳細に説明する。
【0013】〔I〕漂白剤組成物 <(a) 成分>本発明において、成分(a) は、水溶液中で
過酸化水素を放出する過酸化物として一般的に知られて
いる過炭酸ナトリウムである。
【0014】一般的に過酸化水素は漂白活性化剤と反応
して有機過酸を生成する。過酸化水素放出体としては、
過炭酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム・過酸化
水素付加物、ピロリン酸ナトリウム・過酸化水素付加
物、尿素・過酸化水素付加物、又は4Na2SO4・2H2O2
NaCl、過ホウ酸ナトリウム一水化物、過ホウ酸ナトリウ
ム四水化物、過酸化ナトリウム、過酸化カルシウム等が
知られているが、本発明の(a) 成分としては、過炭酸ナ
トリウムが(b) 成分と組み合わせる上で必要であり、例
えば過ホウ酸ナトリウムとの併用系では優れた漂白力を
得ることができない。
【0015】また、本発明の(a) 成分である過炭酸ナト
リウムは、特に下記条件(iii) を満足するものを使用す
ることが好ましい。 〔条件(iii)〕20℃のイオン交換水1000mlを内径120 mm
の円柱形ビーカーへ入れ、直径10mm、長さ30mmの円柱形
マグネチックスターラーピースにて100rpmにて攪拌しな
がら、平均粒子径が 200〜710 μm にあり、且つ 350μ
m ±150 μm の平均粒子径を有する粒子が80重量%以上
を占める過炭酸ソーダ1gを添加した後、溶液の電導度
を測定した際の過炭酸ナトリウムの添加直後から電導度
の最大値の80%になるまでに有した時間を溶解時間とす
る時、溶解時間が15〜100 秒であること。
【0016】従来、過炭酸ナトリウムは過ホウ酸ナトリ
ウムよりも冷水溶解性に優れているという利点が見出さ
れていたが、本発明においては(b) 成分の分散性との兼
ね合いから、比較的溶解速度が遅いものが好ましい。し
かしながら、前記条件(iii)における溶解速度が100 秒
を越えると優れた漂白力を得られない。
【0017】前記条件(iii) で規定するような溶解速度
を有する過炭酸ナトリウムは、例えばポリマーや無機塩
などで過炭酸ナトリウムを被覆したり、また小粒子径の
ものを造粒し密度を高めるなどの方法により容易に得る
ことができる。
【0018】(a) 成分は粒子径が 200〜710 μm のもの
が全体の過炭酸ナトリウム粒子中の70重量%以上、好ま
しくは90重量%以上の粒度のものを使用することが過炭
酸ナトリウムの安定性及び漂白力の向上の上で好まし
い。
【0019】本発明で使用される(a) 成分には、従来よ
り知られている安定化剤、溶解促進剤、場合によっては
キレート剤等を配合した(a) 成分の造粒物を用いること
も可能である。
【0020】<(b) 成分>本発明の粉末又は粒状の漂白
剤組成物には、前記条件(i) 及び(ii)を満足する漂白活
性化剤が使用される。
【0021】かかる条件を満足する漂白活性化剤の例と
しては、下記一般式(I)
【0022】
【化8】
【0023】〔式中、 R :最長の直線状炭素鎖における炭素数が11〜17である
総炭素数11〜23のアルキル基 L :脱離基 を示す。〕で示される化合物が挙げられ、更に好ましく
は下記一般式(I−1)で表される化合物が挙げられ
る。
【0024】
【化9】
【0025】〔式中、 R :前記の意味を示す。
【0026】X ,Y:同一又は異なって、 H、-SO3M 又は
-COOM (ここで、M は漂白活性化剤に水溶解性を与える
陽イオン又はH である) m :0〜5の数 を示す。〕ここで、M 基の例として、アルカリ金属塩
(リチウム、ナトリウム、カリウム塩等)、アンモニウ
ム塩又は有機アミン塩(モノ、ジ又はトリエタノールア
ミン、モルホリン、エチルアミン、ブチルアミン、ジエ
チレントリアミン、ポリエチレンイミン等)が挙げられ
る。
【0027】更に好ましくは、下記一般式(I−2)で
表される化合物が挙げられる。
【0028】
【化10】
【0029】〔式中、 R1:炭素数11〜15の直鎖アルキル基 M1:Na又はK を示す。〕ここで、一般式(I−1)又は(I−2)で
表される化合物の例を挙げれば次の通りである。
【0030】
【化11】
【0031】ここに挙げた化合物群(I)及び(I−
1)〜(I−7)は、前記条件(i) 及び(ii)を満足す
る。
【0032】一般に漂白剤の分野で用いられる過炭酸ナ
トリウム中の有効酸素濃度は、12〜13重量%であり、条
件(i) 及び(ii)においても有効酸素濃度が12〜13重量%
のものを使用する。なお過炭酸ナトリウム中の有効酸素
濃度は以下の方法により測定する。条件(i) 及び(ii)に
おける有効酸素濃度とは、(a) 成分をイオン交換水に溶
解させたときに放出される過酸化水素に由来する酸素原
子濃度を重量%で表したものである。
【0033】・有効酸素濃度の測定法 500cc のトールビーカーにイオン交換水500 mlを入れ、
所望の過炭酸ナトリウムを添加し、10分間攪拌した後、
5分間静置した後、20mlホールピペットでサンプリング
し、200 mlの三角フラスコに入れる。そして20%硫酸水
溶液を20ml加える。その溶液を1/10N過マンガン酸カ
リウム水溶液で滴定し、薄紅色がついた時点を終点とす
る。この反応は以下のように表される。 2MnO4 - + 5H2O2 + 6H+ → 2Mn2 + + 5O2 + 8H2O 過マンガン酸カリウム滴定量と、過炭酸ナトリウムの添
加量より、過炭酸ナトリウム中の有効酸素濃度を求め
る。
【0034】上記条件において、漂白活性化剤がその0.
003 重量%水溶液の有機過酸生成率が20%以上である理
由としては、これ以下では通常の洗浄濃度において漂白
性能の点で十分ではないためである。
【0035】また、本発明の(b) 成分の、その0.03重量
%水溶液における有機過酸生成率が40%以下である理由
は、この値を越えるような(b) 成分は高濃度においても
有機過酸を生成するため、繊維への局所的な漂白が起こ
りやすく、不均一な漂白の原因になるためである。例え
ば、特開昭59−22999 号公報に開示されている線状ヘキ
サノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウムや線状オ
クタノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウムは、こ
れらの0.03重量%の水溶液の有機過酸生成率が40%を超
える値となり、色、柄物の繊維製品が有する色の褪色を
十分に抑制することができない。
【0036】前記条件(i) 及び(ii)を満足するために
は、アルキル基同志の親和性が高く、ジアシルペルオキ
シドを生成するものがよいと考えられ、そのためには特
に化合物群(I−3)〜(I−7)のような炭素数11〜
15で直鎖状のアルキル基を含む活性種を持つものが好ま
しく、効果的である。
【0037】<(c) 成分>本発明の漂白剤組成物の(c)
成分は界面活性剤であり、各種アニオン性界面活性剤、
ノニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界
面活性剤を配合することができる。
【0038】(1) 平均炭素数10〜18のアルキル基を有す
る直鎖又は分岐鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩。
【0039】(2) 平均炭素数10〜20の直鎖又は分岐鎖の
アルキル基又はアルケニル基を有し、1分子内に平均
0.5〜8モルのエチレンオキサイド或いはプロピレンオ
キサイド或いはブチレンオキサイド或いはエチレンオキ
サイド/プロピレンオキサイド= 0.1/9.9 〜9.9 /0.
1 の比で或いはエチレンオキサイド/ブチレンオキサイ
ド= 0.1/9.9 〜9.9 /0.1 の比で付加したアルキル又
はアルケニルエーテル硫酸塩。
【0040】(3) 平均炭素数10乃至20のアルキル又はア
ルケニル基を有するアルキル又はアルケニル硫酸塩。
【0041】(4) 平均10〜20の炭素原子を1分子中に有
するオレフィンスルホン酸塩。
【0042】(5) 平均10〜20の炭素原子を1分子中に有
するアルカンスルホン酸塩。
【0043】(6) 平均10〜24の炭素原子を1分子中に有
する飽和又は不飽和脂肪酸塩。
【0044】(7)平均炭素数10〜20のアルキル基又はア
ルケニル基を有し、1分子中に平均0.5〜8モルのエチ
レンオキサイド或いはプロピレンオキサイド或いはブチ
レンオキサイド或いはエチレンオキサイド/プロピレン
オキサイド=0.1/9.9〜9.9/0.1 の比で或いはエチレ
ンオキサイド/ブチレンオキサイド= 0.1/9.9 〜9.9
/0.1 の比で付加したアルキル又はアルケニルエーテル
カルボン酸塩。
【0045】(8) 下記一般式で表わされるα−スルホ脂
肪酸塩又はエステル。
【0046】
【化12】
【0047】〔式中、 Y :炭素数1〜3のアルキル基又は対イオンを示す。 Z :対イオンを示す。 R10:炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニル基を表
す。〕 ここで陰イオン性界面活性剤の対イオンとしてはナトリ
ウム、カリウム等のアルカリ金属イオンを挙げることが
できる。
【0048】(9) 平均炭素数10〜20のアルキル基又はア
ルケニル基を有し、1〜30モルのエチレンオキサイドを
付加したポリオキシエチレンアルキル又はアルケニルエ
ーテル。
【0049】(10)平均炭素数6〜12のアルキル基を有
し、1〜25モルのエチレンオキサイドを付加したポリオ
キシエチレンアルキルフェニルエーテル。
【0050】(11)平均炭素数10〜20のアルキル基又はア
ルケニル基を有し、1〜20モルのプロピレンオキサイド
を付加したポリオキシプロピレンアルキル又はアルケニ
ルエーテル。
【0051】(12)平均炭素数10〜20のアルキル基又はア
ルケニル基を有し1〜20モルのブチレンオキサイドを付
加したポリオキシブチレンアルキル又はアルケニルエー
テル。
【0052】(13)平均炭素数10〜20のアルキル基又はア
ルケニル基を有し、総和で1〜30モルのエチレンオキサ
イドとプロピレンオキサイド或いはエチレンオキサイド
とブチレンオキサイドを付加した非イオン性活性剤(エ
チレンオキサイドとプロピレンオキサイド又はブチレン
オキサイドとの比は0.1/9.9 〜9.9/0.1 )。
【0053】(14)下記一般式で表わされる高級脂肪酸ア
ルカノールアミド又はそのアルキレンオキサイド付加
物。
【0054】
【化13】
【0055】〔式中、 R11:炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニル基を示
す。 R12:H 又はCH3 基を示す。 n :1〜3の数を示す。 m :0〜3の数を示す。〕 (15)平均炭素数10〜20の脂肪酸と蔗糖から成る蔗糖脂肪
酸エステル。
【0056】(16)平均炭素数10〜20の脂肪酸とグリセリ
ンから成る脂肪酸グリセリンモノエステル。
【0057】(17)下記一般式で表わされるアルキルアミ
ンオキサイド。
【0058】
【化14】
【0059】〔式中、 R13 :炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニル基を示
す。 R14,R15 :炭素数1〜3のアルキル基を示す。〕 (18)酸化エチレンを縮合して得られる「プルロニック」
の商品名の非イオン界面活性剤。
【0060】(19)下記一般式で表されるカチオン界面活
性剤。
【0061】
【化15】
【0062】〔式中、 R16,R17,R18,R19 :これらのうち少なくとも1つは炭素
数8〜24のアルキル又はアルケニル基を示し、他は炭素
数1〜5のアルキル基を示す。 X1:ハロゲンイオン又はメトサルフェートを示す。〕
【0063】
【化16】
【0064】〔式中、R16,R17,R18 及びX1:前記の意味
を示す。〕
【0065】
【化17】
【0066】〔式中、 R16,R17,X1:前記の意味を示す。 R20 :炭素数2〜3のアルキレン基を示す。 p :1〜20の数を示す。〕 (20)下記一般式で表されるスルホベタイン又はカルボベ
タイン。
【0067】
【化18】
【0068】〔式中、 R21 :炭素数8〜22のアルキル基を示す。 R22,R23 :炭素数1〜3のアルキル基を示す。 R24 :ヒドロキシ基を含んでもよい炭素数1〜5のアル
キル基を示す。 D :−NHCO−基又は−CONH−基を示す。 E :炭素数1〜5のアルキレン基を示す。 a,b :0又は1であり、a =0のときb =0であり、a
=1のときb =1である。 Y- :-SO3 - 又は-COO- を示す。〕 上記(20)の式において、R21 は炭素数8〜22のアルキル
基であり、特に炭素数12〜18のアルキル基が好ましい。
R22,R23 は炭素数1〜3のアルキル基であり、特にメチ
ル基が好ましい。R24 はスルホベタインの場合、プロピ
レン基又はヒドロキシプロピレン基が好ましく、カルボ
ベタインの場合、炭素数1〜5のアルキレン基が好まし
い。また、カルボベタインの場合、D 基が−NHCO−基、
E 基がプロピレン基(a =b =1)の化合物が特に好ま
しい。
【0069】<漂白剤組成物>本発明の粉末又は粒状の
漂白剤組成物において、(a) 成分は組成物中 0.1〜99重
量%、好ましくは10〜95重量%、更に好ましくは30〜90
重量%配合される。また、(b) 成分は、組成物中 0.1〜
95重量%、好ましくは0.3 〜70重量%、更に好ましくは
0.5 〜50重量%配合される。
【0070】本発明の漂白剤組成物において、(a) 成分
によって生成する(過酸化水素)/((b) 成分)のモル
比は2.5 〜50が好ましく、更に好ましくは2.5 〜20であ
る。漂白性能及び経済的観点より、該モル比は上記の範
囲に入ることが好ましい。
【0071】また本発明の漂白剤組成物において、(c)
成分は組成物中10重量%未満配合される。
【0072】本発明の漂白剤組成物には、(a) 成分、
(b) 成分及び(c) 成分以外に漂白剤組成物、漂白洗浄剤
組成物或いは洗剤組成物に通常添加される例えば下記の
ような成分を添加することができる。
【0073】〔1〕二価金属イオン捕捉剤 下記の各種アルカリ金属塩、アルカノールアミン塩の一
種又は二種以上のビルダー成分を1〜50重量%含有する
こともできる。
【0074】(1) オルソリン酸塩、ピロリン酸塩、トリ
ポリリン酸、メタリン酸塩、ヘキサメタリン酸塩、フィ
チン酸塩等のリン酸塩。
【0075】(2) エタン−1・1−ジホスホン酸、エタ
ン−1・1・2−トリホスホン酸、エタン−1−ヒドロ
キシ−1・1−ジホスホン酸およびその誘導体、エタン
ヒドロキシ−1・1・2−トリホスホン酸、エタン−1
・2−ジカルボキシ−1・2−ジホスホン酸、メタンヒ
ドロキシホスホン酸等のホスホン酸の塩。
【0076】(3) 2−ホスホノブタン−1・2−ジカル
ボン酸、1−ホスホノブタン−2・3・4−トリカルボ
ン酸、α−メチルホスホノコハク酸等のホスホノカルボ
ン酸の塩。
【0077】(4) アスパラギン酸、グルタミン酸、グリ
シン等のアミノ酸の塩。
【0078】(5) ニトリロ三酢酸塩、イミノ二酢酸塩、
エチレンジアミン四酢酸塩、ジエチレントリアミン五酢
酸塩、グリコールエーテルジアミン四酢酸塩、ヒドロキ
シエチルイミノ二酢酸塩、トリエチレンテトラミン六酢
酸塩、ジエンコル酸塩等のアミノポリ酢酸塩。
【0079】(6) ポリアクリル酸、ポリフマル酸、ポリ
マレイン酸、ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸、ポリア
セタールカルボン酸又はこれらの塩などの高分子電解
質。
【0080】(7) ジグリコール酸、オキシジコハク酸、
カルボキシメチルオキシコハク酸、クエン酸、乳酸、酒
石酸、シュウ酸、リンゴ酸、オキシジコハク酸、グルコ
ン酸、カルボキシメチルコハク酸、カルボキシメチル酒
石酸などの有機酸塩。塩としてはアルカリ金属塩が好適
である。
【0081】(8) ゼオライトAに代表されるアルミノケ
イ酸塩。
【0082】上記の界面活性剤及び/又はビルダーは総
量で組成物中に1〜60重量%配合されるのが好ましい。
【0083】〔2〕アルカリ剤あるいは無機電解質を1
〜50重量% ケイ酸塩、炭酸塩、硫酸塩。塩としてはアルカリ金属が
好適である。
【0084】〔3〕再汚染防止剤を1〜10重量% ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、ポリ
ビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロース。
【0085】〔4〕酵 素を1〜10重量% プロテアーゼ、リパーゼ、アミラーゼ、セルラーゼ。
【0086】〔5〕蛍光染料を1〜10重量% 4,4'−ビス−(2−スルホスチリル)−ビフェニル塩、
4,4'−ビス−(4−クロロ−3−スルホスチリル)−ビ
フェニル塩、2−(スチルフェニル)ナフトチアゾール
誘導体、4,4'−ビス(トリアゾール−2−イル)スチル
ベン誘導体、ビス(トリアジニルアミノ)スチルベンジ
スルホン酸誘導体。
【0087】〔6〕過酸化物の安定化剤を 0.1〜10重量
% 硫酸マグネシウム、ケイ酸マグネシウム、塩化マグネシ
ウム、ケイフッ化マグネシウム、酸化マグネシウム、水
酸化マグネシウムの様なマグネシウム塩及びケイ酸ソー
ダの様なケイ酸塩類。
【0088】〔7〕香料、色素を 0.1〜5重量%。
【0089】次に本発明の漂白洗浄剤組成物について説
明する。
【0090】〔II〕漂白洗浄剤組成物 <(a) 成分>本発明の粉末又は粒状の漂白洗浄剤組成物
においても、(a) 成分として前記〔I〕の漂白剤組成物
の箇所に記載したものが使用される。この場合におい
て、従来より知られている安定化剤、溶解促進剤、場合
によってキレート剤等を配合した(a) 成分の造粒物を用
いることも可能である。
【0091】<(b) 成分及び(c) 成分>本発明の粉末又
は粒状の漂白洗浄剤組成物においても、(b) 成分及び
(c) として前記〔I〕の漂白剤組成物の箇所に記載した
ものが使用される。
【0092】本発明の漂白洗浄剤組成物に使用される
(c) 成分の界面活性剤の例としては下記のものが考えら
れるが、これらに限定されるものではない。
【0093】アニオン性界面活性剤としては、例えばア
ルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルまたはアルケニ
ルエーテル硫酸塩、アルキルまたはアルケニル硫酸塩、
α−オレフィンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、
飽和または不飽和脂肪酸塩、アルキルまたはアルケニル
エーテルカルボン酸塩、アミノ酸型界面活性剤、N−ア
シルアミノ酸型界面活性剤、アルキルまたはアルケニル
燐酸エステルまたはその塩等が挙げられる。本発明に用
いるのに好適なアニオン性界面活性剤としては、炭素数
10〜18のアルキルベンゼンスルホン酸塩、または炭素数
10〜18のアルキル硫酸塩である。また対イオンとしては
ナトリウム、カリウム、アンモニウム塩が好ましく、特
に好ましくはカリウム又はナトリウム塩である。非イオ
ン性界面活性剤としては、例えば総炭素数10〜18のポリ
オキシアルキレンアルキルまたはアルケニルエーテル、
ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、高級脂
肪酸アルカノールアミド、またはそのアルキレンオキサ
イド付加物、蔗糖脂肪酸エステル、アルキルグルコシ
ド、脂肪酸グリセリンモノエステル、アルキルアミンオ
キサイド等が挙げられる。本発明では特に総炭素数12〜
16でエチレンオキサイド付加モル数が5〜15のポリオキ
シアルキレンアルキルまたはアルケニルエーテルが油汚
れに対して効果的であり、好ましい。
【0094】その他、ベタイン型両性界面活性剤、スル
ホン酸型両性界面活性剤、燐酸エステル系界面活性剤、
カチオン性界面活性剤などを配合してもよい。
【0095】<漂白洗浄剤組成物>本発明の漂白洗浄剤
組成物において、(a) 成分は組成物中0.1 〜60重量%、
好ましくは1〜40重量%配合される。(a) 成分の配合量
が0.1 重量%未満であると有機過酸を発生しにくくな
り、一方、60重量%を超えて配合しても漂白効果は変わ
らない上、配合の自由度が制限される。また、本発明の
漂白洗浄剤組成物において(b) 成分は組成物中0.1 〜50
重量%、0.5 〜30重量%配合される。
【0096】配合時の(a) 成分と(b) 成分の配合比は、
必須成分である過酸化水素放出体〔(a) 成分〕から発生
される過酸化水素と有機過酸前駆体〔(b) 成分〕のモル
比が(a)/(b) =3/1〜30/1であることが好まし
く、更に好ましくは5/1〜20/1である。かかるモル
比が3/1未満であると有機過酸前駆体の性能が十分に
発揮されず、また30/1を越えて配合しても効果的に飽
和するだけでなく配合の自由度を下げることにもなり好
ましくない。
【0097】本発明の漂白洗浄剤組成物中の界面活性剤
剤(c) の総量は、組成物中5〜60重量%、好ましくは、
5〜40重量%である。本発明の組成物には洗浄剤、浸透
剤としての界面活性剤が必須であり、組成物中に6重量
%以上配合しないと洗浄基剤としての働きができない。
【0098】なお、本発明に配合可能な非イオン性界面
活性剤を多量に配合する場合、上記の特徴を持った有機
過酸前駆体は非イオン溶液中に可溶化され、有機過酸前
駆体の反応部位がブロックされてしまうため、過酸化水
素と有機過酸前駆体が反応しにくくなり、漂白性能を著
しく低下させると考えられる。そこで全界面活性剤
〔(c) 成分〕中の非イオン界面活性剤の量は、50重量%
以下、好ましくは35重量%以下である。
【0099】本発明の漂白洗浄剤組成物の残分として
は、キレート剤、アルカリ剤、分散剤等が含まれる。例
えば、ケイ酸塩、炭酸塩、セスキ炭酸塩などのアルカリ
剤、芒硝などの増量剤、ゼオライト(アルミノケイ酸
塩)、オルトリン酸塩、ピロリン酸塩、トリポリリン酸
塩、ニトリロ三酢酸塩、エチレンジアミン四酢酸塩、ク
エン酸塩、イソクエン酸塩などの2価金属イオン捕捉剤
等が挙げられる。また、通常下記のような少量添加成分
が配合されている。例えば、ポリビニルアルコール、ポ
リビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロース、ポ
リアクリル酸塩などの再汚染防止剤、プロテアーゼ、エ
ステラーゼ、リパーゼ、セルラーゼなどの酵素、ケーキ
ング防止剤、過酸化物の安定化剤、酸化防止剤、蛍光染
料、青み付け剤、光活性化漂白剤、香料などであり、詳
しくは(I)漂白剤組成物の項に示したものが挙げられ
る。
【0100】
【発明の効果】本発明が提供する漂白剤組成物又は漂白
洗浄剤組成物は、優れた漂白効果を示すばかりでなく、
高濃度で用いられた場合でも色・柄物の繊維製品の色の
褪色を起こさない。
【0101】
【実施例】以下実施例にて本発明を説明するが、本発明
はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0102】合成例<化合物(I−3)〜(I−5)及
び比較化合物の合成> (1) 化合物(I−3)の合成 予め脱水を行ったp−フェノールスルホン酸ナトリウム
100g(0.46mol) をジメチルホルムアミド(DMF)300g
中に分散させ、メカニカルスターラーで攪拌しながらラ
ウリン酸クロライドを50℃、30分かけて滴下し、滴下終
了後3時間反応を行う、DMFを減圧下(0.5〜1mmh
g)、100 ℃で留去し、アセトン洗浄後、水/アセトン
(=1/1mol)溶媒中にて再結晶を行う。収率85%。 (2) 化合物(I−4)の合成 上記化合物(I−3)の合成において、ラウリン酸クロ
ライドに代えてアルキルにミリスチン酸クロライドを使
用する。収率75%。 (3) 化合物(I−5)の合成 上記(I−3)の合成において、p−フェノールスルホ
ン酸ナトリウムに代えてp−フェノールカルボン酸ナト
リウムの脱水物を使用する。収率65%。 (4) ヘキサノイルオキシベンゼンスルホン酸ソーダの合
成方法 上記(I−3)の合成において、ラウリン酸クロライド
に代えてアルキル原にヘキサン酸クロライドを使用した
以外は同様にしてヘキサノイルオキシベンゼンスルホン
酸ソーダを得た。収率87%。 (5) オクタノイルオキシベンゼンスルホン酸ソーダの合
成方法 上記(I−3)の合成において、ラウリン酸クロライド
に代えてアルキル原にオクタン酸クロライドを使用した
以外は同様にしてオクタノイルオキシベンゼンスルホン
酸ソーダを得た。収率87%。
【0103】試験例<漂白活性化剤の有機過酸生成率の
測定> 予め漂白活性化剤をイオン交換水に熱時溶解させ、全量
を100 mlとする。この時加える漂白活性化剤の量は0.03
g(ア)又は0.3 g(イ)の二種類である。これら漂白
活性化剤液(ア)又は(イ)と過炭酸ナトリウム0.09g
(I) 又は0.9 g(II)を溶解させた溶液 100ml(25℃)
を、内径120 mmの円柱形1リットルビーカー中に 800ml
のイオン交換水(25℃)を満たした中に、過炭酸ナトリ
ウム水溶液(I) には漂白活性化剤水溶液(ア)を、過炭
酸ナトリウム水溶液(II)には漂白活性化剤水溶液(イ)
を対応するように加え、25℃に保ち、直径10mm、長さ30
mmの円柱形マグネチックスターラーピースにて100rpmで
20分間攪拌する。そして0.3%カタラーゼ水溶液を10ml
加え、更に2分間攪拌し、有機過酸濃度をヨウ素滴定法
にて測定した。その結果を表1に示す。
【0104】
【表1】
【0105】実施例1 着用を繰り返して黄変した肌着(木綿製)から8cm×32
cmの見本10枚を調製した。次いで見本を半分に切断し
て、半割れ見本10組を製造した。
【0106】市販重質洗剤(界面活性剤濃度40重量%)
を0.0833重量%、過炭酸ナトリウム(粒子径が 300〜71
0 μm のものが80重量%以上を占め、前記条件(iii) に
よる溶解速度が30秒のもの)を0.0083重量%、線状ヘキ
サノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウムを0.0042
重量%、ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸ナトリウム
(PHAS)を0.0042重量%となるようにイオン交換水に添
加した(比較品)。この洗剤溶液で上記の半割れ見本の
一方を用いて、ターゴトメータで100rpmで20℃、10分洗
浄した後、水洗い乾燥した。
【0107】次に同じ市販重質洗剤を0.0833重量%、過
炭酸ナトリウム0.0083重量%、及び表1に示した漂白活
性化剤(I−3)を0.0042重量%となるように添加し
(本発明品)、半割れ見本の残りの一方を用いて同様に
洗浄した。
【0108】洗浄した見本を、白色の台紙上で一対ずつ
左右を見比べながら10対を見本の洗浄の程度を肉眼で判
定(判定者3人)する。判定は以下の基準で行なった。 ・採点基準 比較品で洗浄した汚れ落ちの程度に対して本発明品で洗
浄した汚れ落ちの程度が、 明らかにまさる場合 … +2 ややまさる場合 … +1 ほとんど差がない場合 … 0 やや劣る場合 … −1 明らかに劣る場合 … −2 として採点する。3名の採点結果を集計し、シェッフェ
(Scheffe) の一対比較法(JIS K 3371に準ずる方法)
で、有意差検査を行った。結果を表2、表3に示す。
【0109】
【表2】
【0110】
【表3】
【0111】表中の結果より、本発明品のほうが比較品
に比べて漂白洗浄力が優れている(有意水準5%)こと
がわかる。また、上記と同様の方法で漂白活性化剤(I
−3)の代わりに漂白活性化剤(I−4)、(I−5)
を用いて線状ヘキサノイルオキシベンゼンスルホン酸ナ
トリウムと比較実験を行なった。(I−4)については
結果を表4,5に、(I−5)については結果を表6,
7に示す。
【0112】
【表4】
【0113】
【表5】
【0114】
【表6】
【0115】
【表7】
【0116】表中の結果より、比較品に比べて本発明品
の方が有意差が有り漂白洗浄力が優れていることがわか
る。
【0117】実施例2 以下に示す脱色試験を実施した。シャーレにナフトール
染料 (下漬け剤:Naphthol AS, 顕色剤: Fast Red GB
ase) で染めた木綿布(10cm×10cm)を用意する。その
布に表8に示す粉末漂白剤組成物 0.1gを置き、さらに
20℃の水道水5mlを粉末の上から加える。30分後に布を
洗浄して、乾燥後、脱色の程度に次の4段階評価で評価
した。その結果を表8に示す。 全く脱色していない … ◎ 少しうすくなっているが、全く気にならない … ○ 部分的に脱色している … △ 脱色が布全体に広がっている … ×
【0118】
【表8】
【0119】実施例3 表9に示す組成の漂白洗浄剤組成物を調製し、それぞれ
の脱色試験及び黄変肌着に対する性能確認を行った。 脱色試験 以下に示す方法で脱色試験を行った。ガラスシャーレー
にナフトール染料(下漬け剤;Naphthol AS 、顕色剤 F
astRed G Base) で染めた木綿布(10cm×10cm)を用意
し、その布に表5に示した漂白洗剤組成物 0.2gを置
き、更に20℃の水道水5mlを粉末の上から加える、30分
後に布を洗浄して、乾燥後、脱色の程度を次の4段階で
評価した。その結果を表9に示す。 まったく脱色していない …◎ 少しだけ薄くなっているが気にならない …○ 部分的に脱色している …△ 布が全体的に脱色している …× なお、過炭酸ナトリウムはメタホウ酸ナトリウム四水塩
(2.5 %)で被覆した洗剤中で安定なものを使用した。
【0120】
【表9】
【0121】黄変肌着に対する性能 着用を繰り返して黄変した肌着(木綿製)を、8cm×8
cmの見本10枚に調製した。ついで見本を半分に裁断し
て、半割れ見本10組を作成した。表11に示す漂白洗浄剤
組成物の本発明品 No.1を0.0833重量%濃度となるよう
に水に添加し、上記の半割れ見本の片割れを用いて、タ
ーゴトメーターで100rpmで25℃、15分間洗浄した後、水
洗い、乾燥した。洗浄した見本を、白色の台紙上で一対
ずつ左右を見比べながら10対を見本の洗浄の程度を肉眼
で判定(判定者3人)する。判定は以下の基準で行なっ
た。 ・採点基準 比較品で洗浄した汚れ落ちの程度に対して本発明品で洗
浄した汚れ落ちの程度が、 明らかに劣る …−2 やや劣る …−1 ほとんど差がない … 0 やや勝る … 1 明らかに勝る … 2 として採点する。3名の採点結果を集計し、シェッフェ
(Scheffe) の一対比較法で、有意差検査を行った(JIS K
3371評価方法の参考例参照)。結果を表10、表11に示
す。
【0122】
【表10】
【0123】
【表11】
【0124】分散分析表よりf検定を行った結果、本発
明品のほうが比較品に比べて漂白洗浄力が優れている
(有意水準5%)ことがわかる。また、上記と同様の方
法で、本発明品(2)、(3)を用いても、比較品に比
較して、本発明品の方が有意差あり、漂白洗浄力が優れ
ていることが確認された。
【0125】実施例4 <カレー汚染布の作成>水1リットルにハウス食品工業
(株) 製のカレールー 200gを入れ、25分間煮沸する。
その後よく攪拌し、全量を1リットルにする。温度を45
℃に保ち、バットに入れ、10×55cmの糊抜き布を裏表10
秒ずつ浸漬し、ローラーを通し、自然乾燥してカレー汚
染布を得る。
【0126】<カレー汚染布の洗浄・漂白>上記で得ら
れたカレー汚染布を表12に示す組成の漂白洗剤組成物で
洗浄する。この時のカレー汚染布の洗浄条件は、以下の
通りである。 温度;20℃ 浴比;1/60 洗剤濃度:0.08333 %(水道水使用) ターゴトメータ 10分 <洗浄漂白率の測定>原布及び洗浄前後の 460nmにおけ
る反射率を自記色彩計(島津製作所 (株) 製)にて測定
し、次式により洗浄漂白率を求め漂白性能の評価を行っ
た。
【0127】
【数1】
【0128】上記式より洗浄漂白率を求め、有機過酸前
駆体を配合していない基準配合品と比較して洗浄力の評
価とした。その比較基準は以下の通りである。 ◎…基準配合品よりも5%を越えて漂白率が優れている ○…基準配合品よりも3〜5%漂白率が優れている △…3%を越えないが基準配合品よりも漂白率が優れて
いる ×…基準配合品と同じ又は漂白率が劣っている なお、過炭酸ナトリウムは実施例3のものと同じものを
使用した。
【0129】
【表12】
【0130】注) * が付されているものは本発明品であり、No. 7 は基準
配合品である。 1) 吸油担体:トクシールAL−1(徳山曹達 (株) 製の
非晶質シリカ) 実施例5 表13に示す配合にて汚染布の洗浄評価実験を行なった。
なお表13の過酸化水素放出体は表14に示すものを用い
た。
【0131】汚染布の調製法 ビリルビン(メルク社製の試薬)0.03gを100cc のクロ
ロホルムに溶解し、これを8cm×8cmの木綿布に0.06cc
を均一になるように滴下し、乾燥後420 nmにて反射率を
測定し、下記に示した洗浄方法にて洗浄した。洗浄後、
反射率を測定し洗浄率を求めた。洗浄率は下記の式によ
って求めた。
【0132】
【数1】
【0133】洗浄方法 1リットルビーカーにイオン交換水500cc を入れ、表13
に示す漂白洗浄剤組成物を入れ、1分間100rpmで攪拌
後、汚染布を5枚入れ、30分間浸漬を行なった。なお、
漂白洗浄剤組成物の濃度は5g/5リットルとした。
【0134】
【表13】
【0135】注) 非イオン界面活性剤:ポリオキシエチレン(エチレンオ
キサイド平均付加モル数=7)アルキル(C12〜C14)エー
テル また過酸化水素放出体の溶解速度も同時に調べた。結果
を表14に併せて示した。
【0136】過酸化水素放出体の溶解速度の測定方法 過酸化水素放出体の溶解速度の測定は前記条件(iii) に
準じて行った。即ち、20℃のイオン交換水1000mlを内径
120 mmの円柱形ビーカーへ入れ、直径10mm、長さ30mmの
円柱形マグネチックスターラーピースで100rpmにて攪拌
する。そこへ、平均粒子径が表14に示す数値にあり、且
つ 350μm ±150 μm の平均粒子径を有する粒子が80重
量%以上を占めるよう予めサンプリングしておいた過酸
化水素放出体(表14参照)を1g添加した。その時の溶
液の電導度変化を、東亜電波工業株式会社製の電導度計
「CM-60S」と同社製の電導度セル「CG-511B 」を用いて
測定した。電導度が、過炭酸ナトリウムの添加直後から
最大値の80%になるまでに有した時間を溶解時間とし
た。
【0137】
【表14】
【0138】表14中、サンプルNo. βは実施例3に用い
た過炭酸ナトリウムである。表14の結果より、条件(ii
i) を満たす過炭酸ナトリウムを使用すれば、過ホウ酸
ナトリウムより溶解速度が遅いにもかかわらず優れた漂
白効果が得られることがわかる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 7:34 7:26) (72)発明者 青柳 宗郎 和歌山県和歌山市湊1−1 (72)発明者 鈴木 哲 栃木県宇都宮市戸祭3−4−15

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の (a)成分〜(c) 成分を含有する粉
    末又は粒状の漂白剤組成物。 (a) 成分:過炭酸ナトリウム 0.1〜99重量% (b) 成分:下記の条件(i) 及び(ii)を満足する漂白活性
    化剤 0.1〜95重量% 〔条件(i)〕水温25℃、内径120 mmの1リットルビーカ
    ーを用いた水1リットルの反応系において、0.003 重量
    %濃度の(b) 成分と、該(b) 成分に対して重量比で3倍
    量の過炭酸ナトリウムを、直径10mm、長径30mmの円柱形
    マグネチックスターラーピースで回転数100rpmの攪拌
    下、20分間反応させた後の有機過酸生成率〔(ヨウ素滴
    定法にて測定した有機過酸のモル濃度)×100 /(最初
    添加した(b)成分のモル濃度)〕が20%以上であるこ
    と。 〔条件(ii)〕水温25℃、内径120 mmの1リットルビーカ
    ーを用いた水1リットルの反応系において、0.03重量%
    濃度の(b) 成分と、該(b) 成分に対して重量比で3倍量
    の過炭酸ナトリウムを、直径10mm、長径30mmの円柱形マ
    グネチックスターラーピースで回転数100rpmの攪拌下、
    20分間反応させた後の有機過酸生成率〔(ヨウ素滴定法
    にて測定した有機過酸のモル濃度)×100 /(最初添加
    した(b) 成分のモル濃度)〕が40%以下であること。 (c) 成分:界面活性剤 10重量%未満
  2. 【請求項2】 (b) 成分が、下記一般式(I)で表され
    る化合物である請求項1記載の粉末又は粒状の漂白剤組
    成物。 【化1】 〔式中、 R :最長の直線状炭素鎖における炭素数が11〜17である
    総炭素数11〜23のアルキル基 L :脱離基 を示す。〕
  3. 【請求項3】 (b) 成分が、下記一般式(I−1)で表
    される化合物である請求項2記載の粉末又は粒状の漂白
    剤組成物。 【化2】 〔式中、 R :前記の意味を示す。 X ,Y:同一又は異なって、 H、-SO3M 又は-COOM (ここ
    で、M は漂白活性化剤に水溶解性を与える陽イオン又は
    H である) m :0〜5の数 を示す。〕
  4. 【請求項4】 (b) 成分が、下記一般式(I−2)で表
    される化合物である請求項3記載の粉末又は粒状の漂白
    剤組成物。 【化3】 〔式中、 R1:炭素数11〜15の直鎖アルキル基 M1:Na又はK を示す。〕
  5. 【請求項5】 (a) 成分が、下記条件(iii) を満足する
    過炭酸ナトリウムである請求項1〜4の何れか1項記載
    の漂白剤組成物。 〔条件(iii)〕20℃のイオン交換水1000mlを内径120 mm
    の円柱形ビーカーへ入れ、直径10mm、長さ30mmの円柱形
    マグネチックスターラーピースにて100rpmにて攪拌しな
    がら、平均粒子径が 200〜710 μm にあり、且つ 350μ
    m ±150 μm の平均粒子径を有する粒子が80重量%以上
    を占める過炭酸ソーダ1gを添加した後、溶液の電導度
    を測定した際の過炭酸ナトリウムの添加直後から電導度
    の最大値の80%になるまでに有した時間を溶解時間とす
    る時、溶解時間が15〜100 秒であること。
  6. 【請求項6】 下記の (a)成分〜(c) 成分を含有する粉
    末又は粒状の漂白洗浄剤組成物。 (a) 成分:過炭酸ナトリウム 0.1〜60重量% (b) 成分:下記の条件(ii)及び(iii) を満足する漂白活
    性化剤 0.1〜50重量% 〔条件(i)〕水温25℃、内径120 mmの1リットルビーカ
    ーを用いた水1リットルの反応系において、0.003 重量
    %濃度の(b) 成分と、該(b) 成分に対して重量比で3倍
    量の過炭酸ナトリウムを、直径10mm、長径30mmの円柱形
    マグネチックスターラーピースで回転数100rpmの攪拌
    下、20分間反応させた後の有機過酸生成率〔(ヨウ素滴
    定法にて測定した有機過酸のモル濃度)×100 /(最初
    添加した(b)成分のモル濃度)〕が20%以上であるこ
    と。 〔条件(ii)〕水温25℃、内径120 mmの1リットルビーカ
    ーを用いた水1リットルの反応系において、0.03重量%
    濃度の(b) 成分と、該(b) 成分に対して重量比で3倍量
    の過炭酸ナトリウムを、直径10mm、長径30mmの円柱形マ
    グネチックスターラーピースで回転数100rpmの攪拌下、
    20分間反応させた後の有機過酸生成率〔(ヨウ素滴定法
    にて測定した有機過酸のモル濃度)×100 /(最初添加
    した(b) 成分のモル濃度)〕が40%以下であること。 (c) 成分:界面活性剤 10〜60重量%(但し、(c) 成
    分中の非イオン界面活性剤の比率が全界面活性剤中50重
    量%以下である。)
  7. 【請求項7】 (b) 成分が、下記一般式(I)で表され
    る化合物である請求項6記載の粉末又は粒状の漂白洗浄
    剤組成物。 【化4】 〔式中、 R :最長の直線状炭素鎖における炭素数が11〜17である
    総炭素数11〜23のアルキル基 L :脱離基 を示す。〕
  8. 【請求項8】 (b) 成分が、下記一般式(I−1)で表
    される化合物である請求項7記載の粉末又は粒状の漂白
    洗浄剤組成物。 【化5】 〔式中、 R :前記の意味を示す。 X ,Y:同一又は異なって、 H、-SO3M 又は-COOM (ここ
    で、M は漂白活性化剤に水溶解性を与える陽イオン又は
    H である) m :0〜5の数 を示す。〕
  9. 【請求項9】 (b) 成分が、下記一般式(I−2)で表
    される化合物である請求項8記載の粉末又は粒状の漂白
    洗浄剤組成物。 【化6】 〔式中、 R1:炭素数11〜15の直鎖アルキル基 M1:Na又はK を示す。〕
  10. 【請求項10】 (a) 成分が、下記条件(iii) を満足す
    る過炭酸ナトリウムである請求項6〜9の何れか1項記
    載の漂白剤組成物。 〔条件(iii)〕20℃のイオン交換水1000mlを内径120 mm
    の円柱形ビーカーへ入れ、直径10mm、長さ30mmの円柱形
    マグネチックスターラーピースにて100rpmにて攪拌しな
    がら、平均粒子径が 200〜710 μm にあり、且つ 350μ
    m ±150 μm の平均粒子径を有する粒子が80重量%以上
    を占める過炭酸ソーダ1gを添加した後、溶液の電導度
    を測定した際の過炭酸ナトリウムの添加直後から電導度
    の最大値の80%になるまでに有した時間を溶解時間とす
    る時、溶解時間が15〜100 秒であること。
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